JP6589299B2 - 冷却制御装置、回路基板、冷却方法及びプログラム - Google Patents

冷却制御装置、回路基板、冷却方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、冷却制御装置、回路基板、冷却方法及びプログラムに関する。
特許文献1に記載された冷却制御装置では、各スロットに接続されたユニットの実際の消費電力とユニット設計値の最大消費電力との比較結果に基づいて、ユニット冷却の必要性の有無と、風速の強弱とが決定される。以下、「スロット」をIO(入出力)スロットまたは拡張スロットとも言う。また以下、「ユニット」をIOカードまたは拡張カードとも言う。
特開2011−151332号公報
特許文献1に記載の装置のように複数のIOスロットを有する装置では、IOスロットの位置によってIOカードに対する空冷の冷却効率が変化する場合がある。この場合に当該装置が例えば冷却効率が最低のIOスロットに合わせて風速の強弱を決定すると、冷却が過剰となってしまうことがある。すなわち、当該装置によっては冷却制御を効率的に行うことができない場合があるという課題があった。
本発明の目的は、上記した課題を解決する冷却制御装置、回路基板、冷却方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る冷却制御装置は、複数のスロットのうち拡張カードが挿入されたスロットを特定するスロット特定部と、前記スロットごとに、当該スロットに挿入される拡張カードの前記送風機による冷却効率を記憶する冷却効率記憶部と、前記スロット特定部が特定した前記スロットに関連付けて前記冷却効率記憶部が記憶する冷却効率を特定する冷却効率特定部と、前記スロット特定部が特定した前記スロットに挿入された前記拡張カードの稼働率に係る性能値を取得する性能監視部と、前記スロット特定部が特定した前記スロットと前記性能監視部が取得した前記性能値と前記冷却効率特定部が特定した前記冷却効率とに基づいて、送風機に送風させる風の強度を決定する風力決定部とを備える。
また、本発明の一態様に係る回路基板は、拡張カードを挿入可能な複数のスロットと、前記複数のスロットに風を送る送風機であって、前記拡張カードが挿入された前記スロットと当該拡張カードの稼働率と当該スロットにおける前記拡張カードの当該送風機による冷却効率とに応じた強度の風を、前記複数のスロットに送る送風機とを備える。
また、本発明の一態様に係る冷却方法は、複数のスロットのうち拡張カードが挿入されたスロットを特定するステップと、前記スロットごとに、当該スロットに挿入される拡張カードの前記送風機による冷却効率を記憶する冷却効率記憶部を参照し、特定した前記スロットに関連付けられた冷却効率を特定するステップと、特定した前記スロットに挿入された前記拡張カードの稼働率に係る性能値を取得するステップと、特定した前記スロットと、取得した前記性能値と、特定した前記冷却効率とに基づいて、送風機に送風させる風の強度を決定するステップとを有する。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、複数のスロットのうち拡張カードが挿入されたスロットを特定するスロット特定部、前記スロットごとに、当該スロットに挿入される拡張カードの前記送風機による冷却効率を記憶する冷却効率記憶部、前記スロット特定部が特定した前記スロットに関連付けて前記冷却効率記憶部が記憶する冷却効率を特定する冷却効率特定部、前記スロット特定部が特定した前記スロットに挿入された前記拡張カードの稼働率に係る性能値を取得する性能監視部、前記スロット特定部が特定した前記スロットと前記性能監視部が取得した前記性能値と前記冷却効率特定部が特定した前記冷却効率とに基づいて、送風機に送風させる風の強度を決定する風力決定部
として機能させる。
上述した少なくとも1つの態様によれば、冷却制御装置は、拡張カードが挿入されたスロットに応じた強度に風速を制御することができるので、冷却制御を効率的に行うことができる。
