JP6600676B2 - 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置 - Google Patents

電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6600676B2
JP6600676B2 JP2017241203A JP2017241203A JP6600676B2 JP 6600676 B2 JP6600676 B2 JP 6600676B2 JP 2017241203 A JP2017241203 A JP 2017241203A JP 2017241203 A JP2017241203 A JP 2017241203A JP 6600676 B2 JP6600676 B2 JP 6600676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
application
adhesive
unit
packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017241203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019108143A (ja
Inventor
陳子忠
Original Assignee
陳子忠
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 陳子忠 filed Critical 陳子忠
Priority to JP2017241203A priority Critical patent/JP6600676B2/ja
Publication of JP2019108143A publication Critical patent/JP2019108143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6600676B2 publication Critical patent/JP6600676B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

本発明は、電子部品の包装技術に関し、特に電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置に関する。
キャリアテープを用いて電子部品を梱包する従来技術では、粘着層を上テープに塗布させることで生じる不都合と、エネルギーの無駄な消費とを解決するために、出願人は、特許技術文献CN103213701Aにおいて、粘着層の塗布が電子部品の包装を実施するまで遅らせて行われる技術を提供した。このような技術によれば、上テープに粘着層の予備的な塗布及び保護用剥離層の粘着の必要がなくなるため、製造コストを大幅に削減することができ、生産上の経済効果があった。
しかしながら、当該現有技術が実際に使用される時、下テープの表面に粘着剤が塗布されることによって、上テープに貼り合わせられる周知の粘着技術を用いている。このような方法においては、粘着剤の塗布の制御を容易にするために、一定の流量で粘着剤が下テープに塗布される方法を使用しており、粘着剤の塗布への制御を容易にすることができたが、粘着剤を一定の流量で塗布することによって、産業上の応用において、電子部品の包装技術との調和性が悪く、粘着剤の塗布と電子部品の包装作業とのタイミングを合わせることができないという問題があった。
具体的には、キャリアテープを用いて電子部品を包装する際、電子部品が下テープの収容室に配置されるために、下テープを断続的に進行させ、下テープが停止している短い間に、電子部品を下テープの収容室に配置する方法は汎用手段である。しかし、粘着剤の塗布は一定流量で連続して実行されるため、テープの停止中にも粘着剤が排出し続けられ、粘着剤が過量に塗布されることになる。また、過量の粘着剤が無駄になるだけではなく、電子部品の品質にも影響を与える恐れがある。
本発明の目的とは、電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法を提供することである。粘着剤の連続的な排出と包装作業との間に断続的な進行運動を調整し、電子部品が置かれる短い停止時間に、連続的に排出された粘着剤は、キャリアテープに電子部品が固定されたい位置に集中して過度に塗布されることを回避でき、粘着剤の過度な使用を避けることに加えて、包装の品質に過量の粘着剤による影響を与えないことを達成することができる。
上述の目的を達成するために、本発明は、電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法を提供する。前記方法の特徴とは、第1テープが塗布部と結合部を通過する時に、異なる運動状態で進行することである。前記の方法によれば、前記塗布部において、粘着剤が連続的に前記第1テープに塗布され、前記結合部において、前記第1テープと第2テープの粘着が断続的に実行される。
前記第1テープが、前記塗布部において前記第1テープに粘着剤を塗布する時に、第1運動に従って連続的に前記塗布部を通過し、その後、前記第1テープが第2運動に従って断続的に前記結合部を通過する。
