JP6610811B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
以下に、開示例を列挙する。
[開示例1]
複数のデバイスと通信することが可能な情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、
前記情報処理装置は、第1の通信規格に従って通信する第1無線通信インターフェースと、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従って通信する第2無線通信インターフェースと、記憶部と、プロセッサと、を備えており、
前記プロセッサを、
前記第1無線通信インターフェースを用いて通信することが可能なデバイスである第1通信デバイスを識別する第1通信デバイス識別情報を、前記第1無線通信インターフェースを介して受信する第1受信手段と、
前記第2無線通信インターフェースを用いて通信することが可能なデバイスである第2通信デバイスを識別する第2通信デバイス識別情報を、前記第2無線通信インターフェースを介して受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段が第1通信デバイス識別情報を受信した場合に、受信された前記第1通信デバイス識別情報によって識別される第1通信デバイスを示す第1画像を、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる第1表示制御手段と、
受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を、前記第1受信手段が受信していない場合にのみ、前記第2受信手段が受信した第2通信デバイス識別情報によって識別される前記第2通信デバイスを示す第2画像を前記表示部に表示させる第2表示制御手段と、
前記表示部に表示されている第1画像を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第1画像に対応する第1通信デバイスを、通信対象のデバイスとして前記記憶部に記憶させ、前記表示部に表示されている第2画像を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第2画像に対応する第2通信デバイスを、通信対象のデバイスとして前記記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
して機能させることが可能であることを特徴とする情報処理プログラム。
[開示例2]
前記第2表示制御手段は、前記第2受信手段が前記第2通信デバイス識別情報を受信した場合に、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスを示す第2画像の前記表示部への表示を行わないまま所定時間待機し、
前記第2表示制御手段は、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を、前記所定時間内に前記第1受信手段が受信しなかった場合にのみ、前記第2画像を前記表示部に表示させることを特徴とする開示例1に記載の情報処理プログラム。
[開示例3]
前記第1通信規格は、端末と端末が中継装置を介して通信する通信方法を定める規格であり、
前記第1無線通信インターフェースは、前記第1通信規格に則って通信するインターフェースであり、
前記第2通信規格は、一方の端末と、中継装置として機能している他方の端末と、直接通信する通信方法を定める規格であり、
前記第2無線通信インターフェースは、前記第2通信規格に則って通信するインターフェースであり、
前記第1無線通信インターフェースが接続している第1中継装置を識別する第1中継装置識別情報を取得する第1取得手段として、前記プロセッサをさらに機能させ、
前記第2受信手段は、第2中継装置として機能している前記第2通信デバイスから、前記第2中継装置を識別する第2中継装置識別情報を受信し、
前記第2表示制御手段は、前記第1中継装置識別情報と前記第2中継装置識別情報とが一致するか否かによって、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を前記第1受信手段が受信しているか否かを判断することを特徴とする開示例1または2に記載の情報処理プログラム。
[開示例4]
前記第1受信手段は、前記第1通信デバイスを識別する第1物理アドレス情報を前記第1通信デバイスから受信し、
前記第2受信手段は、前記第2通信デバイスを識別する第2物理アドレス情報を前記第2通信デバイスから受信し、
前記第2表示制御手段は、前記第1物理アドレス情報と前記第2物理アドレス情報とが一致するか否かによって、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を前記第1受信手段が受信しているか否かを判断することを特徴とする開示例1または2に記載の情報処理プログラム。
[開示例5]
前記第2受信手段が第2通信デバイス識別情報を受信した場合に、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスに、問合せ情報を、前記第2無線通信インターフェースを介して送信する問合せ手段と、
