JP6587958B2 - 電動機器 - Google Patents

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Description

本発明は、フェライトコアを使用した電動機器のノイズ対策に関する。
フェライトコアを使用したモータのノイズ対策に関する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のモータでは、整流子に摺接する一対のカーボンブラシへの給電に使用される電線を筒状のフェライトコアに通すことでノイズ放射を抑制している。したがって、このようにノイズ対策を施されたモータを電動工具等の電動機器に使用することで、電動機器のノイズ放射をある程度抑えることができる。
特開2012−70512号公報
しかし、例えば、生垣バリカン等の電動機器の場合、モータの出力軸と歯車機構等を介して機械的に連結されている鋸状の長刃がハウジングから露出しているため、モータ等で発生したノイズが歯車機構等を介して鋸状の長刃から放射されるおそれがある。このため、上記したように、モータへの給電に使用される電線を筒状のフェライトコアに通すだけではノイズ対策が不十分である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、電動機器においてハウジングから露出している露出部材からのノイズ放射を抑制できるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、モータと、前記モータに電力を供給する電線とが収納されているハウジングと、前記モータの出力軸と機械的に連結されており、前記ハウジングから露出している部分が存在する導電性の露出部材とを備える電動機器であって、フェライトコアを備えており、前記露出部材は、前記モータの出力軸と歯車機構を介して連結されて、前記モータの駆動により位置移動動作する構成であり、前記フェライトコアは、前記ハウジング内で前記露出部材と接触しないように近接した状態で設置されている
本発明によると、露出部材は、モータの出力軸と歯車機構を介して連結されて、前記モータの駆動により位置移動動作する構成であり、フェライトコアは、前記ハウジング内で前記露出部材と接触しないように近接した状態で設置されている
このため、電動機器が動作することで、モータと露出部材間をノイズ電流が流れると、ノイズ電流により生じた磁束がフェライトコアに集まるようになる。そして、フェライトコア内に集まった磁気エネルギーがフェライトコアの磁気損失によって熱に変換され、ノイズ電流による磁束が低減する。これにより、電動機器の露出部材からのノイズ放射が抑制される。
また、フェライトコアは、モータにより位置移動動作される露出部材と接触しないように近接した状態で設置されているため、フェライトコアの破損を防止できる。
請求項2の発明によると、露出部材は、上下に重ねられた一対の刃で、往復動作可能に構成されており、フェライトコアは、前記一対の刃を上下から非接触状態で挟む位置に設けられている。
請求項3の発明によると、露出部材は、上下に重ねられた一対の刃で、往復動作可能に構成されており、前記フェライトコアは、前記一対の刃の上側、あるいは下側のいずれか一方に非接触状態で設けられている。
請求項4の発明によると、フェライトコアは、一対の刃の下側に非接触状態で設けられている。
請求項5の発明によると、フェライトコアは、一対の刃の上側周囲を被う上側片と、前記一対の刃の下側周囲を被う下側片とを備えており、前記フェライトコアの上側片と下側片とは上下から合わせられることで、前記一対の刃が前記フェライトコアの上側片と下側片とによって非接触状態で囲まれる。このように、一対の刃がフェライトコアによって非接触状態で囲まれるため、ノイズ抑制効果が大きくなる。
請求項6の発明によると、一対の刃とフェライトコア間には弾性材が挟まれている。このため、フェライトコアと一対の刃との接触を確実に防止できる。
