JP6598774B2 - レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステム及び方法 - Google Patents

レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、概して、プラズマに基づく光源に関し、より具体的には、真空紫外光を光学検査システムに送達することができるプラズマ光源に関する。
限りなく小型のデバイス特徴を有する集積回路に対する需要が増加し続けていることに伴い、これらの限りなく縮小し続けるデバイスの検査のために使用される改善された照明源に対する要求が増し続けている。1つのそのような照明源には、レーザ持続プラズマ源が含まれる。レーザ持続プラズマ光源は、高出力広帯域光をもたらすことが可能である。レーザ持続光源は、レーザ放射の焦点をガスの塊に合わせることによって、アルゴンまたはキセノン等のガスを、光を放出することが可能なプラズマ状態に励起するように作用する。この作用は、通常、プラズマの「ポンピング」と称される。深紫外(DUV)検査器は、現在、連続波(CW)プラズマ源を利用しているが、真空紫外(VUV)検査器は、パルスプラズマ源を利用する。CW及びパルスプラズマの利用は、溶融シリカバルブを用いることに起因してより長い波長における制限をもたらす。溶融シリカガラスは、おおよそ185〜190nmよりも短い波長を有する光を吸収する。この短波長光の吸収は、190〜260nmを含むスペクトル範囲において溶融シリカガラスバルブの光透過能力の急速な低下を引き起こし、バルブの過熱及びさらには破裂をもたらし、それによって、強力なレーザ持続プラズマ源の実用性が190〜260nmの範囲では制限される。位置合わせ、配列、及びデータ統合に伴う問題を含む厄介な問題が、現在、パルスプラズマシステムでも生じている。このように、パルスプラズマシステムは、レーザパルス、検出器捕捉、及びステージの動きの注意深い時間の同期を要する。アナログでの光の統合もまた、アナログ信号を移動させるのに必要とされる長い経路長に起因して、困難である。
米国特許第7705331号 米国特許出願公開第2007/0272299号 米国特許出願公開第2013/0169140号
したがって、先行技術における上述の欠点を克服するシステム及び方法を提供することが望ましい。
本発明の例示的な実施形態による、レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステム。一例示的な実施形態において、本システムは、レーザ持続プラズマ(LSP)照明サブシステムを含み得る。別の例示的な実施形態において、LSP照明サブシステムは、1つ以上の第1の選択された波長を含むポンピング照明を発生させるように構成される、ポンピング源を含む。別の例示的な実施形態において、LSP照明サブシステムは、ある体積のガスを格納するように構成されるガス格納素子を含む。別の例示的な実施形態において、LSP照明サブシステムは、ある体積のガス内でプラズマを発生させるために、ポンピング源からのポンピング照明の焦点をガス格納素子内に格納されたある体積のガスに向けるように構成されるコレクタを含み、ここで、プラズマは、1つ以上の第2の選択された波長を含む広帯域放射を放出する。別の例示的な実施形態において、本システムは、1つ以上の試料を固定するための試料ステージを含む。別の例示的な実施形態において、本システムは、撮像サブシステムを含む。別の例示的な実施形態において、撮像サブシステムは、照明経路を介してレーザ持続プラズマ照明サブシステムのプラズマから放出される広帯域の少なくとも一部分により、1つ以上の試料の表面を照らすように構成される、照明サブシステムを含む。別の例示的な実施形態において、撮像サブシステムは、検出器を含む。別の例示的な実施形態において、撮像サブシステムは、1つ以上の試料の表面からの照明を集光し、集光経路を介して集光した照明の焦点を検出器に合わせて、試料の表面の少なくとも一部分の画像を形成するように構成される、対物レンズを含む。別の例示的な実施形態において、本システムは、選択されたパージガスを格納し、照明経路及び集光経路のうちの少なくとも一部分をパージするように構成される、パージチャンバを含む。
本発明の例示的な実施形態による、試料のレーザ持続プラズマ撮像のための方法が、開示される。一例示的な実施形態において、本方法は、1つ以上の第1の選択された波長を含むポンピング照明を発生させることを含む。一例示的な実施形態において、本方法は、プラズマ発生に好適なある体積のガスを格納することを含む。一例示的な実施形態において、本方法は、ポンピング照明の焦点をある体積のガスに合わせることによりある体積のガス内でプラズマを形成することによって、1つ以上の第2の選択された波長を含む広帯域放射を発生させることを含む。一例示的な実施形態において、本方法は、照明経路を介して、プラズマから放出される広帯域放射の少なくとも一部分により、1つ以上の試料の表面を照らすことを含む。一例示的な実施形態において、本方法は、試料の表面からの照明を集光することを含む。一例示的な実施形態において、本方法は、集光回路を介して、集光された照明の焦点を検出器に合わせて、試料の表面の少なくとも一部分の画像を形成することを含む。一例示的な実施形態において、本方法は、照明経路及び集光経路のうちの少なくとも一部分を、選択されたパージガスでパージすることを含む。
前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明のいずれも、例示的及び説明的であるに過ぎず、必ずしも本開示を制限するものではないことを理解されたい。本明細書に組み込まれ、その特徴の一部をなす添付の図面は、本開示の主題を例示する。ともに、説明及び図面は、本開示の原理を説明する役割を果たす。
本開示の多くの利点は、添付の図面を参照することによって、当業者により良く理解され得る。
本発明の一実施形態による、レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステムの概念図である。 本発明の一実施形態による、レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステムの概念図である。 本発明の一実施形態によるプラズマセルの概略図である。 本発明の一実施形態によるレーザ持続プラズマサブシステムの概略図である。 本発明の一実施形態によるレーザ持続プラズマサブシステムの概略図である。 本発明の一実施形態によるレーザ持続プラズマサブシステムの概略図である。 本発明の一実施形態によるレーザ持続プラズマサブシステムの概略図である。 本発明の一実施形態によるレーザ持続プラズマサブシステムの概略図である。 本発明の一実施形態による、レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するための方法を示すフロー図である。
これより、添付の図面に示される、開示された主題に対して詳細に参照がなされる。
概して図1A〜図8を参照して、レーザ持続プラズマ照明により試料を撮像するためのシステム及び方法が、本開示に従って記載される。本開示の実施形態は、レーザ持続プラズマ光源により発生される、VUV放射等の短波長照明を用いた試料の光学検査を対象とする。本開示の実施形態は、レーザ持続プラズマ光源の短波長光学出力と、対応する撮像サブシステム(例えば、検査サブシステム、計測サブシステム等)の照明光学系との連結を対象とする。本開示のさらなる実施形態は、レーザ持続プラズマ源内のプラズマポンピング照明(例えば、IR光)を短波長広帯域出力(例えば、VUV光)から分離することを対象とする。
