JP2011086602A - 灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED灯において、大容量のLED集積灯具を提供する。
【解決手段】光を透過する外管2の内部に、LED灯3を1個以上複数個設けた一体化されたLED集積灯具1において、LED集積灯具1の一端には、外部電源と連通した通電端部5と、他端には非通電端部7を設け、過電流によるLED灯の破損を防止するため、LED集積灯具1、又は従来の蛍光灯取付具のいずれかに、過剰電流により回路を切断し、温度が下がると回路を復活接続する電流制限サーモスタット12、又は、過剰電流により回路を切断するヒューズ13、又はアイゼロ方式漏電遮断器14a、又はアイジーアール方式漏電遮断器14bを、設けることにより過熱を防止し、LED灯3を保護することを特徴とするLED集積灯具1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明等に用いる発光ダイオード灯(以下LED灯とよぶ)による灯具に関する。
従来より、照明等に用いる灯具は、白熱灯、蛍光灯、及びそれらの取付器具が供給されてきた。
特に近年、地球温暖化防止のため、消費電力の少ない灯具が望まれ、白熱灯は、蛍光灯に置き換えられてきている。更に、最近は、LED灯が開発され、小規模の照明に関しては、使用されてきているが、広い範囲の照明に関しては、光量が小さいため、十分な照明効果が得られず、大容量かつ安全なLED灯を多数集積したLED集積灯具の開発が望まれていた。
又、LED集積灯具の開発に関連して、蓄光体による利便性や、最近特に発達してきたリン酸チタニア系無光触媒(以下「無光触媒」という)の優れた消臭、抗菌、防かび、防汚染等の機能を付加した灯具が望まれていた。
また、従来の面積の広い照明は、蛍光灯が多用されており、それを取付ける器具も、広く使用されているため、LED集積灯具が、開発されても、それらの取付器具の交換を必要とするため、その交換には、多くの手間と、コストの掛かるものとなっていた。
本発明は、これらの問題を解消しようとするLED集積灯具を提供するものである。
合成樹脂製、又はガラス製の光を透過する外管の内部に、LED灯を1個以上複数個設けた一体化されたLED集積灯具において、
LED集積灯具の一端には、外部電源と連通した一対の通電ピンを設けた通電端部と、他端には通電を行わない非通電端部を設け、過電流によるLED灯の破損を防止するため、LED集積灯具、又は従来の蛍光灯取付具のいずれかに、
過剰電流による内部測定温度が所定の制限値を超えると回路を切断し、内部測定温度が、所定の設定値に温度低下したときに回路を復活接続する電流制限サーモスタット、
又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するヒューズ、
又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイゼロ(I0)方式漏電遮断器、
又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイジーアール(IGR)方式漏電遮断器を、設けることにより
過熱事故、漏電事故を防止することによりLED灯を保護することを特徴とするLED集積灯具を提供する。
前記外管の内側には、基板を保持する保持具が外管に対し回転自在に設けられ、該保持具の一部に設けられた回転用具を押し引きすることにより照射角度を調節できることを特徴とする請求項1記載のLED集積灯具を提供する。
前記外管の内側には、基板を保持する保持具が外管に対し回転自在に設けられ、該保持具の一部に金属、又は磁石等の磁性体が固定され、外管の外表面に、磁石棒を近接させ、相互の磁力により押し引きすることにより保持具を回転させ、照射角度を調節できることを特徴とする請求項1記載のLED集積灯具を提供する。
前記通電端部が接続された通電ソケットと、非通電ソケットは、ソケット本体部と、内筒部とにより構成され、固定されたソケット本体部に対し、内筒部を回転自在に構成することにより照射角度を調節できることを特徴とする請求項1記載のLED集積灯具を提供する。
前記通電端部が接続された通電ソケットのピン受け部は、通電ソケットのソケット本体部に対し着脱自在に構成され、可撓電線により通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来ることを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4記載のLED集積灯具を提供する。
前記通電端部が接続された通電ソケットのピン受け部は、通電ソケットのソケット本体部に対し旋回自在に構成され、通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来ることを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5記載のLED集積灯具を提供する。
LED集積灯具は、対象部位の明るさを計測する照度計と連結され、目的とする明るさに対し、照度の不足する分だけ電流または電圧を調整し、明るさを確保するコントローラーにより照度を調節し、省エネルギー機能を有することを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6記載のLED集積灯具を提供する。
