JP6406405B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本明細書によって開示される技術は、デバイスと通信を実行するための情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法に関する。
特許文献1、2には、2台の通信装置が無線通信を実行するための技術が開示されている。特許文献1、2では、2台の通信装置は、近距離無線通信(即ちNFC(Near Field
Communicationの略)方式に従った無線通信)に従って、無線設定の通信を実行する。上記の無線設定は、NFC方式とは異なる通信方式(例えばIEEE802.11a、802.11b)に従った無線通信を実行するための設定である。これにより、2台の通信装置は、無線設定に従った無線通信を実行可能になる。
特開2007−166538号公報 特開2011−146991号公報
「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」、Wi−Fi Alliance、2010年
通信装置に予め設定されていたデフォルトの無線設定が、近距離無線通信によって、新たな無線設定に変更されてしまう場合がある。すると、新たな無線設定に従った無線通信の実行が完了した後に、デフォルトの無線設定に従った無線通信を実行する場合には、無線設定の内容を、ユーザが再度設定し直す必要が生じる場合がある。
本明細書に記載されている情報処理プログラムは、情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、情報処理装置は、第1の通信方式により、デバイスと無線による通信を実行するための第1種のインターフェイスと、第2の通信方式により、ネットワークまたはデバイスと無線による通信を実行するための第2種のインターフェイスと、を備えており、情報処理プログラムは、情報処理装置が通信を行う対象のデバイスである通信対象デバイスと、第1種のインターフェイスを用いて通信を実行する第1通信手段と、通信対象デバイスが含まれている第1ネットワークと、情報処理装置の第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先として設定されている第2ネットワークと、が異なる場合に、第2種のインターフェイスを利用して通信対象デバイスと通信を実行するために用いる第1識別情報を第1通信手段によって取得し、取得した第1識別情報に基づいて第2種のインターフェイスを利用して通信対象デバイスとの間の通信を実行する第2通信手段と、第1ネットワークと第2ネットワークとが同一である場合に、第2種のインターフェイスを利用して第2ネットワークと通信することによって、通信対象デバイスとの間の通信を実行する第3通信手段と、第2通信手段による第1識別情報に基づいた通信の終了後に、情報処理装置の第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先を第2ネットワークに戻す復帰処理を行う第4通信手段と、して情報処理装置を機能させることを特徴とする。
これにより、第2種のインターフェイスを利用することによって、情報処理装置と通信対象デバイスとの間の通信を実行することができる。そして、通信対象デバイスとの通信が終了した後に、第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先を、第2ネットワークに戻すことができる。よって、第2種のインターフェイスを利用した通信対象デバイスとの通信が終了した後に、第2種のインターフェイスを利用した第2ネットワークとの通信を開始する場合においても、第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先の設定等をユーザが行う必要を無くすことができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
第1識別情報が、発行されるたびに異なる文字列を有する情報である場合には、第1識別情報に基づいて第2種のインターフェイスを利用して通信対象デバイスと確立した通信経路は、通信の完了後に使えなくなる可能性が高くなる。請求項2に記載の情報処理プログラムでは、通信対象デバイスとの通信が終了した後に、第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先を第2ネットワークに戻すため、後に使えなくなる可能性がある通信経路が選択されてしまう事態を回避することができる。
請求項3に記載の情報処理プログラムでは、第1ネットワークと第2ネットワークとの一致判断を、情報処理装置の外部に行わせることができる。よって、情報処理装置の処理負荷を低減させることが可能となる。
請求項4に記載の情報処理プログラムでは、第2および第3識別情報に基づいて、第1ネットワークと第2ネットワークとの一致判断を行うことができる。
請求項5に記載の情報処理プログラムでは、第1ネットワークと第2ネットワークとが異なることを情報処理装置で判断した上で、発行されるたびに異なる文字列を有する第1識別情報を、通信対象デバイスから取得することができる。これにより、不要な第1識別情報を通信対象デバイスから取得してしまう事態を防止できるため、通信対象デバイスと情報処理装置との間の通信データ量を抑制することが可能となる。
請求項6に記載の情報処理プログラムでは、情報処理装置の通信対象を、ユーザにリアルタイムで報知することができる。よって、ユーザの利便性を向上させることができる。
請求項7に記載の情報処理プログラムでは、情報処理装置が通信対象とするデバイスを、ユーザにリアルタイムで報知することができる。よって、ユーザの利便性を向上させることができる。
請求項8に記載の情報処理プログラムでは、情報処理装置の通信先のネットワークが設定されていない場合には、通信対象デバイスと通信するためのネットワークを情報処理装置の通信先のネットワークとして自動的に設定することができる。これにより、情報処理装置の通信先のネットワークをユーザが選択して設定する、という手間を省くことが可能となる。
請求項9に記載の情報処理プログラムでは、画像データの通信の完了を検出することによって、第2通信手段による通信が終了したことを検出することができる。これにより、第2通信手段による通信の終了を判断するための情報などを通信する必要を無くすことができるため、通信データ量を抑制することが可能となる。
請求項10に記載の情報処理プログラムでは、報知情報を通信対象デバイスから受信することによって、第2通信手段による通信が終了したことを検出することができる。これにより、第2通信手段による通信の終了を確実に検出することができる。
請求項11に記載の情報処理プログラムでは、ネットワークとの間で通信を実行する処理をオペレーティングシステムプログラムに実行させることができる。これにより、情報処理プログラムによって実行する処理量を抑制することや、情報処理プログラムの容量を抑制することが可能となる。
