JP6603391B1 - カバーとその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
<カバーの基本形態1>
本発明に係るカバーは、図1に示すように、カバー1の略中央部分に設けられた貫通孔2が、引っ張れば伸びる薄さを有して被装着者の頭部が辛うじて通る大きさに形成され、この貫通孔2に被装着者の頭部を通して被ると、図3、図4に示すように、前記カバー1が被装着者の腹部と背中に分かれて垂れるカバー1となる。この状態のカバー1は、被装着者の両腕を除く上半身が、カバー1で被われた状態となるから、ケープとしての機能を有する。また、この状態の腹部側のカバー部分3aと背中側のカバー部分3bは、それぞれ上部が開口した袋部3になっている。そして、図5に示すように、腹部側の袋部3aを持ち上げて貫通孔2から被装着者の顔を露出させると、図6のように、貫通孔2の周縁がさらに伸びて、貫通孔2が被装着者のうなじから耳の下を通って額に至る顔周りの肌に密着する。その状態の腹部側の袋部3aと背中側の袋部3bとは、頭部を被うことのできる大きさであることを特徴とする。
図7は、カバー1の第二の形態の外観斜視図を示し、図8は、この第二のカバー1を装着した状態を背中側から見た図面代用写真である。この第二の形態のカバー1は、図8に示すように、一方の袋部3aを被装着者の腹部側に垂らし、他方の袋部3bを被装着者の背中側に垂らした状態のカバー1の両肩近傍に、カバー1の左右両端から内側に向けて切込み31を入れている。この切込み31がないカバー1では、被装着者が前屈みになったり、腕を前方に伸ばしたりした場合は、背中側の袋部3bの開口部30が閉じて、肩から垂れる髪が袋部3b内に収まらないことがある。しかし、この切込み31を入れることにより、図8のように、背中側の袋部3bの開口部30が大きく広がって開くから、鏡を見なくても、後ろに垂れる頭髪を袋部3b内に納めることができる。したがって、この切込み31は、被装着者のうなじが当る貫通孔2の縁21を通る鉛直線上に設けておくのが好ましい。また、この切込み31が入ることにより、背中側の袋部3bに衿のような折り返し部5が形成されるから、背中側の袋部3bを、頭部に被せた腹部側の袋部3aの上に被せた場合に、収まりがよくなるメリットがある。
以上のカバー1は、四角形のポリ袋を中心線で二分割することによって簡単に製作することができるが、この素材の貫通孔2は、伸びた後、多少は縮むが、元のサイズには戻らないので、繰り返し使用することは難しい。そのため、ポリエチレン素材等で成形したカバー1は、使い捨てを前提にしている。しかし、最近では、プラスチックごみの削減が叫ばれ、その要請に応えるためには、繰り返し使用できるものでなければならない。図9に示すカバー10は、そうした要請に応えることができるカバー1の一例を示したものである。
実用化に際しては、厚手のシート10に対し、薄いシート11を複数枚用意し、薄いシート11の第二の貫通孔2aの外周に設ける接合材(粘着面)12に剥離シートを貼付しておき、使用に際しては、その剥離シートを剥がして、厚手のシート10の貫通孔20に被せて接合できるようにしておく。こうすれば、薄いシート11を取り替えて使用することで、厚手のシート10を繰り返し使用することができる。
図1、図7のカバー1を使用するときは、各袋部3a、3bの開口部30を上に向けてカバー1の貫通孔2に被装着者の頭部を通して被る。そうすると、図3、図4、図8に示すように、上部が開口した袋部3a、3bが被装着者の腹部側と背中側に分かれて垂れるから、カバー1が汚れ防止用のケープとなる。この状態で、被装着者の頭髪にヘアカラー剤やトリートメント剤等の薬剤を施した後、図5に示すように、腹部側に垂らした袋部3aを持ち上げて、貫通孔2から被装着者の顔を露出させる。このとき、貫通孔2のうなじ側は、伸びながら束になり、貫通孔2の前側は、顔で押し広げられて、図6のように、平面的に広がった状態で顔周りの肌に密着する。このときの貫通孔2の締め付け力は、不快感を覚えるような強いものではなく、それが伸びて薄くなったことにより、適度な強さと幅とでもって肌に密着する。
