JP6585319B1 - 情報共有のためのシステム、ボット、及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
システムを利用した情報共有の方法であって、
前記システムは、通信端末と、ボットとを備え、
前記通信端末は、前記ボットが作成するトークルームに投稿可能であり、
前記方法は、
前記ボットが、トリガー情報を受信する工程Aと、
前記ボットが、トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行う工程Bと、
を含み、
前記工程Bが、
前記トリガー情報を、ボットが解析し、重要度を算出するサブ工程B1と、
前記重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、前記ボットがトークルームを作成するサブ工程B2と、
を含む、方法。
発明1の方法であって、
前記システムは、環境センサを更に備え、
前記トリガー情報は、前記環境センサが出力する情報であり、
前記環境センサは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサから選択される1種以上である、
該方法。
発明1の方法であって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記工程Bは、ボットがトリガー情報を言語解析してキーワードを抽出することを含む、
該方法。
発明1の方法であって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記トリガー情報は、トークルーム開設の指示情報と、トークルーム開設の目的情報とを含む、
該方法。
発明1の方法であって、
前記工程Bが、
前記トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照する工程B1
を含み、
前記判定テーブルは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとが、ペアで記憶されている、
該方法。
発明1〜5のいずれか1つに記載の方法であって、
前記方法は、トークルーム作成後、前記ボットが、前記トークルームに参加するメンバーを選出する工程Cを更に含み、
前記選出は、前記トリガー情報に基づき、
前記選出は、予め登録されたメンバーの情報及び/又はメンバーの位置情報に更に基づく、
該方法。
発明6の方法であって、前記メンバーの情報は、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む、該方法。
発明6又は7の方法であって、
前記システムは環境センサを備え、
前記環境センサは、サブボットを備え、
前記工程Cは、前記サブボットをメンバーの一員として選出することを含む、
該方法。
発明6〜8いずれか1つに記載の方法であって、
前記工程Cは、既存のトークルームに参加中のメンバーを選出することを含む、
該方法。
情報共有ボットであって、
前記ボットは、通信端末と通信可能に接続され、
前記ボットは、
トリガー情報を受信するように構成され、
トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行うように構成され、
前記ボットは、
前記トリガー情報を解析し、重要度を算出するように構成され、及び、
前記重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、トークルームを作成するように構成される、
該ボット。
発明10のボットであって、
前記ボットは、環境センサと通信可能に接続され、
前記トリガー情報は、前記環境センサが出力する情報であり、
前記環境センサは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサから選択される1種以上である、
該ボット。
発明10のボットであって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記ボットは、トリガー情報を言語解析してキーワードを抽出するように構成される、
該ボット。
発明10のボットであって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記トリガー情報は、トークルーム開設の指示情報と、トークルーム開設の目的情報とを含む、
該ボット。
発明10のボットであって、
前記ボットは、前記トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照するように構成され、
前記判定テーブルは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとが、ペアで記憶されている、
該ボット。
発明10〜14のいずれか1つに記載のボットであって、
前記ボットは、トークルーム作成後、前記トークルームに参加するメンバーを選出するように構成され、
前記選出は、前記トリガー情報に基づき、
前記選出は、予め登録されたメンバーの情報及び/又はメンバーの位置情報に更に基づく、
該ボット。
発明15のボットであって、前記メンバーの情報は、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む、該ボット。
発明15又は16のボットであって、前記ボットは、環境センサが備えるサブボットをメンバーの一員として選出できるように構成される、該ボット。
発明15〜17いずれか1つに記載のボットであって、
前記ボットは、既存のトークルームに参加中のメンバーを選出するように構成される、
