JP6585187B2 - つまみ構造及びこのつまみ構造を用いたフォローフォーカスリモートコントローラ - Google Patents

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Description

本発明は、つまみ構造に関し、特にハードディスクを固定するハードディスクつまみ構造及びこのつまみ構造を用いたフォローフォーカスリモートコントローラに関する。
従来のフォローフォーカスリモートコントローラは、つまみ構造を用いて撮影装置のフォーカスをリモートコントロールする。通常の場合、前記つまみ構造は、相対的に回転可能な回転部材及び固定部材、並びに前記回転部材と前記固定部材との間に設けられたダンパーグリスを含む。前記回転部材は、プラスチックやゴムなどの弾性材料製であり、前記固定部材は、金属製であり、前記ダンパーグリスに対する前記回転部材及び前記固定部材の押圧力を調節することにより、前記回転部材と前記固定部材との間の回転抗力を調節することができ、これにより前記回転部材と前記固定部材との間の回転を比較的滑らかにする。しかしながら、前記つまみ構造における前記回転部材と前記固定部材との間の接触面積が比較的小さいため、前記ダンパーグリスの容量に限りがあり、前記ダンパーグリスに対する前記回転部材及び前記固定部材の圧力を増大させるときに、前記ダンパーグリスは、前記回転部材と前記固定部材との間から押されて溢れ出やすく、前記回転部材を前記固定部材に直接接触させ、両者の間の摩擦力が増大し、前記つまみアセンブリを調節するときの滑りが悪くなり、前記つまみアセンブリの回転角度の正確な調整に不利になり、前記カメラのフォーカスの制御にも不利になる。また、上記つまみアセンブリの制動調節範囲は比較的狭い。
これに鑑み、制動調節範囲が比較的広いつまみ構造及びこのつまみ構造を用いたフォローフォーカスリモートコントローラを提供する必要がある。
固定部材と、前記固定部材に回転可能に設けられた回転部材と、前記固定部材と前記回転部材との間に可動に設けられた少なくとも1つの可動部材と、を備えるつまみ構造。前記固定部材は、受け部を備え、前記回転部材は、前記受け部に設けられている。前記少なくとも1つの可動部材と前記固定部材との間に第1のダンパーグリスが設けられており、前記少なくとも1つの可動部材と前記回転部材との間に第2のダンパーグリスが設けられており、前記第1のダンパーグリス及び前記第2のダンパーグリスによる制動の大きさは異なる。
さらに、前記可動部材は複数あり、複数の前記可動部材は、前記固定部材と前記回転部材との間に積層して設けられており、前記第1のダンパーグリスは、複数の前記可動部材のうち前記固定部材に近い一方と前記固定部材との間に設けられており、前記第2のダンパーグリスは、複数の前記可動部材のうち前記回転部材に近い一方と前記回転部材との間に設けられており、隣接する2つの前記可動部材間に、複数のダンパーグリス層が形成されるように、第3のダンパーグリスがさらに設けられる。
さらに、前記複数のダンパーグリス層による制動の大きさはそれぞれ異なる。
一部の実施例において、前記複数のダンパーグリス層による制動の大きさはいずれも同じである。
一部の実施例において、前記複数のダンパーグリス層における一部のダンパーグリス層による制動の大きさは同じであり、別の一部のダンパーグリス層による制動の大きさはそれぞれ異なる。
さらに、前記つまみ構造は、調節アセンブリをさらに備え、前記調節アセンブリは、前記固定部材及び前記回転部材に接続されたガイド部材と、前記ガイド部材に可動に設けられた調節部材と、を備え、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記回転部材の動きを駆動することができ、それぞれ前記回転部材及び前記固定部材との間の前記可動部材の圧力を調節する。
さらに、前記調節部材と前記ガイド部材との間はねじを介して接続され、前記調節部材を回転させることにより、前記ガイド部材に対する前記調節部材の装着位置を調整することができる。
さらに、前記調節部材は、前記ガイド部材に摺動可能に設けられており、複数の係止部が前記ガイド部材に形成され、前記係止部と係止する係合部が前記調節部材に形成されており、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記ガイド部材に対する前記調節部材の装着位置を調整するように、選択可能に複数の前記係止部のうちの1つと係止可能である。
さらに、前記係止部及び前記係合部のうちの一方は溝であり、他方は前記溝と係合する係止突起である。
さらに、前記調節アセンブリは、弾性部材をさらに備え、前記弾性部材は、前記調節部材と前記回転部材との間に設けられており、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記弾性部材の弾力を調節することにより、それぞれ前記回転部材及び前記固定部材との間の前記可動部材の圧力を調節することができる。
さらに、前記調節アセンブリは、押圧部材をさらに備え、前記押圧部材は、前記弾性部材と前記調節部材との間に当接する。
さらに、前記弾性部材は、前記ガイド部材に被せられる螺旋ばねであり、前記押圧部材は、前記ガイド部材に被せられる外スリーブ部材と、前記外スリーブ部材の上に形成されたフランジと、を備え、前記外スリーブ部材は、前記弾性部材の中まで挿設され、前記フランジを前記弾性部材の端部に押圧する。
さらに、前記押圧部材は、前記ガイド部材と前記外スリーブ部材との間に回転して設けられた内スリーブ部材と、前記内スリーブ部材と前記外スリーブ部材との間に設けられたローラーと、をさらに備え、前記調節部材は、前記内スリーブ部材に当接する。
さらに、前記回転部材は、周壁と、前記周壁の一端に形成された底壁と、を備え、前記底壁は、前記固定部材の近くに設けられており、前記底壁には、係合部が設けられており、前記可動部材は、前記固定部材と前記係合部との間に設けられている。
さらに、前記つまみ構造は、接続軸をさらに備え、前記接続軸は、前記固定部材及び前記底壁を貫通し、前記ガイド部材は、前記接続軸上に設けられている。
さらに、前記固定部材にスルーホールが貫通してあけられ、前記スルーホール内には、被覆部材が設けられており、前記接続軸は、前記被覆部材を貫通して前記底壁に接続し、前記接続軸は、前記被覆部材を介して前記固定部材と回転して接続する。
さらに、前記スルーホールは、段差孔であり、段差面を有し、前記被覆部材は、前記接続軸に被せられる外スリーブ部材と、前記外スリーブ部材の上に形成されたフランジと、を備え、前記外スリーブ部材は、前記スルーホールの中に収容され、前記フランジを前記スルーホールの段差面上に押圧させる。
さらに、前記被覆部材は、前記接続軸と前記外スリーブ部材との間に設けられた内スリーブ部材と、前記内スリーブ部材と前記外スリーブ部材との間に設けられたローラーと、をさらに備え、前記接続軸は、前記内スリーブ部材を貫通して前記内スリーブ部材と固定接続する。
さらに、前記接続軸は、ソケット部と、前記ソケット部の両端にそれぞれ形成された挿し接ぎ部及び密着部と、を備え、前記ソケット部は、前記内スリーブ部材と固定接続し、前記挿し接ぎ部は、前記底壁を貫通して前記ガイド部材に接続し、前記密着部の直径は、前記ソケット部の直径よりも大きく、前記密着部は、前記内スリーブ部材の端部に当接する。
さらに、前記受け部に接続部が設けられており、前記接続部に第1の収容キャビティがあけられ、前記可動部材は、前記第1の収容キャビティ内に収容され、前記係合部は、前記第1の収容キャビティの中に延伸する。