図1Aは、本開示の実施形態による、レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステム100を図示する。不活性ガス種内でのプラズマの発生は、概して、2007年4月2日に出願された米国特許出願第11/695,348号、2006年3月31日に出願された米国特許出願第11/395,523号、及び2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に記載されており、これらは、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。プラズマの発生はまた、概して、2014年3月25日に出願された米国特許出願第14/224,945号に記載されており、これは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。さらに、プラズマセルの使用は、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号及び2014年5月27日に出願された米国特許出願第14/288,092号に記載されており、これらは、それぞれ、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。一般的に、システム100は、当該技術分野で既知の任意のプラズマに基づく光源にまで及ぶと解釈されるべきである。
一実施形態において、システム100は、レーザ持続プラズマ(LSP)照明サブシステム102を含む。「LSP照明サブシステム102」という用語は、本開示全体を通じて「LSP照明装置」と互換的に使用されることが、本明細書において留意される。一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、赤外線(IR)放射、可視光、及び紫外線光等であるがこれらに限定されない、1つ以上の第1の選択された波長を含むポンピング照明121を発生させるように構成される、ポンピング源104を含む。例えば、ポンピング源104は、おおよそ200nm〜1.5μmの範囲の照明を放出することができる、任意の源を含み得る。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、チャンバ、プラズマセル、またはプラズマバルブ等であるがこれらに限定されない、ガス格納素子108を含む。一実施形態において、ガス格納素子108は、プラズマ107を構築し、それを維持するために使用される、ある体積のガスを格納する。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、ポンピング源104からのポンピング照明121の焦点を(例えば、反射性内部表面を介して)ガス格納素子108内に格納されたある体積のガスに合わせるように構成される、コレクタ106または反射装置を含む。この点に関して、コレクタ106は、ある体積のガス内でプラズマ107を発生させることができる。さらに、プラズマ107は、VUV放射、DUV放射、UV放射、及び可視光等であるがこれらに限定されない、1つ以上の第2の選択された波長を含む広帯域放射133を放出し得る。例えば、LSP照明サブシステム102は、100〜200nmの範囲の波長を有する光を放出することができる、任意のLSP構成を含み得るが、これに限定されない。別の例として、LSP照明サブシステム102は、100nm未満の波長を有する光を放出することができる、任意のLSP構成を含み得るが、これに限定されない。別の実施形態において、コレクタ106は、プラズマ107によって放出される広帯域照明133(例えば、VUV放射、DUV放射、UV放射、及び/または可視光)を集光し、広帯域照明133を1つ以上の追加の光学素子(例えば、ステアリング光学系、ビームスプリッタ、集光装置、フィルタ、ホモジナイザ等)に向けるように配設される。例えば、コレクタ106は、プラズマ107によって放出されるVUV広帯域放射、DUV広帯域放射、UV広帯域放射、または可視光のうちの少なくとも1つを集光し、広帯域照明133をミラー105(例えば、LSP照明サブシステム102を撮像サブシステム111の照明サブシステム112の光学入力に光学的に連結させるように機能するミラー105)に向けることができる。この点に関して、LSP照明サブシステム102は、VUV放射、DUV放射、UV放射、及び/または可視放射を、検査ツールまたは計測ツール等であるがこれらに限定されない当該技術分野で既知の任意の光学特徴付けシステムの下流の光学素子に送達することができる。
別の実施形態において、システム100は、試料116を固定するのに好適なステージアセンブリ120を含む。ステージアセンブリ120は、当該技術分野で既知の任意の試料ステージアーキテクチャを含み得る。例えば、ステージアセンブリ120は、線形ステージを含んでもよいが、これに限定されない。別の例として、ステージアセンブリ120は、回転ステージを含んでもよいが、これに限定されない。さらに、試料120は、半導体ウェハ等であるがこれに限定されない、ウェハを含んでもよい。
別の実施形態において、システム100は、撮像サブシステム111を含む。撮像サブシステム111は、LSP照明サブシステム102の照明出力に連結され得ることが、本明細書において留意される。この点に関して、撮像サブシステム111は、LSP照明サブシステム102からの照明出力(例えば、VUV光)を用いて1つ以上の試料116を検査するか、またはそうでなければ分析することができる。本開示全体を通じて、「撮像サブシステム」という用語は、「検査器」と互換的に使用されることが、本明細書において留意される。
別の実施形態において、撮像サブシステム111は、照明サブシステム112または「照明装置」を含む。一実施形態において、照明サブシステム112は、レーザ持続プラズマ照明サブシステム102によって発生されたプラズマ107から放出される広帯域放射の少なくとも一部分により、1つ以上の試料116の表面を照らす。一実施形態において、照明サブシステム112は、照明経路113を介して試料116の表面に広帯域放射133を送達する。照明サブシステム112は、LSPサブシステム102の出力からの広帯域放射133を、試料116の表面に送達するのに好適な任意の数及び種類の光学素子を含み得る。例えば、照明サブシステム112は、LSP照明サブシステム102によって放出される広帯域放射133を方向付ける、その焦点を合わせる、及びそうでなければ処理するための、1つ以上のレンズ119、1つ以上のフィルタ130(例えば、部分帯域フィルタ)、1つ以上のコリメート素子(示されない)、1つ以上の偏光素子(示されない)、1つ以上のビームスプリッタ125を含み得る。
別の実施形態において、撮像サブシステム111は、対物レンズ114及び検出器118を含む。一実施形態において、対物レンズ114は、照明を、それが試料116(または試料116上に配置された粒子)の1つ以上の部分から散乱または反射された後に集光することができる。次いで、対物レンズは、集光経路117を介して、集光された照明の焦点を検出器118に合わせて、試料116の表面の1つ以上の部分の画像を形成することができる。対物レンズ114は、検査(例えば、暗視野検査もしくは明視野検査)または光学的計測を行うのに好適な当該技術分野で既知の任意の対物レンズを含み得ることが、本明細書において留意される。さらに、検出器118は、試料116から受光した照明を測定するのに好適な当該技術分野で既知の任意の光学検出器を含み得ることが、本明細書において留意される。例えば、検出器118は、CCD検出器、TDI検出器等を含み得るが、これらに限定されない。
