JP6594588B1 - 静止誘導機器 - Google Patents

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Abstract

静止誘導機器は、鉄心(110)と、巻線(120)と、タンク(130)と、冷媒(160)と、ラジエータ(140)と、ユニットクーラ(150)とを備える。巻線(120)は、鉄心(110)を中心軸として巻き回されている。タンク(130)は、鉄心(110)および巻線(120)を収容する。冷媒(160)は、タンク(130)に充填されている。ラジエータ(140)は、タンク(130)に取り付けられ、自然対流している冷媒(160)を通流させつつ自然空冷可能な第1熱交換部(143)を含む。ユニットクーラ(150)は、タンク(130)に取り付けられ、冷媒(160)を強制循環させるポンプ(154)、および、強制循環されている冷媒(160)を通流させつつ強制空冷する第2熱交換部(153)を含む。

Description

本発明は、静止誘導機器に関する。
ユニットクーラを備えた変圧器を開示した先行文献として、特開昭55−145315号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された変圧器は、鉄心と巻線とを有する変圧器本体と、変圧器本体を絶縁油とともに収納するケースと、ケースに接続された冷却装置とを備えている。
特開昭55−145315号公報
近年、大規模な太陽光発電所にて使用される大型の変圧器の需要が増えてきており、これらの変圧器には冷却装置として冷却効率のよいユニットクーラが設けられている。太陽光発電所での発電の特性上、夜間の変圧器の負荷は小さくなるものの、変圧器の励磁状態は継続するため、無負荷損が発生し続ける。ユニットクーラは絶縁油の自然循環による冷却容量である自冷容量を有さないため、冷却装置としてユニットクーラを用いた場合、無負荷損による絶縁油の温度上昇を抑制するためにユニットクーラのポンプおよびファンを夜間も駆動させなくてはならず、補機損が常時発生していた。
仮に、ユニットクーラの代わりに自冷容量を有するラジエータを冷却装置として用いた場合、必要な冷却能力を確保するためにラジエータの設置領域が大きくなるため変圧器が大型化する。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、補機損を低減しつつ大型化することを抑制できる静止誘導機器を提供することを目的とする。
本発明に基づく静止誘導機器は、鉄心と、巻線と、タンクと、冷媒と、ラジエータと、ユニットクーラとを備える。巻線は、鉄心を中心軸として巻き回されている。タンクは、鉄心および巻線を収容する。冷媒は、タンクに充填されている。ラジエータは、タンクに取り付けられ、自然対流している上記冷媒を通流させつつ自然空冷可能な第1熱交換部を含む。ユニットクーラは、タンクに取り付けられ、上記冷媒を強制循環させるポンプ、および、強制循環されている上記冷媒を通流させつつ強制空冷する第2熱交換部を含む。
本発明によれば、負荷損が小さいときはユニットクーラを停止してラジエータによって冷媒を冷却し、負荷損が大きいときはユニットクーラによって冷媒を冷却することにより、補機損を低減しつつ小型のラジエータを用いて静止誘導機器が大型化することを抑制できる。
本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。 図3の静止誘導機器のIV部を拡大して示す側面図である。 変形例の逆止弁を備える図3の静止誘導機器のV部を拡大して示す側面図である。 本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。
以下、本発明の各実施の形態に係る静止誘導機器について図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。以下の実施の形態においては、静止誘導機器として内鉄形の変圧器を例示して説明するが、静止誘導機器には、内鉄形の変圧器に限られず、たとえば、外鉄形の変圧器またはリアクトルなども含まれる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図1においては、タンクを透視して図示している。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100は、鉄心110と、巻線120と、タンク130と、冷媒160と、ラジエータ140と、ユニットクーラ150とを備える。
巻線120は、鉄心110を中心軸として巻き回されている。上記中心軸は、上下方向に延在している。タンク130は、鉄心110および巻線120を収容する。冷媒160は、タンク130に充填されている。冷媒160は、エステル油などの絶縁油である。
ラジエータ140は、タンク130に取り付けられ、自然対流している冷媒160を通流させつつ自然空冷可能な第1熱交換部143を含む。
具体的には、ラジエータ140は、第1ヘッダ管141と第2ヘッダ管142と第1熱交換部143とを含む。第1ヘッダ管141および第2ヘッダ管142は、上下方向に互いに間隔をあけて水平方向に延在している。第1熱交換部143は、上下方向に延在して第1ヘッダ管141と第2ヘッダ管142とを接続する複数の扁平管を有する。第1熱交換部143においては、複数の扁平管の各々を流れる冷媒160が、外気と熱交換することにより自然空冷される。
ラジエータ140は、タンク130に接続された第1接続口148および第1接続口148より下方に位置する第2接続口149をさらに有する。具体的には、第1接続口148は、第1ヘッダ管141のタンク130側の端部である。第2接続口149は、第2ヘッダ管142のタンク130側の端部である。自然対流している冷媒160は、第1接続口148からラジエータ140内に流入し、第1熱交換部143を通過して自然空冷され、第2接続口149からラジエータ140外に流出する。
