JP6601250B2 - 注意喚起システム - Google Patents

注意喚起システム Download PDF

Info

Publication number
JP6601250B2
JP6601250B2 JP2016024116A JP2016024116A JP6601250B2 JP 6601250 B2 JP6601250 B2 JP 6601250B2 JP 2016024116 A JP2016024116 A JP 2016024116A JP 2016024116 A JP2016024116 A JP 2016024116A JP 6601250 B2 JP6601250 B2 JP 6601250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle
information
detection information
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016024116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017140952A (ja
Inventor
慈久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2016024116A priority Critical patent/JP6601250B2/ja
Priority to US15/422,704 priority patent/US10569710B2/en
Publication of JP2017140952A publication Critical patent/JP2017140952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6601250B2 publication Critical patent/JP6601250B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • B60N2/0276Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits reaction to emergency situations, e.g. crash
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q9/00Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling
    • B60Q9/008Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling for anti-collision purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/002Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2002/981Warning systems, e.g. the seat or seat parts vibrates to warn the passenger when facing a danger
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q9/00Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、電動シートの駆動装置を用いて、車両の情報に基づきシートの着座者に注意喚起を行う注意喚起システムに関する。
自動車においては、カメラ、レーダ等各種センサを用いて得られる情報を処理することにより安全を損なう状態を検知し、運転を支援したり運転者に警告を発したりするシステムが装備されるようになっている。例えば、衝突のおそれがあることを検知して、運転者に対して音等で警報すると共に自動ブレーキを作動させる衝突回避支援システムがある。また、自車の走行レーンの維持や変更を支援する車線逸脱検知システム、路上の人や障害物を検知する物体検知システム、更に運転者の居眠りやわき見を検知して運転者に警告する居眠り検知システム等、多様な安全システムが用いられている。これら各種安全システムの多くにおいては、表示器や音、音声、画像等によって運転者に注意が喚起されている。また、運転者が着座しているシートを振動させて運転者に注意喚起を行うシステムも検討されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載された運転者注意力回復装置は、ステアリングホイールの操舵角等の走行情報から運転者の注意力低下状態を検出し、シートに設けた注意力回復用駆動手段を用いて、シートを車両方向の左右にスライド移動させたり左右方向に向きを回動させたりすることによって、運転者の注意力の回復を図っている。
特開2010−029459号公報