本発明の実施形態に係る冷却制御装置の構成を説明するための概略ブロック図である。 図1に示したFAN(ファン)132とIOスロット#1 121〜#4 124との位置関係の一例を模式的に示した平面図である。 図1に示した冷却制御装置1の動作例を説明するための説明図である。 図1に示した冷却制御装置1の動作例を説明するための説明図である。 図1に示した冷却制御装置1の動作例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した冷却制御装置1の基本構成を示す概略ブロック図である。 図2に示したマザーボード200の基本構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る冷却制御装置1の構成例を説明するための概略ブロック図である。図1に示した構成例では、冷却制御装置1が、サーバー装置10に含まれている。冷却制御装置1は、BMC(Baseboard Management Controller)制御部100と、IOカード情報管理テーブル101とを含んでいる。なお、図1は、サーバー装置10が備えるハードウエアとそのハードウエアを制御するソフトウエアとの一部をブロックに分けて示している。サーバー装置10は、図示していないCPU(中央処理装置)、主記憶装置、補助記憶装置、入出力装置、通信装置等を備える。サーバー装置10は、CPUによって例えば補助記憶装置に記憶されているOS(オペレーティングシステム)141等のプログラムを実行する。
図1に示したサーバー装置10には、各所に温度センサ(CPU)111、温度センサ(MB)112、温度センサ(HDD)113等の複数の温度センサが配置されている。ここで、MBはマザーボード(回路基板とも言う。)、HDDはハードディスクドライブの略語である。温度センサ(CPU)111はCPU内部、表面または近傍の温度を検知し、検知結果を示す信号110を出力する。温度センサ(MB)112はMBの表面または近傍の温度を検知し、検知結果を示す信号110を出力する。温度センサ(HDD)113はHDDの内部、表面または近傍の温度を検知し、検知結果を示す信号110を出力する。
サーバー装置10は、さらに、OS141と、IOスロット#1 121と、IOスロット#2 122と、IOスロット#3 123と、IOスロット#4 124と、FAN制御部131と、FAN132とを含む。
図1に示したBMC制御部100は、プロセッサとメモリとを含む。BMC制御部100は、プロセッサに所定のプログラムを実行させることで、OS141と独立してまたは連携してサーバー装置10の各部の動作を管理する。例えば、BMC制御部100は、OS141と連携してIOスロット#1 121〜#4 124に接続されたIOカードの性能を監視する機能(以下、性能監視機能と言う。)を有する。BMC制御部100は、この性能監視機能を用いて、BIOS(Basic Input/Output System)等を経由してある一定間隔でOS141から、各IOカードの稼働率を表す情報であるIO性能値140を取得する。IO性能値140は、例えばIOカードの種類別の稼働レベルを表す情報(例えばMax(最大値)、Typical(代表値)、Idle(アイドル時の値)等)である。
本実施形態においてBMC制御部100は、温度センサ111、112、113等の温度センサと、IOスロット#1 121〜#4 124と、FAN制御部131との間で所定の信号110または120を入出力する。信号110は、上述したように、温度センサ111、112、113等の温度センサが出力した温度情報を表す信号である。信号120は、IOスロット#1 121〜#4 124に挿入された図示していないIOカードとの間で入出力される信号であり、IOカード種別等のIOカード情報を表す信号である。BMC制御部100が有する各機能の詳細については後述する。
IOスロット#1 121と、IOスロット#2 122と、IOスロット#3 123と、IOスロット#4 124とは、種々の種別のIOカードを着脱可能に接続する。IOカードには、例えば、ネットワークカードやFC(ファイバーチャネル)カードのように消費電力が比較的小さいものや、SSD(ソリッドステートドライブ)搭載カードのように消費電力が比較的大きなものがある。つまり、IOカードは、その種別によって消費電力が異なる。
FAN制御部131は、BMC制御部100が出力したFANの回転数(回転速度)を指示する信号130に基づいてFAN132の回転数を制御する。ここで、信号130は、FAN回転数の指令値を表す信号である。FAN132は、送風機であり、IOスロット#1 121〜#4 124の設置位置に対して風を吹き付ける向きまたは風を吸い込む向きに設置されている。FAN132の回転数は、FAN制御部131によって制御される。