該ボット。
情報共有システムであって、
前記システムは、ボットと、通信端末とを備え、
前記通信端末は、前記ボットが作成するトークルームに投稿可能であり、
前記ボットは、
トリガー情報を受信するように構成され、
トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行うように構成され、
前記ボットは、
前記トリガー情報を解析し、重要度を算出するように構成され、及び、
前記重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、トークルームを作成するように構成される、
該システム。
発明19のシステムであって、
前記システムは、環境センサを更に備え、
前記トリガー情報は、前記環境センサが出力する情報であり、
前記環境センサは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサから選択される1種以上である、
該システム。
発明19のシステムであって、
前記トリガー情報が、前記通信端末が出力する情報であり、
前記ボットが、トリガー情報を言語解析してキーワードを抽出するように構成される、
該システム。
発明19のシステムであって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記トリガー情報は、トークルーム開設の指示情報と、トークルーム開設の目的情報とを含む、
該システム。
発明19のシステムであって、
前記ボットは、前記トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照するように構成され、
前記判定テーブルは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとが、ペアで記憶されている、
該システム。
発明19〜23のいずれか1つに記載のシステムであって、
前記ボットは、トークルーム作成後、前記トークルームに参加するメンバーを選出するように構成され、
前記選出は、前記トリガー情報に基づき、
前記選出は、予め登録されたメンバーの情報及び/又はメンバーの位置情報に更に基づく、
該システム。
発明24のシステムであって、前記メンバーの情報は、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む、該システム。
発明24又は25のシステムであって、前記ボットは、環境センサが備えるサブボットをメンバーの一員として選出できるように構成される、該システム。
発明24〜26いずれか1つに記載のシステムであって、
前記ボットは、既存のトークルームに参加中のメンバーを選出するように構成される、
該システム。
一実施形態において、本発明は、情報共有のためのシステム及びボットに関する。図1において、一実施形態におけるシステムの構成を示す。システムは、少なくともボット(10)と、通信端末(30)とを備える。必要に応じて、環境センサ(40)を備えてもよい。また、ボットは、仮想的なトークルーム(20)を設けることができる。各通信端末は、トークルームに投稿することができる。当該トークルーム及び各通信端末を通して、職員同士は情報共有を行うことができる。
「ボット」とは、一定のタスクや処理を自動化するためのソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせのことである。ボットに該当するハードウェアは、特に限定されず、一般的な情報処理装置等であってもよい。また、情報処理装置は、プロセッサ、メモリ、記憶媒体、及び通信モジュール等を備えることができる。例えば、ボットに該当するハードウェアは、サーバー、又はパソコン等であってもよい。
・トリガー情報を解析し、重要度を算出するための解析モジュール
・重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいてトークルームを開設するかどうかの判定を行う第1判定モジュール
・トークルームの追加及び/又は削除を行ったり、並びにメンバーの管理の追加及び/又は削除を行ったりするためのトークルーム管理モジュール
また、第1判定モジュールに加えて、或いは、第1判定モジュールの代わりとして、第2判定モジュールを、ボットが備えてもよい。第2判定モジュールは、例えば、トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照するように構成されてもよい。
通信端末は、個々のスタッフが使用するための装置である。典型的には、個々のスタッフは、常に移動しながら、業務を遂行するという理由から、通信端末は、携帯可能且つ無線通信な物が好ましい(例えば、スマートフォンであってもよく、タブレット端末であってもよく、イヤホン及びマイクを備えたヘッドホンであってもよい)。
また、必要に応じてシステムは、環境センサを備えることができる。環境センサは、1種類であってもよく、又は複数種類あってもよい。環境センサの種類としては、例えば、以下のような例が挙げられる。
温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサ
上記のセンサは、組み合わせて使用してもよい。
一実施形態において、本発明は、システムを利用した情報共有の方法である。より具体的には、情報共有のためにトークルームが利用される。前記方法は、以下の工程を含む。
・ボットが、トリガー情報を受信する工程A
・前記ボットが、トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行う工程B