送信された前記問合せ情報に対して返信された、当該第2通信デバイスが前記第1の通信規格に従った通信を実行可能であることを示す実行可能情報を、前記第2無線通信インターフェースを介して受信する第3受信手段と、
して、前記プロセッサをさらに機能させ、
前記第2表示制御手段は、前記実行可能情報を、前記第3受信手段が受信しなかったことに応じて、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスを示す前記第2画像を前記表示部に表示させることを特徴とする開示例1〜4の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
[開示例6]
前記実行可能情報と、前記第2通信デバイスが前記第1の通信規格に従った通信を実行できない状態であることを示す状態情報とを、前記第3受信手段が受信した場合に、前記第1の通信規格に従った通信を実行することが可能な状態になることを指示する指示情報を、前記第2無線通信インターフェースを介して、当該第2通信デバイスへ送信する指示手段と、して前記プロセッサをさらに機能させ、
前記第2表示制御手段は、前記指示手段が前記指示情報を送信した後に、当該指示情報の送信先である第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を、前記第1受信手段が受信しなかった場合にのみ、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスを示す前記第2画像を前記表示部に表示させることを特徴とする開示例5に記載の情報処理プログラム。
[開示例7]
前記第2表示制御手段は、前記第2受信手段が前記第2通信デバイス識別情報を受信したことに応じて、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスを示す第2画像を前記表示部に表示させ、
前記第2表示制御手段は、受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を、前記第1受信手段が受信したことに応じて、前記第2画像の表示を終了する
ことを特徴とする開示例1に記載の情報処理プログラム。
[開示例8]
前記第1無線通信インターフェースは、前記第1通信規格に則ってデバイスと通信するインターフェースであり、
前記第1表示制御手段は、前記第1通信規格に則って前記第1通信デバイスと通信を行う場合に前記第1通信デバイスを識別するために用いられる情報を含んだ前記第1画像を、前記表示部に表示させ、
前記第2無線通信インターフェースは、前記第2通信規格に則ってデバイスと通信するインターフェースであり、
前記第2表示制御手段は、前記第2通信規格に則って前記第2通信デバイスと通信を行う場合に前記第2通信デバイスを識別するために用いられる情報を含んだ前記第2画像を、前記表示部に表示させることを特徴とする開示例1〜7の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
[開示例9]
前記第2無線通信インターフェースは、前記第1無線通信インターフェースよりも優先度が低く設定されていることを特徴とする開示例1〜8の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
[開示例10]
複数のデバイスと通信することが可能な情報処理装置であって、
第1の通信規格に従って通信する第1無線通信インターフェースと、
前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従って通信する第2無線通信インターフェースと、
記憶部と、
前記第1無線通信インターフェースを用いて通信することが可能なデバイスである第1通信デバイスを識別する第1通信デバイス識別情報を、前記第1無線通信インターフェースを介して受信する第1受信手段と、
前記第2無線通信インターフェースを用いて通信することが可能なデバイスである第2通信デバイスを識別する第2通信デバイス識別情報を、前記第2無線通信インターフェースを介して受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段が第1通信デバイス識別情報を受信した場合に、受信された前記第1通信デバイス識別情報によって識別される第1通信デバイスを示す第1画像を、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる第1表示制御手段と、
受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を、前記第1受信手段が受信していない場合にのみ、前記第2受信手段が受信した第2通信デバイス識別情報によって識別される前記第2通信デバイスを示す第2画像を前記表示部に表示させる第2表示制御手段と、
