JP6589120B1 - 容器吊り下げ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】付属品の脱落を抑制して付属品を適切に保持できるとともに、付属品に対する高い保持性、挿入性および引き抜き性をバランスよく備える容器吊り下げ具を提供する。【解決手段】柔軟なシートにより形成されて容器100を吊り下げ可能な容器吊り下げ具10であって、容器100を差し込み可能な挿入孔21が形成される中央部20と、中央部20から対向する両方向へ延在し、各々に取っ手となる取っ手孔31が形成される2つの吊り下げ部30と、を有し、吊り下げ部30は、挿入孔21および取っ手孔31の間に、円形である第1保持孔32と、スリット36により形成される第2保持孔33とが形成され、第1保持孔32および第2保持孔33は、挿入孔21から取っ手孔31へ向かって略同一距離に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、カップ等の容器を吊り下げるための容器吊り下げ具に関する。
コーヒーショップ、ファーストフード店、コンビニエンスストアなど店舗では、コーヒーやジュース等の持ち帰り用の飲料が、カップに入れられた状態で販売されている。このような飲料が入れられたカップは、持ち運びやすいように、簡易的なホルダーに保持されて提供される場合がある。
例えば特許文献1には、プラスチック製のシートの中央にカップを挿入して吊り下げるための挿入孔が形成され、挿入孔を挟む両側に、手や腕を通すための一対の通し孔が形成された容器吊り下げ具が開示されている。この容器吊り下げ具は、矩形のシート片の3辺をシートに張り付けてポケットが形成されている。このポケットには、砂糖スティックやミルク容器などを入れることができる。
特開2005−82228号公報
特許文献1に記載の容器吊り下げ具のポケットは、上側の開口から砂糖スティックやミルク容器などの付属品が収容される。しかしながら、ポケットの開口は常に開いているため、収容された付属品が脱落しやすい。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、付属品の脱落を抑制して付属品を適切に保持できるとともに、付属品に対する高い保持性、挿入性および引き抜き性をバランスよく備える容器吊り下げ具を提供することを目的とする。
上記目的を達成する容器吊り下げ具は、柔軟なシートにより形成されて容器を吊り下げ可能であり、長尺な付属品を保持可能な容器吊り下げ具であって、容器を差し込み可能な挿入孔が形成される中央部と、前記中央部から対向する両方向へ延在し、各々に取っ手となる取っ手孔が形成される2つの吊り下げ部と、を有し、前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、円形である少なくとも1つの第1保持孔が形成され、前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、スリットにより形成される少なくとも1つの第2保持孔が形成され、前記付属品を前記第1保持孔および前記第2保持孔に挿入して保持可能であり、前記第1保持孔の少なくとも1つと、前記第2保持孔の少なくとも1つは、前記挿入孔から前記取っ手孔へ向かって略同一距離に位置することを特徴とする。
上記目的を達成する容器吊り下げ具は、柔軟なシートにより形成されて容器を吊り下げ可能であり、長尺な付属品を保持可能な容器吊り下げ具であって、容器を差し込み可能な挿入孔が形成される中央部と、前記中央部から対向する両方向へ延在し、各々に取っ手となる取っ手孔が形成される2つの吊り下げ部と、を有し、前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、内接し得る円の最大直径が10〜25mmである少なくとも1つの第1保持孔が形成され、前記付属品を前記第1保持孔および前記第2保持孔に挿入して保持可能であり、前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、隙間が1.5mm以下であるスリットにより形成される少なくとも1つの第2保持孔が形成され、前記第1保持孔の少なくとも1つと、前記第2保持孔の少なくとも1つは、前記挿入孔から前記取っ手孔へ向かって略同一距離に位置することを特徴とする。
上記のように構成した容器吊り下げ具は、同じ付属品を挿入される第1保持孔および第2保持孔が、挿入孔から取っ手孔へ向かって略同一距離に位置するため、取っ手部を掴んで容器吊り下げ具を吊り下げた際に、第1保持孔および第2保持孔が略水平に並ぶ。このため、容器吊り下げ具は、長尺な付属品を、第1保持孔および第2保持孔に挿入した状態で安定して保持でき、付属品が重力によって第1保持孔および第2保持孔から脱落することを抑制できる。さらに、容器吊り下げ具は、第1保持孔および第2保持孔の両方に挿入される長尺な付属品を、スリットにより形成される第2保持孔により強く保持できる。そして、第2保持孔と同時に使用される第1保持孔は、付属品に強く接触せずに付属品を保持する。このため、容器吊り下げ具は、同時に使用される2つの保持孔のうちの第2保持孔にのみ、付属品を強く保持する機能を有することで、付属品の脱落を抑制する高い保持性と、付属品の挿入性および引き抜き性という保持性と相反しやすい性能を、バランスよく備えることができる。
第1実施形態に係る容器吊り下げ具を示す平面図である。 容器吊り下げ具の使用状態を示す斜視図である。 容器吊り下げ具の一部を示す平面図であり、(A)は使用方法の一例、(B)は使用方法の他の例を示す。 第2実施形態に係る容器吊り下げ具を示す平面図であり、(A)は全体図、(B)は一部拡大図である。 第3実施形態に係る容器吊り下げ具を示す平面図であり、(A)は全体図、(B)は一部拡大図である。 第4実施形態に係る容器吊り下げ具を示す平面図である。 第5実施形態に係る容器吊り下げ具を示す平面図である。 変形例を示す平面図であり、(A)は第1変形例、(B)は第2変形例、(C)は第3変形例、(D)は第4変形例、(E)は第5変形例、(F)は第6変形例、(G)は第7変形例、(H)は第8変形例、(I)は第9変形例、(J)は第10変形例を示す。 容器吊り下げ具の第11変形例を示す平面図である。 