JP6587304B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来から、物流を効率的に行う方法には高い需要があり、そのための技術も数多く提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上述の特許文献1に記載の技術によれば、荷物物流システムの円滑な運用を図るとともに、ユーザの問合せに対して荷物の運搬状況(現在位置等)を知らせることが出来る。このため、物品をユーザに配達するというようなサービスを行う場合には、非常に有用である。
特開2007−334901号公報
しかしながら、例えば、タイヤ等の物品をユーザから預かるようなサービスを行う場合、荷物の運搬状況をユーザに知らせるだけではサービスを効率的に運用することは難しい。
このような場合には、ユーザがサービス提供者に対して効率的に物品を引き渡し、また、効率的に物品を受け取る必要がある。
特に、ユーザが引き渡すことを希望する物品が、タイヤのように重量のある物品であれば、物品を一度倉庫等に収納することも多く、複雑な経路を取る必要がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、物品を輸送する移動体の最適なルートを逐次決定し、物品をユーザから預かるサービス等を効率的に運営することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
物品をユーザから引き取るか又はユーザに受け渡す複数の拠点と、物品を保管する複数の倉庫のうち、1の拠点と1の倉庫を少なくとも含むルートを経由して、1以上の物品を運搬する移動体のスケジュールを立案する情報処理装置であって、
前記複数の拠点毎に、所定単位時間あたりの物品の入出量を含む拠点情報を取得する拠点情報取得手段と
前記複数の倉庫毎に、所定単位時間あたりの空き状況を含む倉庫情報を取得する倉庫情報取得手段と、
前記複数の拠点毎の前記拠点情報と、前記複数の倉庫毎の倉庫情報とに基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定するルート決定手段と、
を備える。
本発明によれば、移動体の最適なルートを逐次決定し、物品をユーザから預かるサービス等を効率的に運営することができる技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図2のサーバ、拠点端末、倉庫端末及びユーザ端末の機能的構成例を示す機能ブロック図である。 図3のサーバが実行するルート決定処理の結果の具体例を示す図である。 図3のユーザ端末に表示される、利用情報を提示する画面の一例を示す図である。 図3のサーバが実行するルート決定処理の流れを説明するフローチャートである。 図3のサーバが実行するルート決定処理の適用例を示すであり、図4の例とは異なる例を示す図である。 図3のサーバが実行するルート決定処理において、各所定期間内に各拠点Kの拠点情報が表示される画像の一例を示す図である。 図3のサーバが実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、ルート決定時に利用される倉庫リストの一例を示す図である。 図3のサーバが実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、トラック台数が1台の場合の結果の一例を示す図である。 図3のサーバが実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、トラックが2台の場合の結果の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示している。
図1に示す情報処理システムは、次のようなサービスを提供する際に適用される。
即ち、本発明に係る情報処理システムが適用されるサービスとは、ユーザのタイヤ等の物品を一定期間預かるサービス、換言すると、所定の物品を任意の拠点に引き渡し、その所定の物品を任意の拠点で引き取ることが出来るサービスである。
物品は特に限定されないが、説明の便宜上、タイヤであるとして以下の説明を行う。この場合、拠点とはディーラーやガソリンスタンド等、数日程度タイヤを一時保管できる場所である。
ユーザにより拠点に引き渡されたタイヤは、任意の倉庫まで輸送されて格納され、ユーザが引き取りを希望する場合には、その倉庫から任意の拠点に輸送され、その拠点でユーザに引き取られる。
なお、ユーザは、物品を引き渡した拠点と同一の拠点でタイヤを引き取ることも可能であるが、別の拠点でタイヤを引き取ることも可能である。
物品の輸送担当者は、所定の移動体(以下の例ではトラックであるとする)を用いて、1以上の拠点及び1以上の倉庫を含む所定のルートを回り、1以上のタイヤを運搬し、これらのタイヤの荷積み及びタイヤの荷下ろしを行う。
本実施形態の情報処理システムは、このようなサービスのもとで、トラックの取るべき最適ルートを決定することができる。
