JP6583057B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のモータを備えた車両に適用される制御装置に関する。
内燃機関とモータとを走行用動力源として備えたハイブリッド車両として、遊星歯車機構として構成された動力分割機構を介在させて3つのモータが設けられたものが知られている(特許文献1)。
特開2005−6406号公報
近年、特許文献1のハイブリッド車両や電気自動車に搭載されるモータがモジュール化され、車両に対して必要に応じて動力性能が異なるモータを入れ替えたりする場合がある。そのようなモータの交換に際し、入れ替えの対象となるモータの動作情報を車両に搭載される電子制御ユニット(ECU)に交換前に入力しておき、交換後に車両を試走させてモータの制御の正しさを確認する必要があった。
そこで、本発明は、交換後のモータの制御の正しさを車両の試走前に診断できる車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の車両の制御装置は、第1クラッチと、前記第1クラッチを介在させた状態で互いに連結された第1モータ及び第2モータと、前記第1モータ又は前記第2モータのいずれか一方のモータと車体との間に設けられた第2クラッチと、前記第2クラッチと前記車体との間の回転要素を、前記車体に対して回転不能な状態と回転可能な状態との間で変更可能な第3クラッチ又は第3モータと、各モータの回転を駆動輪側に伝達する歯車機構と、を備え、前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記第3モータの各モータを交換可能に構成された車両に適用される制御装置であって、前記第1モータ、前記第2モータ及び前記第3モータのうち、いずれか一つ以上のモータが交換される前に、各モータの動作情報として、前記車両を走行させずに前記第1クラッチ、前記第2クラッチ、又は前記第3クラッチ若しくは前記第3モータを操作する所定の手順に従って前記歯車機構に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を交換前情報として記憶し、前記第1モータ、前記第2モータ及び前記第3モータのうち、いずれか一つ以上のモータが交換された後に、交換後における各モータの前記動作情報と共通の動作情報を前記手順と同じ手順に従って交換後情報として学習し、前記交換前情報と前記交換後情報とを比較して、交換後の各モータの制御の正しさを、公差を考慮して診断する、自己診断モードを実施可能なものである。
本発明の車両の制御装置によれば、モータ交換前に車両を走行させずに得た各モータの動作情報に関する交換前情報と、モータ交換後に同じ手順で得た交換後情報とを比較することにより交換後の各モータの制御の正しさを、公差を考慮して診断できる。これにより、車両を試走させることなく交換後の各モータの制御の正しさを診断することが可能となる。
本発明の第1の形態に係る車両の要部を模式的に示した図。 駆動モード毎の各クラッチ及び第3モータ・ジェネレータの状態を示した図。 低速モード時の速度線図を示した図。 中高速モード時の速度線図を示した図。 各モータ・ジェネレータの効率特性を示した図。 第1の形態に係る各モータ・ジェネレータの動作モードを示した図。 低速モードの実施時におけるモータ制御の一例を示した図。 中高速モードの実施時におけるモータ制御の一例を示した図。 第1の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 車両ECUとモータECUとの間で送受信される各種情報を示した図。 第1の形態に係る自己診断モードの手順1を実施した際の速度線図。 第1の形態に係る自己診断モードの手順2を実施した際の速度線図。 第2の形態に係る車両の要部を模式的に示した図。 駆動モード毎の各クラッチの状態を示した図。 低中速モード時の速度線図を示した図。 中高速モード時の速度線図を示した図。 第2の形態に係る各モータ・ジェネレータの動作モードを示した図。 第2の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 第2の形態に係る自己診断モードの手順1を実施した際の速度線図。 第2の形態に係る自己診断モードの手順2を実施した際の速度線図。
(第1の形態)