・トリガー情報を、ボットが解析し、重要度を算出する工程B1
・重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、ボットがトークルームを作成する工程B2
図2に具体例を示す。以下では、当該具体例について詳述する。
上記工程Aではトリガー情報をボットが受信する。トリガー情報は、通信端末によって生成された情報であってもよい。或いは、トリガー情報は、環境センサによって生成された情報であってもよい。
まずは、通信端末によるトリガー情報の生成について説明する。通信端末が生成するトリガー情報は、音声形式であってもよく、又はテキスト形式であってもよい。或いは、任意形式コマンドと引数の組み合わせであってもよい。また、必要に応じてトリガー情報は、通信端末の位置情報を含んでもよい。
必要に応じて、通信端末以外がトリガー情報を生成してもよい。具体的には、環境センサがトリガー情報を生成してもよい。上述したように環境センサが生成するトリガー情報は、環境センサの種類を特定する情報、及びセンサが感知した情報を含むことができる。また、必要に応じてトリガー情報は、環境センサの位置情報を含んでもよい。こうしたトリガー情報の生成は、環境センサが備えるトリガー情報生成モジュールによって生成されてもよい。生成されたトリガー情報は、環境センサからボットへ送信される。
通信端末又は環境センサが送信したトリガー情報は、ボットによって受信される。ボットは、受信するための通信モジュールを備えることができる。受信後は、トリガー情報に基づいて所定の処理を実行する。所定の処理については、次項で詳述する。
ボットは、受信したトリガー情報を解析し、これに基づいて重要度を算出する。この目的で、ボットは、解析モジュールを備える。
重要度を算出した後は、判定モジュールは、重要度と閾値とを比較する。これに基づいて、トークルームを作成するかどうかの判定を行う。例えば、重要度が所定の閾値を上回った時に、トークルームを作成するという判定を行ってもよい。別の例では、重要度が所定の閾値を下回った時に、トークルームを作成するという判定を行ってもよい。また、閾値は、予め設定しておくことができ、状況に応じて適宜変更してもよい。
トークルームを作成するという判定が行われた後は、ボット(より具体的には、ボットが備えるトークルーム管理モジュール)は、トークルームを新たに作成することができる。また、トークルームを作成しないという判定が行われた場合には、新たなトリガー情報を受信するまで引き続き待機してもよい。
上記の方法では、ボットは、トリガーを受信後、重要度を算出している。しかし、これ以外の方法で、ボットは、トークルームを作成するかどうかの判定を行ってもよい。例えば、ボットは判定テーブルを備えてもよい。当該判定テーブルでは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとでペアが形成されたテーブルであってもよい(図7)。ボットは、トリガー情報を受信後、判定テーブルを参照し、フラグを取得して、フラグの内容に基づいてトークルームを作成してもよい。例えば、「不審物発見 滞留時間1時間」の場合には、もうしばらく様子を見るという理由から、トークルームを作成しないという判断を行うことができる。一方で、例えば、「不審物発見 滞留時間2時間」の場合には、これ以上の放置はリスク有りという理由から、トークルームを作成するという判断を行うことができる。
トークルームを生成した後は、トークルームに参加するメンバーを決定することができる。通常であれば、トークルームを管理する権限を有するユーザーが、メンバーを設定する。しかし、一実施形態における本開示の方法では、ボット(より具体的には、ボットが備えるトークルーム管理モジュール)が、トークルームに参加するメンバーを選出することができる。
トリガー情報は、メンバーの選出に当たって重要な情報となる。例えば、トリガー情報が不審物発見の場合には、警備関係者及び消防関係者がメンバーとして参加する必要がある。例えば、トリガー情報が熱病患者の場合には、医療関係者がメンバーとして参加する必要がある。
また、メンバーに関する情報も、メンバーの選出に当たって重要な情報となる。こうしたメンバーに関する情報は、予めデータベース等に登録されてもよい。メンバーに関する情報の具体例として、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む。
また、メンバーの位置情報も、メンバーの選出に当たって重要な情報となる。例えば、トリガー情報が特定の場所に関連する場合、当該場所の近くにいるメンバーが選出されることが好ましい。各メンバーは業務中通信端末を所持しており、当該通信端末は位置情報をボットに送信することができる。従って、ボットは、メンバーの位置情報をリアルタイムに管理することができる。
メンバーの選出の基礎となる情報は上記のとおりである。それ以外に、メンバーの選出の方法については、特に限定されず、ルールベースであってもよい。或いは、人工知能 (例えば、機械学習、特に深層学習)を利用したものであってもよい。
一実施形態において、メンバーの選出の際に、メンバーが既に別のトークルームに参加していている場合には、選出対象から除外してもよい。この場合には、メンバーを選出する際には、上記情報以外に、更に、メンバーが既に既存のトークルームに参加しているかどうかの情報に更に基づく。