請求項7の発明は、モータと、前記モータに電力を供給する電線とが収納されているハウジングと、前記モータの出力軸の軸受を支持し、前記ハウジングから露出している導電性の架台とを備える電動機器であって、フェライトコアを備えており、前記架台は、前記ハウジングに連結されたハウジング側架台と、前記ハウジング側架台を支持するベース架台と、前記ハウジング側架台を前記ベース架台に連結する連結機構とを備えており、前記フェライトコアは、前記連結機構に設けられている。このため、モータの出力軸の軸受からハウジング側架台、連結機構、ベース架台に流れるノイズ電流をフェライトコアにより低減できる。
請求項8の発明によると、連結機構は、ハウジング側架台とベース架台とのいずれか一方に設けられた軸部と、前記ハウジング側架台と前記ベース架台とのいずれか他方に設けられ、前記軸部を支持する軸受部とを備えており、前記軸受部に前記フェライトコアが軸部を非接触状態で囲むように設けられている。
請求項9の発明によると、連結機構は、ハウジング側架台とベース架台とのいずれか一方に設けられた軸部と、前記ハウジング側架台と前記ベース架台とのいずれか他方に設けられ、前記軸部を支持する軸受部とを備えており、前記軸部の内部空間に前記フェライトコアが設けられている。
本発明によると、電動機器においてハウジングから露出している露出部材からのノイズ放射が抑制される。
本発明の実施形態1に係る電動機器(生垣バリカン)の全体斜視図である。 前記生垣バリカンのハウジングの縦断面図である。 図2のIII矢視部の拡大図である。 図3のIV-IV矢視断面図(フェライトコアの縦断面図)である。 変更例1に係るフェライトコアのIV-IV矢視断面図である。 図5において弾性体を全周に設けた例を表わす断面図である。 フェライトコアの取付け変更例を表わす縦断面図である。 フェライトコアの取付け変更例を表わす縦断面図である。 図8のIX-IX矢視平断面図である。 本発明の実施形態2に係る電動機器(コンクリートバイブレータ)にフェライトコアを取付けた状態を表わす縦断面図である。 図10のXI-XI矢視断面図である。 本発明の実施形態3に係る電動機器(スライドマルノコ)の架台にフェライトコアを取付けた状態を表わす縦断面図である。 図12のXIII-XIII矢視断面図である。 変更例に係るフェライトコアの取付け状態を表わす断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図9に基づいて、本発明の実施形態1に係る電動機器について説明する。本実施形態に係る電動機器は、生垣の刈り込みに使用されるバッテリ式の生垣バリカンである。ここで、図中に示す前後左右、及び上下は生垣バリカンの前後左右、及び上下に対応している。
<生垣バリカン10の概要について>
生垣バリカン10は、図1、図2に示すように、モータ20等の駆動部により上下の長刃37,38を前後に往復動させて生垣等の枝葉を刈る電動機器である。生垣バリカンは、モータ20等の駆動部を収納するとともに、使用者が把持して操作できるように構成されたハウジング12を備えている。ハウジング12は、左右のハウジング片(図番省略)を中央で合わせて連結することにより構成された半割りタイプのハウジングである。ハウジング12は、図2に示すように、側面山形状のハウジング本体13と、主グリップ部15と、バッテリ連結部17と、下側連結部16とを備えており、前記主グリップ部15の下側に開口部15hが形成されている。
ハウジング本体13は、図2に示すように、モータ20、モータ駆動用電気回路(図示省略)、及び歯車機構30等を収納するとともに、上下の長刃37,38の基端部を収納する部分である。ハウジング本体13は、モータ20等を収納する際に使用される開口部13hを下面側に備えており、前記開口部13hが平板状の蓋部材14によって塞がれるように構成されている。ハウジング本体13には、モータ20が出力軸21を下側にした状態で縦向きに収納されている。モータ20の出力軸21には、先端(下端)に歯車部を備える主軸31が同軸に固定されており、その主軸31の上部が軸受32によって支持されている。
また、ハウジング本体13には、歯車機構30が軸心を前記モータ20の軸心と平行にした状態で収納されている。歯車機構30は、モータ20の回転力を増幅して往復運動に変換する機構であり、主軸31の歯車部と噛合する大径の入力歯車33を備えている。また、歯車機構30の入力歯車33の下側には、位相を約180°ずらした状態で往復運動する上下の往復運動出力部34が設けられている。そして、各々の往復運動出力部34には、上下の長刃37,38がそれぞれ連結されている。
