JP6584084B2 - 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、表示部の形状を湾曲させることが可能な表示制御装置の表示制御技術に関する。
表示対象の一部をディスプレイの所定の表示領域に表示し、スクロールを行うことで表示対象の他の部分を表示させる(すなわち、表示対象のうちの表示範囲を変更する)ことが一般的に行われている。ディスプレイを備えた機器の一例として、スマートフォンが挙げられるが、その形状はディスプレイを中心とした長方形の板状であるのが一般的であり、その形状を変形させることは出来ない。これに対して、近年、自在に曲げることの可能なディスプレイ技術が開発されている(特許文献1参照)。この技術を応用した、板状からロール状(または筒状)に変形可能とする情報機器の登場が考えられる。そのような機器では、板状のまま手に持った状態で使用することも可能であるし、ロール状にして腕時計のように手首に巻きつけて使用することも可能である。
特開2012−238005号公報
しかしながら、板状で使用することを前提とした機器をロール状にして手首に巻きつけて使用する場合、以下のような問題がある。
情報機器のディスプレイにメニュー表示がされている場合、図4(a)のように、情報機器が板状のときにはメニュー表示全体を見渡すことが出来る。一方、図4(b)のように、情報機器をロール状にして手首に巻き付けた状態では、画面の上下端が視線に対して平行になってしまい、メニュー表示全体を見渡すことが出来ない。また、手首をひねることにより画面の上下端を見ようとしても、方向によっては手首をひねりづらい。このような状態では、ユーザーは画面の上下端に位置するメニュー項目を視認することが困難となる。
そこで、本発明は、情報機器をロール状にした状態でも、ユーザーが表示対象の端の部分を容易に視認することができる表示制御技術の提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、形状を湾曲させることが可能な表示手段のうち所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力手段と、前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記表示対象における前記第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置に表示されているときに、前記第1の方向と逆方向の第2の方向への前記スクロール操作があってもスクロールを行わないように制御し、前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置よりも前記第2の方向に位置する第2の位置よりも前記第2の方向にスクロールしないように、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを行うように制御することを特徴とする。
本発明によれば、情報機器をロール状にした状態でも、ユーザーが表示対象の端の部分を容易に視認することができる。
本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置の一例である情報機器の概略構成を示すブロック図である。 図1の情報機器におけるディスプレイの概略構造を示す図である。 図1の情報機器の変形前後の状態を示す図であり、(a)通常状態(ストレート状態)、(b)変形後のロール状態を示す。 情報機器のディスプレイにメニュー項目の画像を表示している状態を示す図であり、(a)通常状態時、(b)ロール状態時である。 (a)〜(c)情報機器がストレート状態のときに画面下方向にスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図、(d)〜(f)情報機器がロール状態のときに画面下方向にスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図である。 (a)〜(c)情報機器がストレート状態のときに画面上方向にスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図、(d)〜(f)情報機器がロール状態のときに画面上方向にスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図である。 第1の実施形態における情報機器のスクロール時の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態における情報機器のスクロール時の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 (a)〜(c)情報機器がストレート状態のときに画面下方向にスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図、(d)〜(f)情報機器がロール状態のときに画面下方向にスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図である。 (a)〜(c)情報機器がストレート状態のときに画面上方向にスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図、(d)〜(f)情報機器がロール状態のときに画面上方向にスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図である。 第3の実施形態における情報機器のスクロール時の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 (a)従来の情報機器がロール状態のときのスクロール時のディスプレイ表示例を示す図、(b)本発明の情報機器がロール状態のときのスクロール時のディスプレイの表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置の一例である情報機器の概略構成を示すブロック図である。
図1において、情報機器100は、表示部を有する板状の筐体をロール状(または筒状)に変形させて腕時計のように手首に巻き付けることが可能な携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの情報機器である。
情報機器100は、CPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、フレキシブルディスプレイ(以下、単に「ディスプレイ」とする)105、操作部106、記録媒体I/F107、外部I/F109、および通信I/F110を備える。これら各部は、筐体の変形に対応しており、内部バス150を介してにデータのやりとりを行うことができる。
メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。CPU101は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、情報機器100の各部を制御する。不揮発性メモリ103は、例えばEEPROMなどで構成され、画像データや音声データ等を含む各種データ、CPU101が動作するための各種プログラムなどを格納する。
画像処理部104は、CPU101の制御に基づいて、画像データに対して各種画像処理を施す。画像処理の対象となる画像データは、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、外部I/F109を介して取得した映像信号、通信I/F110を介して取得した画像データ、撮像部112で撮像された画像データなどがある。また、画像処理部104が行う各種画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は、特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成してもよい。また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、一般的な画像を表示可能なほか、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示可能である。CPU101は、プログラムに従って表示制御信号を生成し、当該表示制御信号に基づいてディスプレイ105に表示するための映像信号を生成してディスプレイ105に出力するように情報機器100の各部を制御する。ディスプレイ105は、出力された映像信号に基づいて映像を表示する。
ディスプレイ105は、曲率検知センサー130とタッチパネル120に一体的に構成されている。曲率検知センサー130は、ディスプレイ105と一体に構成されており、その曲がり度合いによって内部電極間の抵抗値を変化させる性質を持つ、曲げ検知センサーである。タッチパネル120は、ディスプレイ105に重ね合わせて平面的に構成され、接触された位置に応じた座標情報を出力する。タッチパネル120は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれかの方式のものを用いてもよい。
操作部106は、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、タッチパネル120といったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサ、タッチパッドなどを含む、ユーザー操作を受け付けるための入力デバイスである。
記憶媒体I/F107は、CPU101の制御に基づき、メモリーカード等の記録媒体108からのデータの読み出しや、記録媒体108に対するデータの書き込みを行うためのインターフェースである。外部I/F109は、不図示の外部機器と有線または無線で接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、不図示の外部機器やインターネット111などと通信(電話通信を含む)して、各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
タッチパネル120への以下の操作あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離した(こと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
上記操作あるいは状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてCPU101に通知され、CPU101は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
また、タッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。
また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。
タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
図2は、図1の情報機器100におけるディスプレイ105の概略構造を示す図である。
ディスプレイ105は、タッチパネル120、有機ELによる表示部202、曲率検知センサー130、ディスプレイ105全体を支えるためのバックパネル204とで構成される。
曲率検知センサー130は、上端と下端に電極を有し、ディスプレイ105の曲がり度合いによって電極間の抵抗値を変化させる性質を持つ。曲率検知センサー130の上端の電極は、不図示の抵抗を介して電源(不図示)に接続されており、その接合部はCPU101のADコンバータ(不図示)にも接続されている。曲率検知センサー130の下端の電極はGNDに接続されている。これにより、曲率検知センサー130内の抵抗値の変化に応じて、CPU101のADコンバータに入力される電圧が変化する。そして、CPU101は、ADコンバータに入力された電圧をAD変換した値を参照することで、曲率検知センサー130がどの程度曲がった状態であるかを検知することができる。なお、本実施形態では、曲率検知センサー130の曲がり度合いに応じて電極間の抵抗値が増加し、CPU101のADコンバータに入力される電圧が高くなるものとする。
図3(a)および図3(b)は、図1の情報機器100の変形前後の状態を示す図である。
情報機器100は、通常、図3(a)に示すように、筐体が長方形の板状をしている(以下、図3(a)の状態を「ストレート状態」と呼ぶ)。また、情報機器100は、図3(b)に示すように、筐体を丸めることによりロール状に変形させることができる(以下、図3(b)の状態を「ロール状態」と呼ぶ)。ロール状態では、ユーザーは情報機器100を腕時計のように手首に巻きつけて使用することができる。
このように、曲率検知センサー130と一体的に構成されたディスプレイ105の湾曲度合いに応じて、当該ディスプレイ105を備える情報機器100がストレート状態であるか、ロール状態であるかをCPU101が判定する。すなわち、CPU101は、曲率検知センサー130による検出結果から、ディスプレイ105の形状が閾値以上に湾曲している場合にはロール状態(第2の状態)と判定し、ロール状態以外の状態をストレート状態(第1の状態)と判定する。
本実施形態では、曲率検知センサー130とディスプレイ105が一体的に構成されている例について説明するが、表示部が閾値以上湾曲しているかいないかを検出することが可能であれば、それらが別体であってもかまわない。
ディスプレイ105には、アイコンやメニュー項目、画像等の表示対象が表示される。ディスプレイ105上には、タッチパネル120が重ね合わせられており、ユーザーはタッチパネル120をフリックしたり、ドラッグすることにより、アイコンやメニュー項目等をスクロール(表示範囲の変更)することができる。操作部106は、情報機器100の電源ボタンや、操作のキャンセルを行うためのボタン等を備える。
