JP6597132B2 - 通知システム、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通知システム、方法およびプログラムに関する。
従来、出発前に目的地に予定通り到着させるための通知を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、ルートの現在の総所要時間を求め、基準時間(正常状態の総所要時間等)と比較することにより、出発推奨時刻の更新が必要であるか否かを判定する技術が開示されている。
特開2012−242301号公報
従来の技術においては、通知の必要がない場合に通知がなされることがあった。すなわち、通勤路など、予定経路の通行に際しては、多くの場合到着時刻が重要であり、所要時間の多寡は重要ではない。例えば、通常より多くの所要時間が必要である状況が発生した場合であっても、到着希望時刻に間に合うのであれば多くの利用者に不都合はない。このような場合に、利用者に対して警告がなされても利用者にとっては煩わしく、有益ではない。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、必要のない通知の発生を低減する技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、通知システムは、出発地から目的地までの予定経路を取得する予定経路取得部と、予定経路の通行履歴に基づいて目的地への到着希望時刻を推定する希望時刻推定部と、予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において予定経路を通行した場合に、到着希望時刻以前に目的地に到着していたか否かを、予定経路の通行履歴に基づいて判定する到着判定部と、到着希望時刻以前に目的地に到着していない場合、利用者に対して警告を通知し、到着希望時刻以前に目的地に到着していた場合、通知を行わない通知部と、を備える。
また、上記の目的を達成するため、出発地から目的地までの予定経路を取得する予定経路取得工程と、予定経路の通行履歴に基づいて目的地への到着希望時刻を推定する希望時刻推定工程と、予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において予定経路を通行した場合に、到着希望時刻以前に目的地に到着していたか否かを、予定経路の通行履歴に基づいて判定する到着判定工程と、到着希望時刻以前に目的地に到着していない場合、利用者に対して警告を通知し、到着希望時刻以前に目的地に到着していた場合、通知を行わない通知工程と、を含む通知方法が構成される。
さらに、上記の目的を達成するため、出発地から目的地までの予定経路を取得する予定経路取得機能と、予定経路の通行履歴に基づいて目的地への到着希望時刻を推定する希望時刻推定機能と、予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において予定経路を通行した場合に、到着希望時刻以前に目的地に到着していたか否かを、予定経路の通行履歴に基づいて判定する到着判定機能と、到着希望時刻以前に目的地に到着していない場合、利用者に対して警告を通知し、到着希望時刻以前に目的地に到着していた場合、通知を行わない通知機能と、をコンピュータに実現させる通知プログラムが構成される。
以上のように、通知システム、方法、プログラムでは、今回の交通状況と類似する交通状況下での通行履歴から、今回の通行経路の通行において到着希望時刻以前に目的地に到着できると推定できる場合には、警告を通知しない。すなわち、今回の交通状況と類似する交通状況下で過去に到着希望時刻以前に目的地に到着できていた場合、今回も到着希望時刻以前に目的地に到着できると推定することができる。
そして、このような場合においては、仮に通常よりも通行経路の所要時間が増加していたとしても、警告は必要ない。また、警告が行われると、利用者にとって煩わしい。さらに、警告が行われると、利用者に対して不必要に心理的な負担を与えかねない。しかし、通知システム、方法、プログラムにおいては、今回の通行経路の通行において到着希望時刻以前に目的地に到着できると推定できる場合には、警告を通知しないため、必要のない通知の発生を低減することができる。
通知システムを示すブロック図である。 図2Aは統計処理のフローチャート、図2Bは通知処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)通知システムの構成:
(2)統計処理:
(3)通知処理:
(4)他の実施形態:
(1)通知システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態である通知システム10の構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる通知システム10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20と、記録媒体30と通信部40とを備えており、制御部20は、当該ROMや記録媒体30に記録されたプログラムを実行することができる。通信部40は、車両Cおよび携帯端末Sと無線通信を行うための装置である。すなわち、制御部20は、通信部40を制御することにより、任意のタイミングで交通情報管理システムIや車両C、携帯端末Sと通信を行って、任意の情報を授受することができる。
