JP6597124B2 - 水素貯蔵タンク及び水素貯蔵ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに水素を供給する水素貯蔵タンク及び水素貯蔵ユニットに関する。
一般に、水素及び酸素を燃料とする燃料電池は、水素ボンベ内に充填した水素を燃料電池に供給することにより発電し、電源として使用される。このため、燃料電池をより長時間動作させるためには、水素の充填量を増やす必要がある。例えば、水素ボンベの容量または数を増やすことにより、水素の充填量を増やすことができる。
また、発電によって水素ボンベ内の水素残量が少なくなった場合には、作業者が水素ボンベを交換することにより、燃料電池に発電を継続させることができる。
例えば特許文献1には、水素ボンベである5本の水素吸蔵合金タンクと、水素ボンベを固定する保持枠と、保持枠の上端に取り付けられたハンドル(取っ手)とを備えたユニットと、該ユニットを複数収納する水素供給器が提案されている。特許文献1のような水素供給器においては、水素供給器からユニットを着脱する際の着脱操作や、ユニットを持ち運び易いという効果がある。
ところで、水素ボンベの容量または数を増やすことにより、ユニットの重量も重たくなる。ユニットの重量によっては、1人の作業者が持ち運ぶことは困難になり、複数の作業者が持ち運ぶ場合がある。複数の作業者がユニットを持ち運ぶ場合には、ユニットは複数のハンドルを備えることが好ましい。
特許文献1のようにユニットが水素供給器に収納される場合、ユニットにおいてハンドルを取り付けることができる面は、収納方向上流側の特定の一面に限られる。また、特定の一面が長方形状の場合、ハンドルは、一面の長辺、若しくは短辺に沿って配置されるのが一般的である。
特開平9−259915号公報
しかしながらユニットの形状または寸法によっては、ユニットの特定の一面に、十分な長さのハンドルを配置することが難しい場合がある。ハンドルの長さが十分でない場合には、作業者にとってユニットの持ち運びが困難になるという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユニットの特定の一面に、長辺若しくは短辺に沿って配置するよりも長いハンドルを複数配置可能な水素貯蔵ユニットを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の水素貯蔵ユニットは、燃料電池本体に水素を供給するための水素貯蔵ユニットにおいて、2本の長辺と2本の短辺とからなる長方形状の第一面を有する水素容器本体と、前記第一面に設けられたハンドルであって、そのハンドルの長手方向が前記長辺及び前記短辺に対して傾斜するように配置された複数のハンドルと備えることを特徴とするものである。
また、本発明の水素貯蔵タンクは、燃料電池本体に水素を供給するための水素貯蔵タンクにおいて、複数の水素貯蔵ユニットと、前記複数の水素貯蔵ユニットを重ねて収納する水素貯蔵タンク本体と、を備え、複数の水素貯蔵ユニットの各々は、2本の長辺と2本の短辺とからなる長方形状の第一面を有する水素容器本体と、前記第一面に設けられたハンドルであって、そのハンドルの長手方向が前記長辺及び前記短辺に対して傾斜するように配置された複数のハンドルと、を備え、前記複数のハンドルは、前記長手方向の延長線上で交差するように配置されており、前記複数の水素貯蔵ユニットにおける前記複数のハンドルの配置関係はすべて同一であることを特徴とするものである。
本発明の水素貯蔵ユニットによれば、複数のハンドルが第一面の長辺及び短辺に対して傾斜するように配置される。このため、長辺若しくは短辺に沿って配置するよりも、長手方向に長いハンドルを複数配置することができる。
また、本発明の水素貯蔵タンクによれば、複数のハンドルが第一面の長辺及び短辺に対して傾斜するように配置される。このため、長辺若しくは短辺に沿って配置するよりも、長手方向に長いハンドルを複数配置することができる。また、複数の水素貯蔵ユニットを水素貯蔵タンクに収納した状態で、作業者にとって、水素貯蔵ユニットの上下の向きを判別し易い。このため、作業者が水素貯蔵ユニットを水素貯蔵タンクへ着脱する際に、収納されている他の水素貯蔵ユニットのハンドルの配置関係と同じ配置関係になるように収納することで、上下方向の向きを間違えて収納することが無い。