ハウジング本体13の前側における幅方向(左右方向)中央部には、図2に示すように、蓋部材14との合わせ位置に角形の横長開口13xが形成されている。そして、ハウジング本体13の横長開口13xから上下の長刃37,38と、前記長刃37,38を上側から支持するガイド金具36とが前方に突出するように設けられている。
ガイド金具36は、図1に示すように、断面略U字形に形成された帯板状部材である。ガイド金具36には、上下の長刃37,38が連結部材36cと長穴(図示省略)とにより、ガイド金具36に対して前後方向に往復動作可能な状態で連結されている。上側の長刃37には、幅方向(左右方向)に突出する細幅の台形状の切刃37cが長手方向に複数設けられている。また、下側の長刃38には、上側の長刃37の切刃37cよりも突出寸法が短く、太幅の切刃38cが長手方向に上側の切刃37cと等しいピッチで設けられている。
ハウジング本体13の前側には、図1に示すように、上下の長刃37,38により切断された枝葉が使用者側に飛散するのを防ぐ鍔状の防護壁部13wが設けられている。また、ハウジング本体13の前側には、ハウジング本体13の前側を支える際に把持する前側グリップ13gが防護壁部13wに沿って逆U字形に設けられている。
ハウジング本体13の後側上部には、図2に示すように、ハウジング12を構成する主グリップ部15が後方に延びるように設けられており、その主グリップ部15の突出端(後端)が同じくハウジング12を構成するバッテリ連結部17の上部に接続されている。そして、バッテリ連結部17の下部には、ハウジング本体13の後側下部に接続された下側連結部16の後部が接続されている。これにより、主グリップ部15の下側には、主グリップ部15を握る際に指が通される開口部15hが形成される。
主グリップ部15のハウジング本体13側の端部には、図2に示すように、生垣バリカン10の動作スイッチ24が収納されている。そして、動作スイッチ24のトリガ24tが主グリップ部15から開口部15h側に突出するように設けられている。また、バッテリ連結部17は、バッテリ19が斜め上方から下方にスライドすることで接続されるように構成されている。バッテリ連結部17に接続されたバッテリ19の電力は、ハウジング12内のモータ駆動用電気回路(図示省略)によって主グリップ部15の動作スイッチ24等を経由してハウジング本体13内のモータ20に供給される。
<生垣バリカン10のノイズ対策について>
生垣バリカン10の場合、図2に示すように、モータ20の出力軸21は、主軸31を介して歯車機構30に連結されており、前記歯車機構30の往復運動出力部34が上下の長刃37,38に連結されている。ここで、モータ20のケース、出力軸21、主軸31、歯車機構30、及び上下の長刃37,38は金属であるため、モータ20から長刃37,38の先端までがアンテナとして機能し、モータ20のブラシ等で発生した雑音を外部に放射するおそれがある。このため、本実施形態に係る生垣バリカン10では、図3(図2のIII矢視図)に示すように、ハウジング本体13の内側で、上下の長刃37,38の基端部を上下から挟む位置にフェライトコア板51,52を設置している。フェライトコア板51,52は、モータ20の出力軸21に対して垂直、上下の長刃37,38に対して平行になるように位置決めされる。そして、フェライトコア板51,52は、ハウジング本体13の内壁面に形成された後記する支持部12w(リブ)により支持されている。
即ち、前記主軸31、歯車機構30、及び上下の長刃37,38等が本発明の露出部材に相当する。また、上下の長刃37,38の先端が本発明における露出部材の露出端に相当する。さらに、上下の長刃37,38の基端部が本発明におけるモータから露出部材の露出端までの途中部位に相当する。
