JP6584937B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関するものである。
例えば、特許文献1に示すように、LNG(Liquefied Natural Gas)タンクの内部を観察するために、照明装置が搭載された観察装置が用いられている。この観察装置は、広いLNGタンクの内部の全域を撮像可能とするために、複数の光源を備えている。また、このような観察装置は、通常、LNGタンクの天井に設けられた内径の小さなノズルを通じてLNGタンクに入れられる。このため、装置の平面視形状が大型化することを抑止するため、複数の光源が鉛直方向に配列されている。
特開平9−43030号公報
近年、装置の軽量化等や省電力化のために、上述のような光源として、LED(発光ダイオード)からなる光源素子(LED光源)を用いることが提案されている。しかしながら、LED光源は、LNGの沸点以下の極低温(−162℃以下)では、半導体の特性上、流せる電流値が小さくなり、照度が確保できない。
このようなLED光源の照度低下に対しては、LED光源が収容される容器の内部にヒータを設置し、LED光源を加温することが考えられる。しかしながら、LNGタンクの内部全体を観察可能とする光量を確保するためには、多くのLED光源を設置する必要がある。このようなLED光源を鉛直方向に多数配列した場合には、収容容器の鉛直方向に長くする必要があり、ヒータで加温した場合における収容容器の内部の温度ムラが大きくなる。この結果、全てのLED光源を適した温度に加温することが難しくなる。
また、収容容器の内部の温度ムラにより、局所的に高温部分が生じると、当該部分において外部のLNGの沸騰量が増加し、無駄にボイルオフガスを増加させる要因ともなる。このため、多数のLED光源の各々を適した温度に加温することが求められている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、発光ダイオードからなる発光素子を複数備えると共に低温液化ガスに浸漬される照明装置において、各々の発光素子を発光効率の高くなる温度に適切に加温可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、低温液化ガスに浸漬可能な照明装置であって、ベース部と、上記ベース部に設置された複数の光源ユニットとを備え、上記光源ユニットが、発光ダイオードからなる発光素子と、給電により発熱するヒータと、上記ヒータへの給電ラインに設置されると共に温度に応じて上記ヒータへの通電状態を変更するサーモスタットとを有するという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記光源ユニットが、上記発光素子が実装される基板を備え、上記ヒータが、上記発光素子が実装された側と反対側の面に設置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、単一の上記基板に対して、複数の上記ヒータと、当該基板に設置された全ての上記ヒータへの通電状態を変更する単一の上記サーモスタットとが設置されているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、複数の上記光源ユニットが、互いに空間を空けて配列されているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、異なる上記光源ユニットが備える上記発光素子同士が直列接続されているという構成を採用する。
本発明によれば、発光ダイオードからなる発光素子を備える光源ユニットを複数備え、光源ユニットごとにヒータ及びサーモスタットが設置されている。このため、光源ユニットごとに温度を制御することができ、温度ムラが生じることを防止することができると共に、各々の発光素子を発光効率の高くなる温度に適切に加温することが可能となる。