図1に示すように、車両1Aは複数の(本形態では3つの)モータ・ジェネレータ2a〜2cを走行用動力源として備えた電気自動車として構成されている。車両1Aは各モータ・ジェネレータ2a〜2cを交換可能に構成されている。各モータ・ジェネレータ2a〜2cは不図示のバッテリに電気的に接続されていて電動機及び発電機として機能する。第1モータ・ジェネレータ2aは本発明に係る第1モータに、第2モータ・ジェネレータ2bは本発明に係る第2モータに、第3モータ・ジェネレータ2cは本発明に係る第3モータにそれぞれ相当する。なお、以下の説明又は図面において、第1モータ・ジェネレータ2aを「MG1」として、第2モータ・ジェネレータ2bを「MG2」として、第3モータ・ジェネレータ2cを「MG3」として、それぞれ表記する場合がある。
各モータ・ジェネレータ2a〜2cの不図示のステータは車体の一部であるケース5に固定されている。各モータ・ジェネレータ2a〜2cにはモータ駆動軸6a〜6cが連結されており、これらは同一軸線上に配置されている。第1モータ駆動軸6aは第1モータ・ジェネレータ2aを、第2モータ駆動軸6bは第2モータ・ジェネレータ2bをそれぞれ貫いている。第1モータ駆動軸6aと第2モータ駆動軸6bとの間には第1クラッチ7aが、第2モータ駆動軸6bと第3モータ駆動軸6cとの間には第2クラッチ7bがそれぞれ設けられている。換言すれば、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bは第1クラッチ7aを介在させた状態で互いに連結されている。
第1クラッチ7aは第1モータ駆動軸6aと第2モータ駆動軸6bとの間のトルク伝達を許容する係合状態と、これらの間のトルク伝達を遮断する解放状態との間で動作モードを切り替えることができる。また、第2クラッチ7bは第2モータ駆動軸6bと第3モータ駆動軸6cとの間のトルク伝達を許容する係合状態と、これらの間のトルク伝達を遮断する解放状態との間で動作モードを切り替えることができる。詳しくは後述するが、各クラッチ7a、7bを適宜操作することにより、各モータ・ジェネレータ2a〜2c間のトルク伝達の形態を変更可能である。特に、第3モータ・ジェネレータ2cを適宜制御することにより、第2クラッチ7bとケース5との間の回転要素である第3モータ駆動軸6cをケース5に対して回転不能な状態と回転可能な状態との間で変更できる。
車両1Aには、左右の駆動輪Dwにトルクを分配するディファレンシャル機構10が設けられている。ディファレンシャル機構10と各モータ・ジェネレータ2a〜2cとの間には遊星歯車機構11が介在する。遊星歯車機構11はシングルピニオン型の遊星歯車機構として構成されている。遊星歯車機構11は、外歯歯車のサンギアSと、サンギアSと同軸に配置された内歯歯車のリングギアRと、サンギアS及びリングギアRのそれぞれと噛み合うピニオンPを自転かつ公転自在に保持するキャリアCとを備えている。サンギアSは第1モータ駆動軸6aに結合され、リングギアRはディファレンシャル機構10にトルク伝達するためのプロペラ軸12に結合されている。キャリアCは結合点Aにて第3モータ駆動軸6cに結合されている。
周知のように、遊星歯車機構11のサンギアS、リングギアR、及びキャリアCの各要素の回転速度には、サンギアSの回転速度をωs、リングギアRの回転速度をωr、キャリアCの回転速度をωc、及びプラネタリギア比をρとした場合、次の式1が成立する。なお、プラネタリギア比ρは、サンギアSの歯数をZs、リングギアの歯数をZrとした場合、ρ=Zs/Zrが成立する。
ωc=ρ/(1+ρ)×ωs+1/(1+ρ)×ωr ……1
車両1Aは、各クラッチ7a、7b及び第3モータ・ジェネレータ2cのそれぞれを車速に合わせて制御することにより、低速時に適した低速モードと、中高速時に適した中高速モードとの間で駆動モードを切り替えることができる。駆動モード毎の各クラッチ7a、7b及び第3モータ・ジェネレータ2cの状態は図2に示されている。また、低速モード時の速度線図は図3Aに、中高速モード時の速度線図は図3Bに、それぞれ示されている。
図2に示すように、低速モードは、第1クラッチ7aが係合状態に、第2クラッチ7bが解放状態に、第3モータ・ジェネレータ2cが停止状態にそれぞれ制御される。なお、第3モータ・ジェネレータ2cの停止状態はその回転速度が0に維持されるように制御された状態を意味する。車両1Aの駆動モードが低速モードに切り替えられると、図3Aに示すように、遊星歯車機構11のキャリアCが固定された状態で、第1モータ・ジェネレータ2aの出力トルクと第2モータ・ジェネレータ2bの出力トルクとが足し合わされたトルクが遊星歯車機構11のサンギアSに対して伝達される。低速モード時において、リングギアRの回転速度ωrは、式1を変形して得た次の式2にωc=0を代入することにより、次の式3に示された通りとなる。したがって、低速モード時では、式3で示された回転速度の出力がリングギアRから出力される。その出力はプロペラ軸12を介してディファレンシャル機構10に伝達され、ディファレンシャル機構10にて左右の駆動輪Dwに分配される。なお、左右の駆動輪Dwにはブレーキ装置15が設けられている。各ブレーキ装置15は、ブレーキペダル16の踏み込み操作に応じた油圧がブレーキブースター17を介して供給されることによって操作される。
