JP6602225B2 - タッチパネルおよびその製造方法並びに表示装置およびその製造方法 - Google Patents

タッチパネルおよびその製造方法並びに表示装置およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネルおよびその製造方法と、タッチパネルを備える表示装置およびその製造方法とに関する。
タッチパネルは、基板上に形成された下層配線と、下層配線を覆うように形成された層間絶縁膜と、層間絶縁膜上に形成された上層配線と、上層配線を覆うように形成された保護膜とを備えている。また、下層配線および上層配線を外部と接続するために、下層配線に接続された下層配線端子上の層間絶縁膜および保護膜に開口部(コンタクトホール)が形成され、上層配線に接続された上層配線端子上の保護膜に開口部が形成されている。
一般的に、下層配線および上層配線は、スパッタ法を用いて形成された導電性膜を予め定められたパターンにエッチングすることによって形成される。エッチングの方法としては、ウェットエッチング法またはドライエッチング法が挙げられるが、一般的にはウェットエッチング法を用いて導電性の配線を形成する。また、層間絶縁膜および保護膜は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法または塗布法を用いて形成される絶縁膜である。
静電容量方式のタッチパネルは、下層配線と上層配線との間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザの指がタッチパネルの操作面に近づいたか否かを判断している。しかし、下層配線と上層配線との間の静電容量が大きくなり過ぎると検出感度が低下してしまう。このような問題の対策として、従来では、適切な静電容量となるように下線配線のパターンおよび上層配線のパターンが設計されている。
一般的にタッチパネルは、液晶ディスプレイ等の表示パネル上に配置されて使用されるが、規則的な繰り返しで形成されているタッチパネルにおける配線のパターンと、規則的な繰り返しで形成されている液晶ディスプレイにおける画素のパターンとによって干渉模様(モアレ)が発生し、画質の低下を引き起こす場合がある。このような干渉模様の発生を抑えるために、特許文献1では、タッチパネルにおける下層配線および上層配線の各々が、単純に直線が交差するだけのようなパターンではなく、当該パターンと直線または曲線で囲まれた(閉じられた)パターンとの組み合わせとなるように形成されている。
特開2014−164733号公報
タッチパネルにおける下層配線のパターンおよび上層配線のパターンは、人間に視認されない程度のサイズにする必要がある。また、タッチパネルと液晶ディスプレイとの間で発生する干渉模様も視認されないようにする必要がある。一般的に、液晶ディスプレイの解像度が上がり画素のサイズが小さくなると、干渉模様を視認されにくくするためにはタッチパネルにおける配線のパターンを小さくする必要がある。従って、上記のような下層配線および上層配線の各々で囲まれた領域の面積も小さくする必要がある。
曲線の下層配線および上層配線をウェットエッチングでパターニングする場合において、例えばエッチングの化学反応で気体が発生するときは、曲線で囲まれた領域の面積が小さくなるに従って、化学反応によって発生した気体がレジストに囲まれた部分に溜まりやすくなってエッチング液の供給が阻害され、当該阻害された部分におけるエッチング能力が低下してエッチング残が発生しやすくなる。また、エッチングの化学反応で気体が発生しないときは、曲線で囲まれた領域の面積が小さくなるに従って、基板表面のエッチング液の濡れ性が良くないとエッチング液のはじきが生じてエッチング液の供給が阻害され、当該阻害された部分におけるエッチング能力が低下してエッチング残が発生しやすくなる。ここで、エッチング残とは、本来はエッチングされるべき下層配線および上層配線の基となる配線材料が、エッチング後に残っていることをいう。
上記のエッチング残は、単独で存在する場合はエッチング残が存在する領域が小さいためユーザに視認されにくいが、複数個所に接近して存在する場合はユーザに容易に視認される。エッチング残がユーザに容易に視認される場合は、タッチパネルとして使用することができないため、歩留まりが低下して生産コストが増加するという問題がある。