前記通電端部は、従来の蛍光灯取付具の通電ソケットに変えて、少なくとも2個以上複数個のLED集積灯具を取付けられる複数口取付具が取付けられ、LED集積灯具を、並列、又は直列に連結したことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7記載のLED集積灯具を提供する。
LED灯が取付けられた基板は、平板状、又は曲面状、又は多角形状に、形成されうことにより照射範囲を広くすることを特徴とする請求項1、または請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8記載のLED集積灯具を提供する。
LED灯の端子は、金属製、又は導電性樹脂製の可撓性を有する可撓部材に接触して通電可能に構成したことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8、又は請求項9記載のLED集積灯具を提供する。
高輝度のアルミン酸ストロンチウム蓄光体を使用した蓄光外管100を設けた構造、及び/又は外管2の内周に蓄光フィルム101を配置し、張付、挿入、若しくは印刷、塗布等により設けた構造、及び/又は外管の外面に、蓄光フィルム102、102a、102bを外接配置し、張付、若しくは印刷、塗布等により設けた構造、及び/又は基板6の上面に蓄光体被膜103を配置し、張付、印刷、塗布等により基板6に固定した構造とすることにより、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8、又は請求項9、又は請求項10記載のLED集積灯具を提供する。
LED灯の表面、及び/又はLED集積灯具の表面、及び/又はLED集積灯具の取付具の表面に、リン酸チタニア系無光触媒を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8、又は請求項9、又は請求項10、又は請求項11記載のLED灯具を提供する。
(1)過剰電流による内部測定温度が所定の制限値を超えると回路を切断し、内部測定温度が、所定の設定値に温度低下したときに回路を復活接続する電流制限サーモスタット、又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するヒューズ、又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイゼロ(I0)方式漏電遮断器、又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイジーアール(IGR)方式漏電遮断器を、設けることにより、過熱事故、漏電事故を防止することによりLED灯を保護することが出来る。
(2)従来の蛍光灯取付具60を交換、又は改造することなく、LED灯に変更できるため、器具の改造工事を行うことなく容易に切り替えが出来る。
(3)保持具20の回転用具21のリング部21aを調整棒23で、押し引きすることにより照射角度を容易に調節できるように構成されている。
(4)回転用具21には、シール板24が取付けられ、塵埃や水等の侵入を防いでいる。
(5)保持具20の一部に、金属、又は磁石等の磁性体が、固定され、外管の外面付近に磁石棒を近づけ、それらの磁石の吸引力により照射角度を調節できるように構成されている。
(6)通電ソケット30と、非通電ソケット31は、ソケット本体部32と、内筒部33とにより構成され、固定されたソケット本体部32に対し、内筒部33は、可撓電線34により電気的に連結され、内筒部33を回転自在に構成することにより照射角度を調節できる。
(7)通電ソケット36のピン受け部37は、通電ソケットのソケット本体部38に対し着脱自在に構成され、作業時、LED集積灯具1を手で持って、保守箇所を照らすことが可能となるため、懐中電灯を持参することなく任意の位置を照射でき、実際の作業現場では、きわめて有効となる。
(8)ピン受け部40は、通電ソケット39のソケット本体部41に対し旋回自在に構成され、可撓電線34により通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来、近接する保守箇所を照射することが出来るため、懐中電灯を持参することなく任意の位置を照射でき、実際の作業現場では、きわめて有効となるためである。
(9)LED集積灯具1は、照度計45と連結され、目的とする明るさに対し、照度の不足する分だけ電流または電圧を調整し、明るさを確保するコントローラー46により、明るさが十分な場合は省エネルギーのため発光ダイオード3の照度を減らし、夜間等で、光量が不足した時は、その度合に応じた照度とすることが出来る。
(10)従来の蛍光灯取付具60の従来の通電ソケット61を取外し、二口の複数口取付具47により、二つのLED集積灯具1を並列、又は直列に連結され、一つの従来の蛍光灯取付具60に対し複数個のLED集積灯具1を取付けることが可能となる。
(11)三口取付具、四口取付具等の複数口取付具により、3灯以上のLED集積灯具1を並列、又は直列に取付けることが出来、実用上従来の蛍光灯取付具60を取り替えることなく、建物内の配線を改造することなく、通電ソケットの交換だけで光量を増加することが出来るきわめて工事費の安い構造を提供できる。