ωr=(1+ρ)×ωc−ρ×ωs ……2
ωr=−ρ×ωs ……3
中高速モードは、第1クラッチ7aが解放状態に、第2クラッチ7bが係合状態に、第3モータ・ジェネレータ2cが第2モータ・ジェネレータ2bと同期するようにそれぞれ制御される。車両1Aの駆動モードが中高速モードに切り替えられると、図3Bに示すように、第1モータ・ジェネレータ2aのトルクが遊星歯車機構11のサンギアSに対して、第2モータ・ジェネレータ2bの出力トルクと第3モータ・ジェネレータ2cの出力トルクとが足し合わされたトルクが遊星歯車機構11のキャリアCに対して、それぞれ伝達される。中高速モードにおいては、キャリアCの回転速度ωcが正に、サンギアSの回転速度ωsが負になるように各モータ・ジェネレータ2a〜2cを制御することにより、式2に示した回転速度の出力をリングギアRから出力させることができる。
車両1Aの制御は本発明に係る制御装置に相当する電子制御装置(ECU)20にて実施される。ECU20はコンピュータとして構成されていて、車両1Aの各部を制御する車両ECU20aと、車両ECU20aと相互通信可能な状態で電気的に接続されたモータECU20bとを含む。モータECU20bは各モータ・ジェネレータ2a〜2cと不図示のインバータ等の電気機器を介して電気的に接続される。モータECU20b、上記の電子機器及び各モータ・ジェネレータ2a〜2cによって一つのモータユニットが構成される。モータユニットの各モータ・ジェネレータ2a〜2cのいずれか一つ以上を交換した場合に実施される自己診断モードについては後述する。
ECU20は、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの効率特性を考慮し、車両1Aに対して要求された要求トルク及び現在の車速で最善の効率となるように、上述した駆動モードを切り替える。例えば、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの効率特性が図4に示されたような同じ特性である場合、各モータ・ジェネレータ2a〜2cへの要求トルクが約120Nm、回転数が約600rpm程度の場合に最も高効率な運転点となっている。
上述した低速モード及び中高速モードの場合に選択され得る各モータ・ジェネレータ2a〜2cの動作モードA〜Dは図5に示した通りである。低速モードで選択される動作モードAは要求トルクが小の場合に実施され、第1モータ・ジェネレータ2a又は第2モータ・ジェネレータ2bのいずれか一方を力行し、他方をフリーとする動作モードである。また、低速モードで選択される動作モードBは要求トルクが大の場合に実施され、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行する動作モードである。中高速モードで選択される動作モードCは要求トルクが小の場合に実施され、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行し、かつ第3モータ・ジェネレータ2cをフリーとする動作モードである。中高速モードで選択される動作モードDは要求トルクが大の場合に実施され、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの全てを力行する動作モードである。
例えば、図6に示すように、車速が比較的低い低速モードの実施時において第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者が高効率の6000rpm付近のA点で運転されている場合を考える。その場合、ECU20は、ユーザによる要求トルクの大きさに応じて図5の動作モードA又は動作モードBを選択する。そして、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2がA点からA′点に向かって運転されるようにこれらを制御し、できるだけ電力消費率のよい運転を行う。
また、図7に示すように、車速が比較的高い中高速モードの実施時において第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者が10000rpm付近のB点で運転されている場合を考える。その場合、ECU20は、ユーザによる要求トルクの大きさに応じて図5の動作モードC又は動作モードDを選択する。そして、第1モータ・ジェネレータ2aをB点から高効率の6000rpm付近のB′点に向かって運転されるように制御し、必要に応じて第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cも同様に現在の運転点からB′点付近に変化するように制御する。これにより、車速の高い状況においても要求トルクに応えつつ電力消費率のよい運転が行われる。