交通情報管理システムIは、監視対象の道路を監視し、予め生成対象として設定された道路区間における渋滞度を示す交通情報を生成するシステムである。本実施形態において、交通情報は、渋滞区間の開始位置、渋滞区間の長さ、渋滞度(渋滞、空き等の多段階の度合い)を示す情報を含み、交通情報管理システムIは、予め決められた期間毎に監視を行い、各道路区間における交通情報を生成する。制御部20は、通信部40を制御し、既定のタイミングで交通情報管理システムIから任意の道路区間における交通情報を取得することができる。取得された交通情報は記録媒体30に記録される。
本実施形態において、通知システム10と通信可能な車両C、携帯端末Sは複数存在する。また、車両Cはナビゲーションシステム200を備えており、ナビゲーションシステム200は、経路案内処理を実行することができる。すなわち、ナビゲーションシステム200は、利用者から指示された出発地から目的地までの経路を取得し、当該経路に沿って車両Cを誘導するための案内を行う。
さらに、ナビゲーションシステム200は、既定のタイミングで通知システム10と通信を行って、車両Cが移動した移動経路に関する履歴情報(プローブ情報)を通知システム10に送信する機能を有している。すなわち、ナビゲーションシステム200は、車両Cの時刻毎の位置の履歴を取得して保持し、所定の送信タイミングで通知システム10に対して送信する。なお、本実施形態において、ナビゲーションシステム200から送信される履歴情報には、利用者を示すID(ナビゲーションシステム毎のIDや利用者毎のID等)と交通情報が含まれている。
本実施形態においてナビゲーションシステム200は、図示しない通信部によって交通情報管理システムIと通信することによって交通状況を特定した履歴情報を生成することができる。すなわち、ナビゲーションシステム200においては、車両の移動経路の履歴を収集する過程で経路における交通情報を収集し、履歴情報に対応づけて履歴情報を定義する。
携帯端末Sは、携帯可能なコンピュータであり、各種のアプリケーションプログラムを実行することができる。本実施形態において携帯端末Sは、通知システム10が出力した通知を携帯端末Sが備える表示部に表示させるアプリケーションプログラムを実行することができる。
以上のように、交通情報管理システムI、車両Cおよび携帯端末Sと通信可能な通知システム10において、通知システム10は、利用者が所望の到着時刻までに目的地に到着することを意図しながら日常の生活をおくっている状況において、当該目的地を推定し、当該目的地への到着が遅れないように通知を行う機能を有している。このために、ROMまたは記録媒体30には通知プログラム21が記録されており、制御部20は、当該通知プログラム21を実行することによって、当該通知を行うことができる。
通知プログラム21は、予定経路取得部21aと希望時刻推定部21bと到着判定部21cと通知部21dとを備えている。予定経路取得部21aは、出発地から目的地までの予定経路を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。本実施形態において、予定経路は利用者毎に予め決められる。このために、制御部20は、予定経路取得部21aの処理により、制御部20は、通信部40を介して、既定のタイミングでナビゲーションシステム200が送信する履歴情報を取得し、記録媒体30に保存する(履歴情報30a)。
このように、ナビゲーションシステム200から履歴情報が収集される状況下において、制御部20は、履歴情報30aに基づいて予定経路を取得する。すなわち、本実施形態において、履歴情報30aは車両Cの時刻毎の位置の履歴を示しているため、制御部20は、車両Cの移動開始地点を出発地、移動終了地点を目的地と見なす。
さらに、本実施形態において制御部20は、誤差が所定の範囲内の位置を同一位置と見なし、出発地と目的地とが同一の経路を一つの経路として特定する。さらに、制御部20は、履歴情報30aに含まれるIDに基づいて利用者毎に経路の履歴を特定する。そして、ある利用者の経路の履歴において1個の経路が特定されている場合、制御部20は、当該経路を予定経路として取得する。ある利用者の経路の履歴に複数個の経路が含まれる場合、制御部20は、履歴情報30aを参照し、目的地への到着時刻のばらつきが所定の判断基準よりも小さい経路を予定経路として取得する。
すなわち、目的地への到着時刻のばらつきが小さい場合、利用者が当該目的地に対して特定の時刻に到着するように意図していると推定される。そこで、経路の候補が複数個存在する場合、制御部20は、到着時刻のばらつきが小さい目的地への経路を予定経路として取得する。予定経路が取得されると、当該予定経路に関する履歴情報(利用者IDを含む)が統計情報30bとして記録される(以下、予定経路の履歴情報が複数回の走行について記録された場合の例を説明する)。