(12)LED灯3は、曲面基板、又は多角形基板に取付けることにより広範囲の照肘角度を得ることが出来る。
(13)LED灯3の端子3aは、金属製、又は導電性樹脂製の可撓性を有する可撓部材に接触して通電可能に構成されているため、基板にロー付け、又は溶接取付することなく取付けられ、きわめて能率的に取付け取外しが可能となるのである。この構成は、他の実施例にも適用できるものである。
(14)LED集積灯具1は、安定器を必要としないので小型の蛍光灯取付具とすることが出来るのである。
(15)高輝度のアルミン酸ストロンチウム蓄光体を使用した蓄光外管100を設けることにより、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めることができる。
(16)外管2の内周に蓄光フィルム101を配置し張付、挿入、若しくは印刷、塗布等により設けたことにより、外管2の交換をすることなくLED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めることができる。
(17)外管の外面に、蓄光フィルム102、102a、102bを外接配置し、張付、若しくは印刷、塗布等により設けた構造、基板6の上面に蓄光体被膜103を配置し、張付、印刷、塗布等により基板6に固定した構造とすることにより、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めることができる。
(18)基板6の上面に蓄光体被膜103を配置し、印刷、塗布、張付等により基板6に固定した構造とすることにより基板6を交換することなく、従来からの外管2の透明性を確保しながら効果が発揮でき、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めることができる。
(19)リン酸チタニア系無光触媒(以下「無光触媒」という)をLED灯の表面、LED集積灯具の表面、及び/又は、LED集積灯具の取付具の表面に、設けることにより、消臭、抗菌、防かび、防汚染等の環境改善機能を発揮するものである。
(20)特に、LED灯の点灯時には、熱を発生するので、空気中に、対流が発生し、この拡散効果により、前述の環境改善効果を、大幅に付与できる画期的な灯具を開発することができた。
実施例1の照明用灯具の全体断面図である。 実施例2の回転式の照明用灯具の全体断面図である。 実施例2の断面A−Aを示す断面図である。 実施例2の通電端部の分解斜視図である。 実施例2の非通電端部の分解斜視図である。 実施例3の磁石回転式の照明用灯具の全体断面図である。 実施例3の断面B−Bを示す断面図である。 実施例3の通電端部の分解斜視図である。 実施例4の回転式の照明用灯具の全体断面図である。 実施例4のC−C断面図である。 実施例5の着脱式の照明用灯具の全体断面図である。 実施例6の旋回式の照明用灯具の全体断面図である。 実施例7の照度コントロール式の灯具の全体断面図である。 実施例8の取外し作業を示す斜視図である。 実施例8の取付作業を示す斜視図である。 実施例9の曲面基板25を示す断面図である。 実施例10及び実施例11を示す断面図である。 実施例12の蓄光外管を用いた照明用灯具の全体断面図である。 図18の長手方向に直角な断面図である。 図18の一部を切り欠いた全体斜視図である。 実施例12の蓄光フィルムを用いた照明用灯具の全体断面図である。 図21の長手方向に直角な断面図である。 図21の一部を切り欠いた全体斜視図である。 実施例12の蓄光フィルムを用いた照明用灯具の全体断面図である。 図24の長手方向に直角な断面図である。 図24の一部を切り欠いた全体斜視図である。 実施例12の蓄光体被膜を用いた照明用灯具の全体断面図である。 図27の長手方向に直角な断面図である。 図27の一部を切り欠いた全体斜視図である。 実施例13の断面図である。 図30のD−D断面図である。 図30の一部を切り欠いた斜視図である。 実施例13の無光触媒層110を透光部を含めて設けた断面図である。 放熱板を設けた実施例13の断面図である。 放熱板を設けた実施例13の一部を切り欠いた斜視図である。 ダウンライト型LED灯具の全体斜視図である。
本発明は、発明の効果に前述した如く、LED灯を、過熱より保護し長寿命を達成すると共に、広範囲の照射を可能にした画期的な照明用灯具を提供するものである。
なお、本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1の全体断面図である。
LED集積灯具1は、合成樹脂製、又はガラス製の光を透過する外管2の内部に、LED灯3を1個以上複数個設けた一体化されている。
LED集積灯具1の一端には、従来の蛍光灯取付具60の通電ソケット61に挿し込まれ、電源62と連通した一対の通電ピン4を設けた通電端部5と、他端には通電を行わない非通電端部7を設け、過電流によるLED灯3の破損を防止するため、LED集積灯具1、又は従来の蛍光灯取付具60のいずれかに、過剰電流による内部測定温度が所定の制限値を超えると回路を切断し、内部測定温度が、所定の設定値に温度低下したときに回路を復活接続する電流制限サーモスタット12を設ける。この構成によると、制限値で、消灯されるが、温度低下すると自動的に再復帰し再点灯することが出来、その都度、交換作業等が不必要であり、メンテナンス作業を軽減できるのである。