容器吊り下げ具の第12変形例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は一方の吊り下げ部を巻く際を示す斜視図、(C)は他方の吊り下げ部を巻く際を示す斜視図である。 容器吊り下げ具の第13変形例に容器を配置した状態を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る容器吊り下げ具10は、図2に示すように、コーヒーやジュース等の飲料を入れたカップ状の容器100を、吊り下げて搬送するためのものである。なお、容器100に入れられる物は、必ずしも飲料に限定されない。容器100に入れられる物は、収容可能であれば特に限定されないが、例えば、カップ麺、フルーツ、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、パフェ、ケーキ等であってもよい。容器100は、下端から上端へ向かって外径が大きくなっており、上端が開口している。容器100の上端は、蓋が取り付けられてもよい。
容器吊り下げ具10は、図1に示すように、1枚の柔軟なシートにより形成される。シートの構成材料は、紙であることが好ましいが、柔軟に変形可能であれば紙でなくてもよく、例えば布や樹脂材料であってもよい。紙の種類は、特に限定されない。樹脂材料は、特に限定されないが、例えば、シリコーンゴム、合成ゴム、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリエチレン等が挙げられる。樹脂製のシートは、水に強く強度が高い。樹脂製のシートとしては、例えばプロピレン製の合成紙であるユポ(登録商標)が挙げられる。また、シートは、石から抽出した無機鉱物粉末から作られたストーンペーパーであってもよい。容器吊り下げ具10は、1枚のシートから切り出すことができるため、製造が容易である。なお、容器吊り下げ具10は、複数のシートを接合して形成されてもよい。
容器吊り下げ具10は、容器100を差し込み可能な挿入孔21が形成される中央部20と、手で掴むための取っ手となる取っ手孔31が形成される2つの吊り下げ部30を備えている。2つの吊り下げ部30は、中央部20から対向する両方向へ延在している。したがって、容器吊り下げ具10は、曲げられない平面の状態において、1つの吊り下げ部30、中央部20、他の吊り下げ部30が一列に並び、一方向へ長尺な形状となっている。容器吊り下げ具10の外縁部は、滑らかな曲線で形成されることが好ましい。外縁部とは、外郭の縁に沿う部位である。これにより、容器吊り下げ具10の外縁部の一部に局所的に応力が集中することを抑制し、破損や変形の発生を抑制できる。容器吊り下げ具10は、図2に示すように、挿入孔21に容器100を差し込み、吊り下げ部30を撓ませて2つの取っ手孔31をまとめて掴むことで、容器100を吊り下げて搬送することができる。
挿入孔21は、図1、2に示すように、容器100が挿入されて容器100を保持する部位である。挿入孔21は、容器100が下端側から挿入されて、容器100の上端側が通り抜けない大きさで形成されている。挿入孔21は、飲料を入れた容器100をバランスよく保持できるように、容器100の上端の近くを保持する大きさであることが好ましい。挿入孔21の形状は、特に限定されないが、例えば円形や楕円形である。
各々の吊り下げ部30は、挿入孔21から離れている側に、手で掴むための取っ手となる取っ手孔31が形成されている。取っ手孔31の形状は、特に限定されないが、滑らかな曲線で形成されることが好ましく、例えば楕円形である。これにより、取っ手孔31の一部に局所的に応力が集中することを抑制し、破損や変形の発生を抑制できる。挿入孔21から各々の取っ手孔31までの距離L1は、一致することが好ましい。これにより、図2に示すように、2つの取っ手孔31をまとめて掴む際に、挿入孔21に挿入される容器100の上端面が略水平となり、容器100の姿勢を適切に維持できる。
吊り下げ部30は、図1〜3に示すように、ストロー、砂糖スティック、ミルク容器、ガムシロップ容器、マドラー、スプーン等の付属品101、102を保持する保持孔が形成されている。保持孔は、第1保持孔32、第2保持孔33、第3保持孔34および第4保持孔35を備えている。一方の吊り下げ部30(図1の紙面上方の吊り下げ部30)は、第1保持孔32、第2保持孔33および第3保持孔34が形成されている。他方の吊り下げ部30(図1の紙面下方の吊り下げ部30)は、第4保持孔35が形成されている。第1保持孔32、第2保持孔33、第3保持孔34および第4保持孔35の大きさは、保持する付属品101、102の大きさや形状によって適宜設定されるが、例えば、付属品101、102がストロー、砂糖スティック、ミルク容器、ガムシロップ容器、マドラー、スプーン等である場合には、いずれも、挿入孔21よりも面積が小さいことが好ましく、取っ手孔31よりも面積が小さいことが好ましい。
第1保持孔32および第2保持孔33は、ストロー、砂糖スティック、マドラー、スプーン、フォーク、箸等の長尺な付属品101を保持するために好適である。すなわち、長尺な付属品101を、第1保持孔32および第2保持孔33の2ケ所で保持することで、付属品101をバランスよく保持することができる。
第1保持孔32は、例えば円形である。円形とは、真円形、楕円形、卵円形等を意味する。これにより、第1保持孔32の一部に局所的に応力が集中することを抑制し、破損や変形の発生を抑制できる。第1保持孔32は、長尺な付属品101を挿入可能な大きさで形成されている。第1保持孔32は、円形であるため、長尺な付属品101を挿入する際の抵抗が小さく、付属品101を容易に挿入できる。第1保持孔32は、付属品101の長尺方向と直交する断面の形状よりも大きい。すなわち、第1保持孔32は、付属品101を接触させることなく、引っ掛けずに挿入できる大きさを有する。このため、第1保持孔32は、長尺な付属品101を挿入する際および引き抜く際の抵抗が小さく、付属品101を容易に挿入できるとともに、容易に引き抜くことができる。