上下のフェライトコア板51,52は、長方形状の平板であり、図4(図3のIV-IV矢視断面図)に示すように、上下の長刃37,38の基端部を横断できる長さ寸法で、所定幅寸法に設定されている。また、上下のフェライトコア板51,52の厚み寸法は、長刃37,38の厚み寸法よりも大きな値で、上下等しい値に設定されている。上下のフェライトコア板51,52は、図3に示すように、ハウジング本体13の内壁面に形成された支持部12wに嵌め込まれることで上下の長刃37,38の上側と下側とに配置される。さらに、上側のフェライトコア板51と上側の長刃37の上面間と、下側のフェライトコア板52と下側の長刃38の下面間とには、図4に示すように、スポンジ状の弾性体53が挟まれている。弾性体53は、上下の長刃37,38の往復運動を妨げないように、上下のフェライトコア板51,52と上下の長刃37,38との接触を防止するための部材である。
モータ20のブラシ等で発生した雑音(ノイズ)によるノイズ電流は、モータ20のケース、出力軸21、主軸31から歯車機構30を経由して上下の長刃37,38の先端方向に流れる。そして、ノイズ電流が上下の長刃37,38等を流れることで、上下の長刃37,38の周囲にはノイズ電流に起因する磁束が発生する。上記したように、上下の長刃37,38の基端部を上下から挟む位置には、フェライトコア板51,52が設けられているため、上下の長刃37,38の周囲で発生した磁束は強磁性体であるフェライトコア板51,52内に集まる。そして、フェライトコア板51,52内に集まった磁気エネルギーはフェライトの磁気損失によって熱に変換されて消費される。この結果、ノイズ電流に起因する磁束が低減して、上下の長刃37,38からのノイズ放射が抑制される。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、上下のフェライトコア板51,52を平板状に形成する例を示した。しかし、図5に示すように、上下のフェライトコア板51k,52kを断面扁平U字形に形成し、上下のフェライトコア板51k,52kを合わせることで、上下の長刃37,38を被接触状態で被うようにすることも可能である。これにより、ノイズ電流に起因する磁束がフェライトコア板51k,52kにさらに集まり易くなり、上下の長刃37,38からのノイズ放射がさらに抑制される。
ここで、上下の長刃37,38が往復運動する際に、長刃面に対して垂直方向(上下方向)にぶれる傾向にある場合には、図5に示すように、弾性体53を上側のフェライトコア板51kの下面と上側の長刃37の上面間、及び下側のフェライトコア板52kの上面と下側の長刃38の下面間に挟むのが効果的である。さらに、上下の長刃37,38の左右端と上下のフェライトコア板51k,52kの左右壁面間に空間を設けることで、長刃37,38とフェライトコア板51k,52kとの組立性が向上する。また、上下の長刃37,38が往復運動する際に、上下方向だけではなく左右方向にもぶれる傾向にある場合には、図6に示すように、弾性体53をフェライトコア板51k,52kの内周面全体に配置する。これにより、フェライトコア板51k,52kと上下の長刃37,38の接触を確実に防止でき、フェライトコア板51k,52kを破損から保護できるようになる。さらに、本実施形態では、フェライトコア板を上下方向に分割しているが、左右方向に分割することも可能である。
<本実施形態に係る生垣バリカン10の長所について>
本実施形態に係る生垣バリカン10によると、フェライトコア板51,52は、上下の長刃37,38の基端部(モータから露出部材の露出端までの途中部位)と接触しないように近接した状態で設置されている。このため、生垣バリカン10(電動機器)が動作することで、モータ20と上下の長刃37,38(露出部材)間をノイズ電流が流れると、ノイズ電流により生じた磁束がフェライトコア板51,52内に集まるようになる。そして、フェライトコア板51,52内に集まった磁気エネルギーがフェライトの磁気損失によって熱に変換され、ノイズ電流による磁束が低減する。これにより、生垣バリカン10の上下の長刃37,38(露出部材)からのノイズ放射が抑制される。また、フェライトコア板51,52と上下の長刃37,38間にはスポンジ状の弾性体53が挟まれているため、長刃37,38によるフェライトコア板51,52の破損を防止できる。ここで、上下の長刃37,38(露出部材)からのノイズ放射を防ぐ方法として、上下の長刃37,38等をノイズ電流源から物理的に切り離す方法がある。しかし、その場合、上下の長刃37,38(露出部材)の支持強度(機械的強度)が著しく低下する。