ここで、図2を参照して、FAN132とIOスロット#1 121〜#4 124との位置関係の一例について説明する。図2は、図1に示したFAN132とIOスロット#1 121〜#4 124との位置関係の一例を模式的に示した平面図である。図2では、サーバー装置10が備えるマザーボード200上に4個のIOスロット#1 121〜#4 124が設けられている。また、マザーボード200には、4個のIOスロット#1 121〜#4 124に挿入される1または複数のIOカードの冷却用に1個のFAN132が設けられている。また、図2では、FAN132から送り出された風の向きと風量とを破線の矢印で模式的に示している。すなわち、矢印の向きが風の向きを表し、矢印の幅が風量の大きさを表している。図2に示したように、FAN132から送り出された風は各IOスロット#1 121〜#4 124において均等な風量となるわけではない。図2に示したように、IOスロット#2 122やIOスロット#3 123のように強い風量を確保できる箇所もあるが、IOスロット#1 121やIOスロット#4 124のように端に風が流れて、強い風量を得られない箇所もある。またFAN132とIOスロット#1 121〜#4 124との間にマザーボード200に搭載される部品等の障害物がある場合も、同様に強い風量を得られないスロット箇所が存在する可能性がある。なお、FAN132は、マザーボード200に取り付けられていてもよいし、サーバー装置10の図示していない筐体等に取り付けられていてもよい。
次にBMC制御部100の機能について詳細に説明する。本実施形態においてBMC制御部100は、実際の冷却制御に必要となる補正した消費電力値を算出し、この補正消費電力値から最適なFAN回転数を決定する。補正した消費電力値は、IOスロット#1 121〜#4 124に接続された各IOカードの種別によって異なる消費電力の大きさ、各IOカードの搭載スロット位置によって異なる冷却効率の大きさ、および運用時の各IOカード性能値によって異なるIO稼働率の大きさ等に基づいて算出される。そのため、BMC制御部100は、次の各機能を有している。
すなわち、BMC制御部100は、IOスロット#1 121〜#4 124を介して図示していないIOカードと所定の信号を入出力することで、IOカードの実装状態を検知し、各IOカードの搭載スロット位置に関する情報を取得する機能を有する。
また、BMC制御部100は、IOスロット#1 121〜#4 124を介して図示していないIOカードにアクセスし、ベンダID(ベンダ識別符号)やデバイスID等の識別情報を取得する。BMC制御部100は、識別情報に基づいて当該IOカードの種別を認識する機能を有する。
また、BMC制御部100は、各IOカードの搭載スロット位置に関する情報と、各IOカードの種別を表す情報とを対応づけてIO情報管理テーブル101内に保持管理する機能を有する。本実施形態においてIO情報管理テーブル101は、IOスロットやIOカードに対応した複数のデータの対応関係を示す複数種類のテーブルの総称である。また、IOカード情報102は、IO情報管理テーブル101が含む複数種類のデータの総称である。なお、IO情報管理テーブル101は、BMC制御部100が内部に備えるメモリに記憶してもよいし、BMC制御部100の外部に設けられた所定のメモリに記憶してもよい。
図3(A)は、IO情報管理テーブル101が含むテーブルの1つであるテーブル101−1の構成例を説明するための図である。テーブル101−1は、上述した、各IOカードの搭載スロット位置に関する情報と、各IOカードの種別を表す情報とを対応づけるテーブルである。図3(A)に示したテーブル101−1は、IOスロット#1 121〜#4 124の識別情報である各IOスロット番号に対して、搭載IOカードの種別を表すデータまたはIOカードが未搭載であることを示すデータを対応付けている。図3(A)に示した例においてテーブル101−1は、IOスロット#1には消費電力の中程度のIOカードBが搭載され、IOスロット#2には消費電力の小さなIOカードCが搭載され、IOスロット#3には消費電力が大きなIOカードAが搭載され、IOスロット#4にはIOカードが搭載されていないことを示している。