本発明の第1実施形態の燃料電池システムを示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の水素貯蔵タンクの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態の水素貯蔵ユニットを示す図である。 本発明の第1実施形態の水素貯蔵ユニットの内部構成を示す図である。 本発明の第2実施形態の水素貯蔵ユニットを示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
燃料電池システム1は、水素貯蔵タンク2と燃料電池本体3とを備える。水素貯蔵タンク2は燃料電池本体3に隣接して配置される。水素貯蔵タンク2は、水素配管と電気配線とによって燃料電池本体3に接続される。
<水素貯蔵タンク>
次に、水素貯蔵タンク2の構成について、図1を参照して説明する。水素貯蔵タンク2は、水素貯蔵タンク本体4と、6個の水素貯蔵ユニット5と、第1マニホールド6と、6個の開閉弁7とを備える。水素貯蔵タンク2は、水素配管を通して水素を燃料電池本体3に供給する。
水素貯蔵タンク本体4は、金属製の箱型の筐体である。水素貯蔵タンク本体4は、6個の水素貯蔵ユニット5を収納できるように構成されている。
6個の水素貯蔵ユニット5の各々は、開閉弁7を介して第1マニホールド6に接続される。水素貯蔵ユニット5の数は、燃料電池システム1における必要な発電時間に応じて増減させても良い。水素貯蔵ユニット5の数を増やすことにより、燃料電池システム1の発電可能時間を長くすることができる。
第1マニホールド6は、水素貯蔵タンク本体4の側面に配置される。第1マニホールド6は、開閉弁7を介して6個の水素貯蔵ユニット5に接続される。第1マニホールド6は、6個の水素貯蔵ユニット5から送給される水素を集合し、燃料電池本体3に送給する。
開閉弁7は、電気信号に基づいて開閉を切り替え可能な電磁弁である。開閉弁7は、水素配管を介して水素貯蔵ユニットに各々接続される。
<燃料電池本体>
燃料電池本体3は、例えば固体高分子形の燃料電池スタックを備える。燃料電池スタックは、水素貯蔵タンク2から供給された水素と、空気中の酸素とを利用して発電を行い、所望の設備に電力を供給する。燃料電池本体3の構成は、特許文献1等により公知であるので、図中での説明は省略している。
<水素貯蔵ユニットの配置>
次に、水素貯蔵ユニットの収納状態について、図2を参照して説明する。
水素貯蔵タンク本体4は、6個の水素貯蔵ユニット5を各々収納できるように、6個の収納室を備える。6個の収容室は、水素貯蔵タンク本体4内の上下方向に並んで構成される。6個の水素貯蔵ユニット5は、水素貯蔵タンク本体4の収納室に前方向から各々収納される。6個の水素貯蔵ユニット5は、前方向に引き出すことにより、水素貯蔵タンク本体4から取り外すことができる。水素貯蔵タンク本体4は、前面に図示しない開閉式の扉を備える。
6個の水素貯蔵ユニット5の各々は、2つのハンドル8a、8bと、カプラ9とを備える。6個の水素貯蔵ユニット5は、ハンドル8a、8bを前方に向けて、水素貯蔵タンク本体4に収納される。6個の水素貯蔵ユニット5が水素貯蔵タンク本体4に収納された状態において、ハンドル8a、8bの位置関係は、すべて同一である。
6個の水素貯蔵ユニット5が水素貯蔵タンク本体4に収納された状態において、カプラ9はすべて左向き位置する。カプラ9は、開閉弁7に接続される。
第1マニホールド6は、水素貯蔵ユニット5の左側に配置される。第1マニホールド6は上下方向に延びるように配置される。
<水素貯蔵ユニット>
次に、水素貯蔵ユニット5の外観形状の詳細について図3を参照して説明する。
水素貯蔵ユニット5は、2つのハンドル8a、8bと、カプラ9と、水素容器本体10と、操作レバー11とを備える。水素貯蔵ユニット5は、2人の作業者によって着脱作業及び持ち運ぶことを想定されている為に、2つのハンドル8a、8bを備える。
水素容器本体10は、金属板から成る直方体形状の箱である。水素容器本体10は、第一面12を有する。第一面12は、2本の長辺13a、13bと、2本の短辺14a、14bとから成る長方形状の平面である。第一面12は、水素貯蔵ユニット5が水素貯蔵タンク本体4に収納された状態において、開閉式の扉と対向する面である。