本実施形態の情報処理システムは、図1に示すように、上述のサービスの提供者により管理されるサーバ1と、m箇所(mは1以上の任意の整数値)の拠点K−1乃至K−mの夫々において拠点管理者により使用される拠点端末2−1乃至2−mと、n箇所(nは、mとは異なる1以上の任意の整数値)の倉庫S−1乃至S−nの夫々において倉庫管理者により使用される倉庫端末3−1乃至3−nと、l人の(lは、mともnとも異なる1以上の任意の整数値)ユーザの夫々により使用されるユーザ端末4−1乃至4−pとを含むように構成される。
サーバ1と、拠点端末2−1乃至2−mの夫々と、倉庫端末3−1乃至3−nの夫々と、ユーザ端末4−1乃至4−pとはインターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、以下、拠点端末2−1乃至2−mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「拠点端末2」と呼ぶ。
さらに、以下、倉庫端末3−1乃至3−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「倉庫端末3」と呼ぶ。
そして、以下、ユーザ端末4−1乃至4−pの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末4」と呼ぶ。
同様に、以下、拠点K−1乃至K−mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「拠点K」と呼び、倉庫S−1乃至S−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「倉庫S」と呼ぶ。
図2は、図1の情報処理システムのうちサーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
入力部17は、各種ハードウェア鉛等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では、拠点端末2、倉庫端末3、ユーザ端末4等)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。またリムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することが出来る。
拠点端末2、倉庫端末3及びユーザ端末4の構成は、サーバ1の構成と基本的に同様であるので、ここではそれらの説明は省略する。
このような図2のサーバ1、拠点端末2、倉庫端末3及びユーザ端末4の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、次のような一連の処理(以下、「ルート決定処理」と呼ぶ)の実行が可能となる。
即ち、拠点端末2−1乃至2−mの夫々は、単位時間(例えば1日)毎に、各拠点K−1乃至K−mの夫々へのタイヤの出入情報等の情報を取得し、サーバ1へと送信する。
このような拠点Kから得られる情報、例えば、拠点Kの位置情報、単位時間(例えば1日)毎のタイヤの預かり予定の時間帯別情報、単位時間(例えば1日)毎のタイヤの受け渡し予定の時間帯別情報等といった情報をまとめて、以下「拠点情報」と呼ぶ。
サーバ1は、単位時間(例えば1日)毎に、拠点端末2−1乃至2−mの夫々からの拠点情報を取得する。
倉庫端末3−1乃至3−nの夫々は、単位時間(例えば1日)毎に、各倉庫S−1乃至S−nの夫々へのタイヤの出入情報等の情報を取得し、サーバ1へと送信する。
このような倉庫Sから得られる情報、例えば、倉庫Sの位置情報、単位時間(例えば1日)毎のタイヤの入庫予定の時間帯別情報、単位時間(例えば1日)毎のタイヤの出庫予定の時間帯別情報等の情報をまとめて、以下「倉庫情報」と呼ぶ。
サーバ1は、単位時間(例えば1日)毎に、倉庫端末3−1乃至3−nの夫々からの倉庫情報を取得する。
サーバ1は、各拠点端末2−1乃至2−mの夫々からの拠点情報及び倉庫端末3−1乃至3−nの夫々からの倉庫情報を取得すると、これらの拠点情報及び倉庫情報から、1以上のタイヤを1以上のトラックが運搬するための最適なルート(以下、「最適ルート」と呼ぶ)を決定する。
なお、ここで言う最適ルートは、一定の地域(例えば山梨県内等)の情報から決定される。
ユーザ端末4は、タイヤの預かりのサービスが可能か否かの情報(以下、「利用情報」と呼ぶ)をユーザに提示する。
具体的には例えば「利用情報」は、ある拠点Kのある時間帯において、ユーザがタイヤの引き渡しが可能か否かといった情報や、ある拠点Kのある時間帯において、ユーザがタイヤの引き取りを可能か否かの情報を含む。
この利用情報は、上述の最適ルートが決定された際に、単位時間(例えば1日)毎の各拠点Kや各倉庫Sの空き情報に基づいて、サーバ1により生成される。
このような一連の処理がルート決定処理である。
このルート決定処理を実現すべく、サーバ1、拠点端末2、倉庫端末3及びユーザ端末4は、図3に示すような機能的構成を有している。