また、BMC制御部100は、予め実測またはシミュレーションで求めておいたIOスロット毎の冷却効率を表す情報を、IOスロット番号に対応付けてIO情報管理テーブル101内に保持管理する機能を有する。図3(B)は、IO情報管理テーブル101が含むテーブルの1つであるテーブル101−2の構成例を説明するための図である。テーブル101−2は、各IOカードの搭載スロット位置に関する情報と、IOスロット毎の冷却効率を表す情報とを対応づけるテーブルである。図3(B)に示したテーブル101−2は、IOスロット#1 121〜#4 124の識別情報である各IOスロット番号に対して、IOスロット毎の冷却効率を表すデータを対応付けている。テーブル101−2は、図2に示したようにFAN132とIOスロット#1 121〜#4 124とが配置されている場合のIOスロット毎の冷却効率を表すデータを含んでいる。テーブル101−2は、最もFAN132の風を受けるIOスロット#2 122およびIOスロット#3 123の冷却効率を1.0として、やや風が端に漏れるIOスロット#1およびIOスロット#4の冷却効率を0.8として表している。すなわち、図3(B)に示した例でテーブル101−2は、最も冷却効率が高いスロットの冷却効率を1.0に正規化した場合の各スロットの冷却効率を、最も冷却効率が高いスロットの冷却効率に対する比率の値で表している。
また、BMC制御部100は、IOカードの稼働レベル(例えば上述したMax、Typical、Idleの3段階のレベル)に応じた消費電力値を、IOカードの種別に対応付けてIO情報管理テーブル101内に保持管理する機能を有する。当該消費電力値は、予めスペック、実測、またはシミュレーションにより得たものである。図3(C)は、IO情報管理テーブル101が含むテーブルの1つであるテーブル101−3の構成例を説明するための図である。テーブル101−3は、各IOカードの種別を表す情報と、各IOカードの稼働レベルに応じた消費電力値を表す情報とを対応づけるテーブルである。図3(C)に示したテーブル101−3は、搭載IOカードの種別を表すデータまたはIOカードが未搭載であることを示すデータに対して、稼働レベル毎に消費電力値を表すデータを対応付けて格納する。テーブル101−3に格納される消費電力値は、例えば、IOカードA、IOカードBおよびIOカードCのそれぞれについて、Max動作(高負荷)、Typical動作(中負荷)およびIdle動作(低負荷)で動作させたときの消費電力値を、スペック、実測またはシミュレーションにより得たものである。テーブル101−3は、また、搭載IOカードが未搭載の場合の消費電力値の値を含んでいる。図3(C)に示した例では、テーブル101−3において、IOカードAに対して、Max動作時の消費電力50W、Typical動作時の消費電力25WおよびIdle動作(低負荷)時の消費電力3Wが対応付けられている。
また、BMC制御部100は、IOカード種別、IOカードの搭載スロット位置およびIOカードの稼働レベルにより、各IOカードの実際の動作状態に応じた、補正された消費電力値を算出する機能を有する。すなわち、BMC制御部100は、IO情報管理テーブル101を参照して、IOカード種別とIOカードの稼働レベルとに基づいてIOカードの消費電力値を取得し、取得した消費電力値をIOカードの搭載スロット位置による冷却効率に基づいて補正することで、IOカードの実際の搭載位置および動作状態に応じた、補正された消費電力値を算出する。
さらに、BMC制御部100は、補正された各IOカードの消費電力値により、IOカードの搭載状況に応じた冷却に最低限必要なFAN132の回転数を、IO情報管理テーブル101内の消費電力とFAN回転数とを対応付けるテーブルを参照して選択する。そして、BMC制御部100は、当該IOカード分の回転数にCPU等のプロセッサやメモリ等の基本モジュールの冷却に必要なFAN回転数を合算することで、FAN制御部131に対して出力される回転数を指令する制御信号130に設定する。図3(D)は、IO情報管理テーブル101が含むテーブルの1つであるテーブル101−4の構成例を説明するための図である。テーブル101−4は、補正された各IOカードの消費電力値である補正消費電力値と、そのときの温度を一定に保つために必要となるFAN回転数とを対応づけるテーブルである。テーブル101−4は、例えば予め実測またはシミュレーションで求めておいた補正した消費電力値と、実際の搭載IOカードを冷却するのに必要なFAN回転数との対応関係を、複数の回転数領域毎に格納する。図3(D)に示した例では、テーブル101−4において、例えば、補正消費電力値0Wに対して0rpm(=min−1)、補正消費電力値が0Wより大きく2W以下である領域に対して200rpmが対応付けられている。
