JP6601736B2 - 表示装置及び表示携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の姿を映す表示装置及び表示携帯端末装置に関し、特に、使用者に光を照射して撮影した映像を表示する表示装置及び表示携帯端末装置に関する。
従来、生体の画像(映像)を取得する撮影部(撮像部)と、撮影部が取得した画像を表示する表示部とを備える画像表示装置(表示装置)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−157428号公報
このような、表示装置では、使用者が化粧を行う等の身だしなみを整える時間が長くなるため、この時間を活用して施療を行いたいとする要望がある。
そこで本発明は、使用者が身だしなみを整えつつ施療を行うことができる表示装置及び表示携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る表示装置は、使用者を撮影する撮像部と、前記撮像部で撮影した使用者の映像を表示する表示部と、前記表示部の正面側に、施療効果のある施療光を有する光を照射する光源部と、前記表示部、前記光源部及び前記撮像部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記施療光を照射している状態における使用者を前記撮像部で撮影した第1撮像画像を、前記施療光を照射しない状態における使用者を前記撮像部で撮影した第2撮像画像に基づいて色相の補正をし、前記補正後の第1撮像画像を前記表示部に表示させる。
また、本発明の一態様に係る表示携帯端末装置において、表示装置は、使用者が携帯する装置である。
本発明は、使用者が身だしなみを整えつつ施療を行うことができる表示装置及び表示携帯端末装置を提供できる。
実施の形態1に係る鏡機能付表示装置の斜視図である。 実施の形態1に係る鏡機能付表示装置のブロック図である。 実施の形態1に係る鏡機能付表示装置の動作を示すフロー図である。 実施の形態1に係る鏡機能付表示装置の動作を示すフロー図である。 実施の形態1に係る鏡機能付表示装置の使用例を示す説明図である。 実施の形態1の変形例に係る鏡機能付表示装置の斜視図である。 実施の形態2に係る鏡機能付表示携帯端末装置の斜視図である。 実施の形態2に係る鏡機能付表示携帯端末装置の使用例を示す説明図である。
(本発明の基礎のとなった知見)
近年、複雑化した社会の中で不安、不満など心理的、精神的なストレスが増大しており、このストレスを蓄積せずに早期に解消、或いは発散させる手段を講じることが必要になってきている。生体リズムが乱れることにより、これらのストレスが生じやすくなるといわれている。生体リズムとは、人の生理現象として、一定の時刻になると自然に眠くなり、一定時間眠ると自然に目が覚めるという生体リズムが約1日の周期で行われているリズムである。
この生体リズムを改善する方法として、睡眠、休養等の他に、所定時間以上青色を含む光(後述する施療光)を浴びると、生体リズムを改善する効果があることが知られている。施療光を照射するだけの装置では、使用者が単に施療光を浴びるだけの状態となるため、楽しさを感じ難く、次第にこの装置を使用しなくなる。このため、施療光を照射するだけの装置では、積極的に生体リズムを改善しようとする意識が使用者に働き難い。このため、施療光を浴びている間に、楽しく、かつ、時間を有意義に活用したいという要望がある。
一方で、近年の美容意識の高まりにより、美容機器のニーズが高まってきている。例えば、使用者が化粧台等の美容機器を用いて化粧を行う場合、使用者が化粧をすることによって顔立ちが変化していくことが楽しくなり、化粧を行う時間が長時間に達することもある。
そこで、本発明では、使用者が身だしなみを整えつつ施療を行うことができる表示装置及び表示携帯端末装置を提供する。特に、女性は、化粧を行う頻度が高いため、ほぼ毎日欠かさない行動を利用して施療が行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
以下、本実施の形態1に係る鏡機能付表示装置1(表示装置の一例)の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
[構成]
図1は、実施の形態1に係る鏡機能付表示装置1の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る鏡機能付表示装置1のブロック図である。
図1では、使用者から鏡機能付表示装置1の正面を見て、左側を左方向と規定し、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図1以降の各図に示す各方向は、全て図2に示す各方向に対応させて表示する。なお、図1では、上下方向、左右方向及び前後方向は、使用者の使用態様によって変化するため、これには限定されない。図1以降の各図においても、同様である。