前記のとおり、自車に衝突のおそれや車線逸脱がある場合や、運転者の居眠りやわき見が検出された場合等、自動車運転の安全を損なう様々な状態が検知された場合には、その内容や重要度等に応じて運転者に注意が喚起されている。これら自動車に装備されている各種安全システムにおいては、それぞれ運転者の注意を喚起するために、警告音、音声、表示器、画像等、様々な注意喚起手段が用いられている。このような運転者の視覚や聴覚を刺激する注意喚起手段と共に、又はそれらに代わり、身体に直接刺激を与える手段によって運転者に体感を与えれば、より確実に注意を喚起することが可能になる。例えば特許文献1に記載された運転者注意力回復装置のように、シートに注意喚起用の駆動装置を設けて、一定の状態が検知されたときにシートに振動等を発生させるようにすれば、運転者の注意を喚起することができる。しかし、シートに振動等を発生させるための駆動装置を設けようとすると、そのための部品の設置スペースを確保する必要があるばかりでなく、コスト上昇を招く等の問題がある。また、多数の安全システムによって検知された多様な状態に応じて、乗員に分かり易く効果的な体感を与えることが望まれる。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、電動シートの駆動装置を用いて、車両の情報に基づきシートの着座者に注意喚起を行う注意喚起システムを提供することを目的とする。
前記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、1以上の駆動装置が組み込まれ、シートの位置又はシートの所定部位の位置を前記駆動装置により所定速度で正負両方向に移動させることによって調整可能とした車両用シートにおいて、車両の情報を取得する車両情報取得手段と、前記車両の情報に基づき、着座者に注意喚起すべき注意事態であるか否かを判断し、前記注意事態と判断したときは少なくとも1つの前記駆動装置を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記注意事態に対応して、前記シート又は前記所定部位が現在位置を基準として前記所定速度よりも早い速度で正負方向に往復移動するように前記駆動装置を制御し、前記車両の情報は衝突事前検知情報、車線逸脱検知情報、物体検知情報及び居眠り検知情報を含み、前記制御手段は、前記衝突事前検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートを前後方向に往復移動させるように前記駆動装置を制御し、前記車線逸脱検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートのサイドサポート部を左右方向に往復移動させるように前記駆動装置を制御し、前記車両近辺の物体が検知された前記物体検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートの座面を上下に振動させるように前記駆動装置を制御し、前記居眠り検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートのヘッドレストを振動させるように前記駆動装置を制御し、前記往復移動の移動速度及び移動量は各前記駆動装置が備えられる部位周辺の構造及び材質によってあらかじめ設定されており、前記車両の情報の内容に対応して前記制御手段によって制御される前記駆動装置を変更する設定手段を備えるすることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記制御手段が前記駆動装置に与える駆動信号は、前記着座者が体感可能な振動を前記シート又は前記所定部位に生じさせる大きさ及び周期とされていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記制御手段は、各前記駆動装置に対して、現在位置を中心として正負各方向の移動量が同一となるように駆動信号を与えることを要旨とする。
本発明は、1以上の駆動装置が組み込まれ、シートの位置又はシートの所定部位の位置を前記駆動装置により所定速度で正負両方向に移動させることによって調整可能とした車両用シートにおいて、車両の情報を取得する車両情報取得手段と、前記車両の情報に基づき、着座者に注意喚起すべき注意事態であるか否かを判断し、前記注意事態と判断したときは少なくとも1つの前記駆動装置を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記注意事態に対応して、前記シート又は前記所定部位が現在位置を基準として前記所定速度よりも早い速度で正負方向に往復移動するように前記駆動装置を制御するため、電動シート等既存のシートに備えられている駆動装置を利用してシートそのもの又は所定部位を動かし、着座者の身体に振動を与えて直観的な注意喚起を行うことができる。また、そのために特別な部品や駆動装置を設ける必要がなく、従来と同じシート位置調整用の電子コントロールユニットに注意喚起機能を付加することができる。また、注意喚起動作は、駆動装置による通常の位置調整よりも速い速度で行われるため、着座者に違和感を与え、確実に注意を喚起することができる。更に、複数の駆動装置がシート各部に組み込まれている場合には、取得された車両の情報に応じて最適なシート部位を駆動することができる。
前記制御手段が前記駆動装置に与える駆動信号は、前記着座者が体感可能な振動を前記シート又は前記所定部位に生じさせる大きさ及び周期とされている場合は、シート自体又はその所定部位を車両用シートの構造に合わせて適度に振動させ、着座者に明らかな違和感を与えるようにすることができる。
前記車両の情報は、衝突事前検知情報を含み、前記制御手段は、衝突事前検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートを前後方向に往復移動させるように前記駆動装置を制御する場合は、衝突のおそれがある場合にシートを前後方向に振動させ、着座者に最も強い刺激を与えるようにすることができる。
前記制御手段は、各前記駆動装置に対して、現在位置を中心として正負各方向の移動量が同一となるように駆動信号を与える場合は、往復移動(振動)中及びその前後において、現在のシート位置や姿勢が変わらないようにすることができる。