通常、配線のパターニングを行うエッチング装置としては、エッチング液を用いて配線材料をエッチングしてパターンを形成するウェットエッチング装置が用いられる。エッチング残の発生を抑制するために、ウェットエッチング装置について、配線材料を形成した基板に対してエッチング液を均一に供給し、かつエッチング液の置換性を良くするためにシャワーノズルの噴出角を最適化したり、基板を揺動可能にしたり、基板を傾斜させたりする等の改良を行うことも比較的有効である。しかし、このような改良を行うための費用が必要となり、生産コストが増加するという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、エッチング残の発生を抑制することが可能なタッチパネルおよびその製造方法と、当該タッチパネルを備える表示装置およびその製造方法に関する。
上記の課題を解決するために、本発明によるタッチパネルは、基板と、基板上に複数の第1の交差点を有する第1のパターンとなるように形成された第1の配線と、第1の配線上に形成された絶縁膜と、絶縁膜上に複数の第2の交差点を有する第2のパターンとなるように形成された第2の配線とを備え、第1のパターンは、第1の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第1の領域を囲む第1の配線の一部が分断され、第2のパターンは、第2の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第2の領域を囲む第2の配線の一部が分断されていることを特徴とする。
また、本発明によるタッチパネルの製造方法は、(a)基板を準備する工程と、(b)基板上に複数の第1の交差点を有する第1のパターンとなるように第1の配線を形成する工程と、(c)第1の配線上に絶縁膜を形成する工程と、(d)絶縁膜上に複数の第2の交差点を有する第2のパターンとなるように第2の配線を形成する工程とを備え、工程(b)において、第1のパターンは、第1の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第1の領域を囲む第1の配線の一部が分断されるように形成され、工程(d)において、第2のパターンは、第2の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第2の領域を囲む第2の配線の一部が分断されるように形成されることを特徴とする。
本発明によると、タッチパネルは、基板と、基板上に複数の第1の交差点を有する第1のパターンとなるように形成された第1の配線と、第1の配線上に形成された絶縁膜と、絶縁膜上に複数の第2の交差点を有する第2のパターンとなるように形成された第2の配線とを備え、第1のパターンは、第1の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第1の領域を囲む第1の配線の一部が分断され、第2のパターンは、第2の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第2の領域を囲む第2の配線の一部が分断されているため、エッチング残の発生を抑制することが可能となる。
また、タッチパネルの製造方法は、(a)基板を準備する工程と、(b)基板上に複数の第1の交差点を有する第1のパターンとなるように第1の配線を形成する工程と、(c)第1の配線上に絶縁膜を形成する工程と、(d)絶縁膜上に複数の第2の交差点を有する第2のパターンとなるように第2の配線を形成する工程とを備え、工程(b)において、第1のパターンは、第1の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第1の領域を囲む第1の配線の一部が分断されるように形成され、工程(d)において、第2のパターンは、第2の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第2の領域を囲む第2の配線の一部が分断されるように形成されるため、エッチング残の発生を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1によるタッチパネルの構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による下層配線のパターンおよび上層配線のパターンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1によるレジストのパターンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるタッチパネルの製造工程の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2による下線配線のパターンおよび上層配線のパターンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態3による下線配線のパターンおよび上層配線のパターンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態4による下線配線のパターンおよび上層配線のパターンの一例を示す平面図である。 