図3は、図2のサーバ1、拠点端末2、倉庫端末3及びユーザ端末4の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
拠点端末2のCPU40においては、拠点情報管理部50と、拠点情報送信制御部51とが機能する。
倉庫端末3のCPU60においては、倉庫情報管理部70と、倉庫情報送信制御部71とが機能する。
サーバ1のCPU11においては、拠点情報取得部80と、倉庫情報取得部81とルート決定部82と、利用情報要求取得部83と、利用情報通知部84とが機能する。
ユーザ端末4のCPU102においては、利用情報要求受付部120と、利用情報要求送信制御部121と、利用情報取得部122と、利用情報提示部123とが機能する。
拠点端末2−K(Kは、1乃至mのうち任意の整数値)の拠点情報管理部50は、拠点K―Kについての、単位時間(例えば1日)当たりのタイヤの入出量を含む拠点情報を取得し、管理する。
拠点情報送信制御部51は、拠点情報管理部50により管理されている拠点情報を、単位時間(例えば1日)毎に、通信部41を介してサーバ1へ送信するための制御を実行する。
倉庫端末3―L(Lは、1乃至nのうち任意の整数値)の倉庫情報管理部70は、倉庫S−Lについて、単位時間(例えば1日)当たりの空き状況を含む倉庫情報を取得し、管理する。
倉庫情報送信制御部71は、倉庫情報管理部70により取得された拠点情報を、単位時間(例えば1日)毎に、通信部61を介してサーバ1へ送信するための制御を実行する。
ユーザ端末4の利用情報要求受付部120は、ユーザからの利用情報の要求を、タッチ操作入力部100を介して受け付ける。
利用情報要求送信制御部121は、利用情報要求受付部120により受け付けられた利用情報要求を、通信部103を介してサーバ1へ送信するための制御を実行する。
サーバ1は、最適ルートに基づき決定された利用情報をユーザ端末4へ送信する。
すると、利用情報取得部122は、サーバ1から送信されてきた利用情報を取得する。
そして、利用情報提示部123は、利用情報取得部122により取得された利用情報を表示部101に表示させる制御を実行することで、ユーザに提示する。
サーバ1の拠点情報取得部80は、複数の拠点K−1乃至K−m毎に、単位時間(例えば1日)あたりのタイヤの入出量を含む拠点情報を取得する。即ち、所定の拠点端末2から拠点情報が送信されてくる毎に、拠点情報取得部80は、その拠点情報を取得する。
また、倉庫情報取得部81は、複数の倉庫S−1乃至S−n毎に、所定単位時間(例えば1日)あたりの空き状況を含む倉庫情報を取得する。即ち、所定の倉庫端末3から倉庫情報が送信されてくる毎に、倉庫情報取得部81は、その倉庫情報を取得する。
ルート決定部82は、単位時間(例えば1日)毎に、複数の拠点K−1乃至K−m毎の拠点情報と、複数の倉庫S−1乃至S−n毎の倉庫情報とに基づいて、1以上のトラックの夫々が移動するルートとして、最適ルートを決定する。
ルート決定部82はまた、最適ルートに基づいて利用情報を生成する。
利用情報要求取得部83は、ユーザ端末4から送信されてきた利用情報の要求を取得する。
そして、利用情報通知部84は、利用情報要求取得部83により利用情報の要求が取得されると、ルート決定部82により生成された利用情報を、通信部19を介して、当該要求をしてきたユーザ端末4へ通知する。
図4は、図3のサーバ1が実行するルート決定処理の結果の具体例を示す図である。
図4の例では、ディーラーの拠点KAと、ディーラーの拠点KBと、ガソリンスタンドの拠点KGSと、倉庫Saと、倉庫Sbと、倉庫Scとを含む所定範囲(例えば山梨県)における、最適ルートの決定の様子が表されている。
図4の例では、拠点KAの拠点端末2は、次の単位時間(例えば1日)ではタイヤT1を引き取る予定がある旨を示す拠点情報Aをサーバ1に送信する。拠点KBの拠点端末2は、次の単位時間(例えば1日)ではタイヤの引き取りと受け取りは無い旨を示す拠点情報Bをサーバ1に送信する。拠点KCの拠点端末2は、次の単位時間(例えば1日)ではタイヤT2を受け渡す予定がある旨を示す拠点情報GSをサーバ1に送信する。
サーバ1の拠点情報取得部80(図3)は、これらの拠点情報A,B,GSの夫々を通信部19を介して取得する。
図4の例では、倉庫Saの倉庫端末3は、次の単位時間(例えば1日)では空きが無い旨を示す倉庫情報aをサーバ1に送信する。倉庫Sbの倉庫端末3は、次の単位時間(例えば1日)では空きが無い旨を示す倉庫情報bをサーバ1に送信する。倉庫Scの倉庫端末3は、次の単位時間(例えば1日)ではタイヤT2を受け渡す予定がある旨を示す拠点情報GSをサーバ1に送信する。
サーバ1の倉庫情報取得部81(図3)は、これらの倉庫情報a,b,cの夫々を通信部19を介して取得する。
サーバ1のルート決定部82(図3)は、これらの拠点情報A,B,GS及び倉庫情報a,b,cに基づいて、図4に示す様なルートを、次の単位時間(例えば1日)におけるトラックM1の最適ルートとして決定する。