前記車両の情報の内容に対応して前記制御手段によって制御される前記駆動装置を変更する設定手段を備える場合は、着座者の意図に合わせて振動部位等を変更することができ、着座者にとって分かりやすい注意喚起動作を行うようにすることが可能になる。
本発明の注意喚起システムの構成を表すブロック図である。 注意喚起システムの制御手段が駆動装置に出力する駆動信号の例を示すタイミングチャートである。 注意喚起システムの制御手段が駆動装置に出力する駆動信号の別の例を示すタイミングチャートである。 衝突事前検知情報を受けた場合の注意喚起システムの動作を説明するためのブロック図である。 車線逸脱検知情報を受けた場合の注意喚起システムの動作を説明するためのブロック図である。 物体検知情報を受けた場合の注意喚起システムの動作を説明するためのブロック図である。 居眠り検知情報を受けた場合の注意喚起システムの動作を説明するためのブロック図である。 設定手段を備える注意喚起システムの構成を表すブロック図である。 設定手段による注意喚起システムの変更例を表す模式図である。 設定手段による注意喚起システムの別の項目の変更例を表す模式図である。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係る注意喚起システム(1)は、図1に示すように、1以上の駆動装置6(61〜69)が組み込まれた車両用シート7において、車両の情報を取得する車両情報取得手段2と、前記車両の情報に基づき、着座者に注意喚起すべき注意事態であるか否かを判断し、前記注意事態と判断したときは少なくとも1つの駆動装置6を制御する制御手段3と、を備える。
注意喚起システム1が適用される車両用シート7は、一般的な電動シート等、シートに内蔵されている駆動装置6によりその位置や姿勢等を変更可能にされているシートである。この車両用シート7は、ドライバーシート、アシスタントシート等のフロントシートのみならず、セカンドシートやサードシートであってもよい。
駆動装置6の種類は、正負両方向に作動可能である限りは問わないが、多くの場合モータが使用される。また、駆動装置6の数や設置部位等も特に問わない。図1には、車両用シート7全体を前後方向に移動させるスライド用駆動装置61、シートクッションの前部を上下方向に移動させることによりシートクッションの傾斜を変化させるフロントバーチカル用駆動装置62、シートクッションの後部を上下方向に移動させることによりシートクッションの傾斜を変化させるリアバーチカル(リフター)用駆動装置63、シートバックの傾斜を変化させるリクライニング用駆動装置64、ヘッドレストを上下方向に移動させるヘッドレスト用駆動装置65、シートバックを前後方向に伸縮させるランバー用駆動装置66、衝突被害軽減のためにヘッドレストを前後方向に移動させるプリクラッシュヘッドレスト用駆動装置67、シートクッションの左右サポート部分を伸縮又は移動させるサイドサポート用駆動装置68、シートクッションを前後方向に伸縮又は移動させるクッション長用駆動装置69を例示しているが、これらに限定されるものではない。車両用シート7には、例えば、スライド用駆動装置61だけが備えられていてもよいし、スライド用駆動装置61とリクライニング用駆動装置64が備えられていてもよい。
上記のように設けられた駆動装置6により、車両用シート7自体の位置や車両用シート7の所定部位(以下、合わせて「車両用シート各部」という。)の位置を変化させる(移動させる)ことができるようにされている。各駆動装置6は、正回転・逆回転等、正負両方向に作動可能とされている。各駆動装置6による車両用シート7各部の移動の態様は特に問わず、前・後、上・下等直線方向の移動の他、傾動、回動等を含む。通常においては、着座者が行うスイッチ8の操作により、また設定された一定ポジションとするように駆動装置6が制御され、車両用シート7各部が、正方向又は負方向に所定速度(ほぼ一定の遅い速度)で移動可能とされている。
前記車両情報取得手段2は、車両に設けられているセンサの信号や、車両に備えられている各種安全手段によって生成される警報信号等を車両の情報として取得する手段である。上記車両の情報(以下「車両情報」という。)は特に限定されず、例えば、イグニッションスイッチの信号、車速、操舵角等、車両の走行状況を示す情報の他、外部の各種安全手段によって生成される情報が挙げられる。車両の多くの安全手段は、カメラやミリ波レーダ、レーザレーダ等を利用して実現されている。例えば、前方・後方の車両の接近等を認識して、車両の衝突可能性を事前に検知する衝突事前検知手段21、走行中の車線を認識して車線からの意図しない逸脱等を検知する車線逸脱検知手段22、物体・人体等を検知する物体検知手段23等が挙げられる。その他、道路標識、信号等の検知手段、路車間・車車間の無線通信を利用した安全手段もある。また、運転者の居眠り等を検知する居眠り検知手段24を挙げることができる。車両情報取得手段2は、車両にこれらの安全手段が備えられている場合には、これら安全手段から出力される検知情報、警報信号等を車両情報として取得可能に構成される。
