JP6588847B2 - スポーツシューズ用ソール、およびその製造 - Google Patents

スポーツシューズ用ソール、およびその製造 Download PDF

Info

Publication number
JP6588847B2
JP6588847B2 JP2016046213A JP2016046213A JP6588847B2 JP 6588847 B2 JP6588847 B2 JP 6588847B2 JP 2016046213 A JP2016046213 A JP 2016046213A JP 2016046213 A JP2016046213 A JP 2016046213A JP 6588847 B2 JP6588847 B2 JP 6588847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
sock
reinforcing
flexible
flexible sock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016046213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016168843A (ja
Inventor
ワイデル ユルゲン
ワイデル ユルゲン
Original Assignee
アディダス アーゲー
アディダス アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アディダス アーゲー, アディダス アーゲー filed Critical アディダス アーゲー
Publication of JP2016168843A publication Critical patent/JP2016168843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6588847B2 publication Critical patent/JP6588847B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B9/00Footwear characterised by the assembling of the individual parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
    • A43B13/223Profiled soles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
    • A43B13/24Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions
    • A43B13/26Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions projecting beyond the sole surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/02Uppers; Boot legs
    • A43B23/04Uppers made of one piece; Uppers with inserted gussets
    • A43B23/042Uppers made of one piece
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B23/00Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
    • A43B23/08Heel stiffeners; Toe stiffeners
    • A43B23/16Heel stiffeners; Toe stiffeners made of impregnated fabrics, plastics or the like
    • A43B23/17Heel stiffeners; Toe stiffeners made of impregnated fabrics, plastics or the like made of plastics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D35/00Producing footwear
    • B29D35/06Producing footwear having soles or heels formed and joined on to preformed uppers using a moulding technique, e.g. by injection moulding, pressing and vulcanising
    • B29D35/061Producing footwear having soles or heels formed and joined on to preformed uppers using a moulding technique, e.g. by injection moulding, pressing and vulcanising by injection moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D35/00Producing footwear
    • B29D35/12Producing parts thereof, e.g. soles, heels, uppers, by a moulding technique
    • B29D35/14Multilayered parts
    • B29D35/142Soles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D35/00Producing footwear
    • B29D35/12Producing parts thereof, e.g. soles, heels, uppers, by a moulding technique
    • B29D35/14Multilayered parts
    • B29D35/148Moulds or apparatus therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)

Description

本発明は、ソール、特にスポーツシューズ用ソール、およびその製造方法に関する。さらに、本発明は、シューズ、特にスポーツシューズ、およびその製造方法に関する。
シューズ、特にスポーツシューズは、一般に、ソールとシューアッパーとを含む。シューズのソールは、例えば鋭利な物体を踏んだときに生じるおそれのある怪我から足を保護するように機能する。さらに、ソールは、シューズの着用者のトラクションを高めるように機能することができる。シューアッパーは、シューズ内およびソール上に足を固定するように機能する。さらに、シューアッパーは、足に安定性を与えて、例えば、素早い動きの間のねじれを防止することができる。さらに、シューアッパーは、水、泥などの外的影響から足を保護することができる。
シューズのシューアッパーとソールとは、異なる要件を必要とする。したがって、ソールは通常、シューアッパーとは異なる材料から製造され、その後、ソールがシューアッパーに取り付けられる。ソールをシューアッパーに、例えば、縫付け、接着、または鋲留めすることができる。また、ソールまたはシューアッパーを異なる構成要素により構成できるように、ソールまたはシューアッパー内において、しばしば異なる領域で異なる要件を満たさなければならない。
そのような数個割りシューズの製造方法では、シューズの個々の構成要素を、例えば、多くの別個の作製ステップで打ち抜くか、または切り抜く必要がある。これにより、労働集約的な複雑な製造方法となるだけでなく、大量の廃棄物が、余剰スクラップの形で生じる。さらに、個々の構成要素を、しばしば手で互いに連結、例えば縫付けまたは接着しなければならない。これにより、労働集約度および複雑さが増す。最後に、例えば、接着時に溶剤がしばしば使用されるが、これは環境に有害である。
EP2815668A1は、ソックス状のベース部材が靴型部に取り付けられる、シューズの製造方法を開示している。溶融樹脂がベース部材上に供給され、硬化することができる。
シューズを製造するために射出成形を使用する様々な手法が公知である。
DE3440567A1は、射出されたソールおよび射出されたピンを有するスポーツシューズを開示している。
米国特許第4,447,967号は、プラスチック材料をソックス上に射出することによって製造されるシューズを開示している。プラスチック材料とソックスとの確実な結合を確保するために、ソックスは、低密度の布地から形成されたベース部分を含み、プラスチック材料の相互に交差するリブがそのベース部分を貫通する。
しかしながら、シューズの部分を射出するための公知の手法は、シューズの安定性に関する欠点を有し、それに加えて、技術的実施が困難である。この背景を考慮して、本発明の目的は、射出成形手段によるシューズおよびソールの提供を改良することである。
EP2815668A1 DE3440567A1 米国特許第4,447,967号
本発明は、以下の実施形態を含む。
[1]a.少なくとも1つの第1ソール要素(110;210)をソールに設けるステップと、
b.少なくとも1つの第2ソール要素(130;230)を、第1ソール要素(110;210)を通して射出するステップとを含む、特にスポーツシューズ用のソールを製造する方法。
[2]第1ソール要素(110;210)が外形要素を含む、[1]に記載の方法。
[3]外形要素(110;210)が少なくとも1つのスタッドを含む、[2]に記載の方法。
[4]第1ソール要素(110;210)が開口(120;220)を含む、[1]〜[3]のいずれかに記載の方法。
[5]第2ソール要素(130;230)が、以下の合成材料:ポリアミド、ポリエーテルブロックアミド、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、およびポリ塩化ビニルの1つまたは複数を含む、[1]〜[4]のいずれかに記載の方法。
[6]第1ソール要素(110)が、可撓性ソックス要素(250)に設けられる、[1]〜[5]のいずれかに記載の方法。
[7]可撓性ソックス要素(250)が、布地、特に編地を含む、[1]〜[6]のいずれかに記載の方法。
[8]可撓性ソックス要素(250)が、以下の材料:ポリアミド、ポリエステル、綿、ポリウレタン、革の少なくとも1つを含む、[6]または[7]に記載の方法。
[9]第2ソール要素(130)がアウトソール要素を形成する、[1]〜[8]のいずれかに記載の方法。
[10]可撓性ソックス要素(250)の補強要素(140;240)を射出するステップをさらに含む、[1]〜[9]のいずれかに記載の方法。
[11]第1ソール要素(110)を可撓性ソックス要素(250)に設けるステップが、第1ソール要素(110;210)を補強要素(140;240)上に射出またはクリッピングするステップを含む、[10]に記載の方法。
[12]第2ソール要素(130;230)が射出され、補強要素(140、240)と第1ソール要素(110、210)との間に少なくとも部分的に配置される、[10]または[11]に記載の方法。
[13]補強要素(140;240)が射出され、可撓性ソックス要素(250)のアッパー領域まで延びる、[10]〜[12]のいずれかに記載の方法。
[14]第2ソール要素(130;230)が、補強要素(140;240)よりも硬質で、および/または耐摩耗性が高く、および/または剛性である、[10]〜[13]のいずれかに記載の方法。
[15]補強要素(140;240)が、25〜75、特に35〜55、または40〜50のショアA硬度を有する、[9]〜[14]のいずれかに記載の方法。
[16]第1ソール要素(110;210)が、55〜95、特に60〜95、または85〜95のショアA硬度を有する、[1]〜[15]のいずれかに記載の方法。
[17]第2ソール要素(130;230)が、60〜100、特に70〜90、または75〜85のショアA硬度を有する、[1]〜[16]のいずれかに記載の方法。
[18]a.少なくとも1つの第1ソール要素(110;210)と少なくとも1つの第2ソール要素(130;230)とを含み、
b.少なくとも1つの第2ソール要素(130;230)が、少なくとも1つの第1ソール要素(110;210)を通して射出される、特にスポーツシューズ用のソール。
[19][1]〜[17]のいずれかに記載の方法により製造される、[18]に記載のソール。
[20][18]または[19]に記載のソールを含むシューズ。
[21]a.可撓性ソックス要素(350;450;521)を設けるステップと、
b.少なくとも1つのソール要素(380;480;570)を可撓性ソックス要素(350;450;521)上に射出して、少なくとも1つのソール要素(380;480;570)が足の土踏まずの下に補剛要素(385;485;575)を含むステップとを含む、シューズ、特にスポーツシューズを製造する方法。
[22]補剛要素(385;485;575)がシューズの長手方向に沿って位置合わせされる、[21]に記載の方法。
[23]補剛要素(385;485;575)が、踵の下から中足骨の下まで延びる、[21]または[22]に記載の方法。
[24]少なくとも1つのソール要素(380;480;570)が、可撓性ソックス要素(350;450;521)のアッパー領域(352)まで延びるように射出される、[21]〜[23]のいずれかに記載の方法。
[25]ソックス要素(350)が突起(355)および/または窪みを備え、ソール要素(380)が、少なくとも部分的に突起(355)を囲んで、および/または少なくとも部分的に窪みに貫入して、フォームフィット連結をもたらすように射出される、[21]〜[24]のいずれかに記載の方法。
[26]可撓性ソックス要素(350)を、ソックス要素の突起(355)および/または窪みを設けるように配置された固定要素に当てるステップをさらに含む、[25]に記載の方法。