ハンドル8a、8bは、第一面12に配置される。ハンドル8aの一端15aは、第一面12の、長辺13aと短辺14aとから成る角部16aに配置される。ハンドル8aの他端17aは、一端15aが配置された長辺13a側とは反対側の長辺13b側に配置される。ハンドル8bの一端15bは、第一面12の、長辺13aと短辺14bとから成る角部16bに配置される。ハンドル8bの他端17bは、一端15bが配置された長辺13a側とは反対側の長辺13b側に配置される。
ハンドル8a、8bは、各々の長手方向18a、18bの延長線上にて交差するように、長辺13a、13b及び短辺14a、14bに対して傾斜して配置される。ハンドル8a、8bは、第一面12の中心線19に対して対称の位置に配置される。第一面12の中心線19は、2本の長辺13a、13bの各々の中心同士を結ぶ線である。
ハンドル8a、8bは、例えば、持ち手部分を折り畳むことができる構成である。
第一面12は、中央部に第1の凹部20を備える。第1の凹部20は、第一面12から内側に凹んだ底面を含んでいる。
操作レバー11は、第1の凹部20の底面に回動可能に配置される。操作レバー11は、水素貯蔵ユニット5内部の水素配管に連結しており、水素貯蔵ユニット5からの水素の供給及び停止を切り替える。操作レバー11は、手動式である。第1の凹部20は、操作レバー11の先端が第一面12より外側に突出しないように構成される。
ハンドル8a、8bは、第1の凹部20と重ならないように、第1の凹部20を回避して配置される。ハンドル8a、8bは、第1の凹部の両側に配置される。ハンドル8aの他端17aとハンドル8bの他端17bとは、第1の凹部20に近接して配置される。
水素容器本体10は、第二面21を備える。第二面21は、第一面12と直交し、短辺14aを一辺とする長方形状の平面である。第二面21は、水素貯蔵ユニット5を水素貯蔵タンク本体4に収納した際に、他の水素貯蔵ユニット5と重ならない面である。
第二面21は、第2の凹部22を備える。第2の凹部22は、第二面21から内側に凹んだ底面を含んでいる。第2の凹部22は、第二面21において、短辺14a側、即ち第一面12に近い位置に配置される。
カプラ9は、第2の凹部22の底面に配置される。第2の凹部22は、カプラ9の先端が第二面21より外側に突出しないように構成される。
<水素貯蔵ユニットの構成>
次に、水素貯蔵ユニット5の内部構成について図4を参照して説明する。
水素貯蔵ユニット5は、内部に4個の水素ボンベ23と、第2マニホールド24とを備える。
水素ボンベ23は、内部に水素吸蔵合金を備え、水素を貯蔵する。水素ボンベ23は、円筒形状のボンベであり、一端に水素を供給する供給口25を備える。4個の水素ボンベ23は、供給口25を第一面12側に向けた方向で、平行に横一列に配置される。従って、水素貯蔵ユニット5をハンドル8a、8bを上向きにして持ち運ぶ際、水素ボンベ23の供給口25は上向きとなる。
水素ボンベ23の数は、燃料電池システム1における必要な発電時間に応じて増減しても良い。水素ボンベ23の数を増やすことにより、燃料電池システム1の発電可能時間を長くすることができる。
第2マニホールド24は、供給口25と水素容器本体10との間に配置される。第2マニホールド24は、供給口25に近い位置に配置されることが好ましい。供給口25の各々は、第2マニホールド24を介して操作レバー11に接続される。第2マニホールド24は、4個の水素ボンベ23から送給される水素を集合するものである。
操作レバー11は、カプラ9に接続される。操作レバー11は、水素貯蔵ユニット5の外部から開閉されるように構成されている。操作レバー11が開放状態になると、水素ボンベ23に内蔵された水素が、カプラ9を通して燃料電池本体2に供給される。
<電気接続>
開閉弁7は、電気配線を介して燃料電池本体2と接続される。開閉弁7は、燃料電池本体内に内蔵された制御部からの信号に基づいて各々開閉される。
<燃料電池システムの動作>
以上説明したように構成された本実施形態の燃料電池システム1の動作について説明する。
本実施形態である燃料電池システム1は、例えば自然災害または設備点検などによる停電時において、非常用電源として使用される。