請求項12に記載の情報処理プログラムでは、近距離無線通信と無線LAN通信とを用いて、情報処理装置と通信対象デバイスとの間の通信を実行することができる。
請求項13に記載の情報処理プログラムでは、第1識別情報が、発行されるたびに異なる文字列を有する情報であるか否かを確実に判断することが可能となる。
請求項14に記載の情報処理プログラムでは、通信対象デバイスと通信を実行することが可能となる。
請求項15に記載の情報処理プログラムでは、通信対象デバイスと通信を実行することが可能となる。
なお、上記の情報処理プログラムを実現するための情報処理装置や情報処理装置の制御方法も、新規で有用である。
ネットワークの構成を示すブロック図である。 アプリケーションに従いCPUが各部を制御する処理を説明するフロー図である。 アプリケーションに従いCPUが各部を制御する処理を説明するフロー図である。 テーブルの一例を示す図である。 表示手段の表示例を示す図である。 アプリケーションに従いCPUが各部を制御する処理の変形例を説明するフロー図である。
<ネットワーク10の構成>
図1は、ネットワーク10の構成を示すブロック図である。ネットワーク10は、情報処理装置100、MFP51および52、第1アクセスポイント501、第2アクセスポイント502、を備えている。ここで、MFPとは、印刷機能、スキャン機能、コピー機能を備える多機能周辺装置(Multifunction Peripheral)を示す。
情報処理装置100のNFC通信I/F112は、NFC(Near Field Communicationの略)方式の無線通信153を介して、MFP51のNFC通信I/F36と通信を行うことができる。本実施例では、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式に従った無線通信が実行される。
情報処理装置100の無線LAN_I/F105は、無線LAN方式の無線通信151および154を介して、MFP51の無線LAN_I/F34とインフラストラクチャーモードの通信を行うことができる。また、無線LAN_I/F105は、無線LAN方式の無線通信152を介して、MFP52とインフラストラクチャーモードの通信を行うことができる。また、無線LAN_I/F105は、WiFi Direct(以下、WFDと記載する)方式の無線通信155を介して、MFP51の無線LAN_I/F34と
直接に通信を行うことができる。情報処理装置100は、WFD方式に従って、MFP51との接続を確立することによって、WFDネットワークを構築することができる。WFDでは、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の
略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に基づいて、無線通信が実行される。
第1アクセスポイント501およびMFP51によって、ネットワークN1が形成されている。第2アクセスポイント502およびMFP52によって、ネットワークN2が形成されている。第1アクセスポイント501および第2アクセスポイント502の各々は、SSID(Service Set Identifierの略)を有している。SSIDは、第1アクセスポイント501および第2アクセスポイント502の各々を識別するための名前である。情報処理装置100は、プリント&スキャンアプリケーション121を実行することで、印刷要求やスキャン要求を、無線LAN_I/F105を用いた通信によって、MFP51および52に送信することができる。
<情報処理装置100の構成>
情報処理装置100は、例えば携帯電話や携帯端末装置などの携帯型の装置である。情報処理装置100は、表示手段102、タッチパネル103、入力I/F104、無線LAN_I/F105、NFC通信I/F112、CPU(Central Processing Unitの略
)106、ROM(Read Only Memoryの略)107、RAM(Random Access Memoryの略)108、記憶部109、などを備えており、これらは入出力ポート110を介して互いに接続されている。
表示手段102は、CPU106から出力される画信号を受信し、受信した画信号に基づく画像を表示する。表示手段102としては、例えばLCDや、有機ELパネルなどを用いることができる。タッチパネル103は透明な部材により形成され、表示手段102の表面を覆うようにして配設されている。タッチパネル103は、ユーザの指などによりタッチされた位置を検出し、検出した位置情報をCPU106へ出力する。入力I/F104は、例えば操作ボタンである。
NFC通信I/F112は、NFC方式の無線通信153を実行するためのインターフェイスである。NFC方式の無線通信153を確立するためには、通信設定のための各種の情報(例:IPアドレス、SSIDなど)は不要である。無線LAN_I/F105は、無線LAN方式の無線通信151、152、155を実行するためのインターフェイスである。無線LAN方式の無線通信151、152、155の通信可能な距離は、NFC方式の無線通信153の通信可能な距離よりも大きい。また、無線LAN方式の無線通信151、152、155の通信速度は、NFC方式の無線通信153の通信速度よりも速い。
CPU106は、記憶部109に記憶されるプログラムを実行する。RAM108はCPU106の処理に必要な情報を一時的に記憶する。記憶部109は、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスク)、CPU106が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。記憶部109には、画像データや、文書データなどが記憶可能である。記憶部109は、プログラム120を記憶している。プログラム120は、プリント&スキャンアプリケーション121(以下、アプリケーション121と記載する)、および、オペレーティングシステム124(以下、OS124と記載する)を含んでいる。CPU106は、プログラム120に従って処理を実行する。ここで以降、アプリケーション121やOS124など、プログラムを実行するCPU106のことを、単にプログラム名でも記載することにする場合がある。例えば「アプリケーション121は」という記載は、アプリケーション121を実行するCPU106は」を意味する場合がある。
アプリケーション121は、情報処理装置100からMFP51等へ印刷命令を送信する処理などを、CPU106に実行させるためのアプリケーションである。OS124は、アプリケーション121等に共通して利用される、基本的な機能を提供するプログラムである。OS124は、無線LAN_I/F105やNFC通信I/F112に無線通信を実行させるためのプログラム等を含んでいる。またOS124は、各種のハードウェアが取得した情報を各プログラムが取得するための、もしくは、各プログラムが各種ハードウェアに指示をするためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供す