[27]可撓性ソックス要素(350)が設けられ、ソックス要素(350)の突起(355)および/または窪みが少なくとも部分的に予備成形される、[25]または[26]に記載の方法。
[28]ソールプレート要素(360)を可撓性ソックス要素(350)に設け、ソックス要素(350)の突起(355)および/または窪みを形成するステップをさらに含む、[25]〜[27]のいずれかに記載の方法。
[29]方法が、隆起(365)および/または凹部を有するソールプレート要素(360)をソックス要素(350)に設けるステップをさらに含み、少なくとも1つのソール要素(380)が、少なくとも部分的に隆起(365)を囲んで、および/または少なくとも部分的に凹部に貫入して、フォームフィット連結をもたらすように射出される、[21]〜[28]のいずれかに記載の方法。
[30]少なくとも1つのソール要素が、可撓性ソックス要素の補強要素として構成され、方法が、アウトソール要素を補強要素上に射出するステップをさらに含む、[21]〜[29]のいずれかに記載の方法。
[31]ソール要素(380;480;570)がアウトソール要素として構成される、[21]〜[29]のいずれかに記載の方法。
[32]アウトソール要素(380;480;570)の射出前に、補強要素(370;470;550)を可撓性ソックス要素(350;450;521)上に射出するステップをさらに含む、[31]に記載の方法。
[33]アウトソール要素(380;480;570)が、補強要素(370;470;550)よりも硬質で、および/または耐摩耗性が高く、および/または剛性である、[30]または[32]に記載の方法。
[34]補剛要素(370;470;550)が、25〜65、特に35〜55、または40〜50のショアA硬度を有する、[30]、[32]または[33]に記載の方法。
[35]補強要素(370;470)が少なくとも1つの貫通孔(371;471)を含む、[30]または[32]〜[34]のいずれかに記載の方法。
[36]アウトソール要素(380;480;570)が、60〜100、特に70〜90、または75〜85のショアA硬度を有する、[30]〜[35]のいずれかに記載の方法。
[37] a.可撓性ソックス要素(350;450;521)と、
b.可撓性ソックス要素(350;480;521)上に射出され、足の土踏まずの下に補剛要素(385;485;575)を含む、少なくとも1つのソール要素(380;480;570)とを含む、シューズ、特にスポーツシューズ。
[38][21]〜[36]のいずれかに記載の方法により製造される、[37]に記載のシューズ。
本目的は、[18]に記載のソールにより[1]に記載のシューズを製造する方法、[21]に記載のシューズを作製する方法、および[37]に記載のシューズによって、少なくとも部分的に達成される。
一実施形態では、特にスポーツシューズ用のソールを製造する方法は、少なくとも1つの第1ソール要素を設けるステップを含む。少なくとも1つの第2ソール要素は、少なくとも1つの第1ソール要素を通して射出される(例えば、射出成形、吹付け、または任意の他の適切な方法により)。
したがって、異なるソール要素を有するソールは、ソール要素間に耐久性のある連結を備えることができる。ソールの少なくとも一部をソールの別の部分を通して射出することにより、ソール要素間のフォームフィット連結をもたらすことができる。第2ソール要素の材料は、射出後に、少なくとも部分的に第1ソール要素内に残って、完全な、または少なくとも部分的なフォームフィットをもたらすようにする。したがって、特に横方向の力を吸収することができる。第1ソール要素を通した射出により、第1ソール要素と第2ソール要素との間の横方向の力を、少なくとも3つまたは4つのすべての横空間方向において吸収することができる。一部の例では、ソール層全体、例えばアウトソールを、少なくとも1つのソール要素を通して射出することができる。ソール要素は、シューズのアッパー部まで(および/またはアッパー部内へ)延びることもできる。
第1ソール要素および/または第2ソール要素がソールから外れるまでのソールの寿命を、記載した実施形態により実質的に向上させることができる。記載した実施形態により、ソール要素に異なる材料を使用することができる。それにもかかわらず、ソールは、少なくとも部分的なフォームフィットにより、単一材料から作られたソールと基本的に同じ寿命を有する。
少なくとも1つのソール要素は外形要素を含むことができる。例えば、第1ソール要素を外形要素として構成してもよい。外形要素を通して第2ソール要素を射出することにより、外形要素と第2ソール要素との間に確実な連結を達成することができ、これにより、地面との接触時にソールの外形要素に生じる大きい力にさらに抵抗する。同時に、調整された材料を外形要素および第2ソール要素に使用することができ、これにより、例えば、少なくともアウトソールの一部を形成することができる。
外形要素は、少なくとも1つのスタッドを含むことができる。例えば、外形要素をスタッドとして構成してもよい。例えばサッカーシューズのスタッドが素早いターンの間に晒される大きい横方向の力を、外形要素と第2ソール要素との間の少なくとも部分的なフォームフィットにより安全に吸収することができる。本方法により、様々な温度や濡れた状態の屋外条件下でも安定した、サッカーシューズなどのスタッド付シューズまたはクリートシューズのソールを提供することもできる。他の例では、外形要素をピン、ナブなどとして設けてもよい。
第1ソール要素は、開口を含むことができる。開口を第1ソール要素のトンネル状貫通孔として設けてもよい。貫通孔は、外形要素の上側から外形要素の下側へ延びることができる。第2ソール要素の射出後、この開口にソール要素の材料を少なくとも部分的に充填して、外形要素とソール要素との間に特に安定した連結が形成されるようにする。
第2ソール要素は、以下の合成材料:ポリアミド、ポリエーテルブロックアミド、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)の1つまたは複数を含むことができる。これらの材料は、例えば、アウトソールに所望の特性を与えるのに特に適している。また、本明細書で説明する、さらなる射出された要素は、これらの合成材料の1つまたは複数を含むことができる。
第1ソール要素を可撓性ソックス要素に設けてもよい。例えば、第1ソール要素を可撓性ソックス要素上に射出してもよく、または第1ソール要素を可撓性ソックス要素上にクリッピングしてもよい。TPUをソール要素、例えば第1ソール要素および/または第2ソール要素の材料として使用することは、例えば、ソール要素を透明になるように設けることができるという利点を有する。したがって、TPUの比較的厚い層をソール要素として射出した後も、ソックス要素が依然として外から見える。ある層厚さに達するソール要素としてのポリアミドも、それぞれ透明または乳白色である。
第1ソール要素を通して第2ソール要素を射出することにより、第2ソール要素と可撓性ソックス要素との連結をもたらすことができる。加えて、第1ソール要素と可撓性ソックス要素との連結を向上させることができる。したがって、例えば、完全なソールを可撓性ソール要素に当てることができる。可撓性ソックス要素は、足を覆うソックスとして構成されてもよく、例えば足首まで、または足首を越えて延びることができる。したがって、記載した方法により、ソール要素がソックス要素上に射出された、安定した数個割りソールをシューズに設けることができる。別個に製造されたソールをシューズに追加で取り付ける必要はない。加えて、記載した方法を完全に自動化してもよく、例えば、ソックス要素を自動製造プロセスで設けてもよい。少なくとも1つのソール要素を、最終的に少なくとも1つの第2ソール要素が射出される前に、さらなる製造ステップにおいてソックス要素に設けてもよい。
可撓性ソックス要素は、布地を含むことができる。例えば、可撓性ソックス要素は、編地を含むことができる。編地は、費用効率の高い自動製造を可能にし、様々な材料特性を備えることができる。例えば、丸編地および/または平編地および/または筒状編地を使用することができる。可撓性ソックス要素を一体として作製してもよく、または、例えば縫付けもしくは接着可能ないくつかの要素、例えば下地部とアッパー部とから構成してもよい。
可撓性ソックス要素は、以下の材料:ポリアミド、ポリエステル、綿、革、ポリウレタンの少なくとも1つを含むことができる。例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタンおよび/または綿を含む、および/またはこれらから構成された、撚糸および/または繊維を使用することができる。革、例えば本革および/または合成皮革を使用してもよい。ソックス要素を、基本的に単一材料から作製することができる。場合により、ソックス要素を印刷、コーティングすることができ、および/または他の手段によりさらに機能化し、および/または光学的に設計することができる。あるいは、または加えて、例えば、異なる部分領域で異なる材料を組み合わせることにより、ソックス要素の特性を最適化することができる。
第2ソール要素は、アウトソール要素を形成することができる。記載した方法により、アウトソールを単一のステップで作製することができ、さらなるソール部品、例えば外形要素に恒久的に連結することができる。連結は、アウトソールに生じる高負荷にも耐える。方法は、可撓性ソックス要素の補強要素を射出するさらなるステップを含むことができる。少なくとも1つの第1ソール要素および第2ソール要素の作製に加えて、さらなる製造ステップでは、可撓性ソックス要素を、希望に応じて補強要素により補強することができる。例えば、可撓性ソックス要素の引張強度および/または剛軟度を、補強要素により局所的に高めることができる。したがって、安定した数個割りソールを含むシューズを、完全に自動で製造することができる。例えば、可撓性ソックス要素のアッパー部に補強要素を射出して、ソックス要素がシューアッパーの所定の特性を備えるようにしてもよい。補強要素はヒールキャップを含むことができ、および/またはヒールキャップを形成するように補強要素を射出することができる。
第1ソール要素を可撓性ソックス要素に設けるステップは、第1ソール要素を補強要素上に射出またはクリッピングするステップを含むことができる。第1ソール要素を通して第2ソール要素を射出することにより、第2ソール要素と補強要素との連結をもたらすことができる。加えて、これにより、第1ソール要素と補強要素との連結を向上させることができる。
第2ソール要素は、補強要素と第1ソール要素との間に少なくとも部分的に配置されるように射出されてもよい。この配置により、数個割りソールと補強要素との高い機械的安定性を達成することができる。
補強要素は、可撓性ソックス要素のアッパー領域まで(および/またはアッパー領域上へ)延びるように射出されてもよい。したがって、ソックス要素のアッパー領域は、シューアッパーの所望の特性を選択的に備えることができる。この目的で、ソールに望ましいように、より軟質で、より伸縮性が高く、および/またはより可撓性の高い材料を使用することができる。補強要素は、少なくとも1つの貫通孔を含むことができ、第1ソール要素および/または第2ソール要素の材料がこの貫通孔を貫通することができる。これは、補強要素と可撓性ソックス要素との連結の向上を達成するのに寄与することができる。一般に、材料がより硬質であるほど、可撓性ソックス要素との連結がより良好になる。補強要素の材料を、可撓性ソックス要素のソール部に配置してもよい。他の例では、補強要素をソックス要素のアッパー領域のみに配置してもよい。
第2ソール要素は、補強要素よりも硬質で、および/または耐摩耗性が高く、および/または剛性であってよい。したがって、ソールの領域には、アッパー領域よりも高い硬度、耐摩耗性、および/または剛性をもたらすことができる。
補強要素は、25〜75、特に50〜70、35〜55、または40〜50のショアA硬度を有することができる。したがって、補強要素は、例えば、アッパー領域を十分に補強すると同時に、良好な着用の快適性を可能にすることができる。さらに、それでもなお、この硬度範囲の材料を、射出によって、例えば可撓性ソックス要素に十分に安定して連結することができる。
第1ソール要素は、55〜95、特に60〜95、または85〜95のショアA硬度を有することができる。この硬度範囲も、例えば外形要素に十分に適している。
第2ソール要素は、60〜100、特に70〜90、または75〜85のショアA硬度を有することができる。この硬度範囲はアウトソールに十分に適しており、第1ソール要素および/または補強要素との確実な連結を可能にする。
特にランニングシューズまたは同様のタイプのシューズを製造するために、発泡TPUをソール要素としてソックス要素に当てることも一般に考えられる。発泡TPUを含む、または発泡TPUからなるソール要素を当てることは、例えば補強要素を可撓性ソックス要素上に射出した後に、別個のステップで行うことができる。そのようなソール要素は、例えばソール層を形成することができる。発泡TPUを含む、もしくは発泡TPUからなるソール要素と補強要素および/または他のソール要素との連結を、適切な連結技法、例えば赤外線溶接、化学結合技法、または任意の他の適切な連結技法により達成することができる。
実施形態では、ソール、特にスポーツシューズ用ソールが提供される。ソールは、少なくとも1つの第1ソール要素と少なくとも1つの第2ソール要素とを含む。少なくとも1つの第2ソール要素は、少なくとも1つの第1ソール要素を通して射出される。
記載した方法のいずれかによって、ソールを製造することができる。
さらなる実施形態によれば、前述したソールのいずれかを含むシューズが提供される。
さらなる実施形態では、シューズ、特にスポーツシューズを製造する方法が提供される。方法は、可撓性ソックス要素を設けるステップを含む。方法は、少なくとも1つのソール要素を可撓性ソックス要素上に射出して、少なくとも1つのソール要素が足の土踏まずの下に補剛要素を含むようにするステップをさらに含む。補剛要素は、特定の形状を含むことができ、例えばリブ状に設計されてもよい。