本発明によると、上下の長刃37,38(露出部材)の機械的強度を損なうことなく、上下の長刃37,38(露出部材)からのノイズ放射を防ぐことができる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態に係る生垣バリカン10では、ハウジング本体13内で上下の長刃37,38の基端部を上下から挟む位置にフェライトコア板51,52を設置する例を示した。しかし、図7に示すように、ハウジング本体13の開口部13hを塞ぐ蓋部材14の上面にフェライトコア板55が嵌め込まれる支持部14bを形成し、上下の長刃37,38の下側に隙間を介してフェライトコア板55を長刃37,38に平行に設置することも可能である。なお、上下の長刃37,38の下側、あるいは上側のいずれか一方にフェライトコア板55を設けるようにすることも可能である。また、図8、図9に示すように、モータ20の出力軸21を支持する軸受部分20rの周囲に円環状のフェライトコア56を設置することも可能である。この場合、円環状のフェライトコア56の軸心がモータ20の出力軸21に対して平行となるように、フェライトコア56を支持部(図示省略)によりモータケース側に固定するのが好ましい。なお、円環状のフェライトコア56を使用する代わりに、半円状のフェライトコアを組み合わせることも可能である。
[実施形態2]
以下、図10、図11に基づいて、本発明の実施形態2に係る電動機器について説明する。本実施形態に係る電動機器は、コンクリートを型に流し込んだ後、コンクリートに振動を与えるためのバッテリ式のコンクリートバイブレータ60である。コンクリートバイブレータ60は、ハウジング61を備えており、ハウジング61の前部にモータ20を収納するハウジング本体部61mが設けられている。また、ハウジング61の後端位置には、グリップ部61gが縦向きに設けられており、グリップ部61gの上部に動作スイッチ62がトリガ62tを前方に突出させた状態で設けられている。さらに、ハウジング61の下側には、バッテリ19を収納するバッテリ収納部61bが設けられている。
ハウジング本体部61mには、図10に示すように、モータ20等を収納する際に使用される開口部(図番省略)が前面側に形成されており、その開口部が円盤状の蓋部材61hによって塞がれるように構成されている。蓋部材61hは、ハウジング本体部61mに対してモータ20を同軸に位置決めできるように構成されており、中央にモータ20の出力軸21の軸受部分20rが通される開孔(図番省略)が形成されている。また、前記蓋部材61hには、ハウジング61(ハウジング本体部61m)に対してフレキアッセンブリ66を連結するための連結機構63が固定されている。
連結機構63は、ハウジング本体部61mの蓋部材61hに固定される固定部材64と、固定部材64の先端部に雌ネジと雄ネジとの螺合作用により連結されてフレキアッセンブリ66の基端部66kを軸方向から押える押え筒部材65とから構成されている。連結機構63の固定部材64は、モータ20の出力軸21に連結された主軸63mを支持する筒状部64eと、固定部材64をハウジング本体部61mの蓋部材61hに固定する固定フランジ部64fとから構成されている。そして、固定部材64の筒状部64eの先端内側に主軸63mを支持する軸受63jが取付けられている。また、固定部材64の筒状部64eの内側には、図11に示すように、主軸63mの周囲に円環状のフェライトコア70がその主軸63mと非接触の状態で設置されている。この場合も、円環状のフェライトコア70の軸心が主軸63mに対して平行となるように、フェライトコア70を支持部(図示省略)によりハウジング本体部61mの蓋部材61hに固定するのが好ましい。
連結機構63の押え筒部材65は、図10に示すように、内周面に固定部材64の雄ネジとの螺合可能な雌ねじが形成された筒状部材であり、フレキアッセンブリ66の基端部66kが通されるように構成されている。そして、押え筒部材65の前面側(先端側)には、フレキアッセンブリ66の基端部66kの端位置に形成された基端フランジ部66fを軸方向から押える内フランジ部65pが設けられている。このため、連結機構63の押え筒部材65に対してフレキアッセンブリ66の基端部66kを通し、押え筒部材65を固定部材64の先端部に雌ねじと雄ネジとにより連結することで、コンクリートバイブレータ60のハウジング61にフレキアッセンブリ66を連結することができる。