本発明の一実施形態における照明装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における照明装置が備える照明ユニットの側面図である。 本発明の一実施形態における照明装置が備える照明ユニットの縦断面図である。 (a)が本発明の一実施形態における照明装置が備える基板を含む拡大側面図であり、(b)が(a)の矢印A方向から見た正面図であり、(c)が(a)の矢印B方向から見た背面図である。 本発明の一実施形態における照明装置が備える発光素子に対する実験結果を示すグラフである。 図3のC−C断面図である。 本発明の一実施形態における照明装置が備える照明ユニットにおける接続関係を模式的に示す配線図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る照明装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の照明装置1の概略構成を示す斜視図である。本実施形態の照明装置1は、ケーブルKにより吊り下げ支持されており、このケーブルKが巻取ドラムにより巻取あるいは送り出しされることにより昇降される。この図に示すように、本実施形態における照明装置1は、旋回ユニット2と、照明ユニット3とを備えている。
旋回ユニット2は、本実施形態における照明装置1の上部の部分を構成しており、胴部2aと、回転軸部2bと、不図示の駆動機構とを備えている。胴部2aは、不図示の駆動機構等を収容する略円筒形状の部材である。この胴部2aは、ケーブルKが接続される接続部2a1を上端部に有している。回転軸部2bは、胴部2aの下端部から下方に突出するように設けられており、胴部2aに対して旋回可能に接続されている。この回転軸部2bは、胴部2aの内部に収容された駆動機構と接続されており、駆動機構によって胴部2aに対して鉛直軸を中心に回動可能とされている。このような回転軸部2bの下端部は、照明ユニット3に固定されている。
照明ユニット3は、本実施形態における照明装置1の下部の部分を構成している。図2は、照明ユニット3の側面図である。また、図3は、照明ユニット3の縦断面図である。この図に示すように、照明ユニット3は、ベース部4と、コネクタ5と、胴部ユニット6(光源ユニット)と、胴部ケース7と、下端部ユニット8(光源ユニット)と、下端部ケース9とを備えている。
ベース部4は、胴部ユニット6、胴部ケース7、下端部ユニット8及び下端部ケース9を支持する部材であり、旋回ユニット2に接続される上部フランジ4aと、下端部ユニット8が固定される下部フランジ4bとを備えている。このベース部4の上下方向における中央部には、胴部ユニット6が収容される2つ開口4cが形成されている。このようなベース部4は、胴部ユニット6と下端部ユニット8との過熱を防止するためのヒートシンクとしても機能する。コネクタ5は、ベース部4の上部フランジ4aの平面視における中央に設けられており、上部フランジ4aの上面から上方に突出している。このコネクタ5は、旋回ユニット2と接続され、旋回ユニット2と照明ユニット3とを電気的に接続する。
胴部ユニット6は、2つ設けられている。各々の胴部ユニット6は、ベース部4の開口4cを挿通するようにベース部4に対して固定されている。胴部ユニット6は、基板6aと、発光素子6bと、レンズユニット6cと、ヒータ6dと、サーモスタット6eと、正面カバー6fと、背面カバー6gと、ガスケット6hとを備えている。
基板6aは、発光素子6b、レンズユニット6c、ヒータ6d及びサーモスタット6eが実装される板部材であり、ベース部4に固定されている。発光素子6bは、基板6aの正面側の面に実装されている。この発光素子6bは、発光ダイオード(LED)からなり、不図示の配線を介して給電されることにより発光する。
図4(a)は、基板6aを含む拡大側面図であり、図4(b)は、図4(a)の矢印A方向から見た正面図であり、図4(c)は、図4(a)の矢印B方向から見た背面図である。図4(b)に示すように、本実施形態においては、基板6aに対して、4つの発光素子6bが実装されている。これらの発光素子6bは、基板6aの中央を通る鉛直軸Lに沿って配列されており、下方に向かう順に鉛直軸Lを境にして左右交互に配置されている。 レンズユニット6cは、基板6aに固定されており、発光素子6bを覆うように発光素子6bの正面に配置されている。このレンズユニット6cは、発光素子6bの各々に対して設けられている。つまり、図4(b)に示すように、基板6aに対して4つ実装されている。これらのレンズユニット6cは、発光素子6bから射出された光を正面側に向けて導光する。
ヒータ6dは、基板6aの背面側の面に実装されている。このヒータ6dは、不図示の配線を介して給電されることにより発熱する。図4(c)に示すように、本実施形態においては、基板6aに対して、2つのヒータ6dが実装されている。これらのヒータ6dは、鉛直軸Lに沿って長い形状を有している。また、ヒータ6dは、鉛直軸Lに沿って配列されており、一方のヒータ6dが鉛直軸Lの一方側に配置され、他方のヒータ6dが鉛直軸Lの他方側に配置されている。