前記制御手段3は、車両情報取得手段2によって取得された前記車両情報に基づき、着座者に注意喚起すべき注意事態であるか否かを判断し、注意事態と判断したときは少なくとも1つの駆動装置6を制御するように構成される。着座者に注意喚起すべき注意事態として、例えば、衝突の可能性がある等、車両を停止する必要がある事態、車線の逸脱や障害物の回避等の車両方向の変更が必要である事態、標識の認識等の周辺の情報の通知をする事態等を挙げることができる。このような注意事態と判断する条件は、車両情報の種類、内容、重要度等に応じて予め定めておくことができる。また、複数の駆動装置6が備えられている場合、各注意事態に応じてどの駆動装置6に対して制御を実行するか(即ち、車両用シート7各部のうちのどこを駆動するか)は、車両情報に対応して定めておくことができる。制御手段3は、1つの車両情報に対して複数の駆動装置6を制御するように構成することもできる。
制御手段3は、前記注意事態に対応して、車両用シート7各部が現在位置を基準として正負方向に、所定速度よりも早い速度で往復移動するように駆動装置6を制御する。上記所定速度とは、通常、着座者に好適な位置及び姿勢に調整するために車両用シート7各部を移動させる速度である。この速度は適宜設定される。車両用シート7各部が上記所定速度よりも早い速度で往復移動するように制御されるため、車両用シート7各部が振動することとなる。振動を生じさせる部位や方向は、例えば、車間距離に関する注意の場合は前後方向に振動させ、車線逸脱に関する注意の場合には左右方向に振動させる等、どのような注意事態であるかを着座者が直観的に分かりやすいように対応させることが好ましい。
例えば、衝突事前検知手段21が接続されている場合、制御手段3は、衝突事前検知手段21から警報(衝突事前検知情報)が取得されたときは注意事態と判断し、少なくとも車両用シート7を前後方向に移動させるスライド用駆動装置61を制御するように構成することができる。衝突事前検知の警報を受けたときは最も危険な事態であるため、車両用シート7を前後に大きく振動させて着座者に強い警告を伝える必要があるからである。
制御手段3は、各駆動装置6に駆動信号を与えることによって制御することができる。例えば、駆動装置6がモータである場合、移動方向は駆動信号の電気的極性により、移動速度は駆動信号の電圧等により、移動量は駆動信号を与える時間によって制御することができる。この制御手段3が駆動装置6に与える駆動信号は、車両用シート7各部に着座者が体感可能な振動を生じさせる大きさ及び周期とすることが好ましい。移動速度や移動量は、駆動装置6が備えられる部位周辺の構造や材質等によって、適宜設定することができる。また、往復移動の周期(周波数)も特に限定されないが、一般に人が強い違和感を覚える周期(例えば、5〜10Hz程度)であることが好ましい。また、車両用シート7各部に振動を発生させている間、駆動信号の大きさ(振幅)や周期は一定であってもよいし、変化させるようにしてもよい。例えば、時間と共に振幅を大きくしたり周期を短くしたりすることによって、より注意を促すことも可能である。
また、制御手段3は、各駆動装置6に対して、現在位置を中心として正負各方向の移動量が同一となるように駆動信号を与えるように構成することができる。このような駆動信号により、車両用シート7各部の中心位置が振動中に変動せず、振動終了時にも元と同じ位置に保つことができる。また、必ずしも1周期の正方向の移動量と負方向の移動量とが同一である必要はなく、振動の開始時と終了時において車両用シート7各部の位置が変化しないように配分することもできる。
以上のような注意喚起システム1は、駆動装置6が組み込まれた既存の車両用シート7に適用することができる。車両情報取得手段2や制御手段3は、その車両用シート7の位置を調整するための既存の電子制御ユニットに組み込むことができる。したがって、注意喚起システム1は、新たな部品や装置を用いることなく、既存の車両用電動シートを利用することによって実現することが可能である。
この他、注意喚起システム1には、車両の情報の内容に対応して制御手段3によって制御される駆動装置6を変更する設定手段4を備えることができる(図8参照)。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。
本実施例に係る注意喚起システムの構成は、図1に示した注意喚起システム1と同様であり、車両情報取得手段2、制御手段3、及び車両用シート7に組み込まれている駆動装置(モータ)61〜69を備えている。注意喚起システム1(車両情報取得手段2及び制御手段3)の機能は、車両用シート7を制御するためのECUのプログラムとして記憶されている。
本例の注意喚起システム1により駆動される車両用シート7は、モータ6として、少なくとも、シート全体を前後に移動させるスライド用モータ61、座面を上下に移動させるフロントバーチカル用モータ62及びリアバーチカル用モータ63、ヘッドレストを上下移動させるヘッドレスト用モータ65、並びにシートクッションの左右サポート部分を伸縮又は移動させるサイドサポート用モータ68を備えている。これらモータ6は、通常は、車両用シート7周辺に設けられたシート位置調節用のスイッチ8の操作によって制御することができる。
車両情報取得手段2は、車両に設けられている衝突事前検知手段21、車線逸脱検知手段22、物体検知手段23、及び居眠り検知手段24と接続されており、それらから車両情報を取得する。制御手段3は、車両情報取得手段2によって得られる車両情報を監視して、着座者に注意喚起すべき注意事態であるか否かを判断し、注意事態と判断したときは少なくとも1つのモータ6を制御する。制御手段3は、衝突事前検知手段21や車線逸脱検知手段22、物体検知手段23、居眠り検知手段24から各検知情報(警報)が受信されたときには、重要な注意事態が生じたと判断し、いずれか1つのモータ6又は複数のモータ6に対して駆動信号を出力することにより、車両用シート7各部に振動を発生させる。振動を発生させる期間は任意であり、連続的又は間欠的な一定時間とすることもできるし、注意喚起すべき注意事態が解消されるまでとすることもできる。