図1に示すように、鏡機能付表示装置1(表示装置の一例)は、住宅等の室内に設置される使用者の姿を映す装置であり、使用者が鏡機能付表示装置1の前で化粧、着替え、洗顔等の身だしなみを整えたりするための装置である。また、鏡機能付表示装置1は、使用者に光を照射して撮影した映像を表示したりする。
鏡機能付表示装置1は、本体部3と、撮像部5と、表示部7と、2つの光源部9とを有している。
本体部3は、使用者の腰の高さにある箱状をなした洗面台11と、箱状の第1保持部31と、第1保持部31と洗面台11との間で上下に延びる板状の第2保持部32とを有している。
洗面台11は、内部に配管や収容物を収容している収納空間を有し、収納空間を開閉する扉や引き出し等を有している。洗面台11は、洗面ボウル11aと、蛇口11bとを有している。
洗面ボウル11aは、洗面台11の上側に固定されている。洗面ボウル11aは、合成樹脂等で一体に成形されている。洗面ボウル11aの後方側には、洗面ボウル11aに水を注ぐ蛇口11bが設けられている。蛇口11bから吐出される水によって、洗面ボウル11a内で洗顔、手洗い、衣類の洗濯といった作業等が行われる。
第1保持部31は、撮像部5と、光源部9と、表示部7とを保持している。
撮像部5は、撮影した画像を取得するためのカメラユニットである。具体的には、撮像部5は、光学レンズ及びイメージセンサなどを有している。撮像部5は、光学レンズを介して入射した光を、イメージセンサによって画像信号に変換して出力する。撮像部5は、本体部3における第1保持部31の中央部分で、表示部7の前に位置する使用者を撮影することができるように保持されている。
光源部9は、撮像部5の両側に設けられ、表示部の前方向(正面側)に光を照射する。つまり、光源部9は、撮像部5により撮影される使用者を照らすように第1保持部31に配置されている。光源部9は、例えば、LED(発光ダイオード)素子、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子であってもよい。
光源部9は、表示部7の前方向に、施療効果のある施療光及び照明光を選択的に照射する。つまり、光源部9は、使用者に向けて、施療光のみの照射、照明光のみの照射、施療光及び照明光の両方の光の照射を行う。この施療光は、380nm以上500nm以下の青色領域の波長を含む光である。特に、施療光は、480nm近傍の光を含むことが好ましい。また、照明光は、例えば、波長が380nm以上780nm以下の可視光帯域の波長の光である。
表示部7は、本体部3の第2保持部32の前側で横並びに配置され、その表示面が使用者と対面するように立設状態で保持されている。表示部7は、ミラー型ディスプレイであり、起動していない状態では鏡状態となって使用者の姿を映し、起動している状態では撮像部5で撮影する使用者を表示する。表示部7は、上下方向に長尺の平板状をなしている。表示部7は、第2保持部32の右側に保持されている右側表示部71と、第2保持部32の左側に保持されている左側表示部73と、右側表示部71と左側表示部73との間に配置されている中央表示部72とで構成されている。なお、右側表示部71と左側表示部73は、中央表示部72の左右側で回動する三面鏡のように形成してもよい。
中央表示部72は、第2保持部32の前側の中央部分に配置されており、鏡機能付表示装置1に対面した使用者と相対するように配置されている。なお、右側表示部71及び左側表示部73は、中央表示部72に対して姿勢を変更することができるように、中央表示部72の左右方向における両端縁で回動可能に支持されていてもよい。
左側表示部73の下方には、光源部9が照射する残り時間、充電量、照射モード等の情報を表示するインジケータ73aが表示されている。なお、インジケータ73aは、右側表示部71、中央表示部72に表示されてもよい。
右側表示部71の右下側には、操作部74が設けられている。操作部74には、光選択ボタン71aと、モード選択ボタン71bと、光照射スイッチ71cと、施療光設定ボタン71dとが上下方向に並ぶように設けられている。光選択ボタン71aは、施療光及び照明光の照射を選択するボタンである。モード選択ボタン71bは、後述する第1モードか第2モードかを選択するボタンである。光照射スイッチ71cは、光源部9から光を照射させる光照射スイッチである。施療光設定ボタン71dは、使用者の選択により、施療光の強弱を設定することができる。つまり、操作部74では、第1モード及び第2モードのいずれかの選択や、照明光及び施療光のいずれかの選択や、表示部7に表示させるインジケータ73aの表示の設定や、施療光の強弱の設定等を行うことができる。なお、操作部74は、機械式の押しボタンでもよく、左側表示部73の表面に設けられている静電容量式のタッチパネルでもよい。なお、操作部74は、右側表示部71、中央表示部72に表示されてもよい。