即ち、トラックM1は、最初に拠点KAにてタイヤT1を積み込み、倉庫Sbまで運搬して積み下ろし、その後、その倉庫SbにてタイヤT2を積み込み、拠点TKGまで運搬して積み下ろす、といったルートが最適ルートとして決定される。
そして、ルート決定部82は、このようにして決定した最適ルートに基づいて、図5に示す様な利用情報を決定する。
図5は、図3のユーザ端末に表示される、利用情報を提示する画面の一例を示す図である。
図5に示すように、次の単位時間(例えば今日)における、タイヤの引き渡しが可能か否か、タイヤの受け取りが可能か否かを各拠点K毎に時間帯別に示す利用情報が、ユーザ端末4の表示部101(図3)に表示されることで、ユーザに提示される。
具体的には例えば、図4の例の利用情報を示す画面101には、拠点K毎に、ユーザがタイヤを受け取ることが可能な時間帯を示す領域201と、ユーザがタイヤを引き渡すことが可能な時間帯を示す領域202とが表示される。
例えば、ユーザは、拠点KAでは13時から16時の時間帯であれば余裕をもってタイヤの引き渡しが可能であり、10時から13時の時間帯であれば、わずかにタイヤの引き渡しが可能であることを容易に視認できる。
さらにユーザは、図4の例では、引渡しが可能な時間帯であれば、領域201の右部に表示されている予約ボタンを押下することで、タイヤの予約をすることもできる。
同様に例えば、ユーザは、拠点KAでは13時から16時の間であればわずかにタイヤの受け取りが可能であり、それ以外の時間帯では、タイヤの受け取りが不可能であることを容易に視認できる。
そのため、ユーザは、受け取り可能な13時から16時の時間帯であれば、右部に表示されている予約ボタンを押下することで、タイヤの受け取りの予約をすることができる。
このように、ユーザは、タイヤを引き渡したい場合や受け取りたい場合に、引き渡しが可能な拠点や受け取りが可能な拠点を容易かつ即座に知ることができ、必要に応じてその場で引き渡しや受け取りの予約をすることもできる。
次に、図6を参照して、図3の機能的構成を有するサーバ1が実行するルート決定処理について説明する。
図6は、サーバ1が実行するルート決定処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1において、拠点情報取得部80は、拠点情報が送信されてきたか否かを判定する。
拠点端末2−1乃至2−mの何れからも拠点情報が送信されてこなければ、ステップS1においてNOであると判定されて、処理はステップS3に進む。
これに対して、拠点端末2−K(Kは1乃至mのうち何れかの整数値)から拠点情報が送信されてきていれば、ステップS1においてYESであると判定されて、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、拠点情報取得部80は、拠点端末2−Kからの拠点情報を取得する。
ステップS3において、倉庫情報取得部81は、倉庫情報が送信されてきたか否かを判定する。
倉庫端末3−1乃至3−nの何れからも倉庫情報が送信されてこなければ、ステップS3においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻される。
これに対して、倉庫端末3−L(Lは1乃至nのうち何れかの整数値)から倉庫情報が送信されてきていれば、ステップS3においてYESであると判定されて、処理はステップS4に進む。
ステップS4において、倉庫情報取得部81は、倉庫端末3−Lからの倉庫情報を取得する。
ステップS5において、ルート決定部82は、所定の時間(例えば、1日等の単位時間)が経過したか否かを判定する。
所定の時間が経過していなければ、ステップS5においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻される。即ち、所定の時間が経過するまでの間、ステップS1乃至S5のループ処理が繰り返されて、各拠点Kからは拠点情報が、各倉庫Sからは倉庫情報が、夫々取得されていく。
所定の時間が経過すると、ステップS5においてYESと判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、ルート決定部82は、ステップS2及びステップS4においてステップS2で取得された拠点情報とステップS4で取得された倉庫情報から、タイヤを輸送するトラックの最適ルートを決定する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。
また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙に過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上述のルート決定処理に関するルート決定の手法は、特に上述した実施形態に限定されない。そこで、以下、図7乃至図11を参照しつつ、上述の実施形態で例示した手法とは異なる手法について説明する。