又はLED集積灯具1、又は従来の蛍光灯取付具60のいずれかに、過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するヒューズ13を設ける。この場合の復旧は、ヒューズ13の交換作業が必要である。
又はLED集積灯具1、又は従来の蛍光灯取付具60のいずれかに、過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイゼロ(I0)方式漏電遮断器14aを設ける。
又はLED集積灯具1、又は従来の蛍光灯取付具60のいずれかに、過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイジーアール(IGR)方式漏電遮断器14bを設ける。
現在は、アイゼロ(I0)方式漏電遮断器14aが、通常使用されており、それを適用することが出来る。
しかるに、アイゼロ(I0)方式漏電遮断器14aは、静電容量(C成分)と、真の漏電値である(R成分)の両方のベクトル和を検出するため、正しい漏電値を必ずしも検知しているとは言えない。
それに対し、最近開発されたアイジーアール(IGR)方式漏電遮断器14bは、C成分を除き、真の漏電値であるR成分だけを検知できるので、きわめて安全な漏電遮断器であり、本発明のLED集積灯具1にきわめて適している。
この場合の復旧は、アイゼロ(I0)方式漏電遮断器14a、又は、アイジーアール(IGR)方式漏電遮断器14bを再復帰させればよい。
これらの機能により、過熱事故、漏電事故を防止することによりLED灯3を保護することを特徴とするLED集積灯具1を提供する。
又、それらの制限値、又は設定値は、過剰電流による内部測定温度が75℃以上〜160℃未満で回路を切断し、内部測定温度が、85℃以下〜75℃未満に温度低下した時に回路を復活接続する電流制限サーモスタット12を設ける。
これは内部測定温度が75℃以上〜160℃未満の制限値になるとLED灯3が、切れる確率が高くなるためである。
次に、放熱により温度が下がってきて内部測定温度が、85℃以下〜75℃未満に温度低下した時に回路を復活接続する電流制限サーモスタット12を設けている。これは85℃以下〜75℃未満に温度低下した時は、LED灯3が、切れる確率、又は寿命低下がきわめて低くなるためである。
又は電流値が、0.1アンペア以上〜1.0アンペア未満の制限電流で回路を切断するヒューズ13を設ける。
又は電流値が、0.1アンペア以上〜1.0アンペア未満の制限電流で回路を切断するアイゼロ(I0)方式漏電遮断器14aを設ける。
又は電流値が、0.001アンペア以上〜0.8アンペア未満の制限電流で回路を切断するアイジーアール(IGR)方式漏電遮断器14bを、設けることにより、過熱事故、漏電事故を防止することによりLED灯を保護している。
LED灯3は、基板6に取付けられ通電ピン4を介して夫々、直列又は並列に接続されている。
他端の非通電端部7には取付ピン8を設け、従来の蛍光灯取付具60の通電ソケット61に挿し込まれるよう構成されるが通電はされない。
回路の一部には、AC/DC変換器10、および電圧コントローラ−11が設けられ、それらを介してLED灯には最適な電圧と電流のDC電流が供給されている。
このように構成することにより、従来の蛍光灯取付具60を交換、又は改造することなく、LED集積灯具1に変更できるため、器具の改造工事を行うことなく容易に切り替えが出来る。
又、図1に示すように、従来の蛍光灯取付具60には、安定器63が取付けてあるが、LED灯3を有するLED集積灯具1は、安定器を必要としないので上下方向を小さくした小型の蛍光灯取付具とすることが出来るのである。
図2に実施例2の回転式の全体断面図、図3は、そのA−A断面図を示す。
実施例2においては、外管2の内側には、保持具20が外管2に対し回転自在に設けられている。
LED灯3等を取付けた基板6は、該保持具20の一部に設けられた爪部20aにより保持されている。
又、保持具20の一部には、回転用具21が設けられ、外管2に設けられた開口窓22を貫通しており、回転用具21のリング部21aを調整棒23により押し引きすることにより照射角度を調節できるように構成されている。回転用具21には、シール板24が取付けられ、塵埃や水等の侵入を防いでいる。
図4は、実施例2の通電端部5を取外した状態を示す分解斜視図である。
外管2に対し、通電端部5は、接着、又は嵌合等の手段で強固に取り付けられる。
図5は、実施例2の非通電端部7を取外した状態を示す分解斜視図である。
外管2に対し、非通電端部7も、接着、又は嵌合等の手段で強固に取り付けられる。
図6に実施例3の磁石回転式の全体断面図、図7はそのB−B断面図を示す。
実施例3においては、前記外管2の内側には、保持具20が外管2に対し回転自在に設けられている。
LED灯3等を取付けた基板6は、該保持具20の一部に設けられた爪部20aにより保持されている。該保持具20の一部には、金属、又は磁石等の磁性体25が設けられ、外管2に開口窓を設けることなく外管2の外表面に、磁石棒26を近接させ、相互の磁力により押し引きすることにより保持具20を回転させ、照射角度を調節できる。
図8は、実施例3の通電端部5を取外した状態を示す分解斜視図である。