前提技術によるタッチパネルの構成の一例を示す断面図である。 前提技術による下層配線のパターンおよび上層配線のパターンの一例を示す平面図である。 前提技術による下層配線のパターンおよび上層配線のパターンで発生したエッチング残の一例を示す平面図である。 タッチパネルにおける曲線で囲まれた領域の面積とエッチング残の発生率との関係の一例を示す図である。 前提技術によるレジストのパターンの一例を示す平面図である。 前提技術による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 前提技術による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 前提技術による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 前提技術による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。 前提技術による下層配線のエッチングの進行状態の一例を示す断面図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<前提技術>
まず、本発明の前提となる技術(前提技術)について説明する。
図22は、前提技術によるタッチパネルの構成の一例を示す断面図である。なお、図22では、静電容量方式のタッチパネルにおけるセンサー部の断面の概略を示している。
図22に示すように、ガラスまたはフィルム等の透明な基板18上には、下層配線19および下層配線端子20が形成されている。下層配線19および下層配線端子20は、アルミニウム、銅、アルミニウムまたは銅を含む合金等の金属、酸化インジウム系または酸化錫系の透明な酸化物等、あるいはこれらの積層によって構成される。
下層配線19と下層配線端子20の一部とを覆うように層間絶縁膜21が形成されている。層間絶縁膜21は、下層配線19および下層配線端子20と、上層配線22および上層配線端子23との間における絶縁を確保するために形成されている。
層間絶縁膜21上には、下層配線19および下層配線端子20と同様の材料からなる上層配線22および上層配線端子23が形成されている。上層配線22と上層配線端子23の一部とを覆うように保護膜24が形成されている。
下層配線19および下層配線端子20は、電気的に接続されている。下層配線端子20を介して下層配線19と外部とを電気的に接続するために、下層配線端子20上には層間絶縁膜21および保護膜24を貫通したコンタクトホール25が形成されている。下層配線端子20の表面の一部は、コンタクトホール25を介して露出している。
上層配線22および上層配線端子23は、電気的に接続されている。上層配線端子23を介して上層配線22と外部とを電気的に接続するために、上層配線端子23上には保護膜24を貫通したコンタクトホール26が形成されている。上層配線端子23の表面の一部は、コンタクトホール26を介して露出している。
液晶ディスプレイにおける画素のパターンと、タッチパネルにおける下層配線19および上層配線22のパターンとによって生じる干渉模様の発生を抑えるために、下層配線19および上層配線22の各々は、単純な直線のパターンではなく、図23に示すような曲線のパターンと曲線で囲まれたパターンとの組み合わせとなるように形成されている。
上述の通り、一般的に、液晶ディスプレイにおける画素のサイズが小さくなると、タッチパネルにおける曲線で囲まれたパターンも小さくする必要がある。曲線で囲まれたパターンが小さくなると、下層配線19および上層配線22のパターンを形成するためのエッチング工程において、図24に示すようなエッチング残27,28が発生しやすくなる。このようなエッチング残は、単独で存在する場合はユーザに視認されにくいが、複数個所に接近して存在する場合はユーザに容易に視認されるため、タッチパネルとして使用することができない。
図25は、曲線で囲まれた領域の面積とエッチング残の発生率との関係の一例を示す図である。
図25に示すように、エッチング残の発生率は、曲線で囲まれたパターンの面積が小さくなるに従って高くなる。図23では、下層配線19および上層配線22の各々において、曲線で囲まれた領域として大小2種類の領域が存在するが、図25は面積が狭い方の領域の面積とエッチング残の発生率との関係を示している。図25に示すように、本発明者らは、曲線で囲まれた領域の面積が4000μm以下になると、エッチング残の発生率が急激に高くなることを見出した。