るプログラムでもある。
また記憶部109は、テーブルTB1を記憶する。テーブルTB1は、特定デバイスを識別する特定デバイス識別情報や、特定ネットワークを識別するための特定ネットワーク識別情報を記憶しておくテーブルである。特定デバイスは、情報処理装置100の通信先として、複数のデバイスのうちから選択されて設定されたデバイスである。特定ネットワークは、情報処理装置100の無線LAN_I/F105を利用した通信の通信先として設定されているネットワークである。特定デバイスが含まれているネットワークを、特定ネットワークとして設定してもよい。
図4に、テーブルTB1の一例を示す。図4の例では、特定デバイス識別情報600として、型番601およびIPアドレス602が用いられている。また特定ネットワーク識別情報として、SSID603が用いられている。型番601は、各デバイスの種類を識別するための情報である。IPアドレス602は、各デバイスに割り当てられた、通信に用いられる周知のビット列である。SSID603は、特定ネットワークを構成しているアクセスポイントを識別するための識別子である。
本実施形態の説明例では、MFP51および52の各々のデバイスの型番601が、「Ink-MFP1」および「Ink-MFP2」である場合を説明する。また、MFP51および52の各々のIPアドレス602が、「192.168.100.101」および「192.168.100.102」である場合を説明する。また、ネットワークN1を構成している第1アクセスポイント501のSSIDが「SSID−1」であり、ネットワークN2を構成している第2アクセスポイント502のSSIDが「SSID−2」である場合を説明する。そして図4に示すように、テーブルTB1には、型番601として「Ink-MFP2」が記憶され、IPアドレス602として「192.168.100.102」が記憶され、SSID603として「SSID−2」が記憶さ
れている。すなわち、図4では、特定デバイスとしてMFP52が選択されており、特定ネットワークとしてネットワークN2が設定されている場合を説明している。
<MFP51の構成>
MFP51の構成について説明する。MFP51は、CPU32、記憶部33、無線LAN_I/F34、NFC通信I/F36、ボタン入力部38、パネル39、プリンタ19、スキャナ20、を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート43を介して互いに通信可能とされている。
CPU32は、記憶部33に記憶されるプログラム21を実行する。記憶部33は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスクの略)、CPU72が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。記憶部33は、プログラム21を記憶する。プログラム21は、OS29等を含んでいる。
NFC通信I/F36は、NFC方式の無線通信153を実行するためのインターフェイスである。無線LAN_I/F34は、無線LAN方式の無線通信154、155を実行するためのインターフェイスである。ボタン入力部38は、MFP51の各機能を実行
するためのキーである。ボタン入力部38は、タッチパネルとして、パネル39と一体に構成されていてもよい。パネル39は、MFP51の各種機能情報を表示する。プリンタ19は、記憶部33に記憶されている画像データを用いて印刷を実行する部位である。スキャナ20は、読み取りを実行する部位である。なおMFP52も、MFP51と同様の構成を備えているが、図面の簡略化のため、図1への図示を省略している。
<アプリケーション121の動作>
以下、図2ないし図5を用いて、アプリケーション121に従いCPU106が各部を制御する処理について説明する。また、本実施形態の説明例では、特定ネットワークとしてネットワークN2が設定されている場合を説明する。また、情報処理装置100が、特定ネットワークであるネットワークN2と接続状態である場合を説明する。また、ユーザが情報処理装置100をMFP51にかざす場合(すなわち、通信対象デバイスとしてMFP51が選択される場合)を説明する。
アプリケーション121が起動されると、図2のフローが開始される。S110においてアプリケーション121は、印刷対象のデータを選択する操作を、タッチパネル103が受け付けたか否かを判断する。受け付けていない場合(S110:NO)にはS110へ戻り、受け付けた場合(S110:YES)にはS112へ進む。S112においてアプリケーション121は、印刷プレビューを表示手段102に表示させる。また、通信相手のデバイス、および、通信相手のネットワークを、表示手段102に表示させる。本実施形態の説明例では、図5に示すように、印刷プレビュー画像P1が表示手段102に表示される。また図5の領域R1に示すように、通信相手のデバイスを示す情報として、特定デバイス(すなわち、MFP52)の型番が表示される。また、通信相手のネットワークを示す情報として、特定ネットワーク(すなわち、ネットワークN2)に含まれる第2アクセスポイント502のSSID(すなわち、SSID−2)が表示される。
S114においてアプリケーション121は、NFC通信を開始することの報知情報を、OS124から受信したか否かを判断する。NFC通信は、情報処理装置100に備えられているNFC通信I/F112が、NFC通信の実行対象の装置に備えられているNFC通信I/Fを中心とする所定距離内に近接することによって開始される。所定距離は、例えば10cm程度であってもよい。報知情報をOS124から受信していない場合(S114:NO)にはS114へ戻り、受信した場合(S114:YES)にはS116へ進む。本実施形態の説明例では、ユーザが情報処理装置100をMFP51にかざす場合を説明している。よって、MFP51との間でNFC方式の無線通信153を開始されたことの報知情報を、OS124から受信する。
S116においてアプリケーション121は、情報処理装置100が現在接続中のネットワークのSSIDを、OS124から取得する。本実施形態の説明例では、情報処理装置100が、特定ネットワークであるネットワークN2と接続状態である場合を説明している。従って、ネットワークN2に含まれている第2アクセスポイント502のSSID(すなわち、SSID−2)が取得される。
S120においてアプリケーション121は、NFC方式の無線通信153を用いて、取得したSSIDを、通信対象デバイスへ送信する。本実施形態の説明例では、第2アクセスポイント502のSSID−2が、通信対象デバイスであるMFP51へ送信される。S121においてアプリケーション121は、NFC方式の無線通信153を用いて、通信対象デバイスから通信対象デバイス識別情報を受信する。通信対象デバイス識別情報は、通信対象デバイスを識別するための情報である。通信対象デバイス識別情報の一例としては、通信対象デバイスの型番、通信対象デバイスのIPアドレス、通信対象デバイスが含まれているネットワークのSSIDおよび当該SSIDに対するパスワード、などが