サーモスタット6eは、基板6aの背面側の面に実装されている。このサーモスタット6eは、ヒータ6dの給電ラインに設置されており、給電ラインの通電状態を切り替えることにより、ヒータ6dへの通電状態を切り替える。なお、サーモスタット6eは、通電状態を、ヒータ6dに給電が行われる給電状態と、ヒータ6dに給電が行われない切断状態とに切り替える。
ここで、サーモスタット6eは、周囲の温度が発光素子6bの最も発光効率が高い温度に保たれるようにヒータ6dへの給電状態を切り替える。図5(a)は、本実施形態で用いられる発光素子6bの温度と照度との関係の一例を示すグラフである。また、図5(b)は、本実施形態で用いられる発光素子6bの温度と消費電力との関係を示すグラフである。また、図5(c)は、本実施形態で用いられる発光素子6bの消費電力と照度との関係を示すグラフである。なお、図5に示すグラフは、発光素子6bと熱電対が設置された板を液体窒素に浸漬し、極低温になった後に引き上げて常温に戻す実験によって得られたものである。また、図5(b)及び図5(c)において照度は、熱電対の温度が20℃である場合の値で規格化している。図5(a)に示すように、本実施形態で用いられる発光素子6bは、0℃付近において最も照度が高くなることが分かった。また、図5(b)に示すように、消費電力は温度の上昇に伴い増加する傾向が得られた。また、図5(c)に示すように、消費電力が25W付近にピークがあり、これは発光素子6bが0℃付近に相当する。このため、発光素子6bは、0℃付近において最も発光効率が高いことが分かった。このため、サーモスタット6eは、周囲の温度が0℃となるように通電状態の切替温度が設定されている。つまり、サーモスタット6eは、0℃よりも周囲温度が低い場合には、ヒータ6dへの通電状態を給電状態とし、0℃よりも周囲温度が高い場合には、ヒータ6dへの通電状態を切断状態とする。ただし、0℃を基準として通電状態を切り替えると、通電状態の切り替えが頻繁となる。このため、0℃から大きく温度が変位した場合に通電状態を切り替えるようにすることが好ましい。例えば、20℃以上となった場合に通電状態を給電状態から切断状態に切り替え、−20℃以下となった場合に通電状態を切断状態から給電状態に切り替えるようにすることが考えられる。
図3に戻り、正面カバー6fは、発光素子6b及びレンズユニット6cごと基板6aを正面側から覆う部材であり、ガスケット6hを介してベース部4に締結されている。このような正面カバー6fは、ガスケット6hと共に正面カバー6fの内部にLNG(低温液化ガス)等の外部液体が浸入することを防止している。また、正面カバー6fは、レンズユニット6cと対向する領域に、透明部材からなるビューポート6f1を有している。つまり、正面カバー6fは、4つのビューポート6f1を有している。このようなビューポート6f1は、レンズユニット6cから射出される発光素子6bの光を遮ることなく通過させる。
背面カバー6gは、ヒータ6d及びサーモスタット6eごと基板6aを背面側から覆う部材であり、ガスケット6hを介してベース部4に締結されている。このような背面カバー6gは、ガスケット6hと共に背面カバー6gの内部に外部液体が浸入することを防止している。ガスケット6hは、上述のように、正面カバー6fとベース部4との間、及び、背面カバー6gとベース部4との間に介挿されており、正面カバー6f及び背面カバー6gの内部への液体の浸入を防止している。
このような胴部ユニット6は、各々が、照射方向が水平方向となるように、レンズユニット6cの光軸を水平とした姿勢で支持されている。また、2つの胴部ユニット6は、空間Sを空けて鉛直方向に配列されている。このような空間Sにより、互いの胴部ユニット6からの熱量の伝達を抑止することができる。
胴部ケース7は、ベース部4に対して固定され、胴部ユニット6を覆うケースである。本実施形態においては、胴部ケース7として、胴部ユニット6の正面側を覆う正面側ケース7aと、胴部ユニット6の背面側を覆う背面側ケース7bとが設置されている。これらの胴部ケース7は、胴部ユニット6を保護している。
下端部ユニット8は、図3に示すように、基板8aと、発光素子8bと、レンズユニット8cと、ヒータ8dと、サーモスタット8eと、下面カバー8fと、ステー8gと、上面プレート8hと、ガスケット8iとを備えている。