さらに、前記第1の収容キャビティの底壁に、第1の収容溝があけられ、前記第1の収容溝は、前記第1のダンパーグリスを収容するために用いられる。
さらに、前記第1の収容溝は、複数の同心円環溝、放射状溝、複数の凹点、複数の長尺溝、複数の曲線形溝の少なくともいずれかを含む。
さらに、前記底壁の前記固定部材に向いた側に第2の収容キャビティが設けられており、前記接続部は延伸して前記第2の収容キャビティの中に収容され、前記係合部は、前記第2の収容キャビティの底壁上から前記第1の収容キャビティに延伸して形成される。
さらに、前記第2の収容キャビティの底壁に、第2の収容溝があけられ、前記第2の収容溝は、前記第2のダンパーグリスを収容するために用いられる。
さらに、前記第2の収容溝は、複数の同心円環溝、放射状溝、複数の凹点、複数の長尺溝、複数の曲線形溝の少なくともいずれかを含む。
さらに、前記固定部材と前記可動部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられているときの摩擦力は、前記固定部材と前記可動部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられていないときの摩擦力よりも小さい。
さらに、前記固定部材及び前記可動部材は、それぞれ異なる硬度の材料製である。
さらに、前記固定部材は、アルミニウム合金製であり、前記可動部材は、黄銅製である。
さらに、前記回転部材と前記可動部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられているときの摩擦力は、前記回転部材と前記部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられていないときの摩擦力よりも小さい。
さらに、前記回転部材及び前記可動部材は、それぞれ異なる硬度の材料製である。
さらに、前記回転部材は、アルミニウム合金製であり、前記可動部材は、黄銅製である。
制御装置と、前記制御装置に電気的に接続した角度センサと、前記制御装置及び前記角度センサにいずれも電気的に接続したつまみ構造と、を備えるフォローフォーカスリモートコントローラ。前記つまみ構造は、固定部材と、前記固定部材に回転可能に設けられた回転部材と、を備え、前記固定部材は、受け部を備え、前記回転部材は、前記受け部に設けられている。前記つまみ構造は、前記固定部材と前記回転部材との間に可動に設けられた少なくとも1つの可動部材をさらに含む。前記少なくとも1つの可動部材と前記固定部材との間に第1のダンパーグリスが設けられており、前記少なくとも1つの可動部材と前記回転部材との間に第2のダンパーグリスが設けられている。前記第1のダンパーグリス及び前記第2のダンパーグリスの制動は、大きさが異なり、前記角度センサは、前記つまみ構造に電気的に接続し、前記回転部材の回転角度情報を感知し、前記回転角度情報を前記制御装置に伝達するために用いられ、前記制御装置は、対応する制御コマンドを発する。
さらに、前記可動部材は複数あり、複数の前記可動部材は、前記固定部材と前記回転部材との間に積層して設けられており、前記第1のダンパーグリスは、複数の前記可動部材のうち前記固定部材に近い一方と前記固定部材との間に設けられており、前記第2のダンパーグリスは、複数の前記可動部材のうち前記回転部材に近い一方と前記回転部材との間に設けられており、隣接する2つの前記可動部材間に、第3のダンパーグリスがさらに設けられており、複数のダンパーグリス層が形成される。
さらに、前記複数のダンパーグリス層による制動の大きさはそれぞれ異なる。
一部の実施例において、前記複数のダンパーグリス層による制動の大きさはいずれも同じである。
一部の実施例において、前記可動部材の複数のダンパーグリス層における一部のダンパーグリス層による制動の大きさは同じであり、別の一部のダンパーグリス層による制動の大きさはそれぞれ異なる。
さらに、前記つまみ構造は、調節アセンブリをさらに備え、前記調節アセンブリは、前記固定部材及び前記回転部材に接続されたガイド部材と、前記ガイド部材に可動に設けられた調節部材と、を備え、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、それぞれ前記回転部材及び前記固定部材との間の前記可動部材の圧力を調節するように、前記回転部材の動きを駆動可能である。
さらに、前記調節部材と前記ガイド部材との間はねじを介して接続され、前記調節部材を回転させることにより、前記ガイド部材に対する前記調節部材の装着位置を調整することができる。
さらに、前記調節部材は、前記ガイド部材に摺動可能に設けられており、複数の係止部が前記ガイド部材に形成され、前記係止部と係止する係合部が前記調節部材に形成されており、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記ガイド部材に対する前記調節部材の装着位置を調整するように、選択可能に複数の前記係止部のうちの1つと係止することができる。
さらに、前記係止部及び前記係合部のうちの一方は溝であり、他方は前記溝と係合する係止突起である。
さらに、前記調節アセンブリは、弾性部材をさらに備え、前記弾性部材は、前記調節部材と前記回転部材との間に設けられており、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記弾性部材の弾力を調節することにより、それぞれ前記回転部材及び前記固定部材との間の前記可動部材の圧力を調節することができる。
さらに、前記調節アセンブリは、押圧部材をさらに備え、前記押圧部材は、前記弾性部材と前記調節部材との間に当接する。
さらに、前記弾性部材は、前記ガイド部材に被せられる螺旋ばねであり、前記押圧部材は、前記ガイド部材に被せられる外スリーブ部材と、前記外スリーブ部材の上に形成されたフランジと、を備え、前記外スリーブ部材は、前記弾性部材の中まで挿設され、前記フランジを前記弾性部材の端部に押圧する。
さらに、前記押圧部材は、前記ガイド部材と前記外スリーブ部材との間に回転して設けられた内スリーブ部材と、前記内スリーブ部材と前記外スリーブ部材との間に設けられたローラーと、をさらに備え、前記調節部材は、前記内スリーブ部材に当接する。
さらに、前記回転部材は、周壁と、前記周壁の一端に形成された底壁と、を備え、前記底壁は、前記固定部材の近くに設けられており、前記底壁には、係合部が設けられており、前記可動部材は、前記固定部材と前記係合部との間に設けられている。
さらに、前記つまみ構造は、接続軸をさらに備え、前記接続軸は、前記固定部材及び前記底壁を貫通し、前記ガイド部材は、前記接続軸上に設けられている。
さらに、前記固定部材にスルーホールが貫通してあけられ、前記スルーホール内には、被覆部材が設けられており、前記接続軸は、前記被覆部材を貫通して前記底壁に接続し、前記接続軸は、前記被覆部材を介して前記固定部材と回転して接続する。
さらに、前記スルーホールは、段差孔であり、段差面を有し、前記被覆部材は、前記接続軸に被せられる外スリーブ部材と、前記外スリーブ部材の上に形成されたフランジと、を備え、前記外スリーブ部材は、前記スルーホールの中に収容され、前記フランジを前記スルーホールの段差面上に押圧させる。
さらに、前記被覆部材は、前記接続軸と前記外スリーブ部材との間に設けられた内スリーブ部材と、前記内スリーブ部材と前記外スリーブ部材との間に設けられたローラーと、をさらに備え、前記接続軸は、前記内スリーブ部材を貫通して前記内スリーブ部材と固定接続する。