挙げられる。またアプリケーション121は、後述する一致判断情報を、通信対象デバイスから受信してもよい。本実施形態の説明例では、アプリケーション121は、通信対象デバイスであるMFP51の型番(Ink−MFP1)、IPアドレス(192.168.100.101)、ネットワークN1のSSID(SSID−1)、などを受信する。
S122においてアプリケーション121は、通信対象デバイスが含まれているネットワークと、特定ネットワーク(すなわち、情報処理装置100が現在接続中のネットワーク)と、が一致するか否かを判断する。当該判断は、例えば、S121において通信対象デバイスから受信した、一致判断情報に基づいて行われても良い。一致判断情報は、通信対象デバイスが含まれているネットワークと、特定ネットワークと、が一致するか否かを示す情報である。一致判断情報は、通信対象デバイスによって生成される。例えば、通信対象デバイスは、特定ネットワークのSSID(当該SSIDは、S120において通信対象デバイスへ送信される)と、通信対象デバイスが属しているネットワークのSSID(当該SSIDは、例えば、通信対象デバイスの記憶部に記憶されている)と、が一致している場合に、両ネットワークが一致することを示す一致判断情報を生成してもよい。
両ネットワークが一致する場合(S122:YES)には、情報処理装置100が、特定ネットワークを介して通信対象デバイスと通信を実行することができる場合であると判断される。よって、新たに通信経路を確立する処理を行う必要がないため、S139へ進む。一方、両ネットワークが一致しない場合(S122:NO)にはS123へ進む。
S123においてアプリケーション121は、指定SSIDを、NFC方式の無線通信153を介して通信対象デバイスから受信する。指定SSIDは、通信対象デバイスによって指定されたSSIDである。また指定SSIDは、無線LAN_I/F105を利用して通信対象デバイスと通信を実行するために用いるSSIDである。
S124においてアプリケーション121は、通信対象デバイスから受信した指定SSIDが、ワンタイムSSIDであるか否かを判断する。ワンタイムSSIDは、発行されるたびに異なる文字列を有するSSIDである。また、ワンタイムSSIDは、前述したWFD方式の無線通信を行うためのSSIDである。指定SSIDがワンタイムSSIDであるか否かを見分ける方法の一例としては、指定SSIDの文字列中に、ワンタイムSSIDであることを示す所定の文字列が含まれているか否かを判断する方法が挙げられる。また、所定の文字列の一例としては、“onetime”などの文字列が挙げられる。
指定SSIDがワンタイムSSIDではない場合(S124:NO)には、アクセスポイントを介したインフラストラクチャーモードの無線LAN通信を、通信対象デバイスが指定してきた場合であると判断できる。よってS126へ進み、受信した指定SSIDに基づき、インフラストラクチャーモードの無線LAN通信を実行する。
一方、S124において、指定SSIDがワンタイムSSIDである場合(S124:YES)には、WFD方式の無線通信を、通信対象デバイスが指定してきた場合であると判断され、S128へ進む。S128においてアプリケーション121は、特定ネットワークが設定済みであるか否かを判断する。当該判断は、テーブルTB1にSSID603が記憶されているか否かを確認することによって行われても良い。特定ネットワークが未設定の場合(S128:NO)にはS136へ進み、設定済みである場合(S128:YES)にはS130へ進む。S130においてアプリケーション121は、特定ネットワークのSSID603を、RAM108に一時的に保存する。本実施形態の説明例では、ネットワークN2のSSID(すなわち、SSID−2)が、RAM108に一時的に保存される。
S132においてアプリケーション121は、特定デバイスと通信対象デバイスが異なるか否かを判断する。当該判断は、テーブルTB1に記憶されている特定デバイス識別情報600と、S121で受信した通信対象デバイス識別情報と、が一致するか否かによって行われても良い。特定デバイスと通信対象デバイスが一致する場合(S132:NO)にはS136へ進み、異なる場合(S132:YES)にはS134へ進む。S134においてアプリケーション121は、特定デバイス識別情報600を、RAM108に一時的に保存する。
S136においてアプリケーション121は、WFD方式の無線通信によって、通信対象デバイスと通信を実行する。具体的には、アプリケーション121は、S123で受信したワンタイムSSIDをOS124に提供することで、無線LAN_I/F105を用いたWFD方式の無線通信を、通信対象デバイスとの間で実行する。本実施形態の説明例では、通信対象デバイスであるMFP51との間で、WFD方式の無線通信155が実行される。
S138においてアプリケーション121は、通信相手のネットワークの表示の変更を行う。本実施形態の説明例では、図5の領域R1に示す表示内容に代えて、図5の領域R2に示す表示内容が、領域R1の表示位置に表示される。これにより、通信相手のネットワークの表示が、通信対象デバイス(すなわち、MFP51)の型番に変更される。
S139においてアプリケーション121は、特定デバイスと通信対象デバイスが異なるか否かを判断する。判断方法は、前述したS132で用いられる方法と同様であるため、説明を省略する。両者が一致する場合(S139:NO)にはS150へ進み、両者が異なる場合(S139:YES)にはS140へ進む。S140においてアプリケーション121は、通信相手のデバイスの表示の変更を行う。本実施形態の説明例では、図5の領域R1に示す表示内容に代えて、図5の領域R2に示す表示内容が、領域R1の表示位置に表示される。これにより、通信相手のデバイスの表示が、通信対象デバイス(すなわち、MFP51)の型番に変更される。これにより、無線LAN_I/F105を用いて通信対象デバイスとの間の通信が行われている期間中において、通信対象デバイスを示す情報を、表示手段102に表示させることができる。
S150においてアプリケーション121は、無線LAN_I/F105を用いた通信によって、印刷データを通信対象デバイスへ送信する。無線LAN_I/F105を用いた通信は、NFC通信I/F112を用いた通信よりも高速であるため、印刷データをより短時間で送信することができる。S152においてアプリケーション121は、印刷データの送信が完了したか否かを判断する。印刷データの送信が完了していない場合(S152:NO)にはS152へ戻り、完了した場合(S152:YES)にはS154へ進む。