基板8aは、発光素子8b、レンズユニット8c、ヒータ8d及びサーモスタット8eが実装される板部材であり、ステー8gを介して上面プレート8hに固定されている。発光素子8bは、基板8aの下側の面に実装されている。この発光素子8bは、発光ダイオード(LED)からなり、不図示の配線を介して給電されることにより発光する。
図6は、図3のC−C断面図である。この図に示すように、本実施形態においては、基板8aに対して、1つの発光素子8bが実装されている。レンズユニット6cは、図3に示すように、基板8aに固定されており、発光素子8bを覆うように発光素子8bの下面に配置されている。このレンズユニット8cは、発光素子8bから射出された光を下面側に向けて導光する。
ヒータ8dは、基板8aの上側の面に実装されている。このヒータ8dは、不図示の配線を介して給電されることにより発熱する。図6に示すように、本実施形態においては、基板8aに対して、1つのヒータ8dが実装されている。サーモスタット8eは、基板8aの上側の面に実装されている。このサーモスタット8eは、ヒータ8dの給電ラインに設置されており、給電ラインの通電状態を切り替えることにより、ヒータ8dへの通電状態を切り替える。なお、サーモスタット8eは、通電状態を、ヒータ8dに給電が行われる給電状態と、ヒータ8dに給電が行われない切断状態とに切り替える。なお、サーモスタット8eは、胴部ユニット6のサーモスタット6eと同様に、周囲の温度が発光素子8bの最も発光効率が高い温度に保たれるようにヒータ8dへの給電状態を切り替える。
下面カバー8fは、発光素子8b及びレンズユニット8cごと基板8aを下面側から覆う部材であり、ガスケット8iを介して下端部ケース9に締結されている。このような下面カバー8fは、ガスケット8iと共に下面カバー8fの内部にLNG等の外部液体が浸入することを防止している。また、下面カバー8fは、レンズユニット6cと対向する領域に、透明部材からなるビューポート8f1を有している。このようなビューポート8f1は、レンズユニット8cから射出される発光素子8bの光を遮ることなく通過させる。
ステー8gは、基板6aと上面プレート8hとの接続する部材であり、図6に示すように、発光素子8b及びレンズユニット8cを囲むように4つ設けられている。上面プレート8hは、略円板形状の部材であり、図3に示すようにベース部4の下部フランジ4bに締結される。ガスケット8iは、下面カバー8fを下端部ケース9との間に介挿されており、下端部ケース9の内部への液体の浸入を防止している。
このような下端部ユニット8は、上面プレート8hがベース部4の下部フランジ4bに締結されることにより、照射方向が鉛直方向下方となるように、レンズユニット8cの光軸を鉛直とした姿勢で支持されている。
下端部ケース9は、下端が開口端とされた略円筒形状とされており、ガスケット10を介してベース部4の下部フランジ4bに締結されている。この下端部ケース9は、下端部ユニット8を水平方向から囲っており、下端部ユニット8を保護している。
このような照明ユニット3は、旋回ユニット2を介して外部電源と電気的に接続されており、胴部ユニット6の発光素子6bから射出された光により正面方向(水平方向)を照らし、下端部ユニット8の発光素子8bから射出された光により下方を照らす。
図7は、照明ユニット3における接続関係を模式的に示す配線図である。この図に示すように、本実施形態の照明装置1においては、外部電源Dに対して、全ての発光素子6b及び発光素子8bが一本の給電ラインL1により直列接続されている。このように全ての発光素子6b及び発光素子8bを一本の給電ラインL1で接続することによって、並列接続する場合と比較して給電ラインの数を削減することができる。このため、例えば、コネクタ5のピン数を削減することができる。
一方、ヒータ6d及びヒータ8dは、胴部ユニット6及び下端部ユニット8ごとに、外部電源Dに対して並列接続されている。ここでは、一方の胴部ユニット6が備えるヒータ6dが分岐ラインL2を通じて外部電源Dと接続され、他方の胴部ユニット6が備えるヒータ6dが分岐ラインL3を通じて外部電源Dと接続され、下端部ユニット8が備えるヒータ8dが分岐ラインL4を通じて外部電源Dと接続されている。さらに、分岐ラインL2、分岐ラインL3及び分岐ラインL4の各々に対してサーモスタット(サーモスタット6e及びサーモスタット8e)が設置されている。ここでは、分岐ラインL2に一方の胴部ユニット6が備えるサーモスタット6eが設置され、分岐ラインL3に他方の胴部ユニット6が備えるサーモスタット6eが設置され、分岐ラインL4にサーモスタット8eが設置されている。このように、ヒータ及びサーモスタットを並列的に外部電源Dと接続することにより、ヒータ及びサーモスタットを、胴部ユニット6及び下端部ユニット8ごとに駆動することが可能となる。
