JP6606446B2 - 流路切換弁 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、変速機の油圧回路などに用いられる流路切換弁に関する。
従来、自動変速機の出力軸の回転を阻止して車両の停止状態を維持させるパーキングロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このパーキングロック装置は、油圧回路により作動するパーキングアクチュエータバルブで操作される。
特表2008−503695号公報
従来の油圧回路などで用いられる流路切換弁は、入力ポートと、出力ポートと、蓄圧ポートを備えるものがある。蓄圧ポートには解除自在な第1逆止弁が設けられ、入力ポートには第2逆止弁が設けられたものも知られている。
この流路切換弁では、第1逆止弁を解除して、蓄圧ポートから蓄圧された流体が出力ポートに供給される場合には、蓄圧ポートからの流体圧によって、入力ポートの第2逆止弁が作動し、蓄圧ポートから供給される流体が入力ポートに出力されることを防止している。
ところで、蓄圧ポートから供給される流体は、第2逆止弁が作動するタイムラグによって若干入力ポートに流れてしまうという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、蓄圧ポートからの流体が第2逆止弁に流れることを防止できる流路切換弁を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明の流路切換弁(例えば、実施形態の流路切換弁1。以下同一。)は、
流体(例えば、実施形態の作動油。以下同一。)が供給される入力ポート(例えば、実施形態の入力ポート3。以下同一。)と、
供給された流体を出力する出力ポート(例えば、実施形態の出力ポート4。以下同一。)と、
供給された流体の一部を蓄圧器へと導く蓄圧ポート(例えば、実施形態の蓄圧ポート5。以下同一。)と、
蓄圧器へ出力された流体が蓄圧ポートから戻ることを解除自在に阻止する第1逆止弁(例えば、実施形態の第1逆止弁11。以下同一。)と、
蓄圧器から排出された流体が入力ポートから排出されることを阻止する第2逆止弁(例えば、実施形態の第2逆止弁21。以下同一。)と、を備え、
第1逆止弁は、第1連通口(例えば、実施形態の第1連通口12。以下同一。)と、第1連通口を閉塞することで蓄圧ポートを閉塞する第1閉塞部材(例えば、実施形態の第1ボール14。以下同一。)と、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止する閉塞解除部材(例えば、実施形態のピストン15。以下同一。)と、を備え、
第2逆止弁は、入力ポートを閉塞する第2閉塞部材(例えば、実施形態の第2弁座23及び第2ボール24。以下同一。)を備え、
閉塞解除部材は、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止するときに、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止する前に、第2閉塞部材で入力ポートを閉塞させることを特徴とする。
本発明によれば、閉塞解除部材で第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止するときに、閉塞解除部材が第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止する前に第2閉塞部材で入力ポートを閉塞させるため、従来のように、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞が解除されても、蓄圧ポートから流入する流体が、タイムラグによって入力ポートから漏れることを防止することができる。
[2]また、本発明においては、前記第1閉塞部材を第1球体(例えば、実施形態の第1ボール14。以下同一。)で構成し、前記閉塞解除部材は、前記第1連通口に挿通されて、第1球体を押圧することで、第1球体による第1連通口の閉塞を阻止可能なものであり、閉塞解除部材には拡径部(例えば、実施形態の拡径部15c。以下同一。)が設けられ、拡径部は、閉塞解除部材が第1球体を押圧する前に、第2閉塞部材を移動させて前記入力ポートを閉塞するように構成することができる。