ラジエータ140の冷却能力は、静止誘導機器100の無負荷損による冷媒160の温度上昇を抑制可能な範囲内で小さい方が好ましい。
ユニットクーラ150は、タンク130に取り付けられ、冷媒160を強制循環させるポンプ154、および、強制循環されている冷媒160を通流させつつ強制空冷する第2熱交換部153を含む。ユニットクーラ150は、タンク130のラジエータ140が取り付けられている側とは反対側に取り付けられている。
具体的には、ユニットクーラ150は、第1接続管151と第2接続管152と第2熱交換部153とポンプ154とを含む。第1接続管151および第2接続管152は、上下方向に互いに間隔をあけて配置されている。第1接続管151および第2接続管152の各々は、第2熱交換部153と接続されている。
第2熱交換部153は、第1接続管151および第2接続管152の各々に接続されて冷媒が流れる通流管および通流管に向けて送風するファン155を含む。第2熱交換部153においては、通流管を流れる冷媒160が、ファン155によって送風された外気と熱交換することにより強制空冷される。
ユニットクーラ150は、タンク130に接続された第3接続口158および第3接続口158より下方に位置する第4接続口159をさらに有する。具体的には、第3接続口158は、第1接続管151のタンク130側の端部である。第4接続口159は、第2接続管152のタンク130側の端部である。ポンプ154によって強制循環されている冷媒160は、第3接続口158からユニットクーラ150内に流入し、第2熱交換部153を通過して強制空冷され、第4接続口159からユニットクーラ150外に流出する。
以下、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100の動作および効果について説明する。
まず、負荷損が小さいときは、ユニットクーラ150のポンプ154およびファン155の各々を停止してラジエータ140によって冷媒160を冷却する。これにより、負荷損が小さいときに、補機損が発生することを抑制することができる。
一方、負荷損が大きいときは、ユニットクーラ150のポンプ154およびファン155の各々を稼働させてユニットクーラ150によって冷媒160を冷却する。これにより、ラジエータ140の冷却能力を、静止誘導機器100の無負荷損による冷媒160の温度上昇を抑制可能な範囲内で小さくすることができるため、小型のラジエータ140を用いることができ、静止誘導機器100が大型化することを抑制できる。
上記のように、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100は、負荷損が小さいときはユニットクーラ150を停止してラジエータ140によって冷媒160を冷却し、負荷損が大きいときはユニットクーラ150によって冷媒を冷却することにより、補機損を低減しつつ小型のラジエータ140を用いて静止誘導機器100が大型化することを抑制できる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器について図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器は、仕切板をさらに備える点が主に、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100と同様の構成については説明を繰り返さない。
図2は、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図2においては、タンクを透視して図示している。
図2に示すように、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器200は、鉄心110と、巻線120と、タンク130と、冷媒160と、ラジエータ140と、ユニットクーラ150と、仕切板270とを備える。
仕切板270は、上下方向における巻線120の位置している範囲内において、タンク130の内部を上部131と下部132とに仕切っている。本実施の形態においては、仕切板270は、上下方向における巻線120の下端の位置にて、水平方向に延在するように配置されている。仕切板270は、環状の形状を有し、タンク130の周壁の内面と巻線120の下端の外周との間を塞ぐように位置している。
仕切板270は、プレスボードで構成されている。ただし、仕切板270は、プレスボードで構成される場合に限られず、耐油性および耐熱性を有する樹脂板または強化木などで構成されていてもよい。
第1接続口148、第2接続口149および第3接続口158の各々は、タンク130内の上部131に開口している。第4接続口159は、タンク130内の下部132に開口している。
本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器200においては、ユニットクーラ150によって冷却された冷媒160は、第4接続口159からタンク130内の下部132に流入し、図2中の矢印1で示すように、巻線120の外周より内側の位置を通過して上昇する。
これにより、第4接続口159からタンク130内に流入した冷媒160が、第2接続口149からラジエータ140内に流入してラジエータ140内を逆流することを抑制することができる。その結果、鉄心110および巻線120の各々を効率よく冷却することができる。