ソール要素が足の土踏まずの下に補剛要素を含むようにソール要素を射出することによって、可撓性ソール要素上に射出されたソールの頑丈さを高めことができることがわかっている。足の土踏まずの下のその配置により、曲げおよびねじれに十分に耐えるソールが提供され、これにより、足の土踏まずの骨折または足首のねじれを安全に防止することができる。補剛要素は、TPUを含むソール要素を射出する場合に特に重要である。また、ポリアミドから作られたソール要素を射出するときには、補剛要素が適切であり、特に、薄いソール要素を当てることができると同時に、十分に安定したソールを設けることができる。より透明なソール要素を可能にするために、薄いソール要素が望ましい。
補剛要素を、シューズの長手方向に沿って位置合わせすることができる。この補剛要素の設計により、特に、その全長に沿って足の土踏まずを支えることができる。さらに、これにより、特にスポーツシューズで生じる素早く力強い横方向の動きにもかかわらず、足首のねじれを防止することもできる。
補剛要素は、踵の下から中足骨の下まで延びることができる。そのような細長い補剛要素は、基本的に、踵から中足骨までのシューズの後部領域全体に十分な安定性を確保する。同時に、これにより、つま先領域の可撓性を高めることができる。補剛要素は、足の土踏まずの下で足の中心領域に沿って延びることができる。
ソール要素は、可撓性ソックス要素のアッパー領域まで(および/またはアッパー領域上へ)延びるように射出されてよい。可撓性ソックス要素を少なくとも部分的に囲むソール要素により、ソックス要素とソール要素との連結の向上を達成することができる。さらに、このようにして、ソックス要素のアッパー部は所望の特性を備えることができる。ソール要素の厚さは、ソックス要素のアッパー部において、ソックス要素のソール部よりも小さくてよい。
ソックス要素は、突起および/または窪みを備えることができる。ソール要素は、少なくとも部分的に突起を囲んで、および/または少なくとも部分的に窪みに貫入して、フォームフィット連結をもたらすように射出されてよい。フォームフィット連結は、ソール要素に少なくとも部分的に接して位置する突起および/または窪みの領域によって生じる。補剛要素をこのようにして設けることができる。加えて、少なくとも部分的なフォームフィットにより、横方向の力を吸収して、ソール要素とソックス要素との特に安定した連結を生じさせることができる。したがって、ソールの寿命を大幅に延ばすことができる。
方法は、可撓性ソックス要素を固定要素に当てるステップをさらに含むことができる。固定要素を配置して、ソックス要素の突起および/または窪みを設けることができる。例えば、ソール要素が射出される前に、ソックス要素を固定要素、例えば靴型にかぶせることができる。固定要素は、例えば隆起を含むことができ、この隆起は、上に配置された可撓性ソックス要素に突起を作る。固定要素は凹部を含んでもよく、この凹部は可撓性ソックス要素に窪みを作る。例えば、加圧下で、および/または機械的固定手段、例えばフックにより、可撓性ソックス要素の領域を凹部内で保持して、ソックス要素に窪みを作るようにする。他の例では、ソックス要素が、ソール要素の射出材料により、固定手段の凹部に押し込まれる。一部の例では、固定手段は、ソックス要素の正確な位置決めを確保するための手段を含む。
ソックス要素の突起および/または窪みが少なくとも部分的に予備成形されるように、可撓性ソックス要素を設けてもよい。例えば、可撓性ソックス要素を折り畳んで、および/または複数の層で設けて、突起および/または窪みを設けてもよい。さらに、平編みと丸編みとの組合せにより、突起/窪みを達成してもよい。隆起および/または窪みを有する固定手段を使用することにより、可撓性ソックス要素の突起および/または窪みがソール要素の射出中に正確に配置されることが確実になる。さらに、固定手段の隆起および/または凹部は、例えばソックス要素の材料を伸ばすことにより、可撓性ソックス要素の突起および/または窪みをさらに形成することができる。
記載した方法は、ソールプレート要素を可撓性ソックス要素に設けて、ソックス要素の突起および/または窪みを形成するステップも含むことができる。ソールプレート要素を、例えば、ソックス要素に挿入してもよく、またはソックス要素の外側に配置してもよい。ソールプレート要素を固定手段上に置いてもよく、その後、ソックス要素を固定手段およびソールプレート要素にかぶせてもよい。ソールプレート要素は、対応する突起および/または対応する窪みをソックス要素に設けるために、隆起および/または凹部を含むことができる。
方法は、隆起および/または凹部を有するソールプレート要素をソックス要素に設けるステップをさらに含むことができ、ソール要素は、少なくとも部分的に隆起を囲んで、および/または少なくとも部分的に凹部に貫入して、フォームフィット連結をもたらすように射出される。したがって、ソールプレート要素とソール要素との安全な連結を確保することができる。また、補剛要素をこのようにして設けることができる。ソールプレート要素を、例えば、ソックス要素に接着する、および/または縫い付けることができる。別の実施形態では、ソール要素を可撓性ソックス要素上に射出して、ソールプレート要素もソックス要素に固定されるようにしてもよい。
ソール要素を、可撓性ソックス要素の補強要素として構成してもよく、方法は、アウトソール要素を補強要素上に射出するステップをさらに含んでもよい。補強要素は、ソックス要素のアッパー部まで(および/またはアッパー部上へ)延びることができる。アッパー領域では、補強要素の厚さが、ソール部の厚さと比べて小さくてよい。補強要素とアウトソール要素との2ステップの射出により、アッパー部およびソール部の特性を、必要に応じて、互いに独立して調整することができる。
ソール要素を、アウトソール要素として構成してもよい。さらに、補強要素を、アウトソール要素の射出前に可撓性ソックス要素に射出してもよい。補強要素は、ソール領域において基本的に一定の厚さを有するように構成されてよい。補強要素は、例えば、ソックス要素の窪みおよび/または突起の周りのソール部に、少なくとも1つの貫通孔を含むことができる。
アウトソール要素は、補強要素よりも硬質で、および/または耐摩耗性が高く、および/または剛性であってよい。これにより、シューズのアウトソールおよび/またはアッパー領域の特性を必要に応じて調整することができる。
補強要素は、25〜65、特に35〜55、または40〜50のショアA硬度を有することができる。
補強要素は、少なくとも1つの貫通孔を含むことができる。これは、補強要素と、オプションのアウトソール要素と、可撓性ソックス要素との連結の向上を達成するのに寄与することができる。
アウトソール要素は、60〜100、特に70〜90、または75〜85のショアA硬度を有することができる。
さらなる実施形態によれば、可撓性ソックス要素を含むシューズ、特にスポーツシューズが提供される。シューズは、可撓性ソックス要素上に射出され、足の土踏まずの下に補剛要素を含む、少なくとも1つのソール要素をさらに含む。
前述した方法のいずれかによって、シューズを製造することができる。
[21]〜[38]に関して説明した可撓性ソックス要素、ソール要素、および補強要素は、[1]〜[20]に関して可撓性ソックス要素、第1ソール要素および第2ソール要素、ならびに補強要素について説明した特性を含むこともできる。
さらなる実施形態によれば、シューズを製造する装置が提供される。装置は、可撓性ソックス要素の固定要素と、少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型、すなわち、射出成形時に、射出成形用材料のためのキャビティが金型の3つまたはそれ以上の部分によって形成される金型を有する、固定要素の周りに配置された射出成形手段を含む。
3つ割り設計(すなわち3つの部分を有する設計)により、3つ割金型の個々の部分を必要に応じて交換できるため、射出成形用金型を、用途がより広くなるように設けることができる。例えば、可撓性ソックス要素は、射出される各要素について設けなければならない完全な新しい射出成形用金型を使用することなく、複数の射出された要素を備えることができる。固定要素上のソックス要素を、例えば、射出成形手段の2つの部分によって固定することができる。例えば、射出成形手段の2つの部分を互いに対して可動に配置して、これら2つの部分によって、固定要素上のソックス要素を射出成形手段内で締め付けることができる。したがって、ソックス要素を再び位置決めおよび固定する必要なく、射出成形手段の第3の部分を迅速に交換することができる。例えば、第3の部分をソックス要素のソール部用に指定して、この部品のみを交換することによって、ソックス要素のソール部が異なる要素を備えることができるようにする。
射出成形手段は、少なくとも3つの部分を含む射出成形用の第1の金型を形成するために、シューズのソール用に指定された領域で固定要素を囲む、第1の金型部分を含むことができる。したがって、第1の金型部分により、例えば、所定の形状を有するソール要素をソックス要素上に射出することができる。射出成形用金型の少なくとも2つのさらなる部分により、例えば、ソール要素の射出中に、ソックス要素のアッパー領域に射出材料が単に確実にないままとなる。あるいは、これらの部品は、ソール要素が、例えば、アッパー部まで(および/またはアッパー部上へ)延びることができるようにアッパー部を形成するために構成されてもよい。第1の金型部分により、ソール領域の少なくとも部分領域において材料が確実に射出されないようにすることもできる。少なくとも2つのさらなる部分を、例えば、ソックス要素のソール部に配置されない補強要素を形成するように構成することもできる。第1の金型部分を、場合により、数個割りになるように(すなわち複数の部分を含むように)設計してもよい。
射出成形手段は、少なくとも3つの部分を含む射出成形用の第2の金型を形成するために、第1の金型部分の代わりに、シューズのソール用に指定された領域で固定要素を囲むように構成された、第2の金型部分を含むことができる。したがって、第2の金型部分により、例えば、さらなるソール要素および/または補強要素を射出することができる。第2の金型部分により、例えば補強要素を射出するときに、ソックス要素のソール部の少なくとも一部に射出材料が確実にないままとすることができる。あるいは、または加えて、第2の金型部分を、ソール部を形成するように設計してもよい。
射出成形手段は、互いに対して可動であり、固定要素を横方向に囲む、少なくとも2つの横金型部分を含むことができる。横金型部分により、例えば、ソールおよび/またはソックス要素のアッパー部上の補強要素の形状を決めることができる。少なくとも2つの横金型部分は、ソックス要素を固定要素に固定して、ソックス要素の位置が3つの空間方向すべてにおいて固定されるようにすることができる。
2つの横金型部分を、第1の金型部分および/または第2の金型部分に対して可動に配置してもよい。したがって、横金型部分を第1の金型部分および/または第2の金型部分と接合して、射出成形用の第1の金型または第2の金型のそれぞれを、必要に応じて、例えば自動で形成することができる。
装置は、固定要素を射出成形手段から取り外すための手段をさらに含むことができる。これにより、射出成形用金型に損傷を与えることなく、ソックス要素を有する固定要素を、射出成形手段から安全に取り外すことができる。また、射出成形用金型の汚染を、これにより排除することができる。
可撓性ソックス要素の固定要素を、数個割りになるように構成してもよい。したがって、固定要素を、例えば、異なるシューズサイズに対応するソックス要素に適応させることができる。また、これにより、ソックス要素を固定要素の周りに配置することが容易になり得る。
記載した装置は、記載した方法の1つを実施できるように構成されてよい。特に、装置は、記載した方法を完全に自動で実施できるように構成されてよい。
さらなる実施形態によれば、シューズ、特にスポーツシューズを製造する方法は、合成アッパー材料を設けるステップと、少なくとも1つの外形要素を設けるステップとを含む。少なくとも1つの外形要素は、合成アッパー材料に設けられて、ソール要素、例えばアウトソール要素またはアウトソールを、合成アッパー材料と少なくとも1つの外形要素との間に射出できるようにする。その後、ソール要素の射出を行って、ソール要素が合成アッパー材料と少なくとも1つの外形要素とに同時に付着するようにする。したがって、この目的で別個の製造ステップを必要とすることなく、ソール要素を射出することにより、少なくとも1つの外形要素を合成アッパー材料に連結することができる。例えばアウトソールを、アッパー材料と例えばスタッドとの間に直接射出することにより、スタッドが耐久的にアウトソールに連結され、アウトソールが耐久的にアッパー材料に連結される。シューズを製造するためのさらなる作製ステップはこれ以上必要ない。接着剤などの連結手段はこれ以上必要ない。記載した方法により製造されるシューズの利点は、特に軽量であることである。さらに、製造プロセスの自動化が可能になる。
射出を、例えば、射出成形手段により行うことができる。射出材料は、例えばTPUを含むことができる。合成アッパー材料を、固定材料上に配置してもよい。生産ラインは、複数のそのような固定要素を含むことができる。さらに、外形要素、特にスタッドを受ける手段を設けてもよい。1つまたは複数の外形要素、例えばスタッドまたはスタッドの島を、1つまたは複数の受け手段に挿入してもよい。外形要素を、TPUから、例えば適切な射出成形方法により、予め製造してもよい。射出材料と少なくとも1つの外形要素との間の追加のフォームフィットを達成するために、外形要素は突起または窪みを含み、射出成形材料は突起を囲むことができ、または射出成形材料は窪み内へ延びることができる。同じことが、一般にアッパー材料に当てはまる。ここでも、追加の安定化フォームフィットを達成するために、突起および/または窪みを設けることができる。
アッパー材料を固定要素に挿入した後、および少なくとも1つの外形要素を1つまたは複数の受け手段に挿入した後、小さい間隙のみがアッパー材料と1つまたは複数の外形要素との間に残るまで、固定要素はアッパー材料と共に1つまたは複数の外形要素側へ動くことができる。間隙のサイズを、射出されるソール要素の厚さに適応させることができる。その後、例えばTPUから作られたソール要素、例えばアウトソールがアッパー材料と1つまたは複数の外形要素との間に射出される。