S154においてアプリケーション121は、特定ネットワークが設定されている状態で、ワンタイムSSID切り替え処理が実行されたか否かを判断する。ワンタイムSSID切り替え処理は、無線LAN_I/F105を用いた通信を実行するために使用するSSIDを、特定ネットワークのSSIDから、ワンタイムSSIDに切り替える処理である。当該判断は、特定ネットワークのSSIDが、RAM108に一時的に保存されているか否か(すなわち、S130の処理が行われたか否か)によって行うことができる。特定ネットワークが設定されている状態でワンタイムSSID切り替え処理が実行された場合(S154:YES)には、S156へ進む。
S156においてアプリケーション121は、復帰処理を実行する。復帰処理は、無線LAN_I/F105を用いた無線通信の通信先を、通信対象デバイスが含まれているネ
ットワークから、特定ネットワークに戻す処理である。具体的には、アプリケーション121は、RAM108に一時的に保存されている特定ネットワークのSSIDをOS124に提供することで、無線LAN_I/F105を用いた無線通信の通信先を、特定ネットワークに戻す。本実施形態の説明例では、無線LAN_I/F105で行われる無線通信が、無線通信155から無線通信152へ戻される。これにより、無線LAN_I/F105の通信先が、通信対象デバイス(すなわちMFP51)が含まれているネットワーク(すなわち第1アクセスポイント501を介さないMFP51とのネットワーク)から、特定ネットワーク(すなわちネットワークN2)に戻される。
S157においてアプリケーション121は、通信相手のネットワークの表示を元に戻す処理を行う。本実施形態の説明例では、図5の領域R1に示すように、通信相手のネットワークを示す情報として、特定ネットワーク(すなわち、ネットワークN2)に含まれる第2アクセスポイント502のSSID(すなわち、SSID−2)が表示される。
S158においてアプリケーション121は、通信デバイス切り替え処理が実行されたか否かを判断する。通信デバイス切り替え処理は、通信対象のデバイスを、特定デバイスから通信対象デバイスに切り替える処理である。当該判断は、特定デバイス識別情報600が、RAM108に一時的に保存されているか否か(すなわち、S134の処理が行われたか否か)によって行うことができる。通信デバイス切り替え処理が実行されている場合(S158:YES)には、S162へ進む。S162においてアプリケーション121は、通信相手のデバイスの表示を元に戻す処理を行う。本実施形態の説明例では、図5の領域R1に示すように、通信相手のデバイスを示す情報として、特定デバイス(すなわち、MFP52)の型番が表示される。そしてフローが終了される。
一方、通信デバイス切り替え処理が実行されていない場合(S158:NO)には、S160へ進む。S160においてアプリケーション121は、通信相手のデバイスが選択されていないことを示す情報を、表示手段102に表示させる。そしてフローが終了される。
また、S154において、特定ネットワークが設定されている状態でワンタイムSSID切り替え処理が実行されていない、と判断された場合(S154:NO)には、S172へ進む。S172においてアプリケーション121は、ワンタイムSSID切り替え処理が実行されたか否かが判断される。当該判断は、通信対象デバイスから受信した指定SSIDが、ワンタイムSSIDであるか否か(すなわち、S124の判断結果)によって行うことができる。
ワンタイムSSID切り替え処理が実行されている場合(S172:YES)には、S174へ進み、WFD方式の無線通信を切断する。また、ワンタイムSSID切り替え処理が実行されていない場合(S172:NO)には、通信対象デバイスから受信した指定SSIDが、インフラストラクチャーモードの無線通信用のSSIDであると判断され、S176へ進む。S176においてアプリケーション121は、指定SSIDを、特定ネットワークのSSID603として、テーブルTB1に記憶させる。そしてフローが終了される。
<効果>
以上説明した、アプリケーション121の効果を説明する。アプリケーション121では、無線LAN_I/F105を用いた通信の通信先として設定されている特定ネットワーク(例:ネットワークN2)と、通信対象デバイスが含まれているネットワーク(例:MFP51)と、が異なる場合(S122:NO)には、指定SSIDを、NFC方式の無線通信153を介して通信対象デバイスから受信することができる(S123)。そし
て、取得した指定SSIDに基づいて、無線LAN_I/F105を利用して、通信対象デバイス(例:MFP51)との間の通信(例:無線通信155)を実行することができる(S136)。そして、通信対象デバイスとの通信が終了(S152:Y)した後に、無線LAN_I/F105を利用した通信の通信先を、通信対象デバイスが含まれているネットワーク(例:MFP51)から、特定ネットワーク(例:ネットワークN2)に自動で戻すことができる(S156)。よって、無線LAN_I/F105を利用した通信対象デバイスとの通信が終了した後に、無線LAN_I/F105を利用した特定ネットワーク(例:ネットワークN2)との通信を開始する場合においても、無線LAN_I/F105を利用した通信の通信先の設定等を、ユーザが行う必要を無くすことができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
指定SSIDがワンタイムSSIDである場合(S124:Y)には、指定SSIDに基づいて無線LAN_I/F105を利用して通信対象デバイス(例:MFP51)と確立した通信経路(例:無線通信155)は、通信の完了後に使えなくなる可能性が高い通信経路である。アプリケーション121では、通信対象デバイスとの通信が終了(S152:Y)した後に、無線LAN_I/F105を利用した通信の通信先を特定ネットワーク(例:ネットワークN2)に自動的に戻す(S156)ため、後に使えなくなる可能性が高い通信経路が、ユーザに使用され続けてしまう事態を回避することができる。
アプリケーション121では、通信対象デバイスから受信した一致判断情報に基づいて、通信対象デバイスが含まれているネットワークと特定ネットワークとが一致するか否かを、判断することができる(S122)。これにより、両ネットワークの一致判断を通信対象デバイスに行わせることができるため、情報処理装置100の処理負荷を低減させることが可能となる。
アプリケーション121では、特定ネットワークと異なるネットワークに接続することに応じて(S136)、通信相手のネットワークの表示や通信相手のデバイスの表示を変更することができる(S138、S140)。また、通信先を特定ネットワークに戻すことに応じて(S156)、通信相手のネットワークの表示や通信相手のデバイスの表示を元に戻すことができる(S157、S162)。これにより、情報処理装置100の通信対象を、ユーザにリアルタイムで報知することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