以上の制御を実現するため、ECU20は例えば図8の制御ルーチンを実施する。図8の制御ルーチンのプログラムはECU20に保持されており、適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。ステップS1において、ECU20は以後の処理で必要となる車両1Aの車速やアクセル開度等の車両状態を取得する。ステップS2において、ECU20は現在の車速が所定の閾値以下の低車速か否かを判定する。低車速の場合はステップS3に進み、そうでない場合はステップS7に進む。
ステップS3において、ECU20は第1クラッチ7a、第2クラッチ7b及び第3モータ・ジェネレータ2cを制御することにより車両1Aの駆動モードを低速モードへ移行させる。なお、ステップS3の実行時に低速モードである場合は低速モードに維持され、中高速モードの場合は中高速モードから低速モードに切り替えられる。ステップS4において、ECU20は動作モードAを選択し、第1モータ・ジェネレータ2a又は第2モータ・ジェネレータ2bのいずれか一方を力行し、いずれか他方をフリーにする。
ステップS5において、ECU20は車両1Aに対するユーザからの要求トルクが所定の閾値を超える要求トルク大の状態か否かを判定し、要求トルク大の場合はステップS6に進み、そうでない場合はステップS6をスキップして今回のルーチンを終了する。ステップS6において、ECU20は動作モードBを選択し、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行する。
ステップS7において、ECU20は第1クラッチ7a、第2クラッチ7b及び第3モータ・ジェネレータ2cを制御することにより車両1Aの駆動モードを中高速モードへ移行させる。なお、ステップS7の実行時に中高速モードである場合は中高速モードに維持され、低速モードの場合は低速モードから中高速モードに切り替えられる。
ステップS8において、ECU20はステップS5と同様に要求トルク大の状態か否かを判定する。要求トルク大でない場合、つまり要求トルクが閾値以下の場合はステップS9に進み、ECU20は動作モードCを選択し、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bを力行する。要求トルク大の場合はステップS10に進み、ECU20は動作モードDを選択し、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの全てを力行する。そして、今回のルーチンを終了する。図8の制御ルーチンを繰り返し実行することにより、車速及び要求トルクに適した駆動モード及び各モータ・ジェネレータ2a〜2cの動作モードが選択され、上述した電力消費率のよい運転が実現される。
(自己診断モード)
次に、図9〜図11を参照しながら、各モータ・ジェネレータ2a〜2cのいずれか一つ以上を交換した場合に実施される自己診断モードについて説明する。
図9に示したように、ECU20の車両ECU20aとモータECU20bとの間では図示するように自己診断モードの実施及びモータ交換後の制御の実施に必要な各種の情報が送受信される。車両ECU20aからモータECU20bには、各モータ・ジェネレータ2a〜2cを制御する際のトルク指令値が運転時に常時入力される。一方、モータECU20bから車両ECU20aには、モータ回転数、モータ温度及びインバータ温度が運転時に常時入力され、モータ情報及び公差情報はモータ交換後の初回電源投入時に限りモータECU20bから車両ECU20aに対して入力される。そのモータ情報には、最高回転数制限、最高/最低トルク制限、モータ種類(PMSM、IM等)、電力消費率/回転数チャート、トルク/回転数チャート、制御遅れ時間、及び回転数検出装置(不図示)の最大公差が含まれる。この回転数検出装置は各モータ・ジェネレータ2a〜2cに一つずつ取り付けられており、回転数に応じた信号を出力する装置である。したがって、初回電源投入時に車両ECU20aに入力されるモータ情報に含まれる回転数検出装置の最大公差は各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御時に許容される誤差を意味し、本発明に係る「公差」に相当する。
