JP6583057B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、車両1Aは複数の(本形態では3つの)モータ・ジェネレータ2a〜2cを走行用動力源として備えた電気自動車として構成されている。車両1Aは各モータ・ジェネレータ2a〜2cを交換可能に構成されている。各モータ・ジェネレータ2a〜2cは不図示のバッテリに電気的に接続されていて電動機及び発電機として機能する。第1モータ・ジェネレータ2aは本発明に係る第1モータに、第2モータ・ジェネレータ2bは本発明に係る第2モータに、第3モータ・ジェネレータ2cは本発明に係る第3モータにそれぞれ相当する。なお、以下の説明又は図面において、第1モータ・ジェネレータ2aを「MG1」として、第2モータ・ジェネレータ2bを「MG2」として、第3モータ・ジェネレータ2cを「MG3」として、それぞれ表記する場合がある。
ωr=−ρ×ωs ……3
次に、図9〜図11を参照しながら、各モータ・ジェネレータ2a〜2cのいずれか一つ以上を交換した場合に実施される自己診断モードについて説明する。
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御する。すなわち、ECU20はプロペラ軸12が動かない状態となるようにブレーキ装置15にて駆動輪Dwをロックする。ブレーキ装置15の操作はブレーキブースター16を介してECU20にて行われる。そして、図10に示すように、ECU20は車両1Aを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。図10に示された運転時における各モータ・ジェネレータ2a〜2cの相互間の回転数の関係を、車両ECU20aが各モータ・ジェネレータ2a〜2cの動作情報として学習し、その学習結果を交換前情報として記憶する。
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御し、図11に示すように、車両1Aを走行させずに手順1の場合とは逆回転方向に第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。そして、車両ECU20aは遊星歯車機構11に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を記憶する。このガタは、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの回転方向が反転した際に遊星歯車機構11に含まれるギア列の各バックラッシュが累積されたものに相当する。
車両ECU20aは、モータ交換後の初回電源投入時にモータECU20bから車両ECU20aに入力されたモータ情報に含まれる回転数検出装置の最大公差を記憶する。
ECU20は、モータ交換後の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御し、車両1Aを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。そして、その運転時における各モータ・ジェネレータ2a〜2cの相互間の回転数の関係を演算し、その演算結果を交換後情報として取得する。すなわち、ECU20は、手順1と同じ手順で、共通の動作情報である各モータ・ジェネレータ2a〜2cの相互間の回転数の関係を交換後情報として学習する。次に、ECU20は、交換前情報と交換後情報とを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを、公差を考慮して診断する。より具体的には、ECU20は、交換後情報と、手順1で学習した交換前情報に手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してこれらの一致度を演算する。そして、ECU20は、その一致度が所定レベルを超えるか否かを判断することによってモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを診断する。この診断においては、交換前情報に回転数検出装置の最大公差を加えたものが交換後情報の比較対象となるので、制御の正しさの診断に回転数検出装置の最大公差が考慮されことになる。これにより、診断の信頼性が高まる。
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御し、車両1Aを走行させずに手順2の場合とは逆回転方向に、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。これにより、車両ECU20aはギアのガタを取得する。そして、取得したガタと、手順2で学習したガタに手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを診断する。
次に、本発明の第2の形態を図12〜図18を参照しながら説明する。第2の形態の車両1Bは、第1の形態の車両1Aの第3モータ・ジェネレータ2cを第3クラッチ7cに置き換えたものに相当する。その他の車両1Bの構成は車両1Aと同じであるので、同一の構成には同一の参照符号を図12に付して説明を省略する。第3クラッチ7cは、キャリアCに結合された結合軸19と車体の一部であるケース5との間のトルク伝達を許容する係合状態と、そのトルク伝達を遮断する解放状態との間で切り替え可能である。これにより、第3クラッチ7cは第3モータ・ジェネレータ2cと同じように、車体の一部であるケース5に対して回転要素である結合軸19を回転不能な状態と回転可能な状態との間で変更可能である。