前記表示部に表示されている第1画像を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第1画像に対応する第1通信デバイスを、通信対象のデバイスとして前記記憶部に記憶させ、前記表示部に表示されている第2画像を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第2画像に対応する第2通信デバイスを、通信対象のデバイスとして前記記憶部に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[開示例11]
複数のデバイスと通信することが可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置は、第1の通信規格に従って通信する第1無線通信インターフェースと、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格に従って通信する第2無線通信インターフェースと、記憶部と、を備えており、
前記第1無線通信インターフェースを用いて通信することが可能なデバイスである第1通信デバイスを識別する第1通信デバイス識別情報を、前記第1無線通信インターフェースを介して受信する第1受信ステップと、
前記第2無線通信インターフェースを用いて通信することが可能なデバイスである第2通信デバイスを識別する第2通信デバイス識別情報を、前記第2無線通信インターフェースを介して受信する第2受信ステップと、
前記第1受信ステップが第1通信デバイス識別情報を受信した場合に、受信された前記第1通信デバイス識別情報によって識別される第1通信デバイスを示す第1画像を、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる第1表示制御ステップと、
受信された前記第2通信デバイス識別情報によって識別される第2通信デバイスと同一のデバイスを第1通信デバイスとして示している第1通信デバイス識別情報を、前記第1受信ステップが受信していない場合にのみ、前記第2受信ステップが受信した第2通信デバイス識別情報によって識別される前記第2通信デバイスを示す第2画像を前記表示部に表示させる第2表示制御ステップと、
前記表示部に表示されている第1画像を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第1画像に対応する第1通信デバイスを、通信対象のデバイスとして前記記憶部に記憶させ、前記表示部に表示されている第2画像を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第2画像に対応する第2通信デバイスを、通信対象のデバイスとして前記記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
図1は、ネットワーク10の構成を示すブロック図である。ネットワーク10は、情報処理装置100、MFP51、スキャナ61、カラーレーザープリンタ71、アクセスポイント501、を備えている。ここで、MFPとは、印刷機能、スキャン機能、コピー機能を備える多機能周辺装置(Multifunction Peripheralとも称する)を示す。
情報処理装置100は、例えば携帯電話や携帯端末装置などの携帯型の装置である。情報処理装置100は、表示手段102、タッチパネル103、入力I/F104、無線LAN_I/F105、CPU(Central Processing Unitとも称する)106、ROM(Read Only Memoryとも称する)107、RAM(Random Access Memoryとも称する)108、記憶部109などを備えている。これらの要素は、入出力ポート110を介して互いに接続されている。
MFP51の構成について説明する。MFP51は、CPU32、記憶部33、無線LAN_I/F34、ボタン入力部38、パネル39、プリンタ19、スキャナ20、を主に備えている。無線LAN_I/F34は、第1無線通信I/F34aおよび第2無線通信I/F34bを備える。第1無線通信I/F34aは、Wi−Fi通信を実行するためのインターフェースである。第2無線通信I/F34bは、WFD通信を実行するためのインターフェースである。これらの構成要素は、入出力ポート43を介して互いに通信可能とされている。
以降、アプリケーションやオペレーティングシステムなどのプログラムを実行するCPU106のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「アプリケーション」という記載が、「アプリケーションを実行するCPU106」を意味する場合もある。本明細書において、「情報処理装置100のCPU106が、各種の情報を受信する」という記載は、「情報処理装置100のCPU106が、無線LAN送受信部15を介して各種の情報を取得する」という技術内容を含んでいるものとする。また、「情報処理装置100のCPU106が、各種の情報を送信する」という記載は、「情報処理装置100のCPU106が、無線LAN送受信部15を介して各種の情報を出力する」という技術内容を含んでいるものとする。
