JP6739347B2 - レーザ維持プラズマの横断方向のポンピングのためのシステムおよび方法 - Google Patents

レーザ維持プラズマの横断方向のポンピングのためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、概して、プラズマベースの光源に関し、より詳細には、横断方向のレーザポンピングによって形成されるプラズマに関する。
関連出願との相互参照
本出願は、米国特許法第119条(e)の下で、イリヤ ベゼル(Ilya Bezel)、アナトリー シュチェメリニン(Anatoly Shchemelinin)、リチャード ソラーツ(Richard Solarz)、およびセビーク オウ(Sebaek Oh)を発明者として挙げている、LASER−SUSTAINED PLASMA (LSP) TRANSVERSE PUMP GEOMETRIESという名称の2014年4月1日に出願された米国特許仮出願第61/973,266号の利益を主張しており、それは、その全体が本願に引用して援用されている。
縮小し続ける集積回路デバイス特徴の特性評価のために使用される改善された照明源に対する必要性が高まり続けている。1つのそのような照明源は、レーザ維持プラズマ(laser−sustained plasma)(LSP)源を含む。レーザ維持プラズマ光源は、高パワーの広帯域光を作り出すことができる。レーザ維持光源は、アルゴンまたはキセノンなどのようなガスを、光を放出することができるプラズマ状態へと励起するために、レーザ放射の焦点をガス体積の中へ合わせることによって動作する。この効果は、一般に、プラズマ「ポンピング」と称される。典型的なLSP源では、ポンプ光は、単一のポイントに焦点を合わせられる。ポンピング光が単一のポイントに焦点を合わせられる場合では、レーザ強度は、フォーカルポイント(focal point)を取り囲むスペースの小さい領域において最も高い。プラズマ成形オプションは、このポイントに焦点を合わせられたレーザの方向および開口数(NA)に限定されている。
図1Aに示されているように、レーザポンプ光14が低いNAを有している場合に、プラズマ12が長手方向にポンピングされるときには、より大きいポンプパワーに関するプラズマ12の形状は、より大きいポンプパワーに関するレーザビーム14、16に沿って細長くなる。一般に、より長いプラズマが望まれるセッティングでは、より低いNAの光、または、より高いポンプレーザパワーが必要とされる。さらに、所与のプラズマが低いポンプ場勾配(pump field gradient)の領域の中へ成長すると、プラズマの不安定性が起こる可能性がある。
米国特許出願公開第2013/0001438号
したがって、上記に説明されている先行技術における欠点を克服するシステムおよび方法を提供することが望ましい。
光維持プラズマの横断方向のポンピングのためのシステムが開示されている。1つの例示目的の実施形態では、システムは、ポンピング照明を発生させるように構成されているポンプ源を含む。別の例示目的の実施形態では、システムは、1つ以上の照明光学エレメントを含む。別の例示目的の実施形態では、システムは、ガスの体積を封じ込めるように構成されているガス封じ込め構造体を含む。別の例示目的の実施形態では、1つ以上の照明光学エレメントは、ポンプ照明をポンプ経路に沿ってガスの体積の中の1つ以上のフォーカルスポット(focal spots)に方向付けすることによって、ガス封じ込め構造体のガスの体積の中にプラズマを維持するように構成されている。別の例示目的の実施形態では、システムは、収集経路に沿ってプラズマによって放出された広帯域放射を収集するように構成されている1つ以上の収集光学エレメントを含む。別の例示目的の実施形態では、1つ以上の照明光学エレメントは、収集経路の放出された広帯域光の伝播の方向に対して横断する方向に沿って、ポンプ照明がプラズマに衝突し、その結果、ポンプ照明が放出された広帯域放射から実質的に切り離されるように、ポンプ経路を画定するように構成されている。
光維持プラズマの横断方向のポンピングのための方法が開示されている。1つの例示目的の実施形態では、方法は、ポンプ照明を発生させるステップを含む。別の例示目的の実施形態では、方法は、ガス封じ込め構造体の中にガスの体積を封じ込めるステップを含む。別の例示目的の実施形態では、方法は、ガスの体積の中に細長いプラズマを維持するために、ポンプ照明の少なくとも一部分を、ポンプ経路に沿って、ガスの体積の中の1つ以上のフォーカルスポットに焦点を合わせるステップを含む。別の例示目的の実施形態では、方法は、細長いプラズマの軸線方向寸法によって画定されている収集経路に沿って、プラズマによって放出された広帯域放射を収集するステップを含む。別の例示目的の実施形態では、ポンプ照明は、細長いプラズマの軸線方向寸法によって画定されている収集経路に対して横断する方向に沿って、細長いプラズマに衝突する。
先述の全体的な説明および以下の詳細な説明は共に、例示的なものであり、単に説明のためのものであり、必ずしも、本開示を制限するものではないということが理解されるべきである。添付の図面は、特性の一部に組み込まれており、特性の一部を構成しており、本開示の主題を図示している。説明および図面は、一緒に本開示の原理を説明する役目を果たす。
本開示の多数の利点は、添付の図を参照することによって、当業者によってより良好に理解され得る。
従来のプラズマポンピングシナリオにおける、ポンピング照明、プラズマ、および、放出された広帯域放射の配向の概念図である。 本開示の1つの実施形態による、レーザ維持プラズマの横断方向のポンピングのためのシステムの概念図である。 本開示の1つの実施形態による、プラズマを形成するためにポンプ照明の焦点をフォーカルポイントに合わせるのに適切な1つ以上の球面の光学エレメントの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、横断方向のプラズマポンピングに適切な1つ以上の円筒形状の光学エレメントの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、横断方向のプラズマポンピングに適切な1つ以上の円筒形状の光学エレメントの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、システムのガス封じ込め構造体の概略図である。 本開示の1つの実施形態による、システムのガス封じ込め構造体の概略図である。 本開示の1つの実施形態による、複数のプラズマ特徴を形成するための照明光学エレメントのセットの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、細長いプラズマを形成するためのアキシコンの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、複数の細長いプラズマ特徴を形成するためのアキシコンリフレクタパイプアセンブリの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、複数の細長いプラズマ特徴を形成するためのマルチパスリフレクタパイプの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、複数の細長いプラズマ特徴を形成するためのマルチパスリフレクタパイプの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、選択された方向に沿って配向された細長いプラズマ構造体を形成するように配置されている光ファイバのセットの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、選択された方向に沿って配向された細長いプラズマ構造体を形成するように配置されている光ファイバのセットの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、細長いプラズマ構造体を形成するように配置されているマルチ波長ポンプ源の概略図である。 本開示の1つの実施形態による、細長いプラズマ構造体を形成するように配置されているマルチ波長ポンプ源の概略図である。 本開示の1つの実施形態による、細長いプラズマ構造体を形成するように配置されている非球面光学エレメントの概略図である。 本開示の1つの実施形態による、細長いプラズマ構造体を形成するように配置されている非球面光学エレメントの概略図である。
ここで、開示されている主題が詳細に参照されることとなり、それは、添付の図面に図示されている。
図1Bから図1Rを全体的に参照して、本開示の1つ以上の実施形態による、レーザ維持プラズマ(LSP)の横断方向のポンピングのためのシステムおよび方法が説明されている。本開示の実施形態は、光維持プラズマへのポンプ照明の横断方向の送達に関する。本開示の追加的な実施形態は、より大きい体積のプラズマポンピングを提供するようにポンプビームのデフォーカスすることに関する。