ただし、上述の実施形態で例示した手法との違いを明確にすべく、図7に示すように、拠点と倉庫の夫々の数は一致させて、以下の説明を行う。
図7は、図3のサーバが実行するルート決定処理の適用例を示すものであり、図4の例とは異なる例を示す図である。
図7の例では、ディーラーの拠点KDと、ディーラーの拠点KEと、ガソリンスタンドの拠点KFと、倉庫Sdと、倉庫Seと、倉庫Sfとを含む所定範囲(例えば山梨県)における、最適ルートの決定のために、ルート決定処理が適用されている。なお、図7の例で説明するルート決定処理を、上述のものと区別すべく、特に以下、「タイヤ預け入れルート決定処理」と呼ぶ。
また、上述した他の例と同様に。以下、拠点KD、拠点KE、及び拠点KFの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「拠点K」と呼び、倉庫Sdと、倉庫Seと、倉庫Sfの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「倉庫S」と呼ぶ。
図8は、図3のサーバ1が実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、所定期間内に各拠点Kの拠点情報が表示される画像の一例を示す図である。
図8の例では、拠点情報として、「拠点名」、「期間」、「数量」に関する情報が、夫々の拠点K毎に表示されている。
具体的には、所定の1行が、所定の1つの拠点Kの拠点情報に対応している。
即ち、「拠点名」の項目には、当該1行に対応する拠点Kの名称が表示されている。例えば「拠点名」の1列目には「拠点KD」と表示されている。つまり、当該1行は、「拠点KD」の拠点情報である。
「期間」の項目には、各拠点Kに預けられるタイヤの保管(一般的には倉庫Sで保管)の期間が表示されている。例えば「期間」の1列目には、「2017/09/01〜2018/08/31」と表示されている。つまり、拠点KDに預けられたタイヤの倉庫Sでの保管期間が「2017/09/01〜2018/08/31」であることを示している。
「数量」の項目には、各拠点Kに預けられるタイヤの数量が表示されている。「数量」の1列目には、「40セット」と表示されている。つまり、拠点KDに預けられるタイヤの数量は、「40セット」であることを示している。
上述の図6の例に対応させると、ステップS2の処理結果が、図8の画像に表示されている。
そこで、ルート決定を所望する者(例えばサーバ1を管理するサービス提供者)により、図8の右下に存在する「倉庫を探す」という表示のソフトウエアボタンがマウス(入力部16)でクリック(押下)されると、ステップS4が実行されて、倉庫情報が取得されて、図9に示す画像が表示される。
図9は、図3のサーバ1が実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、ルート決定時に利用される倉庫リストの一例を示す図である。
図9の例では、倉庫Sに関する情報として「倉庫名」、「空き数」、「郵便番号」、「住所」及び「距離」の情報が、夫々の拠点K毎に表示されている。
即ち、図8の拠点情報に基づいて、保管先となり得る1以上の倉庫Sに関する各種情報のリストの一例が、図9に示す倉庫リストである。つまり、図6のステップS4の処理結果が、倉庫リストとして表示される。
具体的には、所定の1行が、所定の1つの倉庫Sの倉庫情報に対応している。そして、各拠点K毎に、保管先の候補となる1以上の倉庫Sの夫々の倉庫情報が表示される。つまり、拠点KDに預けられたタイヤの保管先の候補は、倉庫Sd、倉庫Se、及び倉庫Sfである。
「倉庫名」の項目には、当該1行に対応する倉庫Sの名称が表示される。拠点KDの「倉庫名」の1列目には「倉庫Sd」と表示されている。つまり、当該1行は、拠点KDからみてのタイヤの保管先の候補のひとつが「倉庫Sd」であることがわかる。
「空き数」の項目には、当該1行に対応する倉庫Sで、上述の図8の期間にタイヤの保管が可能な数(空き数)が表示されている。拠点KDの倉庫Sdの1行には「300セット」と表示されている。つまり、拠点KDに預けられたタイヤのうち、2017/09/01〜2018/08/31の期間に倉庫Sdで保管可能な数(空数)が、「300セット」分であることがわかる。
「郵便番号」の項目には、当該1行に対応する倉庫Sの郵便番号が表示される。拠点KDの倉庫Sdの1行には、「400−0851」と表示されている。つまり、倉庫Sdの郵便番号が「400−0851」であることがわかる。
「住所」の項目には、当該1行に対応する倉庫Sの住所が表示される。拠点KDの倉庫Sdの1行には、「山梨県甲府市湯田1丁目」と表示されている。つまり、倉庫Sdの住所が「山梨県甲府市湯田1丁目」であるとわかる。
「距離」の項目には、当該1行に対応する倉庫Sまでの拠点Kからの距離が表示されている。拠点KDの倉庫Sdの1行には、「5km」と表示されている。つまり、拠点KDと倉庫Sdの距離が「5km」であることがわかる。
上述したように、図6の例に対応させると、ステップS4の処理結果が、図8の画像に表示されている。
