JP6603084B2 - 移動情報可視化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動情報可視化装置に関し、特に、スタッフが業務のために施設内を移動した様子を可視化して出力するシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、施設スタッフが多種多様な業務に従事している。例えば、病院の看護師は、患者からのナースコールを受けて病室に移動し、必要な処置を行っている。その他にも、巡回、血圧・体温・脈などの測定、注射・点滴・採血などの治療の補助、配膳、ベッドメーキングなど、看護師は病院内の必要な場所に移動して、そこで必要な業務を行っている。
従来、このような施設内でのスタッフの業務に関して、適切な業務管理を行うことができるように、各スタッフの業務量を把握したいという要望がある。これに対し、各看護師の状況や各患者への業務実施履歴を一目で把握できるように可視化するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の業務状況可視化システムでは、各看護師の状況を各種センサからの情報に基づいて検知し、検知結果を含む看護師状況情報を時刻情報と共にコンテキスト管理サーバに蓄積する。そして、蓄積された看護師状況情報に基づいて、任意の時刻における各看護師の状況を示す画像を看護師状況ビューワでモニタに一覧表示するようにしている。
また、タグに記録された個人識別情報をリーダライタで読み取って、認証用データベースの登録データとの照合により個人認証を行うことにより、看護師の医療行動に基づく動線を時系列に記憶するようにした行動管理システムも知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、看護師が室内に入る毎に、自己が所有するタグを部屋の扉の周辺に設けたリーダライタに近接させることにより、個人認証を行う。そして、その認証結果を管理データベースに逐次送信し、時系列に記憶保持するようにしている。
特開2010−224879号公報 特開2005−174032号公報
上記特許文献1に記載のシステムによれば、指定した任意の時刻における各看護師の業務状況を画像によって確認することができる。しかしながら、その画像を見ても、一人の看護師の全体の業務状況を一見して把握することはできない。看護師の業務は、各患者の病室内で行われることが多い。しかし、病室間の移動にもかなりの時間が取られている。したがって、適切な業務管理を行うためには、看護師の病院内での移動状況も把握することが望ましい。
これに対して、上記特許文献2に記載のシステムによれば、看護師が病院内で移動した動線を記録することが可能である。しかしながら、看護師の移動した動線を記録することができるのみで、看護師の病院内での移動状況を一見して把握することはできない。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、施設内でのスタッフの移動状況をユーザが一見して分かりやすく把握することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、施設のスタッフの存在位置を表す時系列の位置情報に基づいて、施設を複数のエリアに分けた場合のエリア境界地点から存在位置までの距離を第1の軸にとるとともに、所定時点からの経過時間を第2の軸にとって表した2次元グラフを生成し、当該2次元グラフを画面表示させるようにしている。ここで、エリア境界地点を第1の軸の原点とし、時系列の位置情報が同じエリア内での存在位置を示している期間は、第1の軸の原点よりも一方側にグラフを生成する。また、時系列の位置情報が他のエリアでの存在位置を示すものに変わった時点から、第1の軸の原点よりも他方側にグラフを生成するようにする。
上記のように構成した本発明によれば、施設のスタッフがエリア境界地点からどのくらいの距離を移動したのかが時系列のグラフで表されるようになるので、施設内でのスタッフの移動状況をユーザが一見して分かりやすく把握することができる。特に、本発明では、スタッフが同じエリア内を移動している期間は、第1の軸の原点よりも一方側にグラフが生成され、そのエリアから他のエリアにスタッフが移動した後の期間は、第1の軸の原点よりも他方側にグラフが生成されるので、スタッフが同じエリア内を移動しているのか、他のエリアに移って移動したのかについても一目瞭然となる。しかも、エリアの数が3つ以上であっても、1つの2次元グラフでエリア内の移動およびエリア間の移動を可視化することができる。
本実施形態による移動情報可視化装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態の移動情報可視化装置を適用した看護業務管理システムの全体構成例を示す図である。 本実施形態の看護業務管理システムが適用される病院のレイアウト例を示す図である。 本実施形態のグラフ生成部により生成される2次元グラフの一例を示す図である。 本実施形態の看護業務管理システムが適用される病院の他のレイアウト例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による移動情報可視化装置の機能構成例を示すブロック図である。図2は、本実施形態の移動情報可視化装置を適用した看護業務管理システムの全体構成例を示す図である。図3は、本実施形態の看護業務管理システムが適用される病院のレイアウト例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態の看護業務管理システムは、非接触タグ装置(以下、これを単にタグ装置と称する)1と、非接触タグリーダ装置(以下、これを単にリーダ装置と称する)2と、管理装置3とを備えて構成されている。リーダ装置2と管理装置3との間は、有線の院内ネットワーク4で接続されている。