次に、情報機器100がストレート状態、ロール状態のときのそれぞれのメニューのスクロール操作中のディスプレイ表示の違いについて説明する。
図5(a)〜図5(c)は、情報機器100がストレート状態のときに画面下方向にメニューをスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図である。図5(d)〜図5(f)は、情報機器100がロール状態のときに画面下方向にメニューをスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図である。本例では、項目1〜10の順で並ぶ10個のメニュー項目を有するメニューを表示する例を説明する。すなわち、項目1がメニューに含まれるメニュー項目の上端(先頭項目)であり、項目10がメニューに含まれるメニュー項目の下端(最後尾項目)である。図5(a)に示すとおり、ディスプレイ105には、上側表示領域503、メニュー表示領域504、下側表示領域505に区分され、メニューが表示されるのはディスプレイ105の表示領域の一部であるメニュー表示領域504内であるものとする。上側表示領域503と下側表示領域505はメニュー以外の表示物の表示に用いられる。例えば、電池残量や電波状況、起動しているソフトウェアの状況の通知や各種警告の表示、メニュー表示の終了を指示するタッチボタンや他の表示に切り替えるためのタッチボタンの表示に用いられる。なお、上側表示領域503や下側表示領域505を設けず、ディスプレイ105の全表示可能領域をメニューの表示領域として用いるように設計しても良い。メニュー表示領域504には10個のメニュー項目の全てを1度に表示することはできず、1度に6項目を表示可能であるものとする。表示される項目(メニューのうち表示される部分)は、スクロールすることにより変更することができる。
情報機器100がストレート状態のときに、図5(a)、図5(b)、図5(c)の順に指を下にすると、メニュー表示領域504の上端である画面上の501の位置に、メニューの先頭項目である項目1の上端(第1の方向の端)が達したあとは、それ以上タッチムーブを続けても画像はスクロールしない。この501の位置を、メニューの上端がこれより下(第1の方向と逆方向の第2の方向)にスクロール出来ない限界を示すスクロール上端限界位置と呼ぶ。
一方、情報機器100がロール状態のときは、図5(d)、図5(e)、図5(f)の順に指を下にタッチムーブすると、スクロール上端限界位置は、メニュー表示領域504の上端よりも下である502の位置になる。スクロール上端限界位置502は、ストレート状態でのスクロール上端限界位置401よりもさらに下であるため、ロール状態ではストレート状態よりも先頭項目である項目1を下までスクロールすることができる。この状態では、メニュー表示領域のうち、メニューの上端(項目1)より上にメニューを表示しない空白の領域が生じる。この空白領域にメニュー項目以外の他の表示を行ってもよい。また、一度に表示されているメニュー項目は6個より少なくなる。これによって、情報機器100を腕に巻いた時などに、先頭項目である項目1を視認しやすい位置までスクロールすることができるようになっている。
図6(a)〜図6(c)は、情報機器100がストレート状態のときに画面上方向にメニューをスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図である。図6(d)〜図5(f)は、情報機器100がロール状態のときに画面上方向にメニューをスクロールしたときのディスプレイ表示の一例を示す図である。
情報機器100がストレート状態のときに、図6(a)、図6(b)、図6(c)の順に指を上にタッチムーブすると、メニュー表示領域504の下端である画面上の601の位置に最後尾項目である項目10の下端が達したあとは、それ以上タッチムーブを続けても画像はスクロールしない。この601の位置を、メニューの下端がこれより上にスクロール出来ない限界を示すスクロール下端限界位置と呼ぶ。
一方、情報機器100がロール状態のときは、図6(d)、図6(e)、図6(f)の順に指を上にタッチムーブすると、スクロール下端限界位置は602の位置に設定される。スクロール下端限界位置602は、ストレート状態でのスクロール下端限界位置601よりもさらに上であるため、ロール状態ではストレート状態よりも最後尾項目である項目10を上までスクロールすることができる。これによって、腕に巻いた時などに視認しやすい位置までスクロールすることができるようになっている。この状態では、メニュー表示領域のうち、メニューの下端(項目10)より下にメニューを表示しない空白の領域が生じる。この空白領域にメニュー項目以外の他の表示を行ってもよい。また、一度に表示されているメニュー項目は6個より少なくなる。これによって、情報機器100を腕に巻いた時などに、最後尾項目である項目10を視認しやすい位置までスクロールすることができるようになっている。
図7は、情報機器100におけるメニューのスクロール時の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU101が不揮発性メモリ103から読み出したプログラムを実行することにより実現される。
ステップ(以下、単に「S」とする)701では、CPU101は、タッチダウンを検出したかどうかを判定する。タッチダウンが検出された場合にはS702へ進む。一方、タッチダウンが検出されない場合、S701を繰り返す。
S702では、CPU101は、タッチムーブを検出したかどうかを判定する。タッチムーブが検出された場合にはS703へ進む。一方、タッチムーブが検出されない場合、S112へ進む。
S703では、CPU101は、曲率検知センサー130に接続されたADコンバータによりAD変換された値を読み出すことにより、情報機器100がロール状態かどうかを判定する。具体的には、不揮発性メモリ103には情報機器100がロール状態かどうかを判定するための閾値であるロール状態判別閾値が格納されている。CPU101は、AD変換後の値とロール状態判別閾値とを比較し、AD変換後の値の方が大きければロール状態であると判定する。ロール状態であると判定された場合にはS704へ進む。一方、ロール状態でない場合、S705へ進む。
S704では、CPU101は、スクロール上端限界位置を図5(f)に示す502の位置(第2の位置)に設定し、スクロール下端限界位置を図6(f)の602の位置(第2の位置)に設定する。その後、S706へ進む。
S705では、CPU101は、スクロール上端限界位置を図5(b)に示す501の位置(第1の位置)に設定し、スクロール下端限界位置を図6(b)の601の位置(第1の位置)に設定する。その後、S706へ進む。