そこで、ルート決定を所望する者(例えばサーバ1を管理するサービス提供者)により、図9の右下に存在する「最適の預かり方」という表示のソフトウエアボタンがマウス(入力部16)でクリック(押下)されると、ステップS6の処理が実行されて、各拠点Kから最適な1以上の倉庫Sにタイヤを運搬するルートとして、最適なルートが決定される。この最適ルートの具体的な一例については、図10以降の図面を用いて説明していく。
図10は、図3のサーバ1が実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、トラック台数が1台の場合の結果の一例を示す図である。
具体的には、図10は、1台のトラックで、各拠点K(拠点KD、拠点KE、拠点KF)から対象となる各倉庫S(倉庫Sd、倉庫Se、倉庫Sf)へ預け入れるタイヤを運搬する場合の、最適ルートの決定の一例を示す図である。
即ち、図10の例では、1台のトラックが、拠点KF⇒倉庫Sf⇒拠点KE⇒倉庫Se⇒拠点KD⇒倉庫Sdへと巡回するルートが、最適ルートとして表示されている。つまり、図9等で設定された条件に基づいたタイヤ預け入れの最適ルートは、拠点KF⇒倉庫Sf⇒拠点KE⇒倉庫Se⇒拠点KD⇒倉庫Sdへと巡回するルートであることを示している。
具体的には例えば、この例の最適ルートの決定手法によると、先ず、各拠点K毎に、タイヤの保管先として、最短距離の倉庫Sが決定される。即ち、図9に示すように、拠点KD⇒倉庫Sd、拠点KE⇒倉庫Se、及び拠点KF⇒倉庫Sfの夫々のルート(これらルートを、以下「単位ルート」と呼ぶ)が決定される。
次に、これらの単位ルートの位置関係に基づいて、単位ルートの順番が決定される。この例では、図10に示すように、1番目に、拠点KF⇒倉庫Sfの単位ルートが決定され、2番目に、拠点KE⇒倉庫Seが決定され、3番目に、拠点KD⇒倉庫Sdが決定される。
そして、これらの単位ルートが、決定された順番で結ばれることにより、最適ルートが決定される。即ち、この例では、上述したように、1台のトラックが、拠点KF⇒倉庫Sf⇒拠点KE⇒倉庫Se⇒拠点KD⇒倉庫Sdへと巡回するルートが、最適ルートとして決定される。
ルート決定を所望する者(例えばサーバ1を管理するサービス提供者)は、このようにして決定されたルートで問題がなければ、図10の右下に存在する「設定完了」という表示のソフトウエアボタンをマウス(入力部16)でクリック(押下)する。すると、タイヤ預け入れルート決定処理が終了して、実際のルートが確定する。
また、本例のタイヤ預け入れの最適ルートの決定手法は、図11に示すように、トラックが複数台の場合にも適用することができる。
図11は、図3のサーバが実行するタイヤ預け入れルート決定処理において、トラックが2台の場合の結果の一例を示す図である。
具体的には、図11は、2台のトラックで、各拠点K(拠点KD、拠点KE、拠点KF)から対象となる各倉庫S(倉庫Sd、倉庫Se、倉庫Sf)へ預け入れるタイヤを運搬する場合の、最適ルートの決定の一例を示す図である。
具体的には、図11は、2台のトラックで、各拠点K(拠点KD、拠点KE、拠点KF)から対象となる各倉庫S(倉庫Sd、倉庫Se、倉庫Sf)へ預け入れるタイヤを運搬する場合の、最適ルートの決定の一例を示す図である。
即ち、図11の例では、2台のトラックのうち1台のトラックが、拠点KF⇒倉庫Sf⇒拠点KE⇒倉庫Seへと巡回するルートが表示されている。また、2台のうち他の1台のトラックが、拠点KD⇒倉庫Sdへと巡回するルートが表示されている。
つまり、図9等で設定された条件に基づいてタイヤ預け入れの最適ルートは、1台のトラックが、拠点KF⇒倉庫Sf⇒拠点KE⇒倉庫Seへと巡回し、他の1台のトラックが、拠点KD⇒倉庫Sdへと巡回するルートであることを示している。
最初に、各拠点Kからの倉庫Sまでの単位ルートが夫々決定される点は、図10の1台の場合と同様である。
次に、どのトラックがどの単位ルートを担当するのかが決定される。図11の例では、1台目のトラックの担当として、拠点KF⇒倉庫Sfという単位ルートと、拠点KE⇒倉庫Seという単位ルートとが決定される。一方、2台目のトラックの担当として、拠点KD⇒倉庫Sdという単位ルートとが決定される。
そして、これらの単位ルートの位置関係に基づいて、単位ルートの順番がトラック毎に決定される。この例では、図11に示すように、1台目のトラックについては、1番目に、拠点KF⇒倉庫Sfの単位ルートが決定され、2番目に、拠点KE⇒倉庫Seが決定さる。一方、2台目のトラックについては、1番目に、拠点KD⇒倉庫Sdが決定される。
そして、これらの単位ルートが、決定された順番でトラック毎に結ばれることにより、最適ルートがトラック毎に決定される。即ち、この例では、上述したように、1台目のトラックが、拠点KF⇒倉庫Sf⇒拠点KE⇒倉庫Seへと巡回すると共に、2台目のトラックが、拠点KD⇒倉庫Sdへと巡回するルートが、最適ルートとして決定される。