外管2に対し、通電端部5は、接着、又は嵌合等の手段で強固に取り付けられる。
外管2に対し、非通電端部7も、接着、又は嵌合等の手段で強固に取り付けられる。
図9に実施例4の全体断面図を示し、図10に図9のC−C断面図を示す。
前記通電端部5が接続された通電ソケット30と、非通電ソケット31は、ソケット本体部32と、内筒部33とにより構成され、固定されたソケット本体部32に対し、内筒部33は、可撓電線34により電気的に連結され、内筒部33を回転自在に構成することにより照射角度を調節できることを特徴とするLED集積灯具を提供する。
ソケット本体部32と、内筒部33は、任意の角度に角度調節後、子ネジ等35で固定してもよい。
図11に実施例5の全体断面図を示す。
前記通電端部5が接続された通電ソケット36のピン受け部37は、通電ソケットのソケット本体部38に対し着脱自在に構成され、可撓電線34により通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来ることを特徴とするLED集積灯具1を提供する。このように構成することにより、作業時、LED集積灯具1を手で持って、保守点検箇所を照らすことが可能となるため、懐中電灯を持参することなく任意の位置を照射でき、実際の作業現場では、きわめて有効となるためである。
図12に実施例6の全体断面図を示す。
前記通電端部5が接続された通電ソケット39のピン受け部40は、通電ソケット39のソケット本体部41に対し旋回自在に構成され、ピン受け部40は、ソケット本体部41と通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来ることを特徴とするLED集積灯具1を提供する。非通電端部の取付ピン8を抜き、ピン受け部40を、ソケット本体部41に対し旋回させることにより、実施例5と同様に、近接する保守点検箇所を照射することが出来るため、懐中電灯を持参することなく任意の位置を照射でき、実際の作業現場では、きわめて有効となるためである。
次に図13に実施例7の全体断面図を示す。
合成樹脂製、又はガラス製の光を透過する外管2の内部に、LED灯3を1個以上複数個設けた一体化されたLED集積灯具において、
LED集積灯具1は、対象部位の明るさを計測する照度計45と連結され、目的とする明るさに対し、照度の不足する分だけ電流または電圧を調整し、明るさを確保するコントローラー46が設けられている。
照明範囲の明るさが十分な場合は省エネルギーのため発光ダイオード3の照度を減らし、夜間等で、光量が不足した時は、その度合に応じた照度とすることが出来る。
この機能により省エネルギーを極めて効率的にできる画期的システムを提供することが出来る。
図14と図15に本実施例の分解斜視図を示す。
図14においては、従来の蛍光灯取付具60の従来の通電ソケット61を取外し、図15に示す如く、二口の複数口取付具47の下部挿込み部47aを従来の蛍光灯取付具60に取付け、更に二つの夫々の通電ソケット48をその上部挿込み部47bに挿込み、二つのLED集積灯具1を並列、又は直列に、連結するように構成されている。この構成においては、一つの従来の蛍光灯取付具60に対し二つのLED集積灯具1を取付けることが可能となる。
通常、LED灯3を有するLED集積灯具1は、従来の蛍光灯に対し、同一光量で1/3〜1/4の消費電力で良いため、建物の受電容量に対し十分な余裕が取れるため灯数を増加することが可能となる。
図14と図15は、2灯の例を示しているが三口取付具、四口取付具等の複数口取付具47により、3灯以上のLED集積灯具1を並列、又は直列に取付けることが出来、実用上従来の蛍光灯取付具60を取り替えることなく、建物内の配線を改造することなく、通電ソケットの交換だけで光量を増加することが出来るきわめて工事費の安い構造を提供するものである。
図16に実施例9の断面詳細図を示す。
本実施例においては、LED灯3は、曲面基板50に取付けられている。曲面基板50は、保持具51の爪部51aにより保持され、前述の回転式、その他の実施例と同様に照射角度を調節できるように構成されている。
曲面基板50の形態とすることにより広範囲の照射角度を得ることが出来、照射範囲を拡大することが出来る。
図17に実施例10の断面詳細図を示す。
本実施例においては、LED灯33は、多角形基板52に取付けられている。多角形基板52は、保持具53により保持され、前述の回転式、その他の実施例と同様に照射角度を調節できるように構成されており、多角形基板52の形態とすることにより広範囲の照射角度を得ることが出来、照射範囲を拡大することが出来る。
加えて、図17には、請求項11に記載するように、LED灯3の端子3aは、金属製、又は導電性樹脂製の可撓性を有する可撓部材54に接触して通電可能に構成されている。金属製の可撓部材54の場合は、金属片の弾性により両面から挟まれて固定され、導通状態を構成する。
又、最近、きわめて発達してきている導電性樹脂製の可撓部材54では、可撓性を有する導電性樹脂材を充填したり、又、接着剤のように端子3aに塗布、又は吹付けることにより固定され、導通状態を構成することが出来る。
これらの構成では、発光ダイオード3の端子3aは、基板にロー付け、又は溶接取付することなく取付けられるので、きわめて能率的に取付け取外しが可能となるのである。