他の例では、合成アッパー材料の代わりに、異なる材料を使用してもよく、一般に、可撓性ソックス要素を設けて、可撓性アッパー材料に関して前述したように使用することができる。さらに、合成アッパー材料および可撓性ソックス要素のそれぞれを含む本実施形態を、他の実施形態の文脈で説明した態様と組み合わせてもよい。
さらなる実施形態によれば、シューズ、特にスポーツシューズを製造する方法は、シューズの少なくとも1つの要素を設けるステップを含む。シューズの少なくとも1つの第2の要素は、少なくとも1つの第1の要素を通して射出される。本明細書に記載の態様を、一般にシューズの要素を作製するために使用することもでき、この要素は、必ずしもソールに配置される必要はない。
以下の図面を参照しながら、本発明の可能な実施形態について、以下の詳細な説明で説明する。
図1は外形要素を有するソールを含み、外形要素を通して第2ソール要素が射出されたシューズの実施形態を示す図である。 図2は外形要素を通した第2ソール要素の射出を示す概略図である。 図3は可撓性ソックス要素と、足の土踏まずの下の補剛要素を有する射出されたソール要素とを含むシューズの実施形態を示す図である。 図4A〜図4Cは可撓性ソックス要素と、足の土踏まずの下の補剛要素およびスタッドを有する射出されたソール要素とを含むシューズの実施形態を示す図である。 図5は可撓性ソックス要素と外形要素を有するソールとを含む、シューズを作製する方法を示す図である。 図6A〜図6Cは可撓性ソックス要素を数個割り固定要素に当てるステップを示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。 図7A〜図7Oは固定要素と少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を有する射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を用いてシューズを作製する方法を示す図である。
以下の詳細な説明において、本発明の可能な実施形態について、主にスポーツシューズ用ソールおよびスポーツシューズのそれぞれに関して説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施形態に限定されないことを強調する。そうではなく、本発明は、他のタイプのソールまたはシューズのそれぞれにも適用することができる。
さらに、本発明の個々の実施形態のみが以下でさらに説明されることに留意されたい。当業者は、これらの特定の実施形態に関して説明する実施の詳細を、本発明の範囲内で修正することができ、または互いに異なって組み合わせることができること、および個々の特徴がオプションであると思われる限り、これらを省略してもよいことを容易に理解する。繰り返しを避けるために、特に上記段落の説明に言及し、これは以下の詳細な説明にも当てはまる。
図1は、ソール100を含むシューズの例を示す。ソール100は、スタッド110の形の複数の第1ソール要素を含む。各スタッド110は、開口部120を含むことができる。スタッド110は、場合により、スタッド110と一体に製造可能、例えば射出可能な要素140上に配置される。しかしながら、要素140を別個に、および/または異なる材料から作製してもよい。要素140は、例えばTPUから作られた補強要素として構成されてもよく、および/またはミッドソール要素を形成してもよい。要素140を数個割りとなるように構成してもよい。
外形要素110の開口部120を通して、例えばポリアミド12から作られたアウトソール要素130の形の第2ソール要素が射出される。アウトソール要素130は、すべての開口部120を通して射出される。他の例では、アウトソール要素130および/または他のソール要素を、外形要素110のサブセットおよび/または開口部120のサブセットを通してのみ射出してもよい。他の例では、スタッド110の一部のみが開口部120を含むことができ、および/またはスタッド110の一部が2つ以上の開口部120を含むことができる。
アウトソール要素130は、前足領域に複数の貫通孔を含み、踵領域に1つの貫通孔を含み、これらの貫通孔を通して要素140が見える。他の例では、他の貫通孔を設けてもよい。アウトソール要素130を、連続したアウトソールとして構成してもよい。アウトソール要素130は、3次元構造を含むことができる。例えば、アウトソール要素130では、図1の踵領域に見られるように、外形要素110の下の厚さが外形要素110間の厚さより大きくてよい。
説明したように、外形要素110の開口部120におけるアウトソール130の材料の部分的な配置により、アウトソールと外形要素との間に特に安定した機械的連結が可能になる。加えて、外形要素110と要素140との間におけるアウトソール要素130の材料の少なくとも部分的なサンドイッチ状配置は、ソールの安定性に寄与する。一部の例では、ソール100を別個に作製してもよい。他の例では、ソール100を、シューアッパーまたは可撓性ソックス要素に直接作製してもよい。要素140はオプションに過ぎないことを強調する。外形要素110を、シューアッパーまたは可撓性ソックス要素の下側に設けることができる。外形要素130の1つまたは複数を通してアウトソール要素130を射出して、ソール100が下側に直接設けられるように、かつソール100と下側との別の連結が必要ないようにすることができる。他の例では、アウトソール要素130の代わりに、外形要素110の1つまたは複数を通して異なるソール要素が射出される。
図2は、シューズ200を作製するための、スタッド210として構成された第1ソール要素を通した、第2ソール要素230の射出の概略図である。可撓性ソックス要素250は、固定要素260の上方に配置される。補強要素240は可撓性ソックス要素250上に配置される。補強要素240を、例えば、第1の作製ステップで可撓性ソックス要素250上に射出することができる。補強要素240は、アッパー領域まで(および/またはアッパー領域上へ)可撓性ソックス要素250のソール部に沿って延びる。補強要素240はヒールキャップを形成することができる。一部の例では、補強要素240が、可撓性ソックス要素250の周りに完全に延びることができる。補強要素240により、例えば、アッパー部の所望の補剛を達成することができる。補強要素240の厚さは、ソール領域と比べてアッパー領域で小さくてもよい。さらに、厚さは、アッパー領域で基本的に一定であってもよい。ソール領域では、第1ソール要素、例えばスタッド210を設ける領域で、補強要素を厚くしてもよい。したがって、第1ソール要素は、補強要素240により既に予備成形されていてもよい。
第1ソール要素、例えばスタッド210が補強要素240上に設けられる。スタッド210を、例えば、さらなる作製ステップにおいて補強要素240上に射出することができる。あるいは、スタッド210を、補強要素240上にクリッピングしてもよい。この目的で、対応する切欠きを補強要素240に設けてもよい。この時点でスタッド210を既に安定して取り付けている必要はない。例えば、スタッド210が、マンドレル215または任意の他の薄い要素を介して補強要素240に連結されていれば十分である。マンドレル215は、スタッド210と補強要素240との間のスペーサとして機能することができる。第1ソール要素、例えばスタッド210を、補強要素240に、またはこのオプションの要素が存在しない場合には、可撓性ソックス要素250に、連結を実現することなく単に配置することも可能である。例えば、第1ソール要素、例えばスタッド210を、補強要素240および/または可撓性ソックス要素250で、またはこれらの近くで保持するだけでよい。
固定要素260、その上に配置されたソックス要素250と、その補強要素240およびスタッド210とは、射出成形用金型を有する射出成形手段内に固定される。射出成形用金型は3つの部分を有する。金型は、2つの横金型部分271、272と上金型部分280とを含む。場合により、射出成形用金型は下部分290を含む。上金型部分280は、第2ソール要素230の材料が1つまたは複数のチャネルを介してスタッド210の開口部220へ流れることができるように構成される。流入中の乱流を避けるような方法で、材料が開口部220の方向に内方へ流れるようにチャネルを適応させてもよい。第2ソール要素230の材料を、少なくとも部分的にスタッド210内に、かつスタッド210と補強要素230とソックス要素250とのそれぞれの間に配置することにより、前述したように、安定した連結をもたらすことができる。
ソールの中心領域では、第2ソール要素230が、足の土踏まずの下に配置される補剛要素を含むことができる。補剛要素は、踵の領域および中足骨の領域でテーパ状になり、そこで第2ソール要素230の平坦領域に移行するように構成されてもよい。図2の横断面では、そのようなテーパ状の補剛要素が示される。可能な補剛要素の全体図は、例えば図3および図4に見られる。
横金型部分271、272および上金型部分280は、第2ソール要素230を形成する。第2ソール要素230は、アウトソール要素として構成される。図2の横断面において、アウトソール要素は、ソックス要素250のアッパー領域まで(および/またはアッパー領域内へ)延びる。これにより、一方では、アウトソール要素と補強要素240またはソックス要素250のそれぞれとの連結のさらなる向上が可能になる。他方では、ソール領域の周りに領域に所望の特性を与えることができる。例えば、アウトソール要素は、補強要素240の材料よりも硬質で、耐摩耗性が高く、および/または剛性である材料を含むことができる。射出成形手段のオプションの下部分290は、アウトソール要素の境界面を決定することができる。あるいは、または加えて、この境界を、横金型部分271、272の縁部によって設けてもよい。他の例では、第2ソール要素230を、異なる要素、例えば、中間ソール要素、またはミッドソール要素として構成してもよい。
図3は、ソックスとして構成された可撓性ソックス要素350を含むシューズ300の例を示す。可撓性ソックス要素350は、アッパー部352とソール部353とを含む。これら2つの部分を各々、一体となるように(例えば継ぎ目なしで)作製することができる。これらの部分を互いに縫い付けてもよく、または接着してもよい。他の例では、異なるおよび/またはさらなる部分を設けることができる。可撓性ソックス要素350も、一体となるように作製することができ、例えば、これを編むことができる。可撓性ソックス要素350は、場合により、縫い目351を含む。ソール部353の下側に、突起355を設けてもよい。突起355を、例えば、一体のソール部353に丸編みすることによって作製することができる。突起355を別個に作製して、ソックス要素350に連結してもよく、例えばソックス要素350に縫い付けてもよい。可撓性ソックスを、例えば含浸させることができ、および/または、他の場合には、印刷、コーティングなどにより光学的および/または機能的に修正することができる。他の例では、可撓性ソックス要素350を不完全なソックスとして構成し、足の表面の一部のみを覆うようにしてもよい。
シューズ300は、場合により、例えばポリアミドまたはTPUから形成可能なソールプレート360を含む。ソールプレートを、例えば、適切な射出成形方法または3D印刷方法により、作製することができる。
第1の例では、ソールプレート360が、ソール部353の下側に配置されるように構成される。例えば、ソールプレート360をそこに接着し、および/または縫い付けることができる。ソールプレート360は隆起365を含み、この隆起365は、可撓性ソックス要素350の突起355を内部に配置できるように構成される。ソールプレート360は、他の例では、ソール部353の下側の部分領域、例えば前足領域のみを覆うソールプレート要素として設けられ、必要であれば、スタッドの圧力をより良好な方法で前足に分散させることができるようにする。
第2の例によれば、ソールプレート360は、前述したように、固定要素、例えば靴型のソール部に解放可能に取り付けられる。例えば、可溶性の接着剤またはピンを取付けのために使用することができる。ソックス要素350のソール部353と連結するために、ソールプレート360は、固定要素から離れた側を向く外側にホットメルトコーティングを含むことができる。ソールプレート360を固定要素に解放可能に取り付けた後、ソックス要素350を固定要素およびソールプレート360にかぶせる。そこで、ソールプレート360は、ソックス要素350のソール部353内に配置される。続いて、1つまたは複数のソール要素をソックス要素350上に射出すると、ソールプレート360を、ホットメルトコーティングを介してソックス要素350に恒久的に連結することができる。必要であれば、(取外し可能な)インソールを、ソックス要素350内のソールプレート360上方に配置してもよい。
ソールプレート360の第3の例では、ソールプレート360をソックス要素350に交換可能に挿入することができる。ソールプレート360の挿入は、ソックス要素の外側にソール要素を射出した後に行われる。ソールプレートは、これに関し、追加の制振材料の層を含むことができる。
シューズ300は、補強要素370を含むことができる。補強要素370を、ソックス要素350上に、および場合によりソールプレート360上に射出することができる。補強要素370により、可撓性ソックス要素のアッパー部352は所望の機械的特性を備えることができる。例えば、可撓性ソックスのアッパー部の下部領域(またはその周り)では、高い剛性および引張強度をもたらすことができる。特に、この領域は、前領域で高い頑丈さが望ましいとされ得るため、中足領域と比べて踵領域および甲領域でアッパー部に沿ってさらに上方へ延びることができる。補強要素370により、シューズ300が十分なトラクションをもたらし、シューズ内での足の滑りを排除することが確実になり得る。例えば、補強要素370を、可撓性ソックス要素350の甲領域全体にわたって配置してもよい。他の例では、補強要素370は、ソールに隣接する前足の領域のみに配置される。補強要素370の貫通孔371を使用することにより、局所的な材料密度を選択的に制御することができる。したがって、様々な度合いの剛性および引張強度を達成することができる。さらに、補強要素370は、ボール、例えばサッカーボールとの接触時に、大きい摩擦をもたらすこともできる。補強要素370もソールプレート360上に延びる場合、ソールプレート360の接着および/または縫付けを必要とすることなく、このソールプレート360を補強要素370によってシューズ300に固定することができる。