到着時刻のばらつきを判定するための指標としては、種々の指標を採用することが可能である。本実施形態においては、同一の経路の中で到着時刻が特定の範囲(例えば、10分以内の範囲等)であった履歴が全体の既定割合以上(例えば、95%以上)存在する場合、制御部20が当該経路を予定経路として取得する。統計情報30bには、当該到着時刻が特定の範囲に含まれる履歴の情報が記録される。むろん、このような構成の他にも種々の構成、例えば、標準偏差が閾値以下である経路が予定経路として取得される構成等が採用されてもよい。
希望時刻推定部21bは、予定経路の履歴に基づいて目的地への到着希望時刻および出発地からの出発希望時刻を推定する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。到着希望時刻は、利用者が当該時刻以前に目的地に到着することを意図している時刻であり、本実施形態において制御部20は、利用者毎の統計情報30bを参照し、予定経路の目的地への到着時刻の統計値を到着希望時刻として特定する。本実施形態において、当該統計値は、予定経路の目的地への到着時刻の中で最も遅い時刻である。
すなわち、統計情報30bに含まれる履歴は、利用者毎の予定経路の履歴から、到着時刻が例外的な値である5%の履歴を除外した履歴である。そこで、制御部20は、統計情報30bが示す到着時刻の中から最も遅い時刻を到着希望時刻として取得する処理を各利用者の予定経路について実行する。この結果、到着時刻の平均からの乖離が大きい履歴がノイズとして除去された後の統計値としての到着希望時刻が特定される。むろん、この構成は一例であり、他の統計値(例えば、平均値や中央値、最頻値等)が到着希望時刻として取得される構成であっても良い。
さらに、本実施形態において制御部20は、希望時刻推定部21bの処理により、予定経路の履歴に基づいて出発地からの出発希望時刻を推定する。すなわち、制御部20は、予定経路の出発地を出発した時刻の統計値(例えば、平均値や中央値、最頻値等)を特定し、利用者が意図している出発希望時刻として取得する。むろん、出発希望時刻の特定も、利用者毎に実行される。
到着判定部21cは、予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において予定経路を通行した場合に、到着希望時刻以前に目的地に到着していたか否かを、予定経路の通行履歴に基づいて判定する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。制御部20は、到着判定部21cの処理により、予め決められたタイミングで、統計情報30bを参照し、利用者毎の各予定経路の情報を統計解析する。具体的には、各予定経路の交通情報を解析して交通状況を特定し、交通状況が類似する履歴同士をグループ化する。
交通状況の類似は、種々の手法で判定可能である。本実施形態において制御部20は、渋滞度、位置、長さ等のいずれかの要素または複数の要素の値が一致している場合や、値の差異が閾値以内である場合に交通状況が類似していると見なす。交通状況が類似している履歴がグループ化されると、制御部20は、交通状況が類似している各履歴における目的地への到着時刻を取得し、統計値(例えば、平均値や中央値、最頻値等)を特定する。そして、制御部20は、各グループについて到着時刻の統計値を取得し、統計情報30bとして記録する。この結果、各予定経路における交通状況毎の到着時刻の統計値が統計情報30bに記録された状態となる。なお、当該統計処理は、各利用者の予定経路について行われる。
予め決められたタイミングで、以上のような統計情報30bの整備が行われる状況において、制御部20は、通信部40を介して今回の交通状況を取得する。すなわち、制御部20は、通信部40を介して交通情報管理システムIと通信を行い、統計情報30bに記録された予定経路の交通状況を示す交通情報を取得する。
今回の交通状況が取得されると、制御部20は、統計情報30bを参照し、今回の交通状況と類似する交通状況についての到着時刻を特定する。そして、制御部20は、今回の交通状況と類似する交通状況における到着時刻と、到着希望時刻とを比較し、今回の交通状況と類似する交通状況における到着時刻が到着希望時刻以前であれば、利用者は到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定する。この構成によれば、到着希望時刻以前に到着していたか否かを交通状況毎に判定する構成を簡易な構成によって実現することができる。
なお、当該判定は、利用者毎のタイミングで実行される。すなわち、利用者毎に出発希望時刻が異なり、当該判定および判定に応じた通知(後述)は出発希望時刻よりも前の時刻において実行される。このため、制御部20は、各利用者の出発希望時刻よりも前の時刻において、各利用者についての判定を実行する。