前記第1運動の速度が、前記第2運動の速度より大きく設定される。このような設定によれば、前記塗布部と前記結合部との間に、長くなった前記第1テープの待機部分が張力により伸展され、前記待機部分のスタックを回避できる。前記待機部分の長さの増加分が張力による伸展の範囲を超えることを回避するために、前記塗布部で行われる粘着剤の塗布は、数回に分けて実施されても良く、実施する間に中断時間を挟んで断続的に実施されても良い。
前記第1運動の連続的な運動時間は、前記工程の実施時間と同じであり、且つ前記中断時間が、前記第2運動の断続的な動作の停止時間より長く設定され、粘着剤の塗布を集中的に実行させ、これによって、前記塗布の回数を減少することができる。
また、粘着剤が意図しない位置に溢れる又は貼り付くことを防止するために、待機部分にある接着剤を乾燥させても良い。乾燥工程は塗布工程直後に行われる。
本発明のもう一つの目的とは、電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置を提供することであり、前記電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法を実施することができる。
上述の目的を達成するために、本発明が提供される電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置は、前記塗布部と、前記結合部と、前記第1テープと、前記第2テープとを備える。前記塗布部が、少なくとも1つの前記粘着剤を排出する塗布端部を備え、前記結合部と前記塗布部とが、それぞれ異なる位置に配置され、前記第1テープが連続的に延伸するテープ状のものであり、第1供給端から、順次前記塗布部と前記結合部とを通過した後、収集端に回収される。片側にある粘着面が、前記塗布部を通過する際に、前記塗布端部に面するように設けられる。前記塗布部において、前記塗布端部が、前記粘着剤を前記粘着面に塗布し、且つ前記塗布部において粘着剤を前記第1テープの前記粘着面に塗布させる時に、第1運動に従って連続的に前記塗布部を通過し、前記第1テープが前記結合部を通過する際に、第2運動に従って断続的に前記結合部を通過する。前記第2テープは、連続的に延伸するテープ状のものであり、第2供給端から、前記結合部を通過した後、前記収集端に回収される。前記結合部を通過する際、前記第2テープの片側が、前記粘着面に面し、前記粘着面の前記粘着剤を用いて、前記第1テープと前記第2テープとを粘着する。
前記第1テープの前記第1運動と前記第2運動とが、異なる動力によって駆動され、即ち、第1動力部が前記第1テープに動力を提供して前記第1運動を駆動させ、第2動力部が前記第1テープに動力を提供して前記第2運動を駆動させる。
前記第2テープが、前記結合部を通過する際、前記第2運動に従って前記結合部の前記第1テープと同期して移動する。同期運動を容易にするため、前記第2動力部が前記第1テープと前記第2テープとを同期して駆動させる。
前記塗布部と前記結合部との間にある前記第1テープの待機部分に張力を与えて、前記待機部分の垂下による影響を与えないために、伸展部が、前記待機部分に当接し、この当接により前記第1テープを伸展させる。
前記第1運動の速度が前記第2運動の速度より大きい場合、前記待機部分の長さが増加し、その長さの増加に対応するために、前記伸展部が移動可能に設けられている。このような設計によれば、前記待機部分の長さの増加に応じて移動し、前記第1テープに必要な張力を付与することができる。
装置を簡単化するために、前記第1動力部が、移動可能な前記伸展部を通じて、前記第1テープを前記第1運動をするように移動させても良い。
前記第1動力部は、流体圧力による動力源の油圧機構であり、前記伸展部が前記第1動力部の出力軸に配置され、前記第1動力部の出力軸が延伸する時に、前記第1テープを移動させて前記第1運動を実行させるとともに、前記伸展部を変位させ、前記伸展部と前記待機部分との当接を維持させる。前記第1動力部の出力軸が縮短する或いは縮短される時に、前記第1テープの前記第1運動を停止させるが、前記第2運動が続けられることで、前記待機部分の長さを短縮する。前記第1動力部における出力軸の縮短は、前記第2運動と同時に実行させ、これによって、伸展部が縮短された待機部分に張力を付与し続けることができる。
本発明の好ましい実施例に係る装置を示す側面側から見た立体図である。 本発明の好ましい実施例に係る装置を示す別の側面側から見た立体図である。 本発明の好ましい実施例に係る装置を示す分解図である。 本発明の好ましい実施例に係る装置を示す平面図であり、第1テープが塗布部を通る状態を示している。 本発明の好ましい実施例に係る装置の局部を示す平面図であり、第1テープと第2テープとが結合部を通る状態を示している。 本発明の好ましい実施例に係る装置の局部を示す平面図であり、伸展部が第1テープに張力を付与する状態を示している。 本発明の好ましい実施例に係る装置の局部を示す平面図であり、第1動力部に連動される第1テープが行われる第1運動の動作状態を示している。 本発明の好ましい実施例に係る装置の局部を示す平面図であり、制動部が第1テープを制動させていない状態を示している。 本発明の好ましい実施例に係る装置の局部を示す平面図であり、制動部が第1テープを制動させている状態を示している。 本発明の好ましい実施例に係る装置の制動部が第1テープを挟むことを増強した状態を示している。