さらに、前記接続軸は、ソケット部と、前記ソケット部の両端にそれぞれ形成された挿し接ぎ部及び密着部と、を備え、前記ソケット部は、前記内スリーブ部材と固定接続し、前記挿し接ぎ部は、前記底壁を貫通して前記ガイド部材に接続し、前記密着部の直径は、前記ソケット部の直径よりも大きく、前記密着部は、前記内スリーブ部材の端部に当接する。
さらに、前記受け部に接続部が設けられており、前記接続部に第1の収容キャビティがあけられ、前記可動部材は、前記第1の収容キャビティ内に収容され、前記係合部は、前記第1の収容キャビティの中に延伸する。
さらに、前記第1の収容キャビティの底壁に、第1の収容溝があけられ、前記第1の収容溝は、前記第1のダンパーグリスを収容するために用いられる。
さらに、前記第1の収容溝は、複数の同心円環溝、放射状溝、複数の凹点、複数の長尺溝、複数の曲線形溝の少なくともいずれかを含む。
さらに、前記底壁の前記固定部材に向いた側に第2の収容キャビティが設けられており、前記接続部は延伸して前記第2の収容キャビティの中に収容され、前記係合部は、前記第2の収容キャビティの底壁上から前記第1の収容キャビティに延伸して形成される。
さらに、前記第2の収容キャビティの底壁に、第2の収容溝があけられ、前記第2の収容溝は、前記第2のダンパーグリスを収容するために用いられる。
さらに、前記第2の収容溝は、複数の同心円環溝、放射状溝、複数の凹点、複数の長尺溝、複数の曲線形溝の少なくともいずれかを含む。
さらに、前記固定部材と前記可動部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられているときの摩擦力は、前記固定部材と前記可動部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられていないときの摩擦力よりも小さい。
さらに、前記固定部材及び前記可動部材は、それぞれ異なる硬度の材料製である。
さらに、前記固定部材は、アルミニウム合金製であり、前記可動部材は、黄銅製である。
さらに、前記回転部材と前記可動部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられているときの摩擦力は、前記回転部材と前記部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられていないときの摩擦力よりも小さい。
さらに、前記回転部材及び前記可動部材は、それぞれ異なる硬度の材料製である。
さらに、前記回転部材は、アルミニウム合金製であり、前記可動部材は、黄銅製である。
本発明のつまみ構造は、回転部材と固定部材との間に可動部材が設けられており、可動部材と固定部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられており、回転部材と可動部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられており、第1のダンパーグリス及び第2のダンパーグリスによる制動の大きさが異なるようにし、前記ダンパーグリスに対する回転部材と固定部材の圧力が比較的小さいとき、前記第2のダンパー層が主要な制動緩衝効果を発揮し、前記ダンパーグリスに対する回転部材と固定部材の圧力が比較的大きいとき、前記第1のダンパー層が主要な制動緩衝効果を発揮し、つまみ構造の制動調節範囲を拡大する。また、つまみ構造が異なる圧力の下で動作しても、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層がそれぞれ異なる動作圧力に適応して制動緩衝効果を発揮するため、回転部材は、依然として固定部材に対して滑らかな回転を保持することができ、回転部材の回転角度の正確な調整に有利であり、これにより前記つまみ構造を用いたフォローフォーカスリモートコントローラが外部撮影装置のフォーカスを正確に制御することができる。
本発明の実施形態により提供されるフォローフォーカスリモートコントローラの構造ブロック図である。 図1で示されるフォローフォーカスリモートコントローラのつまみ構造の組立立体図である。 図2のつまみ構造の立体分解概略図である。 図2で示されるつまみ構造のIV−IV線に沿った断面概略図である。
次の具体的な実施形態を上述した図面と合わせて、本発明についてさらに説明する。
以下、本発明の実施例における図面と合わせ、本発明の実施例における技術手法について、明確かつ完全に記述するが、記述する実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではないことは明らかである。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的作業を行わない前提の下で得たその他すべての実施例は、いずれも本発明の保護する範囲に属する。
説明が必要なことは、アセンブリが別のアセンブリに「固定」されているという場合、別のアセンブリ上に直接固定されていてもよいし、両者に他のアセンブリが存在していてもよい。アセンブリが別のアセンブリに「接続」されているという場合、別のアセンブリに直接接続されていてもよいし、両者に他のアセンブリが同時に存在していてもよい。アセンブリが別のアセンブリに「設けられている」という場合、別のアセンブリに直接設けられていてもよいし、両者に他のアセンブリが同時に存在していてもよい。本文で使用する用語である「垂直」、「水平」、「左」、「右」及び類似の表現は、説明の目的のためのものに過ぎない。
別段の定義がある場合を除き、本文で使用されるすべての技術用語及び科学用語は、本発明の技術分野の当業者が通常理解する意味と同じである。本文中の本発明の明細書において使用される用語は、具体的な実施例を記述する目的のためのものに過ぎず、本発明を限定することを意図したものではない。本文で使用する用語である「及び/又は」は、一つ又は複数個の列記された関連する項目のあらゆる組み合わせを含む。
図1に示すように、本発明の実施形態は、フォローフォーカスリモートコントローラ200を提供し、前記フォローフォーカスリモートコントローラ200は、ビデオカメラ、スチルカメラなどの撮影装置(図示せず)とワイヤレス接続し、前記撮影装置のフォーカスをリモートコントロールする。前記フォローフォーカスリモートコントローラ200は、制御装置210と、前記制御装置210に電気的に接続した角度センサ230と、前記制御装置210及び前記角度センサ230にいずれも電気的に接続したつまみ構造100と、を含む。外部の力によりつまみ構造100を一定角度回転させ、前記角度センサ230は、前記つまみ構造100の回転角度情報を感知し、前記回転角度情報を前記制御装置210に伝達することができ、前記制御装置210は、対応する制御コマンドを発することにより、前記撮影装置のフォーカスを制御する。
また、図2に示すように、つまみ構造100は、固定アセンブリ10と、前記固定アセンブリ10に回転可能に接続された回転アセンブリ30と、前記回転アセンブリ30内に設けられた調節アセンブリ50と、を含む。固定アセンブリ10と回転アセンブリ30との間にダンパーグリスが充填され、調節アセンブリ50は、前記ダンパーグリスに対する固定アセンブリ10及び回転アセンブリ30の押圧力を調節するために用いられる。
また、図3及び図4に示すように、固定アセンブリ10は、固定部材12と、固定部材12に設けられた被覆部材14と、被覆部材14を貫通する接続軸16と、を含む。