本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器200においても、負荷損が小さいときはユニットクーラ150を停止してラジエータ140によって冷媒160を冷却し、負荷損が大きいときはユニットクーラ150によって冷媒を冷却することにより、補機損を低減しつつ小型のラジエータ140を用いて静止誘導機器200が大型化することを抑制できる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器について図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器は、逆止弁をさらに備える点が主に、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器200と異なるため、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器200と同様の構成については説明を繰り返さない。
図3は、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図4は、図3の静止誘導機器のIV部を拡大して示す側面図である。図3および図4においては、タンクを透視して図示している。
図3および図4に示すように、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器300は、鉄心110と、巻線120と、タンク130と、冷媒160と、ラジエータ140と、ユニットクーラ150と、仕切板270と、逆止弁380とを備える。
第1接続口148および第3接続口158の各々は、タンク130内の上部131に開口している。第2接続口149および第4接続口159の各々は、タンク130内の下部132に開口している。本実施の形態においては、第1熱交換部143の上下方向の長さを長くすることができるため、ラジエータ140における冷媒160の冷却性能を維持しつつ第1熱交換部143における扁平管の数を減らしてラジエータ140の幅を狭くすることができる。
図4に示すように、第2接続口149に、第2接続口149側から第1接続口148側に冷媒160が流れることを抑制する逆止弁380が設けられている。具体的には、逆止弁380は、第2接続口149の上部を回動中心にして図4中の矢印2で示すように回動可能に設けられている。
逆止弁380は、逆止弁380の自重Gと、第2接続口149から流入する冷媒160から逆止弁380が受ける圧力Pとの、大小関係によって開閉するように構成されている。すなわち、G>Pのときは、逆止弁380が第2接続口149を閉鎖する。G<Pのときは、逆止弁380が第2接続口149を開放する。
本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器300においては、ユニットクーラ150の稼働時には、ユニットクーラ150によって冷却された冷媒160は、第4接続口159からタンク130内の下部132に流入する。このとき、第2接続口149は逆止弁380によって閉じているため、図3中の矢印1で示すように、冷媒160は巻線120の外周より内側の位置を通過して上昇する。
これにより、第4接続口159からタンク130内に流入した冷媒160が、第2接続口149からラジエータ140内に流入してラジエータ140内を逆流することを抑制することができる。その結果、鉄心110および巻線120の各々を効率よく冷却することができる。
ユニットクーラ150の停止時には、ラジエータ140によって冷却された冷媒160から受ける圧力によって逆止弁380が開き、第2接続口149から冷媒160がタンク130内の下部132に流入し、巻線120の外周より内側の位置を通過して上昇する。
このように、第2接続口149からタンク130内に流入した冷媒160についても巻線120の外周より内側の位置を通過させて上昇させることができるため、鉄心110および巻線120の各々を効率よく冷却することができる。
ここで、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器300が備える逆止弁の変形例について説明する。
図5は、変形例の逆止弁を備える図3の静止誘導機器のV部を拡大して示す側面図である。図5においては、タンクを透視して図示している。
図5に示すように、変形例の逆止弁381は、第2接続口149の下部を回動中心にして図5中の矢印3で示すように回動可能に設けられている。逆止弁381には、第2ヘッダ管142内に位置し、冷媒160が第2ヘッダ管142内に逆流して流入した際に逆止弁381を閉鎖させる弁引揚体390が接続されている。
逆止弁381は、第4接続口159からタンク130内の下部132に流入した冷媒160が第2ヘッダ管142内に流入して弁引揚体390を第2ヘッダ管142の奥側に引き込むことにより、第2接続口149を閉鎖する。逆止弁381は、第2接続口149から流入する冷媒160から圧力を受けて第2接続口149を開放する。
変形例の逆止弁381によっても、第2接続口149側から第1接続口148側に冷媒160が流れることを抑制することができる。
本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器300においても、負荷損が小さいときはユニットクーラ150を停止してラジエータ140によって冷媒160を冷却し、負荷損が大きいときはユニットクーラ150によって冷媒を冷却することにより、補機損を低減しつつ小型のラジエータ140を用いて静止誘導機器300が大型化することを抑制できる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器について図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器は、第1延長管および第2延長管をさらに備える点が主に、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100と同様の構成については説明を繰り返さない。