まず、図1〜図3を参照されたい。本発明の好ましい実施例に提供される、電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置(10)は、機台(11)、塗布部(12)、乾燥部(13)、結合部(14) 、第1動力部(15) 、第2動力部(16)、伸展部(17)、制動部(18)、第1テープ(19)及び第2テープ(20)を備える。
前記機台(11)が長方形のベース(111)を有し、第1巻取部と第2巻取部(112)(113)とがアームを介して前記ベース(111)の長軸の両端に設けられ、電子部品配置加工エリア(114)が前記ベース(111)の上方、且つ前記第1巻取部(112)と前記第2巻取部(113)との間に設けられ、支柱(115)が前記ベース(111)に立設され、第3巻取部(116)が前記支柱(115)の中央部に枢設され、支持アーム(117)が前記支柱(115)の上端部から横方向に延伸して設けられる。
次に、図4を参照されたい。前記塗布部(12)が前記支柱(115)の頂部に固設される支持金具(121)を有し、太いチューブ状の容器(122)が前記支持金具(121)に挿設され、細いチューブ状の塗布端部(123)が前記容器(122)と連通し、且つ互いに対称に前記容器(122)の底端から延伸するように設けられ、位置決め金具(124)が、側面が前記塗布端部(123)ノズルに隣接するように、前記支柱(115)に固設され、押さえロール(125)が、ローラ面が前記位置決め金具(124)に当接するように、2つの押さえ治具(126)(127)を介して前記支持金具(121)に枢設され、且つ前記塗布端部(123)の下方に設けられる。
前記乾燥部(13)が、前記支持アーム(117)に固設される長方形の箱体(131)を有し、入口(132)と出口(133)とが、前記箱体(131)の内部空間と外部とを連通させるように、前記箱体(131)の長軸の両端に設けられ、複数のヒートパイプ(134)が前記箱体(131)内の底部に均一に設けられ、且つ前記入口(132)と前記出口(133)とが存在する水平面の下方に設けられ、前記ヒートパイプ(134)の熱エネルギーによって、空気を加熱して熱対流を発生させるか、又は外部の空気流発生装置を増加して空気の対流を増加させるか、又は超音波で粘着剤の液体溶媒を振動させ、溶媒分子のエネルギーを増大させることで、気体の散逸速度を加速する。
図5を参照されたい。前記結合部(14)が前記ベース(111)に設けられ、且つ前記電子部品配置加工エリア(114)と前記第1巻取部(112)との間に配置される。
前記第1動力部(15)は、流体圧を動力源として用いられる油圧機構であり、前記支持アーム(117)に固設される。
前記第2動力部(16)は、モータ等の従来の駆動手段であってもよく、電子部品包装技術に適用される他の周知の駆動手段であっても良い。前記第2動力部(16)についての詳細は省略する。
図6を参照されたい。前記伸展部(17)がガイドローラ(171)を有し、前記ガイドローラ(171)が前記第1動力部(15)における出力軸(151)の末端に回転可能に配置され、且つ前記第1動力部(15)の出力軸(151)の延伸に従って直線に往復変位できる。
図8に示すように、前記制動部(18)が、前記塗布部(12)と前記第3巻取部(116)との間に設けられ、前記支柱(115)に固設される支持プレート(181)と、両端が前記支持プレート(181)に吊設される柱状の固定部(182)と、前記固定部(182)と前記支持プレート(181)との間に、且つ前記固定部(182)に対して前記支持プレート(181)において摺動できるように設けられるブロック状の可動部(183)と、前記支持プレート(181)に固設され、且つ前記可動部(183)を移動させて前記固定部(182)に向かって直線往復変位させるように、動力源を提供できる制動のための油圧機構(184)とを備える。
前記第1テープ(19)と前記第2テープ(20)とは、キャリアテープの周知の構成であり、前記第2テープ(20)には、電子部品を収容する複数の収容部(図示せず)を有し、前記第1テープ(19)が前記第2テープ(20)に粘着して前記収容部の開口を封止することによって、封止された電子部品を得る。前記第1テープ(19)が、巻いた状態で前記第3巻取部(116)に捲着され、装置の第1供給端とする。前記第1テープ(19)が順次前記制動部(18)、前記塗布部(12)、前記乾燥部(13)、前記伸展部(18)及び前記結合部(14)を通過し、収集端としての前記第1巻取部(112)に捲着される。前記第2テープ(20)が、巻いた状態で前記第2巻取部(113)に捲着され、装置の第2供給端とする。前記第2テープ(20)が順次前記電子部品配置加工エリア(114)と前記結合部(14)を通過し、収集端としての前記第1巻取部(112)に捲着される。