[3]また、本発明においては、前記第2閉塞部材を、第2連通口(例えば、実施形態の第2連通口22。以下同一。)を有する閉塞部本体(例えば、実施形態の第2弁座23。以下同一。)と、第2連通口を閉塞可能な第2球体(例えば、実施形態の第2ボール24。以下同一。)とで構成し、前記閉塞解除部材は、第2球体を第2連通口に押し付けることにより、第2閉塞部材で前記入力ポートを閉塞させるように構成することができる。
本発明の流路切換弁の第1実施形態を示す説明図。 本発明の流路切換弁の第2実施形態を示す説明図。 比較例として示す従来の流路切換弁を示す説明図。
[第1実施形態]
図1を参照して、本発明の第1実施形態の流路切換弁1を説明する。第1実施形態の流路切換弁1は、自動変速機の油圧回路に用いられるものである。本実施形態の流路切換弁1は、シリンダ2を備えている。シリンダ2には、オイルポンプから調圧弁を介してライン圧が供給される入力ポート3と、入力ポート3から供給される油圧を出力する出力ポート4と、入力ポート3から供給される作動油の一部を蓄圧器に蓄圧する蓄圧ポート5とが設けられている。
シリンダ2内には、蓄圧器に出力された作動油が蓄圧ポート5から戻ることを解除自在に阻止する第1逆止弁11が設けられている。第1逆止弁11は、シリンダ2内と蓄圧ポート5とを連通させる第1連通口12が穿設された第1弁座13と、第1連通口12を閉塞可能な第1ボール14と、第1連通口12を通過して先端15aで第1ボール14を押圧自在な円柱状のピストン15とを備える。
ピストン15はスプリング16によって基端15b側に付勢されている。ピストン15の基端15bには、図示省略した蓄圧器解放用の開閉弁を開弁させると蓄圧器で蓄圧されていた油圧が供給され、第1ボール14による第1連通口12の閉塞を解除する。これによって、蓄圧器の油圧が蓄圧ポート5を介して出力ポート4に出力される。
また、シリンダ2内には、蓄圧器から排出された作動油が入力ポート3から排出されることを阻止する第2逆止弁21が設けられている。第2逆止弁21は、シリンダ2内と入力ポート3とを連通させる第2連通口22が穿設された第2弁座23と、第2連通口22を閉塞可能な第2ボール24とを備える。
第2弁座23は、図1に吹き出しで示すように、4つの凹部22aを備えており、この凹部22aも第2連通口22の一部として機能する。吹き出し中のA−A線は、図1に示す第2弁座23の切断断面の位置を示している。
凹部22aは、第2ボール24が入力ポート3側に押圧されることによって、第2弁座23も入力ポート3側に押され、入力ポート3の周壁に囲まれることによって作動油が通過不能となるように閉塞される。
ここで、第1逆止弁11を解除して、蓄圧ポート5から蓄圧された作動油が出力ポート4に供給される場合には、蓄圧ポート5からの油圧によって、入力ポート3の第2逆止弁21が作動し、蓄圧ポート5から供給される作動油が入力ポート3に出力されることを防止している。
ところで、蓄圧ポート5から供給される作動油は、第2逆止弁21が作動するタイムラグによって若干入力ポート3に流れてしまうという問題がある。
そこで、本実施形態の流路切換弁1では、ピストン15に拡径部15cを設け、ピストン15で第1ボール14による第1連通口12の閉塞を阻止するときに、ピストン15の先端15aが第1ボール14を押圧する前に、拡径部15cで第2ボール24を押圧し、第2ボール24で第2連通口22を閉塞することにより、入力ポート3を閉塞させるようにしている。
本実施形態の流路切換弁1によれば、ピストン15で第1ボール14による第1連通口12の閉塞を阻止するときに、ピストン15が第1ボール14による第1連通口12の閉塞を阻止する前に、第2弁座23と第2ボール24とで入力ポート3を閉塞させるため、従来のように、第1ボール14による第1連通口12の閉塞が解除されても、蓄圧ポート5から流入する作動油が、タイムラグによって入力ポート3から漏れることを防止することができる。
[第2実施形態]
図2を参照して、本発明の第2実施形態の流路切換弁1を説明する。第1実施形態のものと同一の構成は同一の符号を付して説明を省略する。第2実施形態の流路切換弁1は、第1実施形態のものと比較して、第2逆止弁21が異なる点を除き、全て同一に構成されている。
