JP6601098B2 - 光源装置及び画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置及び画像投射装置に関する。
レーザを有する光源装置では、レーザから射出されたレーザ光が入射するレンズ等の光学部材に、当該レーザ光のエネルギー密度が高いことに起因して、空気中の異物が付着する。この現象は、特にエネルギーの高い短波長のレーザを用いた場合、空気中のシロキサン及び二酸化硫黄等のガスと光化学反応を起こして、光学部材への異物の付着が顕著になる。レンズ等に異物が付着することによって、レンズが射出する光の出力が低下する等の問題が生じている。このため光学部材に付着する異物を除去する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、異物を電極によって捕捉するとともに、ファンによって異物を吸引して排出する光源装置が開示されている。
特開2015−87525号公報
しかしながら、上述の技術では、電極、電極に電圧を印加する電源、及び、ファン等の構成が必要なため、光源装置が大型化するといった課題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の光源装置は、レーザを有する光源と、前記レーザが射出したレーザ光の進路上に配置され、前記レーザ光のピーク強度よりも低いピーク強度を有する複数の分散光に前記レーザ光を分散させて、射出する分散部材と、前記分散光の進路上に配置された光学部材と、を備える。
本発明にかかる光源装置は、異物の付着を、レーザ光を分散させた分散光として射出する分散部材によって抑制するので、光源装置の大型化を抑制するという効果を奏する。
図1は、第1実施形態による光源装置を有する画像投射装置の全体構成図である。 図2は、分散部材によるレーザ光の分散を説明する拡大図である。 図3は、分散された分散光の強度を説明するグラフである。 図4は、ガウシアン分布を有するレーザ光の強度分布のグラフである。 図5は、ガウシアン分布を有するレーザ光を分散させた場合の分散光の強度分布のグラフである。 図6は、変形例1における分散光の強度分布のグラフである。 図7は、変形例2における分散光の強度分布のグラフである。 図8は、変形例3における分散光の強度分布のグラフである。 図9は、変形例4における分散光の強度分布のグラフである。 図10は、変形例5における分散光の強度分布のグラフである。 図11は、変形例6における分散光の強度分布のグラフである。 図12は、光源のレーザの他の配列を説明する正面図である。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、実施形態や変形例に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態や変形例と同様である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態による光源装置12を有する画像投射装置10の全体構成図である。画像投射装置10は、画像を生成してスクリーン等に拡大して投射する。図1に示すように、画像投射装置10は、光源装置12と、画像生成部14と、投射部16とを備える。
光源装置12は、画像生成用の光を画像生成部14へと射出する。光源装置12は、画像を構成する光の進路上において、最も上流側に配置されている。光源装置12は、光源20と、分散部材22と、集光レンズ24と、レンズ26と、回転拡散板28と、レンズ30と、レンズ32とを有する。
光源20は、3個のレーザ34a、34b、34cを有する。レーザ34a、34b、34cを区別する必要がない場合、レーザの符号を34とする。3個のレーザ34は、例えば、配列をなす。本実施形態では、3個のレーザ34は、一直線上に配列されている。レーザ34が配列されている方向を配列方向とする。3個のレーザ34は、例えば、等間隔で配置されている。レーザ34は、電力−光変換効率は20〜30%であり、光に変換されないエネルギーは熱となって高温となる。従って、複数のレーザ34は、冷却の観点からは互いに離すことが好ましい。しかし、複数のレーザ34同士を離し過ぎると、光源装置12の大型化を招くので、小型化の観点からは複数のレーザ34同士を離さない方が好ましい。例えば、レーザ34の光出力が4W程度であれば、レーザ34間の間隔は、10mm程度が好ましい。3個のレーザ34a、34b、34cは、それぞれレーザ光L0a、L0b、L0cを射出する。尚、レーザ34が射出するレーザ光を区別する必要がない場合、レーザ光の符号をL0と表記する。レーザ光L0が進行する方向を進行方向とする。レーザ34の配列方向とレーザ光L0の進行方向は、交差(例えば、直交)する。