図2及び3は、制御手段3が制御対象とするモータ6に出力する駆動信号の例を示している。モータ6の制御方法は特に問わず、例えば、PWMにより回転を制御することができる。本図において縦軸はモータ6に与えられる駆動電圧Vを表し、駆動電圧Vの大きさはPWMのデューティ比により制御することができる。制御手段3は、車両用シート7に振動を生じさせる場合のデューティ比を、位置を調整するためにスイッチ8を操作して車両用シート7を移動させる通常の場合と異なる比に設定し、車両用シート7を通常よりも高速に移動させることができる。また、PWMによらない電圧制御を行い、車両用シート7に振動を生じさせる場合の駆動電圧Vを前記通常の場合より高く設定してもよい。
また、駆動信号の極性は、一定間隔で正方向(+)及び負方向(−)にスイッチされている。これにより、モータ6は駆動電圧Vに応じた速度で正転と逆転を繰り返し、車両用シート7の該当部位に振動を生じさせる。この駆動信号の周波数即ち振動の周波数は5〜10Hz程度、好ましくは約7Hzとすることができる。本例において、正転と逆転とは同じ速度で、且つ正転の期間と逆転の期間が等しくされているので、車両用シート7の該当部位は、現在位置を中心として正負両方向に同じ移動量となるように往復移動する。また、図3に示すように、正転と逆転の間に停止期間を設けた駆動信号とすることもできる。なお、車両用シート7に振動を生じさせる限り駆動信号の波形は問わず、矩形波、三角波、鋸歯状波、正弦波等、適宜選択されればよい。
図4を参照して、注意喚起システム1に衝突事前検知手段21が接続されている場合の制御を説明する。衝突事前検知手段21は、車両の衝突の可能性が生じた場合には、衝突事前検知情報(警報)を発すると共に、被害軽減のためにブレーキを作動させる等して運転を支援する。その警報は車両情報取得手段2により受信され、これに基づいて制御手段3はスライド用モータ61に上記駆動信号を出力する。これによって車両用シート7全体が前後に往復移動(振動)されるため、着座者に対して強く注意喚起を行うことができる。
図5では、注意喚起システム1に車線逸脱検知手段22が接続されている。車線逸脱検知手段22は、前方の車線を認識し、車線を跨ぐ等の車線逸脱を検知したときは警告音や画像等により運転手に注意を促したり、ステアリング操作を補助する等して元の車線に復帰させたりして運転を支援する。また、このとき車線逸脱検知手段22から出力される車線逸脱検知情報は車両情報取得手段2により受信され、これに基づいて制御手段3はサイドサポート用モータ68に駆動信号を出力する。これによって車両用シート7のサイドサポート部に左右方向の振動が発生し、着座者に対して注意喚起を行うことができる。
また、図6では、注意喚起システム1に物体検知手段23が接続されている。物体検知手段23は、自車周囲の他車両、歩行者、障害物等の物体を認識して、画像や音、光等を用いて運転手に注意を促す。この物体検知手段23から出力される物体検知情報を車両情報取得手段2により受信し、車両近辺の物体検知がされたとき等、制御手段3が注意を喚起すべき事態であると判断した場合には、フロントバーチカル用モータ62及びリアバーチカル用モータ63に駆動信号を出力する。これによって車両用シート7の座面を上下に振動させ、着座者に対して注意喚起を行うことができる。
また、図7は、注意喚起システム1に居眠り検知手段24が接続される場合を示している。居眠り検知手段24は、着座者の視線等を撮影するカメラにより着座者の居眠りを検知し、音や音声等によって運転者に注意を促す。この居眠り検知手段24から出力される居眠り検知情報を車両情報取得手段2により受信し、その情報に基づいて制御手段3はヘッドレスト用モータ65に駆動信号を出力する。これによって車両用シート7のヘッドレストが振動し、着座者に対して注意喚起を行うことができる。
図4〜7に示した例の他、注意喚起システム1は、車両に備えられた各種システム・装置によって生成された情報を車両情報として取得するようにすることができる。また、車両に設けられた各種センサによって得られる情報を車両情報として取得するようにすることができる。制御手段3は、所定の条件に基づいて、取得された車両情報が着座者に注意喚起すべき注意事態に当たるか否かを判断し、注意事態と判断したときは駆動装置6を制御する。それぞれの車両情報(例えば、衝突事前検知であるか、車線逸脱検知であるか、居眠り検知であるか等)に対してどの駆動装置6を制御するか、即ちそれぞれの車両情報による注意事態と駆動装置6(61〜69)との対応は、図4〜7に示した例に限らず、予め定めておくことができる。この対応付けは、各注意事態が着座者に直観的に分かるようにすることが好ましい。例えば、前後方向の車両の接近による注意喚起は、車両用シート7各部を前後方向に振動させることが考えられる。また、車線逸脱の場合には左右方向の振動により注意を喚起することが考えられる。
図8に示すように、注意喚起システム1には、車両の情報の内容に対応して制御手段3によって制御される駆動装置6を変更する設定手段4を備えることができる。この設定手段4を設けることにより、上記各注意事態と駆動装置6との対応付けを変更することが可能になる。
本例においては、設定手段4は、表示手段41及び入力手段42を備える。これらの手段として、タッチパネル付きディスプレイ等を用いることができる。例えば、図9に示すように、ある車両情報に対応して、現在設定されている駆動装置6(8)と選択可能な駆動装置6を表示し、使用者のタッチ操作によりいずれかを設定させることができる。これにより、ある車両情報に対応して選択された部位の駆動装置6が作動し、当該部位に振動が生じることとなる。また、設定手段4により、図10に示すように、ある部位に生じる振動について、現在設定されている周期等のパラメータをタッチ操作により変更可能とすることができる。その他、注意喚起システム1の作動範囲や作動条件等を、設定手段4により使用者が選択したり変更したりすることが可能である。