以下、図2ないし図5を用いて、アプリケーション121に従いCPU106が各部を制御する処理について説明する。図2のフローは、デフォルトデバイス登録処理の実行指示が入力されることに応じて開始される。デフォルトデバイス登録処理は、デフォルトデバイスをデフォルトデバイステーブルTB1に記憶する処理である。デフォルトデバイス登録処理の実行指示の入力は、例えば、表示手段102に表示されている登録処理の実行ボタンがタッチされることによって実行されるとしてもよい。
例として、MFP51がデフォルトデバイスとして登録される場合を説明する。またMFP51が、WFD通信およびWi−Fi通信の両方を実行可能な、Wi−Fi/WFD通信デバイスである場合を説明する。この場合、図9に示すデフォルトデバイス選択画面SC100のように、1つのMFP51を示す画像として、Wi−Fi通信デバイス画像P101とWFD通信デバイス画像P102との2つの画像が表示されてしまう場合がある。ここで、Wi−Fi通信デバイス画像P101は、MFP51がWi−Fi通信デバイスであることを示す画像である。またWFD通信デバイス画像P102は、MFP51がWFD通信デバイスであることを示す画像である。このような場合、MFP51をデフォルトデバイスに選択しようとするユーザは、Wi−Fi通信デバイス画像P101とWFD通信デバイス画像P102のどちらを選択すればよいのか、混乱してしまうおそれがある。すなわち、デフォルトデバイスに関する情報が適切に表示されないために、利便性が損なわれる場合がある。
また、S125〜S145のループを一定時間繰り返すことによって、複数の外部デバイスのうちに、Wi−Fi通信デバイスやWFD通信デバイスが含まれているかを判断している。しかし、Wi−Fi通信デバイスが含まれているという判断(S125:YES)と、WFD通信デバイスが含まれているという判断(S135:YES)とは、どちらが先に完了するか分からない状態である。これは、外部装置の装置状態(例:スリープ状態か否か)や、ネットワークの状態や、通信速度などの、不確定な多数のパラメータによって、これらの判断が完了するまでに必要な時間が決定されるためである。このような場合には、MFP51を示す画像がデフォルトデバイス選択画面に複数表示されてしまう事態(図9参照)を防止することは困難である。
本明細書に記載されているアプリケーション121によれば、WFD通信デバイスであると判断されたMFP51が、その後にWi−Fi通信デバイスでもあると判断された場合(S325:YES)において、MFP51がWi−Fi通信を実行できない状態であると判断された場合(S330:NO)には、Wi−Fi通信起動指示をMFP51へ送信することができる(S340)。Wi−Fi通信起動指示は、Wi−Fi通信を実行することが可能な状態にMFP51を設定する(例:第1無線通信I/F34aをオンにする)ことを、MFP51に指示する情報である。これにより、Wi−Fi通信起動指示を、WFD通信を用いてMFP51に送信することができる。すなわち、優先度の低いWFD通信を用いて、優先度の高いWi−Fi通信を実行可能に設定することが可能となる。
本明細書に記載されているアプリケーション121によれば、Wi−Fi通信デバイス画像P1に、Wi−Fi通信に用いる情報である、IPアドレスを表示することができる(図7、領域A1)。これにより、Wi−Fi通信デバイス画像P1が、Wi−Fi通信が可能なデバイスを示す画像であることを、ユーザに認識させることができる。また、WFD通信デバイス画像P2に、WFD通信に用いる情報である、デバイスIDを表示することができる(図8、領域A2)。これにより、WFD通信デバイス画像P2が、WFD通信が可能なデバイスを示す画像であることを、ユーザに認識させることができる。
本明細書に記載されているアプリケーション121によれば、情報処理装置100が現在接続中のアクセスポイントを識別するSSID(S315)と、MFP51が過去に接続したことのあるアクセスポイントを識別するSSID履歴情報(S320)とを用いて、WFD通信デバイスであると判断されたMFP51がWi−Fi通信デバイスでもあるか否かを確認することができる(S325)。SSIDは一般的に用いられる情報であるため、当該確認処理を確実に実行することが可能となる。
例として、MFP51がデフォルトデバイスとして登録される場合を説明する。またMFP51が、WFD通信およびWi−Fi通信の両方を実行可能な、Wi−Fi/WFD通信デバイスである場合を説明する。本明細書に記載されているアプリケーション121によれば、デバイス検索が開始されると(S510:YES)、Wi−Fi通信デバイス検索スレッド(S515)を起動することができる。Wi−Fi通信デバイス検索スレッドでは、MFP51は、Wi−Fiデバイスとして検出される(S525:YES)ため、第1のWi−Fi通信デバイスの保存処理(S530)(図4参照)が実行される。MFP51を示すWi−Fi通信デバイス画像P1が、デフォルトデバイス選択画面SC1に表示される(S230)(図7参照)。そして、Wi−Fi通信デバイス検索スレッドが終了することに応じて、WFD通信デバイス検索スレッド(S550)が起動される。WFD通信デバイス検索スレッドでは、MFP51は、WFDデバイスとして検出される(S555:YES)ため、第2のWFD通信デバイスの保存処理(S560)が実行される。MFP51は、Wi−Fi/WFD通信デバイスであるため(S625:YES)、MFP51を示す画像としてWi−Fi通信デバイス画像P1がデフォルトデバイス選択画面SC1に表示されている状態を、維持することができる(図7参照)。
