JP6583781B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、LEDを光源とし、主として非常用照明に用いられる照明装置に関する。
従来から、商用電源といった外部電源からの給電が停止した非常時に、蓄電池の電力を用いて点灯する非常用の照明装置が知られている。非常用の照明装置は、商用電源が供給されない異常時に、必要最低限の床面照度が得られればよく、一般的に、床面照度は2luxあればよいとされている。また、非常用の照明装置は、避難する人が障害物を視認し易いように、広い配光角への光束を一定以上に高める必要がある。
近年では、非常用の照明装置の光源に、低電力で高輝度に発光するLEDを用いたものがある。ところが、一般的なLEDは、図7に示すように、LEDの正面方向、すなわち基準光軸Ba方向の光度が最も高い。そのため、例えば、天井に取り付けられた照明装置から床面に向けて光が照射される場合に、非常用照明として必要最低限な床面照度を得ようとすると、照明装置から遠方の床面照度が不十分となる。一方、照明装置から遠方への床面照度を高めるために点灯出力を上げると、照明装置の直下照度が不要に高くなり、蓄電池を駆動電源としたときに所定の点灯時間を確保できない虞がある。
そこで、LEDを光源に用いた非常用の照明装置では、光源のLEDから照射された光の配光を広角配光にする光学部材が用いられる(例えば、特許文献1)。この種の光学部材103は、図8(a)に示すように、光源102から照射された光が入射する光入射面131は、光源102の中心を通る基準光軸Baに対し軸対称な凹の曲面部を有する。また、光入射面131に入射した光が出射する光出射面132は、上記基準光軸Baの周辺領域が凹状であり、この凹状となった領域の外周領域が凸状であるよう形成されており、光出射面132から出射する光を基準光軸Baよりも外側に屈折させる。これにより、光学部材103は、図8(b)に示すように、光源から出射された光の配光を、いわゆるバッドウィング型と呼ばれる広角配光にすることができる。
特許第5213383号公報
しかしながら、上記図8(a)(b)に示した光学部材103では、基準光軸Baに対して60〜90°の範囲に主に光が出射され、60°以下の範囲への光束が少なくなる。そのため、例えば、光学部材103を用いた照明装置が、床面から遠い高天井に設置された場合には、非常用照明として必要な床面照度を得られなくなる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、装置直下において非常用として必要な床面照度を得ることができ、且つ一定の広配光角へも必要な光束を得ることができる照明装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、光源と、前記光源から照射された光を制御する光学部材と、を備えた照明装置であって、前記光学部材は、前記光源から照射された光が入射する光入射面と、前記光入射面に入射した光が出射する光出射面と、を有し、前記光入射面は、前記照明装置の基準光軸に対し軸対称な凹の曲面であり、前記基準光軸と前記光源の発光面の中心との交点を基準点としたとき、前記光入射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と前記基準光軸とのなす角をα1、前記光入射面上の任意の点と前記基準点との距離をR1とし、少なくとも角度α1<60°の範囲において、距離R1は角度α1の増加に従って単調増加し、前記光出射面は、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面であり、前記光出射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と前記基準点を通る前記基準光軸とのなす角をα2、前記光出射面上の任意の点と前記基準点との距離をR2とし、45°<α2<60°の範囲において、距離R2は極大値を持ち、前記光出射面は、角度α2<45°の範囲において、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面であることを特徴とする。
本発明によれば、光出射面における基準光軸から角度α2<45°までの範囲では、基準光軸に対する角度が大きくなる方向へ光が屈折され、光出射面における角度α2mを含む45°<α2<60°の範囲では、角度α2m方向へ光が屈折され、角度α2>60°の範囲では、基準光軸Baに対する角度が大きくなる方向へ光が屈折される。その結果、配光角60°以上の範囲への光束を少なくする一方で、45°〜60°の範囲への光束を多くすることができる。従って、LEDからの光を広い配光で出射する光学部材により、装置直下において非常用として必要な床面照度を得ることができ、且つ広い配光角へも必要な光束を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の斜視図。 同照明装置に用いられる光学部材の側断面図。 同光学部材における配光曲線を示す図。 (a)は同光学部材の側断面図、(b)は同光学部材における光源からの出射角と光出射面からの出射角との関係を示す図。 上記照明装置の側断面図。 上記照明装置の変形例における側断面図。 一般的なLED光源の配光曲線を示す図。 (a)は従来の光学部材の側断面図、(b)は従来の光学部材の配光曲線を示す図。