なお、表示部7の一部が白色光、青色光を表示することにより、使用者を照らすこともできる。つまり、表示部7の一部が光源部9の機能を兼ねることができる。その場合、光源部9は、不要である。
図2に示されるように、鏡機能付表示装置1は、撮像部5、表示部7、光源部9及び操作部74の他に、制御部41、タイマ部42、記憶部43、通信部44及び電源部46を有している。
制御部41は、光源部9、撮像部5、表示部7、記憶部43、タイマ部42、通信部44及び操作部74などを制御するための制御回路などから構成されている。制御部41は、プロセッサ、またはマイクロコンピュータなどによって構成されてもよい。
また、制御部41は、使用者の選択(光選択ボタン71aの操作)により光源部9に施療光及び照明光を照射させる。
さらに、制御部41は、使用者に光源部9から施療光を照射させている際に、使用者を撮像部5で撮影した映像を受信し第1撮像画像を受信する。第1撮像画像は、使用者の動画像である。また、制御部41は、使用者に光源部9から照明光を照射させた際に、使用者を撮像部5で撮影した第2撮像画像を受信する。第2撮像画像は、使用者の静止画像である。さらに、制御部41は、生成した第2撮像画像を記憶部43に記憶する。また、制御部41は、第1撮像画像と第2撮像画像とに基づいて色相の補正をした映像である補正後の第1撮像画像を生成する。補正後の第1撮像画像は、動画像である。
具体的には、例えば、制御部41は、撮影した第2撮像画像のうち、使用者の肌の部分を検出する。制御部41は、使用者の肌の部分から、青色を示す色相のマップ画像を算出する。マップ画像は、画素ごとに対応する位置に配置したマップである。制御部41は、第2撮像画像から得たこのマップ画像を基準にする。また、制御部41は、第1撮像画像のうち、肌の画像から、青色を示す色相のマップ画像も算出する。制御部41は、第1撮像画像のマップ画像から第2撮像画像のマップ画像を減算して、青色の色相を補正する補正値を算出する。そして、制御部41は、この補正値を記憶部43に記憶させる。そして、第1撮像画像から青色の色相を補正する補正値を減算し、第2撮像画像を生成する。
また、制御部41は、撮影した第1撮像画像及び第2撮像画像を左右反転させる反転処理を行う。制御部41は、撮像部5で取得した画像を左右反転させた撮影した画像を表示部7に表示させる。使用者は、表示部7に表示された画像を見ることで、あたかも、鏡を見るかのように、鏡機能付表示装置1を電子ミラーとして使用する。
さらに、制御部41は、施療光を照射している状態において、第2撮像画像を表示部7に表示させる。なお、制御部41は、照明光を照射している状態においても使用者を撮影した画像を表示部7に表示させてもよい。
また、制御部41は、第1モードと、第2モードとを有している。制御部41は、使用者の選択(モード選択ボタン71bの操作)により、第1モード又は第2モードに切り換える。
第1モードは、昼間の屋外や、照明で照らされたオフィス等の明るい場所に対応する明るさになるように撮影した画像を補正する。第1モードは、補正後の第1撮像画像の輝度値を大きくする補正をした映像である第1輝度補正画像を生成する。また、制御部41は、第1モードで施療光を照射しない(照明光を照射する)場合に、第2撮像画像の輝度値を大きくする補正をした映像である第3輝度補正画像を生成する。第1、3輝度補正画像は、動画像である。
第2モードは、パーティや、夕方の時間帯等、薄暗い場所に対応する明るさになるように撮影した画像を補正する。第2モードは、補正後の第1撮像画像の輝度値を小さくする補正をした映像である第2輝度補正画像を生成する。また、制御部41は、第2モードで施療光を照射しない(照明光を照射する)場合に、第2撮像画像からの輝度値を小さくする補正をした映像である第4輝度補正画像を生成する。第2、4輝度補正画像は、動画像である。
さらに、制御部41は、施療光設定ボタン71dで操作された施療光の強度から、施療時間を算出する。制御部41は、算出した施療時間の情報をタイマ部42へ送信する。タイマ部42は、施療時間に基づいて時間を計測する。制御部41は、タイマ部42が計測した時間が所定時間以上となると、施療光の照射を停止させる施療停止信号を光源部9に送信し、照明光を照射させる照明開始信号を光源部9に送信する。なお、施療光を強くすれば、施療時間が短くなり、施療光が弱まれば、施療時間は長くなる。
タイマ部42は、制御部41に接続され、光源部9が施療光を照射する時間を計測する。タイマ部42は、計測時間を制御部41に送信する。タイマ部42は、計測した時間が所定時間以上となると、計測停止信号を制御部41から受信し、時間の計測を停止する。なお、操作部74を用いて使用者が施療を行う時間を入力することができてもよい。
記憶部43は、第2撮像画像などを記憶する不揮発性の記憶装置である。記憶部43としては、例えばフラッシュメモリまたはEEPROMなどの半導体メモリが採用される。