補強要素370も、オプションのソールプレート360から独立して、可撓性ソール要素350のソール部353上へ延びることができる。
シューズ300は、最終的にソール要素380を含む。ソール要素380をアウトソール要素として構成することができる。ソール要素380を、可撓性ソックス350のソール部353上、ソール部353上に配置されるオプションのソールプレート要素360上、および場合により、補強要素370上に射出することができる。例えば、ソール要素380は、ソール部353の縁部に沿って配置された、ソール要素の領域386または補強要素370の領域376のそれぞれにおいて、補強要素370に重なってもよい。他の例では、異なる重なり領域を設けてもよい。ソール要素380は補剛要素385を含む。補剛要素385により、シューズ300のソールの十分な安定性を確保することができる。ソール要素380を、少なくとも部分的に突起355および/またはオプションの隆起365を囲むように射出することができる。したがって、一方で補剛要素385を設けることができる。それに加えて、ソール要素380と可撓性ソックス要素350および/またはオプションのソールプレート要素360とのフォームフィット連結を、これによりもたらすことができる。
ソール要素380は貫通孔381を含むことができる。他の例では、ソール要素380を連続して配置することができ、および/またはソール部353を完全に覆うことができる。ソール要素380は、場合により、ナブとして構成可能な外形要素382を含む。他の例では、スタッドを設けてもよい。ソール要素380は補強要素370を覆うことができる。
図4A〜図4Bは、可撓性ソックス要素450を含むシューズ400のさらなる例を示す。図4Aはシューズ400の中央図である。可撓性ソックス要素450を、足首領域の周りに縫い目を有するソックスとして構成することができる。ソックス要素450を、希望に応じて、光学的に設計または機能化することができる。
射出された補強要素470を、ソックス要素450に配置することができる。補強要素470を、ソックス要素450のソール部に少なくとも部分的に配置してもよい。補強要素470は、ソックス要素450のソール部の周りに完全に延びることができる。あるいは、補強要素470を、単にソール部の縁部に沿った領域に配置してもよい。補強要素470は、ソックス要素450のアッパー部上にさらに延びることができる。補強要素470は、踵領域を含むことができる。補強要素470は、場合により、複数の貫通孔471および/またはナブ472および/または溝473を含むことができる。
さらに、射出されたソール要素480をソックス要素450に配置してもよい。ソール要素480を補強要素470の射出後に射出することができ、ソール要素480は補強要素470に重なることができる。ソール要素480をソックス要素450のソール部に配置してもよい。加えて、ソール要素480は、ソックス要素のアッパー部まで(および/またはアッパー部内へ)延び、踵領域を含むことができる。ソール要素480の踵領域は、補強要素470の踵領域に完全にまたは部分的に重なることができる。さらに、ソール要素480は、ソックス要素450のソール部の領域、例えば、ソール部の縁部に沿った領域で、補強要素470に完全にまたは部分的に重なることができる。ソール要素480は、外形要素、例えばナブ482および/またはスタッドなどを含むことができる。
シューズ400はスタッド410をさらに含むことができる。スタッド410をシューズ上に射出してもよい。例えば、スタッド410をソール要素480上に射出してもよい。場合により、スタッド410を、補強要素470および/またはソックス要素450上に射出してもよい。ソール要素480を、外形要素410を通して射出してもよい。あるいは、スタッド410を金型に挿入して、ソール要素480および/または補強要素470をスタッド410とソックス要素450との間に射出することも可能である。
図4Bは、シューズ400の中央底面図である。図4Bに示すように、シューズ400は、場合により、補強要素470の貫通孔471、ナブ472、および溝473に加えて、ソール要素480の貫通孔481、ナブ482、および溝483も含む。さらに、ソール要素480は、足の土踏まずの下に配置される補剛要素485を含む。補剛要素485は、踵の後部領域の下から中足骨の下まで延びる。補剛要素485は、シューズ400の長手方向に沿って位置合わせされる。ソール要素480および/または補強要素470のそれぞれの貫通孔481、471は、シューズ400の通気特性に影響し得る。特に、防水シューズ400を提供するように、貫通孔を互いに調節してもよい。一部の例では、ソール要素480および/または補強要素470が、貫通孔481、471のそれぞれを持たずに設けられる。場合により、シューズ400は、少なくとも1つのソールプレート要素を含むことができ、このソールプレート要素は、可撓性ソックス要素450内、および/または可撓性ソックス要素450のソール部の下側で外側に設けられる。
場合により、局所射出口401が射出成形用金型に設けられ、この局所射出口により、ソール要素480および/または補強要素470が射出される。図4Cに示すように、局所射出口401を、ナブ482、472のそれぞれの位置に設けることかできる。したがって、射出はより大きいキャビティ内へ行われて、射出流の乱流を減らすことができ、より均一な射出および質の高い射出が可能になるようにする。
図5は、ステップ1〜11を含む、可撓性ソックス要素と外形要素を有するソールとを含むシューズを製造する方法を示す。当業者は、個々のステップが例示的なものに過ぎず、個々のステップを省略してもよく、および/または異なる順序で行ってもよいことを容易に理解する。ステップ1は、プリンタ510により可撓性出発原料515上に印刷するステップを示す。これにより、出発原料515を光学的に設計および/または機能化することができる。あるいは、または加えて、出発原料にコーティング、フロックコーティングなどを行ってもよい。出発原料はシート材料であってよい。
ステップ2は、加工した出発原料515から可撓性ソックス要素521の部分520を切り抜くステップを示す。シート材料を出発原料515として使用するときには、多くの部分520を連続した製造プロセスで切り抜くことができる。切抜きは、例えばレーザ切断により行うことができる。あるいは、ソックス要素520を打ち抜いてもよい。
ステップ3は、部分520を閉じるステップを示す。閉じるステップは、ロボットアーム530により自動で行うことができ、または半自動で行うことができる。平坦になるように作製可能な部分520を閉じることにより、足を囲む可撓性ソックス要素521が設けられる。ステップ4に示すソックス要素521を、固定要素上に当て、例えば靴型にかぶせる。
第1の射出成形ステップでは、ステップ5に示すように、補強要素550がソックス要素521上に射出される。補強要素550はソックス要素521のソール部を覆い、ソックス要素521のアッパー部まで(および/またはアッパー部上へ)延びる。補強要素550を連続して、すなわち貫通孔なしで配置してもよい。補強要素550は、ソックス要素521のアッパー部を完全に覆い、これにより、最終的なシューズのアッパーを形成する(ステップ8参照)。補強要素550は、ソックス要素521のソール部に厚み部分551を含むことができる。図2を参照して前述したように、外形要素がシューズに配置される領域に、厚み部分551を配置することができる。
ステップ6では、スタッド560が厚み部分551上に射出される。さらなる例では、異なるおよび/またはさらなる外形要素を設けてもよい。特に、外形要素を厚み部分551なしで射出してもよい。他の例では、外形要素を補強要素550にクリッピングしてもよく、または単に補強要素550に配置してもよい。
ステップ7では、ソール要素570が補強要素550上に射出される。例えば図2を参照して説明したように、ソール要素570を、外形要素560の1つまたは複数を通して射出することができる。ソール要素570は、足の土踏まずの下に補剛要素575を含むことができる。例えば、前述したように設けることのできる、補強要素551上の凹部および/または隆起のそれぞれの内部または周りに射出することにより、補剛要素575を設けることができる。ソール要素570は、ソックス要素521のアッパー部まで(および/またはアッパー部内へ)延びることもできる。例えば、シューズをさらに補強するために、ソール要素570を踵領域に配置してもよい。場合により、ソール要素570は、アッパー部の下部領域の周りで、足の周りに延びることができる。ソール要素570をアウトソール要素または完全なアウトソールとして配置してもよい。あるいは、アウトソール要素またはアウトソールをソール要素570に取り付ける、例えば押し付ける、または接着することができる。
ステップ8および9は、シューズに紐締め具を設けることに関する。この目的で、ステップ8では、可撓性ソックス要素521のアッパー部の一部580が切り抜かれ、この部分の周りに紐締め具を設ける。
再び、これをレーザ切断または打抜きなどにより行うことができる。ステップ9では、例えば打抜きにより、紐用の孔591が可撓性ソックス要素521に作られる。さらに、舌部590をソックス要素521に取り付ける、例えば縫い付けることができる。
ステップ10では、(取外し可能な)インソール593がシューズに挿入される。インソール593は、例えば、裏当てを含むことができる。さらに、インソール593は、さらに改良された中底を設けるために、ソール部を含むことができる。さらに、場合により、紐を孔591に挿入することができる。
ステップ11では、左右のシューズがケーシング599により梱包される。
ステップ1〜11を完全に自動で行ってもよい。例えば、ステップは、対のシューズまたは1つのシューズを、注文後に、および/またはカスタマイズされた方法で作製する、要求作製プロセスの一部であってもよい。作製プロセスを工場において自動で行うことができ、その後、シューズを出荷することができる。しかしながら、作製プロセスを、スポーツ用品店および/または靴屋で行ってもよい。自動作製により、顧客の要求に直接従って高速で個々に製造することが可能になる。前述したステップ1〜11の1つまたは複数により、例えば、要求注文/作製に関するビジネスモデルを確立することができる。
図6A〜図6Cは、可撓性ソックス要素650を数個割り固定要素660に当てるステップを示す。図6Aは、靴型を含む2つ割り固定要素606Dを示す。固定要素は、靴型を形成する踵部661とつま先および甲部662とをそれぞれ含む。これら2つの部分をそれぞれ互いに嵌め込み、互いに外すことができる。加工しなければならないそれぞれのソックス要素のサイズに靴型のサイズを適応させるために、異なるサイズを有する甲部662を設けることができる。甲部662、および場合により踵部661は共に、ソックス要素のソール部用に指定された側に膨出部665を含むことができる。膨出部665は、ソックス要素650上に突起を設けるように、またはソックス要素650の突起内に配置されるように指定されてよい。あるいは、または加えて、ソックス要素650または固定要素660は、窪みもしくは凹部をそれぞれ含むことができる。踵部は、細長になるように配置可能な取付部663を含むことができる。取付部663により、固定要素を手動または自動で、射出成形手段に挿入することができる。
図6Bは、例えば、図3を参照して説明したように基本的に設けることのできる可撓性ソックス要素650を示す。可撓性ソックス要素650は、特に突起655を含むことができる。可撓性ソックス要素650を固定要素に当てる前に、足の足首の領域を超えて延びる、可撓性ソックス要素650の、場合によって設けられる部分651を折り畳んでもよい。
図6Cは、固定要素660上に配置されたときの、折畳み部651を有する可撓性ソックス要素650を示す。固定要素660を数個割り要素として設けることにより、固定要素660上への可撓性ソックス要素650の配置が容易になる。可撓性ソックス要素650を配置する前に、場合により、ソールプレート要素を可撓性ソックス要素650内に配置してもよい。あるいは、または加えて、配置前または配置後に、ソールプレート要素を可撓性ソックス要素650の外側に配置してもよい。前述したように、1つまたは複数のソールプレート要素および/または固定要素により、可撓性ソックス要素650に突起および/または窪みを設け、および/または支持することができる。
図7A〜図7Nは、固定要素と、少なくとも3つの部分を含む射出成形用金型を持つ射出成形手段とを有する装置において、可撓性ソックス要素を含むシューズを作製する方法を示す。
図7Aでは、例示的な固定要素660上に配置された例示的なソックス要素650(図6A〜図6C参照)が、横断面図に示された第1の射出成形用横金型710に挿入される。射出成形用横金型710は、いくつかの横金型部分を含む。射出成形用横金型710は、前横金型部分711と横後金型部分716(図7Aには示さない。例えば図7B参照)とを含む。さらに、射出成形用横金型710は、図7Aの左側に示す上横金型部分712および下横金型部分713のそれぞれを含む。さらに、射出成形用横金型710は、図7Aの右側に示す上横金型部分714を含む。射出成形用横金型710は、金型部分714の下に配置できるが図7Aには示さない、さらなる下横金型部分を含むことができる。他の例では、より多いもしくは少ない、または異なって配置された横金型部分を設けてもよい。射出成形用横金型710は、場合によりフレームを含み、その下に横金型部分が配置される。横金型部分711、712、714、716は各々、互いに対して横方向に可動であるように構成される。場合により、これらの横金型部分の一部を他の横金型部分と組み合わせて、射出成形用横金型が複数の異なる横金型部分からモジュール式に設けられるようにしてもよい。その後、1つまたは複数の金型部分を、異なる射出成形用横金型に使用することができる。