本発明の一実施形態に係る照明装置について、図1〜図6を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の照明装置1は、光源2と、この光源2から照射された光を制御する光学部材3と、を備える。本実施形態の照明装置1は、天井に埋め込まれ床面に向けて光を照射するダウンライト型照明装置であり、施工面である天井の法線方向に基準光軸Baを有する。
光源2には、LEDチップの出射光の波長を変換する波長変換部材が被覆されたLEDパッケージが用いられる。光源2は、非常用の照明装置1として所望の光色の発光を可能とする光源であれば特に限定されないが、例えば、発光ピーク波長が460nmの青色光を放射するGaN系青色LEDチップに、YAG系蛍光体を被覆した、いわゆる白色LEDが好適に用いられる。なお、発光色の異なる複数のLEDを用い、これらを列状に配列させ、各LEDの出射光を混光させて所定の照射光を実現することもできる。LEDの組み合わせとしては、白色光及び電球色、又は3原色(距離RGB)の組み合わせ等が挙げられる。また、これらのLEDの出力を個別に制御して、照射光の色温度を可変とすることもできる。
本例における光学部材3は、光源2に対して凸な椀形状の透光性部材であり、1つの光源2に対して1つの光学部材3が適用される。光学部材3から照射される光の鉛直面の配光は、いずれの断面方向においても同一である。光学部材3は、ガラスといった不燃性を有する透明材料により形成される。
照明装置1は、光源2を点灯駆動させるための電源回路及び蓄電池(不図示)等を内装した装置本体4を備える。電源回路は、商用電力から供給された交流電流を、光源2を点灯させるために必要な所定の直流電流に整流及び変圧する。装置本体4は、例えば、熱伝導性に優れた金属部材により形成され、ヒートシンクとして機能する。装置本体4の外側には、天井等に形成された施工用の開口に照明装置1自体を保持するための板バネ41が設けられている。
また、照明装置1は、光源2よりも光導出方向に設置されるカバー5を更に備える。カバー5は、照明装置1の施工面(天井等)と略平行に設置される平面部51と、光学部材3の光出射面を露出させる開口部52と、を有する。平面部51は、円板状の板状部材であり、施工面からの突出感を抑制するために、その外周縁の厚みが薄くなるように形成されている。開口部52は、平面部51の中心に光学部材3の形状に対応する円形に形成されている。また、平面部51には、孔53が設けられており、装置の点検時等にカバー5の取り外し可能とするレバーを孔53を通じて操作できるようになっている。
図2に示すように、光学部材3は、光源2から照射された光が入射する光入射面31と、光入射面31に入射した光が出射する光出射面32と、光入射面31から光出射面32へ光を導出する媒質部33と、を有する。また、光学部材3は、装置本体4に光学部材3自体を装着させるための底面部34を有し、この底面部34に凹状の光入射面31が形成され、光入射面31の周縁から外側に鍔部35が延出されている。なお、図中の実線矢印は、光源2から出射されて光学部材3から出射される光の光路の一例を示す。
光入射面31は、照明装置1の基準光軸Baに対し軸対称な凹の曲面である。ここで、基準光軸Baと光源2の発光面の中心との交点を基準点Bpとする。また、光入射面31上の任意の点P1と基準点Bpとを結ぶ直線と基準光軸Baとのなす角をα1、光入射面31上の任意の点P1と基準点Bpとの距離をR1とする。このとき、光入射面31は、少なくとも角度α1<60°の範囲において、距離R1は、角度α1の増加に従って単調増加する。つまり、光入射面31の断面において、距離R1が均一な円形ではなく、角度α1が0であるときに最短距離となり、少なくとも角度α1<60°の範囲において、角度α1が大きくなるほど距離R1も大きくなる横長の楕円形である。
光源2(LED)からは光が放射状に照射されるので、光入射面31の断面が円形であれば、光入射面31への入射角は小さく、光源2から出射された光は殆ど屈折することなく光入射面31から媒質部33に入射する。一方、本実施形態の光入射面31のように、光入射面31の断面形状が横長の楕円形である場合、角度α1が大きくなるほど、光入射面31への入射角が大きくなり、光源2から出射された光は、基準光軸Baに対する角度が小さくなる方向へ屈折されて光入射面31から媒質部33に入射する。これにより、媒質部33内において基準光軸Ba側へ導出される光束を多くすることができる。
なお、図7に示したように、光源2(LED)からは、主として基準光軸Baに対して0〜60°の範囲に、光が出射される。従って、光入射面31は、少なくとも角度α1<60°の範囲において上記のように構成されていればよいが、図2に示したように、角度α1>60°の範囲においても、距離R1は、角度α1の増加に従って単調増加していてもよい。