タグ装置1は、例えばRFID(radio frequency identifier)タグであり、病院内で業務を行う個々の看護師が所持する。タグ装置1は、当該タグ装置1を一意に識別するためのタグIDを内部メモリに記憶している。タグ装置1は、電磁誘導による発電機能および近距離無線通信機能を備えており、リーダ装置2に近づけられたときに起電力を発生させ、内部メモリに記憶されたタグIDをリーダ装置2に送信する。
リーダ装置2は、図3に例示するように、病院内の個々の病室の出入口に設置されている。図3の例では、病院は3つの病棟(北病棟、西病棟、東病棟)を有しており、各病棟内にそれぞれ複数の病室が設けられている。そして、北病棟の各病室にリーダ装置2(N1〜N8)が設置され、西病棟の各病室にリーダ装置2(W1〜W8)が設置され、東病棟の各病室にリーダ装置2(E1〜E8)が設置されている。
各病室のリーダ装置2(N1〜N8,W1〜W8,E1〜E8)は、そこで業務を行う看護師の所持するタグ装置1が近接したときに、電磁波などを用いてタグ装置1と無線で通信できるようになっている。リーダ装置2は、タグ装置1との近距離無線通信機能に加えて、院内ネットワーク4を介して管理装置3と通信するネットワーク通信機能も備えている。
リーダ装置2は、当該リーダ装置2を一意に識別するためのリーダIDを内部メモリに記憶している。リーダ装置2は、タグ装置1からタグIDを受信すると、当該受信したタグIDと、自身の内部メモリから読み出したリーダIDとを、院内ネットワーク4を介して管理装置3に送信する。管理装置3は、リーダ装置2から送られてくるタグIDおよびリーダIDを、受信時刻と共に時系列に記憶していく。
管理装置3では、タグIDと、そのタグIDに対応するタグ装置1を使用する看護師を一意に識別するための看護師IDとをあらかじめ関連付けて記憶している。また、リーダIDと、そのリーダIDに対応するリーダ装置2が設置されている病室を一意に識別するための病室IDとをあらかじめ関連付けて記憶している。
これにより、タグIDによって看護師を特定することが可能であり、リーダIDによって看護師の存在位置を特定することが可能である。すなわち、管理装置3が記憶するリーダIDは、看護師の存在位置を表す位置情報に相当する。管理装置3は、各場所のリーダ装置2から逐次送られてくるタグIDおよびリーダIDを受信時刻と共に順次記憶することにより、各看護師の存在位置を表す位置情報を時系列に記憶していくことになる。
なお、ここに示した看護業務管理システムの構成は単なる一例であり、これに限定されるものではない。例えば、各看護師がリーダ装置を所持し、各病室の出入口にタグ装置を設置するようにしてもよい。この場合、管理装置3では、リーダIDに対して看護師IDを関連付けて記憶し、タグIDに対して病室IDを関連付けて記憶する。
また、RFIDによる近距離無線通信手段に代えて、Bluetooth(登録商標)またはWi−Fi等の無線通信手段を用いるようにしてもよい。この場合、看護師が所持するスマートフォン等の携帯端末を利用することが可能である。要は、各看護師の存在位置を表す位置情報を時系列に記憶していく仕組みを有していれば、どのような構成のシステムであってもよい。
図1に示す本実施形態の移動情報可視化装置10は、図2の管理装置3が備えるものである。移動情報可視化装置10は、データベースとして、存在位置情報記憶部11を備えている。また、移動情報可視化装置10は、その機能構成として、グラフ生成部12および表示制御部13を備えている。存在位置情報記憶部11は、上述したように、各看護師の存在位置を表す位置情報を時系列に記憶する。
グラフ生成部12および表示制御部13の機能は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、グラフ生成部12および表示制御部13は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現される。なお、当該プログラムは、ハードディスクや半導体メモリ等の他の記録媒体に記憶されていてもよい。
グラフ生成部12は、存在位置情報記憶部11に記憶されている時系列の位置情報に基づいて、病院を複数のエリアに分けた場合のエリア境界地点から存在位置までの距離を第1の軸(例えば、Y軸)にとるとともに、所定時点からの経過時間を第2の軸(例えば、X軸)にとって表した2次元グラフを生成する。エリアの分け方は任意であるが、一例として、病棟毎にエリアを分けることが可能である。