次に、曲線で囲まれた領域の面積が狭い場合にエッチング残が発生するメカニズムについて、下層配線19のパターンを形成するためのパターニング工程を一例に挙げて簡単に説明する。なお、上層配線22についても同様である。
図26は、下層配線19をパターニングするために形成されるレジスト30のパターンの一例を示す図である。
図26に示すように、基板18上に形成された下層配線19の基となる下層配線用膜29上に、下層配線19が予め定められた形状(パターン)となるようにレジスト30が写真製版によって形成されている。
図27〜31は、下層配線19のエッチングの進行状態の一例を示す断面図であり、図26のB−B’断面を示している。なお、図27〜31に示す領域a1〜d1は、図26に示す領域a1〜d1に対応している。
エッチングが開始されると、図27に示すように、エッチング液31と下層配線用膜29とが反応して気泡32が発生する。その後時間が経過すると、図28に示すように、曲線で囲まれた領域のうち面積が狭い領域では、エッチング液31の流れが悪くなり、気泡32の表面張力が働いて気泡32が凝集するようになる。
その後さらに気泡32の表面張力が強くなると、図29に示すように、気泡32が一体化して面積が狭い領域全体を覆うようになる。このような状態になると、エッチング液31が下層配線用膜29と接しなくなるためエッチングが停止してしまい(面積が狭い領域においてエッチング液31の供給が阻害されてしまい)、図30に示すように、面積が広い領域のエッチングが完了しても、面積が狭い領域ではエッチングが完了せずにエッチング残が発生する。その結果、図31に示すように、予め定められた時間のエッチングが完了してレジスト30を剥離した後において、面積が狭い領域にエッチング残が発生した状態となる。
また、上記において、エッチング液31と下層配線用膜29とが反応して気泡32が発生しない場合であっても、基板18の表面のエッチング液31の濡れ性が良くないとエッチング液31のはじきが生じ、面積が狭い領域においてエッチング液31の供給が阻害されてエッチング残が発生しやすくなる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、以下に詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1によるタッチパネルの構成の一例を示す断面図である。
本実施の形態1によるタッチパネルは、下層配線2のパターンおよび上層配線5のパターンに特徴を有している。その他の構成は、前提技術(図22)と同様である。
すなわち、図1に示すように、ガラスまたはフィルム等の透明な基板1上には、下層配線2(第1の配線)および下層配線端子3が形成されている。下層配線2および下層配線端子3は、アルミニウム、銅、アルミニウムまたは銅を含む合金等の金属、酸化インジウム系または酸化錫系の透明な酸化物等、あるいはこれらの積層によって構成される。
下層配線2と下層配線端子3の一部とを覆うように層間絶縁膜4が形成されている。層間絶縁膜4は、下層配線2および下層配線端子3と、上層配線5(第2の配線)および上層配線端子6との間における絶縁を確保するために形成されている。
層間絶縁膜4上には、下層配線2および下層配線端子3と同様の材料からなる上層配線5および上層配線端子6が形成されている。上層配線5と上層配線端子6の一部とを覆うように保護膜7が形成されている。
下層配線2および下層配線端子3は、電気的に接続されている。下層配線端子3を介して下層配線2と外部とを電気的に接続するために、下層配線端子3上には層間絶縁膜4および保護膜7を貫通したコンタクトホール8が形成されている。下層配線端子3の表面の一部は、コンタクトホール8を介して露出している。
上層配線5および上層配線端子6は、電気的に接続されている。上層配線端子6を介して上層配線5と外部とを電気的に接続するために、上層配線端子6上には保護膜7を貫通したコンタクトホール9が形成されている。上層配線端子6の表面の一部は、コンタクトホール9を介して露出している。
図2は、下層配線2のパターンおよび上層配線5のパターンの一例を示す平面図である。
図2に示すように、下層配線2は、曲線であり、複数の交差点(第1の交差点)を有するパターン(第1のパターン)となるように形成されている。また、下線配線2は、各交差点を囲む環状部(第1の環状部)を有している。