固定部材12は、回転アセンブリ30及び調節アセンブリ50を装着するために用いられる。本実施形態において、固定部材12は、アルミニウム合金製である。固定部材12は、受け部121と、受け部121に設けられた接続部123と、を含む。受け部121は、略円盤状を呈し、接続部123は、受け部121の一方の側の略中央部の位置に形成されている。
接続部123には、第1の収容キャビティ1231があけられており、第1の収容キャビティ1231は、回転アセンブリ30の一部の構造を収容するために用いられる。接続部123は、さらに第1の収容キャビティ1231の略中央部の位置にスルーホール1233が貫通してあけられており、かつ第1の収容キャビティ1231の底壁には第1の収容溝1237があけられている。
本実施形態において、スルーホール1233は、第1の収容キャビティ1231に連通した第1の孔1234と、第1の孔1234に連通した第2の孔1235と、を含む段差孔である。第1の孔1234の孔径は、第2の孔1235の孔径よりも小さく、第1の孔1234と第2の孔1235との間に段差面1236を形成させる。
本実施形態において、第1の収容溝1237は、第1の収容キャビティ1231の底壁に凹設され、複数の環状同心溝及び放射状溝が交差して形成される。第1の収容溝1237は、前記ダンパーグリスを収容するために用いられる。第1の収容溝1237の形状は、複数の環状同心溝、又は複数の放射状溝、又は接続部123の底壁に凹設された複数の凹点、互いに平行した複数の長尺溝、湾曲した溝、曲線形溝、又はその他の不規則な溝形状として設計してもよいことを理解することができる。
被覆部材14は、スルーホール1233の中に収容され、接続軸16を固定部材12の上に回転可能に接続するために用いられる。本実施形態において、被覆部材14は、内スリーブ部材141と、ローラー143と、外スリーブ部材145と、フランジ部147と、を含む軸受である。
内スリーブ部材141及び外スリーブ部材145は、いずれも略円柱筒状を呈し、スルーホール1233内に同軸に設けられている。さらに、外スリーブ部材145は、第1の孔1234の内壁に固定接続され、内スリーブ部材141は、外スリーブ部材145内に収容され、外スリーブ部材145に対して回転可能である。複数のローラー143は、内スリーブ部材141と外スリーブ部材145との間に設けられている。フランジ部147は、外スリーブ部材145の一端に形成され、第2の孔1235内に収容されている。フランジ部147は、外スリーブ部材145の外周壁より外スリーブ部材145の径方向に延伸して形成されており、外スリーブ部材145を第1の孔1234の中に装着するとき、フランジ部147は、スルーホール1233の段差面1236に当接する。
接続軸16は、被覆部材14を貫通し、被覆部材14の内スリーブ部材141に固定接続する。接続軸16は、回転アセンブリ30及び調節アセンブリ50に装着され、ソケット部161と、ソケット部161の両端にそれぞれ形成された密着部163と、挿し接ぎ部165と、を含む。
ソケット部161は、略円柱状を呈し、内スリーブ部材141内に収容され、内スリーブ部材141に固定接続される。密着部163は、ソケット部161の一端に形成され、スルーホール1233の第2の孔1235内に収容される。密着部163の直径は、ソケット部161の直径よりも大きく、ソケット部161を内スリーブ部材141内に挿設するとき、密着部163が内スリーブ部材141の端部に当接する。挿し接ぎ部165は、ソケット部161における密着部163から離れた一端に形成され、調節アセンブリ50を装着するために用いられる。本実施形態において、挿し接ぎ部165におけるソケット部161から離れた一端に、外ねじ接続部(図示せず)が形成されており、前記外ねじ接続部は、調節アセンブリ50の一部の構造を接続するために用いられる。
回転アセンブリ30は、固定部材12に回転可能に接続され、回転部材32と、可動部材34と、を含む。回転部材32は、接続軸16に被せられ、固定部材12の上に重ねられ、可動部材34は、回転部材32と固定部材12との間に可動に設けられる。具体的には、図示された実施例において、回転部材32をつまみ構造100のつまみとし、ユーザが前記つまみを回転することにより前記撮影装置のフォーカスを制御できるようにする。
本実施形態において、回転部材32は、底壁を有する略円柱筒状を呈し、周壁321と、周壁321の一端に形成された底壁323と、を含む。
周壁321は、略円柱筒状を呈し、スルーホール1233と略同軸に固定部材12の上に設けられており、調節アセンブリ50を収容するために用いられる。
底壁323は、周壁321の固定部材12に近い一端に形成され、固定部材12の接続部123の上に重ねられ、接続軸16の挿し接ぎ部165を底壁323の略中心位置で貫通させ、周壁321内に延伸させることにより、接続軸16を回転部材32と回転可能に接続する。本実施形態において、底壁323は、アルミニウム合金製である。
底壁323は、接続部123の一方の側に向けて、第2の収容キャビティ324が凹設されている。本実施形態において、第2の収容キャビティ324は、略円形溝を呈し、固定部材12の接続部123を収容するために用いられる。底壁323が接続軸16に被せられ固定部材12の上に重ねられるとき、接続部123が延伸して第2の収容キャビティ324内に収容され、第2の収容キャビティ324の周壁が接続部123の外側を囲む。さらに、底壁323が接続軸16に被せられ固定部材12の上に重ねられるとき、第2の収容キャビティ324の底壁と接続部123の頂端との間に一定の隙間が残され、調節アセンブリ50が回転部材32及び固定部材12の相対距離を調節できるようにする。
第2の収容キャビティ324の底壁に、係合部325が延伸して形成され、係合部325に第2の収容溝327があけられている。係合部325は、略円環状を呈し、第1の収容キャビティ1231内に延伸し、第1の収容キャビティ1231の底壁と間隔をあけて設けられている。具体的には、図式の実施例において、第2の収容溝327は、係合部325の周縁に凹設され、2つの環状同心溝により共同で形成されている。第2の収容溝327は、前記ダンパーグリスを収容するために用いられる。第2の収容溝327の形状は、複数の放射状溝として設計しても、複数の環状同心溝及び放射状溝が交差して形成されても、係合部325に凹設された複数の凹点、又はその他の不規則な溝形状として設計してもよりことを理解することができる。
可動部材34は、略円環片状を呈しており、固定部材12の第1の収容キャビティ1231の底壁と回転部材32の係合部325との間に設けられている。本実施形態において、可動部材34は、黄銅製である。
可動部材34と第1の収容キャビティ1231の底壁との間に、第1のダンパーグリス層(図示せず)を形成するように、第1のダンパーグリスが充填される。前記第1のダンパーグリスは、第1の制動特性を有し、具体的には、前記第1の制動特性は、前記第1のダンパーグリスの制動及び粘性として表現される。
可動部材と係合部325との間に、第2のダンパーグリス層(図示せず)を形成するように、第2のダンパーグリスが充填される。前記第2のダンパーグリスは、第2の制動特性を有し、具体的には、前記第2の制動特性は、前記第2のダンパーグリスの制動及び粘性として表現される。本実施形態において、前記第1のダンパーグリスの制動は、前記第2のダンパーグリスの制動よりも大きい。前記第1のダンパーグリスの制動は、前記第2のダンパーグリスの制動よりも小さくてもよいと理解することができる。前記第1のダンパーグリス及び前記第2のダンパーグリスを回転部材32と固定部材12との間に充填し、回転部材32と固定部材12との間の潤滑及び緩衝を実現するために用い、回転部材32を滑らかに回転させることができ、つまみ構造100に比較的良好な回転の感触をもたせ、つまみ構造100の回転角度を正確に調整できるようにし、これにより前記撮影装置フォーカスを正確に制御できる。