通信部44は、制御部41に接続され、外部の端末機47と無線通信を行う。外部の端末機47は、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータ等である。通信部44は、専用のアプリケーションがインストールされた端末機47に月経周期、睡眠時間等の使用者が入力する自己の身体的情報を受信する。制御部41は、この個人情報を基に施療時間の算出や施療光の強度等の算出を行う。
電源部46は、系統電力から供給されることが好ましいが、バッテリ等の一次電池又は二次電池であってもよい。電源部46は、制御部41に接続され、制御部41を介して表示部7、光源部9、記憶部43等の各部に電力を供給する。
[動作]
本実施の形態1における鏡機能付表示装置1の動作について、説明する。
図3は、実施の形態1に係る鏡機能付表示装置1の動作を示すフロー図である。図4は、実施の形態1に係る鏡機能付表示装置1の動作を示すフロー図である。図5は、実施の形態1に係る鏡機能付表示装置1の使用例を示す説明図である。
図3に示すように、まず、使用者は、鏡機能付表示装置1を起動させる。使用者は、施療光を照射するか否かを設定することができる。使用者が施療光を照射する設定を行った場合に、鏡機能付表示装置1のフローを開始する。
制御部41は、光源部9、撮像部5、表示部7及び記憶部43に電力を供給し、これらを起動させる(S1)。なお、制御部41は、使用者にモードの選択を促す画面を、表示部7に表示させてもよい。使用者は、操作部74のモード選択ボタン71bを操作して第1モード又は第2モードを選択する。制御部41は、第1モードが選択されたか否かを判断する(S2)。ここでは、使用者が、目的に応じて第1モードか第2モードかを選択する。使用者は、オフィス等の明るい場所に向かう場合は第1モードを選択する(S2ではYES)。
次に、制御部41は、施療光を照射する施療開始が選択されているか否かを判断する(S3)。ここで、使用者は、化粧等をしながら施療光を浴びたい場合に施療開始を選択する(S3ではYES)。なお、制御部41は、ステップS3の前に、使用者に照射する光の選択を促す画面を、表示部7に表示させてもよい。
操作部74で施療開始が選択された場合(S3ではYES)に、制御部41は、光源部9に照明光を照射させる(S4)。そして、制御部41は、撮像部5に使用者を撮像させる(S5)。撮像部5は、補正後の第1撮像画像を生成する基準情報となる第2撮像画像を生成し、制御部41に送信する。制御部41は、第2撮像画像を受信して記憶部43に保存する(S5)。なお、ステップS4で制御部41が光源部9に照明光を照射させるが、鏡機能付表示装置1を起動時に光照射スイッチ71cがONになっていれば、光源部9に照明光を照射させてもよい。なお、ステップS5で、第2撮像画像が複数ある場合は、使用者を撮像する前に、使用者の意思で、好みの第2撮像画像を選択することができてもよい。この場合は、ステップS5を飛ばして、次のステップに進んでもよい。
撮像部5が使用者を撮影した後に、制御部41は、光源部9が照射する照明光に、施療光を付加する(S6)。
制御部41は、施療光が照射されている使用者を撮像部5に撮像させる。この際、使用者は、青みがかった状態となる。撮像部5は、撮影した映像から第1撮像画像を生成(S6)し、制御部41に送信する。制御部41は、第1撮像画像を受信し、第1撮像画像及び第2撮像画像から補正値を算出する。制御部41は、第1撮像画像から補正値を減算して補正後の第1撮像画像を生成する(S7)。
制御部41は、補正後の第1撮像画像と輝度値とから、輝度を大きくした第1輝度補正画像を生成する(S8)。制御部41は、第1輝度補正画像を表示部7に表示させる(S8)。こうして、表示部7には、使用者の姿が青みを帯びた状態で表示されるのではなく、施療光が照射されている状態でも、第1撮像画像で撮影した色相に近く、かつ、より明るい映像が表示される。
制御部41は、施療光設定ボタン71dで操作された施療光の量から、施療時間を算出する。制御部41は算出した施療時間の情報をタイマ部42へ送信する。タイマ部42は、この施療時間の情報を受信し、照射時間の計測を開始する。また、制御部41は、照射時間等のインジケータ73aを表示部7に表示させる(S9)。
制御部41は、照射時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(S10)。照射時間が所定の時間を経過していない場合には、ステップS7に戻る。つまり、所定の時間が経過するまで第1撮像画像及び第2撮像画像から補正値と、補正後の第1撮像画像とを算出するようにフィードバックする。