停電により商用電源が遮断されると、二次電池の電力によって弁動作がなされ、水素貯蔵タンク2から燃料電池本体3に水素が供給される。燃料電池本体3内で水素及び酸素による電気化学反応が生じ、発電が行われ、所望の設備に電力が供給される。
停電が復旧し商用電源が再び供給されたり、水素ボンベ23内の水素残量が足りなくなった場合には、燃料電池システム1は発電を停止する。
以上のように構成された燃料電池システム1によれば、水素貯蔵ユニット5に長手方向に長いハンドル8a、8bを配置することができ、作業者にとって、ハンドル8a、8bを掴み易くなり、水素貯蔵ユニット5を持ち運び易くなる。
また、6個の水素貯蔵ユニット5を水素貯蔵タンク4に収納した状態で、作業者にとって、水素貯蔵ユニット5の上下の向きを判別し易い。このため、作業者が水素貯蔵ユニット5を水素貯蔵タンク3に取り付ける際に、収納されている他の水素貯蔵ユニット5のハンドル8a、8bの配置関係と同じ配置関係になるように収納することで、上下方向の向きを間違えて収納することが無い。
また、水素ボンベ23を、供給口25が第一面12側を向くように配置することで、供給口25と第2マニホールド24との距離が短くなり、水素貯蔵ユニット5内の内部配管を短くすることができる。
また、第2の凹部22を第一面12に近い位置に配置することで、第2の凹部22に配置したカプラ9と操作レバー11との距離が近くなり、水素貯蔵ユニット5の内部配管が短くて済む。
また、操作レバー11は第一面12より突出しないので、作業者が水素貯蔵ユニット5を持ち運ぶ際に、誤って操作レバー11を破損させてしまう可能性が低くなる。
また、カプラ9は第二面21より突出しないので、作業者が水素貯蔵ユニット5を持ち運ぶ際に、誤ってカプラ9を破損させてしまう可能性が低くなる。
また、水素貯蔵ユニット5を水素貯蔵タンク本体に収納した際に、ハンドル8a、8bを折り畳むことで第一面12から突出する長さを小さくすることができ、水素貯蔵タンク3の寸法を小さくすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図5を参照して説明する。本実施形態では、ハンドル8cの配置が、第1実施形態とは異なる。尚、ハンドル8cの配置を除く構成と、燃料電池システム1の動作とについては、上述の第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
ハンドル8a、8cは、第一面12に配置される。ハンドル8aの一端15aは、第一面12の、長辺13aと短辺14aとから成る角部16aに配置される。ハンドル8aの他端17aは、一端15aが配置された長辺13a側とは反対側の長辺13b側に配置される。ハンドル8cの一端15cは、第一面12の、長辺13bと短辺14bとから成る角部16cに配置される。ハンドル8cの他端17cは、一端15cが配置された長辺13b側とは反対側の長辺13a側に配置される。角部16aと角部16cとは、第一面12において対角関係である。
第2実施形態においても、水素貯蔵ユニット5に長手方向に長いハンドル8a、8cを配置することができ、作業者にとって、ハンドル8a、8cを掴み易くなり、水素貯蔵ユニット5を持ち運び易くなる。
以上のように、本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、燃料電池本体に水素を供給するための水素貯蔵ユニットにおいて、2本の長辺と2本の短辺とからなる長方形状の第一面を有する水素容器本体と、前記第一面に設けられたハンドルであって、そのハンドルの長手方向が前記長辺及び前記短辺に対して傾斜するように配置された複数のハンドルと備えることを特徴とする。
本実施の形態においては、複数のハンドルが第一面の長辺及び短辺に対して傾斜するように配置される。このため、長辺若しくは短辺に沿って配置するよりも、長手方向に長いハンドルを複数配置することができる。
本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、前記複数のハンドルの一端が前記第一面の異なる角部に配置され、前記複数のハンドルの各他端が前記角部と反対側の前記長辺部に配置されていることを特徴とする。
本実施の形態においては、ハンドルの一端が角部に配置され、他端が角部と反対側の長辺部に配置される。このため、長辺若しくは短辺に沿って配置するよりも、長手方向に長いハンドルを複数配置することができる。