図4は、本実施形態の動作時においける温度とFAN回転数の関係を模式的に示したものである。横軸はサーバー装置10内の温度、縦軸はFAN132の回転数を表す。太線の破線301は、CPU等のプロセッサやメモリ等の基本モジュールの冷却に必要なFAN回転数を表す。細線の破線300は、基本モジュールの冷却用のFAN回転数301に、最大消費電力で換算したIOカード分の回転数を合算したFAN回転数を表す。太線の実線はBMC制御部100の制御による実際のFAN回転数の変化を表す。図4に示した例では、横軸の温度が、時間とともに増加する傾向を有するものとしている。
温度とFAN回転数の関係は、サーバー装置10全体のFAN回転数制御として、一般的には温度の上昇とともに階段状に回転数が増加する制御を行う。
例えば、IOカードを搭載しない場合は、最小消費電力を0[W]として算出した回転数301のように基本モジュール分の値からFAN回転数の指令値を設定することができる。つまり、テーブル101−4よりFAN回転数に換算して0[rpm]をIOカード分のFAN回転数に設定することができる。
次に、IOカードが搭載された場合について、説明を分かりやすくするため、まず、IOカード種別、IOカードの搭載スロット位置およびIOカードの稼働レベルに応じて回転数を調節しない場合について説明し、続いて調節する場合について説明する。
IOカードの種別、搭載スロット位置および稼働レベルに応じた制御を行わない場合、BMC制御部100が数少ない温度センサの情報のみに基づいてIOカード周辺の温度を予測すると、回転数の値は最大消費電力で算出した回転数300のようになる。つまり図3に示した例では、消費電力が最大のIOカードAが冷却効率の悪いIOスロット#1 121またはIOスロット#4 124に搭載されIO稼働率が最大になることを想定する。この場合、例では消費電力値は、IOカードAのMax動作時の消費電力50[W]÷冷却効率0.8=62.5[W]と算出され、これをテーブル101−4よりFAN回転数に換算した場合、FAN回転数は700[rpm]に設定される。
一方、IOカードの種別、搭載スロット位置および稼働レベルに応じた制御を行う場合、BMC制御部100は、以下の手順で回転数制御を行う。すなわち、BMC制御部100は、IOカードの搭載位置およびIOカードの種別によって、搭載IOカード種別と搭載位置で補正する回転数302を算出する。BMC制御部100は、最大消費電力で算出した回転数300から回転数302を差し引いて、鎖線で示した回転数による静的な回転数制御を行う。さらにBMC制御部100は、IOカードの稼働状況から単位時間あたりのIO性能状況で補正する回転数303を算出する。BMC制御部100は、鎖線で示した回転数から回転数303を差し引いて、動的な回転数制御を行う。
つまり、搭載スロット位置および稼働レベルに応じた制御を行わない場合、FAN回転数には、図3に示す補正しない場合の回転数の差304に相当する大きなマージンを含む。これに対し、本実施形態に係るFAN回転数は、搭載IOカード種別と搭載位置で補正する回転数302と、単位時間あたりのIO性能状況で補正する回転数303の分を差し引いた適切な回転数(太線の実線の特性)となり、マージンを小さくすることができる。
次に、図5を参照して、図1に示した冷却制御装置1の動作について説明する。図5は、BMC制御部100によるFAN回転数の制御フローを示したものである。なお、図5のフローにおいて、冷却効率(1)は図3(A)の1.0、冷却効率(2)は図3(A)の0.8に対応する。