分散部材22は、光源20のレーザ34が射出するレーザ光L0の進路上に配置されている。ここで、配列されたレーザ34から射出されたレーザ光L0のそれぞれのピークの位置は、分散部材22の表面において、重ならない。分散部材22は、板状の部材である。分散部材22は、レーザ光L0の進路に対して、傾斜している。分散部材22は、レーザ光L0のピーク強度よりも低いピーク強度を有する複数の分散光Lp(p=1、2・・)にレーザ光L0を分散させて、射出する。複数の分散光Lpは、互いに平行な方向に進行する。
集光レンズ24は、分散部材22が分散させた分散光Lpの進路上に配置されている。集光レンズ24は、分散光Lpを集光して、レンズ26を介して、回転拡散板28へ射出する。集光レンズ24は、光学部材の一例である。
回転拡散板28は、レンズ26が集光した光L10の進路上であって、レンズ26の焦点の近傍に配置されている。回転拡散板28は、元がレーザ光L0のため局所的に強度斑のある光L10を、光L10の進行方向に垂直な面で略均一にしてなるように拡散して、射出する。ここで、回転拡散板28は、光L10の進路に平行な回転軸の周りで回転している。これにより、回転拡散板28は、自己に形成されている模様等に起因する光L10の強度斑を、回転によって時間的に変化させてより低減する。
レンズ30は、回転拡散板28から射出された光L10の進路上に配置されている。レンズ30は、光L10を発散させて射出する。
レンズ32は、レンズ30が発散させた光L10を互いに平行な方向に進行する光L10にして、画像生成部14へ射出する。
画像生成部14は、光源装置12が射出した光L10を3色の光(例えば、青色の光LB、緑色の光LG、赤色の光LR)に分離して、当該光から画像を生成する。画像生成部14は、ミラー40と、一対のフライアイレンズ42、44と、レンズ46と、光分離器48とを有する。
ミラー40は、光源装置12のレンズ32が射出した平行な光L10の進路上に配置されている。ミラー40は、入射した光L10をフライアイレンズ42、44の方向へと反射する。
フライアイレンズ42、44は、光L10の進行方向に垂直な面で強度が均一になるように分散させて、レンズ46を介して、光分離器48へと射出する。
光分離器48は、入射した光L10の波長に基づいて、光L10を分離する。例えば、光分離器48は、青色の波長帯域の光LBを反射するとともに、赤色及び緑色の波長帯域の光LR、LGを透過する第1のダイクロイックミラーと、赤色及び緑色の波長帯域の光LR、LGを反射するとともに青色の波長帯域の光LBを透過する第2のダイクロイックミラーとを有する。これにより、光分離器48は、波長の短い青色の光LBと、青色の光に比べて波長の長い赤色及び緑色の光LR、LGとに分離して、射出する。
画像生成部14は、ミラー50と、レンズ52と、偏光分離器54と、光変調素子56とを更に有する。
ミラー50には、光分離器48によって分離された光のうち、青色の光LBが入射する。ミラー50は、レンズ52を介して、光LBを偏光分離器54へと射出する。
偏光分離器54は、光の振動方向によって、入射した青色の光LBを透過または反射する。例えば、偏光分離器54は、S偏光を透過して、P偏光を反射する。従って、偏光分離器54は、入射した青色の光LBのうち、S偏光を透過して、光変調素子56へと射出する。
光変調素子56は、例えば、反射型液晶素子である。光変調素子56は、入射した偏光の振動方向を90°回転させる。光変調素子56は、一部の光を反射して、残りの光を遮断する。尚、光変調素子56は、DMD(Digital Mirror Device)であってもよい。光変調素子56は、青色の画像を生成するための画像信号を取得する。光変調素子56は、当該画像信号に基づいて、入射した青色のS偏光のうち、一部をP偏光にして反射する。これにより、光変調素子56は、青色の光LBによる画像を生成する。光変調素子56は、反射した光を偏光分離器54へと射出する。