S706では、CPU101は、S702で検出したタッチムーブの方向を判定する。タッチムーブの方向が下方向である(すなわち、下方向へのスクロール指示操作があった)と判定された場合にはS707へ進む。そうでなければS709へと進む。
S707では、CPU101は、現在表示されているメニュー画面において、メニューの上端(項目1の上端)がスクロール上端限界位置より上であるかを判定する。これは、スクロール上端限界位置が第1の位置である場合には、メニュー表示領域504に表示している部分がメニューの上端より下の部分であるか否かと同義である。スクロール上端限界位置が第2の位置である場合には、メニュー表示領域504にメニューの上端が表示され、その上端がメニュー表示領域504の上端より下にある第2の位置までスクロールしたか否かと同義である。そうであると判定された場合にはS708へと進み、そうでなければS112へと進む。
S708では、CPU101は、ディスプレイ105においてメニューを下方向に一定量スクロールするスクロール処理を行う。その後、S112へと進む。
S709では、CPU101は、S702で検出したタッチムーブの方向を判定する。タッチムーブの方向が上方向である(すなわち、上方向へのスクロール指示操作があった)と判定された場合にはS710へ進む。そうでなければS712へと進む。
S710では、CPU101は、現在表示されているメニュー画面において、メニューの下端(項目10の下端)がスクロール下端限界位置より下であるかを判定する。これは、スクロール下端限界位置が第1の位置である場合には、メニュー表示領域504に表示している部分がメニューの下端より上の部分であるか否かと同義である。スクロール下端限界位置が第2の位置である場合には、メニュー表示領域504にメニューの下端が表示され、その下端がメニュー表示領域504の下端より上にある第2の位置までスクロールしたか否かと同義である。そうであると判定された場合にはS711へと進み、そうでなければS712へと進む。
S711では、CPU101は、ディスプレイ105においてメニューを上方向に一定量スクロールするスクロール処理を行う。その後、S712へと進む。
S712では、CPU101は、タッチアップを検出したかどうかを判定する。タッチアップが検出された場合には本処理を終了する。一方、タッチアップが検出されない場合にはタッチオン状態が継続(つまりスクロール操作が継続)されていることとなり、S702へと戻る。
以上説明したように、フレキシブルディスプレイを有する情報機器を腕時計のように腕に巻いて使用した場合、図12(a)のように、画面の上下端に位置する項目が見えにくく、スクロールしようとしてもできない。そこで、図12(b)に示すように、情報機器100がロール状態のときには、情報機器を腕時計のように腕に巻いて使用した場合に見易い位置にまで、メニューの上下端(項目列の上下端)の項目をスクロールさせることができるようにする。これによって、視認性を向上させられるばかりでなく、表示された項目にタッチ操作できる場合には、タッチ操作を行いやすい位置にまでメニューの上下端(項目列の上下端)の項目をスクロールさせることができ、操作性の向上にもつながる。
上記構成により、表示部を含む情報機器がロール状態であってもユーザーがスクロール対象の上下端の部分を見える位置までスクロールすることが出来るようになり、上下端に配置されたアイコンやメニュー項目等を無理なく視認・操作することが可能になる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態では、情報機器100がストレート状態の場合、メニューのスクロール時にメニュー表示領域の上下端でのループ表示を行わないように制御する一方、情報機器100がロール状態の場合には、ループ表示を行うように制御する。なお、本発明の第2の実施の形態では、図1〜図4に示す構成が上記第1の実施の形態と同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図8は、情報機器100におけるメニューのスクロール時の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU101が不揮発性メモリ103から読み出したプログラムを実行することにより実現される。
S801では、CPU101は、タッチダウンを検出したかどうかを判定する。タッチダウンが検出された場合にはS802へ進む。一方、タッチダウンが検出されない場合、S801を繰り返す。
S802では、CPU101は、タッチムーブを検出したかどうかを判定する。タッチムーブが検出された場合にはS803へ進む。一方、タッチムーブが検出されない場合、S813へ進む。
S803では、CPU101は、S802で検出したタッチムーブの方向を判定する。タッチムーブの方向が下方向である(すなわち、下方向へのスクロール指示操作があった)と判定された場合にはS804へ進む。そうでなければS808へと進む。
S804では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューの上端がメニュー表示領域の上端(図5(b)に示す501)と同じ位置であるかを判定する。同じ位置である場合には、メニューの上端(項目1の上端)がメニュー表示領域の上端に到達したと判断し、S805へ進む。そうでなければS807へと進む。
S805では、CPU101は、曲率検知センサー130に接続されたADコンバータによりAD変換された値を読み出すことにより、情報機器100がロール状態かどうかを判定する。具体的には、不揮発性メモリ103には情報機器100がロール状態かどうかを判定するための閾値であるロール状態判別閾値が格納されている。CPU101は、AD変換後の値とロール状態判別閾値とを比較し、AD変換後の値の方が大きければロール状態であると判定する。ロール状態であると判定された場合にはS806へ進む。一方、ロール状態でない場合、S807へ進む。
S806では、CPU101は、画像処理部104に対して指示を行い、メニューの上端部分でループ処理を行う。具体的には、メニューの上端(項目1の上端)がディスプレイの上端から下にスクロールするに従い、メニューの下端(項目10の下端)がディスプレイの上端から表示されるように表示制御する。その後、S813へと進む。
S807では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューを下方向に一定量スクロールするスクロール処理を行う。その後、S813へと進む。
S808では、CPU101は、S802で検出したタッチムーブの方向を判定する。タッチムーブの方向が上方向である(すなわち、上方向へのスクロール指示操作があった)と判定された場合にはS809へ進む。そうでなければS813へと進む。
S809では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューの下端がメニュー表示領域の下端(図5(a)に示すメニュー表示領域504の下端)と同じ位置であるかを判定する。同じ位置である場合には、メニューの下端がメニュー表示領域の下端に到達したと判断し、S810へ進む。そうでなければS812へと進む。