安定したLSP動作を実現するために、ポンプ照明は、プラズマの体積に侵入し、照明フォーカスの近くにポンプ照明の高い強度領域を形成しなければならないということが認識される。レーザ光がプラズマに侵入し、フォーカスまで進行するときに、レーザ光は、プラズマによって部分的に吸収される。プラズマ吸収の程度は、それに限定されないが、使用されるガス、レーザ波長、ならびに、ポンプパワーおよび幾何学形状などのような、多数の特性に依存するということが本明細書で留意される。加えて、プラズマの透明度は、それに限定されないが、ガスの圧力などのような、プラズマまたはガスの1つ以上の特性を変化させることによって、チューニングされ得る(すなわち、増加または減少させられる)ということが留意される。適正なLSP動作のために、プラズマの透明度は、効率的なレーザ吸収を提供するために十分に吸収性でありながら、フォーカスへ十分な照明を透過するために十分に高くなければならない。
広帯域光収集の場合では、レーザフォーカルスポットの近くにある、プラズマの最も高温の領域から光を収集することが有益である。光がフォーカルポイントから離れるようにプラズマから外へ伝播するときに、収集された光は、プラズマによって部分的に吸収される。光のプラズマ吸収の程度は、使用されるガス、広帯域光のスペクトルの領域、ならびに、プラズマ形状および温度に依存するということが留意される。広帯域光のプラズマ吸収のレベルは、それに限定されないが、動作ガス圧力などのような1つ以上の特性を変化させることによって、調節され得るということがさらに留意される。十分な広帯域光収集に関して、プラズマは、フォーカスからの広帯域光の透過を可能にするのに十分に透明であり、さらに、収集波長において効率的なプラズマ放出を提供するのに十分に高密度でなければならないということが認識される。
ポンプ照明NAおよび収集光NAが重複する場合では、ポンプ角度および収集角度におけるプラズマ吸収率に関する両方の要求が、同時に満たされなければならない。これは、レーザ光のプラズマ吸収が、収集された光に関するプラズマ吸収よりもずっと高いまたは低いセッティングなどのような、多くのセッティングにおいて可能ではない可能性があるということが留意される。
特定のポンプ構成では、プラズマ形状は、おおよそ球形であることが可能であり、任意の寸法に沿って著しい相違はないということがさらに留意される。この場合は、より低いパワーのより高いポンプNAレーザを使用して実現化され得る。他のポンプ構成では、プラズマは、はっきりとした長い方向を備える本質的に細長い形状を有することが可能である。この場合は、低いNAのより高いパワーのレーザを使用して実現化され得る。さらなる他のポンプ構成では、プラズマは、本質的に平坦な形状に形状決めされ得る。
プラズマが細長い形状を有するセッティングでは、プラズマの少なくとも1つの寸法は、他の寸法よりも小さいサイズを有している。細長い形状は、それに限定されないが、扁長形の形状、扁円形の形状、ペンシルのような形状、または、ディスクのような形状などを含むことが可能である。
本開示の実施形態は、細長いプラズマの特徴を利用し、横断方向のプラズマのポンピングを提供する。本開示の目的のために、「横断方向のポンピング」という用語は、プラズマの最小寸法に対応する方向に沿ってポンプ照明がプラズマに送達される場合を表している。加えて、本開示のプラズマによって放出された広帯域放射の収集は、プラズマの最大寸法に対応する方向に沿って起こることが可能であるが、そのように起こることが必要とされるわけではない。
図1Bは、本開示の1つ以上の実施形態による横断方向のLSPシステム100の概念図を図示している。不活性ガス種の中のプラズマ発生は、2007年4月2日に出願された米国特許出願第11/695,348号、2006年3月31日に出願された米国特許出願第11/395,523号、および、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に全体的に説明されており、それらは、その全体が本願に引用して援用されている。また、プラズマの発生は、2014年3月25日に出願された米国特許出願第14/224,945号に全体的に説明されており、それは、その全体が本願に引用して援用されている。さらに、プラズマセルの使用は、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号、および、2014年5月27日に出願された米国特許出願第14/288,092号に説明されており、それらは、その全体がそれぞれ本願に引用して援用されている。一般的な意味で、システム100は、当技術分野で公知の任意のプラズマベースの光源にまで拡張するように解釈されるべきである。
1つの実施形態では、LSPシステム100は、ポンピング照明103を発生させるように構成されているポンプ源102を含む。ポンプ源102は、それに限定されないが、赤外線放射、可視光放射、またはUV放射などのような、選択された波長または波長範囲のポンピング照明103を発生させるように構成されている。たとえば、ポンプ源102は、それに限定されないが、おおよそ200nmから1.5μmの範囲にある照明を放出することができる任意の供給源を含むことが可能である。
別の実施形態では、システム100は、1つ以上の光学エレメント104を含む。1つの実施形態では、1つ以上の光学エレメント104は、ガス109の体積の中へポンプ照明103を方向付けするように配置されており、プラズマ106を確立および/または維持するようになっている。1つの実施形態では、1つ以上の光学エレメント104は、ポンプ経路101に沿ってポンプ照明を1つ以上のフォーカルスポット113(たとえば、1つ以上の細長いフォーカルスポット)に方向付けすることによって、プラズマ106を確立および/または維持することが可能である。
別の実施形態では、1つ以上の照明光学エレメント104は、ポンプ照明103が、収集経路111の放出された広帯域光107の伝播の方向に対して横断方向に、プラズマ106に衝突するように、ポンプ経路101を画定するように配置されている。1つの実施形態では、1つ以上の照明光学エレメント104は、ポンプ照明103が、プラズマ106の最小寸法に対応する方向に沿って、プラズマ106に衝突するように配置されている。たとえば、図1Bに示されているように、横断方向のポンピング方向は、プラズマ106の最も幅の狭い寸法に平行な方向に対応している。簡単化された円筒形状のプラズマを示している図1Bの概念図では、横断方向は、プラズマ106の長さに対して垂直の方向に対応している。それとは対照的に、1つ以上の収集光学エレメント108は、プラズマ106の最大寸法に沿って広帯域放射107を収集するように配置され得る。図1Bでは、この方向は、プラズマ106の軸線方向に対応している。この配置は、収集される光107(たとえば、広帯域光)がポンプ照明103よりもプラズマ106によってより弱く吸収されるセッティングにおいて、とりわけ有用である。結果として、このセッティングでは、プラズマ106の細長い方向に沿って(たとえば、軸線方向に沿って)光107を収集することは、より明るいプラズマを結果として生じさせる。
1つの実施形態では、本明細書でさらに説明されているように、LSPシステム100の1つ以上の照明光学エレメント104は、ガス109の中に1つ以上の細長いフォーカルスポット113を形成することを通して、細長いプラズマ(または、複数のプラズマ)106を形成することが可能である。たとえば、細長いプラズマ106は、第1の寸法および少なくとも第2の寸法によって画定された、当技術分野で公知の任意の細長い構造をとることが可能であり、それらの寸法は、サイズが等しくない。たとえば、扁円形のプラズマまたは扁長形のプラズマ(図1Bにおいて理想化されている)の場合では、プラズマは、プラズマ106の(y方向に沿う)厚さに対して細長い(図1Bでは、x方向に沿う)軸線方向寸法を表示している。
別の実施形態では、LSPシステム100の1つ以上の光学エレメント104は、選択された方向に沿って整合された一連のフォーカルスポット113の形成を通して複数のプラズマ特徴を含む、プラズマ106を形成することが可能である。1つ以上の照明光学エレメント104は、ガス109の中へポンプ照明を方向付け/焦点を合わせるのに適切な、当技術分野で公知の任意の光学デバイスを含むことが可能であるということが本明細書で留意される。
1つ以上の照明光学エレメント104は、ポンプ照明103をデフォーカスするように役目を果たすことが可能であり、より大きいスペースの体積が、プラズマを形成するのに十分なレーザ強度を受け入れるようになっている。
プラズマ106(または、複数のプラズマ)を形成するために使用される1つ以上の照明光学エレメント104は、当技術分野で公知の任意の光学エレメントまたは光学デバイスを含むことが可能である。たとえば、1つ以上の照明光学エレメント104は、それに限定されないが、1つ以上のレンズおよび1つ以上のミラーなどを含むことが可能である。
図1Bに示されているように、照明オプティクス104は、ポンピング照明経路101のポンピング照明103の開口数と、収集経路111の放出された広帯域放射107の開口数が、重複しないに配置されている。プラズマ106へのポンプ照明103の横断方向の送達は、収集経路111の放出された広帯域放射107からポンプ経路101のポンプ照明103を切り離すことを提供するということが留意される。本開示の残りの部分は、本開示の横断方向のポンピングを実現するのに適切なさまざまな配置を説明することとなる。