また、第1保持孔32は、長尺な付属品101を挿入する際および引き抜く際に、付属品101が引っ掛からない大きさを有すれば、円形でなくてもよい。この場合、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径により、第1保持孔32の大きさを設定できる。第1保持孔32の形状に応じて、第1保持孔32に内接し得る円は1つ以上存在し、そのうちの最大の円の直径が、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径である。長尺な付属品101がマドラーである場合、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、10〜15mmであることが好ましい。長尺な付属品101がストローや砂糖スティックである場合、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、15〜20mmであることが好ましい。長尺な付属品101がスプーン、フォークまたは箸である場合、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、20〜25mmであることが好ましい。したがって、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、好ましくは10mm以上、または15mm以上、または20mm以上である。また、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、好ましくは25mm以下、または20mm以上、または15mm以上である。これにより、第1保持孔32は、長尺な付属品101を挿入する際および引き抜く際の抵抗が小さく、付属品101を容易に挿入できるとともに、容易に引き抜くことができる。第1保持孔32は、内接し得る円の最大直径により大きさを定義される場合、その形状は特に限定されず、例えば円形、三角形、四角形、他の多角形、星形多角形、またはこれら以外の形状である。なお、第1保持孔32は、多角形等であって角を有する場合であっても、多角形の角に位置する縁部は、曲率を有するように形成されることが好ましい。これにより、第1保持孔32の縁部の一部に局所的に応力が集中することを抑制し、破損や変形の発生を抑制できる。第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、容器吊り下げ具10により吊り下げる容器100によって、最適な値が異なってもよい。例えば、容器吊り下げ具10が、コーヒー、紅茶、お茶、ジュース、ソフトドリンク等の飲料用の容器100を吊り下げるために製造された製品である場合、付属品101は、ストロー、砂糖スティック、マドラー等である。このため、第1保持孔32に内接し得る円の最大直径は、10〜20mm程度であることが好ましい。
第2保持孔33は、直交する2つのスリット36と、各々のスリット36の両端に位置する終端部37とにより形成されている。なお、直交する2つのスリット36は、中心から放射状に延びる4つのスリットと解釈してもよい。終端部37は、スリット36の両側の終端に位置し、スリット36の隙間幅よりも大きな幅を有する孔である。終端部37の孔の形状は、円形が好ましいが、円形でなくてもよい。幅の広い円形の終端部37が形成されることで、終端部37に作用する応力を分散し、破損や変形の発生を抑制できる。
第2保持孔33は、直交するスリット36が設けられることで、第2保持孔33の中心O1に向かって突出する4つの第2係合部38が形成されている。第2係合部38は、変形しやすい自由端と、自由端の反対側に位置する固定端とを備えて撓むことができる梁形状で形成される。なお、第2係合部38の数は、本実施形態では4つあるが、第2係合部38の数は限定されず、1つ以上あればよい。各々の第2係合部38は、90度の角度で形成される同一形状であるが、異なる角度で形成される異なる形状であってもよい。第2係合部38は、第2保持孔33の中心O1からの距離が、隣接する部位(例えば、終端部37)と比較して短い。第2保持孔33の中心O1は、第2保持孔33の重心でもある。第2保持孔33は、第2係合部38を変形させることで、長尺な付属品101を挿入可能となる。すなわち、第2保持孔33は、第2係合部38を変形させなければ、長尺な付属品101を挿入できない。付属品101を第2保持孔33に挿入すると、第2係合部38が撓むように変形する。変形した第2係合部38は、元の形状へ戻ろうとする復元力(弾性力)により、付属品101を、第2保持孔33からずれないように保持する。このため、第2保持孔33に挿入された付属品101は、第2保持孔33から脱落しにくい。
第1保持孔32および第2保持孔33は、挿入孔21から取っ手孔31へ向かって略同一距離L2の位置に形成されている。距離L2は、挿入孔21と吊り下げ部30の境界から、第1保持孔32または第2保持孔33の中心までの長さと定義できる。または、距離L2は、挿入孔21と吊り下げ部30の境界から、第1保持孔32または第2保持孔33の挿入孔21に近い位置までの長さと定義することもできる。挿入孔21から第1保持孔32までの距離Lと、挿入孔21から第2保持孔33までの距離Lは、多少の差異があってもよい。すなわち、第1保持孔32および第2保持孔33に挿入される付属品101が、重力によって第1保持孔32および第2保持孔33から抜け落ちない程度に、略平行となればよい。容器吊り下げ具10を吊り下げると、第1保持孔32および第2保持孔33は、略水平に並ぶ。このため、対をなす第1保持孔32および第2保持孔33の両方に挿入された付属品101は、第1保持孔32および第2保持孔33から脱落しにくい。
吊り下げ部30は、第1保持孔32および第2保持孔33で1つの長尺な付属品101を保持するため、付属品101をバランスよく保持できる。そして、長尺な付属品101を保持するために同時に利用される第1保持孔32および第2保持孔33のうち、一方の第2保持孔33のみが、第2係合部38を備えている。このため、付属品101を第1保持孔32および第2保持孔33の両方に短時間で挿入でき、かつ両方から短時間で取り出すことが可能である。すなわち、容器吊り下げ具10は、第1保持孔32および第2保持孔33の両方に挿入される長尺な付属品101を、スリット36により形成される第2保持孔33により強く保持できる。そして、第2保持孔33と一緒に使用される第1保持孔32は、付属品101に強く接触せずに付属品101を保持する。したがって、容器吊り下げ具10は、同時に使用される2つの保持孔のうちの第2保持孔33にのみ、付属品101を強く保持する機能を有することで、付属品101の脱落を抑制する高い保持性と、付属品101の挿入性および引き抜き性という相反しやすい性能を、バランスよく両立できる。したがって、使用者は吊り下げ具10を利用して容器100を吊り下げて移動する際に、付属品101が傾きの変化や空気抵抗等によって脱落することを気にすることなく、容易に搬送できる。なお、第1保持孔32および第2保持孔33の両方が、付属品101に係合する係合部を備えてもよい。また、第1保持孔32および第2保持孔33の両方が、付属品101に係合する係合部を備えなくてもよい。付属品101を第1保持孔32および第2保持孔33に挿入する際に、付属品101は、図3(B)に示すように吊り下げ部30の内側(他の吊り下げ部30と隣接する側)から挿入されても、図3(A)に示すように外側(他の吊り下げ部30と隣接しない側)から挿入されてもよい。