S810では、CPU101は、情報機器100がロール状態かどうかを判定する。S810はS805と同じであるため、その説明を省略する。ロール状態であると判定された場合にはS811へ進む。一方、情報機器100がロール状態でない場合にはS813へ進む。
S811では、画像処理部104に対して指示を行い、メニューの下端部分でループ処理を行う。具体的には、メニューの下端(項目10の下端)がディスプレイの下端から上にスクロールするに従い、メニューの上端(項目1の上端)がディスプレイの下端から表示されるように表示制御する。その後、S813へと進む。
S812では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューを上方向に一定量スクロールするスクロール処理を行う。その後、S813へと進む。
S813では、CPU101は、タッチアップを検出したかどうかを判定する。タッチアップが検出された場合には本処理を終了となる。一方、タッチアップが検出されない場合にはタッチオン状態が継続(つまりスクロール操作が継続)されていることとなり、S802へと戻る。
以上説明したように、情報機器100がストレート状態の場合、メニューのスクロール時にメニュー表示領域の上端または下端に達したときにはスクロールをしないように制限する。一方、情報機器100がロール状態の場合、スクロール中にメニューの上端がメニュー表示領域の上端に達したときには、メニューの上端がメニュー表示領域の下端から表示(ループ表示)されるように制御する。さらに、メニューの下端がメニュー表示領域の下端に達したときには、メニューの下端がメニュー表示領域上端から表示(ループ表示)されるように表示制御する。
上記構成により、ロール状態であってもユーザーがスクロール対象であるメニュー項目列の上下端を見える位置までスクロールすることが出来るようになり、上下端に配置された部分を無理なく視認・操作することが可能になる。
なお、本実施の形態では、情報機器100がストレート状態のときにはループ表示を行わないとしたが、メニューの端がメニュー表示領域の端にある状態になってからスクロール操作を一旦終了(タッチアップ)し、再度同じ方向へのスクロール指示操作を行った場合には、ストレート状態においてもループ表示を行えるようにしてもよい。
[第3の実施形態]
メニュー端部をメニュー表示領域の端から離すようにスクロールさせた後にディスプレイから指を離した場合、自動的にメニュー端部がメニュー表示領域の端に戻るスクロール制御が行われるものがある。本発明の第3の実施形態では、そのような場合に、情報機器100がストレート状態のときよりもロール状態のときに、メニュー表示領域の端に戻った後のメニュー端部とメニュー表示領域の端までの距離を広くするように制御する。なお、本発明の第3の実施の形態では、図1〜図4に示す構成が上記第1の実施の形態と同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図9(a)〜図9(c)は、情報機器100がストレート状態のときに画面下方向にメニューをスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図である。図9(d)〜図9(f)は、情報機器100がロール状態のときに画面下方向にメニューをスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図である。
情報機器100がストレート状態のときに、図9(a)、図9(b)の順に示すように指を下にタッチムーブし、図9(c)に示すように指をディスプレイ105から離すと、901の位置(メニュー表示領域の上端の位置)にメニューの上端が合うまで自動的にスクロールして戻る。この901の位置を、メニューの上端が戻る位置を示すスクロール上端戻り位置(第1の位置)と呼ぶ。一方、情報機器100がロール状態のときのスクロール上端戻り位置は、図9(d)〜図9(f)に示すように、902の位置(第2の位置)になる。902の位置は、ストレート状態でのスクロール上端戻り位置である901よりもさらに下であるため、ロール状態ではストレート状態よりもスクロール後のメニュー上端とメニュー表示領域上端との距離が広くなっている。
図10(a)〜図10(c)は、情報機器100がストレート状態のときに画面上方向にメニューをスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図である。図10(d)〜図10(f)は、情報機器100がロール状態のときに画面上方向にメニューをスクロールして指を離した際のディスプレイ表示の一例を示す図である。
情報機器100がストレート状態にある場合、メニューの下端が自動的に戻る位置を示すスクロール下端戻り位置は、1001の位置(第1の位置)に設定される。一方、情報機器100がロール状態にある場合、スクロール下端戻り位置は、1002の位置(第2の位置)に設定される。
図11は、情報機器100におけるメニューのスクロール時の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU101が不揮発性メモリ103から読み出したプログラムを実行することにより実現される。
S1101では、CPU101は、タッチダウンを検出したかどうかを判定する。タッチダウンが検出された場合にはS1102へ進む。一方、タッチダウンが検出されない場合、S1101を繰り返す。
S1102では、CPU101は、タッチムーブを検出したかどうかを判定する。タッチムーブが検出された場合にはS1103へ進む。一方、タッチムーブが検出されない場合、S1110へ進む。
S1103では、CPU101は、情報機器100がロール状態かどうかを判定する。S1103における判定方法は、図8のS805と同じであるため、その説明を省略する。ロール状態であると判定された場合にはS1104へ進む。一方、ロール状態でない場合、S1105へ進む。
S1104では、CPU101は、スクロール上端戻り位置を図9(f)に示す902の位置(第2の位置)に設定し、スクロール下端戻り位置を図10(f)に示す1002の位置(第2の位置)に設定する。その後、S1106へ進む。
S1105では、CPU101は、スクロール上端戻り位置を図9(c)に示す901の位置(第1の位置)に設定し、スクロール下端戻り位置を図10(c)に示す1001の位置(第1の位置)に設定する。その後、S1106へ進む。
S1106では、CPU101は、S1102で検出したタッチムーブの方向を判定する。タッチムーブの方向が下方向である(すなわち,下方向へのスクロール指示操作があった)と判定された場合にはS1107へ進む。そうでなければS1108へと進む。