図6は、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図6においては、タンクを透視して図示している。
図6に示すように、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器400は、鉄心110と、巻線120と、タンク130と、冷媒160と、ラジエータ140と、ユニットクーラ150と、第1延長管440と、第2延長管450とを備える。
第1延長管440は、第2接続口149の内部と連通し、巻線120より下方に位置している部分の鉄心110と面する開口441を有する。すなわち、第1延長管440は、第2ヘッダ管142と連続している。第1延長管440の開口441の内部は、鉄心110と巻線120との間の隙間に連通している。
第2延長管450は、第4接続口159の内部と連通し、巻線120の下面と面する開口451を有する。すなわち、第2延長管450は、第2接続管152と連続している。第2延長管450の開口451の内部は、巻線120の外周より内側の隙間に連通している。
本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器400においては、ユニットクーラ150によって冷却された冷媒160は、第2延長管450の開口451から巻線120の外周より内側の隙間に流入し、図6中の矢印4で示すように、巻線120の外周より内側の位置を通過して上昇する。
これにより、第2延長管450の開口451からタンク130内に流入した冷媒160が、ラジエータ140内に流入してラジエータ140内を逆流することを抑制しつつ、巻線120を効率よく冷却することができる。
ラジエータ140によって冷却された冷媒160は、図6中の矢印5で示すように、第1延長管440の開口441から鉄心110と巻線120との間の隙間に流入し、鉄心110と巻線120との間の隙間を通過して上昇する。これにより、鉄心110および巻線120の各々を効率よく冷却することができる。
本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器400においても、負荷損が小さいときはユニットクーラ150を停止してラジエータ140によって冷媒160を冷却し、負荷損が大きいときはユニットクーラ150によって冷媒を冷却することにより、補機損を低減しつつ小型のラジエータ140を用いて静止誘導機器400が大型化することを抑制できる。
上記の実施の形態において、互いに組み合わせ可能な構成を適宜組み合わせてもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではない。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100,200,300,400 静止誘導機器、110 鉄心、120 巻線、130 タンク、131 上部、132 下部、140 ラジエータ、141 第1ヘッダ管、142 第2ヘッダ管、143 第1熱交換部、148 第1接続口、149 第2接続口、150 ユニットクーラ、151 第1接続管、152 第2接続管、153 第2熱交換部、154 ポンプ、155 ファン、158 第3接続口、159 第4接続口、160 冷媒、270 仕切板、380,381 逆止弁、390 弁引揚体、440 第1延長管、441,451 開口、450 第2延長管。

Claims (1)

  1. 鉄心と、
    前記鉄心を中心軸として巻き回された巻線と、
    前記鉄心および前記巻線を収容するタンクと、
    前記タンクに充填された冷媒と、
    前記タンクに取り付けられ、自然対流している前記冷媒を通流させつつ自然空冷可能な第1熱交換部を含むラジエータと、
    前記タンクに取り付けられ、前記冷媒を強制循環させるポンプ、および、強制循環されている前記冷媒を通流させつつ強制空冷する第2熱交換部を含むユニットクーラとを備え、
    前記中心軸が上下方向に延在しており、
    前記上下方向における前記巻線の位置している範囲内において、前記タンクの内部を上部と下部とに仕切る仕切板をさらに備え、
    前記ラジエータは、前記上下方向に互いに間隔をあけて水平方向に延在しつつ前記第1熱交換部によって互いに接続されている第1ヘッダ管および第2ヘッダ管を含み、
    前記ラジエータは、前記タンクに接続された第1接続口および該第1接続口より下方に位置する第2接続口をさらに有し、
    前記ユニットクーラは、前記タンクに接続された第3接続口および該第3接続口より下方に位置する第4接続口を有し、
    前記第1接続口および前記第3接続口の各々は、前記タンクの前記上部に開口しており、
    前記第2接続口および前記第4接続口の各々は、前記タンクの前記下部に開口しており、
    前記第2接続口に、第2接続口側から第1接続口側に前記冷媒が流れることを抑制する逆止弁が設けられており、
    前記逆止弁は、前記第2接続口の下部を回動中心に回動可能に設けられており、
    前記逆止弁には、前記第2ヘッダ管内に位置し、前記冷媒が前記第2ヘッダ管内に流入した際に前記逆止弁を閉鎖させる弁引揚体が接続されており、
    自然対流している前記冷媒は、前記第1接続口から前記ラジエータ内に流入し、前記第2接続口から前記ラジエータ外に流出する、静止誘導機器。
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