調節アセンブリ50は、挿し接ぎ部165が周壁321内に収容される一端に設けられ、固定部材12と回転部材32との間の相対距離を調節するために用いられ、これにより前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層に対する固定部材12及び回転部材32の圧力の大きさを調節する。調節アセンブリ50は、ガイド部材52と、ガイド部材52に設けられた弾性部材54と、押圧部材56と、調節部材58と、を含む。
ガイド部材52は、略柱状を呈し、挿し接ぎ部165に近い一端が接続孔521を形成する。接続孔521内に内ねじ接続部(図示せず)が形成されており、前記内ねじ接続部は、挿し接ぎ部165の外ねじ接続部と螺合するために用いられ、これによりガイド部材52を接続軸16に固定接続する。ガイド部材52の外周には、外ねじ(図示せず)が形成されており、前記外ねじは、調節部材58との接続に用いられる。
弾性部材54は、ガイド部材52に可動に被せられ、その一端は回転部材32の底壁323に当接する。本実施形態において、弾性部材54は、螺旋ばねである。弾性部材54は、板ばね、弾性材料製の弾性スリーブなどのその他の弾性部材としてもよいことを理解することができる。
押圧部材56は、ガイド部材52に可動に被せられ、弾性部材54における底壁323から離れた一端に位置する。押圧部材56は、一端が弾性部材54の端部に当接し、弾性部材54の両端をそれぞれ底壁323及び押圧部材56に当接させる。本実施形態において、押圧部材56は、軸受である。押圧部材56の構造は、被覆部材14の構造と略同一であり、同様に、内スリーブ部材561と、ローラー563と、外スリーブ部材565と、フランジ部567と、を含む。外スリーブ部材564は、弾性部材54の中に挿設され、フランジ部567は、外スリーブ部材565における底壁323から離れた一端に形成され、弾性部材54の末端と当接する。
調節部材58は、ガイド部材52に被せられ、押圧部材56における弾性部材54から離れた一端に位置し、かつガイド部材52の外ねじと螺合する。調節部材58の一端は、押圧部材56の内スリーブ部材561に当接し、調節部材58を回転させることにより、調節部材58に押圧部材56を押させ、回転部材32の底壁323に向かって動かせ、押圧部材56のフランジ部567は、弾性部材54に圧力を加え、弾性部材54が圧縮される。接続軸16が被覆部材14によって固定部材12と固定接続し、かつ被覆部材14のフランジ部147が固定部材12に当接し、弾性部材54及び被覆部材14がそれぞれ底壁323及び固定部材12に対して圧力を加えることができるようにし、これにより、底壁323と固定部材12との間の相対距離を小さくし、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層に対する底壁323及び固定部材12の圧力を増大させる。
本発明の実施形態のつまみ構造100を組み立てるとき、先ず、被覆部材14を接続軸16に被せ、接続軸16をスルーホール1233に貫通させ、被覆部材14の外スリーブ部材145を固定部材12に固定接続する。次に、固定部材12の第1の収容キャビティ1231の底壁に、前記第1のダンパーグリスを塗布してから、可動部材34を第1の収容キャビティ1231内に装着し、可動部材34を前記第1のダンパーグリスで覆い、前記第1のダンパーグリス層を形成する。次いで、回転部材32の第2の収容キャビティ324の底壁に、前記第2のダンパーグリスを塗布し、前記第2のダンパーグリスで係合部325を覆う。さらに、回転部材32を接続軸16に被せ、第2の収容キャビティ324の周壁で接続部123の外側を覆い、係合部325を固定部材12の第1の収容キャビティ1231内に延伸し、係合部325は可動部材34に対応し、これにより、係合部325と可動部材34との間で前記第2のダンパーグリス層を形成する。最後に、ガイド部材52を接続軸16の挿し接ぎ部165に接続し、弾性部材54、押圧部材56及び調節部材58を、この順でガイド部材52に被せる。
本発明の実施形態のつまみ構造100を用いるとき、回転部材32を回転させることにより、つまみ構造100の回転角度を調節することができる。回転部材32と固定部材12との間の制動が大きすぎる、又は小さすぎる場合、調節部材58を回転させることにより、調節部材58がガイド部材52の軸線方向に沿って相対的に底壁323から離れ、又は近づき、底壁323に対する弾性部材54の圧力を調節することにより、回転部材32と固定部材12との間の相対距離を調節し、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層に対する底壁323及び固定部材12の圧力を調整し、最終的に回転部材32と固定部材12との間の制動調節を実現する。
具体的には、回転部材32と固定部材12との間に比較的小さい回転制動を有することが要求される場合、調節部材58を回転させて底壁323から相対的に離し、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層に対する係合部325及び固定部材12の圧力を小さくする。回転部材32が固定部材12に対して回転するとき、前記第1のダンパーグリスの制動は前記第2のダンパーグリスの制動よりも大きく、可動部材34は、前記第1のダンパー層を固定部材12の上に粘着させることにより、回転部材32を可動部材34及び固定部材12に対して回転させ、前記第2のダンパー層は、主要な制動緩衝効果を発揮する。
回転部材32と固定部材12との間に比較的大きい回転制動を有することが要求される場合、調節部材58を回転させて底壁323に相対的に近くし、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層に対する係合部325及び固定部材12の圧力を増大させる。前記第2のダンパーグリスの制動は前記第1のダンパーグリスの制動よりも大きいため、前記第2のダンパーグリスは、回転部材32の圧力調節の過程において、先ず第2の収容溝327内に押圧され、係合部325が、可動部材34に直接当接する。回転部材32が固定部材12に対して回転するとき、係合部325と可動部材34との間の摩擦力は乾燥摩擦であり、摩擦力は比較的大きく、可動部材34と固定部材12との間は、前記第1のダンパー層の存在により、両者の間の摩擦力が比較的小さく、可動部材34を回転部材32の係合部325の上に粘着し、回転部材32は、可動部材34及び固定部材12に対して回転し、前記第1のダンパー層は、主要な制動緩衝効果を発揮する。
上記状態の回転部材32と固定部材12との間の回転制動を低下させる必要がある場合、調節部材58を回転させ、底壁323から相対的に離し、外部の力を回転部材32に加えて、係合部325を固定部材12から相対的に離し、係合部325と可動部材34との間に間隙が現れるようにし、前記第2のダンパーグリスは、負圧のため再度流動して係合部325と可動部材34との間の間隙の中に充填される。このとき、回転部材32を可動部材34及び固定部材12に対して回転させ、前記第2のダンパー層は、主要な制動緩衝効果を発揮する。