フレキアッセンブリ66は、コンクリートに振動を与える棒状の部材であり、フレキシブルホース68と、フレキシブルホース68に通されて、先端の振動部(図示省略)に接続される回転軸部67をと備えている。そして、フレキアッセンブリ66が、図10に示すように、連結機構63によりハウジング61に連結された状態で、フレキアッセンブリ66の回転軸部67が主軸63mの先端部と嵌合する。即ち、コンクリートバイブレータ60のハウジング61と連結機構63とが本発明のハウジングに相当し、フレキアッセンブリ66が本発明の露出部材に相当する。
上記構成により、コンクリートバイブレータ60の駆動により発生したノイズ電流はモータ20の出力軸21、主軸63mからフレキシブルホース68の回転軸部67を経由して先端の振動部の方向に流れる。上記したように、主軸63mの周囲には円環状のフェライトコア70が設置されているため、ノイズ電流により主軸63m等の周囲に発生した磁束はフェライトコア70に集められる。そして、フェライトコア70に集まった磁気エネルギーが熱変換されて磁束が低減し、フレキシブルホース68からのノイズ放射が抑制される。
[実施形態3]
以下、図12から図14に基づいて、本発明の実施形態3に係る電動機器について説明する。本実施形態に係る電動機器は、卓上形の丸鋸盤80である。卓上形の丸鋸盤80は、図12に示すように、丸鋸本体部82と、丸鋸本体部82を支持するベース架台84と、丸鋸本体部82をベース架台84に連結する連結機構87,88とから構成されている。丸鋸本体部82は、駆動源であるモータ等を収納するハウジング81と、ハウジング81が連結されており、モータ、歯車機構、及び円盤状の切断刃82sの軸受等を支持する本体部架台82mとを備えている。また、ベース架台84は、ベース本体85bと、ベース本体85bに対して水平回動可能に構成されたテーブル85tと、テーブル85tの後端位置に設けられた左右傾動機構86とを備えている。そして、左右傾動機構86の上端部が前記連結機構であるスライド機構87と上下傾動機構88とを介して丸鋸本体部82の本体部架台82mに連結されている。これにより、丸鋸本体部82は、上下傾動機構88、スライド機構87、及び左右傾動機構86の働きで、ベース架台84のテーブル85tに対して上下動、前後スライド、かつ左右傾動が可能となる。
スライド機構87は、図12に示すように、上下傾動機構88を介して丸鋸本体部82に連結された一対のスライド軸87pと、一対のスライド軸87pをそれぞれ軸方向にスライド可能に支持する一対の軸受部87jとを備えている。そして、スライド機構87の軸受部87jの前端位置に円環状のフェライトコア89が、図13に示すように、スライド軸87pを非接触状態で囲むように設けられている。即ち、本体部架台82mとベース架台84とが本発明の露出部材に相当し、本体部架台82mが本発明のハウジングに連結されたハウジング側架台に相当する。また、スライド機構87のスライド軸87pが本発明の軸部に相当する。
上記構成により、丸鋸盤80の駆動により発生したノイズ電流はモータ、歯車機構等の軸受を通って本体部架台82mに流れ、本体部架台82mから上下傾動機構88、スライド機構87を経由してベース架台84に流れる。ここで、スライド機構87の軸受部87jには、円環状のフェライトコア89がスライド軸87pを非接触状態で囲むように設けられている。このため、ノイズ電流によりスライド軸87pの周囲に発生した磁束はフェライトコア89に集められる。そして、フェライトコア89の磁気エネルギーが熱変換されて磁束が低減し、ベース架台84等からのノイズ放射が抑制される。
ここで、本実施形態では、スライド機構87の軸受部87jにスライド軸87pを囲むようにフェライトコア89を設ける例を示した。しかし、図14に示すように、パイプ状に形成されたスライド軸87pに内側にフェライトコア89を設置することも可能である。また、本実施形態では、連結機構としてスライド機構87を例示したが、スライド機構87を省略した場合には、上下傾動機構88にフェライトコア89を設けるようにすることも可能である。
10・・・・生垣バリカン(電動機器)