このような構成の本実施形態の照明装置1は、LNGに浸漬可能とされており、ケーブルKに沿って配設される配線を通じて外部より給電される。このような照明装置1の照明ユニット3を旋回させる場合には、旋回ユニット2の回転軸部2bが回転され、回転軸部2bに連結された照明ユニと3が旋回される。このように照明ユニット3を旋回させることにより、LNGタンク内の広範囲を照らすことができる。
ここで、本実施形態の照明装置1では、サーモスタット6eは、周囲の温度が発光素子6bの最も発光効率が高い温度に保たれるようにヒータ6dへの給電状態を切り替える。このため、発光素子6bが最も効率が高い状態で発光される。このような発光素子6bから射出された光は、正面方向を照らすことから、本実施形態の照明装置1によれば、常に正面方向を明るく照らすことが可能となる。さらに、本実施形態の照明装置1では、サーモスタット8eは、周囲の温度が発光素子8bの最も発光効率が高い温度に保たれるようにヒータ8dへの給電状態を切り替える。このため、発光素子8bが最も効率が高い状態で発光される。このような発光素子8bから射出された光は、下方を照らすことから、本実施形態の照明装置1によれば、常に下方を明るく照らすことが可能となる。
以上のような本実施形態の照明装置1によれば、発光ダイオードからなる発光素子(発光素子6bあるいは発光素子8b)を備える光源ユニット(胴部ユニット6及び下端部ユニット8)を複数備え、胴部ユニット6及び下端部ユニット8ごとにヒータ(ヒータ6dあるいはヒータ8d)及びサーモスタット(サーモスタット6eあるいはサーモスタット8e)が設置されている。このため、胴部ユニット6及び下端部ユニット8ごとに温度に応じて通電状態を制御することができ、照明装置1の長手方向(すなわち鉛直方向)に温度ムラが生じることを防止することができると共に、各々の発光素子(発光素子6b及び発光素子8b)を発光効率の高くなる温度に適切に加温することが可能となる。
また、発光ダイオードは、照度が増加することによって発熱量も増加する。このため、発光素子6b及び発光素子8bは、一旦ヒータ6dあるいはヒータ8dによって加温されると、照度を増すことにより発熱量も増し、自らの熱量によって周囲を暖める。このため、一旦ヒータ6dあるいはヒータ8dによって加温した後は、ヒータ6d及びヒータ8dの発熱量を減らすことができ、極めて省電力で発光素子6b及び発光素子8bに適した温度を維持することができる。
また、本実施形態の照明装置1においては、胴部ユニット6は、発光素子6bが実装される基板6aを備えている。また、ヒータ6dが、基板6aの発光素子6bが実装された側と反対側の面に設置されている。このため、ヒータ6dを発光素子6bに近接させることができ、発光素子6bの全体を効率良く加温することができる。さらに、下端部ユニット8は、発光素子8bが実装される基板8aを備えている。また、ヒータ8dが、基板8aの発光素子8bが実装された側と反対側の面に設置されている。このため、ヒータ8dを発光素子8bに近接させることができ、発光素子8bの全体を効率良く加温することができる。
また、本実施形態の照明装置1においては、胴部ユニット6で、単一の基板6aに対して、複数のヒータ6dと、基板6aに設置された全てのヒータ6dへの通電状態を変更する単一のサーモスタット6eとが設置されている。このため、1つの胴部ユニット6における全てのヒータ6dへの給電状態を1つのサーモスタット6eで実現することができ、胴部ユニット6の装置構成を簡略化することができる。
また、本実施形態の照明装置1においては、胴部ユニット6同士の間に空間Sが形成されている。このため、一方の胴部ユニット6の熱量が他方の胴部ユニット6に伝達されることを抑止することができ、各々の胴部ユニット6に設置される発光素子6bをより適切な温度に保つことができる。