別の一実施形態において、前記ボットによって選出されるメンバーは、必ずしも人間でなくてもよい。例えば、環境センサがサブボットを備えてもよい。そして、当該サブボットを、図10に示すように、他の人間のメンバーと同じテーブルで管理してもよい。サブボットは、同じトークルーム内の他のメンバーの投稿に反応して、環境情報を投稿するように構成されてもよい。例えば、監視カメラがサブボットを備える場合には、同じトークルーム内の他のメンバー(例えば、警備員)が、「現場の写真をアップロードして」という内容を投稿することができる。サブボットは、当該投稿内容を言語解析することができる。更に、サブボットは、言語解析した結果に応じて、監視カメラのカメラ機能を制御し、写真を取得することができる。そして、サブボットは、取得した写真を、トークルームに投稿することができる。
上述した方法は、様々な業種において応用が可能である。以下では、いくつかの具体例を示す。
例えば、空港で爆発物が発見された場合を想定する。この場合には、空港の職員(職種は特に限定されず、清掃員であってもよいし、案内係であってもよい)が、通信端末で爆発物を発見した旨を報告する。通信端末はトリガー情報を生成し、ボットに送信される。ボットは、トリガー情報を受信し、トークルームを生成する旨の判定を行う。そして、ボットは、重要性に鑑み、各グループ(清掃グループ、警備グループ等)リーダーの役職以上のメンバーを選出する。また、爆発物が発見された近くにいる職員もメンバーに選出する。更には、警察への通報、空港内のアナウンス等の業務に携わる職員もメンバーに選出する。
例えば、マラリア病患者等特定の感染症患者が、搬入されてくる場合を想定する。この場合には、救急車より受け入れ要請を受けた職員が、通信端末によって、感染症患者が来院することを報告する。通信端末はトリガー情報を生成し、ボットに送信される。ボットは、トリガー情報を受信し、トークルームを生成する旨の判定を行う。そして、ボットは、他の患者との接触を避けるための搬入ルートを確保するための要員、感染症専門医、及び看護師などを、メンバーとして選出する。
例えば、天候に関するアクシデントが予見される場合(例えば、突風、竜巻等)及び資材の倒壊によるアクシデントが予見される場合、職員は、通信端末によって、当該インシデントの発生の可能性を報告する。通信端末はトリガー情報を生成し、ボットに送信される。ボットは、トリガー情報を受信し、トークルームを生成する旨の判定を行う。ボットは、危険を知らせるため建設現場にいるメンバー全員を選出する。
例えば、バスを運転中に交通事故が発生した場合を想定する。運転手は、交通事故が発生したことを、通信端末によって報告する。通信端末はトリガー情報を生成し、ボットに送信される。ボットは、トリガー情報を受信し、トークルームを生成する旨の判定を行う。ボットは、運転手のほかに、同じ路線を走っている他の運転手、事故処理課のリーダー、警察署の担当者をメンバーとして選出することができる。
20 トークルーム
30 通信端末
40 環境センサ
Claims (27)
- システムを利用した情報共有の方法であって、
前記システムは、通信端末と、ボットとを備え、
前記通信端末は、前記ボットが作成するトークルームに投稿可能であり、
前記方法は、
前記ボットが、トリガー情報を受信する工程Aと、
前記ボットが、トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行う工程Bと、
を含み、
前記工程Bが、
前記トリガー情報を、ボットが解析し、重要度を算出するサブ工程B1と、
前記重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、前記ボットがトークルームを作成するサブ工程B2と、
を含む、方法。 - 請求項1の方法であって、
前記システムは、環境センサを更に備え、
前記トリガー情報は、前記環境センサが出力する情報であり、
前記環境センサは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサから選択される1種以上である、
該方法。 - 請求項1の方法であって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記工程Bは、ボットがトリガー情報を言語解析してキーワードを抽出することを含む、
該方法。 - 請求項1の方法であって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記トリガー情報は、トークルーム開設の指示情報と、トークルーム開設の目的情報とを含む、
該方法。 - 請求項1の方法であって、
前記工程Bが、
前記トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照する工程B1
を含み、
前記判定テーブルは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとが、ペアで記憶されている、
該方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法であって、
前記方法は、トークルーム作成後、前記ボットが、前記トークルームに参加するメンバーを選出する工程Cを更に含み、
前記選出は、前記トリガー情報に基づき、
前記選出は、予め登録されたメンバーの情報及び/又はメンバーの位置情報に更に基づく、
該方法。 - 請求項6の方法であって、前記メンバーの情報は、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む、該方法。
- 請求項6又は7の方法であって、
前記システムは環境センサを備え、
前記環境センサは、サブボットを備え、
前記工程Cは、前記サブボットをメンバーの一員として選出することを含む、
該方法。 - 請求項6〜8いずれか1項に記載の方法であって、
前記工程Cは、既存のトークルームに参加中のメンバーを選出することを含む、