第1保持孔32および第2保持孔33の両方に付属品101を挿入すると、柔軟な吊り下げ部30は、付属品101の形状に追従するように変形する。例えば、付属品101が直線状であれば、吊り下げ部30は、直線状の付属品101に対して第1保持孔32および第2保持孔33で交差するように波状に変形する。第1保持孔32および第2保持孔33に付属品101を挿入した状態で取っ手孔31を掴んで吊り下げると、挿入孔21と取っ手孔31の間に張力が発生する。このとき、第1保持孔32および第2保持孔33は、同じ吊り下げ部30に設けられ、かつ挿入孔21と取っ手孔31の間に位置している。したがって、付属品101の形状に追従するように変形した第1保持孔32および第2保持孔33の近傍の吊り下げ部30が、張力によって元の平面形状に戻ろうとするため、第1保持孔32および第2保持孔33が付属品101に押し付けられる。このため、付属品101は、第1保持孔32および第2保持孔33に強く保持され、第1保持孔32および第2保持孔33から脱落しにくくなる。また、第1保持孔32および第2保持孔33は、同じ吊り下げ部30に設けられるため、2つの吊り下げ部30を近接させたり離したりしても、挿入された付属品101を保持した状態を良好に維持できる。本実施形態では、第1保持孔32および第2保持孔33は、1対のみ設けられるが、2対以上設けられてもよい。例えば、第1保持孔32および第2保持孔33は、それぞれの吊り下げ部30に設けられてもよい。または、第1保持孔32および第2保持孔33は、一方の吊り下げ部30に複数設けられてもよい。
第3保持孔34は、図1〜3に示すように、小さなカップ状のミルク容器やガムシロップ容器を保持する部位である。第3保持孔34は、内縁部が滑らかな曲線によって波状に形成されることで、第3保持孔34の中心O2に向かって突出する複数の第3係合部39が形成されている。第3保持孔34の中心O2は、第3保持孔34の重心でもある。内縁部とは、孔の縁に沿う部位である。なお、第3係合部39の数は、本実施形態では8つあるが、第3係合部39の数は限定されず、1つ以上あればよい。第3係合部39は、第3保持孔34の中心O2からの距離が、隣接する部位(例えば、2つの第3係合部39に挟まれる谷部40)と比較して短い。第3保持孔34は、第3係合部39を変形させることで、カップ状の付属品102を挿入可能となる。すなわち、第3保持孔34は、第3係合部39を変形させなければ、カップ状の付属品102を挿入できない。付属品102を第3保持孔34に挿入すると、図3(A)に示すように、第3係合部39が撓むように変形する。また、第3係合部39の周囲も、第3係合部39とともに多少変形する。変形した第3係合部39は、元の形状へ戻ろうとする復元力(弾性力)により、付属品102を、第3保持孔34からずれないように保持する。このため、第3保持孔34に挿入された付属品102は、第3保持孔34から脱落しにくい。第3保持孔34の内縁部は、滑らかな曲線で形成されることが好ましい。これにより、第3保持孔34の一部に局所的に応力が集中することを抑制し、破損や変形の発生を抑制できる。
第3保持孔34に付属品102を挿入した状態で取っ手孔31を掴んで吊り下げると、挿入孔21と取っ手孔31の間に張力が発生する。このとき、第3保持孔34は、挿入孔21と取っ手孔31の間に位置している。したがって、第3保持孔34の近傍の吊り下げ部30が、張力によって元の平面形状に戻ろうとするため、変形しつつ付属品102に接触する第3係合部39が、付属品102に押し付けられる。このため、付属品102は、第3保持孔34に強く保持され、第3保持孔34から脱落しにくくなる。また、挿入孔21と取っ手孔31の間に張力が発生していない状態では、吊り下げ部30が変形しやすいため、第3係合部39および第3係合部39の周囲を変形させつつ第3持孔に付属品102を容易に挿入でき、かつ第3保持孔34から付属品102を容易に取り外すことができる。
付属品102を第3保持孔34に挿入する際に、図3(B)に示すように、第3係合部39の少なくとも1つを、付属品102の蓋部103を挟んで一方側に配置し、第3係合部39の少なくとも1つを、蓋部103を挟んで他方側に配置することもできる。このようにすれば、第3係合部39は、付属品102を、吊り下げ部30から内側(他の吊り下げ部30と隣接する側)への脱落および外側(他の吊り下げ部30と隣接しない側)への脱落の両方を抑制できる。なお、このように保持する場合には、第3係合部39は、蓋部103を挟んで両側に少なくとも1つずつ飛鳥であるため、第3保持孔34に2つ以上設けられる必要がある。付属品102は、吊り下げ部30の外側の面から第3保持孔34に挿入されることが好ましいが、内側の面から挿入されてもよい。
第4保持孔35は、第3保持孔34と同様に、小さなカップ状のミルク容器やガムシロップ容器を保持する部位である。第4保持孔35は、第3保持孔34と同様の形状および機能を有している。第4保持孔35の大きさは、第3保持孔34の大きさと同じであってもよく、または異なってもよい。第3保持孔34と第4保持孔35の大きさが異なる場合、使用者が、保持したい付属品102の大きさや形状に合わせて、第3保持孔34または第4保持孔35を選択可能となる。なお、ここでは、第3保持孔34の説明と重複するため、第4保持孔35の説明を省略する。
次に、第1実施形態に係る容器吊り下げ具10の使用方法を説明する。