例として、MFP51がデフォルトデバイスとして登録される場合を説明する。またMFP51が、WFD通信およびWi−Fi通信の両方を実行可能な、Wi−Fi/WFD通信デバイスである場合を説明する。またMFP51が、先にWFD通信デバイスとして検出(S135:YES)され、後でWi−Fi通信デバイスとして検出(S125:YES)される場合を説明する。MFP51がWFD通信デバイスとして検出(S135:YES)されると、MFP51がWi−Fi通信デバイスでもあるか否かの判断を待機することなく、MFP51を示す画像としてWFD通信デバイス画像P2が表示される(S630)(図8参照)。その後、MFP51がWi−Fi通信デバイスとしても検出(S125:YES)されると、Wi−Fi通信デバイスとして検出されたデバイスがWFD通信デバイスでもあることが判断される(S725:YES)。よって、先に表示されたWFD通信デバイス画像P2が、Wi−Fi通信デバイス画像P1に置換される(S740)(図7参照)。これにより、MFP51を示す画像としてWFD通信デバイス画像P2を表示しておき、MFP51がWi−Fi通信デバイスでもあることが判明したことに応じて、WFD通信デバイス画像P2をWi−Fi通信デバイス画像P1に差し替えることができる。従って、MFP51がWi−Fi通信デバイスであるかの判断と、1のデバイスがWFD通信デバイスであるかの判断と、の実行順番にかかわらず、MFP51を示す画像がデフォルトデバイス選択画面に複数表示されてしまう事態(図9参照)を防止することができる。よって、ユーザを混乱させることがないように、適切な表示を実行することが可能となる。
S325において、WFD通信デバイスがWi−Fi通信デバイスでもあるか否かを判断する方法は、各種の方法であってよい。例えば、MACアドレスを比較することで、当該判断を実行してもよい。具体的には、S320で取得したMACアドレスと、記憶部109に記憶されているWi−Fi通信デバイスのMACアドレスと、が一致するか否かによって判断を実行してもよい。Wi−Fi通信デバイスのMACアドレスは、S220において記憶部109に記憶される情報である。MACアドレスは、外部デバイスを一意に識別することができる物理アドレスであるとともに、一般的に用いられる情報であるため、判断処理を確実に実行することが可能となる。
Claims (7)
- 複数のデバイスと通信することが可能な情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、
前記情報処理装置は、
第1の通信規格に従って通信する第1無線通信インターフェースと、
第2の通信規格に従って通信する第2無線通信インターフェースと、
記憶部と、
プロセッサと、
を備えており、
前記プロセッサを、
前記第1の通信規格に従って通信することが可能な第1通信デバイスを、前記第1の通信規格に従った通信に基づいて検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された第1通信デバイスと固有の無線通信を実行したか否かを判断する判断手段であって、
前記固有の無線通信は、前記第2の通信規格に従った通信による通信対象デフォルトデバイスとして前記第1通信デバイスを用いることが可能である場合に実行される通信である、前記判断手段と、
前記検索手段によって検索された第1通信デバイスのうちから、前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとする第1通信デバイスを特定する特定手段であって、前記判断手段によって前記固有の無線通信が実行されたと判断された前記第1通信デバイスを、前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとする前記特定手段と、
前記判断手段によって前記固有の無線通信が実行されたと判断された場合に、第1種選択肢と、前記第1種選択肢とは異なる第2種選択肢とを、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる選択肢表示制御手段であって、
前記第1種選択肢は、前記特定手段によって特定された前記第1通信デバイスを、前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとする選択肢である、前記選択肢表示制御手段と、
前記表示部に表示されている前記第1種選択肢を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第1種選択肢に対応する第1通信デバイスを前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとして識別する第1種識別情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