この構成は、他の実施例1〜10にも適用できるものである。
本実施例12は、最近極めて発達してきた蓄光体を活用することにより、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めたものである。
蓄光体は、最近発達してきた高輝度のアルミン酸ストロンチウム蓄光体等を使用する。これは、従来からの硫化亜鉛系蓄光体は、発光が暗い、発光時間が短いといった欠点があったのに対し、その100倍近い蓄光を発揮し、暗闇では8時間以上の持続性を持ち、屋外でも使用可能である。
化学組成が、アルミン酸ストロンチウム+ユウロビウム+ジスプロシウム等で構成される。暗闇で発光、次第に暗くなってくる性質をもっているが、励起すると再び光り出し、光の照射→発光→光の照射→発光を何回でも半永久的に繰り返すことができる。放射性物質を含まない安全で、環境に考慮された物質である。その製作は、JISZ9107に準拠し製作されている。
その1例として能登プロワークス株式会社(登録商標)製の商品名「ライティブコート」(登録商標)等が、その適合例である。
図18、図19、図20に示す実施例は、外管2の内部に蓄光体を練りこんで、透明性又は半透明性を確保しながら蓄光作用を発揮する蓄光外管100を構成するものである。
図18は、その全体断面図であり、図19は長手方向に直角な断面図であり、図20は一部を切り欠いた全体斜視図である。
このように構成することにより、蓄光外管100が、LED灯3の照射を受け発光し、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内等における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めたものである。
又、別の実施形態としては、図21、図22、図23に示すように外管2の内周に蓄光フィルム101を配置し、張付、挿入、若しくは印刷、塗布等により設けた構造とすることにより、透明性又は半透明性を有する蓄光フィルム101により蓄光作用を発揮するものである。
図21は、その全体断面図であり、図22は長手方向に直角な断面図であり、図23は一部を切り欠いた全体斜視図である。この実施例の特徴は、従来からの外管2を交換することなく効果が発揮できることである。
又、別の実施形態としては、図24、図25、図26に示すように外管2の外面に、蓄光フィルム102、102a、102bを外接配置し、張付、若しくは印刷、塗布等により設けた構造とすることにより、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めることができる。蓄光フィルム102の形態は、図24、図25に示す如く、外管2の外面の一部に、該蓄光フィルム102を外接配置したものである。
又、図26に示す蓄光フィルム102a、102bは、透明フィルム104を外接配置し、その一部に、蓄光フィルム102a、102bを設けたものである。
特に蓄光フィルム102aは、LED集積灯具1の長手方向の避難方向を矢印等で示すものであり、又、蓄光フィルム102bは、LED集積灯具1の長手方向に対し直角方向の避難方向を矢印等で示すものである。
又、別の実施形態としては、図27、図28、図29に示すように、基板6の上面に蓄光体被膜103を配置し、印刷、塗布、張付等により基板6に固定した構造とすることにより、LED灯3の照射を受け発光し、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことにより室内等における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めたものである。
図27は、その全体断面図であり、図28は長手方向に直角な断面図であり、図29は一部を切り欠いた全体斜視図である。この実施例の特徴は、基板6を交換することなく、その表面に蓄光体被膜103を配置することにより、従来からの外管2の透明性を確保しながら効果が発揮できることである。
本実施例13は、最近極めて発達してきたものに、リン酸チタニア系無光触媒がある。これは、光触媒酸化チタン開発により、それをリン酸と反応させたもので、光を全く必要とせず、暗所においても、消臭、抗菌、防かび、防曇、防汚染等の環境改善機能を発揮するものである。また、帯電防止効果も有している。
リン酸チタニアの空間触媒効果は、空気中に含まれる酸素や、水分と反応を起こし、活性酸素と呼ばれる・OH(水酸化ラジカル)、O−(スーパーオキサンドアニオン)を生成する。この活性酸素は、強力な酸化力があり、汚れ、臭い、細菌の元となる有機物を分解する。
そのためリン酸チタニア系無光触媒は、ホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化合物)、硫化水素、アセトアルデヒド等の分解効果により、シックハウス対策やシックスクール対策、室内空気の清浄化、又は防汚対策等の目的で、建築の壁面や、天井面、家具等に適用することが発表され、一部実用に供されてきた。しかるに、これらの効果を更に広い範囲に拡張し、効果を高める方法が期待されてきた。
本発明は、その効果を大きく高めるため、灯具及び/又は灯具取付具に、無光触媒を適用することが極めて望ましい相乗効果を発揮することを発見した。