容器吊り下げ具10は、平面形状で複数を重ねられた状態で保管される。飲料を入れた容器100を容器吊り下げ具10に保持する際には、飲料を入れた容器100を、下端側から挿入孔21に挿入する。次に、ストロー、砂糖スティック、マドラー、スプーン等の長尺な付属品101があれば、図3に示すように、付属品101を、第1保持孔32および第2保持孔33に挿入する。次に、ミルク容器、ガムシロップ容器等のカップ状の付属品102があれば、付属品102を、第3保持孔34または第4保持孔35に挿入する。第3保持孔34または第4保持孔35に挿入された付属品102の蓋面は、覆われずに外部へ露出するため、持ち歩く際に、蓋面に印字されている店舗名や社名等を、周囲の人へ目に付くように表示できる。この後、容器100を挿入した挿入孔21の両側に位置する2つの吊り下げ部30を撓ませて、2つの取っ手孔31をまとめて掴み、取っ手孔31を鉛直方向の上方へ移動させる。これにより、図2に示すように、容器100が容器吊り下げ具10に保持されて吊り下げられる。吊り下げられた容器100の重心は、挿入孔21よりも鉛直方向の下方に位置する。このため、容器100は、容器吊り下げ具10に安定した姿勢で保持されて、容器100の揺れを抑制できるとともに、内容物をこぼさずに搬送可能となる。なお、付属品101、102は、2つの取っ手孔31をまとめて掴んだ後に、第1保持孔32〜第4保持孔35に挿入されてもよい。
吊り下げた容器吊り下げ具10を降ろす際には、まず、平坦な面に容器100の下端を接触させる。この後、2つの取っ手孔31を離すようにして2つの吊り下げ部30を広げる。容器100を保持していた挿入孔21は、容器100に対して鉛直方向の下方へ移動し、容器100が挿入孔21から離脱する。この後、第1保持孔32〜第4保持孔35のいずれかに保持された付属品101を容器吊り下げ具10から取り外し、利用することができる。平坦な面に容器100を降ろすと、吊り下げ部30に作用する張力が低減する。これにより、張力によって第1保持孔32および第2保持孔33に強く保持された長尺な付属品101を、容易に取り外すことができる。また、張力によって第3保持孔34や第4保持孔35に強く保持されたカップ状の付属品102を、容易に取り外すことができる。
以上のように、第1実施形態に係る容器吊り下げ具10は、柔軟なシートにより形成されて容器100を吊り下げ可能な容器吊り下げ具10であって、容器100を差し込み可能な挿入孔21が形成される中央部20と、中央部20から対向する両方向へ延在し、各々に取っ手となる取っ手孔31が形成される2つの吊り下げ部30と、を有し、吊り下げ部30の少なくとも一方は、挿入孔21および取っ手孔31の間に保持孔(第1保持孔32、第2保持孔33、第3保持孔34、第4保持孔35)が形成される。
上記のように構成した容器吊り下げ具10は、保持孔に例えばストロー、ガムシロップ容器、ミルク容器、マドラー、スプーン等の付属品101、102を差し込んで保持できる。このため、容器吊り下げ具10は、付属品101、102の脱落を抑制して、当該付属品101、102を適切に保持できる。また、容器吊り下げ具10は、柔軟なシートにより形成できるため、低コストで容易に製造できる。また、容器吊り下げ具10は、シート状であるため、省スペースで保管が可能である。また、容器吊り下げ具10は、平面状に広がった状態から、組み立てることなくそのまま使用できるため、時間をかけずに容易に使用できる。また、容器吊り下げ具10は、1枚のシートで形成できるため、資源を削減でき、環境保護につながる。
また、少なくとも1つの保持孔(第2保持孔33、第3保持孔34、第4保持孔35)は、少なくとも1つの係合部(第2係合部38、第3係合部39)が形成され、当該係合部は、保持孔の中心からの距離が隣接する部位と比較して短い。これにより、保持孔に挿入された付属品101、102は、保持孔の中心から近い係合部に接触して保持される。このため、保持孔に挿入された付属品101、102は、保持孔から脱落することが抑制される。
また、第1保持孔32および第2保持孔33は、挿入孔21から取っ手孔31へ向かって略同一距離L2の位置に少なくとも2つ設けられる。これにより、取っ手孔31を掴んで容器吊り下げ具10を吊り下げた際に、第1保持孔32および第2保持孔33が略水平に並ぶ。このため、長尺な付属品101を2つの第1保持孔32および第2保持孔33に挿入して安定して保持できるとともに、付属品101が重力によって第1保持孔32および第2保持孔33から脱落することを抑制できる。
また、第1保持孔32および第2保持孔33が、一方の吊り下げ部30に形成されている。これにより、2つの吊り下げ部30が離れても、第1保持孔32および第2保持孔33の距離が変わらないため、第1保持孔32および第2保持孔33に挿入された付属品101が、第1保持孔32および第2保持孔33から脱落することを抑制できる。また、第1保持孔32および第2保持孔33に付属品101を挿入した状態で取っ手孔31を掴んで吊り下げると、挿入孔21と取っ手孔31の間に張力が発生する。このとき、第1保持孔32および第2保持孔33は、同じ吊り下げ部30に設けられ、かつ挿入孔21と取っ手孔31の間に位置している。したがって、付属品101の形状に追従するように変形した第1保持孔32および第2保持孔33の近傍の吊り下げ部30は、張力によって元の平面形状に戻ろうとするため、第1保持孔32および第2保持孔33が付属品101に押し付けられる。このため、付属品101が、第1保持孔32および第2保持孔33から脱落することを抑制できる。また、挿入孔21と取っ手孔31の間に張力が発生していない状態では、吊り下げ部30が変形しやすいため、第1保持孔32および第2保持孔33に付属品101を容易に挿入でき、かつ第1保持孔32および第2保持孔33から付属品101を容易に取り外すことができる。
また、第1保持孔32、第3保持孔34および第4保持孔35の内縁部は、曲線で形成される。これにより、保持孔の内縁部の一部に応力が集中することを抑制できる。このため、保持孔が破損または変形することを抑制できる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る容器吊り下げ具50は、図4に示すように、第3保持孔51および第4保持孔52の形状のみが、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。