別の実施形態では、LSPシステム100は、ガス封じ込め構造体105を含む。ガス封じ込め構造体105は、レーザポンピングを介したプラズマの形成に適切なガスを封じ込めることができる、当技術分野で公知の任意の封じ込め構造体を含むことが可能である。たとえば、ガス封じ込め構造体105は、それに限定されないが、チャンバ、バルブ、チューブ、またはセルを含むことが可能である。1つの実施形態では、ガス封じ込め構造体105は、ポンプ源102から、ガス封じ込め構造体105の中に含有されているガス109へ、ポンプ照明103(例えば、IR光、可視光、またはUV光)を透過するのに適切な1つ以上の透明な部分を含む。別の実施形態では、ガス封じ込め構造体105は、ガス封じ込め構造体105の中から、ガス封じ込め構造体105の外側の1つ以上の光学エレメントへ、放出された広帯域照明107(たとえば、EUV光、VUV光、DUV光またはUV光)を透過するのに適切な1つ以上の透明な部分を含む。たとえば、図1Bに示されているように、ガス封じ込め構造体105は、それに限定されないが、ガス109とガス109のレーザ刺激によって形成される細長いプラズマ106とを封じ込めるように構成されている透明なエレメント105(たとえば、チューブおよびシリンダなど)を含むことが可能である。この構成は、限定するものではなく、単に例示目的のために提供されているということが留意される。また、さまざまな光学エレメント(たとえば、照明オプティクス104および収集オプティクス108など)は、ガス封じ込め構造体の中に囲まれ得、ガス封じ込め構造体105は、入口ウィンドウおよび/または出口ウィンドウを含むチャンバから構成されている(図1Eを参照)ということが本明細書で留意される。ガス封じ込め構造体105は、より詳細にさらに本明細書で説明されることとなる。
別の実施形態では、LSPシステム100は、1つ以上の収集光学エレメント108を含む。1つの実施形態では、1つ以上の収集光学エレメント108は、収集経路111に沿ってプラズマ106によって放出される広帯域放射107を収集するように構成されている。この点において、1つ以上の収集光学エレメント108は、ポンピング照明103の方向に対して横断方向の方向に沿って広帯域放射107を収集するように配置されている。別の実施形態では、本明細書で以前に述べられているように、1つ以上の収集光学エレメント108は、プラズマ106の最大寸法に沿って広帯域放射107を収集するように配置されている。
たとえば、図1Bに示されているように、細長いシリンダ形状のプラズマの場合では、1つ以上の収集光学エレメント108は、プラズマ106の軸線方向に沿って広帯域放射107を収集するように配置され得るが、それが必要とされるわけではない。1つ以上の収集オプティクス108は、広帯域放射を収集するのに適切な、当技術分野で公知の任意の光学デバイスを含むことが可能であるということが本明細書で留意される。たとえば、1つ以上の収集光学エレメント108は、それに限定されないが、レンズおよびミラーなどのうちの1つまたは複数を含むことが可能である。
別の実施形態では、1つ以上の収集エレメント108は、EUV放射、DUV放射、VUV放射、UV放射、および/または可視光放射を収集するのに適切である。別の実施形態では、1つ以上の収集エレメント108からの広帯域出力118が、任意の数の下流の光学エレメント110に提供され得る。この点において、LSPシステム100は、EUV放射、DUV放射、VUV放射、UV放射、および/または可視光放射を1つ以上の下流の光学エレメントに送達することが可能である。たとえば、1つ以上の下流の光学エレメントは、それに限定されないが、ホモジナイザー、1つ以上のフォーカシングエレメント、フィルタ、および、スティアリングミラーなどを含むことが可能である。別の実施形態では、LSPシステム100は、それに限定されないが、光学特性評価システムまたは製作ツールなどのような、光学システムに関する照明サブシステム、または照明器としての役目を果たすことが可能である。たとえば、LSPシステム100は、広帯域検査ツール(たとえば、ウエハもしくはレクチル検査ツール)、計測ツール、またはフォトリソグラフィツールに関する照明サブシステム、または照明器としての役目を果たすことが可能である。
図1Cは、プラズマ116を形成するためにポンプ照明103の焦点をフォーカルポイントに合わせるのに適切な1つ以上の球面の光学エレメント114を図示している。ポンプ光114の焦点を単一のポイントに合わせるということは、ポンプ方向に沿って細長くされたプラズマを結果として生じさせ得るということが留意される。ポンプ方向に沿ってプラズマを細長くすることが、たとえば、本開示の図1Aに示されている。ポンプ方向に沿ってプラズマ116を細長くすること(図1Cに図示せず)の結果として、プラズマは、ポンプレーザ方向(たとえば、図1Cにおいてy方向)に対して横断する方向(たとえば、図1Cにおいてx方向)において、より小さくなっている。このセッティングでは、そのようなプラズマ116は、VUV光などのような、いくつかの光のスペクトル範囲に関して、ポンプ方向に不透明であることが可能である。たとえば、VUV光は、一般に、ポンプ照明(たとえば、IR光)よりもプラズマによって、かなり強く吸収される。そういうわけで、ポンプ方向(たとえば、y方向)に対して横断する方向(たとえば、x方向)に沿った光117の収集は、プラズマがこの収集方向においてより小さくなっているので、プラズマ116によって放出される広帯域光(たとえば、VUV光)のより低い自己吸収を結果として生じさせることが可能である。
図1D〜図1Eは、本開示の1つ以上の実施形態による、横断方向のプラズマポンピングに適切なシステム100の1つ以上の照明光学エレメント104の概略図を図示している。1つの実施形態では、図1D〜図1Eに示されているように、1つ以上の照明光学エレメント104は、1つ以上の円筒形状の光学エレメントを含み、1つ以上の円筒形状の光学エレメントは、それに限定されないが、ラインフォーカス113などのような細長いフォーカススポットにポンプ照明103の焦点を合わせるように構成されている。1つの実施形態では、図1Dに示されているように、1つ以上の円筒形状のエレメント104は、円筒形状のレンズを含む。別の実施形態では、図1Eに示されているように、1つ以上の円筒形状のエレメント104は、円筒形状のミラーを含む。
図1D〜図1Eに示されている構成は、収集光107(たとえば、広帯域放射)がポンプ照明103よりもプラズマ106によって弱く吸収されるセッティングにおいて、とりわけ有益であるということが留意される。この点において、より容易に吸収されるポンプ照明103が、最小のプラズマ寸法を横断し、一方、プラズマ106によってそれほど容易に吸収されない広帯域光107が、プラズマ106の長い寸法を横断する。結果として、この構成は、より明るいプラズマ106を生じさせる。
別の実施形態では、1つ以上の照明光学エレメント104は、1つ以上の円筒形状の光学エレメント(たとえば、円筒形状のミラーまたは円筒形状のレンズ)および1つ以上の球面の光学エレメントの組み合わせを含むことが可能である。たとえば、円筒形状の光学エレメントおよび球面の光学エレメントの組み合わせは、ガス封じ込め構造体のガス109に衝突する非点収差のポンプビーム103を形成することが可能である。1つの実施形態では、非点収差のポンプビームは、2つの細長いフォーカススポット113(図1D〜図1Eに図示せず)に焦点を合わせられ得る。
別の実施形態では、1つ以上の照明光学エレメント104は、円筒形状のレンズおよび円筒形状のまたは球形のミラーの組み合わせを含むことが可能である。そのような配置は、プラズマ106を通して透過されるポンプ照明103の後方反射を作り出すことが可能である。
図1Fおよび図1Gは、本開示の1つ以上の実施形態による、システム100のガス封じ込め構造体105を図示している。1つの実施形態では、図1Fに示されているように、ガス封じ込め構造体105は、透明なエレメントを含むことが可能であり、透明なエレメントは、プラズマ106を確立および/または維持するために使用されるガス109を封じ込めるように構成されている。透明なエレメントは、プラズマ生成に適切な任意の透明な本体部の形態をとることが可能である。たとえば、ガス封じ込め構造体105は、それに限定されないが、透明なチューブ、透明なシリンダ、透明なバルブ(たとえば、扁長形のバルブまたは扁円形のバルブ)、およびセルなどを含むことが可能である。別の実施形態では、図1Gに示されているように、ガス封じ込め構造体は、入口ウィンドウ119aおよび/または出口ウィンドウ119bを装備しているチャンバを含むことが可能である。1つの実施形態では、入口ウィンドウ119aは、少なくともポンプ照明103に対して透明である。別の実施形態では、出口ウィンドウ119bは、少なくとも、プラズマ106によって放出される広帯域放射107の一部分に対して透明である。
