JP6592295B2 - 開閉体 - Google Patents
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Description
そこで、前記のような建具には、前記ガラリを覆うようにして、防虫網を有する被覆部材を多数のネジにより止着する場合がある。
このため、前記被覆部材と、ガラリとの間には、虫や埃等の異物が溜まり易く、このような異物を定期的に除去することが望ましい。
しかしながら、そのためには、前記被覆部材を止着している多数のネジを着脱しなければならず、その作業に時間がかかってしまうのが現状である。
また、台風による暴風を防ぐためや、室内の保温等のために、一時的に、前記通気口を被覆部材により塞ぐことも想定される。
ここで、前記「開閉体本体」には、引戸や、開き戸(ドア)、折戸等の建具を含み、さらに、パネルシャッター装置やオーバヘッドドア装置の開閉体を構成するパネル等も含む。
また、前記「被覆部材」には、防虫網や、多数の小孔を有する板状部材、孔を有さない板状部材等を含む。
前記構成によれば、被係合部材と被覆部材端部との係脱により、被覆部材を容易に着脱することができる。
この開閉体1は、厚み方向へ連通する通気孔10aが設けられた開閉体本体10と、前記通気孔を覆うようにして開閉体本体10の表面又は裏面(本実施例によれば室内側の面)に装着された被覆部材20とを具備している。
各傾斜板14aは、開閉体横幅方向へ連続し、その両端部が支持枠14bに接続されている。
なお、ガラリ14の他例としては、開閉体厚さ方向の片側に下り傾斜面を有する態様とすることも可能である。
この受け部材17を開閉体本体10面に止着する手段は、被係合部材16と同様に、ネジ止めや、溶接、嵌合等とすればよい。
この押さえ部材18は、前記ネジを外すことで、開閉体本体10面から外すことが可能であり、その着脱性を良好にするために、被覆部材20の中央寄りに部分的に設けられる。
網状部材21は、周知の網戸などに用いられる網であり、多数の網目(小孔)を有する。
枠状部材22は、通気孔10a側に開口を有する断面凹状の長尺部材を、矩形枠状に組み合わせ固定してなる。なお、図4中、符号22aは、枠状部材22の上下辺間に接続された補強柱である。
網状部材21の端部側は、枠状部材22の凹状部分に挿入され、同凹状部分にゴムなどの弾性材料からなる網押さえ部材23が嵌め合わせられることで、枠状部材22に対し固定される。
開閉体1は、ガラリ14に対し網状部材21を近接させているため、各傾斜板14aと網状部材21との間には、虫や埃などの異物が溜まる場合がある。このような場合には、被覆部材20を外して、異物を除去することができる。
すなわち、図5及び図6に示すように、押さえ部材18を外して、被覆部材20を上方へ移動させれば、被覆部材20を、左右の被係合部材16,16に対し上方へ引き抜くことができる。
また、被覆部材20を開閉体本体10に装着する際は、前記と逆に、左右の被係合部材16,16の間に被覆部材20を差し込み、押さえ部材18をネジ止めすればよい。
よって、上記構成の開閉体1によれば、開閉体本体10に装着された被覆部材20を容易に着脱することができる。
10:開閉体本体
10a:通気孔
14:ガラリ
14a:傾斜板
16:被係合部材
17:受け部材
18:押さえ部材
20:被覆部材
21:網状部材
22:枠状部材
Claims (4)
- 厚み方向へ連通する通気孔が設けられた開閉体本体と、前記通気孔を覆うようにして前記開閉体本体に装着された被覆部材とを備え、
開閉体本体面における前記通気孔の周囲に被係合部材を設け、前記被覆部材の端部側を前記被係合部材に対し着脱可能に係合した開閉体において、
前記被係合部材を、前記通気孔を間に置くようにしてその両側に設け、
これら両被係合部材の各々を前記被覆部材の端部に対し凹凸状に嵌り合うように形成し、前記被覆部材が前記両被係合部材の間に抜き差しされるようにし、
前記両被係合部材間に差し込まれた前記被覆部材を、その差し込み方向側から受ける受部材を設け、
前記両被係合部材間に差し込まれた前記被覆部材に対し、その抜き方向側から近接又は接触する押さえ部材を設け、
前記被覆部材は、多数の小孔を有する板状の部材と、この板状の部材の周囲を矩形状に囲む枠状部材とを具備し、
前記枠状部材は、前記差し込み方向側と前記抜き方向側にそれぞれ位置する二つの辺部と、これら二つの辺部をその延設範囲の途中で部分的に接続する補強柱とを有し、
前記押さえ部材は、前記補強柱の位置に対応して、前記延設範囲の途中に部分的に設けられ、前記開閉体本体に対し着脱可能に止着されていることを特徴とする開閉体。 - 前記板状の部材は、網目を前記多数の小孔とした網状部材であることを特徴とする請求項1記載の開閉体。
- 前記押さえ部材は、前記被覆部材の抜き方向側の前記辺部を部分的に囲むように、開閉体本体面から突出するとともに、その突端側が前記差し込み方向側へ曲がっていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉体。
- 前記通気孔内にはガラリが装着され、
前記ガラリは、開閉体厚さ方向の両側に下り傾斜面を有する断面略山形状の傾斜板を、上下方向に間隔を置いて複数設けてなることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の開閉体。
Priority Applications (1)
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JP2015155063A JP6592295B2 (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 開閉体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015155063A JP6592295B2 (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 開閉体 |
Publications (2)
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JP2017031748A JP2017031748A (ja) | 2017-02-09 |
JP6592295B2 true JP6592295B2 (ja) | 2019-10-16 |
Family
ID=57987993
Family Applications (1)
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JP2015155063A Active JP6592295B2 (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 開閉体 |
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2015
- 2015-08-05 JP JP2015155063A patent/JP6592295B2/ja active Active
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