上述した構成によれば、前記電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置(10)の使用では、前記第2動力部(16)が、ベルト(161)の伝動を介して、捲着される前記第1テープ(19)と前記第2テープ(20)を捲着させるように、前記第1巻取部(112)を断続的に回転させる。これによって、前記第1テープ(19)と前記第2テープ(20)が同時に捲着され、且つ第2運動に従って同期して、前記結合部(14)を間接的に通過して変位する。これにより、前記第2テープ(20)が前記電子部品配置加工エリア(114)を通過する時に、電子部品を収容部位に投入やすくなり、その後、前記結合部(14)において、前記結合部(14)が周知の結合方法で前記第1テープ(19)と前記第2テープ(20)とを粘着する。
前記第1テープ(19)と前記第2テープ(20)との粘着に用いられる粘着剤が、前記塗布部(12)を介して、周知の実施手段により前記第1テープ(19)の粘着面(191)に塗布される。具体的には、前記第1テープ(19)が、前記塗布部(12)を通過する時に、前記位置決め金具(124)と前記塗布端部(123)との間に位置され、且つ前記粘着面(191)が前記塗布端部(123)ノズルに当接され、前記容器(122)に貯蔵された粘着剤が、前記塗布端部(123)を介して継続的に通過している前記粘着面(191)に塗布される。塗布された後、前記乾燥部(13)に転送されて乾燥させ、その乾燥度は粘着剤が流れない程度に到達すれば良く、粘着剤に応じて調整しても良い。例えば、一定の速度で前記乾燥部(13)を通過したり、又は、前記乾燥部(13)での停留時間を長くしたり、その後、前記第1テープ(19)が前記粘着面(191)の裏面にある支持面(192)によって、前記ガイドローラ(171)に粘着され、上に向いた前記粘着面(191)を回転して下に向かせることで、前記結合部(14)において、前記粘着面(191)と前記第2テープ(20)とを対向させ、粘着剤によって前記第1テープ(19)と前記第2テープ(20)とを粘着させる。
前記第2動力部(16)で連動される前記第1テープ(19)の変位は断続的な運動であり、前記塗布部(12)での粘着剤が継続的に流出する塗布状態にすることができないため、前記第1動力部(15)がその間にあり、図6〜図7に示すように、前記出力軸(151)の安定な速度で延伸し続ける動力によって、前記第1テープ(19)が前記塗布部(12)において粘着剤を塗布される時に、前記第2運動の第1運動よりも速い速度で、連続して前記塗布部(12)を通過させる。その結果、粘着剤が連続して出力される時においても、前記第2動力部(16)の停止による粘着剤が不均一に塗布されることを回避できる。
前記出力軸(151)が延伸するとともに、前記ガイドローラ(171)が同期して変位され、且つ前記第1テープ(19)の支持面(192)に当接しながら転がる。前記第1動力部(15)は、前記第1テープ(19)を連動して前記第1運動を行わせることに加えて、前記塗布部(12)と前記結合部(14)との間にある前記第1テープ(19)の使用されたい部分を伸展されるように維持させる。前記粘着面(191)が伸展状態に維持されることによって、スタックして互いに粘着されることを回避できる。
しかしながら、前記第1動力部(15)における出力軸(151)の延伸度が有限であるため、前記出力軸(151)が延伸できなくなった場合、図8及び図9に示すように、前記制動部(18)が前記第1テープ(19)を挟むことによって、前記第1テープ(19)が前記第3巻取部(116)から取り出せなくなり、前記第1運動を中断する。同時に、前記塗布部(12)より粘着剤の排出が一時的に停止され、粘着剤の過量投与を回避できる。この時に、前記第1テープ(19)への制動力で、前記第1テープ(19)と前記塗布部(12)との相対位置が固定され、前記第2動力部(16)の持続的な牽引による摺動が発生しないように確保するために、図10及び図12に示すように、前記制動部(18)は、回転ローラ(185)を更に備える。前記回転ローラ(185)が、前記支柱(115)側に延伸して設けられた回転ローラ支持金具(186)に枢設され、且つ外部動力による駆動で、前記回転ローラ支持金具(186)において回転できる。長板状の押圧金具(187)の一端が記回転ローラ(185)に固設され、他端が傾斜面で前記押さえロール(125)のローラ面に当接される。これによって、前記回転ローラ(185)が外部動力で図11に示されている方向に回転する場合、前記押圧金具(187)の他端の傾斜面が前記押さえロール(125)を押さえ、前記押さえロール(125)が前記第1テープ(19)を前記押さえロール(125)と前記位置決め金具(124)との間の位置に押し付けさせ、前記可動部(183)とともに前記第1テープ(19)を停止させ、前記第1テープ(19)と前記塗布端部(123)との間の位置を変化させないようにする。前記回転ローラ(185)を駆動して回転させる前記外部動力は、例えば、前記回転ローラ支持金具(186)に配置された油圧機構でもよく、周知の伝動装置による伝動で、前記回転ローラ(185)を連動して回転させるものであればよく、前記外部動力による駆動技術が周知の技術手段でよく、その詳細は省略する。
次に、前記待機部分は、前記第2動力部(16)によって前記第1巻取部(112)に捲きとられ続けられ、前記待機部分(193)の長さが徐々に減少するとともに、前記出力軸(151)が連動して徐々に縮短し、同時に前記ガイドローラ(171)が前記待機部分(193)を伸展させるように支持することで、前記粘着面(191)がスタックにより粘着されることを回避できる。