特定ネットワークが設定されていない場合(S128:N)に、通信対象デバイスから受信した指定SSIDがワンタイムSSIDではない場合(S172:N)には、当該指定SSIDを、特定ネットワークのSSID603として、テーブルTB1に記憶させることができる(S176)。これにより、特定ネットワークが設定されていない場合に、特定ネットワークを自動的に設定することが可能となる。よって、特定ネットワークをユーザが選択して設定する、という手間を省くことが可能となる。
アプリケーション121では、画像データの通信の完了を検出することによって(S152:Y)、無線LAN_I/F105を用いた通信が終了したことを検出することができる。これにより、無線LAN_I/F105を用いた通信の終了を判断するための情報などを、通信対象デバイスとの間で通信する必要を無くすことができるため、通信データ量を抑制することが可能となる。
アプリケーション121は、通信対象デバイスから受信したワンタイムSSIDをOS124に提供することで、無線LAN_I/F105を用いたWFD方式の無線通信を、通信対象デバイスとの間で実行する(S136)。またアプリケーション121は、RAM108に一時的に保存されているSSIDをOS124に提供することで、無線LAN
_I/F105を用いた無線通信の通信先を、特定ネットワークに戻す(S156)。これにより、通信を実行する処理をOS124に実行させることができるため、アプリケーション121によって実行する処理量を抑制することや、アプリケーション121の容量を抑制することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下に変形例を説明する。
<変形例>
通信対象デバイスが含まれているネットワークと、特定ネットワークとの一致判断は、通信対象デバイスで実行される形態に限られない。図6に、一致判断をアプリケーション121で実行する場合のフローの一部を示す。報知情報をOS124から受信すると(S114:YES)、S115aへ進む。S115aにおいてアプリケーション121は、通信対象デバイスが含まれているネットワークを識別するSSIDを、通信対象デバイスから受信する。本実施形態の説明例では、通信対象デバイスであるMFP51が含まれているネットワークN1のSSID(すなわちSSID−1)が受信される。S117aにおいてアプリケーション121は、通信対象デバイスが含まれているネットワークと、特定ネットワークと、が一致するか否かを判断する。当該判断は、特定ネットワークのSSID(当該SSIDは、テーブルTB1から読み出される)と、通信対象デバイスが属しているネットワークのSSID(当該SSIDは、S115aにおいて取得される)と、が一致するか否かによって行われてもよい。両ネットワークが一致する場合(S117a:YES)にはS139へ進み、両ネットワークが一致しない場合(S117a:NO)にはS118aへ進む。S118aにおいてアプリケーション121は、指定SSIDを、NFC方式の無線通信153を介して通信対象デバイスから受信する。これにより、一致判断をアプリケーション121で実行することが可能となる。
通信対象デバイスとの通信が終了したか否かの判断は、印刷データの送信が完了したか否かをS152において監視することによって行う形態に限られない。例えば、通信対象デバイスとの間の通信が完了したことを示す通信完了報知情報を、無線LAN_I/F105を利用した通信によって、通信対象デバイスから受信することに応じて、通信の終了を検出してもよい。これにより、無線LAN_I/F105を利用した通信対象デバイスとの間の通信の終了を、確実に検出することができる。
アプリケーション121が、情報処理装置100が現在接続中のネットワークのSSIDをOS124から取得するタイミングは、S116のタイミングに限られない。例えば、印刷プレビューを表示するタイミングや、アプリケーション121が起動されるタイミングで取得してもよい。
S122やS124の処理は省略することができる。この場合、指定SSIDは、常にワンタイムSSIDとして扱われることになる。よって、通信対象デバイスとの通信には、常にWFD方式の無線通信が用いられることとなる。
本実施形態では、ユーザが情報処理装置100をかざしてNFC通信を実行したデバイスを、通信対象デバイスとして選択し、当該通信対象デバイスに印刷処理を実行させる形態を説明した。このようにNFC通信を用いて印刷処理を実行する場合には、NFC通信を用いた印刷処理であることをユーザに認識させるための情報を、表示手段102に表示させるとしてもよい。例えば、情報処理装置100をかざしたデバイスで印刷実行中であることを示す文字列を、表示手段102に表示するとしてもよい。
本実施形態で用いたIPアドレスの値やSSIDの文字列は一例であり、様々な値や文字列を用いることが可能である。
第1アクセスポイント501とMFP51との間の通信や、第2アクセスポイント502とMFP52との間の通信は、無線または有線のどちらで行ってもよい。
図5の表示手段102の表示例は一例である。表示手段102には、様々な表示形態の画像が表示されるとしてもよい。
型番601は、デバイスを区別することができるものであれば、どのようなものでもよく、例えば、番号を含まないもの、記号だけで構成されるものでもよい。また、デバイス名などのデバイスを区別することができる名称を、型番の代わりに用いてもよい。
デバイスを識別する情報はIPアドレス602に限られず、URLやMACアドレスを用いる構成としてもよい。
情報処理装置100は、メモリカードなどの外部メモリを接続可能な構成としてもよい。そして、記憶部109に代えて、外部メモリへ各種データを記憶する構成としてもよい。
アプリケーション121は、情報処理プログラムの一例である。MFP51および52は、デバイスの一例である。NFC方式は、第1の通信方式の一例である。無線LAN方式およびWFD方式は、第2の通信方式の一例である。NFC通信I/F112は、第1種のインターフェイスの一例である。無線LAN_I/F105は、第2種のインターフェイスの一例である。S114を実行するCPUは、第1通信手段の一例である。特定ネットワークは、第2ネットワークの一例である。指定SSIDは、第1識別情報の一例である。S123、S136、S126を実行するCPUは、第2通信手段の一例である。S150を実行するCPUは、第3通信手段の一例である。S156を実行するCPUは、第4通信手段の一例である。表示手段102は、表示部の一例である。
なお、各プログラムは一つのプログラムモジュールから構成されるものであってもよいし、複数のプログラムモジュールから構成されるものであってもよい。また、各一例は置換可能な他の構成であってもよく、本発明の範疇である。画像処理プログラム(アプリケーション121など)に基づく処理を実行するコンピュータ(CPU106など)であってもよいし、オペレーティングシステムや他のアプリケーションなど、画像処理プログラム以外のプログラムに基づく処理を実行するコンピュータであってもよいし、コンピュータの指示に従って動作するハード構成(タッチパネル103など)であってもよいし、コンピュータとハード構成とが連動した構成であってもよい。もちろん、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータであってもよいし、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータの指示に従って動作するハード構成であってもよい。