BMC制御部100は、IOカードの初期化時に、各IOスロットのプレゼンス信号などによりIOカード搭載有無を認識する。BMC制御部100は、IOカードが搭載されている場合、当該IOカードのベンダIDやデバイスID等の識別情報を取得することで、IOスロット毎に搭載IOカード種別を判別する。識別情報の取得は、例えばPCI Express(登録商標)ならばコンフィグレーション空間を読み出すことでなされる。そして、BMC制御部100は、図3のテーブル101−1の情報をIOカード情報管理テーブル101に書き込んで保持する(400)。
BMC制御部100は、OSが起動するまでは静的に認識したIOカードの構成によって、最大消費電力で算出した回転数300(図4)から、搭載IOカード種別と搭載位置で補正する回転数302(図4)を差し引いたFAN回転数(鎖線の特性)を設定する。つまり、図3に示す例においてはBMC制御部100は、図3のテーブル101−1および101−2より消費電力が最大のIOカードAが冷却効率の良いIOスロット#3に搭載されIO稼働率が最大になる場合に基づいてFAN回転数を設定する。搭載IOカード種別と搭載位置で補正する消費電力はIOカードAのMax動作時の消費電力50[W]÷冷却効率1.0=50[W]となる。BMC制御部100は、消費電力50Wを図3のテーブル101−4よりFAN回転数に換算し、FAN回転数600[rpm]を設定する。そして、BMC制御部100は、OS起動後、IO性能監視を開始し、ある一定間隔におけるIO性能値104と図3のテーブル101−3により、現在のIO稼働状況の中で消費電力が最大のIOカードを抽出する(401)。
例えば、ステップ(401)で抽出したIOカードが、IO性能値104よりTypical動作時のIOカードAであった場合、BMC制御部100は、図3のテーブル101−3よりIOカードAの稼働レベル(Typical動作時)の消費電力として25[W]を決定する。次にBMC制御部100は、図3のテーブル101−2よりIOカードAはIOスロット#3に搭載されていることから冷却効率1.0と決定する。BMC制御部100は、これらの情報から、搭載IOカード種別と搭載位置で補正する回転数302と単位時間あたりのIO性能状況で補正する回転数303を補正した消費電力値を算出する。補正した消費電力値は、IOカードAの稼働レベル(Typical動作時)の消費電力25[W]÷冷却効率(1.0)=25[W]となる。よって、BMC制御部100は、図3のテーブル101−4よりFAN回転数に換算して500[rpm]を設定する(402、403、405)。以後、BMC制御部100は、IO性能監視を継続する。
これにより、本実施形態によれば、BMC制御部100は、FAN回転数を低減することができる。具体的には、BMC制御部100は、FAN回転数を、上述したIOカードの種別、搭載スロット位置および稼働レベルに応じた制御を行わない場合の最大消費電力で算出した回転数の700[pm]から、搭載IOカード種別と搭載位置で補正した回転数の600[rpm]に抑えることができる。さらにBMC制御部100は、FAN回転数を、単位時間あたりのIO性能状況で補正した回転数の500[rpm]へと補正し、最低限のFAN回転数に抑えることができる。
図5のフローの他の場合も同様であり、ステップ(401)で抽出したIOカードが、IOカードAでIOスロット#1または#4に搭載されている場合(404)、IOカードBの場合(406、407、408、409)やIOカードCの場合(410、411、412、413)も同じ制御フローにより最適なFAN回転数を決定できる。また全てのIOスロットにもIOカードが搭載されていない場合、BMC制御部100は、IOカード分の消費電力を0[W]としてFAN回転数0[rpm]を設定する(414)。
以上のように、本実施形態のサーバー装置10は、IOスロットとして、IOスロット#1 121、IOスロット#2 122、IOスロット#3 123、およびIOスロット#4 124の4つのスロットを備える。これらIOスロット121〜124は、FAN制御部131を介してFAN132を制御することで冷却される。IOカード情報管理テーブル101は、IOカードの搭載位置、IOカードの種別、IOカードの稼働状況を格納している記憶手段である。BMC制御部100は、各種温度センサからの温度情報110を取得し、OS稼働時は各IO性能を監視してIO性能値140を取得するとともに、IOカード管理テーブル101との間でIOカード情報102を更新および取得を行うことで、最適なFANの回転数を決定し、FAN制御部131に対してFANの回転数130を設定する。この構成によれば、IOスロット毎に温度センサなどのハードウエアを多数搭載することで詳細な情報を得なくても、IOカードの搭載状況、種別および稼働状況によって、マージンの少ない最適なFAN回転数を設定することができるので、マシン構成やマシン運用状況に応じた効率的な消費電力の削減効果がある。また、マージンを多く含んだ過剰なFAN回転数を設定するわけではないので、FANの騒音も低減することができる効果がある。