尚、本発明は以上で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
1;注意喚起システム、2;車両情報取得手段、21;衝突事前検知手段、22;車線逸脱検知手段、23;物体検知手段、24;居眠り検知手段、3;制御手段、4;設定手段、41;表示手段、42;入力手段、6、61〜69;駆動装置(モータ)、7;車両用シート、8;スイッチ。

Claims (3)

  1. 1以上の駆動装置が組み込まれ、シートの位置又はシートの所定部位の位置を前記駆動装置により所定速度で正負両方向に移動させることによって調整可能とした車両用シートにおいて、
    車両の情報を取得する車両情報取得手段と、
    前記車両の情報に基づき、着座者に注意喚起すべき注意事態であるか否かを判断し、前記注意事態と判断したときは少なくとも1つの前記駆動装置を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記注意事態に対応して、前記シート又は前記所定部位が現在位置を基準として前記所定速度よりも早い速度で正負方向に往復移動するように前記駆動装置を制御し、
    前記車両の情報は衝突事前検知情報、車線逸脱検知情報、物体検知情報及び居眠り検知情報を含み、
    前記制御手段は、前記衝突事前検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートを前後方向に往復移動させるように前記駆動装置を制御し、前記車線逸脱検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートのサイドサポート部を左右方向に往復移動させるように前記駆動装置を制御し、前記車両近辺の物体が検知された前記物体検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートの座面を上下に振動させるように前記駆動装置を制御し、前記居眠り検知情報が取得されたときは、少なくとも前記車両用シートのヘッドレストを振動させるように前記駆動装置を制御し、
    前記往復移動の移動速度及び移動量は各前記駆動装置が備えられる部位周辺の構造及び材質によってあらかじめ設定されており、前記車両の情報の内容に対応して前記制御手段によって制御される前記駆動装置を変更する設定手段を備えることを特徴とする注意喚起システム。
  2. 前記制御手段が前記駆動装置に与える駆動信号は、前記着座者が体感可能な振動を前記シート又は前記所定部位に生じさせる大きさ及び周期とされている請求項1記載の注意喚起システム。
  3. 前記制御手段は、各前記駆動装置に対して、現在位置を中心として正負各方向の移動量が同一となるように駆動信号を与える請求項1又は2に記載の注意喚起システム。
JP2016024116A 2016-02-10 2016-02-10 注意喚起システム Active JP6601250B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016024116A JP6601250B2 (ja) 2016-02-10 2016-02-10 注意喚起システム
US15/422,704 US10569710B2 (en) 2016-02-10 2017-02-02 Attention calling system and vehicle seat controlling system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016024116A JP6601250B2 (ja) 2016-02-10 2016-02-10 注意喚起システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017140952A JP2017140952A (ja) 2017-08-17
JP6601250B2 true JP6601250B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=59496725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016024116A Active JP6601250B2 (ja) 2016-02-10 2016-02-10 注意喚起システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10569710B2 (ja)
JP (1) JP6601250B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6484904B2 (ja) * 2017-01-30 2019-03-20 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
US11447084B2 (en) * 2017-03-29 2022-09-20 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control device, vehicle control method and program