図1Hは、本開示の1つ以上の実施形態による、複数のプラズマ特徴106a〜106dを形成するように構成されているシステム100の1つ以上の照明光学エレメントを図示している。1つの実施形態では、1つ以上の光学エレメントは、それに限定されないが、共焦点ミラー104a〜104bのセットを含む。別の実施形態では、1つ以上の照明光学エレメントは、入口レンズ104c、104dのセットを含む。
2つの円筒形状の共焦点ミラー104a、104bからの複数の反射を利用することは、長いプラズマおよび/または一連の軸線方向に間隔を置いて配置されたプラズマ特徴106a〜106dを作り出すことが可能であるということが本明細書で留意される。そのような配置は、希薄なプラズマにおいてなど、プラズマがポンプ照明に対して高い透明度を有する文脈において、より容易に実装されるということがさらに留意される。このセッティングでは、希薄なプラズマは、ポンプレーザビーム103a、103bのほとんどを行わず、共焦点レンズ104a、104bによって画定された体積の中のポンプ照明が収集され、異なるスポットに焦点を再び合わせられることを可能にする。図1Hに示されているように、このように発生させられたプラズマまたはプラズマ特徴は、収集の方向(図1Hにおいて、x方向)に沿って整合させられ、収集方向に沿って延在させられる大きい効果的なプラズマ厚さを結果として生じさせることとなる。1つの実施形態では、図1Hの照明光学的構成は、エキシマレーザ(たとえば、Xeエキシマレーザ)の文脈において利用され、エキシマレーザを動作させるために必要とされる長い光学経路を提供することが可能である。エキシマレーザの動作は、2014年12月15日に出願された米国特許出願第14/571,100号に説明されており、それは、その全体が本願に引用して援用されている。
1つの実施形態では、システム100は、複数のポンプ照明挿入ポイントを含む。たとえば、ポンプ照明103a、103bは、ミラーアセンブリに沿った異なる位置において、共焦点ミラーアセンブリに進入することが可能である。たとえば、ポンプ照明103a、103bは、共焦点ミラー104a、104bの反対側端部において、共焦点ミラーアセンブリに進入することが可能である。この点において、ミラー104c、104d(たとえば、円筒形状のミラー)は、反対側のポンプ照明ビーム103a、103bからの光を、2つの反対側に位置決めされているフォーカルスポット113a、113dにそれぞれ焦点を合わせ、対応するプラズマ特徴106a、106dを形成することが可能である。そして、ポンプ照明103a、103bは、共焦点ミラー104a、104bによって収集され、追加的なフォーカルスポット113b、113cに方向付けされ、プラズマ特徴106b、106cを形成する、などである。このプロセスは、共焦点ミラーアセンブリ104a、104bの長さにわたって何回も繰り返され得る。別の実施形態では、ポンプ照明103aおよびポンプ照明103bは、共焦点ミラーアセンブリ104a、104bに送達され得、照明103aおよび103bのビームが、反対方向に伝播するようになっている。
図1Hには示されていないが、プラズマ特徴106a、106dは、長いガス封じ込め構造体105(たとえば、ガラスバルブもしくはチューブ)の中で、または、一連の個々のガス封じ込め構造体105(たとえば、ガラスバルブもしくはチューブ)の中で形成され得るということが本明細書で留意される。代替的に、チャンバタイプのガス封じ込め構造体が利用され得、それは、照明オプティクス104a〜104dのうちの1つまたは複数を収容し、ガス109およびプラズマ特徴106a〜106dを含有している。
図1Hは、それぞれの共焦点ミラー104a、104bに沿って複数回発生するポンプ照明のフォーカスを示しているが、これは、本開示における限定ではない。たとえば、1つ以上の照明光学エレメントは、ガス封じ込め構造体105(図1Hに示されていない)のガス109の中に複数のフォーカルスポットを作り出すための任意の数の光学エレメントを含むことが可能である。たとえば、複数のプラズマ特徴106a〜106dは、図1Hのシステム100のそれぞれの焦点を再び合わせる段階において、別々の光学エレメントを使用して実現され得る。この点において、ポンピング照明が細長いフォーカススポット113a〜113dのうちの1つに焦点を再び合わせられるたびに、別々の光学エレメントが使用され得る。別々の光学エレメントは、それに限定されないが、球面の光学エレメント、非球面の光学エレメント、または円筒形状の光学エレメントを含む、当技術分野で公知の任意のタイプの光学エレメント(たとえば、レンズまたはミラー)を含むことが可能である。それぞれの段階において別々の光学エレメントを使用することは、改善されたアライメント性能、および、累積された収差を補正する能力を提供するということが本明細書で認識される。
図1I〜図1Jは、本開示の1つ以上の実施形態による、システム100の照明光学エレメントのうちの1つまたは複数として、1つ以上のアキシコンレンズを使用することを図示している。1つの実施形態では、アキシコンレンズ104a、104bの1つまたは複数は、収集経路111の収集方向に沿って、細長いプラズマ106を形成することが可能である。別の実施形態では、アキシコンレンズ104a、104bは、細長いフォーカルスポット113を形成することが可能であり、細長いプラズマ106が、ガス封じ込め構造体105の中の収集経路111に沿った位置に形成されるようになっている。本開示の1つ以上のアキシコンレンズは、平凸形アキシコンレンズ(104a)、平凹形アキシコンレンズ(104b)、または、平凹形および平凸形104a、104bの組み合わせを含むことが可能であるということが本明細書で留意される。図1I(および/または図1J)のシステム100の実施形態は、平凸形レンズ104aおよび平凹形レンズ104bの両方の使用を必要としているわけではないということが本明細書で留意される。むしろ、図1I(および、図1J)のアキシコンレンズ104aおよび104bは、単独でまたは組み合わせで実装され得るということが認識される。
ガス封じ込め構造体は、本開示の全体を通して説明されている任意の形態をとることが可能であり、図1Iの構成に限定されないということが本明細書で留意される。たとえば、ガス封じ込め構造体105は、入口ウィンドウおよび/または出口ウィンドウを装備しているチャンバから構成され、細長いプラズマ106および光学エレメント104a、104bを含有することが可能である。
別の実施形態では、図1Jに示されているように、1つ以上のアキシコンレンズ104a、104bは、アキシコンリフレクタパイプアセンブリ123の中のリフレクタパイプ104cに組み合わせられている。図1Jに示されているように、アキシコンリフレクタパイプアセンブリ123は、収集経路111に沿って、細長いプラズマ特徴106a、106bのセットを形成するように構成されている。1つの実施形態では、リフレクタパイプ104c(たとえば、キャピラリーリフレクタパイプ)が、1つ以上のアキシコンレンズ104a、104bの出力に配置されており、リフレクタパイプ104cの中のいくつかの場所においてアキシコンレンズ104a、104bの焦点を合わせられた光を受け入れるようになっている。この点において、アキシコンレンズ104a、104bは、第1のフォーカルスポット113aを形成する役目を果たしており、それは、第1のプラズマ特徴106aを作り出す。別の実施形態では、ポンプ照明103は、内部に反射的なパイプ104cの長さを横断するように連続しており、追加的なフォーカルスポット113bを形成することが可能であり、それは、追加的なプラズマ特徴106bを作り出す。このプロセスは、任意の数のフォーカルスポットにわたって繰り返され、リフレクタパイプ104cの長さにわたって任意の数の細長いプラズマ特徴を形成することが可能であるということが認識される。
1つの実施形態では、リフレクタパイプ104cはシールされている。たとえば、図1Jに示されているように、リフレクタパイプ104cは、リフレクタパイプ104cの入口および出口に位置決めされているウィンドウ121a、121bの対を含むことが可能である。たとえば、ウィンドウ121a、121bは、リフレクタパイプ104cの中に囲まれた体積を形成する役目を果たすことが可能である。この点において、リフレクタパイプ104c/ウィンドウ121a、121bアセンブリは、ガス封じ込め構造体105としての役目を果たすことが可能である。別の実施形態では、ウィンドウ121a、121bは、ポンプ照明103、および、プラズマ特徴106a、106bによって放出される広帯域照明107a、107bに対して透明であるように選択され得る。別の実施形態では、出口ウィンドウ121bは、それがポンプ照明103を反射するように選択され得る。この点において、ポンプ照明103は、反射的なパイプ104cのキャビティの中へ戻すように反射的であり、プラズマ特徴106a、106bの追加的なポンピングを提供することが可能である。図1Jの実施形態は、アキシコンレンズ104a、104bの使用に限定されず、リフレクタパイプ104cの中でポンプ照明103の焦点を合わせるのに適切な任意の光学エレメントと組み合わせられ得るということがさらに留意される。