下層配線2のパターンは、下層配線2で囲まれた面積が異なる複数の領域(図2の例では、大小2種類の領域)を有しており、これらの領域のうち面積が狭い領域(第1の領域)を囲む環状部の一部が分断された分断部10を有している。面積が狭い領域は、エッチング残が発生しやすい領域であり、例えば面積が4000μm以下である(図25参照)。面積が広い領域は、エッチング残が発生しない領域である。
上層配線5は、曲線であり、複数の交差点(第2の交差点)を有するパターン(第2のパターン)となるように形成されている。また、上層配線5は、各交差点を囲む環状部(第2の環状部)を有している。
上層配線5のパターンは、上層配線5で囲まれた面積が異なる複数の領域(図2の例では、大小2種類の領域)を有しており、これらの領域のうち面積が狭い領域(第2の領域)を囲む環状部の一部が分断された分断部10を有している。面積が狭い領域は、エッチング残が発生しやすい領域であり、例えば面積が4000μm以下である(図25参照)。面積が広い領域は、エッチング残が発生しない領域である。
下層配線2の環状部および上層配線5の環状部において、分断部10は規則的な位置に設けられている。すなわち、下層配線2の環状部および上層配線5の環状部は、規則的な位置で分断されている。
上記の下層配線2のパターンおよび上層配線5のパターンの各々における分断部10は、下層配線2および上層配線5の各々をパターニングするために形成されるレジストパターンの該当箇所を分断することによって形成される。以下では、レジストパターンの該当箇所を分断した場合におけるエッチングの進行状態について、下層配線2を一例に挙げて説明する。なお、上層配線5についても同様である。
図3は、下層配線2をパターニングするために形成されるレジスト12のパターンの一例を示す平面図である。
図3に示すように、基板1上に形成された下層配線2の基となる下層配線用膜11上に、下層配線2が図2に示すパターンとなるようにレジスト12が写真製版で形成されている。このとき、レジスト12は、分断部10に対応する箇所が分断されている。
図4〜8は、下層配線2のエッチングの進行状態の一例を示す断面図であり、図3のA−A’断面を示している。なお、図4〜8に示す領域a〜dは、図3に示す領域a〜dに対応している。
図4は、エッチング開始時の様子を示している。基板1上には下層配線用膜11が形成されており、下層配線用膜11上にはレジスト12が形成されている。なお、図中において、領域aおよび領域bの間に形成されたレジスト12と、領域cおよび領域dの間に形成されたレジスト12とは分断部10に対応する箇所であるため、紙面奥側に後退した位置に形成されている。エッチングが開始されると、エッチング液13と下層配線用膜11とが反応して気泡14が発生する。
その後時間が経過してエッチングが進行すると、図5に示すように、レジスト12が分断された箇所を介して、面積が広い領域から面積が狭い領域にエッチング液13が流れ込む。従って、レジストを分断しない場合(図26,28参照)と比較して、気泡14が抜けやすいため、気泡14の凝集が進行しにくい。
また、図6に示すように、仮に気泡14の凝集が進行して一体化した場合であっても、一体化した気泡14はレジスト12のパターンに囲まれるように形成される。そして、レジスト12のパターンが分断された箇所では気泡14の内圧を抑えることができないため、レジストパターンが分断された箇所で気泡14が破裂して消滅する。
このように、面積が狭い領域においてもエッチングが停止することなく進行するため、図7に示すように、面積が広い領域および面積が狭い領域ともにエッチングが基板1の表面まで進行する。その結果、図8に示すように、予め定められた時間のエッチングが完了してレジスト12を剥離した後において、基板1上には下線配線2が形成され、面積が狭い領域におけるエッチング残の発生を低減することができる。
次に、タッチパネルの製造方法について説明する。
図9〜18は、タッチパネルの製造工程の一例を示す図である。
図9に示すように、ガラスまたはフィルム等の透明な基板1上に、アルミニウム、銅、アルミニウムまたは銅を含む合金等の金属、酸化インジウム系または酸化錫系の透明な酸化物等、あるいはこれらの積層からなる下層配線用膜11を、スパッタ法または真空蒸着法を用いて形成する。
次に、図10に示すように、下層配線用膜11上に、下層配線2を形成するためのレジスト12のパターンを写真製版によって形成する。このとき形成されるレジスト12のパターンは、図2に示すパターンである。また、下層配線端子3を形成するためのレジスト12のパターンも同時に形成する。