上述したように偏光分離器54は、P偏光を反射するので、光変調素子56によってP偏光となって画像を形成する青色の光LBを、後述する光合成部76へ反射する。
画像生成部14は、ミラー60と、色分離器62と、レンズ64と、偏光分離器66と、光変調素子68と、レンズ70と、偏光分離器72と、光変調素子74と、光合成部76とを更に有する。
ミラー60は、光分離器48によって分離された光のうち、赤色及び緑色の光LR、LGが入射する。ミラー60は、入射した光LR、LGを色分離器62へと射出する。
色分離器62は、波長に基づいて、一部の光を反射して、残りの光を透過することにより、光を分離する。色分離器62は、例えば、ダイクロイックミラーである。色分離器62は、入射した赤色及び緑色の光LR、LGのうち、波長の短い緑色の光LGを、レンズ64を介して、偏光分離器66へ反射する。色分離器62は、入射した赤色及び緑色の光LR、LGのうち、波長の長い赤色の光LRを透過して、レンズ70を介して、偏光分離器72へと射出する。
偏光分離器66は、光の振動方向によって、入射した緑色の光LGを透過または反射する。例えば、偏光分離器66は、P偏光を透過して、S偏光を反射する。従って、偏光分離器66は、入射した緑色の光LGのうち、P偏光を透過して、光変調素子68へと射出する。
光変調素子68は、例えば、反射型液晶素子である。光変調素子68は、入射した偏光の振動方向を90°回転させるとともに、一部の光LGを反射して、残りの光LGを遮断する。光変調素子68は、緑色の画像を生成するための画像信号を取得する。光変調素子68は、当該画像信号に基づいて、入射した緑色のP偏光のうち、一部をS偏光にして反射する。これにより、光変調素子68は、緑色の光LGによる画像を生成する。光変調素子68は、反射した光を偏光分離器66へと射出する。
上述したように偏光分離器66は、S偏光を反射するので、光変調素子68によってS偏光となって画像を形成する緑色の光LGを、光合成部76へ反射する。
偏光分離器72は、光の振動方向によって、入射した赤色の光LRを透過または反射する。例えば、偏光分離器72は、S偏光を透過して、P偏光を反射する。従って、偏光分離器72は、入射した赤色の光LRのうち、S偏光を透過して、光変調素子74へと射出する。
光変調素子74は、例えば、反射型液晶素子である。光変調素子74は、入射した偏光の振動方向を90°回転させるとともに、一部の光LRを反射して、残りの光LRを遮断する。光変調素子74は、赤色の画像を生成するための画像信号を取得する。光変調素子74は、当該画像信号に基づいて、入射した赤色のS偏光のうち、一部をP偏光にして反射する。これにより、光変調素子74は、赤色の光LRによる画像を生成する。光変調素子74は、反射した光を偏光分離器72へと射出する。
上述したように偏光分離器72は、P偏光を反射するので、光変調素子74によってP偏光となって画像を形成する赤色の光LRを、光合成部76へ反射する。
光合成部76は、青色、緑色及び赤色のそれぞれの光によって形成されている画像を合成して出力する。光合成部76は、光LB、LG、LRの振動方向によって、当該光を反射または透過する。光合成部76は、例えば、偏光ビームスプリッタである。ここでは、光合成部76は、P偏光を反射して、S偏光を透過する。光合成部76には、偏光分離器54によって反射された画像を形成する青色のP偏光の光LB、偏光分離器66によって反射された画像を形成する緑色のS偏光の光LG、及び、偏光分離器72によって反射された画像を形成する赤色のP偏光の光LRが入射する。光合成部76は、P偏光である青色及び赤色の光LB、LRを反射して投射部16へと出力するとともに、S偏光である緑色の光LGを透過して投射部16へと出力する。これにより、光合成部76は、青色、緑色及び赤色の光による画像を合成して、カラーの画像を生成する。
投射部16には、画像生成部14によって生成された画像を構成する光LB、LG、LRが入射する。投射部16は、画像を構成する光LB、LG、LRを、例えば拡大してスクリーン等に投射する。