蛍光灯やLED灯等の灯具、及び/又は灯具取付具は、点灯時には、熱を発生するので、空気中に、活発な対流が発生し、この拡散効果により、前述の環境改善効果を、効果的に付与できる画期的な灯具を開発することができた。
但し、通常の蛍光灯においては、蛍光管、及び反射板は、短時間の点灯でも、発熱が多いため高温となり、通常の蛍光管、及び反射板にリン酸チタニア系無光触媒を塗布するとその高温のため水分が減少するため、高温では、効果が減少してしまったり、寿命が短くなったり、熱変化で変質する可能性がある等の欠点を有していた。
それに対し、本発明は、高温になることが無く、適度の発熱があるLED灯や、LED集積灯具、及び/又は、それらの取付具に、リン酸チタニア系無光触媒(以下「無光触媒」という)を適用することで、上記欠点のない最適な構成を達成したものである。
本実施例の構成を図面に従って説明する。
図30は、本実施例の1例を示す全体断面図である。
図31は、図30のD−D断面図である。
図32は、図30の灯具の一部を切り欠いた断面斜視図である。
灯具取付具60には、通常、反射板60aが設けられている。
LED集積灯具1を点灯すると、基板6や、外筒2に、点灯抵抗による熱が発生する。外筒2の外表面には、無光触媒層110が塗布、スプレー、接着等の方法により設けられている。図31では、光の透過しない上部に無光触媒層110を設けたものである。
加えて、反射板60aの表面にも無光触媒層110を設けることができる。
図32は灯具に設けられた無光触媒層110を示す一部を切り欠いた断面斜視図である。
また、無光触媒は透明であるため、図33は、無光触媒層110をLED集積灯具1の、光を透過する透光部を含めて設けられたもので、無光触媒層110は、光を透過するように構成されている。
図34に示すLED集積灯具1は、上部部分を、通常「ヒートシンク」と呼ばれる金属性等の放熱板111で構成した形態を示す。この放熱板には通常LED集積灯具1の内部の発生熱を外気に放出する通気口111aが、設けられている。
前記放熱板111の外側には、同様に無光触媒層110が塗布、スプレー、接着等の方法により設けられている。
図35は、図34のLED集積灯具1に設けられた無光触媒層110を示す一部を切り欠いた断面斜視図である。
図36は、ダウンライト型LED灯具112に適用したものである。ダウンライト型LED灯具112の外周には、放熱板113が設けられている。
ダウンライト型LED灯具112は、通常天井や、壁等に設けられたダウンライト取付具114が設けられている。
本実施例においては、放熱板113の表面、及び/又はダウンライト取付具114の表面、及び/又は、LED灯3の表面に、無光触媒層110が設けられている。
実施例13の灯具においては、一定時間の点灯により、LED集積灯具1又は、ダウンライト型LED灯具112が発熱すると、その周辺に熱による対流が発生することにより無光触媒の効果を広い範囲で発揮することができ、その環境の改善に大幅な効果を発揮することができる複合効果のあるLED灯具を提供することができた。
加えて、無光触媒の効果は、非点灯時も、持続して効果を発揮できる機能を有している。
本実施例の例示としてLED集積灯具1又は、ダウンライト型LED灯具112を示したが、別の形態のLED灯具に適用することも含むものである。
また、前述の実施例には、灯具、及び/又は灯具取付具の各部の表面全体でなく、それらの一部だけに、設けることを含むものである。
本発明の活用例としては、以上説明したように、LED集積灯具による省電力効果は、極めて大きく、更に、最近重要視されている無光触媒による環境改善効果も加え、現代の地球的課題である温暖化防止に大きく寄与できると共に、新商品による産業の発展にも貢献できるきわめて実用的な発明である。
1 LED集積灯具
2 外管
3 LED灯
3a 端子
4 通電ピン
5 通電端部
6 基板
7 非通電端部
8 取付ピン
10 AC/DC変換器
11 電圧コントローラー
12 電流制限サーモスタット
13 ヒューズ
14a アイゼロ(I0)方式漏電遮断器
14b アイジーアール(IGR)方式漏電遮断器
20 保持具
20a 爪部
21 回転用具
21a リング部
22 開口窓
23 調整棒
24 シール板
25 永久磁石
26 磁石棒
30 通電ソケット
31 非通電ソケット
32 ソケット本体部
33 内筒部
34 可撓電線
35 子ネジ等
36 通電ソケット
37 ピン受け部
38 ソケット本体部
39 通電ソケット
40 ピン受け部
41 ソケット本体部
45 照度計
46 コントローラー
47 複数口取付具
47a 下部挿込み部
47b 上部挿込み部
50 曲面基板
51 保持具
51a 爪部
52 多角形基板
53 保持具
54 可撓部材
60 蛍光灯取付具
60a 反射板
61 通電ソケット
62 電源
63 安定器
100 蓄光外管
101 蓄光フィルム
102、102a、102b 蓄光フィルム
103 蓄光体被膜
104 透明フィルム灯具
110 無光触媒層
111 放熱板
111a 通気口
112 ダウンライト型LED灯具
113 放熱板
114 ダウンライト取付具

Claims (12)

  1. 合成樹脂製、又はガラス製の光を透過する外管の内部に、LED灯を1個以上複数個設けた一体化されたLED集積灯具において、