次に、図17及び図18を参照しながら、第1モータ・ジェネレータ2a又は第2モータ・ジェネレータ2bのいずれか一つ以上を交換した場合に実施される自己診断モードについて説明する。
ECU20は、第1の形態と同様に、モータ交換前の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、車両1Bを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2bを惰行運転する。図17に示された運転時における各モータ・ジェネレータ2a、2bの相互間の回転数の関係を、車両ECU20aが各モータ・ジェネレータ2a、2bの動作情報として学習し、その学習結果を交換前情報として記憶する。
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、図18に示すように、車両1Bを走行させずに手順1の場合とは逆回転方向に、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2bを惰行運転する。そして、車両ECU20aは遊星歯車機構11に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を記憶する。
車両ECU20aは、モータ交換後の初回電源投入時にモータECU20bから車両ECU20aに入力されたモータ情報(図9参照)に含まれる回転数検出装置の最大公差を記憶する。
ECU20は、モータ交換後の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、車両1Bを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2bを惰行運転する。そして、その運転時における各モータ・ジェネレータ2a、2bの相互間の回転数の関係を演算し、その演算結果を交換後情報として取得する。すなわち、ECU20は、手順1と同じ手順で、共通の動作情報である各モータ・ジェネレータ2a、2bの相互間の回転数の関係を交換後情報として学習する。次に、ECU20は、交換前情報と交換後情報とを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを、公差を考慮して診断する。より具体的には、ECU20は、交換後情報と、手順1で取得した交換前情報に手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してこれらの一致度を演算する。そして、ECU20は、その一致度が所定レベルを超えるか否かを判断することによってモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを診断する。この診断においては、第1の形態と同様に、交換前情報に回転数検出装置の最大公差を加えたものが交換後情報の比較対象となるので、制御の正しさの診断に回転数検出装置の最大公差が考慮される。これにより、診断の信頼性が高まる。
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、車両1Bを走行させずに手順2の場合とは逆回転方向に、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2を惰行運転する。そして、車両ECU20aはギアのガタを取得する。そして、取得したガタと、手順2で学習したガタに手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを診断する。
2a 第1モータ・ジェネレータ(第1モータ)
2b 第2モータ・ジェネレータ(第2モータ)
2c 第3モータ・ジェネレータ(第3モータ)
5 ケース(車体)
7a 第1クラッチ
7b 第2クラッチ
7c 第3クラッチ
20 ECU(制御装置)
Claims (1)
- 第1クラッチと、
前記第1クラッチを介在させた状態で互いに連結された第1モータ及び第2モータと、
前記第1モータ又は前記第2モータのいずれか一方のモータと車体との間に設けられた第2クラッチと、
前記第2クラッチと前記車体との間の回転要素を、前記車体に対して回転不能な状態と回転可能な状態との間で変更可能な第3クラッチ又は第3モータと、
各モータの回転を駆動輪側に伝達する歯車機構と、
を備え、
前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記第3モータの各モータを交換可能に構成された車両に適用される制御装置であって、
前記第1モータ、前記第2モータ及び前記第3モータのうち、いずれか一つ以上のモータが交換される前に、各モータの動作情報として、前記車両を走行させずに前記第1クラッチ、前記第2クラッチ、又は前記第3クラッチ若しくは前記第3モータを操作する所定の手順に従って前記歯車機構に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を交換前情報として記憶し、
前記第1モータ、前記第2モータ及び前記第3モータのうち、いずれか一つ以上のモータが交換された後に、交換後における各モータの前記動作情報と共通の動作情報を前記手順と同じ手順に従って交換後情報として取得し、
前記交換前情報と前記交換後情報とを比較して、交換後の各モータの制御の正しさを、公差を考慮して診断する、
自己診断モードを実施可能な車両の制御装置。
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