図2は、分散部材22によるレーザ光L0の分散を説明する拡大図である。図2に示すように、分散部材22は、支持板80と、第1反射膜82と、第2反射膜84とを有する。
支持板80は、光を透過可能な材料によって構成されている。支持板80は、板状に構成されている。支持板80は、レーザ光L0が入射する入射面である表面と、表面と対向する裏面とを有する。支持板80の表面と裏面は、平行である。支持板80は、例えば、ガラス板である。支持板80は、入射するレーザ光L0の進行方向に対して、傾斜して配置されている。支持板80は、例えば、レーザ光L0の進行方向に対して、45°傾斜している。支持板80は、3個のレーザ34の配列方向に対して傾斜している。支持板80は、3個のレーザ34の配列方向に対して、45°傾斜している。
第1反射膜82は、レーザ光L0が入射する支持板80の表面に設けられている。第1反射膜82を含む面(例えば、支持板80の表面と平行な面)は、レーザ光L0の進行方向及び3個のレーザ34の配列方向に対して傾斜している。第1反射膜82に達するレーザ光L0の複数のピークは、互いに重畳されない。第1反射膜82は、入射したレーザ光L0のうち、一部を透過させる反射膜である。第1反射膜82は、例えば、ダイクロイックミラーによって構成されている。第1反射膜82は、ハーフミラーとして機能する金属薄膜であってもよい。ここで、第1反射膜82の反射率をR、透過率をTとする。
第2反射膜84は、分散部材22の裏面に設けられている。従って、第2反射膜84は、第1反射膜82と間隔をあけて配置される。第1反射膜82と第2反射膜84は、互いに平行に設けられている。第1反射膜82と第2反射膜84との間の間隔は、支持板80の厚みとなる。第2反射膜84を含む面(例えば、支持板80の裏面と平行な面)は、レーザ光L0の進行方向及び3個のレーザ34の配列方向に対して傾斜している。第2反射膜84の反射率をR、透過率をTとする。第2反射膜84の透過率Tは、第1反射膜82の透過率Tよりも低い。例えば、第2反射膜84は、100%の反射率を有する全反射膜である。第2反射膜84は、例えば、反射率の高い金属膜、ダイクロイックミラー等によって構成されている。第2反射膜84は、第1反射膜82が透過したレーザ光L0、及び、第1反射膜82の裏面側で反射したレーザ光L0を、第1反射膜82へと反射する。
次に、分散部材22の作用について説明する。3個のレーザ34から射出された3本のレーザ光L0は、互いに平行に進行しつつ、分散部材22の第1反射膜82に達する。第1反射膜82は、当該レーザ光L0の一部を集光レンズ24へと反射して、残りの一部の光を透過させる。第1反射膜82を透過した光は、支持板80の内部を進行して、第2反射膜84に達する。第2反射膜84は、当該光を第1反射膜82へと反射する。第1反射膜82は、第2反射膜84によって反射された光の一部を透過して、残りの一部を第2反射膜84へと反射する。このように、第1反射膜82及び第2反射膜84は、支持板80を進行する光を繰り返し反射(いわゆる多重反射)しつつ、第1反射膜82が透過率Tに応じて少しずつ光を透過することによって、レーザ光L0を分散させた分散光Lpとして集光レンズ24へと射出する。分散光Lpは、第2反射膜84によってp−1回反射された後、第1反射膜82を透過して射出した光である。
上述したように第1反射膜82及び第2反射膜84は、レーザ光L0の進行方向及び3個のレーザ34の配列方向に対して傾斜している。これにより、分散光Lpは、一直線上に配列した状態で進行する。また、第1反射膜82と第2反射膜84は、互いに平行に設けられている。これにより、一のレーザ光L0から分散された複数の分散光Lpは、等間隔で平行に進行する。
ここで、支持板80の屈折率をnとする。即ち、第1反射膜82と第2反射膜84との間において光が進行する空間の屈折率がnである。支持板80の厚みをtとする。即ち、法線方向における第1反射膜82と第2反射膜84との間の間隔がtである。第1反射膜82の法線方向と入射方向との間の角度である入射角をθaとする。ここでいう入射方向は、第1反射膜82に入射するレーザ光L0が進行して来た方向である。第1反射膜82の法線方向と、射出方向との間の角度である射出角度をθbとする。ここでいう射出方向は、第1反射膜82を透過した光が進行する方向である。