照射時間が所定の時間を経過している場合(S10ではYES)には、施療時間は完了していると判断できる。なお、制御部41は、施療光の照射を継続するか否かの画面を表示部7に表示させてもよい。制御部41は、施療光の照射を継続するか否かを判断する(S11)。使用者が化粧等を継続する場合(施療光を浴びたい場合)などのときは、ステップSS7に戻る。一方、使用者が化粧等を継続しない場合(これ以上、施療光を浴びない場合)などのときに、制御部41は、表示部7における照射時間等のインジケータ73aを非表示にする(S12)。制御部41は、光源部9に施療光の照射を停止させる(S13)。つまり、光源部9からは、照明光が照射している状態となる。そして、次のステップS14に進む。なお、ステップS11の判断を設けなく、所定の時間が経過すれば、施療光の照射を停止させてもよい。
また、操作部74で施療開始が選択されていない場合(S3ではNO)に、制御部41は、光源部9が照明光を照射する選択がされているか否かを判断する(S15)。制御部41は、光源部9が照明光を照射する選択がされている場合(S15ではYES)に、光源部9に照明光を照射させる(S16)。そして、制御部41は、撮像部5に使用者を撮像させる(S17)。撮像部5は、第2撮像画像を生成し、制御部41に送信する。制御部41は、第2撮像画像を受信して記憶部43に保存する(S17)。
制御部41は、第2撮像画像と輝度値とから、第2撮像画像の輝度値を大きくする補正をした第3輝度補正画像を生成する。そして、制御部41は、第3輝度補正画像を表示部7に表示させる(S18)。こうして、表示部7には、オフィス等の明るい場所に対応する明るさになるように、補正した使用者の姿が表示される。
制御部41は、光源部9が照明光を照射する選択がされていない場合(S15ではNO)、ステップS14に進む。
図4に示すように、使用者が第2モードを選択した場合(S2ではNO)に、制御部41は、施療光を照射する施療開始が選択されているか否かを判断する(S21)。ここで、使用者は、化粧等をしながら施療光を浴びたい場合に施療開始を選択する(S21ではYES)。
操作部74で施療開始が選択された場合(S21ではYES)に、制御部41は、光源部9に照明光を照射させる(S22)。そして、制御部41は、撮像部5に使用者を撮像させる(S23)。撮像部5は、補正後の第1撮像画像を生成する基準情報となる第2撮像画像を生成し、制御部41に送信する。制御部41は、第2撮像画像を受信して記憶部43に保存する(S23)。
撮像部5が使用者を撮影した後に、制御部41は、光源部9が照射する光を、照明光に施療光を付加する(S24)。
制御部41は、施療光が照射されている使用者を撮像部5に撮像させる。撮像部5は、撮影した映像から第1撮像画像を生成(S24)し、制御部41に送信する。制御部41は、第1撮像画像を受信し、第1撮像画像及び第2撮像画像から補正値を算出する。制御部41は、第1撮像画像から補正値を減算して補正後の第1撮像画像を生成する(S25)。
制御部41は、補正後の第1撮像画像と輝度値とから、輝度を小さくした第2輝度補正画像を生成する(S26)。制御部41は、第2輝度補正画像を表示部7に表示させる(S26)。こうして、表示部7には、使用者の姿が青みを帯びた状態で表示されるのではなく、施療光が照射されている状態でも、第1撮像画像で撮影した色相に近く、かつ、より薄暗い映像が表示される。
制御部41は、施療光設定ボタン71dで操作された施療光の量から、施療時間を算出する。制御部41は算出した施療時間の情報をタイマ部42へ送信する。タイマ部42は、施療時間に基づいて時間を計測する。また、制御部41は、照射時間等のインジケータ73aを表示部7に表示させる(S27)。
制御部41は、照射時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(S28)。照射時間が所定の時間を経過していない場合には、ステップS25に戻る。つまり、所定の時間が経過するまで第1撮像画像及び第2撮像画像から補正値と、補正後の第1撮像画像とを算出するようにフィードバックする。
照射時間が所定の時間を経過している場合(S28ではYES)には、施療時間は完了していると判断できる。なお、制御部41は、施療光の照射を継続するか否かの画面を表示部7に表示させてもよい。制御部41は、施療光の照射を継続するか否かを判断する(S29)。使用者が化粧等を継続する場合(施療光を浴びたい場合)などのときは、ステップSS25に戻る。一方、使用者が化粧等を継続しない場合(これ以上施療光を浴びない場合)などのときに、制御部41は、表示部7における照射時間等のインジケータ73aを非表示にする(S30)。制御部41は、光源部9に施療光の照射を停止させる(S31)。つまり、光源部9からは、照明光が照射している状態となる。そして、図3のステップS14に進む。なお、ステップS29の判断を設けなく、所定の時間が経過すれば、施療光の照射を停止させてもよい。