自己診断モードは、以下に説明するように、モータ交換前に実施される手順1及び手順2と、モータ交換以後に実施される手順3〜手順5とを含む。これらの手順1〜5は、第1クラッチ7aが解放状態に、第2クラッチ7bが係合状態にそれぞれ制御された状態で実施される。
(手順1)
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御する。すなわち、ECU20はプロペラ軸12が動かない状態となるようにブレーキ装置15にて駆動輪Dwをロックする。ブレーキ装置15の操作はブレーキブースター16を介してECU20にて行われる。そして、図10に示すように、ECU20は車両1Aを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。図10に示された運転時における各モータ・ジェネレータ2a〜2cの相互間の回転数の関係を、車両ECU20aが各モータ・ジェネレータ2a〜2cの動作情報として学習し、その学習結果を交換前情報として記憶する。
(手順2)
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御し、図11に示すように、車両1Aを走行させずに手順1の場合とは逆回転方向に第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。そして、車両ECU20aは遊星歯車機構11に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を記憶する。このガタは、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの回転方向が反転した際に遊星歯車機構11に含まれるギア列の各バックラッシュが累積されたものに相当する。
(手順3)
車両ECU20aは、モータ交換後の初回電源投入時にモータECU20bから車両ECU20aに入力されたモータ情報に含まれる回転数検出装置の最大公差を記憶する。
(手順4)
ECU20は、モータ交換後の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御し、車両1Aを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。そして、その運転時における各モータ・ジェネレータ2a〜2cの相互間の回転数の関係を演算し、その演算結果を交換後情報として取得する。すなわち、ECU20は、手順1と同じ手順で、共通の動作情報である各モータ・ジェネレータ2a〜2cの相互間の回転数の関係を交換後情報として学習する。次に、ECU20は、交換前情報と交換後情報とを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを、公差を考慮して診断する。より具体的には、ECU20は、交換後情報と、手順1で学習した交換前情報に手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してこれらの一致度を演算する。そして、ECU20は、その一致度が所定レベルを超えるか否かを判断することによってモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを診断する。この診断においては、交換前情報に回転数検出装置の最大公差を加えたものが交換後情報の比較対象となるので、制御の正しさの診断に回転数検出装置の最大公差が考慮されことになる。これにより、診断の信頼性が高まる。
(手順5)
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Aが動かない状態に制御し、車両1Aを走行させずに手順2の場合とは逆回転方向に、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2b及び第3モータ・ジェネレータ2cを惰行運転する。これにより、車両ECU20aはギアのガタを取得する。そして、取得したガタと、手順2で学習したガタに手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを診断する。
本形態によれば、モータ交換前に車両1Aを走行させずに得た各モータ・ジェネレータ2a〜2cの動作情報に関する交換前情報と、モータ交換後に同じ手順で得た交換後情報とを比較することにより交換後の各モータ・ジェネレータ2a〜2cの制御の正しさを、回転数検出装置の最大公差を考慮して診断できる。これにより、車両1Aを試走させることなく交換後の各モータの制御の正しさを診断することが可能となる。また、本形態は手順2及び手順5を実施することにより、各モータ・ジェネレータ2a〜2cの動作情報の他にモータ交換前のガタとモータ交換後のガタとの比較結果を診断結果に反映させることもできる。これにより、診断の信頼性をより高めることができる。