S1107では、CPU101は、画像処理部104に対して指示を行い、ディスプレイ105に現在表示しているメニューを下方向に一定量スクロールする。その後、S1110へと進む。
S1108では、CPU101は、S1102で検出したタッチムーブの方向を判定する。タッチムーブの方向が上方向である(すなわち、上方向へのスクロール指示操作があった)と判定された場合にはS1109へ進む。そうでなければS1110へと進む。
S1109では、CPU101は、画像処理部104に対して指示を行い、ディスプレイ105に現在表示しているメニューを下方向に一定量スクロールする。その後、S1110へと進む。
S1110では、CPU101は、タッチアップを検出したかどうかを判定する。タッチアップが検出された場合にはS1111へと進む。一方、タッチアップが検出されない場合にはタッチオン状態が継続(つまりスクロール操作が継続)されていることとなり、S1102へと戻る。
S1111では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューの上端がスクロール上端戻り位置より下であるかを判定する。そうであると判定された場合にはS1112へと進む一方、そうでなければS1113へと進む。
S1112では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューの上端がスクロール上端戻り位置に達するまで上方向にスクロール処理を行う。その後、S1113へと進む。
S1113では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューの下端がスクロール下端戻り位置より上であるかを判定する。そうであると判定された場合にはS1114へと進む一方、そうでなければ本処理を終了する。
S1114では、CPU101は、ディスプレイ105に現在表示しているメニューの下端がスクロール下端戻り位置に達するまで下方向にスクロール処理を行い、本処理を終了する。
以上説明したように、メニューをメニュー表示領域の端から離すようにスクロールさせた後にディスプレイから指を離すと自動的にメニューがメニュー表示領域の端側に戻る場合、ロール状態のときには、メニュー表示領域の端側に戻った後のメニューの端とメニュー表示領域の端との距離をより広くする。
上記構成により、ロール状態時にはユーザーがメニューの上下端を見える位置までスクロールすると自動的にメニューがスクロールして戻る量が少なくなるため、メニューの上下端に配置された項目がディスプレイの中央付近に留まり、無理なく操作することができる。
上記第1〜第3の実施形態では、情報機器100がロール状態の場合、上方向と下方向の両方のスクロールに対して表示制御処理を行ってきたが、これは、上方向あるいは下方向のいずれか一方に限定してもよい。例えば、ロール状態での腕への装着の仕方によっては、ユーザーがディスプレイの上側を操作することは困難だが、下側を操作することは容易となる可能性もある。このような場合、下方向へのスクロール時にのみ、ロール状態のときに実行する表示制御処理を行うようにすることで、本発明の課題を解決することもできる。
なお、上述の各実施形態においては、上端、下端の例を説明したが、装置の向きや表示の向き、使用方法によってはこの限りではなく、右端、左端等の他の端における処理に適用可能であることは言うまでも無い。ストレート状態であれば視認容易な端所であって、ロール状態にした場合に視認し難くなる端所に関して、本発明を適用可能である。
また、上述の各実施形態においては、メニューをスクロールする例を説明したが、スクロール対象はメニューに限るものではなく、スクロール表示可能な表示物(表示アイテム、スクロール対象)であれば他の表示物にも適用可能である。例えば、一覧表示された画像やアイコンをスクロールする際にも本願を適用可能である。この場合、上述のメニューの「項目」の代わりに「画像」や「アイコン」として上述の例と同様に適用可能である。また、1枚の画像の拡大表示時や、Webページや表計算ソフト等の表、文書、地図等の1つのドキュメントの一部を表示領域に表示している場合にも適用可能である。例えば画像の拡大時であれば、表示領域に画像の一部を拡大表示し、他の部分を表示させるにはスクロールを行う。この時、画像の上端、下端をそれぞれを上述の各実施形態にけるメニューの上端、下端と同様に扱うことで適用可能である。
さらに、上述の各実施形態においては、スクロール指示を行う操作方法として、タッチムーブを行う例を説明したが、スクロール指示を行う操作はこれに限るものではない。たとえば、操作部106に含まれるスクロール指示ボタンの押下をスクロールの指示操作としてもよいし、上下左右ボタンやジョイスティック、トラックボールなどの方向指示部材に対する方向別の操作を、方向別のスクロールの指示操作としてもよい。音声や振動を与える操作、情報機器100を傾ける操作などでスクロールを行えるようにしてもよい。
また、上述の各実施形態においては、曲率検知センサー130に接続されたADコンバータによりAD変換された値を読み出すことにより、情報機器100がロール状態かどうかを判定する例を説明したが、この判定方法に限るものではない。情報機器100がロール状態か否か(ストレート状態か否か)を判定できれば他の判定方法でもよい。例えば、曲率を検知できなくとも次の方法で判定してもよい。すなわち、情報機器100が腕時計のように腕に巻かれた場合には、情報機器100の上側接続部(不図示)と下側接続部(不図示)とが接続されてロール状態に固定される。従って、情報機器100の上側接続部と下側接続部とが接続されたことを検知できるようにし、接続が検知されたことをもってロール状態であると判定するようにしてもよい。また、ユーザーが明示的にロール状態であるかストレート状態かを設定メニューやスライドスイッチ部材の操作によって設定できるようにし、この設定状態からロール状態かストレート状態かを判別するようにしてもよい。
なお、CPU101が行うものとして説明した制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を情報機器に適用した場合を例にして説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 情報機器
101 CPU
102 メモリ
105 ディスプレイ
120 タッチパネル
130 曲率検知センサー

Claims (25)