第3保持孔51は、直線状のスリット53と、スリット53から離れて位置する三ケ月形状の開口部54とを備えている。スリット53および開口部54は、1つの付属品102を保持するために同時に使用される対の(2つの)保持孔である。スリット53および開口部54は、取っ手孔31から挿入孔21へ向かう方向(吊り下げた際の上下方向)に並んで配置されているが、取っ手孔31から挿入孔21へ向かう方向と直交する方向(吊り下げた際の水平方向)に並んで配置されてもよい。スリット53の両端には、終端部55が形成されている。終端部55は、スリット53の隙間幅よりも大きな幅を有する孔である。終端部55の孔の形状は、円形が好ましいが、円形でなくてもよい。幅の広い円形の終端部55が形成されることで、終端部55に作用する応力を分散し、スリット53の破損や変形を抑制できる。
三ケ月形状の開口部54は、スリット53に近い側の第1縁部56と、スリット53から遠い側の第2縁部57が形成されている。第1縁部56は、スリット53と平行に、直線状に形成されている。第2縁部57は、第1縁部56から離れる方向へ凸となる円弧状に形成されている。第1縁部56と第2縁部57は、曲線でつながっている。このため、第1縁部56と第2縁部57を繋ぐ部位に局所的に応力が集中することを抑制し、開口部54の破損や変形の発生を抑制できる。
第4保持孔52は、第3保持孔51と同様の形状と機能を有している。ここでは、第3保持孔51の説明と重複するため、第4保持孔52の説明を省略する。
第3保持孔51に、ミルク容器、ガムシロップ容器等のカップ状の付属品102を保持する際には、図4(B)に示すように、まず、スリット53に、付属品102の蓋部103の一部を挿入する。次に、開口部54に、付属品102の蓋部103の他の部位を挿入する。このとき、開口部54は、スリット53から遠い側の第2縁部57が円弧状であるため、付属品102の蓋部103の一部をスリット53に保持した後であっても、開口部54に付属品102の蓋部103の他の部位を挿入しやすい。付属品102の蓋部103は、スリット53の開口部54から離れた側の第3係合部58と、開口部54のスリット53から離れた側の第3係合部59に引っ掛かり、良好に保持される。このため、スリット53および開口部54に保持された付属品102は、第3保持孔51から脱落することが抑制される。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る容器吊り下げ具60は、図5に示すように、第3保持孔61および第4保持孔62の形状のみが、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。
第3保持孔61は、四隅が丸められた略四角形で形成されている。第3保持孔61は、四角形の各辺に位置する4つの第3係合部63と、第3係合部63の間に位置する4つの角部64を備えている。角部64は、曲面で形成されている。このため、角部64に作用する応力を分散し、破損や変形を抑制できる。第3係合部63は、第3保持孔61の中心O2からの距離が、隣接する部位(例えば、角部64)と比較して短い。
第4保持孔62は、第3保持孔61と同様の形状と機能を有している。ここでは、第3保持孔61の説明と重複するため、第4保持孔62の説明を省略する。
第3保持孔61に、ミルク容器、ガムシロップ容器等のカップ状の付属品102を保持する際には、図5(B)に示すように、まず、第3係合部63の1つに、付属品102の蓋部103の一部を引っ掛ける。次に、蓋部103を引っ掛けた第3係合部63の反対側に位置する他の第3係合部63に、蓋部103の他の部位を引っ掛ける。そして、他の2つの第3係合部63には、蓋部103を引っ掛けない。これにより、第3係合部63は、付属品102を、吊り下げ部30から内側への脱落および外側への脱落の両方を抑制できる。第3保持孔61に挿入された付属品102の蓋面は、覆われずに外部へ露出するため、持ち歩く際に、蓋面に印字されている店舗名や社名等を、周囲の人へ目に付くように表示できる。
<第4実施形態>
第4実施形態に係る容器吊り下げ具70は、図6に示すように、第2保持孔71の位置のみが、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。
第2保持孔71は、第1保持孔32が形成される吊り下げ部30とは異なる吊り下げ部30に形成される。第1保持孔32および第2保持孔71は、挿入孔21から取っ手孔31へ向かって略同一距離L2の位置に形成されている。このため、容器吊り下げ具70を吊り下げると、第1保持孔32および第2保持孔71に挿入された長尺な付属品101は、略水平な状態(重力方向と略垂直な状態)となる。このため、第1保持孔32および第2保持孔71は、第1保持孔32および第2保持孔71に挿入された付属品101は、容器吊り下げ具70から脱落しにくい。第1保持孔32および第2保持孔71は、異なる吊り下げ部30に形成されているため、2つの吊り下げ部30とともに、近接および離れることが可能である。
<第5実施形態>
第5実施形態に係る容器吊り下げ具80は、図7に示すように、補強部81が設けられる点のみが、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。
容器吊り下げ具80は、挿入孔21の内縁部、取っ手孔31の内縁部、保持孔の内縁部、および容器吊り下げ具80全体の外縁部に、補強部81が設けられている。補強部81は、例えば、各部位の表面に接着や融着等によって張り付けられる補強シートや、各部位の表面に塗布された後に硬化したシート状部材、各部位に浸み込んで(含浸されて)硬化した補強部材である。補強部81の構成材料は、例えば、樹脂材料、紙、布、またはこれらの少なくとも2つの混合物等が挙げられる。補強部81は、強度が高いのみならず、耐水性が高い(濡れても強度が低下しない)ことが好ましい。
なお、補強部81は、挿入孔21の内縁部、取っ手孔31の内縁部、保持孔の内縁部、および容器吊り下げ具80全体の外縁部の全てに必ず設けられる必要はなく、例えば、これらの1つ以上に設けられればよい。また、補強部81は、各内縁部または外縁部に、全周的に連続して設けられることが好ましいが、部分的に設けられてもよい。また、補強部81は、容器吊り下げ具80を構成するシートに他の部材を設けることで形成されるものでなくてもよく、例えば、容器吊り下げ具80を構成するシートを部分的に厚く作成することで、補強部81とすることもできる。例えば、容器吊り下げ具80が樹脂製である場合、射出成形等によって、シートを部分的に厚く形成することは容易である。