本発明のつまみ構造100は、回転部材32と固定部材12との間に可動部材34が設けられており、可動部材34と固定部材12との間に前記第1のダンパーグリスが設けられており、回転部材32と可動部材34との間に前記第2のダンパーグリスが設けられており、第1のダンパーグリス及び第2のダンパーグリスによる制動の大きさが異なるようにし、前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力が比較的小さいとき、前記第2のダンパー層が主要な制動緩衝効果を発揮し、前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力が比較的大きいとき、前記第1のダンパー層が主要な制動緩衝効果を発揮し、つまみ構造100の制動調節範囲を拡大する。また、つまみ構造100が異なる圧力の下で動作しても、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層がそれぞれ異なる動作圧力に適応して制動緩衝効果を発揮するため、回転部材32は、依然として固定部材に対して滑らかな回転を保持することができ、回転部材32の回転角度の正確な調整に有利であり、前記撮影装置のフォーカスを正確に制御することができる。
本実施形態において、固定部材12及び回転部材32の底壁323は、アルミニウム合金製であり、可動部材34は、黄銅製であり、固定部材12、回転部材32及び可動部材34は、異なる硬度又は異なる摩擦係数の材料製であり、その目的は、前記ダンパーグリスを固定部材12と可動部材34との間に充填するときに、固定部材12と可動部材34との間の摩擦力が、ダンパーグリスがないときの摩擦力よりも小さくなることを保証し、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層をそれぞれ異なる動作圧力に用いることができるようにすることである。
固定部材12及び回転部材32の底壁323は、いずれも、鋼材又はその他の合金など、アルミニウム合金以外のその他の金属材料製としてもよく、プラスチック又はゴム材料製としてもよいことを理解することができる。同様に、可動部材34は、スズ青銅、ポリオキシメチレン(ポリアセタール)又はゴムなど、黄銅以外のその他の材料製でもよく、固定部材12と可動部材34の硬度が異なり、回転部材32と可動部材34との間の硬度も異なるようにし、前記ダンパーグリスを固定部材12と可動部材34との間に充填するときに、固定部材12と可動部材34との間の摩擦力が、ダンパーグリスがないときの摩擦力よりも小さくなることを保証し、前記第1のダンパーグリス層及び前記第2のダンパーグリス層をそれぞれ異なる動作圧力に用いることができるようにする。
ひいては、固定部材12と可動部材34との間、回転部材32と可動部材34との間に前記ダンパーグリスが充填されているときの摩擦力が、ダンパーグリスがないときの摩擦力よりも小さい場合に、固定部材12、回転部材32及び可動部材34は、同じ種類の材料製であってもよい。
可動部材34は、1つであっても複数であってもよく、可動部材34が複数ある場合は、回転部材32の係合部325との間、固定部材12の第1の収容キャビティ1231の底壁との間、及び2つの隣接する可動部材34間に、いずれも前記ダンパーグリスが設けられ、ダンパーグリス層が形成されており、各ダンパーグリス層による制動の大きさはいずれも異なり、つまみ構造100の回転制動の調節範囲を増大させるとともに、つまみ構造100が異なる圧力の下で依然として滑らかな回転を保持することができることを理解することができる。
例えば、可動部材34が2つある場合、それぞれ第1の可動部材及び第2の可動部材としてもよい。前記第1の可動部材は、固定部材12の近くに設けられており、前記第1の可動部材と第1の収容キャビティ1231の底壁との間に、前記第1のダンパーグリスが設けられており、前記第2の可動部材は、係合部325の近くに設けられており、前記第2の可動部材と係合部325との間に、前記第2のダンパーグリスが設けられている。回転部材32が固定部材12に回転して接続されている場合、前記第1の可動部材は、前記第2の可動部材と略平行に対向しており、前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に第3のダンパーグリスが設けられている。前記第3のダンパーグリスの制動は、前記第2のダンパーグリスの制動よりも大きく、かつ前記第1のダンパーグリスの制動よりも小さい。前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力が比較的小さいとき、回転部材32は固定部材12に対して回転し、前記第2のダンパーグリスの制動は前記第1のダンパーグリス及び前記第3のダンパーグリスの制動よりも小さいため、前記第1の可動部材は、前記第1のダンパーグリスを介して固定部材12に粘着し、前記第2の可動部材は、前記第3のダンパーグリスを介して前記第1の可動部材の上に粘着し、回転部材32は、前記第2の可動部材、前記第1の可動部材及び固定部材12に対して回転し、前記第2のダンパーグリスは、主要な制動緩衝効果を発揮する。
前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力が一定の値まで増大したとき、前記第2のダンパーグリスは、回転部材32において、先ず前記第2の収容溝327の中に押圧され、係合部325を前記第2の可動部材に直接当接させ、このとき、係合部325と前記第2の可動部材との間の摩擦力は増大するばかりであり、前記第2の可動部材と前記第1の可動部材との間は、前記第3のダンパーグリスの存在により、摩擦力が比較的小さく、かつ前記第1のダンパーグリスの制動は前記第3のダンパーグリスよりも大きく、前記第1の可動部材は、前記第1のダンパーグリスを介して固定部材12に粘着するため、このとき、回転部材32が前記第2の可動部材を動かして前記第1の可動部材及び固定部材12に対して回転させ、前記第3のダンパーグリスは、主要な制動緩衝効果を発揮する。
同様に、前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力が一定の値まで増大し続けるとき、前記第2のダンパーグリス及び前記第1のダンパーグリスは、回転部材32の回転中に、対応する収容溝の中に押され、このとき、回転部材32が前記第2の可動部材及び前記第1の可動部材を動かし、固定部材12に対して回転し、前記第1のダンパーグリスは、主要な制動緩衝効果を発揮する。同様に、可動部材34の数は、3つ、4つ又はそれ以上としてもよく、本明細書においては1つ1つ説明しない。
同様に理解することができることは、可動部材34が複数ある場合は、複数の可動部材のうちの一方と回転部材32の係合部325との間、複数の可動部材のうちの他方と固定部材12の第1の収容キャビティ1231の底壁との間、及び2つの隣接する可動部材に、いずれもダンパーグリスが設けられ、複数のダンパーグリス層が形成されており、各ダンパーグリス層による制動の大きさはいずれも異なっていてもよく、つまみ構造100の回転制動の調節範囲を増大させるだけでなく、つまみ構造100が異なる圧力の下で依然として滑らかな回転を保持することができることである。例えば、複数の前記ダンパーグリス層のうちの2つのダンパーグリス層による制動の大きさは同じであり、残りのダンパーグリス層による制動の大きさはそれぞれ異なる。又は、複数の前記ダンパーグリス層のうちの3つのダンパーグリス層による制動の大きさは同じであり、残りのダンパーグリス層による制動の大きさはそれぞれ異なる。又は、複数のダンパーグリス層による制動の大きさはその他の組み合わせの形式であり、本明細書では1つ1つ説明しない。