図1K〜図1Lは、本発明の1つの実施形態による、システム100の収集経路111に沿ってプラズマ特徴106a〜106eのセットを形成するのに適切なマルチパスリフレクタパイプ122を図示している。図1K〜図1Lのマルチパスリフレクタパイプ122は、収集経路107に沿って1つ以上のフォーカルスポットにポンプ照明の焦点を合わせるための照明光学エレメントのうちの1つまたは複数としての役目を果たすことが可能であるということが本明細書で留意される。
明確化の目的のために、ポンプ照明の光線の単一のセットだけが、図1Kに示されているということが本明細書でさらに留意される。入力照明103aは、マルチパスリフレクタパイプ122の入力において複数の方向から出てくることが可能であるということが本明細書で認識される。1つの実施形態では、図1Kに示されているように、マルチパスリフレクタパイプ122は、円錐形状のミラー124および平坦なミラー125を含む。平坦なミラー125は、円錐形状のミラー124からキャビティの反対側端部に配設されている。1つの実施形態では、マルチパスパイプ122は、共焦点共振器としての役目を果たしている。
1つの実施形態では、第1のNAを有するポンプ照明103aは、フォーカルスポット(明確化の目的のために示されていない)に焦点を合わせられ、細長いプラズマ106aの少なくとも一部分を形成している。そして、ポンプ照明は、第2のNAを有するポンプ照明103bの第2のパスに沿って共振器124を通って反射して戻される。また、第2のパス103bからのポンプ照明は、細長いプラズマ106aの一部分を形成する役目を果たしている。このプロセスは、第3のNAを有するポンプ照明の第3のパス103cに関して再び繰り返され(などと続く)、ここで、また、ポンプ照明103cの第3のパスは、細長いプラズマ106aの形成に貢献する役目を果たす。明確化の目的のために、ポンプ照明103a〜103cの3つのパスだけが、図1Kに示されているということが留意される。しかし、これは、この実施形態に関する限定ではないということがさらに留意される。マルチパスパイプ122の中の複数のパスが、クロッキング(clocking)およびポンプ照明のNAの調節の組み合わせを使用して実現され得る。
別の実施形態では、リフレクタパイプ122および/または円錐形状のミラー124の反射的な壁部は、プラズマ106aに放出されてプラズマ106aへ戻される広帯域光107、または、広帯域光107の一部分を反射するように構成されている。この点において、リフレクタパイプ122は、広帯域光107、または、広帯域光107の一部分を使用して、プラズマ106aをポンピングすることが可能である。1つの実施形態では、円錐形状のミラー124、および/または、リフレクタパイプ122の内部壁部は、広帯域光107、または、広帯域光の選択されたスペクトルの部分に対して反射的となるように構成され得る。広帯域光でプラズマ106aをさらにポンピングすることは、システム100の改善された効率を提供することが可能であるということが本明細書で留意される。
図1Lに示されているように、マルチパスリフレクタパイプ122は、パイプ122の入力において複数の方向からポンプ照明103を受け入れることが可能である。この点において、マルチパスリフレクタパイプ122は、収集方向107に沿って複数のプラズマ特徴106a〜106eを形成することが可能である。
再び図1Kを参照すると、マルチパスリフレクタパイプ122は、エキシマレーザの文脈において実装され得る。たとえば、図1Kに示されているように、システム100は、リフレクタパイプ122の反対側端部に配設されているキャビティミラー126、128の対を含むことが可能である。この点において、マルチパスリフレクタパイプ122のポンプ照明103a〜103cの横断方向の幾何学形状は、エキシマレーザに関するゲイン媒体としての役目を果たすことが可能である。エキシマレーザの動作は、2014年12月15日に出願された米国特許出願第14/571,100号に説明されており、それは、以前に、その全体が本願に引用して援用されている。
図1M〜図1Nは、本開示の1つ以上の実施形態による、システム100のポンプ源102としての役目を果たす光ファイバエレメント131a〜131eのセットを図示している。1つの実施形態では、光ファイバエレメント(たとえば、光ファイバ)のセットは、選択された方向に沿ってプラズマ特徴132a〜132eのセットを維持するように構成されている。この点において、1つ以上の光ファイバエレメント131a〜131eは、選択された方向に沿ってガスの中に配置されているフォーカルスポットのセットにポンプ照明103a〜103eを送達し、プラズマ特徴132a〜132eを形成することが可能である。1つの実施形態では、それぞれの光ファイバ131a〜131eからのポンプ照明は、図1M〜図1Nに示されているように、ガス/プラズマの特定の部分に結像される。1つの実施形態では、光ファイバ131a〜131eは、空間的に配置されており、選択されるプラズマ形状および/または配向を形成することが可能である。1つの実施形態では、光ファイバ131a〜131eが実質的に共通の平面の中に配置されている場合では、プラズマ特徴132a〜132eは、図1Mに示されているように、選択された方向に沿って配向されている細長いプラズマ構造体106を形成することが可能である。1つの実施形態では、図1Mに示されているように、プラズマ特徴132a〜132eが、収集方向に沿って配置されており、広帯域照明107が、ポンプ照明131a〜131eに対して横断する方向に沿って収集されるようになっている。別の実施形態では、図1Nに示されているように、プラズマ特徴132a〜132eは、収集方向に沿って配置されており、広帯域照明107が、ポンプ照明131a〜131eに対して斜めになっている方向に沿って収集されるようになっている。プラズマ構造体106の配向および形状は、光ファイバ131a〜131eの位置の調節を通して調節され得るということが本明細書で留意される。この点において、光ファイバ131a〜131eは、所望の通りにプラズマ形状および/または配向を調節するために、個別に作動させられ得る。
図1O〜図1Pは、本開示の1つ以上の実施形態による、プラズマ106を形状決めするために照明の複数の波長を放出するように構成されているポンプ源150を図示している。1つの実施形態では、図1O〜図1Pに示されているように、ポンプ源102(たとえば、レーザ源の光ファイバ出力)は、複数の波長(たとえば、λ、λなど)を含む照明103を放出することが可能である。ポンプ照明103の2つのスペクトル成分だけが、明確化の目的のために、図1Oおよび図1Pに示されているということが本明細書で留意される。
1つの実施形態では、図1Oに示されているように、1つ以上の照明光学エレメントは、それに限定されないが、分散的な光学エレメント104を含むことが可能である。たとえば、分散的な光学エレメントは、それに限定されないが、レンズまたはプリズムを含むことが可能である。1つの実施形態では、分散的なレンズの場合では、ポンプ照明103のスペクトル成分は、異なる位置(たとえば、ポンプ方向に沿った異なる位置)に焦点を合わせられ、それによって、図1Oに示されているように、一連のプラズマ特徴152a、152bを形成することが可能である。マルチ波長ポンプ照明103のそれぞれのスペクトル成分の焦点を異なる位置に合わせることによって、分散的なレンズ104は、所望の通りにプラズマ構造体106を形状決めすることが可能である。たとえば、図1Oに示されているように、分散的なレンズ104は、細長いプラズマ構造体106を形成することが可能である。この実施形態は、2つのプラズマ特徴152a、152bの形成に限定されず、それは、単に例示目的のためだけに提供されているということが本明細書で留意される。
別の実施形態では、図1Pに示されているように、システム100は、1つ以上の方向エレメント154を含む。たとえば、図1Pに示されているように、1つ以上の方向エレメント154は、それに限定されないが、回折格子またはプリズムなどを含むことが可能である。1つの実施形態では、ポンプ照明103のスペクトル成分は、図1Pに示されているように、方向エレメント154およびレンズ104を使用して、所与のスペクトル成分の波長(たとえば、λ、λなど)に基づいて、異なる位置に方向付けされて焦点を合わせられ得る。この点において、図1Pに示されているような一連のプラズマ特徴152a、152b(など)は、入射するポンプ照明103に対して横断する方向に沿って、ポンプ照明103によって形成され得る。たとえば、方向エレメント154は、プラズマ構造体106の最短寸法が照明ポンピングの方向(たとえば、図1Pにおいてy方向)に沿って配向されるように配向されている細長いプラズマ構造体106を形成することが可能である。さらに、示されてはいないが、収集オプティクス108は、プラズマ構造体106の最大寸法(たとえば、図1Pにおいて、x方向)に沿って、広帯域放射107を収集するように配向され得る。