51および52:MFP、100:情報処理装置、102:表示手段、105:無線LAN_I/F、109:記憶部、112:NFC通信I/F、121:プリント&スキャンアプリケーション

Claims (17)

  1. 情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置は、
    第1の通信方式により、デバイスと無線による通信を実行するための第1種のインターフェイスと、
    第2の通信方式により、ネットワークまたはデバイスと無線による通信を実行するための第2種のインターフェイスと、を備えており、
    前記情報処理プログラムは、
    前記情報処理装置が通信を行う対象のデバイスである通信対象デバイスと、前記第1種のインターフェイスを用いて通信を実行する第1通信手段と、
    前記通信対象デバイスが含まれている第1ネットワークと、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先として設定されている第2ネットワークと、が異なる場合に、前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスと通信を実行するために用いる第1識別情報を前記第1通信手段によって取得し、取得した前記第1識別情報に基づいて前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスとの間の通信を実行する第2通信手段と、
    前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが同一である場合に、新たに通信経路を確立する処理を行うこと無しに前記第2種のインターフェイスを利用して前記第2ネットワークと通信することによって、前記通信対象デバイスとの間の通信を実行する第3通信手段と、
    前記第2通信手段による前記第1識別情報に基づいた通信の終了後に、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先を前記第2ネットワークに戻す復帰処理を行う第4通信手段と、
    して前記情報処理装置を機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記第4通信手段は、前記第1識別情報が、発行されるたびに異なる文字列を有する情報である場合に、前記復帰処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記第1通信手段は、前記第2ネットワークを識別する第2識別情報を、前記第1通信手段を利用した通信によって前記通信対象デバイスへさらに送信し、
    前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが異なることを示す情報を前記第1種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスから受信することに応じて、前記第2通信手段は、前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが異なると判断することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記第1通信手段は、前記第1ネットワークを識別する第3識別情報を前記通信対象デバイスからさらに取得し、
    前記第2通信手段は、前記第3識別情報と、前記第2ネットワークを識別する第2識別情報とが異なる場合に、前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが異なると判断することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記第1通信手段は、前記第3識別情報と前記第2識別情報とが異なる場合に、前記第1種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスから前記第1識別情報を取得し、
    前記第1識別情報は、発行されるたびに異なる文字列を有する情報であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記第2通信手段は、前記第1識別情報に基づいて前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスと通信することに応じて、前記通信対象デバイスと通信することを示す情報を前記情報処理装置が備える表示部に表示させ、
    前記第4通信手段は、前記復帰処理を行うことに応じて、前記第2ネットワークと通信することを示す情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  7. 前記情報処理装置は、記憶部と表示部とをさらに備えており、
    前記記憶部は、前記情報処理装置の通信先として複数のデバイスのうちから予め選択されたデバイスである特定デバイスを識別する特定デバイス識別情報を記憶しており、
    前記第1通信手段は、前記第1ネットワークに含まれている前記通信対象デバイスを識別する通信対象デバイス識別情報を、前記第1種のインターフェイスを利用した通信によって前記通信対象デバイスからさらに取得し、
    前記特定デバイスと前記通信対象デバイスとが異なるデバイスである場合には、前記第2通信手段によって前記通信対象デバイスとの間の通信が行われている期間中に通信対象デバイス識別情報を前記表示部に表示させ、前記第2通信手段による通信が終了することに応じて前記特定デバイス識別情報を前記表示部に表示させる表示制御手段として前記情報処理装置をさらに機能させることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  8. 前記情報処理装置は、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先として前記第2ネットワークが設定されることに応じて、前記前記第2ネットワークを識別する第2識別情報を記憶する記憶部をさらに備えており、
    前記第2通信手段は、前記記憶部が前記第2識別情報を記憶していない場合に、前記第1通信手段によって前記第1識別情報が取得された場合には、当該第1識別情報を前記第2識別情報として前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  9. 前記第2通信手段は、前記通信対象デバイスとの間で、画像処理に用いる画像データの通信を実行しており、