次に、図11に示すように、下層配線用膜11に対してエッチング液を用いたウェットエッチングを行う。その後、図12に示すように、レジスト12を剥離して下層配線2および下層配線端子3を形成する。
次に、図13に示すように、SiO、SiO2、SiN等の透明絶縁膜からなる層間絶縁膜4を、CVD法、スパッタ法、スリットコート等の塗布法、またはこれらの成膜方法の組み合わせによって形成する。
次に、図14に示すように、層間絶縁膜4上に、下層配線用膜11と同様の方法で上層配線用膜15を形成する。その後、図15に示すように、上層配線5を形成するためのレジスト16のパターンを写真製版によって形成する。この時形成されるレジスト16のパターンは、図2に示すパターンである。また、上層配線端子6を形成するためのレジスト16のパターンも同時に形成する。
次に、上層配線用膜15に対してエッチング液を用いたウェットエッチングを行う。その後、図16に示すように、レジスト16を剥離して上層配線5および上層配線端子6を形成する。
次に、図17に示すように、上層配線5および上層配線端子6を保護するために、SiO、SiO2、SiN等の透明絶縁膜からなる保護膜7を、CVD法、スパッタ法、スリットコート等の塗布法、またはこれらの成膜方法の組み合わせによって形成する。
次に、図18に示すように、コンタクトホール8,9を形成するために、保護膜7上にレジスト17のパターンを形成する。その後、ドライエッチングまたはウェットエッチングを用いて、下層配線端子3上の層間絶縁膜4および保護膜7をエッチングしてコンタクトホール8を形成し、上層配線端子6上の保護膜7をエッチングしてコンタクトホール9を形成する。その後、レジスト17を剥離することによって、図1に示すようなタッチパネルにおけるセンサー部が完成する。
上記のように製造したタッチパネルにおけるセンサー部と、保護ガラス(図示せず)とを粘着シート等で貼り合わせることによって、タッチパネルが完成する。また、タッチパネルを表示パネル(図示せず)の表示面上に配置することによって、タッチパネルを備える表示装置を製造することができる。
以上のことから、本実施の形態1によれば、下層配線2のパターンおよび上層配線5のパターンの各々において、面積が狭い領域を囲む環状部の一部を分断しているため、エッチング残の発生を抑制することが可能となる。
<実施の形態2>
図19は、本発明の実施の形態2による下線配線2のパターンおよび上層配線5のパターンの一例を示す平面図である。
図19に示すように、本実施の形態2では、下層配線2の環状部および上層配線5の環状部の各々において、分断部10が不規則的な位置に設けられていることを特徴としている。その他の構成および製造方法は、実施の形態1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
実施の形態1(図2参照)のように、下線配線2の環状部および上層配線5の環状部の各々において分断部10が規則的な位置に設けられている場合、分断部10における下層配線2の端部および上層配線5の端部は特定の方向を向いている。このような場合では、タッチパネルに入射した光が特定の方向にのみ反射されるため、下層配線2の端部および上層配線5の端部での反射に起因した規則的なパターンが浮き上がって見えたり、タッチパネルの表面がぎらついて見えたりする場合がある。
一方、図19に示すように、下層配線2の環状部および上層配線5の環状部の各々において分断部10が不規則な位置に設けられている場合、分断部10における下層配線2の端部および上層配線5の端部は様々な方向を向いている。このような場合では、タッチパネルに入射した光が様々な方向に反射されるため、規則的なパターンが浮き上がって見えたり、タッチパネルの表面がぎらついて見えたりすることを防止することができる。
以上のことから、本実施の形態2によれば、下層配線2の環状部および上層配線5の環状部の各々が不規則的な位置で分断されているため、エッチング残の発生を抑制するとともに、規則的なパターンが浮き上がって見えたり、タッチパネルの表面がぎらついて見えたりすることを防止することができる。
<実施の形態3>
図20は、本発明の実施の形態3による下層配線2のパターンおよび上層配線5のパターンの一例を示す平面図である。
図20に示すように、本実施の形態3では、下層配線2および上層配線5の各々が交差点で分断された分断部10を有していることを特徴としている。その他の構成および製造方法は、実施の形態1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