(第2の形態)
次に、本発明の第2の形態を図12〜図18を参照しながら説明する。第2の形態の車両1Bは、第1の形態の車両1Aの第3モータ・ジェネレータ2cを第3クラッチ7cに置き換えたものに相当する。その他の車両1Bの構成は車両1Aと同じであるので、同一の構成には同一の参照符号を図12に付して説明を省略する。第3クラッチ7cは、キャリアCに結合された結合軸19と車体の一部であるケース5との間のトルク伝達を許容する係合状態と、そのトルク伝達を遮断する解放状態との間で切り替え可能である。これにより、第3クラッチ7cは第3モータ・ジェネレータ2cと同じように、車体の一部であるケース5に対して回転要素である結合軸19を回転不能な状態と回転可能な状態との間で変更可能である。
車両1Bは駆動モードの切り替えや自己診断モードの手順の一部について構成上の相違によって第1の形態とは異なる点があるが基本的事項は同じである。以下においては、第1の形態との共通部分の説明は簡略化又は省略する。
車両1Bは、各クラッチ7a〜7cを車速に合わせて制御することにより、低速から中速時に適した低中速モードと、中速から高速時に適した中高速モードとの間で駆動モードを切り替えることができる。駆動モード毎の各クラッチ7a〜7cの状態は図13に示されている。また、低速モード時の速度線図は図14Aに、中高速モード時の速度線図は図14Bに、それぞれ示されている。
図13に示すように、低中速モードは、第1クラッチ7aが係合状態に、第2クラッチ7bが解放状態に、第3クラッチ7cが係合状態にそれぞれ制御される。これにより、車両1Bの駆動モードが低中速モードに切り替えられると、図14Aに示すように、遊星歯車機構11のキャリアCが固定された状態で、第1モータ・ジェネレータ2aの出力トルクと第2モータ・ジェネレータ2bの出力トルクとが足し合わされたトルクが遊星歯車機構11のサンギアSに対して伝達される。低中速モード時のリングギアRの回転速度ωrは、キャリアCが固定される第1の形態と同様に、上記式3で示された通りとなる。
中高速モードは、第1クラッチ7aが解放状態に、第2クラッチ7bが係合状態に、第3クラッチ7cが解放状態にそれぞれ制御される。車両1Bの駆動モードが中高速モードに切り替えられると、図14Bに示すように、第1モータ・ジェネレータ2aのトルクが遊星歯車機構11のサンギアSに対して、第2モータ・ジェネレータ2bのトルクが遊星歯車機構11のキャリアCに対して、それぞれ伝達される。中高速モードにおいては、キャリアCの回転速度ωcが正に、サンギアSの回転速度ωsが負になるように第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bを制御することにより、上記式2に示した回転速度の出力をリングギアRから出力させることができる。
車両1Bの制御はECU20にて実施される。ECU20は、各モータ・ジェネレータ2a、2bの効率特性を考慮し、車両1Bに対して要求された要求トルク及び現在の車速で最善の効率となるように駆動モードを切り替える。各駆動モードで選択され得る各モータ・ジェネレータ2a、2bの動作モードA〜Dは図15に示した通りである。
図15に示すように、低中速モードで選択される動作モードAは要求トルクが小の場合に実施され、第1モータ・ジェネレータ2aをフリーに、第2モータ・ジェネレータ2bを力行する動作モードである。また、動作モードBは要求トルクが小の場合に実施され、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、第2モータ・ジェネレータ2bをフリーにする動作モードである。動作モードCは要求トルクが大の場合に実施され、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行する動作モードである。中高速モードで選択される動作モードDは要求トルクに関わらず、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行する動作モードである。
車両1Bの制御は、例えば図16の制御ルーチンをECU20が実施することにより実現される。図16の制御ルーチンのプログラムはECU20に保持されており、適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。ステップS11において、ECU20は以後の処理で必要となる車両1Bの車速やアクセル開度等の車両状態を取得する。ステップS12において、ECU20は現在の車速が所定の閾値以下の低車速か否かを判定する。低車速の場合はステップS13に進み、そうでない場合はステップS17に進む。