図7Bは、金型部分711、712、714、716およびフレーム718を有する射出成形用横金型710の上面図である。
図7Cは、挿入された固定要素660およびソックス要素650を有する射出成形用横金型710の横断面図である。固定要素は、例えば膨出部665を含むことができ、この膨出部665は、それぞれ、それ自体ソックス要素の突起655に配置されるか、またはソックス要素の突起655を設ける。例えば、射出成形用横金型710内のオプションの取付部663により、固定要素660を正確に位置決めおよび/または固定した後、射出成形用横金型710が閉じられる。この目的で、射出成形用横金型710は、横方向閉鎖手段717を含む。横方向閉鎖手段717は、例えば、1つまたは複数のボルトおよび/または1つまたは複数のピストン、および復元のための手段、例えば1つまたは複数のばねを含む。
横方向閉鎖手段717により、上横金型部分712、714が互いに向かって動く。例えば、両者は、互いに向かって対称に動く。下横金型部分713を、上横金型部分712、714と共に閉じることができ、またはそれら自体の閉鎖手段によって別個に閉じることができる。前横金型部分711および後横金型部分716のそれぞれを、場合により、対応するそれら自体の閉鎖手段により閉じることができる。図7Cでは、閉鎖手段717が開状態で示される。
図7Dでは、閉鎖手段717が閉状態で示される。さらに、図7Dにも示すように、固定要素660を動かして(図7Dの下方へ)、ソックス要素650のソール部が、横金型部分711〜716により形成されるキャビティの中心方向へ動くようにすることができる。この固定要素660の動きは、横金型部分711〜716の動きと同時に、またはそれに続いて行うことができる。この目的で、横閉鎖手段717と同様に、1つまたは複数のピストンまたはボルトおよび復元手段を含む垂直閉鎖手段719が設けられる。図7Dに示す例によれば、射出成形用横金型710は、閉鎖手段719の垂直の動きを取付部663の垂直の動きに変換するレバー機構を含むことができる。2つのレバー719aは、下方へ動く間、スライダ719bを押圧して、スライダ719bが取付部663の切欠き664に押し込まれるようにする。スライダ719bおよび切欠き664は、スライダ719bが完全に切欠き664に押し込まれた場合に、取付部663が所定量だけ下方へ動くように構成される。
この位置は、図7Eに示される。したがって、射出成形用横金型710内での固定要素660の細かい位置決めが可能になる。スライダ719bは、復元手段を含むことができ、例えば各々ばね719cを含むことができる。
図7Fは、射出成形手段700内の射出成形用横金型710を示す。射出成形手段700は、可動の、例えば回転可能なラックを含み、射出成形用横金型710はラック内に配置される。複数の射出成形用横金型710をラック内に配置してもよく、射出成形用横金型710をラック内で壁705により分離してもよい。ラックの上方で、1つまたは複数の上金型部分720、730をキャリア701上に配置することができる。上金型部分720、730を吊り下げて配置してもよい。射出成形用横金型710を、所望の上金型部分720または720の下に配置されるように動かしてもよい。キャリア701を1つまたは複数の柱702に沿って下方へ射出成形用横金型710上に動かして、射出成形用横金型710と上金型部分720または730とを閉じることにより、第1の射出成形用金型が設けられるようにしてもよい。
図7Gは、第1の上金型部分720の底面図である。第1の上金型部分720を数個割りとなるように構成してもよい。例えば、第1の上金型部分720は、左踵部分722、右踵部分723、および主部分721を含むことができる。踵部分722、723を、主部分721に対して横方向に可動であるように配置することができる。他の例では、第1の上金型部分720の追加および/または他の部分を設けることができる。射出成形用横金型710に関して説明したように、第1の上金型部分720を、複数の部分からモジュール式に構成してもよい。あるいは、第1の上金型部分720を一体となるように設けてもよい。
図7Hは、閉状態において第1の射出成形用金型を共に形成する、射出成形用横金型710および第1の上金型部分720を示す。射出成形手段700の横方向射出ヘッド740を介して、材料を第1の射出成形用金型内へ、およびその中に配置されたソックス要素650上へ射出することができる。射出ヘッド740を上金型部分の対応する開口部内に配置してもよい。他の例では、第1の射出成形用金型内への射出を、例えば上から行ってもよい。さらに、複数の射出ヘッドを同時に設けてもよい。場合により、例えば図6を参照して説明したように、射出開始前に、さらなる要素、例えばソールプレート要素をソックス要素に配置してもよい。
図7Iに射出プロセスが概略的に示される。第1の射出成形用金型は1つまたは複数のチャネル741を含み、このチャネル741を通して、要素670の材料がソックス要素650上に射出される。要素670の材料を、異なる位置で局所的に射出してもよい。射出中、材料は、射出成形用金型により形成されるキャビティ内にそれ自体で分散する。場合により、例えばキャビティを真空にすることによって分散を支えてもよい。要素670を補強要素として、例えば補強要素370として配置することができる。しかしながら、要素670をソール要素として構成してもよい。要素670の形状は、射出成形用横金型710および第1の上金型部分720により形成される第1の射出成形用金型によって画定される。図7Iによるこの例では、上金型部分が、ソックス要素のソール部および踵部の一部を含む領域で、基本的にソックス要素650を封止するように機能する。要素670の材料は、射出成形用横金型により画定されたキャビティに射出される。他の例では、要素670は、ソックス要素650の他の領域、例えばその踵領域全体および/またはそのソール部にわたって、および/またはその突起655の周りに延びることもできる。要素670の特性は、射出に使用されるそれぞれの材料によって少なくとも部分的に決まる。
図7Kは第2の上金型部分730の底面図である。第2の上金型部分730は、一般に、第1の上金型部分720と同様に構成されてよく、金型部分730の形成部の設計のみが第1の上部金型部分720と異なってよい。
例では、要素670の射出後に、第1の上金型部分720を射出成形用横金型720から取り外すことができる。その後、射出成形用横金型710を動かして、第2の上金型部分730の下に配置されるようにすることができる。最後に、第2の上金型部分730を射出成形用横金型710に向けて動かして、第2の上金型部分730と射出成形用横金型710とが第2の射出成形用金型を形成するようにする。第2の射出成形用金型により、さらなる要素680(図7O参照)をソックス要素650上に射出することができる。射出されたさらなる要素680の形状は、第2の射出成形用金型によって画定される。さらなる要素680を、アウトソール要素として、例えばアウトソール要素380として構成してもよい。さらなる要素680の材料を、例えば、射出ヘッド750により、上から第2の射出成形用金型内に射出してもよい。あるいは、図7Hを参照して説明したように、材料を横方向に射出してもよい。第1の上金型部分720および第2の上金型部分730のそれぞれの上方に、上から射出するための射出ヘッド750を設けることができる。さらに、側部から射出するための射出ヘッド740を各々設けてもよい。あるいは、横方向の射出および/または上からの射出のための1つのみの射出ヘッドを1つまたは複数の上金型部分に設けることも可能である。場合により、射出ヘッド740、750は、可動および/または回転可能であるように構成される。
図7Mは、固定要素660を射出成形手段700から取り外すための手段760を有する射出成形手段700を示す。図7Mに示すように、固定要素を射出成形用横金型710から垂直方向に上へ向けて押し出すために、手段760をボルトまたはピストンとして配置することができる。
図7Oは、射出された第1の要素670および射出された第2の要素680を有するソックス要素650を示す。説明した方法および/または説明した装置により、例えば、図3を参照して説明したシューズ300を作製することができる。対応して構成された第1の射出成形用金型および第2の射出成形用金型、ならびに場合により、さらなる射出成形用金型により、図1〜図5を参照して説明したように、補剛要素を有するソール要素、第1ソール要素および第2ソール要素、外形要素、補強要素、アウトソール要素、ミッドソール要素、および/または他の要素などを、ソールプレート要素と共に、またはソールプレート要素なしで可撓性ソックス要素上に射出することができる。
100 ソール
110 スタッド、外形要素
120 開口部
130 アウトソール要素
140 要素
200 シューズ
210 スタッド
215 マンドレル
220 開口部
230 第2ソール要素
240 補強要素
250 可撓性ソックス要素
260 固定要素
271、272 横金型部分
280 上金型部分
290 下部分
300 シューズ
350 可撓性ソックス要素
351 縫い目
352 アッパー部
353 ソール部
355 突起
360 ソールプレート
365 隆起
370 補強要素
371 貫通孔
376、386 領域
380 ソール要素
381 貫通孔
382 外形要素
385 補剛要素
400 シューズ
401 局所射出口
410 スタッド、外形要素
450 可撓性ソックス要素
470 補強要素
471 貫通孔
472 ナブ
473 溝
480 ソール要素
481 貫通孔
482 ナブ
483 溝
485 補剛要素
510 プリンタ
515 出発原料
520 部分
521 可撓性ソックス要素
530 ロボットアーム
550 補強要素
551 厚み部分
560 スタッド、外形要素
570 ソール要素
575 補剛要素
580 一部
590 舌部
591 孔
593 インソール
599 ケーシング
606D 2つ割り固定要素
650 可撓性ソックス要素
651 部分
655 突起
660 固定要素
661 踵部
662 甲部
663 取付部
664 切欠き
665 膨出部
670 要素
680 要素
700 射出成形手段
701 キャリア
702 柱
705 壁
710 射出成形用横金型
711 前横金型部分
712 上横金型部分
713 下横金型部分
714 上横金型部分
716 後横金型部分
717 横方向閉鎖手段
718 フレーム
719 垂直閉鎖手段
719a レバー
719b スライダ
720、730 上金型部分
721 主部分
722 左踵部分
723 右踵部分
740 横方向射出ヘッド
741 チャネル
750 射出ヘッド
760 手段


Claims (28)

  1. a.少なくとも1つの第1ソール要素をソールに設けるステップと、
    b.少なくとも1つの第2ソール要素を、第1ソール要素の開口部を通して射出するステップとを含む、ソールを製造する方法であって、
    前記第2ソール要素を射出した後、前記第2ソール要素の材料は前記第1ソール要素の前記開口部に残ったままであり、
    前記第2ソール要素は、シューズのアウトソール要素を形成し、
    前記第1ソール要素は、可撓性ソックス要素に設けられる、前記方法。
  2. a.少なくとも1つの第1ソール要素をソールに設けるステップと、
    b.少なくとも1つの第2ソール要素を、第1ソール要素を通して射出するステップとを含む、ソールを製造する方法であって、
    前記方法は、可撓性ソックス要素の補強要素を射出するステップをさらに含み、
    前記第1ソール要素を設けるステップが、第1ソール要素を前記補強要素上に射出またはクリッピングするステップを含む、前記方法。
  3. 前記第1ソール要素が外形要素を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記外形要素が少なくとも1つのスタッドを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1ソール要素が開口部を含む、請求2に記載の方法。
  6. 前記第2ソール要素が、以下の合成材料:ポリアミド、ポリエーテルブロックアミド、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、およびポリ塩化ビニルの1つまたは複数を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記可撓性ソックス要素が布地を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記可撓性ソックス要素が、以下の材料:ポリアミド、ポリエステル、綿、ポリウレタン、革の少なくとも1つを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記第2ソール要素がアウトソール要素を形成する、請求項2に記載の方法。
  10. 前記可撓性ソックス要素の補強要素を射出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1ソール要素を可撓性ソックス要素に設けるステップが、前記第1ソール要素を前記補強要素上に射出またはクリッピングするステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記補強要素が射出され、前記可撓性ソックス要素のアッパー領域まで延びる、請求項2、10、および11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記第2ソール要素が、前記補強要素よりも硬質で、および/または耐摩耗性が高く、および/または剛性である、請求項2、および10〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記補強要素が、25〜75のショアA硬度を有する、請求項2、および10〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記第1ソール要素が、55〜95のショアA硬度を有する、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記第2ソール要素が、60〜100のショアA硬度を有する、請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. a.可撓性ソックス要素を設けるステップと、