この場合、同じレーザ光L0から分散された分散光Lpと分散光Lp+1との間の間隔dは、次の式で表すことができる。
d=2×t×sin(θa−θb)/cosθb ・・・(1)
また、スネルの法則より入射角θaと射出角θbとの関係は以下の式(2)で表すことができる。
sinθa=n×sinθb ・・・(2)
式(2)を式(1)に代入すると式(3)となる。
d=2×t×sin(θa−sin−1(sinθa/n)
/cos(sin−1(sinθa/n)) ・・・(3)
式(3)から厚みt及び入射角θaによって、間隔dを設定できる。例えば、t=1.5、θa=45°の場合、d=1となる。また、厚みtと間隔dは、比例関係にあるので、厚みtを増やすことによって、間隔dを大きくすることができる。
図3は、分散された分散光Lpの強度を説明するグラフである。pが2以上において、分散光Lpの強度は、レーザ光L0の強度に対して、T p−1 p−2となる。従って、分散光L1、L2、L3、L4の強度は、それぞれR、T 、T 、T となる。ここで、R=0.4、T=0.6、R=1、T=0とする。入射するレーザ光L0の強度を1とすると、分散光L1、L2、L3、L4の強度は、それぞれ0.4、0.36、0.14、0.06となる。これらの強度を示したグラフが、図3である。尚、レーザ光L0の強度は図1の面Saの位置のものであり、分散光Lpの強度は面Sbの位置のものである。
次に、レーザ光L0の強度が、分布幅を有する強度分布の場合について説明する。図4は、ガウシアン分布を有するレーザ光L0の強度分布のグラフである。尚、図4は、図1の面Saにおける強度分布である。図5は、ガウシアン分布を有するレーザ光を分散させた場合の分散光Lpの強度分布のグラフである。尚、図5は、面Sbにおける分散光の強度分布に、面Saにおけるレーザ光L0の強度分布を重ねている。
上述した図3に示すグラフは、各分散光Lpの強度をピークのみの線で示している。しかしながら、実際にはレーザ光L0の強度は、図4に示すように横軸方向に分布幅を有する。分布幅を有する強度分布の一例は、ガウシアン分布である。ガウシアン分布は、以下の式(4)で表すことができる。
I=Iexp(−2r/ω ) ・・・(4)
は、分散光Lpのピーク強度である。rは、ピーク強度の位置からの距離である。ωは、ガウシアンビーム径とよばれる。ガウシアンビーム半径ωは、強度がピーク強度の1/eまたは0.135となる減少する半径を示す。
レーザ光L0の強度がガウシアン分布となる場合、分散光Lpの各強度も図5に示すように横軸方向に分布幅を有する。ここで、間隔dが小さい場合、分散光Lpの強度分布と隣接する分散光Lpの強度分布とが重なる。一のレーザ光L0の分散光Lpの強度分布を積算した積算強度分布LSは、図5に太線で示す分布となる。ここで、分散光L1のピーク強度と、分散光L2のピーク強度とを積算した積算値は、“R+T となる。Rは1未満なので、当該積算値は次の式(5)を満たす。但し、“R+T=1”である。
1>R+T ・・・(5)
これは、分散光L1のピーク強度と分散光L2のピーク強度との積算値が、レーザ光L0の強度未満となることを示す。当然に、他の分散光Lpの積算値が分散光L1と分散光L2との積算値以上となることはないので、全ての分散光Lpと分散光Lp+1との積算値もレーザ光L0の強度未満となる。
上述したように、画像投射装置10及び光源装置12では、分散部材22が、レーザ光L0を、レーザ光L0のピーク強度よりも小さいピーク強度を有する複数の分散光Lpに分散させる。これにより、分散部材22の射出側に配置された集光レンズ24には、レーザ光L0ではなく、強度が分散された分散光Lpが入射するので、高いエネルギーが集光レンズ24等の光学部材に集中することを抑制できる。また、分散部材22は、光の進行方向を変更する部材としても使用されているので、画像投射装置10及び光源装置12の構成の複雑化を抑制できる。従って、画像投射装置10及び光源装置12は、構成の複雑化を抑制しつつ、高いエネルギーが集中することに起因する集光レンズ24等の光学部材への異物の付着を抑制できる。この結果、画像投射装置10及び光源装置12は、異物の付着による集光レンズ24の透過率の低下等の光学部材の性能劣化、及び、異物による熱吸収に起因する集光レンズ24の反射防止膜等のコーティングの剥離及び変化等の破損を抑制できる。