第2実施形態の第2逆止弁21は、第1実施形態の第2ボール24に代えて、第2弁座23と一体に形成される凸部27を備えている。ピストン15の拡径部15cは、凸部27と接触することにより、第2弁座23を入力ポート3に向かって押圧し、第2弁座23の第2連通口としての凹部22aが入力ポート3の周壁に囲まれて閉塞される。吹き出し中のA−A線は、図2に示す第2弁座23の切断断面の位置を示している。
本実施形態の流路切換弁1によれば、ピストン15で第1ボール14による第1連通口12の閉塞を阻止するときに、ピストン15が第1ボール14による第1連通口12の閉塞を阻止する前に、拡径部15cが凸部27を押圧して、第2弁座23で入力ポート3を閉塞させるため、従来のように、第1ボール14による第1連通口12の閉塞が解除されても、蓄圧ポート5から流入する作動油が、第2逆止弁の作動タイムラグによって入力ポート3から漏れることを防止することができる。
[比較例]
図3は、比較例としての従来構造の流路切換弁1’を示している。比較例の流路切換弁1’は、本発明の第1実施形態の流路切換弁1と比較して、ピストン15及び第2逆止弁21の構造が異なる点を除き全て同一に構成されている。
比較例の流路切換弁1’では、第1逆止弁11を解除して、蓄圧ポート5から蓄圧された作動油が出力ポート4に供給される場合には、蓄圧ポート5からの油圧によって、入力ポート3の第1逆止弁11が作動し、蓄圧ポート5から供給される作動油が入力ポート3に出力されることを防止している。
しかしながら、蓄圧ポート5から供給される作動油は、第2逆止弁21が作動するタイムラグによって若干入力ポート3に流れてしまうという問題がある。
1 流路切換弁
2 シリンダ
3 入力ポート
4 出力ポート
5 蓄圧ポート
11 第1逆止弁
12 第1連通口
13 第1弁座
14 第1ボール
15 ピストン
15a 先端
15b 基端
15c 拡径部
16 スプリング
21 第2逆止弁
22 第2連通口
22a 凹部
23 第2弁座
24 第2ボール
27 凸部

Claims (3)

  1. 流体が供給される入力ポートと、
    供給された流体を出力する出力ポートと、
    供給された流体の一部を蓄圧器へと導く蓄圧ポートと、
    蓄圧器へ出力された流体が蓄圧ポートから戻ることを解除自在に阻止する第1逆止弁と、
    蓄圧器から排出された流体が入力ポートから排出されることを阻止する第2逆止弁と、を備え、
    第1逆止弁は、第1連通口と、第1連通口を閉塞することで蓄圧ポートを閉塞する第1閉塞部材と、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止する閉塞解除部材と、を備え、
    第2逆止弁は、入力ポートを閉塞する第2閉塞部材を備え、
    閉塞解除部材は、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止するときに、第1閉塞部材による第1連通口の閉塞を阻止する前に、第2閉塞部材で入力ポートを閉塞させることを特徴とする流路切換弁。
  2. 請求項1記載の流路切換弁であって、
    前記第1閉塞部材は、第1球体であり、
    前記閉塞解除部材は、前記第1連通口に挿通されて、第1球体を押圧することで、第1球体による第1連通口の閉塞を阻止可能なものであり、
    閉塞解除部材には拡径部が設けられ、
    拡径部は、閉塞解除部材が第1球体を押圧する前に、第2閉塞部材を移動させて前記入力ポートを閉塞することを特徴とする流路切換弁。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の流路切換弁であって、
    前記第2閉塞部材は、第2連通口を有する閉塞部本体と、第2連通口を閉塞可能な第2球体とで構成されており、
    前記閉塞解除部材は、第2球体を第2連通口に押し付けることにより、第2閉塞部材で前記入力ポートを閉塞させることを特徴とする流路切換弁。
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