別の実施形態において、システム100は、パージチャンバ110を含む。一実施形態において、パージチャンバ110は、選択されたパージガスを格納するか、または格納するのに好適である。一実施形態において、パージチャンバ110は、照明サブシステム113、対物レンズ114、及び/または検出器118を格納する。別の実施形態において、パージチャンバ110は、照明経路113及び/または集光経路117を選択されたパージガスでパージする。パージチャンバ110の使用により、VUV光等、プラズマによって発生された集光された広帯域光133が、付随する信号劣化が最小限であるかまたは少なくとも減少された状態で、照明サブシステム112の照明光学系を透過することが可能となることが、本明細書において留意される。パージチャンバ110でのパージガスを使用することで、検査中にVUV光等のより短波長の光を利用することが可能となり、VUV光(100〜200nm)等であるがこれに限定されない短波長レジメンのパルスプラズマ検査を行う必要性を回避する。そのような構成により、検出器118でTDDIに基づくセンサを利用することが可能となることが、さらに理解される。パージチャンバ110で使用されるパージガスは、当該技術分野で既知の任意のパージガスを含み得る。例えば、選択されるパージガスには、希ガス、不活性ガス、非不活性ガス、または2つ以上のガスの混合物を挙げることができるが、これらに限定されない。例えば、選択されるパージガスには、アルゴン、Xe、Ar、Ne、Kr、He、N等が挙げられるが、これらに限定されない。別の例として、選択されるパージガスには、アルゴンと追加のガスとの混合物が挙げられ得る。
別の実施形態において、システム100は、広帯域放射133の少なくとも一部分に対して透明である窓103を含む。窓103は、照明サブシステム112をLSP照明サブシステム102の出力と光学的に連結させると同時に、パージチャンバ110の大気とLSP照明サブシステム102(及びコンポーネントシステム)の大気との間の分離を維持するように機能する。例えば、プラズマ107から放出されるVUV広帯域放射の場合、窓103は、VUV放射に対して透明な材料を含み得る。例えば、VUVに好適な窓は、CaFまたはMgFを含み得るが、これらに限定されない。
本明細書では、ガス格納素子108は、プラズマ107を開始及び/または維持するのに好適ないくつかのガス格納構造を含み得ることが認識される。一実施形態において、ガス格納素子108は、チャンバ(図1Bに示される)、プラズマセル(図2に示される)、またはプラズマバルブを含み得るが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、ガス格納素子108(例えば、チャンバ、セル、またはバルブ)の透過部分は、プラズマ107によって発生される放射133及び/またはポンピング照明121に対して少なくとも部分的に透明である当該技術分野で既知の任意の材料から形成され得る。一実施形態において、ガス格納素子108の透過部分は、プラズマ107によって発生されるVUV放射、DUV放射、UV放射、及び/または可視光に対して少なくとも部分的に透明である、当該技術分野で既知の任意の材料から形成され得る。別の実施形態において、ガス格納素子108の透過部分は、ポンピング源104からのIR放射、可視光、及び/またはUV光に対して少なくとも部分的に透明である、当該技術分野で既知の任意の材料から形成され得る。
いくつかの実施形態において、ガス格納構造の透過部分は、低OH含量の溶融シリカガラス材料から形成されてもよい。他の実施形態において、プラズマセル101の透過部分は、高OH含量の溶融シリカガラス材料から形成されてもよい。例えば、プラズマセル101の透過素子またはバルブは、SUPRASIL 1、SUPRASIL 2、SUPRASIL 300、SUPRASIL 310、HERALUX PLUS、HERALUX−VUV等を含み得るが、これらに限定されない。他の実施形態において、プラズマセル101の透過素子またはバルブは、CaF、MgF、結晶水晶、及びサファイアを含み得るが、これらに限定されない。再度、CaF、MgF、結晶水晶、及びサファイア等であるがこれらに限定されない材料は、短波長放射(例えば、λ<190nm)に対する透明性を提供することが、本明細書において留意される。本開示のガス格納素子108(例えば、チャンバ窓、ガラスバルブ、またはプラズマセルの透過素子/窓)での実装に好適な種々のガラスは、A.Schreiber et al.,Radiation Resistance of Quartz Glass for VUV Discharge Lamps,J.Phys.D:Appl.Phys.38(2005),3242−3250において詳細に論じられ、これは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
一実施形態において、ガス格納素子108は、ポンピング照明104の吸収時にプラズマを発生させるのに好適な当該技術分野で既知の任意の選択されたガス(例えば、アルゴン、キセノン、水銀等)を格納し得る。一実施形態において、ポンピング源104からの照明121の焦点をある体積のガスに合わせることにより、プラズマセル107内のガスまたはプラズマによって(例えば、1つ以上の選択された吸収線を通じて)エネルギーを吸収させ、それによって、プラズマを発生及び/または維持するためにガス種を「ポンピング」する。別の実施形態において、示されてはいないが、ガス格納構造108は、ガス格納構造108の内部容積内にプラズマ107を開始するための一連の電極を含んでもよく、それによって、ポンピング源104からの照明が、電極による点火後にプラズマ107を維持する。
システム100は、多様なガス環境においてプラズマ107を開始及び/または持続するために利用され得ることが、本明細書において企図される。一実施形態において、プラズマ107を開始及び/維持するために使用されるガスは、希ガス、不活性ガス(例えば、希ガスもしくは非希ガス)、または非不活性ガス(例えば、水銀)を含み得る。別の実施形態において、プラズマ107を開始及び/または維持するために使用されるガスは、2つ以上のガスの混合物(例えば、不活性ガスの混合物、不活性ガスと非不活性ガスとの混合物、または非不活性ガスの混合物)を含み得る。別の実施形態において、ガスは、希ガスと1つ以上の微量材料(例えば、金属ハロゲン化物、遷移金属等)との混合物を含み得る。
例として、プラズマ107を発生させるために使用されるある体積のガスは、アルゴンを含み得る。例えば、ガスは、5atmを超過した圧力(例えば、20〜50atm)下に置かれる実質的に純粋なアルゴンガスを含み得る。別の例では、ガスは、5atmを超過した圧力(例えば、20〜50atm)下に置かれる実質的に純粋なクリプトンガスを含み得る。別の例では、ガスは、アルゴンガスと追加のガスとの混合物を含み得る。