して機能させることが可能であることを特徴とする情報処理プログラム。 - 前記第1の通信規格に従って通信することが可能な第1通信デバイスを、前記第1の通信規格に従った通信に基づいて検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された第1通信デバイスから前記情報処理装置へ固有の情報を前記第1の通信規格に従った通信によって送信させるための通信を行う通信手段と、
前記通信手段による通信の実行後に、前記検索手段によって検索された第1通信デバイスが前記第2の通信規格に従った通信による通信対象デフォルトデバイスとして用いることが可能なデバイスである場合に検索された前記第1通信デバイスから前記固有の情報を受信する受信手段と、
して、前記プロセッサをさらに機能させ、
前記判断手段は、前記受信手段が前記固有の情報を受信したか否かによって、前記固有の無線通信を実行したか否かを判断する、請求項1に記載の情報処理プログラム。 - 前記選択肢表示制御手段によって前記表示部に表示されている前記第2種選択肢を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、前記第1種識別情報とは異なる第2種識別情報を前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段として、前記プロセッサをさらに機能させる、請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
- 前記第2種選択肢は、前記第1通信デバイスを、前記第1の通信規格に従った通信による通信対象デフォルトデバイスとする選択肢であり、
前記第2種識別情報は、選択された第2種選択肢に対応する第1通信デバイスを前記第1の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとして識別する情報である、請求項3に記載の情報処理プログラム。 - 前記第1の通信規格に従って通信する前記第1無線通信インターフェース、および、前記第2の通信規格に従って通信する前記第2無線通信インターフェースは、無線LANインターフェースである、請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
- 前記第1無線通信インターフェースおよび前記第2無線通信インターフェースは、同一の無線LANインターフェースであり、
前記第2の通信規格はWi−Fi規格であり、
前記第1の通信規格は、前記Wi−Fi規格とは異なる規格である、請求項5に記載の情報処理プログラム。 - 複数のデバイスと通信することが可能な情報処理装置であって、
第1の通信規格に従って通信する第1無線通信インターフェースと、
第2の通信規格に従って通信する第2無線通信インターフェースと、
記憶部と、
前記第1の通信規格に従って通信することが可能な第1通信デバイスを、前記第1の通信規格に従った通信に基づいて検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された第1通信デバイスと固有の無線通信を実行したか否かを判断する判断手段であって、
前記固有の無線通信は、前記第2の通信規格に従った通信による通信対象デフォルトデバイスとして前記第1通信デバイスを用いることが可能である場合に実行される通信である、前記判断手段と、
前記検索手段によって検索された第1通信デバイスのうちから、前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとする第1通信デバイスを特定する特定手段であって、前記判断手段によって前記固有の無線通信が実行されたと判断された前記第1通信デバイスを、前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとする前記特定手段と、
前記判断手段によって前記固有の無線通信が実行されたと判断された場合に、第1種選択肢と、前記第1種選択肢とは異なる第2種選択肢とを、前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる選択肢表示制御手段であって、
前記第1種選択肢は、前記特定手段によって特定された前記第1通信デバイスを、前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとする選択肢である、前記選択肢表示制御手段と、
前記表示部に表示されている前記第1種選択肢を選択する操作入力を受け付けたことに応じて、選択された第1種選択肢に対応する第1通信デバイスを前記第2の通信規格に従った通信による前記通信対象デフォルトデバイスとして識別する第1種識別情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
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