別の実施形態では、ポンプ源102は調節可能である。たとえば、ポンプ源102の出力のスペクトルのプロファイルは調節可能であることが可能である。この点において、ポンプ源102は、選択された波長または波長範囲のポンプ照明102を放出するために調節され得る。別の実施形態では、プラズマ構造体106の形状および/またはサイズ(たとえば、収集方向に沿った長さ)は、図1Oおよび図1Pの分散的なエレメントおよび/または方向エレメントと組み合わせて、調節可能なポンプ源を使用することによって動的に調節され得る。当技術分野で公知の任意の調節可能なポンプ源は、システム100の中の実装形態にとって適切であるということが留意される。たとえば、調節可能なポンプ源は、それに限定されないが、1つ以上の調節可能な波長レーザを含むことが可能である。たとえば、調節可能なポンプ源は、それに限定されないが、1つ以上のダイオードレーザを含むことが可能である。
図1Q〜図1Rは、本開示の1つ以上の実施形態による、システム100の照明光学エレメント104のうちの1つまたは複数として使用するための非球面光学エレメント162の概略図を図示している。1つの実施形態では、非球面光学エレメント162は、ポンプ源102(図1Q〜図1Rに示されていない)からポンプ照明103を受け入れることが可能である。たとえば、図1Qに示されているように、非球面光学エレメント162は、それに限定されないが、1つ以上の光ファイバまたはビーム成形オプティクスのセットなどのような、ポンプ源102から、発散的な照明を受け入れることが可能である。そして、非球面光学エレメント162は、ガス封じ込め構造体107の中に封じ込められているガス109/プラズマ106の中のラインフォーカスに、ポンプ照明103の焦点を合わせることが可能である。この点において、ラインフォーカス113は、図1Rに示されているように、細長いプラズマ106を確立および/または持続するように作用することが可能である。
非球面光学エレメント162は、ポンプ源102からラインフォーカス113に沿った異なる場所へ、ポンプ照明103の特定の部分(たとえば、特定の光線)をマッピングするように構成されている。入力パワー分配に適合するようにマッピング機能を選択することによって、ラインフォーカスに沿って均一なパワーが実現され得るということが本明細書で留意される。非球面光学エレメント162は、当技術分野で公知の任意の非球面エレメントを含むことが可能である。たとえば、非球面光学エレメント162は、それに限定されないが、1つ以上の非球面ミラーまたは1つ以上の非球面レンズを含むことが可能である。
別の実施形態では、収集方向(図1Rにおいて、x方向)に沿ってプラズマ106によって放出される広帯域放射107は、ガス封じ込め構造体105の透明な部分(たとえば、透明なチューブの透明な端部または出口ウィンドウ166)を通して透過される。
再び図1Bを参照すると、ガス封じ込め構造体105(たとえば、チャンバ、バルブ、およびチューブなど)の透明な部分は、ポンプ照明103および/または広帯域放射107に対して少なくとも部分的に透明な、当技術分野で公知の任意の材料から形成され得る。1つの実施形態では、ガス封じ込め構造体105の透明な部分は、プラズマ106によって発生させられるEUV放射、VUV放射、DUV放射、UV放射、および/または可視光に対して少なくとも部分的に透明な、当技術分野で公知の任意の材料から形成され得る。別の実施形態では、ガス封じ込め構造体105の透過する部分は、ポンプ源102からのIR放射、可視光、および/またはUV光に対して少なくとも部分的に透明な、当技術分野で公知の任意の材料から形成され得る。
いくつかの実施形態では、ガス封じ込め構造体105の透明な部分は、低OH含有量溶融シリカガラス材料から形成され得る。他の実施形態では、ガス封じ込め構造体105の透明な部分は、高OH含有量溶融シリカガラス材料から形成され得る。たとえば、ガス封じ込め構造体105の透明な部分は、それに限定されないが、SUPRASIL 1、SUPRASIL 2、SUPRASIL 300、SUPRASIL 310、HERALUX PLUS、およびHERALUX−VUVなどを含むことが可能である。他の実施形態では、ガス封じ込め構造体105の透明な部分は、それに限定されないが、CaF、MgF、結晶質の水晶、およびサファイヤを含むことが可能である。それに限定されないが、CaF、MgF、結晶質の水晶、およびサファイヤなどのような材料は、短波長放射(たとえば、λ<190nm)に対して透明度を提供するということが本明細書で留意される。本開示のガス封じ込め構造体105(たとえば、チャンバウィンドウ、ガラスバルブ、ガラスチューブ、または透過エレメント)の透明な部分についての実装形態にとって適切なさまざまなガラスが、エー シュライバーら(A.Schreiber et al.)、Radiation Resistance of Quartz Glass for VUV Discharge Lamps, J.Phys.D: Appl.Phys.38(2005),3242−3250に詳細に議論されており、それは、その全体が本願に引用して援用されている。
1つの実施形態では、ガス封じ込め構造体105は、ポンプ照明104の吸収のときにプラズマを発生させるのに適切な、当技術分野で公知の任意の選択されたガス(たとえば、アルゴン、キセノン、または水銀など)を封じ込めることが可能である。1つの実施形態では、ポンプ源102からの照明103の焦点をガス109の体積の中へ合わせることは、エネルギーがガス封じ込め構造体105の中のガスまたはプラズマによって(たとえば、1つ以上の選択された吸収線を通して)吸収されることを引き起こし、それによって、プラズマを発生および/または維持するために、ガス種を「ポンピング」する。
システム100は、さまざまなガス環境においてプラズマ106を開始および/または維持するために利用され得るということが本明細書で企図されている。1つの実施形態では、プラズマ106を開始および/または持続するために使用されるガスは、希ガス、不活性ガス(たとえば、希ガスもしくは非希ガス)、または非不活性ガス(たとえば、水銀)を含むことが可能である。別の実施形態では、プラズマ106を開始および/または持続するために使用されるガスは、2つ以上のガスの混合物(たとえば、不活性ガスの混合物、不活性ガスと非不活性ガスの混合物、または、非不活性ガスの混合物)を含むことが可能である。別の実施形態では、ガスは、希ガスおよび1つ以上のトレース材料(たとえば、金属ハロゲン化物および遷移金属など)の混合物を含むことが可能である。
例として、プラズマ106を発生させるために使用されるガスの体積は、アルゴンを含むことが可能である。たとえば、ガスは、5atmを超える圧力(たとえば、20〜50atm)で保持された実質的に純粋なアルゴンガスを含むことが可能である。別の場合では、ガスは、5atmを超える圧力(たとえば、20〜50atm)で保持された実質的に純粋なクリプトンガスを含むことが可能である。別の場合では、ガスは、2つのガスの混合物を含むことが可能である。
本発明は、多数のガスに拡張され得るということがさらに留意される。たとえば、本発明における実装形態にとって適切なガスは、それに限定されないが、Xe、Ar、Ne、Kr、He、N、HO、O、H、D、F、CH、1つ以上の金属ハロゲン化物、ハロゲン、Hg、Cd、Zn、Sn、Ga、Fe、Li、Na、Ar:Xe、ArHg、およびKrHg、XeHgなどを含むことが可能である。一般的な意味で、システム100は、任意の光ポンピング式のプラズマ発生システムまで拡張するように解釈されるべきであり、また、ガス封じ込め構造体の中にプラズマを維持するのに適切な任意のタイプのガスまで拡張するようにさらに解釈されるべきである。
LSPシステム100は、任意の数およびタイプの追加的な光学エレメントを含むことが可能であるということが本明細書で留意される。1つの実施形態では、LSPシステム100は、収集エレメント108からの照明を下流のオプティクスに方向付けするように配置されている1つ以上の追加的な光学エレメントを含むことが可能である。別の実施形態では、オプティクスのセットは、LSPシステム100の照明経路または収集経路のいずれかに沿って設置されている1つ以上のレンズを含むことが可能である。1つ以上のレンズは、ポンプ源102からの照明の焦点を、ガス封じ込め構造体105の中のガスの体積の中へ合わせるために利用され得る。代替的に、1つ以上の追加的なレンズは、プラズマ106から出てくる広帯域光の焦点を、選択された光学デバイス、ターゲット、またはフォーカルポイントに合わせるために利用され得る。
別の実施形態では、オプティクスのセットは、LSPシステム100の照明経路または収集経路のいずれかに沿って設置されている1つ以上のフィルタを含むことが可能であり、光がガス封じ込め構造体105に進入する前に照明をフィルタに通すようになっており、または、プラズマ106からの光の放出に続く照明をフィルタに通すようになっている。本明細書で説明されているようなLSPシステム100のオプティクスのセットは、単に図示のためだけに提供されており、限定するものとして解釈されるべきではないということが本明細書で留意される。多数の均等物または追加的な光学的構成が、本開示の範囲内で利用され得るということが予測される。