光出射面32は、基準光軸Baに対し軸対称な凸の曲面である。ここで、光出射面32上の任意の点P2と基準点Bpとを結ぶ直線と基準点Bpを通る基準光軸Baとのなす角をα2、光出射面32上の任意の点P2と基準点Bpとの距離をR2とする。このとき、光出射面32は、45°<α2<60°の範囲において、距離R2は極大値を持つ。
ここで、距離R2が極大値を持つときの光出射面32上の点を点P2m、点P2mと基準点Bpとを結ぶ直線と基準光軸Baとのなす角をα2mとする。この場合、光入射面31の断面において、角度α2が0、つまり距離R2が基準光軸Baと重なるとき最短距離となり、点P2mとなる角度α2mまでは、角度α2の増加に従って距離R2が単調増加し、角度α2mよりも角度α2が大きくなると、角度α2の増加に従って距離R2が単調減少する。つまり、光出射面32は、基準光軸Baから角度α2<45°までの範囲では、基準光軸Baと概ね直交する緩やかな曲面であり、角度α2mを含む45°<α2<60°の範囲で、やや突出した曲面となり、角度α2>60°の範囲では、基準光軸Baに概ね沿う鉛直な曲面となる。
これにより、光出射面32における基準光軸Baから角度α2<45°までの範囲では、基準光軸Baに対する角度が大きくなる方向へ光が屈折される。また、光出射面32における角度α2mを含む45°<α2<60°の範囲では、角度α2m方向へ光が屈折され、角度α2>60°の範囲では、基準光軸Baに対する角度が大きくなる方向へ光が屈折される。その結果、図3に示すように、配光角60°以上の範囲への光束を少なくする一方で、45°〜60°の範囲への光束を多くすることができる。これにより、特に、天井高さ6〜8mといった比較的高い天井に設置される装置直下において非常用として必要な床面照度を得ることができ、且つ一定の広配光角へも必要な光束を得ることができる。
図8(a)に示したような従来の広配光の光学部材103では、光出射面132のうち、基準光軸Baに対する角度(光源出射角)が比較的小さい領域は、基準光軸Baに対し軸対称な凹状の曲面であった。このような光学部材103では、光出射面132から出射される光を、外側へ屈折させるので、図8(b)に示したように、配光角60〜90°への光束は多くなる一方で、基準光軸Ba方向への光束は少なくなる。一方、本実施形態の光学部材3では、光出射面32は、角度α2<45°の範囲において、基準光軸Baに対し軸対称な凸の曲面である。つまり、光源2から基準光軸Baに対する角度(光源出射角)が比較的小さい方向へ出射された光は、外側へ屈折せずに出射される。その結果、図3に示したように、基準光軸Ba方向への光束を、従来の広配光レンズに比べて多くすることができる。これにより、比較的高い天井に設置される装置直下において非常用として必要な床面照度を得易くすることができる。
また、光出射面32は、角度α2>70°の範囲において、距離R2が単調減少する。光源2から不要に大きな角度で出射された光を基準光軸Ba方向へ屈折させることができ、ロス光を低減し、低い点灯出力で必要な床面照度を得易くすることができる。
上記のように構成された光学部材3において、図4(a)に示すように、光源2上の基準点Bpから出射される光と基準光軸Baとの成す角をφ1(光源2からの光の入射角)、上記φ1で出射された光が光出射面32から出射されるときの光出射面32から出射される光と基準光軸Baとの成す角をφ2(光出射面32からの光の出射角)とする。このとき、光源2から出射する光の角φ1と、光出射面32から出射する光の角φ2とは、図4(b)に示すような相関を持つ。角φ1が小さいとき、例えば、角φ1<40°では、角φ1よりも角φ2が大きくなる。つまり、この範囲では、光学部材3からの光の出射角は、光源2からの出射角以上となり、光を外方へ拡散させる。一方、例えば、40°<φ1<60°の範囲では、φ1に対してφ2が小さくなる。つまり、この範囲では、光学部材3からの光の出射角と、光源2からの出射角とが等しくなる。また、例えば、角φ1>60°の範囲では、角φ2が角φ1よりも小さくなる。つまり、この範囲では、光学部材3からの光の出射角が、光源2からの出射角よりも小さくなる。こうすることで、光源2から出射された光を、40°<φ1<60°の方向へ集光的に出射することができ、非常用として必要な一定の広配光角へも必要な光束を得ることができる。
光学部材3は、上述したように、ガラスといった不燃性である透明材料から形成されている。そのため、例えば、火災等により照明装置1が高温条件に晒された場合でも、熱による光学部材3の変形は少なく、上述した光学性能を発揮することができる。
図5に示すように、カバー5の平面部51は、光学部材3の光出射面32の端部から基準光軸Baに対して50°以下の領域には存在しない。具体的には、開口部52の周縁から平面部51にかけて傾斜部54が形成されており、平面部51が、光学部材3の光出射面32の端部から基準光軸Baに対して50°以下の領域に被らない形状になっている。上述したように、光学部材3は、基準光軸Baに対して45°〜60°の範囲の光束を多くするように構成されているので、カバー5の平面部51を上記のように構成することで、カバー5が光学部材3から出射する光を遮蔽することを抑制することができる。