該方法。 - 情報共有ボットであって、
前記ボットは、通信端末と通信可能に接続され、
前記ボットは、
トリガー情報を受信するように構成され、
トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行うように構成され、
前記ボットは、
前記トリガー情報を解析し、重要度を算出するように構成され、及び、
前記重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、トークルームを作成するように構成される、
該ボット。 - 請求項10のボットであって、
前記ボットは、環境センサと通信可能に接続され、
前記トリガー情報は、前記環境センサが出力する情報であり、
前記環境センサは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサから選択される1種以上である、
該ボット。 - 請求項10のボットであって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記ボットは、トリガー情報を言語解析してキーワードを抽出するように構成される、
該ボット。 - 請求項10のボットであって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記トリガー情報は、トークルーム開設の指示情報と、トークルーム開設の目的情報とを含む、
該ボット。 - 請求項10のボットであって、
前記ボットは、前記トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照するように構成され、
前記判定テーブルは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとが、ペアで記憶されている、
該ボット。 - 請求項10〜14のいずれか1項に記載のボットであって、
前記ボットは、トークルーム作成後、前記トークルームに参加するメンバーを選出するように構成され、
前記選出は、前記トリガー情報に基づき、
前記選出は、予め登録されたメンバーの情報及び/又はメンバーの位置情報に更に基づく、
該ボット。 - 請求項15のボットであって、前記メンバーの情報は、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む、該ボット。
- 請求項15又は16のボットであって、前記ボットは、環境センサが備えるサブボットをメンバーの一員として選出できるように構成される、該ボット。
- 請求項15〜17いずれか1項に記載のボットであって、
前記ボットは、既存のトークルームに参加中のメンバーを選出するように構成される、
該ボット。 - 情報共有システムであって、
前記システムは、ボットと、通信端末とを備え、
前記通信端末は、前記ボットが作成するトークルームに投稿可能であり、
前記ボットは、
トリガー情報を受信するように構成され、
トークルームを作成するか否かに関する判定を、前記トリガー情報に基づいて行うように構成され、
前記ボットは、
前記トリガー情報を解析し、重要度を算出するように構成され、及び、
前記重要度と予め設定された所定の閾値とを対比することに基づいて、トークルームを作成するように構成される、
該システム。 - 請求項19のシステムであって、
前記システムは、環境センサを更に備え、
前記トリガー情報は、前記環境センサが出力する情報であり、
前記環境センサは、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、光センサ、音センサ、人感センサ、振動センサ、電流センサ、電圧センサ、位置センサ、スイッチセンサ、監視カメラ、赤外線カメラ、ガス検知器、火災報知器、磁気センサ、及び鍵センサから選択される1種以上である、
該システム。 - 請求項19のシステムであって、
前記トリガー情報が、前記通信端末が出力する情報であり、
前記ボットが、トリガー情報を言語解析してキーワードを抽出するように構成される、
該システム。 - 請求項19のシステムであって、
前記トリガー情報は、前記通信端末が出力する情報であり、
前記トリガー情報は、トークルーム開設の指示情報と、トークルーム開設の目的情報とを含む、
該システム。 - 請求項19のシステムであって、
前記ボットは、前記トリガー情報に基づいて、判定テーブルを参照するように構成され、
前記判定テーブルは、トリガー情報と、トークルームを作成するか否かの判定フラグとが、ペアで記憶されている、
該システム。 - 請求項19〜23のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記ボットは、トークルーム作成後、前記トークルームに参加するメンバーを選出するように構成され、
前記選出は、前記トリガー情報に基づき、
前記選出は、予め登録されたメンバーの情報及び/又はメンバーの位置情報に更に基づく、
該システム。 - 請求項24のシステムであって、前記メンバーの情報は、メンバーの業務、業務年数、スキル、役職、体調、出退勤状況、性別、年齢、及び所持品のうち少なくとも1つを含む、該システム。
- 請求項24又は25のシステムであって、前記ボットは、環境センサが備えるサブボットをメンバーの一員として選出できるように構成される、該システム。
- 請求項24〜26いずれか1項に記載のシステムであって、
前記ボットは、既存のトークルームに参加中のメンバーを選出するように構成される、
該システム。
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