別の実施形態では、システム100のポンプ源102は、1つ以上のレーザを含むことが可能である。一般的な意味で、ポンプ源102は、当技術分野で公知の任意のレーザシステムを含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102は、電磁スペクトルの赤外線部分、可視光部分、または紫外線部分の中の放射線を放出することができる、当技術分野で公知の任意のレーザシステムを含むことが可能である。1つの実施形態では、ポンプ源102は、連続波(CW)レーザ放射を放出するように構成されているレーザシステムを含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102は、1つ以上のCW赤外線レーザ源を含むことが可能である。たとえば、ガス封じ込め構造体105の中のガスがアルゴンであるかまたはアルゴンを含むセッティングでは、ポンプ源102は、1069nmで放射線を放出するように構成されているCWレーザ(たとえば、ファイバレーザまたはディスクYbレーザ)を含むことが可能である。この波長は、アルゴンの中の1068nm吸収線に適合しており、そういうわけで、アルゴンガスをポンピングするのにとりわけ有用であるということが留意される。CWレーザの上述の説明は、限定するものではなく、当技術分野で公知の任意のレーザが、本発明の文脈において実装され得るということが本明細書で留意される。
別の実施形態では、ポンプ源102は、1つ以上のダイオードレーザを含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102は、ガス封じ込め構造体105の中に封じ込められているガスの種の任意の1つ以上の吸収線に対応する波長で放射線を放出する1つ以上のダイオードレーザを含むことが可能である。一般的な意味で、ポンプ源102のダイオードレーザは、実装形態に関して選択され得、ダイオードレーザの波長が、任意のプラズマの任意の吸収線(たとえば、イオン性転移線)、または、当技術分野で公知のプラズマ生成ガスの任意の吸収線(たとえば、高励起状態の中性転移線)にチューニングされるようになっている。そういうわけで、所与のダイオードレーザ(または、ダイオードレーザのセット)を選ぶことは、システム100のガス封じ込め構造体105の中に封じ込められているガスのタイプに依存することとなる。
別の実施形態では、ポンプ源102は、イオンレーザを含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102は、当技術分野で公知の任意の希ガスイオンレーザを含むことが可能である。たとえば、アルゴンベースのプラズマの場合では、アルゴンイオンをポンピングするために使用されるポンプ源102は、Ar+レーザを含むことが可能である。
別の実施形態では、ポンプ源102は、1つ以上の周波数変換レーザシステムを含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102は、100ワットを超えるパワーレベルを有するNd:YAGレーザまたはNd:YLFレーザを含むことが可能である。別の実施形態では、ポンプ源102は、広帯域レーザを含むことが可能である。別の実施形態では、ポンプ源102は、変調されたレーザ放射線またはパルス状のレーザ放射線を放出するように構成されているレーザシステムを含むことが可能である。
別の実施形態では、ポンプ源102は、実質的に一定のパワーでレーザ光をプラズマ106に提供するように構成されている1つ以上のレーザを含むことが可能である。別の実施形態では、ポンプ源102は、変調されたレーザ光をプラズマ106に提供するように構成されている1つ以上の変調されたレーザを含むことが可能である。別の実施形態では、ポンプ源102は、パルス状のレーザ光をプラズマ106に提供するように構成されている1つ以上のパルス状のレーザを含むことが可能である。
別の実施形態では、ポンプ源102は、1つ以上の非レーザ源を含むことが可能である。一般的な意味で、ポンプ源102は、当技術分野で公知の任意の非レーザ光源を含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102は、電磁スペクトルの赤外線部分、可視光部分、または紫外線部分の中の放射線を離散的にまたは連続的に放出することができる、当技術分野で公知の任意の非レーザシステムを含むことが可能である。
別の実施形態では、ポンプ源102は、2つ以上の光源を含むことが可能である。1つの実施形態では、ポンプ源102は、2つ以上のレーザを含むことが可能である。たとえば、ポンプ源102(または、「供給源」)は、複数のダイオードレーザを含むことが可能である。別の例として、ポンプ源102は、複数のCWレーザを含むことが可能である。別の実施形態では、2つ以上のレーザのそれぞれが、システム100のガス封じ込め構造体105の中のガスまたはプラズマの異なる吸収線にチューニングされたレーザ放射線を放出することが可能である。この点において、複数のパルス源は、異なる波長の照明をガス封じ込め構造体105の中のガスへ提供することが可能である。
本明細書で説明されている主題は、他のコンポーネントの中に含有されているか、または、他のコンポーネントに接続されている、異なるコンポーネントを図示している場合がある。そのように示されているアーキテクチャは、単に例示的なものであるということ、および、実際に、同じ機能性を実現する多くの他のアーキテクチャが実装され得るということが理解されるべきである。概念的な意味で、同じ機能性を実現するためのコンポーネントの任意の配置は、所望の機能性が実現されるように、効果的に「関連付けられている」。したがって、特定の機能性を実現するために本明細書で組み合わせられている任意の2つのコンポーネントは、互いに「関連付けられている」ように見られ得、アーキテクチャまたは中間コンポーネントに関係なく、所望の機能性が実現されるようになっている。同様に、そのように関連付けられている任意の2つのコンポーネントは、所望の機能性を実現するために互いに「接続されている」または「連結されている」ものとして見られることも可能であり、そのように関連付けられることができる任意の2つのコンポーネントは、所望の機能性を実現するために互いに「連結可能」であるとして見られることも可能である。連結可能であることの特定の例は、それに限定されないが、物理的に相互作用可能なコンポーネントおよび/もしくは物理的に相互作用するコンポーネント、ならびに/または、ワイヤレスで相互作用可能なコンポーネントおよび/もしくはワイヤレスで相互作用するコンポーネント、ならびに/または、論理的に相互作用可能なコンポーネントおよび/もしくは論理的に相互作用するコンポーネントを含む。
本開示およびその付随する利点の多くは、先述の説明によって理解されることとなるということが考えられ、また、開示されている主題から逸脱することなく、または、その材料の利点のすべてを犠牲にすることなく、コンポーネントの形態、構造、および配置において、さまざまな変化がなされ得るということが明らかになることとなる。説明されている形態は、単に説明のためのものであり、また、そのような変化を包含することおよび含むということを、以下の特許請求の範囲は意図している。そのうえ、本発明は、添付の特許請求の範囲によって規定されているということが理解されるべきである。

Claims (31)

  1. レーザ維持プラズマ光源であって、
    ポンピング照明を発生させるように構成されているポンプ源と、
    1つ以上の照明光学エレメントと、
    ガスの体積を封じ込めるように構成されているガス封じ込め構造体と
    を含み、
    前記1つ以上の照明光学エレメントは、ポンプ照明をポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の1つ以上のフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガス封じ込め構造体の前記ガスの体積の中にプラズマを維持するように構成されており、かつ、選択された方向に沿って前記ガスの体積の中に配置されている複数のフォーカルスポットにポンプ照明をポンプ経路に沿って方向付けすることによって、前記選択された方向に沿って前記ガスの体積の中にガスで分離された複数のプラズマ特徴を同時に維持するように構成されており、
    前記レーザ維持プラズマ光源はさらに、
    収集経路に沿って前記プラズマによって放出された広帯域放射を収集するように構成されている1つ以上の収集光学エレメント
    を含み、
    前記1つ以上の照明光学エレメントは、前記収集経路の放出された広帯域光の伝播の方向に対して横断する方向に沿って、ポンプ照明が前記プラズマに衝突し、その結果、前記ポンプ照明が前記放出された広帯域放射から実質的に切り離されるように、前記ポンプ経路を画定するように構成されているレーザ維持プラズマ光源。
  2. 請求項1に記載の光源であって、ポンプ照明経路の前記ポンプ照明の開口数は、前記収集経路の前記放出された広帯域放射の開口数と重複していない光源。
  3. 請求項1に記載の光源であって、1つ以上の照明オプティクスは、その中の少なくともいくつかのプラズマ特徴が、第1の寸法と前記第1の寸法よりも大きい第2の寸法とを有する、複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されている光源。