本発明は、多くのガスにまで及び得ることがさらに留意される。例えば、本発明における実装に好適なガスは、Xe、Ar、Ne、Kr、He、N、HO、O、H、D、F、CH、1つ以上の金属ハロゲン化物、ハロゲン、Hg、Cd、Zn、Sn、Ga、Fe、Li、Na、Ar:Xe、ArHg、KrHg、XeHg等を含んでもよいが、これらに限定されない。一般的に、本発明は、任意の光ポンププラズマ発生システムにまで及ぶと解釈されるべきであり、かつ、ガスチャンバ、プラズマセル、またはプラズマバルブ等のガス格納構造内のプラズマを持続するのに好適な任意の種類のガスにまで及ぶとさらに解釈されるべきである。
コレクタ106は、ポンピング源104から生じる照明の焦点をガス格納素子108内に格納されたある体積のガスに合わせるのに好適な当該技術分野で既知の任意の物理的構成を呈し得る。一実施形態において、コレクタ106は、ポンピング源104からの照明121を受光し、照明の焦点をガス格納素子108内に格納されたある体積のガスに合わせるのに好適な反射性内部表面を有する凹状領域を含み得る。例えば、コレクタ106は、反射性内部表面を有する楕円形のコレクタ106を含み得る。
LSP照明サブシステム102は、任意の数及び種類の追加の光学素子を含み得ることが、本明細書において留意される。一実施形態において、一連の追加の光学系は、プラズマ107から生じる広帯域光を集光するように構成される集光光学系を含み得る。例えば、LSP照明サブシステム102は、コレクタ106からの照明を下流の光学系に向けるように配設される、1つ以上の追加の光学素子を含んでもよい。別の実施形態において、一連の光学系は、LSP照明サブシステム102の照明経路または集光経路のいずれかに沿って設置される1つ以上のレンズを含み得る。1つ以上のレンズは、ポンピング源104からの照明の焦点をガス格納素子108内のある体積のガスに合わせるために利用され得る。あるいは、1つ以上の追加のレンズは、プラズマ107から生じる広帯域光の焦点を選択された標的または焦点(例えば、照明サブシステム112内の焦点)に合わせるために利用され得る。
別の実施形態において、一連の光学系は、光がガス格納素子108に入射する前に照明をフィルタにかけるか、またはプラズマ107からの光の放出後に照明をフィルタにかけるために、LSP照明サブシステム102の照明経路または集光経路のいずれかに沿って設置される1つ以上のフィルタを含んでもよい。本明細書に記載されるLSP照明サブシステム102の一連の光学系は、例示のために提供されるに過ぎず、制限するものとして解釈されるべきでないことが、本明細書において留意される。多くの同等または追加の光学的構成が本発明の範囲内で利用され得ることが予期される。
別の実施形態において、システム100のポンピング源104は、1つ以上のレーザを含み得る。一般的に、ポンピング源104は、当該技術分野で既知の任意のレーザシステムを含み得る。例えば、ポンピング源104は、電磁スペクトルの赤外線、可視、または紫外線部分において放射を放出することができる、当該技術分野で既知の任意のレーザシステムを含み得る。一実施形態において、ポンピング源104は、連続波(CW)レーザ放射を放出するように構成される、レーザシステムを含み得る。例えば、ポンピング源104は、1つ以上のCW赤外線レーザ源を含み得る。例えば、ガス格納素子108内のガスがアルゴンであるか、またはアルゴンを含む状況において、ポンピング源104は、1069nmで放射を放出するように構成されるCWレーザ(例えば、ファイバレーザまたはディスクYbレーザ)を含み得る。この波長は、アルゴンにおける1068nmの吸収線に適合し、そのため、アルゴンガスをポンピングするために特に有益であることが留意される。CWレーザに関する上記の記載は限定するものではなく、当該技術分野で既知の任意のレーザが本発明の文脈において実装されてもよいことが本明細書において留意される。
別の実施形態において、ポンピング源104は、1つ以上のダイオードレーザを含んでもよい。例えば、ポンピング源104は、ガス格納素子108内に格納されるガス種の任意の1つ以上の吸収線に対応する波長で放射を放出する1つ以上のダイオードレーザを含み得る。一般的に、ポンピング源104のダイオードレーザは、ダイオードレーザの波長が、当該技術分野で既知のプラズマの任意の吸収線(例えば、イオン性遷移線)またはプラズマ生成ガスの任意の吸収線(例えば、高励起中性遷移線)に同調されるように、実装のために選択され得る。このため、所与のダイオードレーザ(または一連のダイオードレーザ)の選択は、システム100のガス格納素子108内に格納されるガスの種類により異なるであろう。
別の実施形態において、ポンピング源104は、イオンレーザを含み得る。例えば、ポンピング源104は、当該技術分野で既知の任意の希ガスイオンレーザを含んでもよい。例えば、アルゴンに基づくプラズマの場合、アルゴンイオンをポンピングするために使用されるポンピング源104は、Ar+レーザを含んでもよい。
別の実施形態において、ポンピング源104は、1つ以上の周波数変換レーザシステムを含み得る。例えば、ポンピング源104は、100ワット超のパワーレベルを有するNd:YAGまたはNd:YLFレーザを含んでもよい。別の実施形態において、ポンピング源104は、広帯域レーザを含み得る。別の実施形態において、ポンピング源104は、変調されたレーザまたはパルスされたレーザを放出するように構成されるレーザシステムを含んでもよい。
別の実施形態において、ポンピング源104は、実質的に一定のパワーでレーザ光をプラズマ107に提供するように構成される1つ以上のレーザを含み得る。別の実施形態において、ポンピング源104は、変調されたレーザ光をプラズマ107に提供するように構成される1つ以上の変調されたレーザを含み得る。別の実施形態において、ポンピング源104は、パルスレーザをプラズマ107に提供するように構成される1つ以上のパルスレーザを含み得る。
別の実施形態において、ポンピング源104は、1つ以上の非レーザ源を含んでもよい。一般的に、ポンピング源104は、当該技術分野で既知の任意の非レーザ光源を含み得る。例えば、ポンピング源104は、電磁スペクトルの赤外線、可視、または紫外線部分において放射を離散的または連続的に放出することができる、当該技術分野で既知の任意の非レーザシステムを含んでもよい。
別の実施形態において、ポンピング源104は、2つ以上の光源を含んでもよい。一実施形態において、ポンピング源104は、2つ以上のレーザを含み得る。例えば、ポンピング源104(または「源」)は、複数のダイオードレーザを含み得る。別の例として、ポンピング源104は、複数のCWレーザを含み得る。別の実施形態において、2つ以上のレーザのそれぞれは、システム100のガス格納素子108内のガスまたはプラズマの異なる吸収線に同調されるレーザ放射を放出し得る。この点に関して、複数のパルス源は、異なる波長の照明をガス格納素子108内のガスに提供することができる。