ステップS13において、ECU20は各クラッチ7a〜7cを制御することにより車両1Bの駆動モードを低中速モードへ移行させる。なお、ステップS13の実行時に低中速モードである場合は低中速モードに維持され、中高速モードである場合は中高速モードから低中速モードに切り替えられる。ステップS14において、ECU20は動作モードA又はBを選択し、第1モータ・ジェネレータ2a又は第2モータ・ジェネレータ2bのいずれか一方を力行し、いずれか他方をフリーにする。
ステップS15において、ECU20は車両1Bに対するユーザからの要求トルクが所定の閾値を超える要求トルク大の状態か否かを判定し、要求トルク大の場合はステップS16に進み、そうでない場合はステップS16をスキップして今回のルーチンを終了する。ステップS16において、ECU20は動作モードCを選択し、第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行する。
ステップS17において、ECU20は各クラッチ7a〜7cを制御することにより車両1Bの駆動モードを中高速モードへ移行させる。なお、ステップS17の実行時に中高速モードである場合は中高速モードに維持され、低速モードである場合は低速モードから中高速モードに切り替えられる。
ステップS18において、ECU20はステップS11で取得した車速と要求トルクとに基づいて第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bのそれぞれの電力消費率を計算する。そして、これら電力消費率の合計が最良となるような第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの各回転数を計算する。
ステップS19において、ECU20は動作モードDを選択し、ステップS18で計算した各回転数にて第1モータ・ジェネレータ2a及び第2モータ・ジェネレータ2bの両者を力行する。そして、今回のルーチンを終了する。図16の制御ルーチンを繰り返し実行することにより、車速及び要求トルクに適した駆動モード及び各モータ・ジェネレータ2a、2bの動作モードが選択され電力消費率のよい運転が実現される。
(自己診断モード)
次に、図17及び図18を参照しながら、第1モータ・ジェネレータ2a又は第2モータ・ジェネレータ2bのいずれか一つ以上を交換した場合に実施される自己診断モードについて説明する。
自己診断モードは、以下に説明するように、モータ交換前に実施される手順1及び手順2と、モータ交換以後に実施される手順3〜手順5とを含む。これらの手順1〜5は、第1クラッチ7aが解放状態に、第2クラッチ7bが係合状態に、第3クラッチ7cが解放状態にそれぞれ制御された状態で実施される。
(手順1)
ECU20は、第1の形態と同様に、モータ交換前の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、車両1Bを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2bを惰行運転する。図17に示された運転時における各モータ・ジェネレータ2a、2bの相互間の回転数の関係を、車両ECU20aが各モータ・ジェネレータ2a、2bの動作情報として学習し、その学習結果を交換前情報として記憶する。
(手順2)
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、図18に示すように、車両1Bを走行させずに手順1の場合とは逆回転方向に、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2bを惰行運転する。そして、車両ECU20aは遊星歯車機構11に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を記憶する。
(手順3)
車両ECU20aは、モータ交換後の初回電源投入時にモータECU20bから車両ECU20aに入力されたモータ情報(図9参照)に含まれる回転数検出装置の最大公差を記憶する。
(手順4)