  1. 形状を湾曲させることが可能な表示手段のうち所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力手段と、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記表示対象における第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置に表示されているときに、前記第1の方向と逆方向の第2の方向への前記スクロール操作があってもスクロールを行わないように制御し、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置よりも前記第2の方向に位置する第2の位置よりも前記第2の方向にスクロールしないように、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを行うように制御することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記スクロール操作に応じて、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置よりも前記第2の方向側で、かつ、前記第2の位置より前記第1の方向側までスクロールするように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 形状を湾曲させることが可能な表示手段の所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力手段と、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記表示対象における第1の方向の第1の端部が前記第1の方向と逆方向の第2の方向にスクロールできない限界を示す限界位置を、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち第1の位置とし、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち前記第1の位置から前記第2の方向に位置する第2の位置とするように制御することを特徴とする表示制御装置。
  4. 前記表示手段が前記第1の形状であるか、前記第2の形状であるかを判別する判別手段を更に有し、前記制御手段は、前記判別手段の結果に応じた制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記判別手段は、前記表示手段の曲がりを検知する曲げ検知センサーからの出力に基づいて判別を行うことを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置よりも前記第2の方向に位置する第2の位置よりも前記第2の方向にスクロールしないように、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを行うように制御することを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記スクロール操作に応じて、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置よりも前記第2の方向側で、かつ、前記第2の位置より前記第1の方向側までスクロールするように制御することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記表示手段の形状が第1の形状である場合は、前記表示対象における前記第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置に表示されているときに、前記第2の方向へのスクロール操作があってもスクロールを行わないように制御することを特徴とする請求項またはに記載の表示制御装置。
  9. 前記第1の位置は、前記所定の表示領域における前記第1の方向の端の位置であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記表示手段が前記第2の形状である場合、前記表示対象における前記第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置より前記第2の方向に表示されるようにスクロールされたことに応じて、前記表示対象における前記第2の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち前記第1の方向の端の位置から表示されるように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記第1の方向は上あるいは下であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記表示対象は、複数の項目よりなる項目列であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記項目は、画像、メニュー項目、アイコンの少なくとも1つであることを特徴とする請求項12に記載の表示制御装置。
  14. 前記スクロールは、前記表示対象の一部を前記所定の表示領域に表示した状態から、前記表示対象の他の部分を表示させるように表示範囲を変更する動作であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  15. 前記表示対象は、画像、Webページ、表、文書、地図の少なくとも1つであることを特徴とする請求項14に記載の表示制御装置。
  16. 前記スクロール操作は、タッチパネルにタッチしたままタッチ位置を移動させる操作であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  17. 形状を湾曲させることが可能な表示手段のうち所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力手段と、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記スクロール操作に応じて、該スクロール操作中に、前記表示対象における第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置よりも前記第1の方向と逆方向の第2の方向側の位置までスクロールされた後、該スクロール操作が終了したことに応じて、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置まで移動するように前記表示対象を前記第1の方向にスクロールし、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記スクロール操作に応じて、該スクロール操作中に、前記表示対象における前記第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち前記第1の位置よりも前記第2の方向にある第2の位置よりもさらに前記第2の方向側の位置までスクロールされた後、該スクロール操作が終了したことに応じて、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第2の位置まで移動するように前記表示対象を前記第1の方向にスクロールするように制御することを特徴とする表示制御装置。