図1Bは、本開示のさらなる実施形態によるシステム100を図示する。図1Aに関して本明細書に前述された種々の実施形態及び構成要素は、図1Bにまで及ぶと解釈されるべきであり、明確さの目的で繰り返されないことが、本明細書において留意される。一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、ポンピング源104からの照明121をガス格納素子108の入射窓124に通すように構成される一連の照明光学系109を含む。別の実施形態において、次いで、コレクタ106が、ポンピング照明121を集光し、プラズマ107を発生させるためにその焦点をガスに合わせ得る。今度は、プラズマ107が広帯域放射(例えば、VUV、DUV、またはUV光)を放出し、これが、コレクタ106によって集光され、光学素子105に向けられる。一実施形態において、光学素子105は、ポンピング照明121と集光された広帯域放射133とを分離するのに好適な任意の光学素子を含む。ポンピング照明121と集光された広帯域放射133との分離に好適な様々な種類の光学構成が、本明細書にさらに詳細に記載される。本開示に記載されるポンピング/広帯域光分離のためのアプローチのそれぞれは、システム100にまで及び得ることが企図される。別の実施形態において、光学素子105は、広帯域出力133を、撮像サブシステム111(すなわち、検査サブシステムまたは検査器)の照明サブシステム112の1つ以上の下流光学素子119に向けることができる。照明サブシステム112は、反射に基づく光学システム、屈折に基づく光学システム、または反射屈折光学システムを含み得ることが、本明細書において留意される。別の実施形態において、照明サブシステム112は、照明経路113内に位置する瞳アセンブリ132を含み得る。別の実施形態において、照明133が照明の瞳アセンブリ132を透過した後、ビームスプリッタ125が、照明を、ステージアセンブリ120上に配置される試料(例えば、ウェハ)の表面に向ける。さらに、対物レンズ114が、試料116の表面から散乱される、反射される、またはそうでなければ方向付けられる照明115を集光し得る。次いで、対物レンズ114は、集光した照明138の焦点を合わせ、焦点が合わされた照明を撮像のために検出器118に向け得る。別の実施形態において、焦点が合わされた照明138は、集光経路117に沿って位置付けられる集光瞳アセンブリ136を透過する。
図2は、LSP照明サブシステム102においてガス格納素子108として使用するのに好適なプラズマセル200を図示する。一実施形態において、プラズマセル200は、プラズマ107を開始及び/または維持するのに好適なガスを格納するための1つ以上のフランジ204a、204bと組み合わせた透過素子202を含み得るが、これに限定されない。別の実施形態において、フランジ204a、204bは、接続ロッド206を使用して透過素子202(例えば、中空円筒)に固定され得る。フランジを有するプラズマセルの使用は、少なくとも、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号及び2014年5月27日に出願された米国特許出願第14/288,092号に記載されており、これらは、それぞれ、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。別の実施形態において、プラズマバルブは、ガス格納素子108として使用され得る。プラズマバルブの使用は、少なくとも、2007年4月2日に出願された米国特許出願第11/695,348号、2006年3月31日に出願された米国特許出願第11/395,523号、及び2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に記載されており、これらは、それぞれ、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。内蔵型ガスチャンバの使用は、2010年5月26日に出願された米国特許出願第12/787,827号に記載されており、これは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
図3は、本発明の一実施形態によるLSPサブシステム102を図示する。一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、本明細書に前述のように、プラズマ107を維持するのに好適なガスを格納するためのチャンバ301を含む。別の実施形態において、チャンバ301内に格納されるガスは、加圧される。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、入射ポンピング照明121(例えば、IR光)及び発生される広帯域放射133(例えば、VUV光)の両方に対して透明である窓302を含む。例えば、IRポンピング照明及びVUV広帯域プラズマ発生放射の場合、窓302は、CaF、MgF等から形成され得る。一実施形態において、発生される広帯域放射133及びポンピング照明121は、開口数空間(numerical aperture space)の異なる部分を占有する。
一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、発生される広帯域放射133(または発生される広帯域放射133の一部分)に対して反射性である反射性コーティング305を有するコールドミラー303を含む。さらに、コールドミラー303は、ポンピング照明121に対して透明である。例えば、反射性コーティング305が、図3に示されるように、コールドミラー303の中央部分に配置されてもよい。一実施形態において、コールドミラー303は、コレクタ106の反射性表面とポンピング源104との間に位置付けられる。別の実施形態において、広帯域放射133とポンピング照明121とは、コールドミラー303によって分離される。この点に関して、コールドミラー303の反射性コーティングにより、反射した広帯域放射304を方向付ける(例えば、VUV光を下流の光学素子(例えば、照明サブシステム及びその構成要素)に向ける)ことができる。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、追加の窓308を含む。追加の窓308は、放出される広帯域放射133に対して透明である任意の材料から構築され得る。この点に関して、広帯域放射の第2のビーム306(例えば、選択された値よりも低いNAを有する)が、窓308を透過し、反射されたビーム304以外の目的で使用され得る。
図4は、ポンピング照明133とプラズマ発生広帯域放射とが瞳全体にわたってNA空間の異なる部分を占有する構成にあるLSPサブシステム102を図示する。別途示されない限り、本明細書に前述されるLSPサブシステム102の種々の構成要素は、図4にまで及ぶと解釈されるべきであることが、本明細書において留意される。
一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、レーザ持続プラズマサブシステム102の瞳を横方向に分割するように構成される1つ以上の光学素子403を含む。この点に関して、1つ以上の光学素子403は、図4に示されるように、ポンピング照明121と広帯域放射133とがNA空間の異なる部分を占有し、それによって、瞳を「横並びで」分割するように、位置付けられ、配向され得る。例えば、1つ以上の光学素子403は、LSP照明サブシステム102のNA空間全体で部分的にのみ延在するコールドミラー403を含み得る。例えば、図4に示されるように、コールドミラー403は、LSP照明サブシステム102の右側部分に沿ってのみ延在するように配設され得、これにより、LSP照明サブシステム102の左側からは広帯域放射がコールドミラー403によって再び方向付けられないという結果になる上述の例は、例示目的に過ぎないことが本明細書において留意され、コールドミラー403の位置付けが、図4に示されるものに限定されないことが企図される。別の実施形態において、コールドミラー403は、ポンピング照明121に対して反射性であるか、またはポンピング照明121に対して反射性であるコーティングを含むように、選択され得る。この点に関して、コールドミラー403またはコールドミラー403のコーティングは、LSPサブシステム102の瞳の右側(例示目的に過ぎない)に入り込むポンピング照明121を反射するように機能し得る。別の実施形態において、窓302は、異なるコーティングを含み得る。例えば、窓302の一方の側面(例えば、左側)には、広帯域放射133が窓の半分(例えば、左側)には透過しないように、広帯域放射133に反射性のコーティングが含まれてもよい。さらに、窓302の反対側(例えば、右側)には、ポンピング照明121が窓の半分(例えば、右側)には透過しないように、ポンピング照明121に反射性であるコーティングが含まれてもよい。