また、本実施形態の照明装置1においては、2つの胴部ユニット6の発光素子6bと、下端部ユニット8の発光素子8bとの全てが直列接続されている。このため、配線の本数を減少させることができ、照明装置1の小型化及び軽量化を実現することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、基板6aに対して、発光素子6bが実装される面と反対側の面にヒータ6dを設置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ヒータ6dを発光素子6bが設置されるのと同じ側の面に設置する構成を採用することもできる。また、同様に、下端部ユニット8のヒータ8dを基板8aの発光素子6bが実装される面に設置するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、単一の基板6aに対して、複数のヒータ6dと単一のサーモスタット6eとが設置される構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、単一の基板6aに対してヒータ6dを1つのみ設置する構成、あるいは、単一の基板6aに対してサーモスタット6eを複数設置する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、胴部ユニット6同士の間に空間Sを設ける構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、胴部ユニット6同士の間に断熱材を設置する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態における照明装置1に対して、撮像ユニットを取り付け、観察装置とすることも可能である。つまり、本発明は、照明装置のみならず、照明装置の機能を有する観察装置に適用することも可能である。
また、上記実施形態における照明装置1において、胴部ケース7や下端部ユニット8の内部に温度センサを設置し、この温度センサにより発光素子6bや発光素子8bの周囲環境の温度を測定するようにしても良い。また、この温度センサの出力値を用いて、照明装置1の内部における温度が異常値を示した場合には、照明装置1を緊急停止する構成を採用することも可能である。
1 照明装置
2 旋回ユニット
2a 胴部
2a1 接続部
2b 回転軸部
3 照明ユニット
4 ベース部
4a 上部フランジ
4b 下部フランジ
4c 開口
5 コネクタ
6 胴部ユニット
6a 基板
6b 発光素子
6c レンズユニット
6d ヒータ
6e サーモスタット
6f 正面カバー
6f1 ビューポート
6g 背面カバー
6h ガスケット
7 胴部ケース
7a 正面側ケース
7b 背面側ケース
8 下端部ユニット
8a 基板
8b 発光素子
8c レンズユニット
8d ヒータ
8e サーモスタット
8f 下面カバー
8f1 ビューポート
8g ステー
8h 上面プレート
8i ガスケット
9 下端部ケース
10 ガスケット
D 外部電源
K ケーブル
L 鉛直軸
L1 給電ライン
L2 分岐ライン
L3 分岐ライン
L4 分岐ライン
S 空間

Claims (5)

  1. 低温液化ガスに浸漬可能な照明装置であって、
    ベース部と、
    前記ベース部に設置された複数の光源ユニットとを備え、
    前記光源ユニットは、
    発光ダイオードからなる発光素子と、
    給電により発熱するヒータと、
    前記ヒータへの給電ラインに設置されると共に温度に応じて前記ヒータへの通電状態を変更するサーモスタットとを有する
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源ユニットは、前記発光素子が実装される基板を備え、
    前記ヒータは、前記発光素子が実装された側と反対側の面に設置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 単一の前記基板に対して、複数の前記ヒータと、当該基板に設置された全ての前記ヒータへの通電状態を変更する単一の前記サーモスタットとが設置されていることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 複数の前記光源ユニットが、互いに空間を空けて配列されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の照明装置。
  5. 異なる前記光源ユニットが備える前記発光素子同士が直列接続されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の照明装置。
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