下層配線2および上層配線5をエッチングによって形成するためのレジストのパターンは、図20に示すように下層配線2および上層配線5の各々の環状部内の交差点が分断された形状となっている。また、各分断箇所(分断部10)の大きさは、予め定められた大きさで統一されている。このようなレジストのパターンを形成することによって、エッチングの際に気泡が発生した場合であっても、分断箇所で気泡の内圧を抑えることができずに気泡が破裂して消滅する。その結果、エッチングが正常に進行して、エッチング残の発生を抑制することができる。
以上のことから、本実施の形態3によれば、下層配線2および上層配線5の各々が交差点で分断されているため、エッチング残の発生を抑制することが可能となる。
<実施の形態4>
図21は、本発明の実施の形態4による下層配線2のパターンおよび上層配線5のパターンの一例を示す平面図である。
図21に示すように、本実施の形態4では、下層配線2および上層配線5の各々が交差点で分断された分断部10を有しており、各分断部10の大きさが不規則であることを特徴としている。その他の構成および製造方法は、実施の形態3と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
実施の形態3(図20参照)のように、下線配線2および上層配線5の各々において各分断部10の大きさが予め定められた大きさに統一されている場合、分断部10における下層配線2の端部および上層配線5の端部は特定の方向を向いている。このような場合では、タッチパネルに入射した光が特定の方向にのみ反射されるため、下層配線2の端部および上層配線5の端部での反射に起因した規則的なパターンが浮き上がって見えたり、タッチパネルの表面がぎらついて見えたりする場合がある。
一方、図21に示すように、下線配線2および上層配線5の各々において各分断部10の大きさが不規則である場合、分断部10における下層配線2の端部および上層配線5の端部は様々な方向を向いている。このような場合では、タッチパネルに入射した光が様々な方向に反射されるため、規則的なパターンが浮き上がって見えたり、タッチパネルの表面がぎらついて見えたりすることを防止することができる。
以上のことから、本実施の形態4によれば、下層配線2および上層配線5の各々が交差点において不規則な大きさで分断されているため、エッチング残の発生を抑制するとともに、規則的なパターンが浮き上がって見えたり、タッチパネルの表面がぎらついて見えたりすることを防止することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 基板、2 下層配線、3 下層配線端子、4 層間絶縁膜、5 上層配線、6 上層配線端子、7 保護膜、8,9 コンタクトホール、10 分断部、11 下層配線用膜、12 レジスト、13 エッチング液、14 気泡、15 上層配線用膜、16,17 レジスト、18 基板、19 下層配線、20 下層配線端子、21 層間絶縁膜、22 上層配線、23 上層配線端子、24 保護膜、25,26 コンタクトホール、27,28 エッチング残、29 下層配線用膜、30 レジスト、31 エッチング液、32 気泡。

Claims (20)

  1. 基板と、
    前記基板上に複数の第1の交差点を有する第1のパターンとなるように形成された第1の配線と、
    前記第1の配線上に形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に複数の第2の交差点を有する第2のパターンとなるように形成された第2の配線と、
    を備え、
    前記第1のパターンは、前記第1の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第1の領域を囲む前記第1の配線の一部が分断され、
    前記第2のパターンは、前記第2の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第2の領域を囲む前記第2の配線の一部が分断されていることを特徴とする、タッチパネル。
  2. 前記第1の配線は、前記第1の交差点を囲む第1の環状部を有し、
    前記第2の配線は、前記第2の交差点を囲む第2の環状部を有することを特徴とする、請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記第1の領域は、前記第1の配線および前記第1の環状部で囲まれる領域であり、当該領域を囲む前記第1の環状部の一部が分断され、
    前記第2の領域は、前記第2の配線および前記第2の環状部で囲まれる領域であり、当該領域を囲む前記第2の環状部の一部が分断されていることを特徴とする、請求項2に記載のタッチパネル。