弾性部材54及び押圧部材56は、いずれも省略してもよいが、調節部材58をガイド部材52に被せ、回転部材32の底壁323に当接し、調節部材58を回転させてガイド部材52の軸線方向に沿って移動させ、回転部材32を押して動かせることにより、前記ダンパーグリスに対する回転部材32及び固定部材12の圧力を調節することを理解することができる。
被覆部材14の構造は、上記軸受構造に限られるものではなく、その他の接続構造として設け、接続軸16を固定部材12と回転接続させてもよいことを理解することができる。例えば、被覆部材14は、フランジ部147を有するスリーブであってもよく、前記スリーブは、接続軸16のソケット部161に回転可能に被せられ、前記スリーブ上のフランジ部は、固定部材12の段差面1236に当接する。ひいては、被覆部材14は、省略してもよいが、接続軸16の密着部163の直径をスルーホール1233の第1の孔1234の孔径よりも大きくし、かつ第2の孔1235の孔径よりも小さくし、接続軸16をスルーホール1233に貫通させるときに、密着部163が固定部材12の段差面1236に当接する。同様に理解することができることは、接続軸16が固定部材12を貫通するとき、固定部材12との間の接続は、固定接続であっても、回転接続であってもよく、接続軸16が回転部材32の底壁323を貫通するとき、回転部材32との間の接続は、回転を止める摺動接続であっても、回転可能摺動可能な可動接続であってもよいことである。
押圧部材56の構造は、上記軸受構造に限られるものではなく、その他の押圧構造として設け、調節部材58を押圧部材56によって弾性部材54に押圧することができ、弾性部材54は弾性変形が生じ、前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力を調節することを理解することができる。例えば、押圧部材56は、フランジ部147を有するスリーブであってもよく、前記スリーブは、ガイド部材52に回転可能に被せられ、前記スリーブ上のフランジ部は、固定部材12の段差面1236に当接する。ひいては、押圧部材56は、省略してもよいが、調節部材58を弾性部材54に直接押圧し、調節部材58及び弾性部材54によって前記ダンパーグリスに対する回転部材32と固定部材12の圧力を調節する。
調節部材58とガイド部材52との間の係合は、上記のねじ係合に限られるものではなく、その他の係合構造であってもよく、調節部材58が外部の力の駆動の下でガイド部材52に対して摺動でき、前記外部の力がなくなった後、ガイド部材52に相対的に固定することにより、ユーザが、ガイド部材52に対する調節部材58の装着位置を調整して、回転部材32と固定部材12との間の圧力を調節する目的を達成することを理解することができる。
例えば、調節部材58とガイド部材52との間は係止して係合する。具体的には、ガイド部材52に複数の係止部が形成され、前記複数の係止部は、ガイド部材52の軸方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。調節部材58は、ガイド部材52に摺動可能に設けられており、その上に係合部が形成されている。前記係合部は、複数の前記係止部のうちの1つと係止し、調節部材58をガイド部材52上に位置決めする。調節部材58を押し動かすことにより、前記係合部を複数の前記係止部のうちの一方と分離させ、複数の前記係止部のうちの他方と係合し、ガイド部材52に対する調節部材58の装着位置を調整することができ、これにより、回転部材32と固定部材12との間の圧力を調節する目的を達成する。さらに、前記係止部は、ガイド部材52に凹設された溝であってもよく、対応して、前記係合部は、延伸して調節部材58に形成された係止突起である。又は、前記係止部と前記調節部の係合は、フックと溝が係合した構造であってもよい。
接続軸16とガイド部材52は、一緒に組み立てて接続しても、一体に成形してもよく、ガイド部材52は、回転部材32に設けられ、接続軸16と固定部材12とを接続することにより、調節部材58をガイド部材52に対して移動させ、回転部材32と固定部材12との間の圧力を調節することができることを理解することができる。
また、当業者にとっては、本発明の技術的考え方によりその他各種の対応する変更及び改良を行うことができ、これらの変更及び改良のすべては、いずれも本発明の特許請求の範囲の保護範囲に属する。
200 フォローフォーカスリモートコントローラ
210 制御装置
230 角度センサ
100 つまみ構造
10 固定アセンブリ
12 固定部材
121 受け部
123 接続部
1231 第1の収容キャビティ
1233 スルーホール
1234 第1の孔
1235 第2の孔
1236 段差面
1237 第1の収容溝
14 被覆部材
141、561 内スリーブ部材
143、563 ローラー
145、565 外スリーブ部材
147、567 フランジ部
16 接続軸
161 ソケット部
163 密着部
165 挿し接ぎ部
30 回転アセンブリ
32 回転部材
321 周壁
323 底壁
324 第2の収容キャビティ
325 係合部
327 第2の収容溝
50 調節アセンブリ
52 ガイド部材
521 接続孔
54 弾性部材
56 押圧部材
58 調節部材

Claims (27)

  1. 固定部材と、前記固定部材に回転可能に設けられた回転部材と、を備えるつまみ構造であって、前記固定部材は、受け部を備え、前記回転部材は、前記受け部に設けられており、前記つまみ構造は、前記固定部材と前記回転部材との間に可動に設けられた少なくとも1つの可動部材をさらに備え、前記少なくとも1つの可動部材と前記固定部材との間に第1のダンパーグリスが設けられており、前記少なくとも1つの可動部材と前記回転部材との間に第2のダンパーグリスが設けられており、前記第1のダンパーグリス及び前記第2のダンパーグリスの制動及び粘性が異なり、
    前記回転部材と前記固定部材との間の圧力が調節されることを特徴とするつまみ構造。
  2. 前記可動部材が複数あり、複数の前記可動部材は、前記固定部材と前記回転部材との間に積層して設けられており、前記第1のダンパーグリスは、複数の前記可動部材のうち前記固定部材に近い一方と前記固定部材との間に設けられており、前記第2のダンパーグリスは、複数の前記可動部材のうち前記回転部材に近い一方と前記回転部材との間に設けられており、隣接する2つの前記可動部材間に、複数のダンパーグリス層を形成するように、第3のダンパーグリスがさらに設けられることを特徴とする請求項1に記載のつまみ構造。
  3. 前記複数のダンパーグリス層による制動の大きさがそれぞれ異なることを特徴とする請求項2に記載のつまみ構造。
  4. 前記つまみ構造は、調節アセンブリをさらに備え、前記調節アセンブリは、前記固定部材及び前記回転部材に接続されたガイド部材と、前記ガイド部材に可動に設けられた調節部材と、を備え、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、それぞれ前記回転部材及び前記固定部材との間の前記可動部材の圧力を調節するように、前記ガイド部材に対して移動可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のつまみ構造。