続いて、前記出力軸(151)短縮ができなくなった場合、前記出力軸(151)の延伸が再び行われて、前記制動部(18)により挟まれる前記第1テープ(19)が解放され、前記塗布部(12)における粘着剤の排出が起動され、前記第1テープ(19)の第1運動が再び実行され、次の粘着剤の塗布を行う。
上述したように、前記電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置(10)では、粘着剤の塗布が断続的な動作に影響されず、前記第1動力部(15)における出力軸の延伸によって、一定の速度に維持して実施できる。また、前記第1動力部(15)における出力軸(151)の延伸度に応じて第1運動時間は、前記第2運動の運動時間より長くなるが、前記制動部(18)及び前記第1動力部(15)における出力軸(151)の短縮による中断時間は、第2運動の停止時間より遥かに長くなることで、前記塗布部(12)が短時間に繰り返し動かされたり、中断されたりすることを回避でき、且つ制御されやすいため、本発明は従来技術より効率を顕著に向上させる。
10 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置
11 機台 111 ベース 112 第1巻取部 113 第2巻取部
114 電子部品配置加工エリア 115 支柱 116 第3巻取部
117 支持アーム 12 塗布部 121 支持金具 122 容器
123 塗布端部 124 位置決め金具 125 押さえロール
126、127 押さえ治具 13 乾燥部 131 箱体 132 入口
133 出口 134 ヒートパイプ 14 結合部 15 第1動力部
151 出力軸 16 第2動力部 161 ベルト 17 伸展部
171 ガイドローラ 18 制動部 181 支持プレート
182 固定部 183 可動部 184 油圧機構 185 回転ローラ
186 回転ローラ支持金具 187 押圧金具 19 第1テープ
191 粘着面 192 支持面 20 第2テープ

Claims (17)

  1. 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法であって、
    第1テープが、順次に、塗布部と、結合部とを通過し、
    前記第1テープが前記塗布部を通過する時、前記第1テープの、前記塗布部を通過する部分の、前記第1テープの片側にある粘着面に、粘着剤が塗布され、
    前記第1テープが前記結合部を通過する時、前記第1テープと第2テープとが、前記粘着剤によって粘着され、
    前記第1テープが、
    第1運動に従って、前記塗布部を連続的に通過し、
    第2運動に従って、前記結合部を断続的に通過し、
    前記粘着面を伸展させるように、前記塗布部と前記結合部との間にある前記第1テープの待機部分が伸展され、
    前記第1運動の速度は、前記第2運動の速度より大きく、
    前記第1運動と前記第2運動との速度差による、前記待機部分の長さが増えた部分は、前記粘着面の伸展を維持させるように、張力が付与される
    ことを特徴とする電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法。
  2. 前記塗布部で行われる粘着剤の塗布は、複数回に分けて実施され、且つ順次実施する間に中断時間を挟んで断続的に実施される、ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法。
  3. 前記中断時間は、前記第2運動の断続的な動作の停止時間より長い、ことを特徴とする請求項2に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法。
  4. 前記第1運動の運動時間は、前記第2運動の断続的な動作の運動時間より長い、ことを特徴とする請求項2に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法。
  5. 前記待機部分にある粘着剤を乾燥させる、ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法。
  6. 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置であって、
    塗布部と、結合部と、第1テープと、第2テープと、制動部とを備え、
    前記塗布部は、少なくとも1つの塗布端部を有し、粘着剤の出力に用いられ、
    前記結合部は、前記塗布部から離れて設けられ、
    前記第1テープは、連続的に延伸するテープ状であり、第1供給端から、順次に前記塗布部と前記結合部とを通過した後、収集端に回収され、且つ片側にある粘着面が前記塗布部を通過する時に、前記塗布端部に向かせ、前記塗布部が前記塗布端部によって前記粘着剤を前記粘着面に塗布するように設けられ、且つ前記第1テープが前記塗布部において粘着剤を前記粘着面に塗布する時に、第1運動で前記塗布部を連続的に通過させ、前記第1テープが前記結合部を通過する時に、第2運動で前記結合部を断続的に通過させ、