ECU20は、モータ交換後の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、車両1Bを走行させずに第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2bを惰行運転する。そして、その運転時における各モータ・ジェネレータ2a、2bの相互間の回転数の関係を演算し、その演算結果を交換後情報として取得する。すなわち、ECU20は、手順1と同じ手順で、共通の動作情報である各モータ・ジェネレータ2a、2bの相互間の回転数の関係を交換後情報として学習する。次に、ECU20は、交換前情報と交換後情報とを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを、公差を考慮して診断する。より具体的には、ECU20は、交換後情報と、手順1で取得した交換前情報に手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してこれらの一致度を演算する。そして、ECU20は、その一致度が所定レベルを超えるか否かを判断することによってモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを診断する。この診断においては、第1の形態と同様に、交換前情報に回転数検出装置の最大公差を加えたものが交換後情報の比較対象となるので、制御の正しさの診断に回転数検出装置の最大公差が考慮される。これにより、診断の信頼性が高まる。
(手順5)
ECU20は、モータ交換前の所定時期に車両1Bが動かない状態に制御し、車両1Bを走行させずに手順2の場合とは逆回転方向に、第1モータ・ジェネレータ2aを力行し、かつ第2モータ・ジェネレータ2を惰行運転する。そして、車両ECU20aはギアのガタを取得する。そして、取得したガタと、手順2で学習したガタに手順3で記憶した回転数検出装置の最大公差を加えたものとを比較してモータ交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを診断する。
本形態によれば、第1の形態と同様に、モータ交換前に車両1Bを走行させずに得た各モータ・ジェネレータ2a、2bの動作情報に関する交換前情報と、モータ交換後に同じ手順で得た交換後情報とを比較することにより交換後の各モータ・ジェネレータ2a、2bの制御の正しさを、回転数検出装置の最大公差を考慮して診断できる。これにより、車両1Bを試走させることなく交換後の各モータの制御の正しさを診断することが可能となる。また、本形態においても、手順2及び手順5を実施することにより、各モータ・ジェネレータ2a、2bの動作情報の他にモータ交換前のガタとモータ交換後のガタとの比較結果を診断結果に反映させることもできるので診断の信頼性をより高めることができる。
本発明は上記各形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。上記各形態の車両は、モータとして、電動機及び発電機として機能するモータ・ジェネレータを備えているが、本発明の制御装置は電動機のみの機能を有するモータを備えた車両を適用対象とすることも可能である。
1A、1B 車両
2a 第1モータ・ジェネレータ(第1モータ)
2b 第2モータ・ジェネレータ(第2モータ)
2c 第3モータ・ジェネレータ(第3モータ)
5 ケース(車体)
7a 第1クラッチ
7b 第2クラッチ
7c 第3クラッチ
20 ECU(制御装置)

Claims (1)

  1. 第1クラッチと、
    前記第1クラッチを介在させた状態で互いに連結された第1モータ及び第2モータと、
    前記第1モータ又は前記第2モータのいずれか一方のモータと車体との間に設けられた第2クラッチと、
    前記第2クラッチと前記車体との間の回転要素を、前記車体に対して回転不能な状態と回転可能な状態との間で変更可能な第3クラッチ又は第3モータと、
    各モータの回転を駆動輪側に伝達する歯車機構と、
    を備え、
    前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記第3モータの各モータを交換可能に構成された車両に適用される制御装置であって、
    前記第1モータ、前記第2モータ及び前記第3モータのうち、いずれか一つ以上のモータが交換される前に、各モータの動作情報として、前記車両を走行させずに前記第1クラッチ、前記第2クラッチ、又は前記第3クラッチ若しくは前記第3モータを操作する所定の手順に従って前記歯車機構に存在するギアのガタを学習し、その学習結果を交換前情報として記憶し、
    前記第1モータ、前記第2モータ及び前記第3モータのうち、いずれか一つ以上のモータが交換された後に、交換後における各モータの前記動作情報と共通の動作情報を前記手順と同じ手順に従って交換後情報として取得し、
    前記交換前情報と前記交換後情報とを比較して、交換後の各モータの制御の正しさを、公差を考慮して診断する、
    自己診断モードを実施可能な車両の制御装置。
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