    前記第4通信手段は、前記画像データの通信が完了することに応じて、前記第2通信手段による通信の終了を検出することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  10. 前記第4通信手段は、前記通信対象デバイスとの間の通信が完了したことを示す報知情報を、前記第2種のインターフェイスを利用した通信によって前記通信対象デバイスから受信することに応じて、前記第2通信手段による通信の終了を検出することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  11. 前記情報処理装置は、前記情報処理プログラムおよびオペレーティングシステムプログラムを記憶する記憶部をさらに備えており、
    前記オペレーティングシステムプログラムは、
    識別情報によって識別されるネットワークとの間での通信を実行する通信制御手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記第2通信手段は、前記第1通信手段で取得した前記第1識別情報を前記通信制御手段に提供することで、前記第2種のインターフェイスを利用した前記通信対象デバイスとの通信を前記通信制御手段に実行させ、
    前記第4通信手段は、前記第2ネットワークを識別する第2識別情報を前記通信制御手段に提供することで、前記第2種のインターフェイスを利用した前記第2ネットワークとの通信を前記通信制御手段に実行させることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  12. 前記第1種のインターフェイスは近距離無線通信のためのインターフェイスであり、
    前記第2種のインターフェイスは無線LAN通信のためのインターフェイスであり、
    前記第1識別情報はSSID(Service Set Identifier)を含んでいることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  13. 前記第4通信手段は、前記第1通信手段で取得した前記第1識別情報に、予め定められた所定の文字列が含まれているか否かを検出することで、前記第1識別情報が、発行されるたびに異なる文字列を有する情報であるか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
  14. 前記第2通信手段は、
    前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが異なる場合に、前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスと直接に通信を実行することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  15. 前記第2通信手段は、前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが異なる場合に、前記第2種のインターフェイスを利用して前記第1ネットワークと通信することによって、前記通信対象デバイスと通信を実行することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  16. 第1の通信方式により、デバイスと無線による通信を実行するための第1種のインターフェイスと、
    第2の通信方式により、ネットワークまたはデバイスと無線による通信を実行するための第2種のインターフェイスと、
    前記情報処理装置が通信を行う対象のデバイスである通信対象デバイスと、前記第1種のインターフェイスを用いて通信を実行する第1通信手段と、
    前記通信対象デバイスが含まれている第1ネットワークと、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先として設定されている第2ネットワークと、が異なる場合に、前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスと通信を実行するために用いる第1識別情報を前記第1通信手段によって取得し、取得した前記第1識別情報に基づいて前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスとの間の通信を実行する第2通信手段と、
    前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが同一である場合に、新たに通信経路を確立する処理を行うこと無しに前記第2種のインターフェイスを利用して前記第2ネットワークと通信することによって、前記通信対象デバイスとの間の通信を実行する第3通信手段と、
    前記第2通信手段による前記第1識別情報に基づいた通信の終了後に、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先を前記第2ネットワークに戻す復帰処理を行う第4通信手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  17. 第1の通信方式により、デバイスと無線による通信を実行するための第1種のインターフェイスと、
    第2の通信方式により、ネットワークまたはデバイスと無線による通信を実行するための第2種のインターフェイスと、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が通信を行う対象のデバイスである通信対象デバイスと、前記第1種のインターフェイスを用いて通信を実行する第1通信ステップと、
    前記通信対象デバイスが含まれている第1ネットワークと、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先として設定されている第2ネットワークと、が異なる場合に、前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスと通信を実行するために用いる第1識別情報を前記第1通信ステップによって取得し、取得した前記第1識別情報に基づいて前記第2種のインターフェイスを利用して前記通信対象デバイスとの間の通信を実行する第2通信ステップと、
    前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとが同一である場合に、新たに通信経路を確立する処理を行うこと無しに前記第2種のインターフェイスを利用して前記第2ネットワークと通信することによって、前記通信対象デバイスとの間の通信を実行する第3通信ステップと、
    前記第2通信ステップによる前記第1識別情報に基づいた通信の終了後に、前記情報処理装置の前記第2種のインターフェイスを利用した通信の通信先を前記第2ネットワークに戻す復帰処理を行う第4通信ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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