    LED集積灯具の一端には、外部電源と連通した一対の通電ピンを設けた通電端部と、他端には通電を行わない非通電端部を設け、過電流によるLED灯の破損を防止するため、LED集積灯具、又は従来の蛍光灯取付具のいずれかに、
    過剰電流による内部測定温度が所定の制限値を超えると回路を切断し、内部測定温度が、所定の設定値に温度低下したときに回路を復活接続する電流制限サーモスタット、
    又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するヒューズ、
    又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイゼロ(I0)方式漏電遮断器、
    又は過剰電流が、所定の制限値を超えると回路を切断するアイジーアール(IGR)方式漏電遮断器を、設けることにより
    過熱事故、漏電事故を防止することによりLED灯を保護することを特徴とするLED集積灯具。
  2. 前記外管の内側には、基板を保持する保持具が外管に対し回転自在に設けられ、該保持具の一部に設けられた回転用具を押し引きすることにより照射角度を調節できることを特徴とする請求項1記載のLED集積灯具。
  3. 前記外管の内側には、基板を保持する保持具が外管に対し回転自在に設けられ、該保持具の一部に金属、又は磁石等の磁性体が固定され、外管の外表面に、磁石棒を近接させ、相互の磁力により押し引きすることにより保持具を回転させ、照射角度を調節できることを特徴とする請求項1記載のLED集積灯具。
  4. 前記通電端部が接続された通電ソケットと、非通電ソケットは、ソケット本体部と、内筒部とにより構成され、固定されたソケット本体部に対し、内筒部を回転自在に構成することにより照射角度を調節できることを特徴とする請求項1記載のLED集積灯具。
  5. 前記通電端部が接続された通電ソケットのピン受け部は、通電ソケットのソケット本体部に対し着脱自在に構成され、可撓電線により通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来ることを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4記載のLED集積灯具。
  6. 前記通電端部が接続された通電ソケットのピン受け部は、通電ソケットのソケット本体部に対し旋回自在に構成され、通電状態を維持したまま、照射位置を変えることが出来ることを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5記載のLED集積灯具。
  7. LED集積灯具は、対象部位の明るさを計測する照度計と連結され、目的とする明るさに対し、照度の不足する分だけ電流または電圧を調整し、明るさを確保するコントローラーにより照度を調節し、省エネルギー機能を有することを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6記載のLED集積灯具。
  8. 前記通電端部は、従来の蛍光灯取付具の通電ソケットに変えて、少なくとも2個以上複数個のLED集積灯具を取付けられる複数口取付具が取付けられ、LED集積灯具を、並列、又は直列に連結したことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7記載のLED集積灯具。
  9. LED灯が取付けられた基板は、平板状、又は曲面状、又は多角形状に、形成されることにより照射範囲を広くすることを特徴とする請求項1、または請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8記載のLED集積灯具。
  10. LED灯の端子は、金属製、又は導電性樹脂製の可撓性を有する可撓部材に接触して通電可能に構成したことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8、又は請求項9記載のLED集積灯具。
  11. 高輝度のアルミン酸ストロンチウム蓄光体を使用した蓄光外管100を設けた構造、及び/又は外管2の内周に蓄光フィルム101を配置し、張付、挿入、若しくは印刷、塗布等により設けた構造、及び/又は外管の外面に、蓄光フィルム102、102a、102bを外接配置し、張付、若しくは印刷、塗布等により設けた構造、及び/又は基板6の上面に蓄光体被膜103を配置し、張付、印刷、塗布等により基板6に固定した構造とすることにより、LED灯の消燈時、又は減光時に、明るさを補うことより室内における非常時の非常灯、及び/又は避難誘導灯としての利便性を高めたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8、又は請求項9、又は請求項10記載のLED集積灯具。
  12. LED灯の表面、及び/又はLED集積灯具の表面、及び/又はLED集積灯具の取付具の表面に、リン酸チタニア系無光触媒を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項7、又は請求項8、又は請求項9、又は請求項10、又は請求項11記載のLED集積灯具。
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