通知部21dは、到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定されない場合、利用者に対して警告を通知し、到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定された場合、通知を行わない機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定されない場合、制御部20は、通信部40を介して制御信号を携帯端末Sに送信し、利用者に対して警告を通知する。警告は種々の態様で実行して良く、例えば、音声や画像によって遅刻の警告を出力する構成等を採用可能である。
一方、今回の交通状況と類似する交通状況下で過去に到着希望時刻以前に目的地に到着できていた場合、今回も到着希望時刻以前に目的地に到着できると推定することができる。そして、このような場合においては、仮に通常よりも通行経路の所要時間が増加していたとしても、警告は必要ない。また、警告が行われると、利用者にとって煩わしい。さらに、警告が行われると、利用者に対して不必要に心理的な負担を与えかねない。そこで、本実施形態において制御部20は、今回の交通状況と類似する交通状況下で過去に到着希望時刻以前に目的地に到着できていた場合、携帯端末Sに対する通知を行わない。この結果、不必要な通知が行われることを低減することができる。
(2)統計処理:
次に上述の構成における統計処理を詳細に説明する。図2Aは、当該統計処理を示すフローチャートである。制御部20は、ナビゲーションシステム200から履歴情報が収集される状況下において、既定のタイミング(例えば、一定期間毎のタイミング)で各利用者の履歴情報について統計処理を実行する。ある利用者を処理対象の利用者とした統計処理が開始されると、制御部20は、予定経路取得部21aの処理により、履歴情報から候補経路を取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、履歴情報30aを参照し、処理対象の利用者の移動履歴の出発地および目的地を特定する。また、制御部20は、同一と見なすことができる出発地および目的地を整理し、出発地と目的地とが共通の経路を同一の経路と見なし、候補経路として取得する。
次に、制御部20は、予定経路取得部21aの処理により、候補経路毎に到着時刻のばらつきを取得する(ステップS105)。すなわち、制御部20は、履歴情報30aを参照し、候補経路毎の目的地への到着時刻を取得する。そして、到着時刻が特定の範囲に含まれる履歴が全体の何割存在するか特定する。次に、制御部20は、予定経路取得部21aの処理により、ばらつきが所定の判断基準よりも小さい候補経路を予定経路に設定する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、到着時刻が特定の範囲に含まれる履歴が既定割合以上の候補経路を予定経路とする。予定経路が設定されると、制御部20は、到着時刻が特定の範囲に含まれる履歴を抽出し、抽出された履歴情報を統計情報30bとして記録媒体30に記録する。この結果、到着時刻が例外的な時刻となっている5%の履歴が除外された状態で統計情報30bが定義される。
次に、制御部20は、希望時刻推定部21bの処理により、到着希望時刻と出発希望時刻を取得する。すなわち、制御部20は、ステップS110で設定された予定経路の目的地に対応づけられた到着時刻の中から最も遅い時刻を特定し、到着希望時刻として取得する。さらに、制御部20は、ステップS110で設定された予定経路の出発地に対応づけられた出発時刻の統計値(例えば、平均値や中央値、最頻値等)を出発希望時刻として取得する。
次に、制御部20は、到着判定部21cの処理により、統計情報30bを参照し、交通状況毎の統計情報を取得する(ステップS120)。すなわち、制御部20は、統計情報30bを参照し、ステップS110で設定された予定経路に対応づけられた交通情報に基づいて、交通状況が類似している履歴同士で到着時刻の統計値を取得し、対応づけて統計情報30bとして記録する。
(3)通知処理:
次に上述の構成における通知処理を詳細に説明する。図2Bは、当該通知処理を示すフローチャートである。当該通知処理は、予定経路に沿った通行の開始より前に行われる。すなわち、携帯端末Sおよび車両Cの利用者は、日常的に予定経路を車両Cで走行して通勤等のために移動を行っており、通知システム10は、各利用者が日常的な移動を行う前に必要に応じて通知を行う。このため、通知システムは、各利用者の出発希望時刻よりも前の時刻において各利用者について通知処理を開始する。出発希望時刻よりも前の時刻は、当該時刻に通知が行われることによって到着希望時刻以前に到着できる可能性を高めるような時刻であればよく、本実施形態においては、出発希望時刻よりも既定期間前の時刻である。
ある利用者についての通知処理において、制御部20は、到着判定部21cの処理により、現在時刻が出発時刻より既定期間前の時刻であるか否かを判定する(ステップS200)。すなわち、制御部20は、出発時刻より既定期間前の時刻を予め特定しており、現在時刻を監視し、当該現在時刻と出発時刻より既定期間前の時刻とを比較することにより、現在時刻が出発時刻より既定期間前の時刻となったか否かを判定する。ステップS200においては、出発時刻より既定期間前の時刻であると判定されるまで、一定期間(例えば、100ms)毎にステップS200の判定を繰り返す。
