JP6581209B2 - 超音波振動子ユニット、超音波プローブ、及び超音波振動子ユニットの製造方法 - Google Patents

超音波振動子ユニット、超音波プローブ、及び超音波振動子ユニットの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、超音波振動子ユニット、超音波プローブ、及び超音波振動子ユニットの製造方法に関する。
従来、被検体の体内に挿入する挿入部の先端に超音波振動子が配置されている超音波振動子ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような超音波振動子ユニットでは、超音波振動子や基板、信号ケーブル等を含む振動子部がハウジングに収容されている。
特開2002−199494号公報
ところで、超音波振動子ユニットを組み立てる工程では、ハウジングに対して振動子部を高精度に位置決めする必要がある。この工程は熟練を要するため、不慣れな作業者が組み立てた場合、ハウジングに対して振動子部が正確に位置決めされていない場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ハウジングに対して振動子部が正確に位置決めされている超音波振動子ユニット、超音波プローブ、及び超音波振動子ユニットの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットは、複数の圧電素子がアレイ状に配列されている超音波振動子を含み、前記圧電素子の配列方向と直交する方向に突起している円柱状の凸部、又は前記凸部を支持する支持部のいずれか一方を有する振動子部と、前記振動子部を収容するハウジングであって、前記凸部、又は前記支持部の他方を有するハウジングと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットは、前記凸部は、前記振動子部の前記圧電素子の両端側の側面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、前記支持部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記凸部と直交し、かつ前記凸部と対向する内壁面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットは、前記凸部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記圧電素子の前記配列方向に沿って延在する一対の内壁面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、前記支持部は、前記振動子部の前記圧電素子の両端側の側面のうち、前記凸部と対向する面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットは、前記複数の圧電素子は円弧状に配列されており、前記凸部及び前記支持部は、円弧状に配列された前記圧電素子の曲率中心に配置されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットは、前記凸部は、前記超音波振動子の外表面に設けられた音響レンズの前記圧電素子の両端側の側面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、前記支持部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記凸部と直交し、かつ前記凸部と対向する内壁面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットは、前記凸部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記圧電素子の前記配列方向に沿って延在する一対の内壁面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、前記支持部は、前記超音波振動子の外表面に設けられた音響レンズの前記圧電素子の両端側の側面のうち、前記凸部と対向する面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波プローブは、上記の超音波振動子ユニットを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットの製造方法は、複数の圧電素子がアレイ状に配列されている超音波振動子を含む振動子部と、前記振動子部を収容するハウジングとのいずれか一方に形成され、前記圧電素子の配列方向と直交する方向に突起している円柱状の凸部を、前記振動子部と前記ハウジングとの他方に形成され、前記凸部を支持する支持部に、回転可能に支持させる支持ステップと、前記ハウジングに対して前記振動子部を回転させて位置決めする位置決めステップと、前記振動子部と前記ハウジングとを位置決めした状態で固定する固定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングに対して振動子部が正確に位置決めされている超音波振動子ユニット、超音波プローブ、及び超音波振動子ユニットの製造方法を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る内視鏡システムを模式的に示す図である。 図2は、超音波振動子ユニットの斜視図である。 図3は、図2の振動子部から音響レンズを取り外した状態を表す図である。 図4は、図3を上方から見た側面図である。 図5は、図2のハウジングの拡大斜視図である。 図6は、振動子部のハウジングに対する位置決めの様子を説明するための図である。 図7は、変形例1−1に係る超音波振動子ユニットの振動子部の斜視図である。 図8は、実施の形態2に係る超音波振動子ユニットの振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。 図9は、変形例2−1に係る超音波振動子ユニットの振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。 図10は、実施の形態3に係る超音波振動子ユニットの断面図である。 図11は、図10の振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。 図12は、図10のハウジングの拡大斜視図である。 図13は、変形例3−1に係る超音波振動子ユニットの断面図である。 図14は、図13の振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。 図15は、図13のハウジングの拡大斜視図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る超音波振動子ユニット、超音波プローブ、及び超音波振動子ユニットの製造方法の実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、超音波振動子を含む振動子部と、振動子部を収容するハウジングと、を備える超音波振動子ユニット一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態1)