  4. 請求項3に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、前記ポンプ経路のポンプ照明を、前記細長いプラズマ特徴のいくつかの前記第1の寸法に沿って方向付けするように構成されている光源。
  5. 請求項3に記載の光源であって、前記1つ以上の収集光学エレメントは、前記細長いプラズマ特徴のいくつかの前記第2の寸法に沿って放出された広帯域放射を収集するように構成されている光源。
  6. 請求項1に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されている光源。
  7. 請求項6に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されている円筒形状のレンズ
    を含む光源。
  8. 請求項6に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されている円筒形状のミラー
    を含む光源。
  9. 請求項6に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されている複数の円筒形状の共焦点ミラー
    を含む光源。
  10. 請求項6に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されているアキシコン
    を含む光源。
  11. 請求項1に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    選択された方向に沿って前記ガスの体積の中に配置されている複数のフォーカルスポットにポンプ照明を方向付けすることによって、前記選択された方向に沿って前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されている複数の円筒形状の共焦点ミラー
    を含む光源。
  12. 請求項11に記載の光源であって、前記ポンプ源は、
    ポンプ照明を第1の挿入ポイントを介して前記複数の円筒形状の共焦点ミラーに送達するように構成されている第1のポンプ源と、
    少なくとも、ポンプ照明を追加的な挿入ポイントを介して前記複数の円筒形状の共焦点ミラーに送達するように構成されている追加的なポンプ源と
    を含む光源。
  13. 請求項12に記載の光源であって、前記第1のポンプ源および前記追加的なポンプ源は、反対方向に伝播している光源。
  14. 請求項1に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    アキシコンと、
    ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されているリフレクタパイプと
    を含む光源。
  15. 請求項1に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    ポンプ照明を1つ以上のポンプ経路に沿って前記ガスの体積の中の複数の細長いフォーカルスポットに方向付けすることによって、前記ガスの体積の中に複数の細長いプラズマ特徴を維持するように構成されているマルチパスリフレクタパイプ
    を含む光源。
  16. 請求項15に記載の光源であって、前記マルチパスリフレクタパイプは、前記複数の細長いプラズマ特徴によって放出される前記広帯域放射を少なくとも部分的に反射している少なくとも1つのリフレクタエレメントを含み、前記少なくとも1つのリフレクタエレメントは、前記広帯域放射を介して前記プラズマをポンピングするために、前記複数の細長いプラズマ特徴によって放出された前記広帯域放射を前記プラズマの中へ方向付けするように構成されている光源。
  17. 請求項1に記載の光源であって、前記ポンプ源は、
    選択された方向に沿って前記ガスの中に配置されている複数のフォーカルスポットにポンプ照明を送達することによって、前記選択された方向に沿って複数のプラズマ特徴を維持するように構成されている複数の光ファイバエレメントであって、それぞれの光ファイバからのポンプ照明は、異なるフォーカルスポットに焦点を合わせられている、複数の光ファイバエレメント
    を含む光源。
  18. 請求項17に記載の光源であって、前記複数のプラズマ特徴は、細長いプラズマ構造体を形成するように位置決めされている光源。
  19. 請求項1に記載の光源であって、前記ポンプ源は、
    第1の波長でポンプ照明を放出し、前記第1の波長とは異なる追加的な波長で照明するように構成されているポンプ源
    を含む光源。
  20. 請求項19に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    前記第1の波長のポンプ照明の焦点を第1のフォーカルスポットに合わせることによって、第1のプラズマ特徴を形成するように構成されている分散的な光学エレメントであって、前記分散的な光学エレメントは、前記追加的な波長のポンプ照明の焦点を前記第1のフォーカルスポットとは異なる追加的なフォーカルスポットに合わせることによって、追加的なプラズマ特徴を形成するようにさらに構成されており、前記第1のプラズマ特徴および前記追加的なプラズマ特徴は、細長いプラズマ構造体を形成するように位置決めされている、分散的な光学エレメント
    を含む光源。
  21. 請求項1に記載の光源であって、前記ポンプ源は、
    調節可能なポンプ源によって放出されたポンプ照明の波長が調節可能である、調節可能なポンプ源
    を含む光源。
  22. 請求項21に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントは、
    第1の波長のポンプ照明の焦点を第1のフォーカルスポットに合わせることによって、第1のプラズマ特徴を形成するように構成されている分散的な光学エレメントを含み、前記分散的な光学エレメントは、追加的な波長のポンプ照明の焦点を前記第1のフォーカルスポットとは異なる追加的なフォーカルスポットに合わせることによって、追加的なプラズマ特徴を形成するようにさらに構成されており、前記第1のプラズマ特徴および前記追加的なプラズマ特徴は、細長いプラズマ構造体を形成するように位置決めされている光源。
  23. 請求項1に記載の光源であって、
    前記ポンプ源からのポンプ照明を受け入れるように、および、前記ポンプ照明の少なくとも一部分の焦点を前記ガスの体積の内側の複数の細長いフォーカルスポットに合わせるように構成されている非球面光学エレメント
    をさらに含む光源。
  24. 請求項1に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントまたは前記1つ以上の収集光学エレメントのうちの少なくとも1つは、前記ガス封じ込め構造体の外部に位置決めされている光源。
  25. 請求項1に記載の光源であって、前記1つ以上の照明光学エレメントまたは前記1つ以上の収集光学エレメントのうちの少なくとも1つは、前記ガス封じ込め構造体の内側に位置決めされている光源。
  26. 請求項1に記載の光源であって、前記ガス封じ込め構造体の少なくとも一部分は、前記ポンプ源からのポンプ照明に対して透明である光源。
  27. 請求項1に記載の光源であって、前記ガス封じ込め構造体の少なくとも一部分は、前記プラズマによって放出された広帯域放射に対して透明である光源。
  28. 請求項1に記載の光源であって、前記ガス封じ込め構造体の少なくとも一部分は、前記ポンプ源からのポンプ照明、および、前記プラズマによって放出された広帯域放射に対して透明である光源。
  29. 請求項1に記載の光源であって、前記ガス封じ込め構造体の透明な部分は、カルシウムフッ化物、フッ化マグネシウム、リチウムフッ化物、結晶質の水晶、サファイヤ、または溶融シリカのうちの少なくとも1つから形成されている光源。
  30. 請求項1に記載の光源であって、前記ガスは、
    不活性ガス、非不活性ガス、または、2つ以上のガスの混合物のうちの少なくとも1つ
    を含む光源。
  31. レーザ維持プラズマ光を発生させるための方法であって、
    ポンプ照明を発生させるステップと、
    ガス封じ込め構造体の中にガスの体積を封じ込めるステップと、
    選択された方向に沿って前記ガスの体積の中にガスで分離された複数の細長いプラズマ特徴を同時に維持するために、前記ポンプ照明の少なくとも一部分を、ポンプ経路に沿って、前記選択された方向に沿って配置された前記ガスの体積の中の複数のフォーカルスポットに焦点を合わせるステップと、
    前記細長いプラズマ特徴の軸線方向寸法によって画定されている収集経路に沿って、前記複数の細長いプラズマ特徴によって放出された広帯域放射を収集するステップと
    を含み、
    ポンプ照明は、前記細長いプラズマ特徴の前記軸線方向寸法によって画定されている前記収集経路に対して横断する方向に沿って、前記細長いプラズマ特徴に衝突する方法。
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