また、操作部74で施療開始が選択されていない場合(S21ではNO)に、制御部41は、光源部9が照明光を照射する選択がされているか否かを判断する(S32)。制御部41は、光源部9が照明光を照射する選択がされている場合(S32ではYES)に、光源部9に照明光を照射させる(S33)。そして、制御部41は、撮像部5に使用者を撮像させる(S34)。撮像部5は、第2撮像画像を生成し、制御部41に送信する。制御部41は、第2撮像画像を受信して記憶部43に保存する(S34)。
制御部41は、第2撮像画像と輝度値とから、第2撮像画像の輝度値を小さくする補正をした第4輝度補正画像を生成する(S35)。そして、制御部41は、第4輝度補正画像を表示部7に表示させる(S35)。こうして、表示部7には、パーティや、夕方の時間帯等、薄暗い場所に対応する明るさになるように、補正した使用者の姿が表示される。
制御部41は、光源部9が照明光を照射する選択がされていない場合(S32ではNO)、図3のステップS14に進む。
図3に示すように、制御部41は、操作の完了が選択されているか否かを判断する(S14)。使用者が操作を完了したい場合(S14ではYES)は、操作の完了が選択され、このフローは終了する。なお、制御部41は、ステップS14の前に、使用者に操作を完了するか、又は継続するかの選択画面を表示部7に表示させてもよい。
一方、使用者が操作の継続をしたい場合(S14ではNO)は、操作の継続が選択され、ステップS1に戻る。
[作用効果]
次に、本実施の形態1おける鏡機能付表示装置1の作用効果について説明する。
上述したように、実施の形態1に鏡機能付表示装置1は、使用者を撮影する撮像部5と、撮像部5で撮影した使用者の映像を表示する表示部7と、表示部7の正面側に、施療効果のある施療光を有する光を照射する光源部9と、表示部7、光源部9及び撮像部5を制御する制御部41とを備える。制御部41は、施療光を照射している状態における使用者を撮像部5で撮影した第1撮像画像と、施療光を照射しない状態における使用者を撮像部5で撮影した第2撮像画像に基づいて色相の補正をし、補正後の第1撮像画像を表示部7に表示させる。
この構成によれば、第1撮像画像と第2撮像画像から、補正後の第1撮像画像を生成して表示部7に表示する。このため、使用者に施療光が照射されている状態でも、使用者が化粧等により身だしなみを整えつつ施療を行うことができる。
なお、この鏡機能付表示装置1では、身だしなみを整えながら施療を行うことができるため、使用者が時間を有意義に活用することができ、利便性が高い。
また、実施の形態1に鏡機能付表示装置1において、制御部41は、補正後の第1撮像画像の輝度値を大きくする補正をした映像である第1輝度補正画像を生成する第1モードと、補正後の第1撮像画像の輝度値を小さくする補正をした映像である第2輝度補正画像を生成する第2モードとを有している。
この構成によれば、使用者の目的に応じて表示部7に使用者の姿が表示されるため、使用者が身だしなみを整え易くなる。
特に、化粧を行う場合には、適切な化粧を行い易くなる。
また、実施の形態1に鏡機能付表示装置1は、第2撮像画像を記憶する記憶部43を備えている。
この構成によれば、記憶部43に予め撮影しておいた第2撮像画像を保存されていれば、この第2撮像画像を基にして補正後の第1撮像画像を生成することができる。このため、使用環境が変化しても、補正後の第1撮像画像に斑が生じ難くなる。
また、実施の形態1に鏡機能付表示装置1は、さらに、光源部9が施療光を照射する時間を計測するタイマ部42を備える。制御部41は、タイマ部42が計測した時間が所定時間以上となると、光源部9に施療光の照射を停止させる。
この構成によれば、施療時間が終了すれば自動的に施療光の照射が停止することができるため、使い勝手がよい。特に、施療時間をインジケータ73aで表示すれば、残りの施療時間等の情報を得ることができる。
また、実施の形態1に鏡機能付表示装置1において、表示部7には、施療光を照射する時間を示すインジケータが表示される。
この構成によれば、インジケータ73aにより、施療時間や、バッテリの残量等の情報を使用者が得ることができるため、使い勝手がよい。
また、実施の形態1に鏡機能付表示装置1は、外部の端末機47と無線通信を行う通信部44を備えている。
この構成によれば、外部の端末機47を用いて入力した月経周期や睡眠時間等の個人情報を、鏡機能付表示装置1が受信することができる。
特に、制御部41は、この個人情報を基に施療を行うことができる。
(実施の形態1の変形例)
[構成]
以下、本実施の形態1の変形例に係る鏡機能付表示装置1の構成について、図6を用いて説明する。
図6は、実施の形態1の変形例に係る鏡機能付表示装置1の斜視図である。図6では、表示部7が設けられている開閉部82が収容部81を閉鎖している状態を示している。
図6に示すように、鏡機能付表示装置1は、クローゼット80に組み込まれている。クローゼット80は、収容部81と、一対の開閉部82とを有している。開閉部82は、長尺の2枚の板部83からなり、収容部81を開放又は閉鎖する。