第1反射膜82及び第2反射膜84は、レーザ光L0の進行方向及び3個のレーザ34の配列方向に対して傾斜している。これにより、3本のレーザ光L0から分散された分散光Lpが、一直線上に配列される。
また、分散部材22は、第1反射膜82と第2反射膜84とが互いに平行に設けられているので、分散させた分散光Lpが互いに平行に進行するように射出する。これにより、拡散板等によって、ピーク強度を残さずにランダムな方向に光を進行させて光を広い領域に拡散する場合に比べて、画像投射装置10及び光源装置12は、分散光Lpが所望の進行方向から逸れることを抑制することができる。これにより、画像投射装置10及び光源装置12は、光の利用効率を向上させることができる。
次に、上述した分散部材22のパラメータを適宜変更した変形例について説明する。尚、変形例の説明において、分散光Lpをいずれのレーザ光L0によるものかを区別する場合、a、b、cのいずれかを符号に付与する。例えば、レーザ光L0aの分散光については、Lpaの符号を付与して、レーザ光L0bの分散光については、Lpbの符号を付与する。
(変形例1)
図6は、変形例1における分散光Lpの強度分布のグラフである。変形例1による分散部材22は、レーザ光L0aを分散させた分散光Lpのピークの位置と、レーザ光L0aと隣接するレーザ光L0bを分散させた分散光Lpのピークの位置とを分離する。尚、レーザ光L0bと隣接するレーザ光L0cとにおいても同様である。ここで、図6に示すように、レーザ光L0aと、隣接するレーザ光L0bとの間の間隔をDとする。間隔Dは、レーザ光L0aの進行方向に直交する方向におけるレーザ光L0aとレーザ光L0bとの間隔である。レーザ光L0a、L0bが、互いに平行に進行する場合、間隔Dは、レーザ34と隣接するレーザ34と間の間隔ともいえる。
変形例1では、次の式(6)の条件を満たすように、間隔t、屈折率n及び入射角θa等のパラメータが設定される。
m×d≠D m:正の整数 ・・・(6)
変形例1では、上述の式(3)及び式(6)に基づいて算出される間隔t、屈折率n及び入射角θaとなるように、分散部材22を設置及び構成する。これにより、隣接するレーザ光L0の分散光Lpのピークの位置が互いに重なることを抑制して、ピーク強度が大きくなることを抑制できる。
(変形例2)
図7は、変形例2における分散光Lpの強度分布のグラフである。変形例2による分散部材22は、レーザ光L0を分散させた分散光Lpのいずれかのピークの位置と、他のレーザ光L0を分散させた分散光Lpのいずれかのピークの位置とを重ねる。ここで、上述したように重なった分散光Lpと分散光Lpとのピーク強度の積算は、レーザ光L0のピーク強度よりも小さくなる。
レーザ光L0aを分散させた分散光Lpaと、レーザ光L0bを分散させた分散光Lpbとを重ねる条件は以下の式(7)のとおりである。
m×d=D m:正の整数 ・・・(7)
上述の式(3)及び式(7)に基づいて算出された厚みt、屈折率n及び入射角θaとなるように、分散部材22を設置及び構成する。例えば、図7に示す例では、変形例2の分散部材22は、レーザ光L0aを分散させた分散光L3aと、レーザ光L0bを分散させた分散光L1bとを重ねている。この場合、式(7)におけるmは、“2”となる。
(変形例3)
図8は、変形例3における分散光Lpの強度分布のグラフである。変形例3による分散部材22は、レーザ34のレーザ光L0の分散光Lpの強度分布を積算した積算強度分布LSと、当該レーザ34と隣接するレーザ34のレーザ光L0の分散光Lpの強度分布を積算した積算強度分布LSとを分離する。ここでいう、積算強度分布LSを分離するとは、積算強度分布LSのピーク強度の例えば10%以上の強度となる領域で重ならないことをいう。これにより、分散部材22は、複数の積算強度分布LSのピークの位置を分離する。
例えば、変形例3による分散部材22は、図8に示すように、レーザ34aのレーザ光L0aの複数の分散光Lpaの強度分布を積算した積算強度分布LSaと、レーザ34aと隣接するレーザ34bのレーザ光L0bの複数の分散光Lpbの強度分布を積算した積算強度分布LSbとを分離する間隔t、屈折率n及び入射角θaを有する。