    b.少なくとも1つのソール要素を可撓性ソックス要素上に射出するステップであって、前記少なくとも1つのソール要素が足の土踏まずの下に補剛要素を含む、ステップとを含む、シューズを製造する方法であって、
    前記可撓性ソックス要素が突起および/または窪みを備え、前記ソール要素が、少なくとも部分的に突起を囲んで、および/または少なくとも部分的に窪みに貫入して、フォームフィット連結をもたらすように射出される、前記方法。
  18. 前記可撓性ソックス要素を、前記ソックス要素の突起および/または窪みを設けるように配置された固定要素に当てるステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記可撓性ソックス要素が設けられ、前記ソックス要素の突起および/または窪みが少なくとも部分的に予備成形される、請求項17または18に記載の方法。
  20. ソールプレート要素を前記可撓性ソックス要素に設け、ソックス要素の突起および/または窪みを形成するステップをさらに含む請求項1719のいずれかに記載の方法。
  21. a.可撓性ソックス要素を設けるステップと、
    b.少なくとも1つのソール要素を可撓性ソックス要素上に射出するステップであって、前記少なくとも1つのソール要素が足の土踏まずの下に補剛要素を含む、ステップとを含む、シューズを製造する方法であって、
    前記方法は、隆起および/または凹部を有するソールプレート要素を前記ソックス要素に設けるステップをさらに含み、
    前記少なくとも1つのソール要素が、少なくとも部分的に前記隆起を囲んで、および/または少なくとも部分的に前記凹部に貫入して、フォームフィット連結をもたらすように射出される、前記方法。
  22. 前記少なくとも1つのソール要素が、前記可撓性ソックス要素の補強要素として構成され、前記方法が、アウトソール要素を前記補強要素上に射出するステップをさらに含む、請求項1721のいずれかに記載の方法。
  23. 前記ソール要素がアウトソール要素として構成される、請求項1721のいずれかに記載の方法。
  24. 前記アウトソール要素の射出前に、前記補強要素を前記可撓性ソックス要素上に射出するステップをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記アウトソール要素が、前記補強要素よりも硬質で、および/または耐摩耗性が高く、および/または剛性である、請求項22または24に記載の方法。
  26. 前記補剛要素が、25〜65のショアA硬度を有する、請求項2224、または25に記載の方法。
  27. 前記補強要素が少なくとも1つの貫通孔を含む、請求項22および24〜26のいずれかに記載の方法。
  28. 前記アウトソール要素が、60〜100のショアA硬度を有する、請求項22〜27のいずれかに記載の方法。
JP2016046213A 2015-03-10 2016-03-09 スポーツシューズ用ソール、およびその製造 Active JP6588847B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015204268.5 2015-03-10
DE102015204268.5A DE102015204268A1 (de) 2015-03-10 2015-03-10 Sohlen für Sportschuhe, sowie deren Herstellung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016168843A JP2016168843A (ja) 2016-09-23
JP6588847B2 true JP6588847B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=55524225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016046213A Active JP6588847B2 (ja) 2015-03-10 2016-03-09 スポーツシューズ用ソール、およびその製造

Country Status (5)

Country Link
US (2) US10660403B2 (ja)
EP (2) EP3097811B1 (ja)
JP (1) JP6588847B2 (ja)
CN (1) CN105962529B (ja)
DE (1) DE102015204268A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9848673B2 (en) * 2015-01-16 2017-12-26 Nike, Inc. Vacuum formed knit sole system for an article of footwear incorporating a knitted component
US10568383B2 (en) 2015-01-16 2020-02-25 Nike, Inc. Sole system for an article of footwear incorporating a knitted component with a one-piece knit outsole and a tensile element
DE102015204268A1 (de) * 2015-03-10 2016-09-15 Adidas Ag Sohlen für Sportschuhe, sowie deren Herstellung
USD885718S1 (en) 2015-05-19 2020-06-02 Nike, Inc. Shoe
US20170224053A1 (en) * 2016-02-05 2017-08-10 Ecco Sko A/S Outer sole for spikeless footwear
JP7194108B2 (ja) * 2017-02-23 2022-12-21 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 機能性膜を有する層状製品、そのような層状製品を含む履物及び製造方法
CN108652135A (zh) * 2017-03-31 2018-10-16 美商·艾索特克控股有限公司 具聚氨酯立体装饰图案的鞋面及其制法以及所制成的鞋子
JP7065889B2 (ja) * 2017-06-06 2022-05-12 プーマ エス イー 靴、特に運動靴を製造するための方法
DE102017212045B4 (de) 2017-07-13 2022-03-24 Adidas Ag Sohlenplatte
US20190166952A1 (en) * 2017-12-05 2019-06-06 Reebok International Limited Article of footwear with dispensed saddle
DE112019000516B4 (de) 2018-01-24 2023-05-17 Nike Innovate C.V. Sohlenstruktur für einen Fußbekleidungsartikel und Fußbekleidungsartikel
USD913663S1 (en) * 2018-03-08 2021-03-23 Adidas Ag Sole
FR3082103B1 (fr) 2018-06-08 2020-08-28 Decathlon Sa Procede de fabrication d'une chaussure, et chaussure susceptible d'etre obtenue par ledit procede
JP6754397B2 (ja) 2018-07-12 2020-09-09 美津濃株式会社 アウトソール構造、その製造方法、およびアウトソール構造を用いたクリーツシューズ
KR20210093275A (ko) * 2018-11-20 2021-07-27 에코 에스코 에이/에스 3d 인쇄 구조물
USD923310S1 (en) * 2019-01-28 2021-06-29 Adidas Ag Shoe
JP2020141737A (ja) 2019-03-04 2020-09-10 美津濃株式会社 アウトソール構造、その製造方法、およびアウトソール構造を用いたクリーツシューズ
CN109878123B (zh) * 2019-03-19 2024-02-23 瑞安市红日鞋业有限公司 一种鞋底联帮注塑用组合模块及其用途
JP6903088B2 (ja) * 2019-03-27 2021-07-14 美津濃株式会社 ソール構造用部材の製造方法
USD899747S1 (en) * 2019-04-26 2020-10-27 Nike, Inc. Shoe
USD901868S1 (en) * 2019-04-26 2020-11-17 Nike, Inc. Shoe
TWI697294B (zh) * 2019-06-28 2020-07-01 張中豪 可多樣式變化之透濕防水鞋
EP3849369B1 (en) 2019-07-19 2022-03-02 Nike Innovate C.V. Sole structures including polyolefin plates and articles of footwear formed therefrom
EP3855970B1 (en) 2019-07-19 2022-09-21 Nike Innovate C.V. Articles of footwear including sole structures and rand
WO2021142428A1 (en) 2020-01-10 2021-07-15 Nike Innovate C.V. Sole structures having multiple hardnesses and/or flex promoting structures

Family Cites Families (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2794270A (en) * 1955-12-27 1957-06-04 Benjamin B Dubner Mold forming shoe
US3116566A (en) * 1962-04-12 1964-01-07 Joseph F Corcoran Shoe Co Inc Injection molded shoe bottom and shoe having same
US3246068A (en) * 1962-04-12 1966-04-12 Joseph F Corcoran Shoe Co Inc Injection molded shoe bottom
US3178496A (en) 1962-07-11 1965-04-13 Joseph F Corcoran Shoe Co Inc Injection process
US3175249A (en) * 1963-05-24 1965-03-30 Joseph F Corcoran Shoe Co Inc Injection molding apparatus
US3480704A (en) * 1966-03-10 1969-11-25 Herbert Ludwig Shoe with injection molded bottom provided with dense edge strip,and method and apparatus for making the same
US3375537A (en) * 1966-03-11 1968-04-02 Wenton Shoe Mfg Company Shoes with moulded soles
US3463849A (en) * 1967-01-17 1969-08-26 Compo Shoe Machinery Corp Method of injection molding footwear
US3452378A (en) * 1967-10-05 1969-07-01 Frank Noone Shoe Co Inc Process of making a golf shoe
US3522340A (en) * 1969-09-17 1970-07-28 Joseph F Shoe Co Inc Injection molding process
US3662415A (en) 1970-06-12 1972-05-16 Ernest E Doane Method of making footwear having insole and intermediate sole of three-dimensional shape
US4292746A (en) * 1979-04-25 1981-10-06 Delaney Glen J Light weight insulated athletic shoe
US4380878A (en) * 1980-09-26 1983-04-26 Keds Corporation Outsole
GB2093756A (en) 1981-02-27 1982-09-08 British Bata Shoe Co Ltd Improvements in or relating to footwear
IT8121560V0 (it) 1981-04-23 1981-04-23 Nuova Zarine Costruzione Macch Calzatura con tomaia zonalmente ricoperta da materiale sintetico iniettato stabilmente unito alla tela.