なお、本発明の実施の形態は上記のものに限定されない。例えば、上記の実施形態は、FANがひとつの場合の例であったが、FANが2個以上ある構成の場合にも、FANとIOスロットの位置関係による冷却効率は適用可能である。例えば2つのFANの間に仕切りがなく、2つのFANの間にあるIOスロットでは、双方のFANからも風を受け冷却されるため、このIOスロットの冷却効率を高く設定することも可能である。
また、例えば、FANと特定のIOスロットの間に装置固有の大きな部品があり、当該IOスロットに風が当たりにくい特殊な構造の装置であっても、この分の影響を考慮して冷却効率に反映させることも可能である。
また、上記の実施形態では、消費電力が最大のIOカード(上記の例ではIOカードA)に基づいて回転数を制御する場合としているが、消費電力とスロット位置とに鑑みて必要とされる風力が最も高いものに基づいて制御することもできる。すなわち、図5のステップ(401)において、BMC制御部100が、消費電力とスロット位置とに基づき、各IOカードについて補正消費電力値を算出するとともに、算出した補正消費電力値に対応する回転数をIOカード情報管理テーブル101から抽出する。そして、ステップ(401)において、BMC制御部100が、IOカード情報管理テーブル101から抽出した各IOカードの回転数を比較して、回転数が最大のIOカードを抽出することができる。
次に、本発明の実施形態の基本構成について図6および図7を参照して説明する。図6は、本発明による冷却制御装置1の基本構成を示す概略ブロック図である。上述した実施形態では、冷却制御装置1の一実施形態として図1に示す構成について説明したが、冷却制御装置1の基本構成は、図6に示すとおりである。すなわち、冷却制御装置1は、スロット特定部2および風力決定部3を基本構成とする。スロット特定部2は、複数のスロット4のうち拡張カード5が挿入されたスロット4を特定する。風力決定部3は、スロット特定部2が特定したスロット4に基づいて、送風機6に送風させる風の強度を決定する。これにより、冷却制御装置1は、拡張カード5を適切に冷却しつつ、消費電力を低減することができる。
図7は、本発明による回路基板の基本構成を示す概略ブロック図である。上述した実施形態では、冷却制御装置1およびマザーボード200の一実施形態として図1および図2に示す構成について説明したが、マザーボード200の基本構成は、図7に示すとおりである。すなわち、回路基板7は、複数のスロット4と、送風機6とを基本構成とする。複数のスロット4は、拡張カード5を挿入可能である。送風機6は、拡張カード5が挿入されたスロット4に応じた強度の風を、複数のスロット4に送る。これにより、回路基板7は、拡張カード5を適切に冷却しつつ、消費電力を低減することができる。
なお、図1、図2および図5に示した各ステップにおいて、BMC制御部100が実行する、ステップ(400)の処理がスロット特定部2に対応し、ステップ(401)および(404)または(405)の処理が風力決定部3に対応する。また、BMC制御部100が実行する、ステップ(401)および(402)の処理が、消費電力特定部に対応する。また、BMC制御部100が実行する、ステップ(400)の処理が、種別特定部に対応する。また、BMC制御部100が実行する、ステップ(400)の処理が、冷却効率特定部に対応する。そして、IOカード情報管理テーブル101が、冷却効率記憶部に対応する。
また、例えば図1に示した各ブロックは、適宜統合したり、分割または分散したりすることができる。例えば、冷却制御装置1を、BMC制御部100を用いずにまたは一体としてサーバー装置10のプロセッサとOS141とを用いて構成したり、冷却制御装置1がFAN制御部131の機能の一部または全部を備えたりすることができる。また、本実施形態が有するプロセッサが実行するプログラムの一部または全部はコンピュータ読取可能な記録媒体または通信回線を介して頒布することができる。