板部83には、鏡機能付表示装置1が組み込まれている。板部83の前面には、表示部7が立設状態で保持されている。表示部7は、使用者の全身が映るように、上下方向で長尺に形成されている。
表示部7の上方には、撮像部5と、光源部9とが設けられている。撮像部5は、表示部7の前に位置する使用者等を撮影することができるように保持されている。光源部9は、撮像部5の両側に設けられている。光源部9は、表示部7の前方向に光を照射することができるように設けられている。
この鏡機能付表示装置1の動作についても、実施の形態1における鏡機能付表示装置1の動作と同様であるため、その説明を省略する。
この鏡機能付表示装置1における作用効果は、実施の形態1の鏡機能付表示装置1と同様の作用効果であり、同一の作用効果については詳細な説明を省略する。
(実施の形態2)
[構成]
以下、本実施の形態2に係る鏡機能付表示携帯端末装置100(表示携帯端末装置の一例)の構成について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、実施の形態2に係る鏡機能付表示携帯端末装置100の斜視図である。図7では、保持部102が本体部101に対して開いた状態を示している。図8は、実施の形態2に係る鏡機能付表示携帯端末装置100の使用例を示す説明図である。
本実施の形態2において、鏡機能付表示携帯端末装置100における他の構成は、実施の形態1の鏡機能付表示装置1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図7に示すように、鏡機能付表示携帯端末装置100は、使用者が携帯する装置であり、持ち運び可能な卓上に載置することができるタイプである。鏡機能付表示携帯端末装置100は、本体部101と、保持部102と、第1表示部103と、第2表示部104と、2つの光源部9と、撮像部5とを有している。
本体部101は、平板状をなし、上面に第1表示部103を配置している。本体部101は、図8の卓上に載置される。本体部101は、保持部102を回動可能に支持する本体側ヒンジ部101aを有している。本体側ヒンジ部101aは、本体部101の後方側の中央側に設けられている。本体側ヒンジ部101aは、本体部101に対して保持部102が回動した際に、所定の位置で保持部102を保持する。
本体側ヒンジ部101aには、撮像部5と、2つの光源部9とが設けられている。撮像部5は、本体側ヒンジ部101aの中央部分で、第1表示部103の前に位置する使用者等を撮影することができるように保持されている。また、光源部9は、撮像部5の両側に配置され、表示部の前方向に光を照射することができるように設けられている。
保持部102は、軸心X1周りで本体部101の本体側ヒンジ部101aに対して回動可能である。保持部102は、第2表示部104を保持している。第2表示部104は、第1表示部103と同様の装置である。保持部102は、回動する角度によって、第1表示部103の表示面が使用者と対面するように保持する。保持部102の本体部101側には、一対の保持側ヒンジ部102aが形成されている。両保持側ヒンジ部102aは、本体側ヒンジ部101aに対して回動可能に支持される。
両保持側ヒンジ部102aには、操作部105が設けられている。操作部105は、4つのボタンからなる。
左側の保持側ヒンジ部102aには、光源部9が照射する光について、施療光及び照明光の照射を選択する光選択ボタン105aと、第1モードか第2モードかを選択するモード選択ボタン105bとが設けられている。
右側の保持側ヒンジ部102aには、光源部9から光を照射する光照射スイッチ105cと、施療光の強弱を設定することができる施療光設定ボタン105dとが設けられている。使用者は、光を浴びたい場合は、光照射スイッチ105cをONにし、光選択ボタン105aを操作して照射する光(施療光又は照明光)を選択する。光の照射を止めたい場合は、光照射スイッチ105cをOFFにする。使用者は、施療光を強めたい場合に施療光設定ボタン105dの強度を上げ、施療光を弱めたい場合に施療光設定ボタン105dの強度を下げる。
第1表示部103及び第2表示部104には、使用者の姿が本体側ヒンジ部101a及び保持側ヒンジ部102aで区切られて表示される。
また、本体部101には、保持部102の係合部102bと係合する止め部101bが設けられている。保持部102を本体部101に対して閉鎖した(畳んだ)際に、保持部102の係合部102bと止め部101bとが係合すると、保持部102が本体部101に対して開く動作が規制される。
本体部101には、図2の実施の形態1と同様の制御部41、タイマ部42、記憶部43、通信部44、操作部105及び電源部46が収容されている。
電源部46は、バッテリ等の一次電池又は二次電池であることが好ましいが、パーソナルコンピュータ等の外部の電源から供給されてもよく、外部の系統電力でもよい。