ルート決定を所望する者(例えばサーバ1を管理するサービス提供者)は、このようにして決定されたルートで問題がなければ、図10右下に存在する「設定完了」という表示のソフトウエアボタンがマウス(入力部16)でクリック(押下)する。すると、タイヤ預け入れルート決定処理が終了して、実際のルートが確定する。
上述の実施形態では、物品としてタイヤを、物品を輸送するための移動体としてトラックを用いて説明を行ったが、これらは説明のための例時に過ぎず、特にこれに限定されない。
例えば、ユーザが引き渡す物品としては置物や家具等、発明の目的を達成するための範囲で、いかなる物品でも構わない。
また、例えば、物品を輸送するための移動体としてはバイクや乗用車等、いかなる輸送車両を用いても構わない。つまり、本サービスの提供者は、トラックだけでなく、他の移動体、即ち、飛行機や船等を含めた移動体を採用し、陸路だけでなく、空路や海路を含めた最適ルートの決定を行うことができるものとしてもよい。さらにいえば、本サービスの提供者は、業務用と自家用とを問わず、任意の移動体についての最適ルートの決定を行うことができる。
また、上述の実施形態では、ルート決定部82がルートを決定する方法及び利用情報を決定する方法については、特に規定していないが、いかなる方法を用いることも出来る。
即ち、本発明の目的を達成するための範囲において、どのような手段やアルゴリズムを用いることも可能である。
また、上述の実施形態では、拠点情報と倉庫情報のみを考慮して最適ルートを決定していたが、移動体の移動距離をさらに考慮してもよい。
即ち、ルート決定部82は、複数の拠点及び複数の倉庫の夫々の2点間の距離に基づいて、1以上の移動体の夫々が移動するルートを決定してもよい。
これにより、より精度よく、移動体の最適ルート及びユーザの利用情報を決定することが出来る。
また、上述の実施形態では、季節や天気の情報を考慮することなく最適ルートを決定していたが、季節や天気の情報をさらに考慮してもよい。
これにより、より精度よく、移動体の最適ルート及びユーザの利用情報を決定することが出来る。
また、上述の実施形態では、使用する移動体の取得可否の情報や貸与の形態(賃料等)の情報を考慮することなく最適ルートを決定していたが、使用する移動体の取得可否や貸与の形態(賃料等)の情報をさらに考慮してもよい。
これにより、より実用的に、移動体の最適ルート及びユーザの利用情報を決定することが出来る。
また、上述の実施形態では、使用する移動体の数や容量の情報を考慮することなく最適ルートを決定していたが、使用する移動体の数や容量の情報をさらに考慮してもよい。
これにより、より精度よく、移動体の最適ルート及びユーザの利用情報を決定することが出来る。
また、上述の実施形態(特に図8)では、拠点情報として、「拠点名」、「期間」、「数量」が採用されていたが、特にこれに限定されない。
例えば、預ける物品の種類等の各種条件を拠点情報の一部として採用してもよい。
また、上述の実施形態(特に図9)では、倉庫情報として、「倉庫名」、「空き数」、「郵便番号」、「住所」及び「距離」の情報が採用されていたが、特にこれに限定されない。
例えば、倉庫Sの温度管理ができるか否か、物流納期、物流コスト、過去の実績(クレーム)等の各種条件を拠点情報の一部として採用してもよい。
また、上述の実施形態では(特に図10及び図11)、最適なタイヤ預け入れの最適ルートを決定するに際して、トラック1台又は2台を採用して、最適ルートの決定を行ったが、特にこれに限定されない。
即ち、本サービスの提供者は、任意の数のトラックを採用し、最適ルートの決定を行うことができるものとしてもよい。
さらにいえば、本サービスの提供者は、任意の属性のトラックを採用し、最適ルートの決定を行うことができるものとしてもよい。ここで、属性の種類としては、積載重量(4t車等)や、本サービスの提供者所有(自社)のトラックなのか、それとも他社(本サービスに登録済み)のトラックなのか等を採用することができる。
また、上述の実施形態では、本発明の情報処理装置は、サーバ1、拠点端末2、倉庫端末3、ユーザ端末4により構成されていたが、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
例えば、移動体の運転手が有する端末を、移動体端末として、本発明の構成に加えることも出来る。
また、図2に示す各ハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図3に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行出来る機能が情報処理装置に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図3に限定されず、任意で良い。例えばサーバ1側の機能ブロックの少なくとも一部を拠点端末2、倉庫端末3、ユーザ端末4のいずれかの側に設けても良いし、その逆でも良い。
そして、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成しても良いし、ソフトウェア単体との組み合わせで構成しても良い。