本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、前記複数のハンドルの数は2個であって、前記2個のハンドルは、前記2本の長辺の各々の中央同士を結ぶ線に対して対称に配置されていることを特徴とする。
本実施の形態においては、複数のハンドルが長辺の中央同士を結ぶ線に対して対称に配置される。このため、作業者が2つのハンドルを持ってユニットを持ち運ぶ際に、バランスが良く、持ち運び易い。
本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、前記第一面の長辺方向における中央に形成された凹部と、前記凹部内に設けられ、前記水素の供給及び停止を切換える操作レバーと、を更に備え、前記ハンドルは、前記凹部の両側に配置されていることを特徴とする。
本実施の形態においては、ハンドルは操作レバーを避けて配置される。このため、作業者が操作レバーを操作する際に、ハンドルと干渉しにくく、操作し易い。
本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、前記第一面と直交する第二面に設けられ、前記水素を前記燃料電池本体に供給するための接続口を更に備えることを特徴とする。
本実施の形態においては、ハンドルと供給口とがそれぞれ直交する面に配置されるため、ハンドルと供給口とが干渉しない。このため、長手方向に長いハンドルを複数配置することができ、作業者が水素貯蔵ユニットを持ち運ぶ際に、持ち運び易い。また、作業者がハンドルを持ち運ぶ際に、供給口が邪魔にならず、持ち運び易い。
本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、前記水素貯蔵ユニット本体内に配置された複数の水素ボンベを更に備え、前記複数の水素ボンベは、前記第一面の長辺方向に沿って並べられていることを特徴とする。
本実施の形態においては、複数の水素ボンベが第一面の長辺方向に沿って並べられているため、複数の水素ボンベを接続する内部配管を容易に配置することができる。このため、水素貯蔵ユニットの内部構成を簡素化できる。
本実施の形態に係る水素貯蔵ユニットは、前記複数の水素ボンベの供給口は、前記ハンドル側に設けられていることを特徴とする。
本実施の形態においては、水素ボンベの供給口がハンドル側に設けられており、作業者がハンドルを持って水素貯蔵ユニットを持ち運ぶ際に、水素ボンベは供給口を上側に向けて配置される。このため、持ち運び時の供給口の破損を防ぐことができる。
本実施の形態に係る水素貯蔵タンクは、燃料電池本体に水素を供給するための水素貯蔵タンクにおいて、複数の水素貯蔵ユニットと、前記複数の水素貯蔵ユニットを重ねて収納する水素貯蔵タンク本体と、を備え、複数の水素貯蔵ユニットの各々は、2本の長辺と2本の短辺とからなる長方形状の第一面を有する水素容器本体と、前記第一面に設けられたハンドルであって、そのハンドルの長手方向が前記長辺及び前記短辺に対して傾斜するように配置された複数のハンドルと、を備え、前記複数のハンドルは、前記長手方向の延長線上で交差するように配置されており、前記複数の水素貯蔵ユニットにおける前記複数のハンドルの配置関係はすべて同一であることを特徴とする。
本実施の形態においては、複数のハンドルが第一面の長辺及び短辺に対して傾斜するように配置される。このため、長辺若しくは短辺に沿って配置するよりも、長手方向に長いハンドルを設けることができる。また、複数の水素貯蔵ユニットを水素貯蔵タンクに収納した状態で、作業者にとって、水素貯蔵ユニットの上下の向きを判別し易い。このため、作業者が水素貯蔵ユニットを水素貯蔵タンクへ着脱する際に、収納されている他の水素貯蔵ユニットのハンドルの配置関係と同じ配置関係になるように収納することで、上下方向の向きを間違えて収納することが無い。
[変形例]
以上のように本実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態に加えうる変更の例について説明する。
例えば、角部16a、16b、16cに別部材が配置されている場合は、ハンドル8a、8b、8cの一端は角部に配置されていなくてもよい。また、例えば、ハンドルは2つではなく3つ以上であってもよい。