図8に示すように、使用者は、鏡機能付表示携帯端末装置100をテーブルに載置し、保持部102を回動させる。使用者は、鏡機能付表示携帯端末装置100を起動し、化粧などの身だしなみを整える。
この鏡機能付表示携帯端末装置100の動作についても、実施の形態1における鏡機能付表示装置1の動作と同様であるため、その説明を省略する。
[作用効果]
次に、本実施の形態2おける鏡機能付表示携帯端末装置100の作用効果について説明する。
上述したように、実施の形態2に鏡機能付表示携帯端末装置100は、使用者が携帯する装置である。
この構成によれば、使用者が鏡機能付表示携帯端末装置100を持ち運びすることができるため、使い勝手がよい。
この鏡機能付表示携帯端末装置100における作用効果は、実施の形態1の鏡機能付表示装置1と同様の作用効果であり、同一の作用効果については詳細な説明を省略する。
(その他変形例等)
以上、本発明に係る表示装置及び表示携帯端末装置について、実施の形態1、2及び実施の形態1の変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態1、2及び実施の形態1の変形例に限定されるものではない。
また、上記実施の形態においては、第1モード又は第2モードを選択しなくても、使用者が単に施療光及び照明光を浴びたい場合は、光照射スイッチ71cをON操作して、光選択ボタン71aで施療光及び照明光を照射してもよい。
また、上記実施の形態においては、ステップS6、S24で照明光の照射を停止させて施療光だけの照射に切替えてもよい。
また、表示装置は、表示装置として実現できるだけでなく、表示方法及び表示方法をパーソナルコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。
また、上記実施の形態においては、制御部は、第1モードと第2モードとを有しているが、例えば、第1モードよりも明るい状態である第3モードや、第2モードよりも暗い状態である第4モード等のモードを更に有していてもよい。また、制御部は、第5モード以上を有していてもよい。
その他、実施の形態1、2及び実施の形態1の変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態1、2及び実施の形態1の変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 鏡機能付表示装置(表示装置)
5 撮像部
7 表示部
9 光源部
41 制御部
42 タイマ部
43 記憶部
44 通信部
47 端末機
71 右側表示部(表示部)
72 中央表示部(表示部)
73 左側表示部(表示部)
103 第1表示部(表示部)
104 第2表示部(表示部)
73a インジケータ
100 鏡機能付表示携帯端末装置(表示携帯端末装置)

Claims (7)

  1. 使用者を撮影する撮像部と、
    前記撮像部で撮影した使用者の映像を表示する表示部と、
    前記表示部の正面側に、施療効果のある施療光を有する光を照射する光源部と、
    前記表示部、前記光源部及び前記撮像部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記施療光を照射している状態における使用者を前記撮像部で撮影した第1撮像画像を、前記施療光を照射しない状態における使用者を前記撮像部で撮影した第2撮像画像に基づいて色相の補正をし、前記補正後の第1撮像画像を前記表示部に表示させる
    表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記補正後の第1撮像画像の輝度値を大きくする補正をした映像である第1輝度補正画像を生成する第1モードと、
    前記補正後の第1撮像画像の輝度値を小さくする補正をした映像である第2輝度補正画像を生成する第2モードとを有している
    請求項1記載の表示装置。
  3. さらに、
    前記第2撮像画像を記憶する記憶部を備えている
    請求項1又は2記載の表示装置。
  4. さらに、
    前記光源部が施療光を照射する時間を計測するタイマ部を備え、
    前記制御部は、前記タイマ部が計測した時間が所定時間以上となると、前記光源部に前記施療光の照射を停止させる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示部には、前記施療光を照射する時間を示すインジケータが表示される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. さらに、
    外部の端末機と無線通信を行う通信部を備えている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置は、使用者が携帯する装置である
    表示携帯端末装置。
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