    前記第2テープは、連続的に延伸するテープ状であり、第2供給端から、前記結合部を通過した後、前記収集端に回収され、且つ前記結合部を通過する時に、片側が前記粘着面に面し、前記粘着面にある前記粘着剤によって、前記第1テープと前記第2テープとを粘着し、
    前記制動部は、前記第1供給端と前記塗布部との間にある前記第1テープの移動を停止させ、
    前記第1供給端と前記塗布部との間にある前記第1テープが、前記制動部によって、停止された場合、前記第1テープが前記第2運動で前記結合部を通過し続け、
    前記第1運動の速度は、前記第2運動の速度より大きく、前記塗布部と前記結合部との間にある前記第1テープの待機部分の長さを増加させる、ことを特徴とする電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  7. 第1動力部と第2動力部とをさらに備え、
    前記第1動力部は、動力を提供し、前記第1テープを連動して前記第1運動を行い、
    前記第2動力部は、動力を提供し、前記第1テープを連動して前記第2運動を行う、ことを特徴とする請求項6に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  8. 前記第2テープと前記第1テープとが、同期して、前記第2運動に従って、前記結合部を通過する、ことを特徴とする請求項7に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  9. 前記第2動力部が提供された動力は、同時に前記第2テープを連動して前記第2運動を行い、断続的に前記結合部を通過する、ことを特徴とする請求項8に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  10. 伸展部をさらに備え、前記伸展部は、前記塗布部と前記結合部との間にある前記第1テープの待機部分における、前記粘着面の裏面にある支持面に張力を付与して、前記第1テープを支持して伸展させる、ことを特徴とする請求項6に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  11. 前記伸展部は変位可能である、ことを特徴とする請求項10に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  12. 第1動力部をさらに備え、前記第1動力部は、前記伸展部を介して前記第1テープに動力を提供して、前記第1テープを駆動させて前記第1運動を行う、ことを特徴とする請求項11に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  13. 前記第1動力部は油圧機構である、ことを特徴とする請求項7又は請求項12に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  14. 前記伸展部はガイドローラを有し、前記ガイドローラは、前記第1動力部の出力軸端部に間接的に固設され、且つ前記ガイドローラの円筒外周面が前記第1テープの支持面に当接される、ことを特徴とする請求項12に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着
    剤の塗布とを並行して実施する装置。
  15. 前記制動部が前記第1供給端と前記塗布部との間にある前記第1テープの移動を停止した場合に、前記塗布部が同時に前記粘着剤の出力を停止させる、ことを特徴とする請求項6、7、または請求項12に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  16. 乾燥部をさらに備え、前記乾燥部は、前記塗布部と前記結合部との間に、且つ前記塗布部に隣接して設けられ、前記第1テープにおける前記粘着剤を乾燥させる、ことを特徴とする請求項6に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
  17. 前記乾燥部は、熱エネルギを乾燥手段とする、ことを特徴とする請求項16に記載の電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する装置。
JP2017241203A 2017-12-15 2017-12-15 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置 Active JP6600676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017241203A JP6600676B2 (ja) 2017-12-15 2017-12-15 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017241203A JP6600676B2 (ja) 2017-12-15 2017-12-15 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019108143A JP2019108143A (ja) 2019-07-04