また、上述の実施形態では拠点端末2、倉庫端末3及びユーザ端末4はスマートフォンで構成されていたが、スマートフォンだけでなく、タブレットや今後の新しいデバイスを含めた任意の装置で構成することも出来る。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることが出来る。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
物品をユーザから引き取るか又はユーザに受け渡す複数の拠点と、物品を保管する複数の倉庫のうち、1の拠点と1の倉庫を少なくとも含むルートを経由して、1以上の物品を運搬する移動体のスケジュールを立案する情報処理装置であって、
前記複数の拠点毎に、所定単位時間あたりの物品の入出量を含む拠点情報を取得する拠点情報取得手段(例えば、図3の拠点情報管理部50)と
前記複数の倉庫毎に、所定単位時間あたりの空き状況を含む倉庫情報を取得する倉庫情報取得手段(例えば、図3の倉庫情報管理部70)と、
前記複数の拠点毎の前記拠点情報と、前記複数の倉庫毎の倉庫情報とに基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定するルート決定手段(例えば、図3のルート決定部82)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
このような情報処理装置を適用することで、物品預かりサービス等において、移動体の最適なルートを逐次決定し、その結果として、物品をユーザから預かるサービス等を効率的に運営することができる技術を提供することが出来る。
1・・・サーバ、2、2−1乃至2−m・・・拠点端末、3、3−1乃至3−n・・・倉庫端末、4、4−1乃至4−p・・・ユーザ端末、11・・・CPU、40・・・CPU、50・・・拠点情報管理部、51・・・拠点情報送信制御部、60・・・CPU、70・・・倉庫情報管理部、71・・・倉庫情報送信制御部、80・・・拠点情報取得部、81・・・倉庫情報取得部、82・・・ルート決定部、83・・・利用情報要求取得部、84・・・利用情報通知部、102・・・CPU、120・・・利用情報要求受付部、121・・・利用情報要求送信制御部、122・・・利用情報取得部、123・・・利用情報提示部、

Claims (6)

  1. 物品をユーザから引き取るか又はユーザに受け渡す複数の拠点と、物品を保管する複数の倉庫のうち、1の拠点と1の倉庫を少なくとも含むルートを経由して、1以上の物品を運搬する移動体のスケジュールを立案する情報処理装置であって、
    前記複数の拠点毎に、所定単位時間あたりの物品の入出量を含む拠点情報を取得する拠点情報取得手段と
    前記複数の倉庫毎に、所定単位時間あたりの空き状況を含む倉庫情報を取得する倉庫情報取得手段と、
    前記複数の拠点毎の前記拠点情報と、前記複数の倉庫毎の倉庫情報とに基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定するルート決定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記ルート決定手段は、
    前記複数の拠点及び前記複数の倉庫の夫々の2点間の距離に基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定する機能を有する、
    請求項1に記載した情報処理装置。
  3. 前記ルート決定手段は、
    季節に基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定する機能を、
    さらに備える請求項1又は2に記載した情報処理装置。
  4. 前記ルート決定手段は、
    前記移動体の取得又は貸与の形態に基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定する機能を、
    さらに備える、請求項1乃至3のうちいずれか1つの請求項に記載した情報処理装置。
  5. 前記ルート決定手段は、
    前記移動体の数及びキャパシティに基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートを決定する機能を、
    さらに備える請求項1乃至4のううちいずれか1つの請求項に記載した情報処理装置。
  6. 前記ユーザは、
    前記複数の拠点の中から、前記物品を引き渡す拠点と前記物品を受け取る拠点とを相互に独立して夫々設定することができ、前記ルート決定手段により、前記ルートが決定された後、前記物品の引き取り又は受け渡しが未だ可能である拠点の情報を前記ユーザに提示する提示手段を、
    さらに備える、請求項1乃至5のうちいずれか1つの請求項に記載した情報処理装置。
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