1 冷却制御装置
2 スロット特定部
3 風力決定部
4 スロット
5 拡張カード
6 送風機
7 回路基板
10 サーバー装置
100 BMC制御部
101 IOカード情報管理テーブル
121 IOスロット#1
122 IOスロット#2
123 IOスロット#3
124 IOスロット#4
131 FAN制御部
132 FAN
141 OS
200 マザーボード

Claims (8)

  1. 複数のスロットのうち拡張カードが挿入されたスロットを特定するスロット特定部と、
    前記スロットごとに、当該スロットに挿入される拡張カードの送風機による冷却効率を記憶する冷却効率記憶部と、
    前記スロット特定部が特定した前記スロットに関連付けて前記冷却効率記憶部が記憶する冷却効率を特定する冷却効率特定部と、
    前記スロット特定部が特定した前記スロットに挿入された前記拡張カードの稼働率に係る性能値を取得する性能監視部と、
    前記スロット特定部が特定した前記スロットと前記性能監視部が取得した前記性能値と前記冷却効率特定部が特定した前記冷却効率とに基づいて、前記送風機に送風させる風の強度を決定する風力決定部と
    を備える冷却制御装置。
  2. 前記拡張カードの消費電力を特定する消費電力特定部をさらに備え、
    前記風力決定部が、さらに前記消費電力特定部が特定した前記消費電力に基づいて、前記送風機に送風させる風の強度を決定する
    請求項1に記載の冷却制御装置。
  3. 前記拡張カードの種別を特定する種別特定部をさらに備え、
    前記風力決定部が、さらに前記種別特定部が特定した前記種別に基づいて、前記送風機に送風させる風の強度を決定する
    請求項1または請求項2に記載の冷却制御装置。
  4. 前記風力決定部が、前記スロットに複数の拡張カードが挿入されている場合に、前記スロット特定部が特定した前記スロットのうち最も消費電力が高い拡張カードが挿入されたスロットに基づいて、前記送風機に送風させる風の強度を決定する
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の冷却制御装置。
  5. 拡張カードを挿入可能な複数のスロットと、
    前記複数のスロットに風を送る送風機であって、前記拡張カードが挿入された前記スロットと当該拡張カードの稼働率と当該スロットにおける前記拡張カードの当該送風機による冷却効率とに応じた強度の風を、前記複数のスロットに送る送風機と
    を備える回路基板。
  6. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の冷却制御装置
    をさらに備える請求項5に記載の回路基板。
  7. 複数のスロットのうち拡張カードが挿入されたスロットを特定するステップと、
    前記スロットごとに、当該スロットに挿入される拡張カードの送風機による冷却効率を記憶する冷却効率記憶部を参照し、特定した前記スロットに関連付けられた冷却効率を特定するステップと、
    特定した前記スロットに挿入された前記拡張カードの稼働率に係る性能値を取得するステップと、
    特定した前記スロットと、取得した前記性能値と、特定した前記冷却効率とに基づいて、前記送風機に送風させる風の強度を決定するステップと
    を有する冷却方法。
  8. コンピュータを、
    複数のスロットのうち拡張カードが挿入されたスロットを特定するスロット特定部、
    前記スロットごとに、当該スロットに挿入される拡張カードの送風機による冷却効率を記憶する冷却効率記憶部、
    前記スロット特定部が特定した前記スロットに関連付けて前記冷却効率記憶部が記憶する冷却効率を特定する冷却効率特定部、
    前記スロット特定部が特定した前記スロットに挿入された前記拡張カードの稼働率に係る性能値を取得する性能監視部、
    前記スロット特定部が特定した前記スロットと前記性能監視部が取得した前記性能値と前記冷却効率特定部が特定した前記冷却効率とに基づいて、前記送風機に送風させる風の強度を決定する風力決定部
    として機能させるためのプログラム。
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