図3の例では、北病棟のエリア(以下、北エリアという)、西病棟のエリア(以下、西エリアという)、東病棟のエリア(以下、東エリアという)に分ける。これら3つのエリアは、中心のホールを起点として3方向に分岐するようにレイアウトされている。この場合、3つのエリアのエリア境界地点は何れも、ホールがある地点となる。すなわち、北エリアと西エリアとの境界地点、西エリアと東エリアとの境界地点、東エリアと北エリアとの境界地点は何れもホールである。
グラフ生成部12は、エリア境界地点をY軸の原点とし、時系列の位置情報が同じエリア内での存在位置を示している期間は、Y軸の原点よりも一方側(+側または−側)にグラフを生成する。そして、時系列の位置情報が他のエリアでの存在位置を示すものに変わった時点から、Y軸の原点よりも他方側(−側または+側)にグラフを生成する。
表示制御部13は、グラフ生成部12により生成された2次元グラフを画面表示させる。ここで、表示制御部13は、管理装置3が備えるディスプレイ(図示せず)に対して2次元グラフを表示させる。あるいは、院内ネットワーク4に接続された他の端末(図示せず)からの要求に応じて、グラフ生成部12により生成された2次元グラフの画像を端末に送信し、当該端末が備えるディスプレイに対して2次元グラフを表示させるようにしてもよい。
図4は、グラフ生成部12により生成される2次元グラフの一例を示す図である。図4は、折れ線グラフを生成した例を示している。図4において、X軸は時間軸であり、存在位置情報記憶部11に記憶されている受信時刻を表している。ここでは、ある1日の1時(所定時点)から24時までを表している。Y軸は距離軸であり、エリア境界地点(ホール)から、存在位置情報記憶部11に記憶されている位置情報で示される看護師の存在位置(各病室)までの距離を表している。
図4の例では、X軸を所定の時間帯毎(1時間毎)に区分し、1つの時間帯には1つの折れ点をプロットするようにしている。また、図4の例では、エリア境界地点(ホール)から看護師の存在位置(各病室)までの距離を、ホールから数えた病室の数に対応した4段階の距離で表している。例えば、北エリアの場合、リーダ装置N1,N2のある病室がエリア境界地点から最も遠く、4段階中の“4”の距離に相当する。一方、リーダ装置N7,N8のある病室がエリア境界地点から最も近く、4段階中の“1”の距離に相当する。
なお、1つの時間帯に1つの折れ点のみプロットする場合において、同じ時間帯内に複数の位置情報が含まれる場合(すなわち、同じ時間帯内に看護師が複数の病室で業務を行った結果、同じ時間帯内に複数のリーダID(位置情報)が存在位置情報記憶部11に記憶された場合)、その時間帯内に含まれる複数の位置情報の中から何れか1つを選択する必要がある。グラフ生成部12は、例えば、エリア境界地点から存在位置までの距離が最も遠い位置情報を代表値として選択し、グラフを生成する。
ここで、図4に示す折れ線グラフの意味を説明する。最初に、看護師がホールから北エリアの病室に移動したとする。この場合、グラフ生成部12は、存在位置情報記憶部11に記憶されている時系列の位置情報が北エリア内での存在位置を示している期間(1時〜6時までの期間)は、Y軸の原点よりも+側に折れ線グラフを生成する。
そして、グラフ生成部12は、存在位置情報記憶部11に記憶されている時系列の位置情報が他のエリア(西エリアまたは東エリア)での存在位置を示すものに変わった時点(7時の時点)から、Y軸の原点よりも−側に折れ線グラフを生成する。ここでは説明として、看護師が北エリアから東エリアの病室に移動したとする。
この場合、グラフ生成部12は、存在位置情報記憶部11に記憶されている時系列の位置情報が東エリア内での存在位置を示している期間(7時〜10時までの期間)は、Y軸の原点よりも−側に折れ線グラフを生成する。そして、グラフ生成部12は、存在位置情報記憶部11に記憶されている時系列の位置情報が他のエリア(北エリアまたは西エリア)での存在位置を示すものに変わった時点(11時の時点)から、Y軸の原点よりも+側に折れ線グラフを生成する。
グラフ生成部12は、以下同様にして、時系列の位置情報が他のエリアの存在位置を示すものに変わる毎に、折れ線グラフを描画する領域をY軸の+側/−側に切り替えて、時系列の折れ線グラフを生成する。このように、本実施形態では、Y軸の原点から+側または−側と、基本的には2つの方向しか表すことのできない2次元折れ線グラフにおいて、北エリア、西エリアおよび東エリアの3つの方向に対する移動距離を可視化して表現できるようにしている。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、看護師の存在位置を表す時系列の位置情報に基づいて、病院を複数のエリアに分けた場合のエリア境界地点から存在位置までの距離をY軸にとるとともに、所定時点からの経過時間をX軸にとって表した2次元折れ線グラフを生成し、当該2次元グラフを画面表示させるようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、看護師がエリア境界地点からどのくらいの距離を移動したのかが時系列の折れ線グラフで表されるようになるので、病院内での看護師の移動状況をユーザが一見して分かりやすく把握することができる。
特に、本実施形態では、エリア境界地点をY軸の原点とし、時系列の位置情報が同じエリア内での存在位置を示している期間は、Y軸の原点よりも一方側にグラフを生成する。また、時系列の位置情報が他のエリアでの存在位置を示すものに変わった時点から、Y軸の原点よりも他方側にグラフを生成するようにしている。これにより、看護師が同じエリア内を移動しているのか、他のエリアに移って移動したのかについても一目瞭然となる。