ステップS200において、出発時刻より既定期間前の時刻であると判定されると、制御部20は、到着判定部21cの処理により、通信部40を介して今回の交通状況を取得する(ステップS210)。すなわち、制御部20は、統計情報30bを参照して処理対象の利用者の予定経路を特定し、通信部40を介して当該予定経路の交通情報の送信要求を交通情報管理システムIに対して送信する。この結果、交通情報管理システムIからは当該予定経路の交通情報が送信され、制御部20は、通信部40を介して当該交通情報を取得する。制御部20は、当該交通情報が示す予定経路についての交通状況を今回の交通状況として取得する。
次に、制御部20は、到着判定部21cの処理により、類似の交通状況が存在するか否かを判定する(ステップS215)。すなわち、制御部20は、ステップS210で取得された今回の交通状況を取得する。また、制御部20は、統計情報30bに基づいて、処理対象の利用者の過去の履歴における交通状況を取得する。そして、制御部20は、取得された交通状況同士を比較し、処理対象の利用者の過去の履歴における交通状況が今回の交通状況と類似している場合に、類似する交通状況が存在するとみなす。
ステップS215において、類似の交通状況が存在すると判定された場合、制御部20は、到着判定部21cの処理により、類似の交通状況下で到着希望時刻以前に到着していたか否かを判定する(ステップS220)。すなわち、制御部20は、統計情報30bを参照し、処理対象の利用者の到着希望時刻(ステップS115で取得された到着希望時刻)を取得する。また、制御部20は、統計情報30bを参照し、今回の交通状況と類似する交通状況での予定経路の履歴を取得し、当該予定経路に対応づけられた到着時刻の統計値を特定する。そして、制御部20は、当該統計値が到着希望時刻以前である場合に、類似の交通状況下で到着希望時刻以前に到着していたと判定する。
ステップS220において、類似の交通状況下で到着希望時刻以前に到着していたと判定されない場合、制御部20は、通知部21dの処理により、警告を通知する(ステップS225)。すなわち、制御部20は、通信部40を介して携帯端末Sに警告を出力するための情報を送信する。この結果、携帯端末Sは、当該情報を受信し、当該情報に基づいて携帯端末Sが備える表示部に警告を表示する。
一方、ステップS220において、類似の交通状況下で到着希望時刻以前に到着していたと判定された場合、制御部20は、ステップS225をスキップする。すなわち、制御部20は、今回の交通状況において到着希望時刻に間に合うと見なして通知を行わない。以上の構成によれば、利用者は警告が通知された場合に出発希望時刻よりも早い時刻に出発する等の対応をとることができ、到着希望時刻以前に到着できる可能性を高めることが可能である。
なお、ステップS215において、類似の交通状況が存在すると判定されない場合、制御部20は、到着判定部21cの処理により、今回の交通状況における到着時刻を推定する(ステップS230)。当該推定は、種々の手法によって実現可能である。本実施形態においては、今回の交通状況に基づいて到着時刻を推定する。すなわち、本実施形態においては、車両が道路を走行する際の平均旅行時間が予め交通状況毎に特定されており、制御部20は、処理対象の利用者の予定経路を特定し、予定経路を構成する各道路区間の長さを特定する。また、制御部20は、予定経路における今回の交通状況に基づいて、各道路区間の走行に必要な所要期間を特定し、各所要期間の総和を特定することで予定経路全体での所要期間を推定する。そして、制御部20は、出発希望時刻よりも当該所要期間だけ後の時刻を到着時刻として取得する。
次に、制御部20は、到着判定部21cの処理により、推定された到着時刻が到着希望時刻以前であるか否かを判定する(ステップS235)。すなわち、制御部20は、ステップS230で推定された到着時刻と、処理対象の利用者の到着希望時刻とを比較し、ステップS230で推定された到着時刻が到着希望時刻以前であるか否かを判定する。
ステップS235において、推定された到着時刻が到着希望時刻以前であると判定されない場合、制御部20は、ステップS225で警告を通知する。一方、ステップS235において、推定された到着時刻が到着希望時刻以前であると判定された場合、制御部20は、ステップS225をスキップし、通知は行わない。なお、ステップS230における推定法は一例であり、他の要素が考慮されてもよい。例えば、予定経路上に通行止めや事故渋滞など、解消の見通しが不明である状況や旅行時間の推定が困難な状況が発生している場合に、到着時刻の推定結果にかかわらずステップS225における通知を行う構成等が採用されてもよい。