図5は、本開示の別の実施形態による、ポンピング照明133とプラズマ発生広帯域放射とが瞳全体にわたってNA空間の異なるゾーンを占有する構成にあるLSPサブシステム102を図示する。
別途示されない限り、本明細書に前述されるLSPサブシステム102の種々の構成要素は、図5にまで及ぶと解釈されるべきであることが、本明細書において留意される。
一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、ポンピング照明121が第1のNA範囲を有する瞳の第1の部分を占有し、広帯域放射が第2のNA範囲を有する瞳の第2の部分を占有するように、レーザ持続プラズマサブシステムの瞳を分割するように構成される1つ以上の光学素子503を含む。例えば、図5に示されるように、LSP照明サブシステム102は、環状ミラー503を含む。ミラー503は、外側放射ゾーンからコレクタ106に向かってポンピング照明を反射させるが、発生した広帯域放射133は、環状ミラー503の中央部分を通って中央放射ゾーンを通過することが可能である。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、本明細書全体を通じて記載されるように、中央ゾーンの広帯域放射133を下流の光学系に向けることを可能にするための開口部507を含む。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、フィルタ素子510を含む。例えば、フィルタ素子510は、ポンピング照明121(例えば、IR光)をフィルタリングすることができ、その結果、中央放射ゾーン内に存在するすべてのポンピング照明が、下流の光学系に伝わる前に照明出力506から除去される。図5に示される構成は、制限するものではなく、単に例示目的で提供されることが、本明細書において留意される。例えば、代替的な光学素子503は、ポンピング照明が、LSP照明サブシステム102の中央放射ゾーンを通ってコレクタ106に向かって伝播することを可能にするが、発生された広帯域放射133は、外側の放射ゾーンを通って伝播する。
LSP照明サブシステム102の光学素子は、レーザ持続プラズマサブシステム102の瞳を対称的または非対称的に分割し得ることが、本明細書において留意される。この点に関して、ポンピング照明とプラズマ発生広帯域放射との分離は、対称的または非対称的であり得る。
ポンピング照明とプラズマ発生広帯域放射とをNA空間の異なる部分に分離させることは、2011年2月14日に出願された米国特許出願第13/026,926号に記載されており、これは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
図6は、本発明のさらなる実施形態によるLSP照明サブシステム102を図示する。一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、ポンピング照明121とプラズマ発生広帯域放射133とが、NA空間の同じかまたは共通する部分を占有するように構成される。この点に関して、ポンピング照明121とプラズマ発生広帯域放射133とは、LSP照明サブシステム102の瞳を共有し得る。
一実施形態において、LSP照明サブシステム102は、発生される広帯域放射133(または発生される広帯域放射133の一部分)に反射性である反射性コーティング(示されない)を有するコールドミラー603を含む。さらに、コールドミラー603は、ポンピング照明121に対して透明である。一実施形態において、コールドミラー603は、コレクタ106の反射性表面とポンピング源104との間に位置付けられる。別の実施形態において、広帯域放射133とポンピング照明121とは、コールドミラー603によって分離される。この点に関して、コールドミラー603の反射性コーティングは、反射した広帯域放射304(例えば、VUV光)を下流の光学素子に向けることができる。別の実施形態において、LSP照明サブシステム102は、補正光学素子602を含む。コールドミラー603は、ポンピング照明121を屈折させ得ることが、本明細書において留意される。補正素子602は、そのような屈折を補正するために、LSP照明サブシステム102内に挿入され得る。
別の実施形態において、LSPサブシステム102は、全内部反射(TIR)光学素子(示されない)を含み得る。一実施形態において、広帯域放射133とポンピング照明121とは、TIR素子によって分離される。一実施形態において、TIR素子は、コレクタ106の反射性表面とポンピング源104との間に位置付けられる。別の実施形態において、TIR素子は、第1の波長を含むポンピング照明121と、少なくともプラズマ107から放出される第2の波長を含む放出される広帯域放射133とを空間的に分離するように配設される。
一実施形態において、TIR素子は、選択された材料(例えば、CaF、MgF等)から形成され、TIR素子へのプラズマ照明133入射の全内部反射を確立するために、ポンピング源104及び発生されるプラズマ107に対して配設される。さらに、TIR素子は、ポンピング源104からのポンピング照明121に対して透明である金属から形成される。例えば、TIR素子の材料、位置、及び配向は、プラズマ照明133がTIR素子内の第1の表面で全内部反射を受け、第2の表面でTIR素子から出射するように、選択され得る。出射するプラズマ照明304は、次いで、本開示全体を通じて記載されるように、下流の光学素子に向けられ得る。さらに、TIR素子の材料、位置、及び配向は、ポンピング照明121が第1の表面で屈折され、TIR素子を透過するように、選択され得る。次いで、ポンピング照明121は、プラズマ発生のために第3の表面でTIR素子からコレクタ106に向かって出射する。IR光等のポンピング照明とVUV光等のプラズマ発生広帯域放射との分離に好適なTIR素子及び他の屈折に基づく光学素子の使用は、2014年8月13日に出願された米国出願第14/459,095号に記載されており、これは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
図7は、本開示の別の実施形態による、ポンピング照明121とプラズマ発生広帯域放射133とがNA空間の同じ部分を占有するように構成されるLSP照明サブシステム102を図示する。図7に示されるように、入射ポンピング照明は、コレクタ106の下から方向付けられ、コールドミラー及び対応する補正素子702を通過する。別の実施形態において、図7に示される実施形態は、図6に示されるもの等、チャンバ窓を必要としない。一実施形態において、プラズマガスは、チャンバ701内及びLSP照明サブシステム102のカラム705全体に格納される。この点に関して、コレクタ106、コールドミラー703、及び窓709が、チャンバ701の空洞を形成する。別の実施形態において、カラム705は、広帯域放射133に対して透明であり、LSP出力706が下流の光学素子に透過されることを可能にする窓709により圧力を維持する。別の実施形態において、チャネル703は、プラズマ107及びプラズマプルームの制御及び冷却を可能にする。