FR2561981B1 (fr) * 1984-03-27 1986-08-08 Ours Roger Procede de fabrication de chaussure, moule pour la mise en oeuvre de ce procede et chaussures ainsi realisees
ES8704337A1 (es) * 1984-11-07 1987-04-01 Kloeckner Ferromatik Desma Procedimiento y dispositivo para fabricar zapatos de deportecon suela moldeada e inyectada en la plantilla
DE3440567A1 (de) 1984-11-07 1986-05-22 Klöckner Ferromatik Desma GmbH, 2807 Achim Sportschuh, insbesondere fussballschuh, mit einer gespritzten und an die brandsohle angeformten sohle und mit gespritzten nocken
DE3603127C1 (de) * 1986-02-01 1987-06-25 Adidas Sportschuhe Keramik-Greifelement fuer Sportschuhe
DE3706071A1 (de) * 1987-02-25 1988-09-08 Dassler Puma Sportschuh Sohle fuer sportschuhe, insbesondere fuer fussballschuhe
JPH02136506A (ja) 1988-11-14 1990-05-25 Chiyoda Corp 消音器
JPH0636724Y2 (ja) * 1989-04-20 1994-09-28 美津濃株式会社
JPH0693842B2 (ja) * 1991-04-09 1994-11-24 株式会社アサヒコーポレーション クッション突起を透視自在とした靴底の成形法
JP2689829B2 (ja) 1992-09-10 1997-12-10 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
GB2292878B (en) 1994-09-09 1996-10-30 White & Co Footwear and the manufacture thereof
AU3396195A (en) * 1994-09-09 1996-03-27 White & Co (Earls Barton) Limited Footwear and the manufacture thereof
JPH0956411A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Moon Star Co シャンクを埋設した射出成形靴とその成形方法
IT1289624B1 (it) * 1996-02-02 1998-10-15 Nordica Spa Procedimento per la realizzazione di suole per calzature ad iniezione
US20030009919A1 (en) * 2000-07-20 2003-01-16 E.S. Originals, Inc. Process for making a shoe outsole
US6944975B2 (en) * 2001-03-12 2005-09-20 E.S. Originals, Inc. Shoe having a fabric outsole and manufacturing process thereof
US6676782B2 (en) * 2001-05-21 2004-01-13 Cheng-Hsian Chi Method for making a shoe having a foamed midsole enclosed in the shoe
US7081221B2 (en) * 2002-04-12 2006-07-25 Paratore Stephen L Injection-molded footwear having a textile-layered outer sole
ITPD20030075A1 (it) * 2003-04-15 2004-10-16 Frasson Srl Struttura di stampo per la realizzazione di suole per
ITVI20040066A1 (it) * 2004-03-26 2004-06-26 Cunial S R L Flli Metodo per l'applicazione di solette di rinforzo alla tomaia di una calzatura e soletta di rinforzo atta a realizzare detto metodo di applicazione
EP1612035A1 (en) 2004-07-01 2006-01-04 Ivano Vagnoli Method for anchoring a sole of resin to a leather shoe and shoe thus obtained
US7730636B2 (en) 2004-07-28 2010-06-08 Nike, Inc. Cleated article of footwear and method of manufacture
JP5007873B2 (ja) * 2005-11-23 2012-08-22 広島化成株式会社 クッション機能付きシャンクおよび当該シャンクを挿入した靴
US7704430B2 (en) 2006-06-05 2010-04-27 Nike, Inc. Method for making a tread assembly
US9003679B2 (en) * 2008-08-06 2015-04-14 Nike, Inc. Customization of inner sole board
CN201468169U (zh) * 2009-01-20 2010-05-19 谢海云 一种鞋体定型中底用半叉
JP2010178770A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Moonstar Corp 靴底およびそれを用いた靴
US8171655B2 (en) * 2009-03-18 2012-05-08 Wolverine World Wide, Inc. Sole construction and related method of manufacture
US20110078922A1 (en) * 2009-10-02 2011-04-07 Nike, Inc. Thermoforming upper process with reinforcement
GB2479220B (en) * 2010-08-16 2012-05-16 Michael Thoraval An improved shoe
CA2809327C (en) * 2010-09-03 2015-12-29 W.L. Gore & Associates Gmbh Shoe, sole assembly for a shoe, method for manufacturing a sole assembly and method for manufacturing a shoe
IT1402813B1 (it) 2010-11-04 2013-09-27 Statti Suola per calzature con uno o pisuola per calzature con uno o più elementi verticali estensibili in linea orizzontale alla diversa larghezza della forma di montaggio della tomaia ed alla conformazione del piede in modo permanente.
US8713819B2 (en) * 2011-01-19 2014-05-06 Nike, Inc. Composite sole structure
US8800172B2 (en) * 2011-04-04 2014-08-12 Nike, Inc. Article of footwear having a knit upper with a polymer layer
US9138027B2 (en) * 2011-09-16 2015-09-22 Nike, Inc. Spacing for footwear ground-engaging member support features
US8806779B2 (en) * 2011-09-16 2014-08-19 Nike, Inc. Shaped support features for footwear ground-engaging members
US8984776B2 (en) 2011-11-30 2015-03-24 Lacrosse Footwear, Inc. Polyurethane injected boot assembly and associated manufacturing method
US9295304B2 (en) * 2011-12-21 2016-03-29 Nike, Inc. Articles of footwear
WO2013121578A1 (ja) * 2012-02-17 2013-08-22 株式会社アシックス 靴およびその製造方法
US20150230546A1 (en) * 2012-08-03 2015-08-20 Sockwa Corporation Shoe and sock hybrid
EP2949457A4 (en) * 2013-01-24 2016-11-16 Asics Corp SHOES AND METHOD FOR THE MANUFACTURE THEREOF
US9883714B2 (en) * 2013-06-14 2018-02-06 Nike, Inc. Sole plate assembly and method of making
US10123588B2 (en) * 2013-12-31 2018-11-13 Nike, Inc. Footwear ground engaging members having concave portions
US9420851B2 (en) * 2013-12-31 2016-08-23 Nike, Inc. Footwear having lace receiving strands
US20160136910A1 (en) * 2014-11-19 2016-05-19 Dezi Krajcir Sole attaching method and apparatus
DE102015200526B4 (de) * 2015-01-15 2016-11-24 Adidas Ag Bodenplatte für einen Schuh, insbesondere einen Sportschuh
DE102015204268A1 (de) * 2015-03-10 2016-09-15 Adidas Ag Sohlen für Sportschuhe, sowie deren Herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016168843A (ja) 2016-09-23
US20160262494A1 (en) 2016-09-15
US10660403B2 (en) 2020-05-26
DE102015204268A1 (de) 2016-09-15
CN105962529B (zh) 2018-03-20
CN105962529A (zh) 2016-09-28
EP3097811A2 (en) 2016-11-30
US20200260821A1 (en) 2020-08-20
EP3417733A1 (en) 2018-12-26
EP3417733B1 (en) 2023-10-25
EP3097811B1 (en) 2018-09-26
EP3097811A3 (en) 2017-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6588847B2 (ja) スポーツシューズ用ソール、およびその製造
CN108135327B (zh) 制造具有分级突出部的鞋类物品的方法
US10327498B2 (en) Method of making knit footwear having an integral footbed
TWI613977B (zh) 鞋子及其製造方法
AU2013366366B2 (en) Shoe made from a sock and a reinforcing structure
US11553759B2 (en) Method for producing a shoe and shoe that can be obtained by said method
US10016011B2 (en) Injected footwear
EP1021966A2 (en) Method of making footwear
KR20180054683A (ko) 복수 개의 등급별 돌출부를 갖춘 편직 구성요소를 구비한 신발류 물품
TW201637585A (zh) 用於具有編織組件之物件的鞋楦系統
US20150374070A1 (en) Strobel lasted injected footwear
US11932975B2 (en) Knitted component having at least one thermoplastic polymer element
CN113382653B (zh) 鞋子以及鞋子的制造方法
US20030131499A1 (en) Footwear having a flexible outsole
EP3402359B1 (en) Sole structure for an article of footwear, comprising an outer sole component with a co-molded flex modifier component, and method of making said sole structure
EP3424359B1 (en) String lasting
US12005664B2 (en) Systems and methods for manufacturing a portion of an article of footwear from a mold
CA3121094A1 (en) Outsole for safety footwear and method for manufacturing such an outsole
RU2793534C2 (ru) Подошва для защитной обуви и способ изготовления такой подошвы
JP4504698B2 (ja) 通気孔を有する射出成形靴の製造方法及び射出成形靴
IT202100012341A1 (it) Scarpe sportive, da ginnastica o "sneakers", per donna, uomo e bambino, completamente riciclabili, e relativo procedimentoi di fabbricazione industriale
KR20150130965A (ko) 양말 및 보강 구조체로 제조된 신발
TW201323040A (zh) 溜冰鞋之3d鞋體之成型方法
JP2001245704A (ja) 高保型性スラッシュ成形靴
ITFI950217A1 (it) Procedimento per il confezionamento di calzature e calzatura con esso ottenuta

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6588847

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250