(4)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、種々の実施形態を採用可能である。例えば、通知システムを構成する各手段は、上述の実施形態のように、1個の装置で実現されてもよいし、2個以上の装置に分かれて存在していても良い。後者としては、例えば、予定経路取得部21aの処理や、希望時刻推定部21bの処理等がナビゲーションシステム200や携帯端末Sで実行される構成を採用可能である。むろん、図1に記載された制御部以外の制御部が各手段の一部を実行する構成であってもよい。さらに、車両Cは自動車に限定されず、自転車等であってもよい。むろん、ナビゲーションシステム200は、車両Cに搭載された装置であってもよいし、可搬型の装置であってもよい。また、歩行者用のナビゲーションシステムに本発明が適用されてもよい。
予定経路取得部は、出発地から目的地までの予定経路を取得することができればよい。予定経路は種々の手法で定義可能であり、例えば、通行履歴に基づいて定義されても良いし、出発地(指定地点や登録済の地点、現在地等)と利用者が指定した目的地との間の経路が探索されることによって定義されてもよい。通行履歴に基づいて予定経路を取得するための構成としては種々の構成を採用可能であり、例えば、日常的に通行している経路や通行頻度が相対的に高い経路を予定経路として取得する構成等を採用可能である。むろん、取得される予定経路は、日時等に依存して変化してもよい。
希望時刻推定部は、予定経路の通行履歴に基づいて目的地への到着希望時刻を推定することができればよい。到着希望時刻は、利用者が当該時刻以前に目的地に到着することを意図している時刻であれば良く、予定経路の通行履歴から推定することができる。例えば、少なくとも出発地および目的地が同一と見なされる経路における利用者の複数の通行履歴に基づいて、目的地への到着時刻の統計値を取得すれば、当該統計値を到着希望時刻と見なすことが可能である。到着希望時刻は、到着時刻の履歴から例外的な履歴が除外されるような統計によって特定可能であり、種々の統計手法が採用可能である。このような構成によれば、利用者の通行履歴から、利用者が意図している到着希望時刻を推定することができる。
到着判定部は、予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において予定経路を通行した場合に、到着希望時刻以前に目的地に到着していたか否かを、予定経路の通行履歴に基づいて判定することができればよい。すなわち、到着判定部は、予定経路の通行履歴に基づいて交通状況毎の到着時刻の履歴を特定することができる。従って、到着判定部は、当該履歴から、今回の交通状況と類似する交通状況に到着時刻を特定可能であり、当該到着時刻と到着希望時刻とを比較することで、今回の交通状況下で到着希望時刻に間に合うか否かを判定する。
この構成は、例えば、到着判定部が、交通状況毎の目的地への到着時刻の統計値と、到着希望時刻とを比較することによって実現可能である。すなわち、到着判定部は、今回の交通状況と類似する交通状況についての目的地への到着時刻の統計値を取得する。そして、到着判定部は、当該統計値が到着希望時刻以前であれば、到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定する。この構成によれば、到着希望時刻以前に到着していたか否かを交通状況毎に判定する構成を簡易な構成によって実現することができる。
なお、交通状況の類似は、交通状況が同一である状態を含み、種々の手法で交通状況の類似性を判定するように構成可能である。例えば、交通状況は、渋滞や工事の有無など、経路上で通行所要時間に影響を与える各種の要素によって表現され、さらに、各状況が通行所要時間に影響を与える程度(渋滞度等)や各状況が発生している位置、各状況が継続的に発生している区間の長さ等でより詳細に規定される。このように交通状況が規定される構成において、上述の程度、位置、長さ等のいずれかの要素または複数の要素の値が一致している場合や、値の差異が閾値以内である場合に交通状況が類似していると見なされる構成等が採用される。
今回の交通状況は、通信などの種々の手法によって取得して良い。また、到着希望時刻に間に合うか否かの判定や通知が行われる時刻と、実際に予定経路を通行する時刻とは異なり得るが、今回の交通状況は判定や通知が行われる時刻において特定されている必要がある。そこで、今回の交通状況は、実際に予定経路を通行する時刻における交通状況を推定することによって取得されても良いし、判定や通知が行われる時刻における交通状況が今回の交通状況であると見なされても良く、種々の構成によって今回の交通状況を定義することができる。
通知部は、到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定されない場合、利用者に対して警告を通知し、到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定された場合、通知を行わないように構成されていれば良い。すなわち、今回の交通状況で予定経路を通行した場合に到着希望時刻に間に合う場合、通知部は通知を行わない。この構成により、不必要な通知が行われることを低減することができる。警告は種々の態様で実行して良く、画像や音声による警告等を採用可能である。警告の内容は種々の内容であって良く、遅刻の警告であっても良いし、交通情報が通常と異なる旨の警告であっても良いし、予定経路に渋滞が存在する旨の警告であっても良いし、早期の出発を促す警告であっても良いし、出発時刻を指定した警告であっても良い。