LSP照明サブシステム102の実施形態は、プラズマガス及び「チャンバ」内で生じるそのようなガスの形成と関連して記載されてきたが、これは、制限として解釈されるべきではなく、単なる例示目的で提供されることが、本明細書において留意される。本明細書に記載されるLSP照明サブシステムの実施形態のすべては、広帯域放射133を発生させる目的でプラズマセル(例えば、図2を参照されたい)及びプラズマバルブにまで及び得ることが、本明細書において企図される。
LSP照明サブシステム102によって放出される広帯域放射のパワーレベルは、システム100の種々のパラメータの制御を介して調節可能であることが、本明細書において留意される。さらに、放出される広帯域放射のパワーレベルの調節を通じて、試料116上の撮像範囲は、最適化されるか、少なくとも改善され得ることが、本明細書において理解される。一実施形態において、放出される広帯域放射のパワーレベルは、発生されるプラズマ107の形状を変化させることによって調節することができる。例えば、ポンピング源104のパワーレベルは、発生されるプラズマ107の形状を変化させ、それによって、放出される広帯域放射133のパワー出力を調節するために、調節され得る。別の例として、ポンピング源104の波長は、発生されるプラズマ107の形状を変化させ、それによって、放出される広帯域放射133のパワー出力を調節するために、調節され得る。別の例として、レーザ持続プラズマサブシステム102内のポンピングガスのガス圧力は、発生されるプラズマ107の形状を変化させ、それによって、放出される広帯域放射133のパワーレベルを調節するために、調節され得る。別の例として、レーザ持続プラズマサブシステム内のNAパワー分布は、発生されるプラズマ107の形状を変化させ、それによって、放出される広帯域放射133のパワーレベルを調節するために、調節され得る。上述の変更及び調節は、手動またはデジタル制御システムを通じて自動で行われ得ることが、本明細書に留意される。
図8は、本開示の一実施形態による、レーザ持続プラズマ照明出力による試料の撮像のための方法800を示すフロー図を図示する。ステップ802において、IR光等、1つ以上の第1の選択された波長を含むポンピング照明121が発生される。ステップ804において、プラズマ発生に好適なある体積のガスが格納される。例えば、ある体積のプラズマ発生ガスは、プラズマチャンバ、プラズマセル、またはプラズマバルブ内に格納され得る。ステップ806において、1つ以上の第2の選択された波長を含む広帯域放射133(例えば、VUV光)が、ポンピング照明121の焦点をある体積のガスに合わせることによりある体積のガス内でプラズマを形成することによって、発生される。ステップ808において、照明経路113を介してプラズマ107から放出された広帯域放射133の少なくとも一部分により、1つ以上の試料116の表面を照らす。ステップ810において、試料116の表面からの照明115が集光される。例えば、対物レンズ114により、試料116の表面から散乱または反射された照明115を集光することができる。ステップ812において、集光経路117を介して、集光した照明の焦点を検出器に合わせて、試料116の表面の少なくとも一部分の画像を形成する。例えば、対物レンズ114(追加の光学素子ありまたはなしで)は、集光した照明の焦点を検出器118に合わせて、試料116の表面の少なくとも一部分の画像を形成することができる。ステップ814において、照明経路113及び/または集光経路を、選択されたパージガス(例えば、Ar)でパージする。
本明細書において記載された主題は、他の構成要素内に格納されるか、または他の構成要素に接続される、異なる構成要素を示す場合もある。このような示されたアーキテクチャは単に例示的なものであり、実際には、同一の機能性を達成する他の多くのアーキテクチャが実装され得ることが理解されるべきである。概念的な意味では、同一の機能性を達成する構成要素の任意の配設は、所望の機能性が達成されるように効果的に「関連付け」られている。したがって、特定の機能性を達成するように組み合わされた本明細書における任意の2つの構成要素は、アーキテクチャまたは中間の構成要素を問わず、所望の機能性が達成されるように互いに「関連付け」られたものとして見なされ得る。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能性を達成するように互いに「接続されて」いる、または「連結されて」いるものとして見なされ得、そのように関連付けられ得ることが可能な任意の2つの構成要素は、所望の機能性を達成するように互いに「連結可能」であると見なされ得る。連結可能な特定の実施例は、物理的に連結可能な及び/または物理的に相互作用する構成要素及び/または無線相互作用可能な及び/または無線相互作用する構成要素及び/または論理的に相互作用可能な及び/または論理的に相互作用する構成要素を含むが、これらに限定されない。
本開示及びそれに伴う多くの利点は、上述の説明によって理解されると考えられ、開示された主題から逸脱することなく、またはその材料の利点のすべてを犠牲にすることなく、構成要素の形態、構成、及び配置において種々の変更が行われ得ることは明白である。記載される形態は、単なる説明のためのものであり、そのような変更を包含し、含むことが以下の特許請求の範囲の意図である。さらに、本発明が添付の特許請求の範囲によって定義されることを理解されたい。

Claims (30)

  1. レーザ持続プラズマ照明出力により試料を撮像するためのシステムであって、
    レーザ持続プラズマ照明サブシステムであって、
    1つ以上の第1の選択された波長を含むポンピング照明を発生させるように構成されるポンピング源と、
    ある体積のガスを格納するように構成されるガス格納素子と、
    前記ある体積のガス内でプラズマを発生させるために、前記ポンピング源からの前記ポンピング照明の焦点を前記ガス格納素子内に格納される前記ある体積のガスに合わせるように構成されるコレクタであって、前記プラズマが、1つ以上の第2の選択された波長を含む広帯域放射を放出するコレクタと、
    を含むレーザ持続プラズマ照明サブシステムと、
    1つ以上の試料を固定するための試料ステージと、
    撮像サブシステムであって、
    照明経路を介して前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの前記プラズマから放出される前記広帯域放射の少なくとも一部分により、前記1つ以上の試料の表面を照らすように構成される照明サブシステムと、
    検出器と、
    前記試料の表面からの照明を集光し、集光経路を介して前記集光された照明の焦点を検出器に合わせて、前記1つ以上の試料の前記表面の少なくとも一部分の画像を形成するように構成される対物レンズと、
    を含む撮像サブシステムと、
    選択されたパージガスを格納し、前記照明経路及び前記集光経路のうちの少なくとも一部分をパージするように構成されるパージチャンバと、
    を備え、