第5実施形態に係る容器吊り下げ具80は、挿入孔21の内縁部、取っ手孔31の内縁部、保持孔(第1保持孔32、第2保持孔33、第3保持孔34および第4保持孔35)の内縁部、および容器吊り下げ具80全体の外縁部の少なくとも1つに、隣接する部位よりも強度の高い補強部81が設けられるため、容器吊り下げ具80が、力を受けたり濡れたりすることによって破損したり変形したりすることを抑制できる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、容器吊り下げ具の挿入孔21は、1つであるが、2つ以上設けられてもよい。これにより、1つの容器吊り下げ具で、複数の容器100を吊り下げることが可能となる。また、容器吊り下げ具は、防水加工が施されてもよい。
また、第2保持孔33の形状は、上述した例に限定されない。例えば、スリット36は、隙間がなくてもよいが、図8(A)に示す第1変形例のように、微小な幅である隙間W1があってもよい。また、複数のスリット36が集合する位置で、隙間W1よりも大きな微小な隙間W2が形成されてもよい。微小な隙間W1、W2は、挿入される付属品101の長尺方向と直交する断面の形状よりも小さい。長尺方向と直交する断面の形状が小さい付属品101は、マドラーやスプーン等であり、特に、マドラーやスプーンの柄の部分の断面形状が小さく、通常、柄の部分が第2保持孔33に保持される。マドラーやスプーンの柄の部分の、断面形状において薄い部分は、通常、小さくても1.5mmを超える厚さを有する。このため、第2保持孔33の隙間W1、W2は、特に限定されないが、好ましくは1.5mm以下であり、より好ましくは1.2mm以下であり、さらに好ましくは1.0mm以下、さらに好ましくは0mmである。これにより、隙間W1、W2が付属品101よりも小さいため、第2保持孔33は、付属品101を挿入する際、引き抜く際、および付属品101を保持している際に、必ず変形する。このため、第1保持孔32は、長尺な付属品101を、脱落しないように強く保持できる。また、図8(B)に示す第2変形例のように、スリット36の幅W1は、前述の好ましい範囲内で、部位によって異なってもよい。図8(B)の例では、隙間W1は、第2保持孔33の中心に向かって小さくなっているが、中心に向かって大きくなってもよい。また、図8(B)の例では、隙間W1は滑らかに変化しているが、階段状(ステップ状)に変化してもよい。
また、第2保持孔33を形成するスリット36は、十字に交差する形態に限定されない。例えば、複数の直線的なスリット36が第2保持孔33の略中心から放射状に延びる場合、放射状に延びる直線的なスリット36の数は、3つ以上であることが好ましい。例示的に、図8(C)に示す第3変形例では、スリット36は3つであり、図8(D)に示す第4変形例では、スリット36は8つである。スリット36に挟まれる位置に、第2係合部38が形成される。
また、複数のスリット36が集合する位置は、第2保持孔33の略中心に限定されない。複数のスリット36が集合する位置は、第2保持孔33の中心からずれた位置(中心と外縁の間の位置)でもよく、または図8(E)に示す第5変形例のように、第2保持孔33の外縁に位置してもよい。また、複数のスリット36が集合する位置は、図8(F)に示す第6変形例のように、2つ以上存在してもよい。また、複数のスリット36は、完全に同じ位置に集合しなくてもよい。例示的に、図8(G)に示す第7変形例では、4つの直線状のスリット36が、第2保持孔33の略中心にずれながら集合している。また、図8(H)に示す第8変形例では、4つの曲線状のスリット36が、第2保持孔33の略中心にずれながら集合している。
また、第2保持孔33は、曲がった1つのスリット36により形成されてもよい。例示的に、図8(I)に示す第9変形例では、スリット36は略S字状であり、図8(J)に示す第10変形例では、スリット36は略C字状である。このように、スリット36が1つの場合であっても、スリット36が曲がっていることで、第2保持孔33の第2係合部38は、撓むように変形可能である。このため、第2保持孔33は、第2係合部38を変形させて、付属品101の挿入および引き抜きが可能であるとともに、第2係合部38の復元力によって付属品101を強く保持できる。
また、上述した第3〜第10変形例において、各々のスリット36の端部側(複数のスリット36が集合する側と異なる端部)に、破損や変形の発生を抑制するための終端部37(図3を参照)が配置されることが好ましい。すなわち、スリット36の端部側に、スリット36とは異なる終端部37が配置されてもよい。なお、終端部37は、形成されなくてもよい。終端部37の幅は、スリット36の幅W1、W2よりも大きくてよい。
また、図9に示す第11変形例のように、両方の吊り下げ部30に、挿入孔21からの距離L2が共通する第1保持孔32および第2保持孔33が設けられてもよい。そして、一方の吊り下げ部30に形成される第1保持孔32と、他方の吊り下げ部30に形成される第2保持孔33は、容器吊り下げ具70を吊り下げた際に対向して配置される。これにより、同じ吊り下げ部30に設けられる第1保持孔32および第2保持孔33に付属品101を保持できるとともに、異なる吊下げ部30に設けられる第1保持孔32および第2保持孔33に付属品101を保持することもできる。使用者は、状況に応じて、使用する第1保持孔32および第2保持孔33を選択できる。
また、図10(A)に示す第12変形例のように、容器吊り下げ具110は、一方の取っ手孔31に第1フック部111が形成され、他方の取っ手孔31に第2フック部112が形成されてもよい。第1フック部111および第2フック部112は、取っ手孔31の挿入孔21から離れている側に形成され、取っ手孔31の中心に向かって突出している。また、各々の吊り下げ部30は、第1折り曲げ部113と、第2折り曲げ部114とを有している。第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114は、挿入孔21と第1フック部111との間、並びに挿入孔21と第2フック部112との間に配置される。第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114は、折り曲げやすいように筋押し加工が施された部位である。なお、折り曲げやすくする加工は、筋押し加工に限定されない。第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114は、挿入孔21から取っ手孔31へ向かう方向と略直交して直線状に形成される。各々の第1折り曲げ部113は、挿入孔21から略同距離に形成される。各々の第2折り曲げ部114は、挿入孔21から略同距離で、第1折り曲げ部113よりも遠い側に形成される。