(変形例4)
図9は、変形例4における分散光Lpの強度分布のグラフである。変形例4による分散部材22は、レーザ34のレーザ光L0の分散光Lpの強度分布を積算した積算強度分布LSの少なくとも一部と、当該レーザ34と隣接するレーザ34のレーザ光L0の分散光Lpの強度分布を積算した積算強度分布LSの少なくとも一部とを互いに重ねる。ここでいう、積算強度分布LSが互いに重なるとは、積算強度分布LSのピーク強度の例えば10%以上の強度となる領域で少なくとも一部が互いに重なることをいう。尚、分散部材22は、複数の積算強度分布LSのピークの位置を分離することが好ましい。
変形例4による分散部材22は、図9に示すように、レーザ34aのレーザ光L0aの複数の分散光Lpaの強度分布を積算した積算強度分布LSaの少なくとも一部と、当該レーザ34aと隣接するレーザ34bのレーザ光L0bの複数の分散光Lpbの強度分布を積算した積算強度分布LSbの少なくとも一部とを互いに重ねる間隔t、屈折率n及び入射角θaを有する。
(変形例5)
図10は、変形例5における分散光Lpの強度分布のグラフである。変形例5による分散部材22は、図10に示すように、第1反射膜82のレーザ光L0の入射側の面で反射された分散光L1のピーク強度と、第1反射膜82を透過して、第2反射膜84で反射され、さらに第1反射膜82を透過した分散光L2のピーク強度とを一致させる。この場合、次の式(8)が成立する。
=T ・・・(8)
が1の場合、R+T=1であることを考慮すると、分散光L1のピーク強度と分散光L2のピーク強度とを一致させるRは、次の値となる。
=(3±51/2)/2
(変形例6)
図11は、変形例6における分散光Lpの強度分布のグラフである。変形例6による分散部材22は、図11に示すように、第1反射膜82のレーザ光L0の入射側の面で反射された分散光L1の強度分布と、第1反射膜82を透過して、第2反射膜84で反射され、さらに第1反射膜82を透過した分散光L2の強度分布とを分離する間隔t、屈折率n及び入射角θaを有する。ここでいう、強度分布が分離するとは、強度分布のガウシアンビーム半径ωよりも内側で互いに重ならないことをいう。
上述した実施形態及び変形例の構成は適宜変更してよい。また、実施形態及び変形例の構成の相対的な配置関係等も変更してよい。
例えば、上述の実施形態では、2枚の反射膜を例に挙げたが、3枚以上の反射膜を設けてもよい。この場合、レーザ光の最も入射側の反射膜及び間に設けられた反射膜は、0でない透過率を有する。
分散部材22は、レーザ光をそれぞれがピーク強度を有する複数の分散光に分散可能な回折格子等によって構成してもよい。
上述の実施形態では、3個のレーザ34を有する光源20を例に挙げたが、これに限定されない。例えば、光源20は、1個または複数のレーザ34を有していてもよい。
上述の実施形態では、一列に配列されたレーザ34を有する光源20を例に挙げたが、これに限定されない。図12は、光源120のレーザ34の他の配列を説明する正面図である。例えば、光源120が、18個のレーザ34を有する場合、レーザ34は、図12に示すようにマトリックス状に配置してもよい。ここで、図12に一の列のレーザ34の横方向の位置PL1、PL3は、縦方向において隣接する他の列のレーザ34の横方向の位置PL2と異なることが好ましい。より好ましくは、位置PL2が、位置PL1と位置PL3との中点である。これにより、分散光Lpの強度分布が、重なることをより抑制できる。
レーザ34のレーザ光L0が、進行方向に直交する面内において楕円形状である場合、分散部材22は、レーザ光L0の短軸方向に沿って分散光Lpを分散させることが好ましい。これにより、分散部材22は、分散光Lpと隣接する分散光Lpとの間隔が小さくても、分散光Lp同士を分離することができる。
第1反射膜82及び第2反射膜84の反射率R、R及び透過率T、Tは、レーザ光L0の波長及び偏光方向によって適宜変更してもよい。
第1反射膜82及び第2反射膜84は、異なる支持板に設けられてもよい。
10…画像投射装置
12…光源装置
14…画像生成部
20…光源
22…分散部材
24…集光レンズ
34…レーザ
82…第1反射膜
