JP6593199B2 - リーチ式フォークリフト - Google Patents
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Description
図1に示すように、リーチ式フォークリフト10は、車体11の前面下部から前方に延びる左右一対のリーチレグ12を有している。また、リーチ式フォークリフト10は、車体11の前方にマスト装置13を有しており、そのマスト装置13は左右一対のマスト14とフォーク15とを備えている。各マスト14の下端部は、リーチレグ12に沿って移動可能なマストキャリッジ16に連結されている。これにより、各マスト14は、車体11に搭載されているリーチシリンダ17の伸縮動作によって前後移動、すなわちリーチ動作を行う。
図2に示すように、リーチレグ12は、車両の前後方向に延出された箱状の部材であり、その内部には操舵機構27を配置する空間28を有する。また、リーチレグ12は、図4及び図5に示すようにリーチレグ12を正面視したときに「C」形のレール29を有する。なお、リーチレグ12は、一対のリーチレグ12が車幅方向において向き合う側を内側とし、その反対側を外側とする。これにより、レール29は、リーチレグ12の内側に位置している。そして、レール29は、リーチレグ12と同様に、車両の前後方向に延出されている。レール29には、マストキャリッジ16のローラが転動可能に支持されている。これにより、マスト14は、マストキャリッジ16がレール29に沿って前後方向に案内されることによって移動する。また、図4及び図5に示すように、レール29の上面には、車両の前後方向に延出された溝状の摺動部29aが形成されている。摺動部29aには、バッテリ25を収納部26から前方に引き出すとき、及び収納部26に収納するときに、バッテリ25の下面25aに設けられたレールガイド30が摺動される。
バッテリ25は、マスト14と連結された状態においてリーチシリンダ17を伸長動作、すなわちマスト14を前方に移動させるように動作させると、マスト14とともに前方に移動して収納部26から引き出される。このとき、バッテリ25は、その下面25aが凹部31の対向部分31aの上側を通過するように、リーチレグ12に沿って移動する。しかし、この実施形態では、減速機構39の一部の構成要素は、凹部31の対向部分31aよりも下側に配置されていることから、バッテリ25が前方に引き出されるとき、及び収納部26に収容されるときにおいてバッテリ25と干渉しない。
(1)減速機構39の一部の構成要素を凹部31の対向部分31aの下側に配置しているので、第2減速歯車44のように径の大きな歯車を用いてもリーチレグ間の距離を車幅方向に広げることなく、バッテリ25との干渉を回避した状態で減速機構39を配置することができる。このため、幅狭な通路での荷役や走行と言ったフォークリフトに要求される事柄を満たしつつ、リーチレグ12に支持されている前輪18を操舵可能とした構成としても、バッテリ25を前方に引き出すことができる。
○ 凹部31の対向部分31aの下側に配置される減速機構39の構成要素は、全ての構成要素が配置されていてもよい。また、一部の構成要素が配置される場合において、どの構成要素が配置されていてもよい。例えば、減速歯車の一部又は全部のみが配置されていてもよいし、ケース46の一部のみが配置されていてもよい。
○ 減速機構39の具体的な構成は実施形態の構成に限定されず、任意に変更可能である。例えば、歯車列は、ステアリング軸34に伝達すべき操舵力を得るために必要な減速比に応じて任意に設定することができる。
Claims (2)
- リーチレグに支持されている車輪を操舵可能とし、かつ車体の収納部に収納されるバッテリを前方へ引き出し可能としたリーチ式フォークリフトにおいて、
前記リーチレグは、前記車体の前面から前方に延出された一対の箱状の部材であり、前記リーチレグ同士が車幅方向において向き合う側を内側とし、その反対側を外側とすると、前記リーチレグは、当該リーチレグの内側から外側へ車幅方向に凹ませた凹部と、ローラを転動可能に支持するレールとを有し、
前記凹部は、前記バッテリを前記収納部から引き出すとき及び前記収納部に収納するときに当該バッテリの下面と対向する対向部分と、当該対向部分から立設された第1壁部及び第2壁部とによって前記バッテリの移動経路となる経路部を構成し、
前記第1壁部は、前記経路部による前記バッテリの移動方向における前記バッテリの正面に位置しており、
前記第2壁部は、前記バッテリの移動方向に沿って位置するとともに、前記バッテリの側面と対向しており、
前記車輪の操舵機構にはリーチレグ内に配置された減速機構を含み、
前記減速機構を構成する少なくとも一部の構成要素は、前記対向部分の下側に配置されていることを特徴とするリーチ式フォークリフト。 - 前記減速機構は、前記経路部と並設され、当該経路部よりも前記リーチレグの外側に配置されている請求項1に記載のリーチ式フォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016014577A JP6593199B2 (ja) | 2016-01-28 | 2016-01-28 | リーチ式フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016014577A JP6593199B2 (ja) | 2016-01-28 | 2016-01-28 | リーチ式フォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017132598A JP2017132598A (ja) | 2017-08-03 |
JP6593199B2 true JP6593199B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=59503338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016014577A Active JP6593199B2 (ja) | 2016-01-28 | 2016-01-28 | リーチ式フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (4)
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JPS62218224A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-25 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | リ−チ式フオ−クリフトのバッテリ引出し装置 |
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2016
- 2016-01-28 JP JP2016014577A patent/JP6593199B2/ja active Active
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