WO2019044826A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 パイオニア株式会社 振動制御装置
JP6954069B2 (ja) 2017-12-08 2021-10-27 トヨタ自動車株式会社 車両用注意喚起装置
DE112020004692T5 (de) * 2019-09-30 2022-06-23 Honda Motor Co., Ltd. Sattelaufsitzfahrzeug
US11854402B2 (en) * 2020-07-10 2023-12-26 Here Global B.V. Method, apparatus, and system for detecting lane departure events based on probe data and sensor data

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000020900A (ja) * 1998-07-03 2000-01-21 Hitachi Ltd 車間距離警報装置及び集約配線装置
US6496117B2 (en) * 2001-03-30 2002-12-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. System for monitoring a driver's attention to driving
EP1781491A2 (de) * 2005-01-19 2007-05-09 Takata-Petri AG Sicherheitsvorrichtung f]r einen kraftfahrzeugsitz und verfahren zu deren ansteuerung
JP4914752B2 (ja) * 2007-04-13 2012-04-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 車両用警報装置
JP2010029459A (ja) 2008-07-29 2010-02-12 Denso Corp 運転者注意力回復装置
WO2011062869A1 (en) * 2009-11-18 2011-05-26 Johnson Controls Technology Company Haptic feedback system for vehicle seating
JP6295520B2 (ja) * 2013-06-10 2018-03-20 カシオ計算機株式会社 身体装着型端末

Also Published As

Publication number Publication date
US20170225618A1 (en) 2017-08-10
US10569710B2 (en) 2020-02-25
JP2017140952A (ja) 2017-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6601250B2 (ja) 注意喚起システム
US9349263B2 (en) Alert systems and methods for a vehicle
CN103578211B (zh) 交通工具的警报系统和方法
US9153108B2 (en) Alert systems and methods for a vehicle
EP2501583B1 (en) Haptic feedback system for vehicle seating
JP6342856B2 (ja) 車両制御装置
JP4139929B2 (ja) 車両用シート装置及び車両用シート併用型報知システム
JP5003734B2 (ja) 情報提示装置
JP2009031946A (ja) 情報提示装置
CN203111104U (zh) 一种座椅振动提醒装置
JP2005088717A (ja) 自動車用警告装置
US10703267B2 (en) Haptic and visual attention attracting device for vehicle
WO2019220582A1 (ja) 車両用後側方警報装置および車両用後側方警報方法
JP6223143B2 (ja) 運転支援装置および運転支援方法
KR20140036367A (ko) 진동을 이용한 자동차 주행 안내 및 위험 경고 방법 및 장치
JP2019200544A (ja) 安全運転支援装置
JP2005088851A (ja) 運転支援装置
JP4914752B2 (ja) 車両用警報装置
JP2008158671A (ja) 車両用衝突警報装置
JP2013086560A (ja) 障害物通知システムおよび障害物通知方法
JP2013186728A (ja) 警報システム
JP2010108128A (ja) 警報装置
JP2005145292A (ja) 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP7415393B2 (ja) 運転支援装置
JP2017140980A (ja) 車両用警告装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190923

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6601250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250