さらに、通知は、予定経路に沿った通行の開始より前に行われることが好ましい。このための構成としては、例えば、希望時刻推定部が、予定経路の通行履歴に基づいて出発地からの出発希望時刻を推定し、到着希望時刻以前に目的地に到着していたか否かの判定および通知が、出発希望時刻よりも前の時刻において実行される構成が挙げられる。この構成によれば、利用者は警告が通知された場合に出発希望時刻よりも早い時刻に出発する等の対応をとることができ、到着希望時刻以前に到着できる可能性を高めることが可能である。
なお、出発希望時刻は、利用者が当該時刻以前に出発地を出発することを意図している時刻であれば良く、例えば、予定経路の通行履歴から推定することができ、少なくとも出発地および目的地が同一と見なされる経路における利用者の履歴に基づいて、出発地からの出発時刻の統計値を取得すれば、当該統計値を出発希望時刻と見なすことが可能である。出発希望時刻は、例えば、出発時刻の履歴から例外的な履歴が除外されるような統計によって特定可能であり、種々の手法が採用可能である。このような構成によれば、利用者の通行履歴から、利用者が意図している出発希望時刻を推定することができる。
判定および通知(の少なくとも一方)が実行される時刻(出発希望時刻よりも前の時刻)は、当該時刻に通知が行われることによって到着希望時刻以前に到着できる可能性を高めるような時刻であることが好ましい。このような時刻は種々の手法で特定可能であり、例えば、出発希望時刻よりも既定期間前の時刻であっても良い。また、今回の交通状況下における予定経路の所要時間から通常の交通状況下における予定経路の所要時間を減じた値を、出発希望時刻から減じて得られる時刻であっても良い。
さらに、到着希望時刻に間に合うか否かを既定の統計に基づいて判定する構成に加え、最新の傾向に応じて判定内容を修正する構成が採用されていてもよい。例えば、予定経路の通行履歴が到着希望時刻以前に目的地に到着していないことを示していても、最近の予定経路の通行履歴が予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において到着希望時刻以前に目的地に到着していたことを示している場合、通知部は通知を行わない構成であってもよい。すなわち、最近の通行履歴とより過去の通行履歴とを含む履歴から統計的に得られた到着時刻と到着希望時刻とを比較した結果、到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定されない場合であっても、最近の通行履歴から分析した場合には到着希望時刻以前に目的地に到着していたと判定される場合には通知が行われない。
この構成は、例えば、上述の実施形態において、統計情報30bに基づく判定結果を最新の履歴情報30aに基づいて修正する構成等によって実現可能である。より具体的には、制御部20が、既定のタイミング(例えば、1日1回)において、最近の履歴情報30a(現在以前の既定期間、例えば10日間)を参照し、最近の予定経路の履歴のそれぞれに基づいて交通状況を特定し、各交通状況下での実際の到着時刻(統計値ではない)を特定する。さらに、制御部20は、実際の到着時刻のそれぞれが到着希望時刻より早いか否かを判定する。実際の到着時刻が到着希望時刻より早い場合、その履歴に対応づけられた交通情報を特定する。さらに、制御部20は、実際の到着時刻が到着希望時刻より早い例が類似の交通状況下で発生している場合、利用者が当該交通状況に慣れ、到着希望時刻以前に到着可能になったと見なし、当該交通状況においては通知を行わないように設定を行う。
なお、利用者が交通状況に慣れたか否かを判定するための手法は、この例以外にも種々の構成を想定可能であり、例えば、最近の履歴において、当該交通状況において到着希望時刻以前に到着できた傾向が高い場合に利用者が交通状況に慣れたと見なしてもよい。当該傾向の判定は種々の手法で実施可能であり、例えば、到着時刻が到着希望時刻以前であった比率が既定比率以上である場合や、到着時刻が到着希望時刻以前であるケースが徐々に増加してきた場合等に、制御部20が到着希望時刻以前に到着できた傾向が高いと判定する構成等を採用可能である。
以上の構成によれば、利用者が特定の交通状況に慣れたことにより、以前であれば到着希望時刻に間に合わなかったが最近は到着希望時刻に間に合うように通行できるようになったなどの場合において、通知がされないように構成することができる。この結果、利用者の最近の傾向によって通知の必要がなくなった場合において、通知がなされることを低減することができる。
さらに、今回の交通状況と類似する交通状況において到着希望時刻以前に目的地に到着していた場合、警告を通知しない手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合や、複数の装置によって実現される場合が想定可能であり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような手段を備えたサーバーや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…通知システム、20…制御部、21…通知プログラム、21a…予定経路取得部、21b…希望時刻推定部、21c…到着判定部、21d…通知部、30…記録媒体、30a…履歴情報、30b…統計情報、40…通信部、200…ナビゲーションシステム