  18. 形状を湾曲させることが可能な表示手段の所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力手段と、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるか否かに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記表示対象における第1の方向の第1の端部が前記所定の表示領域のうち第1の位置よりも前記第1の方向と逆の第2の方向側の第2の位置よりもさらに前記第2の方向側の位置にスクロールされた後、前記スクロール操作が終了したことに応じて、前記第1の方向に戻る位置を示す戻り位置を、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち前記第1の位置とし、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち前記第2の位置とすることを特徴とする表示制御装置。
  19. 前記第2の形状は、前記表示手段の表示面を外側としたロール状の形状であることを特徴とする請求項1乃至1のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  20. 形状を湾曲させることが可能な表示手段のうち所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力ステップと、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御ステップとを有し、
    前記制御ステップで、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記表示対象における第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置に表示されているときに、前記第1の方向と逆方向の第2の方向への前記スクロール操作があってもスクロールを行わないように制御し、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置よりも前記第2の方向に位置する第2の位置よりも前記第2の方向にスクロールしないように、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを行うように制御することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  21. 形状を湾曲させることが可能な表示手段の所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力ステップと、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御ステップとを有し、
    前記制御ステップで、
    前記表示対象における第1の方向の第1の端部が前記第1の方向と逆方向の第2の方向にスクロールできない限界を示す限界位置を、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち第1の位置とし、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち前記第1の位置から前記第2の方向に位置する第2の位置とするように制御することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  22. 形状を湾曲させることが可能な表示手段のうち所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力ステップと、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるかに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御ステップとを有し、
    前記制御ステップで、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記スクロール操作に応じて、該スクロール操作中に、前記表示対象における第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち第1の位置よりも前記第1の方向と逆方向の第2の方向側の位置までスクロールされた後、該スクロール操作が終了したことに応じて、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第1の位置まで移動するように前記表示対象を前記第1の方向にスクロールし、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記スクロール操作に応じて、該スクロール操作中に、前記表示対象における前記第1の方向の端部が、前記所定の表示領域のうち前記第1の位置よりも前記第2の方向にある第2の位置よりもさらに前記第2の方向側の位置までスクロールされた後、該スクロール操作が終了したことに応じて、前記表示対象における前記第1の方向の端部が前記第2の位置まで移動するように前記表示対象を前記第1の方向にスクロールするように制御することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  23. 形状を湾曲させることが可能な表示手段の所定の表示領域に表示されている表示対象をスクロールさせるためのスクロール操作を受け付ける入力ステップと、
    前記表示手段が表示面をストレートとした第1の形状であるか、前記表示手段が表示面を外側に突出する弧の形状とした第2の形状であるか否かに基づいて、前記スクロール操作に応じた前記表示対象のスクロールを制御する制御ステップとを有し、
    前記制御ステップで、
    前記表示対象における第1の方向の第1の端部が前記所定の表示領域のうち第1の位置よりも前記第1の方向と逆の第2の方向側の第2の位置よりもさらに前記第2の方向側の位置にスクロールされた後、前記スクロール操作が終了したことに応じて、前記第1の方向に戻る位置を示す戻り位置を、
    前記表示手段が前記第1の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち前記第1の位置とし、
    前記表示手段が前記第2の形状である場合は、前記所定の表示領域のうち前記第2の位置とすることを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  24. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  25. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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