このようなカバー5を光源2よりも光導出方向に設置することにより、光源2の周りの部品を隠し、装置の見栄えを良くすることができる。また、カバー5に傾斜部54を設けたことにより、光学部材3の破損を防止しながらも、その光学性能を確保することができる。また、傾斜部54を反射板として機能させることができ、床面照度を更に向上させることができる。なお、好ましくは、傾斜部54を含むカバー5の外表面は、光反射性を有するように、例えば、白色の塗装が施される。
上記実施形態の変形例について、図6を参照して説明する。本変形例では、光学部材3が、図6に示したように、光学部材3は、光出射面32のうち光導出方向に最も突出した凸部32aが、平面部51と同一平面又は平面部51よりも光源2側に位置するように、設けられている。すなわち、平面部51と同一平面を示す図中の破線dlよりも、凸部32aが光源2側に位置している。光学部材3が、上述したガラスを材料として形成されている場合、不燃性を確保できる一方で、物理的な接触によって破損し易くなる。そこで、光学部材3が施工面(天井)よりも室内に突出しないようにすることで、光学部材3の破損を防止することができ、また、装置全体の高さを抑制し、施工性を向上することができる。
本発明は、上述した実施形態に限らず、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、1つの光源2に対して1つの光学部材3が適用され、光学部材3から照射される光の鉛直面の配光は、いずれの断面方向においても同一である構成を示した。しかしながら、例えば、照明装置1は、複数の光源2が列状に設けられ、これらの光源2に対して1つの長尺状の光学部材3が適用されていてもよい。この場合、光学部材3の照明装置1のいずれかの鉛直面(例えば、装置短手方向の断面であるA断面)における配光が、上述した配光特性を有していればよい。
1 照明装置
2 光源
3 光学部材
31 光入射面
32 光出射面
32a 凸部
5 カバー
51 平面部
52 開口部
54 傾斜部
Ba 基準光軸
Bp 基準点
α1 光入射面上の任意の点と基準点とを結ぶ直線と基準光軸とのなす角
α2 光出射面上の任意の点と基準点とを結ぶ直線と基準点を通る前記基準光軸とのなす角
P1 光入射面上の任意の点
P2 光出射面上の任意の点
R1 光入射面上の任意の点と基準点との距離
R2 光出射面上の任意の点と基準点との距離
R2m 距離R2の極大値

Claims (7)

  1. 光源と、前記光源から照射された光を制御する光学部材と、を備えた照明装置であって、
    前記光学部材は、前記光源から照射された光が入射する光入射面と、前記光入射面に入射した光が出射する光出射面と、を有し、
    前記光入射面は、前記照明装置の基準光軸に対し軸対称な凹の曲面であり、前記基準光軸と前記光源の発光面の中心との交点を基準点としたとき、前記光入射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と前記基準光軸とのなす角をα1、前記光入射面上の任意の点と前記基準点との距離をR1とし、少なくとも角度α1<60°の範囲において、距離R1は角度α1の増加に従って単調増加し、
    前記光出射面は、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面であり、前記光出射面上の任意の点と前記基準点とを結ぶ直線と前記基準点を通る前記基準光軸とのなす角をα2、前記光出射面上の任意の点と前記基準点との距離をR2とし、45°<α2<60°の範囲において、距離R2は極大値を持ち、前記光出射面は、角度α2<45°の範囲において、前記基準光軸に対し軸対称な凸の曲面であることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光出射面は、角度α2>70°の範囲において、距離R2が単調減少することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光学部材は、不燃性を有する透明材料により形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源よりも光導出方向に設置されるカバーを更に備え、
    前記カバーは、前記照明装置の施工面と略平行に設置される平面部と、前記平面部に設けられて前記光学部材の光出射面を露出させる開口部と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記平面部は、前記光出射面の端部から前記基準光軸に対して50°以下の領域には存在しないことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記カバーは、前記開口部の周縁から前記平面部にかけて形成された傾斜部を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記光学部材は、前記光出射面のうち光導出方向に最も突出した凸部が、前記平面部と同一平面又は前記平面部よりも前記光源側に位置するように、設けられていることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
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