Claims (6)

  1. 出発地から目的地までの予定経路を取得する予定経路取得部と、
    前記予定経路の通行履歴に基づいて前記目的地への到着希望時刻を推定する希望時刻推定部と、
    前記予定経路の今回の交通状況と、渋滞度、渋滞が発生している位置、渋滞の長さのいずれかの要素または複数の要素が一致するか、または差異が閾値以内である、類似する交通状況において前記予定経路を通行した場合に、前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたか否かを、前記予定経路の通行履歴に基づいて判定する到着判定部と、
    前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたと判定されない場合、利用者に対して警告を通知し、前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたと判定された場合、前記通知を行わない通知部と、
    を備える通知システム。
  2. 前記希望時刻推定部は、
    前記予定経路の通行履歴に基づいて前記出発地からの出発希望時刻を推定し、
    前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたか否かの判定および前記通知は、
    前記出発希望時刻よりも前の時刻において実行される、
    請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記希望時刻推定部は、
    前記目的地への到着時刻の統計値に基づいて前記到着希望時刻を取得し、
    前記到着判定部は、
    交通状況毎の前記目的地への到着時刻の統計値と、前記到着希望時刻とを比較する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の通知システム。
  4. 前記通知部は、
    前記予定経路の前記通行履歴が前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していないことを示していても、最近の前記予定経路の前記通行履歴が前記予定経路の今回の交通状況と類似する交通状況において前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたことを示している場合、前記通知を行わない、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の通知システム。
  5. 出発地から目的地までの予定経路を取得する予定経路取得工程と、
    前記予定経路の通行履歴に基づいて前記目的地への到着希望時刻を推定する希望時刻推定工程と、
    前記予定経路の今回の交通状況と、渋滞度、渋滞が発生している位置、渋滞の長さのいずれかの要素または複数の要素が一致するか、または差異が閾値以内である、類似する交通状況において前記予定経路を通行した場合に、前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたか否かを、前記予定経路の通行履歴に基づいて判定する到着判定工程と、
    前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたと判定されない場合、利用者に対して警告を通知し、前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたと判定された場合、前記通知を行わない通知工程と、
    を含む通知方法。
  6. コンピュータを、
    出発地から目的地までの予定経路を取得する予定経路取得部、
    前記予定経路の通行履歴に基づいて前記目的地への到着希望時刻を推定する希望時刻推定部、
    前記予定経路の今回の交通状況と、渋滞度、渋滞が発生している位置、渋滞の長さのいずれかの要素または複数の要素が一致するか、または差異が閾値以内である、類似する交通状況において前記予定経路を通行した場合に、前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたか否かを、前記予定経路の通行履歴に基づいて判定する到着判定部、
    前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたと判定されない場合、利用者が利用する端末によって前記利用者に警告を通知させ、前記到着希望時刻以前に前記目的地に到着していたと判定された場合、前記警告を通知させない通知部、
    として機能させる通知プログラム。
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