    前記ガス格納素子は、前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの出力と前記照明サブシステムを光学的に連結するように構成される透過部分を含み、前記透過部分は、前記パージチャンバの大気と前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの前記ガス格納素子内のガスとの間の分離を維持するように構成される
    システム。
  2. 前記ガス格納素子は、
    ある体積のガスを格納するように構成されるチャンバを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ガス格納素子は、
    ある体積のガスを格納するように構成されるプラズマセルを含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記プラズマセルは、
    透過素子と、
    前記ガスを格納するために前記透過素子の1つ以上の端部に配置される1つ以上のフランジと、を備える、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記ガス格納素子は、
    ある体積のガスを格納するように構成されるプラズマバルブを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ガス格納素子の前記透過部分は、前記ポンピング照明及び前記放出される広帯域放射のうちの少なくとも1つに対して透明である、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ガス格納素子の前記透過部分は、CaF、MgF、結晶水晶、及びサファイアのうちの少なくとも1つから形成される、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記ガス格納素子は、少なくとも1つの不活性ガス、非不活性ガス、及び2つ以上のガスの混合物を含むガスを格納する、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記ガス格納素子は、希ガスと1つ以上の微量材料との混合物を含むガスを格納する、請求項1に記載のシステム。
  10. 照明源は、
    1つ以上のレーザを含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記1つ以上のレーザは、
    1つ以上の赤外線レーザ、1つ以上の可視レーザ、及び1つ以上の紫外線レーザのうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記1つ以上のレーザは、
    ダイオードレーザ、連続波レーザ、または広帯域レーザのうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記1つ以上のレーザは、
    第1の波長の光を放出する第1のレーザと、第2の波長の光を放出する少なくとも1つの第2のレーザとを含む、請求項10に記載のシステム。
  14. 前記検出器は、
    CCD検出器及びTDI検出器のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記パージチャンバは、前記撮像サブシステムの前記照明サブシステム、前記対物レンズ、及び前記検出器のうちの少なくとも1つを格納する、請求項1に記載のシステム。
  16. 前記パージガスは、
    希ガス、不活性ガス、非不活性ガス、及び2つ以上のガスの混合物のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
  17. 前記ポンピング照明及び前記広帯域放射は、少なくとも前記レーザ持続プラズマ照明サブシステム内において共通のNA空間を占有する、請求項1に記載のシステム。
  18. 前記広帯域放射の少なくとも一部分に対して反射性であるコーティングを有するコールドミラーをさらに備え、前記コールドミラーが、前記広帯域放射を前記ポンピングされた照明から分離するように構成される、請求項17に記載のシステム。
  19. 全内部反射(TIR)分離素子をさらに備え、前記TIR分離素子は、前記広帯域放射を前記ポンピングされた照明から分離するように構成される、請求項17に記載のシステム。
  20. 前記ポンピング照明及び前記広帯域放射は、NA空間の異なる部分を占有する、請求項1に記載のシステム。
  21. 前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの瞳を、前記ポンピング照明及び前記広帯域放射がNA空間の異なる部分を占有するように横方向に分割するように構成される、1つ以上の光学素子をさらに備える、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの瞳を、前記ポンピング照明が第1のNA範囲を有する前記瞳の第1の部分を占有し、前記広帯域放射が第2のNA範囲を有する前記瞳の第2の部分を占有するように分割するように構成される、1つ以上の光学素子をさらに備える、請求項20に記載のシステム。
  23. 前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの瞳を、前記ポンピング照明及び前記広帯域放射がNA空間の異なる部分を占有するように対称的に分割するように構成される、1つ以上の光学素子をさらに備える、請求項20に記載のシステム。
  24. 前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムの瞳を、前記ポンピング照明及び前記広帯域放射がNA空間の異なる部分を占有するように非対称的に分割するように構成される、1つ以上の光学素子をさらに備える、請求項20に記載のシステム。
  25. 前記放出される広帯域放射のパワーレベルは、調節可能である、請求項1に記載のシステム。
  26. 前記放出される広帯域放射のパワーレベルは、前記発生されるプラズマの形状を変化させることによって調節可能である、請求項25に記載のシステム。
  27. 前記ポンピング源は、前記発生されるプラズマの形状を変化させることによって前記放出される広帯域放射のパワーレベルを調節するために、前記ポンピング照明のパワーレベルを変化させるように構成される、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記ポンピング源は、前記発生されるプラズマの形状を変化させることによって前記放出される広帯域放射のパワーレベルを調節するために、前記ポンピング照明の波長を変化させるように構成される、請求項26に記載のシステム。
  29. 前記ポンピング源は、前記発生されるプラズマの形状を変化させることによって前記放出される広帯域放射のパワーレベルを調節するために、前記レーザ持続プラズマ照明サブシステム内の前記ガスのガス圧力を変化させるように構成される、請求項26に記載のシステム。
  30. 1つ以上の光学素子は、前記発生されるプラズマの形状を変化させることによって前記放出される広帯域放射のパワーレベルを調節するために、前記レーザ持続プラズマ照明サブシステムでのNAパワー分布を変化させるように構成される、請求項26に記載のシステム。
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