  5. 前記調節部材と前記ガイド部材との間はねじを介して接続され、前記調節部材を回転させることにより、前記ガイド部材に対する前記調節部材の装着位置を調整することができることを特徴とする請求項4に記載のつまみ構造。
  6. 前記調節部材は、前記ガイド部材に摺動可能に設けられており、複数の係止部が前記ガイド部材に形成され、前記係止部と係止する係合部が前記調節部材に形成されており、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記ガイド部材に対する前記調節部材の装着位置を調整するように、選択可能に複数の前記係止部のうちの1つと係止可能であることを特徴とする請求項4に記載のつまみ構造。
  7. 前記係止部及び前記係合部のうちの一方は溝であり、他方は前記溝と係合する係止突起であることを特徴とする請求項6に記載のつまみ構造。
  8. 前記調節アセンブリは、弾性部材をさらに備え、前記弾性部材は、前記調節部材と前記回転部材との間に設けられており、前記調節部材は、外部の力の駆動の下で、前記弾性部材の弾力を調節することにより、それぞれ前記回転部材及び前記固定部材との間の前記可動部材の圧力を調節することができることを特徴とする請求項4に記載のつまみ構造。
  9. 前記調節アセンブリは、押圧部材をさらに備え、前記押圧部材は、前記弾性部材と前記調節部材との間に当接することを特徴とする請求項8に記載のつまみ構造。
  10. 前記弾性部材は、前記ガイド部材に被せられる螺旋ばねであり、前記押圧部材は、前記ガイド部材に被せられる外スリーブ部材と、前記外スリーブ部材の上に形成されたフランジと、を備え、前記外スリーブ部材は、前記弾性部材の中まで挿設され、前記フランジを前記弾性部材の端部に押圧することを特徴とする請求項9に記載のつまみ構造。
  11. 前記押圧部材は、前記ガイド部材と前記外スリーブ部材との間に回転して設けられた内スリーブ部材と、前記内スリーブ部材と前記外スリーブ部材との間に設けられたローラーと、をさらに備え、前記調節部材は、前記内スリーブ部材に当接することを特徴とする請求項10に記載のつまみ構造。
  12. 前記回転部材は、周壁と、前記周壁の一端に形成された底壁と、を備え、前記底壁は、前記固定部材の近くに設けられており、前記底壁には、係合部が設けられており、前記可動部材は、前記固定部材と前記係合部との間に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のつまみ構造。
  13. 前記つまみ構造は、接続軸をさらに備え、前記接続軸は、前記固定部材及び前記底壁を貫通し、前記ガイド部材は、前記接続軸上に設けられていることを特徴とする請求項12に記載のつまみ構造。
  14. 前記固定部材にスルーホールが貫通してあけられ、前記スルーホール内には、被覆部材が設けられており、前記接続軸は、前記被覆部材を貫通して前記底壁に接続し、前記接続軸は、前記被覆部材を介して前記固定部材と回転して接続することを特徴とする請求項13に記載のつまみ構造。
  15. 前記スルーホールは、段差孔であり、段差面を有し、前記被覆部材は、前記接続軸に被せられる外スリーブ部材と、前記外スリーブ部材の上に形成されたフランジと、を備え、前記外スリーブ部材は、前記スルーホールの中に収容され、前記フランジを前記スルーホールの段差面上に押圧させることを特徴とする請求項14に記載のつまみ構造。
  16. 前記被覆部材は、前記接続軸と前記外スリーブ部材との間に設けられた内スリーブ部材と、前記内スリーブ部材と前記外スリーブ部材との間に設けられたローラーと、をさらに備え、前記接続軸は、前記内スリーブ部材を貫通して前記内スリーブ部材と固定接続することを特徴とする請求項15に記載のつまみ構造。
  17. 前記接続軸は、ソケット部と、前記ソケット部の両端にそれぞれ形成された挿し接ぎ部及び密着部と、を備え、前記ソケット部は、前記内スリーブ部材と固定接続し、前記挿し接ぎ部は、前記底壁を貫通して前記ガイド部材に接続し、前記密着部の直径は、前記ソケット部の直径よりも大きく、前記密着部は、前記内スリーブ部材の端部に当接することを特徴とする請求項16に記載のつまみ構造。
  18. 前記受け部に接続部が設けられており、前記接続部に第1の収容キャビティがあけられ、前記可動部材は、前記第1の収容キャビティ内に収容され、前記係合部は、前記第1の収容キャビティの中に延伸することを特徴とする請求項12に記載のつまみ構造。
  19. 前記第1の収容キャビティの底壁に、第1の収容溝があけられ、前記第1の収容溝は、前記第1のダンパーグリスを収容するために用いられることを特徴とする請求項18に記載のつまみ構造。
  20. 前記第1の収容溝は、複数の同心円環溝、放射状溝、複数の凹点、複数の長尺溝、複数の曲線形溝の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項19に記載のつまみ構造。
  21. 前記底壁の前記固定部材に向いた側に第2の収容キャビティが設けられており、前記接続部は延伸して前記第2の収容キャビティの中に収容され、前記係合部は、前記第2の収容キャビティの底壁上から前記第1の収容キャビティに延伸して形成されることを特徴とする請求項19に記載のつまみ構造。
  22. 前記第2の収容キャビティの底壁に、第2の収容溝があけられ、前記第2の収容溝は、前記第2のダンパーグリスを収容するために用いられることを特徴とする請求項21に記載のつまみ構造。
  23. 前記第2の収容溝は、複数の同心円環溝、放射状溝、複数の凹点、複数の長尺溝、複数の曲線形溝の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項22に記載のつまみ構造。
  24. 前記固定部材と前記可動部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられているときの摩擦力は、前記固定部材と前記可動部材との間に前記第1のダンパーグリスが設けられていないときの摩擦力よりも小さいことを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載のつまみ構造。
  25. 前記回転部材と前記可動部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられているときの摩擦力は、前記回転部材と前記可動部材との間に前記第2のダンパーグリスが設けられていないときの摩擦力よりも小さいことを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載のつまみ構造。
  26. 前記回転部材及び前記可動部材は、それぞれ異なる硬度の材料製であることを特徴とする請求項24又は25に記載のつまみ構造。
  27. 制御装置と、前記制御装置に電気的に接続された角度センサと、を備えるフォローフォーカスリモートコントローラであって、
    請求項1〜26のいずれか一項に記載のつまみ構造をさらに備え、
    前記角度センサは、前記つまみ構造に電気的に接続し、前記つまみ構造の回転部材の回転角度情報を感知し、前記回転角度情報を前記制御装置に伝達するために用いられ、前記制御装置は、対応する制御コマンドを発することを特徴とするフォローフォーカスリモートコントローラ。
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