JP6600676B2 true JP6600676B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=67178902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017241203A Active JP6600676B2 (ja) 2017-12-15 2017-12-15 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6600676B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113428399A (zh) * 2021-07-05 2021-09-24 深圳市金创图电子设备有限公司 一种管装烧录转编带的测试烧录一体机
CN115416901B (zh) * 2022-08-30 2023-05-26 江西若邦科技股份有限公司 一种基于纸质载带的电感器封装装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63119217A (ja) * 1987-07-11 1988-05-23 株式会社村田製作所 チップ状電子部品集合体の自動製造装置
JP3486102B2 (ja) * 1997-07-23 2004-01-13 松下電器産業株式会社 小部品の包装用帯材、包装方法および包装装置ならびに電子部品の実装方法
JP3868332B2 (ja) * 2002-05-23 2007-01-17 トッパン・フォームズ株式会社 Icタグラミネート装置および方法
JP2007069946A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ueno Seiki Kk 電子部品のテーピング装置
WO2014106364A1 (zh) * 2013-01-07 2014-07-10 Chen Tzu Chung 封合包装方法及用以实施该方法的封合机的改良构造
JP3186813U (ja) * 2013-08-16 2013-10-24 マーケット フロンティア リミテッド 封着機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019108143A (ja) 2019-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6600676B2 (ja) 電子部品の包装とキャリアテープへの粘着剤の塗布とを並行して実施する方法及びその装置
WO2013155761A1 (zh) 挤压头、涂布装置及涂布系统
CN207656175U (zh) 一种摩擦焊的夹持机构
CN107283986A (zh) 撕膜贴膜装置及撕膜贴膜方法
GB2484267A (en) Ultrasonic welding using helical anvil
WO2019227478A1 (zh) 一种极耳包胶装置及电芯生产设备
EP3712077B1 (en) Parallel method and mechanism for packaging electronic element and coating adhesive on carrier tape and structure thereof
CN209985681U (zh) 地板涂胶装置
JP2012148445A (ja) 表皮材の貼り付け装置および貼り付け方法
KR102048466B1 (ko) 전자 소자를 테이프에 결합시키는 전자 소자 패키징 기구
CN109795737B (zh) 电子元件的包装与涂布粘剂于载带上的并行方法及其机构
TWI644837B (zh) Parallel method for packaging electronic components and coating adhesive on carrier tape and mechanism thereof
CN105499054A (zh) 一种多功位精密剥离与贴合系统
CN207449217U (zh) 一种涂胶装置和包括其的涂胶系统
CN207565901U (zh) 电子元件的包装与涂布粘剂于载带上的并行机构
JP5137090B2 (ja) 間欠塗工方法及び間欠塗工装置
WO2018223706A1 (zh) 一种电线圈覆膜整机
JP2012116533A (ja) シート貼付装置および貼付方法
CN102963102A (zh) 钢带连续粘贴粘接树脂工艺
JPS6058014B2 (ja) 真空プレス接着装置
TWM555320U (zh) 電子元件之包裝與塗佈黏劑於載帶上之並行機構
CN209879251U (zh) 一种基于非谐振辅助的纳米压印装置
CN210706428U (zh) 一种可调节上胶量的复合机
JP2014086697A (ja) シート剥離装置および剥離方法
CN206882041U (zh) 一种异形板材涂装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6600676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250