看護師の絶対的な移動量が多い場合、エリア間の移動回数が多い場合などは、移動にかかる時間が多くなり、その分、患者に対する看護業務にかけられる時間が少なくなってしまう。本実施形態によれば、このようなことが折れ線グラフによって可視化されるので、担当患者の見直し、看護師の配置換え、他の看護師による業務支援など、適切な業務管理を行う際の検討材料を得ることができる。
なお、上記実施形態では、図3に例示したように、どのエリアもエリア境界地点を1つのみ有する例を示したが、病院のレイアウトによっては、1つのエリアに複数のエリア境界地点が存在する場合もあり得る。例えば、図5のようなレイアウトの場合、北エリアは、西エリアとの間に1つ目のエリア境界地点51を有し、東エリアとの間に2つ目のエリア境界地点52を有する。この場合、グラフ生成部12は、時系列の位置情報が他のエリアでの存在位置を示すものに変わる前に位置情報が存在していたエリアとの境界地点をY軸の原点として、折れ線グラフを生成する。
例えば、看護師が西エリアから北エリアに移動した場合、グラフ生成部12は、西エリアと北エリアとのエリア境界地点51をY軸の原点として、北エリアでの移動距離に関する折れ線グラフを生成する。一方、看護師が東エリアから北エリアに移動した場合、グラフ生成部12は、東エリアと北エリアとのエリア境界地点52をY軸の原点として、北エリアでの移動距離に関する折れ線グラフを生成する。
また、上記実施形態では、エリア境界地点から看護師の存在位置までの距離をY軸、所定時点からの経過時間をX軸にとって折れ線グラフを生成する例について説明したが、X軸とY軸を逆にしてもよい。また、上記実施形態では、グラフ生成部12が生成する2次元グラフの一例として折れ線グラフを挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、棒グラフでもよい。
また、上記実施形態では、図4のように、時間軸を所定の時間帯毎(1時間毎)に区分し、1つの時間帯に1つの折れ点のみをプロットする例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、存在位置情報記憶部11に記憶されている各受信時刻における位置情報を全て用いて2次元グラフを生成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、エリアの一例として、病棟毎に分けたエリアを示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、フロア毎にエリアを分けるようにしてもよい。あるいは、移動距離を観測する際の原点として設定したい任意の地点をエリア境界地点とし、当該エリア境界地点を起点として任意のエリアを設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、移動情報可視化装置10を適用する施設の一例として病院、施設内に業務を行うスタッフの一例として看護師を挙げて説明したが、適用例はこれに限定されない。例えば、施設の他の例として介護施設、スタッフの他の例として介護者を挙げることができる。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 移動情報可視化装置
11 存在位置情報記憶部
12 グラフ生成部
13 表示制御部

Claims (3)

  1. 施設のスタッフの存在位置を表す位置情報を時系列に記憶した存在位置情報記憶部と、
    上記存在位置情報記憶部に記憶されている時系列の位置情報に基づいて、上記施設を複数のエリアに分けた場合のエリア境界地点から上記存在位置までの距離を第1の軸にとるとともに、所定時点からの経過時間を第2の軸にとって表した2次元グラフを生成するグラフ生成部と、
    上記グラフ生成部により生成された上記2次元グラフを画面表示させる表示制御部とを備え、
    上記グラフ生成部は、上記エリア境界地点を上記第1の軸の原点とし、上記時系列の位置情報が同じエリア内での存在位置を示している期間は、上記第1の軸の原点よりも一方側にグラフを生成し、上記時系列の位置情報が他のエリアでの存在位置を示すものに変わった時点から、上記第1の軸の原点よりも他方側にグラフを生成するようにしたことを特徴とする移動情報可視化装置。
  2. 上記グラフ生成部は、上記第2の軸を所定の時間帯毎に区分し、同じ時間帯内に複数の位置情報が含まれる場合は、上記エリア境界地点から上記存在位置までの距離が最も遠い位置情報を代表値として、上記グラフを生成することを特徴とする請求項1に記載の移動情報可視化装置。
  3. 上記グラフ生成部は、1つのエリアに複数のエリア境界地点が存在する場合、上記時系列の位置情報が上記他のエリアでの存在位置を示すものに変わる前に上記位置情報が存在していたエリアとの境界地点を上記第1の軸の原点として、上記グラフを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の移動情報可視化装置。
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