12・・・・ハウジング
12w・・・支持部
13・・・・ハウジング本体
14b・・・支持部
20・・・・モータ
20r・・・軸受部分
21・・・・出力軸
36・・・・ガイド金具(露出部材、主要部)
37・・・・長刃(露出部材、主要部)
38・・・・長刃(露出部材、主要部)
51・・・・フェライトコア板
52・・・・フェライトコア板
53・・・・弾性体
55・・・・フェライトコア板
56・・・・フェライトコア
60・・・・コンクリートバイブレータ(電動機器)
61・・・・ハウジング
63・・・・連結機構(支持部)
64・・・・固定部材
66・・・・フレキアッセンブリ(露出部材)
70・・・・フェライトコア
80・・・・丸鋸盤(電動機器)
81・・・・ハウジング
82m・・・本体部架台(ハウジング側架台、露出部材)
84・・・・ベース架台(露出部材)
87・・・・スライド機構(連結機構)
87j・・・軸受部(支持部)
89・・・・フェライトコア

Claims (9)

  1. モータと、前記モータに電力を供給する電線とが収納されているハウジングと、前記モータの出力軸と機械的に連結されており、前記ハウジングから露出している部分が存在する導電性の露出部材とを備える電動機器であって、
    フェライトコアを備えており、
    前記露出部材は、前記モータの出力軸と歯車機構を介して連結されて、前記モータの駆動により位置移動動作する構成であり、
    前記フェライトコアは、前記ハウジング内で前記露出部材と接触しないように近接した状態で設置されている電動機器。
  2. 請求項1に記載された電動機器であって、
    前記露出部材は、上下に重ねられた一対の刃で、往復動作可能に構成されており、
    前記フェライトコアは、前記一対の刃を上下から非接触状態で挟む位置に設けられている電動機器。
  3. 請求項1に記載された電動機器であって、
    前記露出部材は、上下に重ねられた一対の刃で、往復動作可能に構成されており、
    前記フェライトコアは、前記一対の刃の上側、あるいは下側のいずれか一方に非接触状態で設けられている電動機器。
  4. 請求項3に記載された電動機器であって、
    前記フェライトコアは、前記一対の刃の下側に非接触状態で設けられている電動機器。
  5. 請求項2に記載された電動機器であって、
    前記フェライトコアは、前記一対の刃の上側周囲を被う上側片と、前記一対の刃の下側周囲を被う下側片とを備えており、
    前記フェライトコアの上側片と下側片とは上下から合わせられることで、前記一対の刃が前記フェライトコアの上側片と下側片とによって非接触状態で囲まれる電動機器。
  6. 請求項2から請求項5のいずれかに記載された電動工具であって、
    前記一対の刃と前記フェライトコア間には弾性材が挟まれている電動機器。
  7. モータと、前記モータに電力を供給する電線とが収納されているハウジングと、前記モータの出力軸の軸受を支持し、前記ハウジングから露出している導電性の架台とを備える電動機器であって、
    フェライトコアを備えており、
    前記架台は、前記ハウジングに連結されたハウジング側架台と、前記ハウジング側架台を支持するベース架台と、前記ハウジング側架台を前記ベース架台に連結する連結機構とを備えており、
    前記フェライトコアは、前記連結機構に設けられている電動機器。
  8. 請求項7に記載された電動機器であって、
    前記連結機構は、前記ハウジング側架台と前記ベース架台とのいずれか一方に設けられた軸部と、前記ハウジング側架台と前記ベース架台とのいずれか他方に設けられ、前記軸部を支持する軸受部とを備えており、
    前記軸受部に前記フェライトコアが軸部を非接触状態で囲むように設けられている電動機器。
  9. 請求項7に記載された電動機器であって、
    前記連結機構は、前記ハウジング側架台と前記ベース架台とのいずれか一方に設けられた軸部と、前記ハウジング側架台と前記ベース架台とのいずれか他方に設けられ、前記軸部を支持する軸受部とを備えており、
    前記軸部の内部空間に前記フェライトコアが設けられている電動機器。
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