84…第2反射膜
120…光源
L0…レーザ光
Lp…分散光
LS…積算強度分布

Claims (12)

  1. 複数のレーザを有する光源と、
    前記複数のレーザが射出するレーザ光の進路上に配置され、前記レーザ光のピーク強度よりも低いピーク強度を有する複数の分散光に前記レーザ光を分散させて、射出する分散部材と、
    前記分散光の進路上に配置され、前記分散光を集光する光学部材と、
    前記光学部材により集光された光の進路上に配置され、前記集光された光の進路と平行な回転軸を中心に回転し、前記集光された光を拡散する回転拡散板と
    を備え
    前記複数のレーザから射出されたレーザ光は前記分散部材に対し、互いに平行に入射することを特徴とする、光源装置。
  2. 前記分散部材は、
    入射する前記レーザ光の一部を透過させる第1反射膜と、
    前記第1反射膜と間隔をあけて配置され、前記第1反射膜よりも透過率が低く、前記第1反射膜を透過したレーザ光を反射する第2反射膜と、
    を有する請求項1に記載の光源装置。
  3. 記複数のレーザから射出された前記レーザ光のピークの位置のそれぞれは、前記第1反射膜において重ならない
    請求項2に記載の光源装置。
  4. 記第1反射膜を含む面及び前記第2反射膜を含む面は、前記レーザ光の進行する方向及び前記配列の方向に対して傾斜するとともに、互いに平行である
    請求項2または3に記載の光源装置。
  5. 記分散部材は、一のレーザのレーザ光を分散させた分散光の強度のピークの位置と、前記一のレーザと隣接する他のレーザのレーザ光を分散させた分散光の強度のピークの位置とを分離する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 記分散部材は、一のレーザのレーザ光を分散させた分散光の強度のピークの位置と、前記一のレーザと隣接する他のレーザのレーザ光を分散させた分散光の強度のピークの位置とを重ねる
    請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 記分散部材は、一のレーザのレーザ光の分散光の強度分布を積算した積算強度分布と、前記一のレーザと隣接する他のレーザのレーザ光の分散光の強度分布を積算した積算強度分布とを分離する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  8. 記分散部材は、一のレーザのレーザ光の分散光の強度分布を積算した積算強度分布の少なくとも一部と、前記一のレーザと隣接する他のレーザのレーザ光の分散光の強度分布を積算した積算強度分布の少なくとも一部とを重ねる
    請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 前記分散部材は、前記第1反射膜の前記レーザ光の入射側の面で反射された第1分散光のピーク強度と、前記第1反射膜を透過して、前記第2反射膜で反射され、さらに前記第1反射膜を透過した第2分散光のピーク強度とを一致させる
    請求項2から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  10. 前記分散部材は、前記第1反射膜の前記レーザ光の入射側の面で反射された第1分散光の強度分布と、前記第1反射膜を透過して、前記第2反射膜で反射され、さらに前記第1反射膜を透過した第2分散光の強度分布とを分離する
    請求項2から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  11. 記分散部材は、一のレーザのレーザ光の分散光の強度分布を積算した積算強度分布のピークの位置と、前記一のレーザと隣接する他のレーザのレーザ光の分散光の強度分布を積算した積算強度分布のピークの位置とを分離する
    請求項2、7及び8のいずれか1項に記載の光源装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源からの光によって画像を生成する画像生成部と、
    を備える画像投射装置。
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