また、例えば、6個の収容室は、水素貯蔵タンク本体4内において、上下方向ではなく左右方向または前後方向に並んで構成されていてもよい。この場合、6個の水素貯蔵ユニット5は、水素貯蔵タンク本体4の収納室に上方向から各々収納され、上方向に引き出すことにより、水素貯蔵タンク本体4から取り外すことができる。
1 燃料電池システム
2 水素貯蔵タンク
4 水素貯蔵タンク本体
5 水素貯蔵ユニット
8a、8b、8c ハンドル
9 カプラ(接続口)
10 水素容器本体
11 操作レバー
20 第1の凹部(凹部)
22 第2の凹部
23 水素ボンベ

Claims (11)

  1. 燃料電池本体に水素を供給するための水素貯蔵ユニットにおいて、
    2本の長辺と2本の短辺とからなる長方形状の第一面を有する水素容器本体と、
    前記第一面に設けられたハンドルであって、そのハンドルの長手方向が前記長辺及び前記短辺に対して傾斜するように配置された複数のハンドルと、
    を備えたことを特徴とする水素貯蔵ユニット。
  2. 前記複数のハンドルの一端が前記第一面の異なる角部に配置され、前記複数のハンドルの各他端が前記角部と反対側の前記長辺に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の水素貯蔵ユニット。
  3. 前記複数のハンドルは、前記長手方向の延長線上で交差するように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の水素貯蔵ユニット。
  4. 前記複数のハンドルのそれぞれの一端が配置された複数の角部は、前記2本の長辺の内の一方の長辺を共有していることを特徴とする請求項1または2に記載の水素貯蔵ユニット。
  5. 前記複数のハンドルの数は2個であって、
    前記2個のハンドルは、前記2本の長辺の各々の中央同士を結ぶ線に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の水素貯蔵ユニット。
  6. 前記複数のハンドルのそれぞれの一端が配置された複数の角部は、対角関係にあることを特徴とする請求項1または2に記載の水素貯蔵ユニット。
  7. 前記第一面の長辺方向における中央に形成された凹部と、
    前記凹部内に設けられ、前記水素の供給及び停止を切換える操作レバーと、
    を更に備え、
    前記ハンドルは、前記凹部の両側に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の水素貯蔵ユニット。
  8. 前記第一面と直交する第二面に設けられ、前記水素を前記燃料電池本体に供給するための接続口を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の水素貯蔵ユニット。
  9. 前記水素容器本体内に配置された複数の水素ボンベを更に備え、
    前記複数の水素ボンベは、前記第一面の長辺方向に沿って並べられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の水素貯蔵ユニット。
  10. 前記複数の水素ボンベの供給口は、前記ハンドル側に設けられていることを特徴とする請求項9記載の水素貯蔵ユニット。
  11. 燃料電池本体に水素を供給するための水素貯蔵タンクにおいて、
    複数の水素貯蔵ユニットと、
    前記複数の水素貯蔵ユニットを重ねて収納する水素貯蔵タンク本体と、
    を備え、
    複数の水素貯蔵ユニットの各々は、
    2本の長辺と2本の短辺とからなる長方形状の第一面を有する水素容器本体と、
    前記第一面に設けられたハンドルであって、そのハンドルの長手方向が前記長辺及び前記短辺に対して傾斜するように配置された複数のハンドルと、
    を備え、
    前記複数のハンドルは、前記長手方向の延長線上で交差するように配置されており、
    前記複数の水素貯蔵ユニットにおける前記複数のハンドルの配置関係はすべて同一である
    ことを特徴とする水素貯蔵タンク。
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