容器吊り下げ具110は、前述した他の実施形態と同様に、挿入孔21に容器を挿入し、2つの取っ手孔31を掴んで運ぶために使用される。さらに、容器吊り下げ具110は、テーブル等の台の上で容器100を支持して安定させるために使用できる。そのために、図10(B)に示す一点鎖線のように、挿入孔21から容器100を取り出した後、一方の吊り下げ部30を巻くように撓ませて、取っ手孔31の近傍を挿入孔21に近づける。次に、取っ手孔31の第1フック部111を、巻かれた吊り下げ部30の外側へ突出させて、挿入孔21の縁に引っ掛ける。第1フック部111が引っ掛かる位置は、挿入孔21の、第1フック部111が形成される吊り下げ部30と反対側の位置である。第1フック部111は、挿入孔21の縁に引っ掛かることで、挿入孔21から反対面側へ突出する。次に、図10(C)に示す一点鎖線のように、反対側の吊り下げ部30を、既に巻かれた吊り下げ部30に被さるように撓ませて、取っ手孔31の近傍を挿入孔21に近づける。次に、取っ手孔31の第2フック部112を内側へ突出させて、挿入孔21の縁に引っ掛ける。第2フック部112が引っ掛かる位置は、挿入孔21の、第2フック部112が形成される吊り下げ部30と反対側の位置である。第2フック部112は、挿入孔21の縁に引っ掛かることで、挿入孔21から反対面側へ突出する。この後、各々の吊り下げ部30の第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114を曲げる。第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114は、巻かれた容器吊り下げ具110の外側へ向かって突出するように曲げられる。これにより、容器吊り下げ具110は、図11に示すように、第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114の間に位置する部位が平坦となり、その平坦な部位を下側として、台の上に安定して設置できる。平坦な部位の反対側には、挿入孔21が位置している。このため、挿入孔21に容器100を挿入することで、容器100は、台の上で容器吊り下げ具110によって安定して保持される。なお、第1折り曲げ部113および第2折り曲げ部114を曲げる工程は、吊り下げ部30を巻く前に行われてもよい。また、第1フック部111および第2フック部112の形状は、挿入孔21に引っ掛かることができれば、特に限定されない。また、各々の吊り下げ部30に設けられる折り曲げ部の数は、2つに限定されず、1つまたは3つ以上であってもよい。例えば、各々の吊り下げ部30に設けられる折り曲げ部の数が3つまたはそれ以上である場合、吊り下げ部30は、各々の折り曲げ部で徐々に曲がるように設定できる。また、2つの吊り下げ部30の各々に設けられる折り曲げ部の数は、異なってもよい。なお、吊り下げ部30に、折り曲げやすくするための折り曲げ部が設けられなくてもよい。折り曲げ部が設けられない場合には、使用者が吊り下げ部30の任意の位置を自分で決定して、任意の位置で折り曲げることができる。また、吊り下げ部30の折り曲げるために望ましい位置に、目視によって確認できる線や色からなる表示部が表示されてもよい。これにより、使用者は、表示部を確認しつつ、吊り下げ部30の望ましい位置を折り曲げることができる。
10、50、60、70、80、110 容器吊り下げ具
20 中央部
21 挿入孔
30 吊り下げ部
31 取っ手孔
32 第1保持孔(保持孔)
33、71 第2保持孔(保持孔)
34、51、61 第3保持孔(保持孔)
35、52、62 第4保持孔(保持孔)
38 第2係合部(係合部)
39、58、59、63 第3係合部(係合部)
81 補強部
100 容器
101、102 付属品

Claims (2)

  1. 柔軟なシートにより形成されて容器を吊り下げ可能であり、長尺な付属品を保持可能な容器吊り下げ具であって、
    容器を差し込み可能な挿入孔が形成される中央部と、
    前記中央部から対向する両方向へ延在し、各々に取っ手となる取っ手孔が形成される2つの吊り下げ部と、を有し、
    前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、円形である少なくとも1つの第1保持孔が形成され、
    前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、スリットにより形成される少なくとも1つの第2保持孔が形成され、
    前記付属品を前記第1保持孔および前記第2保持孔に挿入して保持可能であり、
    前記第1保持孔の少なくとも1つと、前記第2保持孔の少なくとも1つは、前記挿入孔から前記取っ手孔へ向かって略同一距離に位置することを特徴とする容器吊り下げ具。
  2. 柔軟なシートにより形成されて容器を吊り下げ可能であり、長尺な付属品を保持可能な容器吊り下げ具であって、
    容器を差し込み可能な挿入孔が形成される中央部と、
    前記中央部から対向する両方向へ延在し、各々に取っ手となる取っ手孔が形成される2つの吊り下げ部と、を有し、
    前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、内接し得る円の最大直径が10〜25mmである少なくとも1つの第1保持孔が形成され、
    前記吊り下げ部の少なくとも一方は、前記挿入孔および取っ手孔の間に当該吊り下げ部の厚さの方向へ貫通するとともに、隙間が1.5mm以下であるスリットにより形成される少なくとも1つの第2保持孔が形成され、
    前記付属品を前記第1保持孔および前記第2保持孔に挿入して保持可能であり、
    前記第1保持孔の少なくとも1つと、前記第2保持孔の少なくとも1つは、前記挿入孔から前記取っ手孔へ向かって略同一距離に位置することを特徴とする容器吊り下げ具。
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