  4. 前記第1の環状部および前記第2の環状部は、規則的な位置で分断されていることを特徴とする、請求項3に記載のタッチパネル。
  5. 前記第1の環状部および前記第2の環状部は、不規則的な位置で分断されていることを特徴とする、請求項3に記載のタッチパネル。
  6. 前記第1の配線は、前記第1の交差点で分断され、
    前記第2の配線は、前記第2の交差点で分断されていることを特徴とする、請求項2に記載のタッチパネル。
  7. 前記第1の配線および前記第2の配線が分断される部分の大きさは、予め定められた大きさであることを特徴とする、請求項6に記載のタッチパネル。
  8. 前記第1の配線および前記第2の配線が分断される部分の大きさは、不規則な大きさであることを特徴とする、請求項6に記載のタッチパネル。
  9. 前記第1の領域および前記第2の領域の面積は、4000μm 以下であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  10. 請求項1からのいずれか1項に記載のタッチパネルと、
    表示パネルと、
    を備える、表示装置。
  11. (a)基板を準備する工程と、
    (b)前記基板上に複数の第1の交差点を有する第1のパターンとなるように第1の配線を形成する工程と、
    (c)前記第1の配線上に絶縁膜を形成する工程と、
    (d)前記絶縁膜上に複数の第2の交差点を有する第2のパターンとなるように第2の配線を形成する工程と、
    を備え、
    前記工程(b)において、前記第1のパターンは、前記第1の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第1の領域を囲む前記第1の配線の一部が分断されるように形成され、
    前記工程(d)において、前記第2のパターンは、前記第2の配線で囲まれた面積が異なる複数の領域を有し、当該複数の領域のうち予め定められた面積以下の領域である第2の領域を囲む前記第2の配線の一部が分断されるように形成されることを特徴とする、タッチパネルの製造方法。
  12. 前記工程(b)において、前記第1の配線は、前記第1の交差点を囲む第1の環状部を有するように形成され、
    前記工程(d)において、前記第2の配線は、前記第2の交差点を囲む第2の環状部を有するように形成されることを特徴とする、請求項11に記載のタッチパネルの製造方法。
  13. 前記工程(b)において、前記第1の領域は、前記第1の配線および前記第1の環状部で囲まれる領域であり、当該領域を囲む前記第1の環状部の一部が分断して形成され、
    前記工程(d)において、前記第2の領域は、前記第2の配線および前記第2の環状部で囲まれる領域であり、当該領域を囲む前記第2の環状部の一部が分断して形成されることを特徴とする、請求項12に記載のタッチパネルの製造方法。
  14. 前記工程(b)および前記工程(d)において、前記第1の環状部および前記第2の環状部の各々は、規則的な位置で分断して形成されることを特徴とする、請求項13に記載のタッチパネルの製造方法。
  15. 前記工程(b)および前記工程(d)において、前記第1の環状部および前記第2の環状部の各々は、不規則的な位置で分断して形成されることを特徴とする、請求項13に記載のタッチパネルの製造方法。
  16. 前記工程(b)において、前記第1の配線は、前記第1の交差点で分断して形成され、
    前記工程(d)において、前記第2の配線は、前記第2の交差点で分断して形成されることを特徴とする、請求項12に記載のタッチパネルの製造方法。
  17. 前記工程(b)および前記工程(d)において、前記第1の配線および前記第2の配線の各々が分断される部分の大きさは、予め定められた大きさであることを特徴とする、請求項16に記載のタッチパネルの製造方法。
  18. 前記工程(b)および前記工程(d)において、前記第1の配線および前記第2の配線の各々が分断される部分の大きさは、不規則な大きさであることを特徴とする、請求項16に記載のタッチパネルの製造方法。
  19. 前記第1の領域および前記第2の領域の面積は、4000μm 以下であることを特徴とする、請求項11から18のいずれか1項に記載のタッチパネルの製造方法。
  20. (e)請求項11から19のいずれか1項に記載の製造方法で製造されたタッチパネルを、表示パネルの表示面上に配置する工程を備える、表示装置の製造方法。
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