また、第三の形態のカバー1を構成するときは、薄いシート11を医療用の手袋等に使用する薄いゴムシートで構成しても良い。このゴムシートも、若干伸びた状態で顔周りの肌に密着するから、薬剤の化学反応で生じた水分や薬剤が、貫通孔2から漏れ出ることはない。
A:110mm B:255mm
C:300mm D:120mm
E:455mm F:300mm
G:165mm H:200mm
I:455mm J:145mm
K:240mm
なお、図14、図15において、太線で示した縁の部分は、連結されて開かないようになっている。また、図15のカバーは、図14に示すカバーと略同じ大きさである。
2 貫通孔
3 袋部
10 厚手のシート
11 貫通孔2に被せるシート
12 接合材
2a 第二の貫通孔
3a 腹部側の袋部
3b 背中側の袋部
31 切込み
32a ファスナー
32b ファスナー
Claims (8)
- カバーの略中央部分に設けられた貫通孔が、引っ張れば薄くなりながら伸びて肌に密着する素材でもって被装着者の頭部が辛うじて通る大きさに形成されており、前記貫通孔に被装着者の頭部を通して被ると、前記カバーが被装着者の腹部と背中に分かれて垂れるカバーとなり、前記腹部側に垂れるカバー部分と背中側に垂れるカバー部分とが、それぞれ上部が開口した袋部に形成され、さらに前記腹部側の袋部を持ち上げて前記貫通孔から被装着者の顔を露出させると、前記貫通孔の周縁がさらに伸びて、被装着者のうなじから耳の下を通って額に至る顔周りの肌に密着し、その状態の前記腹部側の袋部と前記背中側の袋部とが、頭髪を被うことのできる大きさであるカバー。
- 前記貫通孔に被装着者の頭部を通して、前記各袋部でもって被装着者の腹部と背中をそれぞれ被った状態の、被装着者の両肩近傍の前記カバーには、該カバーの左右両端から内側に向けて切込みが入れられている請求項1に記載のカバー。
- 前記カバーは、略中央部分に前記貫通孔が設けられた略四角形のシートの前側略半分と後側略半分をそれぞれ折って袋状に接合することにより、前記腹部側の袋部と前記背中側の袋部がそれぞれ形成されたものである請求項1又は2に記載のカバー。
- 前記袋状に接合される接合面には、合わせ面を着脱自在に接続するファスナーが設けられている請求項3に記載のカバー。
- 請求項1から3の何れかに記載の前記貫通孔に被せるシートであって、前記シートには、引っ張れば伸びる薄さを有して、被装着者の頭部が辛うじて通る大きさの第二の貫通孔が形成され、さらに前記第二の貫通孔の外周部分には、前記貫通孔の外周部分と接合するための粘着材が設けられているシート。
- 前記シートの前記粘着材が設けられた粘着面には、剥離シートが貼付されている請求項5に記載のシート。
- 請求項1から4の何れかに記載のカバーの使用方法であって、前記各袋部の開口側を上に向けて前記カバーの貫通孔に被装着者の頭部を通して被ることにより、上部が開口した各袋部を被装着者の腹部側と背中側にそれぞれ垂らし、その状態で被装着者の頭髪に薬剤を施した後、腹部側に垂らした袋部を持ち上げて、前記貫通孔から被装着者の顔を露出させることにより、前記貫通孔の周縁を被装着者のうなじから耳の下を通って額に至る顔周りに密着させ、続いて背中側に垂らした袋部を、頭部に被せた前記腹部側の袋部からはみ出る頭髪に被せる、あるいは、頭部に被せた前記腹部側の袋部の上に被せて、頭髪全体を包み込むことを特徴とするカバーの使用方法。
- 請求項7のカバーの使用方法に続いて、さらに被装着者から左右方向に張り出した部分を後側で、又は、前側の顎下で結び合わせて綴じることを特徴とするカバーの使用方法。
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