〔内視鏡システムの概略構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係る内視鏡システムを模式的に示す図である。内視鏡システム1は、超音波内視鏡を用いて人等の被検体内の超音波診断を行うシステムである。この内視鏡システム1は、図1に示すように、内視鏡2と、超音波観測装置3と、内視鏡観察装置4と、表示装置5と、光源装置6と、を備える。内視鏡2は、一部を被検体内に挿入可能とし、被検体内の体壁に向けて超音波パルスを送信すると共に被検体にて反射された超音波エコーを受信してエコー信号を出力する機能、及び被検体内を撮像して画像信号を出力する機能を有する超音波内視鏡である。なお、内視鏡2の詳細な構成については、後述する。
超音波観測装置3は、超音波ケーブル31を介して内視鏡2に電気的に接続し、超音波ケーブル31を介して内視鏡2にパルス信号を出力すると共に内視鏡2からエコー信号を入力する。そして、超音波観測装置3は、当該エコー信号に所定の処理を施して超音波画像を生成する。
内視鏡観察装置4は、ビデオケーブル41を介して内視鏡2に電気的に接続し、ビデオケーブル41を介して内視鏡2からの画像信号を入力する。そして、内視鏡観察装置4は、当該画像信号に所定の処理を施して内視鏡画像を生成する。
表示装置5は、液晶又は有機EL(Electro Luminescence)を用いて構成され、超音波観測装置3にて生成された超音波画像や、内視鏡観察装置4にて生成された内視鏡画像等を表示する。
光源装置6は、光ファイバケーブル61を介して内視鏡2に接続し、光ファイバケーブル61を介して被検体内を照明する照明光を内視鏡2に供給する。
〔内視鏡の構成〕
内視鏡2は、図1に示すように、挿入部21と、操作部22と、ユニバーサルケーブル23と、コネクタ24とを備える。なお、以下に記載する「先端」は、挿入部21の先端側に位置する端部を意味する。また、以下に記載する「基端」は、挿入部21の先端から離間する側(操作部22側)に位置する端部を意味する。
挿入部21は、被検体内に挿入される部分である。この挿入部21は、図1に示すように、先端側に設けられる超音波振動子ユニット211と、超音波振動子ユニット211の基端側に連結される硬性部材212と、硬性部材212の基端側に連結され湾曲可能とする湾曲部213と、湾曲部213の基端側に連結され可撓性を有する可撓管部214と、を備える。
ここで、挿入部21内部には、光源装置6から供給された照明光を伝送するライトガイド(図示略)、被検体内の光学像を導く後述するイメージガイド(図示略)、各種信号を伝送する複数の信号ケーブル(例えば、ユニバーサルケーブル23を介して超音波ケーブル31に電気的に接続する後述する信号ケーブル2112(図2参照)等)、及び各種処置具(図示略)が挿通されるチューブ(図示略)が引き回されている。なお、超音波振動子ユニット211の先端側の詳細な構成については、後述する。
湾曲部213は、円筒形状を有し、医師等による湾曲ノブ221の操作に応じて、湾曲する部分である。
硬性部材212は、本発明に係る先端部材としての機能を有し、樹脂材料から構成された硬質部材であり、略円柱形状を有する。
操作部22は、挿入部21の基端側に連結され、医師等からの各種操作を受け付ける部分である。この操作部22は、図1に示すように、湾曲部213を湾曲操作するための湾曲ノブ221と、各種操作を行うための複数の操作部材222と、を備える。また、操作部22には、挿入部21内に配設されたチューブ(図示略)に連通し、チューブに各種処置具を挿通するための処置具挿入口223が形成されている。さらに、操作部22内部には、被検体内の光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子(図示略)と、イメージガイドにて導かれた光学像を当該撮像素子に結像する光学系(図示略)とが配設されている。
ユニバーサルケーブル23は、一端が操作部22に接続し、各種信号を伝送する複数の信号ケーブル、及び光源装置6から供給された照明光を伝送する光ファイバ等が配設されたケーブルである。
コネクタ24は、ユニバーサルケーブル23の他端に設けられている。そして、コネクタ24は、超音波ケーブル31、ビデオケーブル41、及び光ファイバケーブル61がそれぞれ接続される第1〜第3コネクタ部241〜243を備える。
〔超音波振動子ユニットの構成〕
図2は、超音波振動子ユニットの斜視図である。超音波振動子ユニット211は、図2に示すように、コンベックス型の超音波探触子である振動子部2110と、振動子部2110を収容するハウジング2111と、を備える。
まず、振動子部2110の構成を説明する。振動子部2110は、超音波観測装置3からのパルス信号を伝送すると共に振動子部2110からのエコー信号を超音波観測装置3に伝送する信号ケーブル2112と、振動子部2110の外表面に設けられた音響レンズ2113と、を有する。
図3は、図2の振動子部から音響レンズを取り外した状態を表す図である。図3に示すように、振動子部2110は、基板2114と、基板2114を支持する基板支持部2115と、複数の圧電素子がアレイ状に配列されている超音波振動子2116と、超音波振動子2116の両側面に配置されているサイドボード2117と、を有する。
信号ケーブル2112の先端は、複数のケーブルからなり、各ケーブルが基板2114に半田付け等により電気的に接続され、超音波振動子2116の各圧電素子に信号を送受信する。
音響レンズ2113は、シリコーン、ポリメチルペンテン、エポキシ樹脂、ポリエーテルイミドなどを用いて形成され、一方の面が凸状又は凹状をなし、超音波振動子2116からの超音波を外部に出射する際に超音波を拡散すると共に、外部からの超音波エコーを超音波振動子2116に取り込む際に超音波を絞る機能を有する。なお、音響レンズ2113と超音波振動子2116との間に圧電素子と観測対象との音響インピーダンスをマッチングさせる1層又は複数層の音響整合層が配置されていてもよい。
基板2114は、圧電素子の両端側の側面のうち一方の側面に形成されており、信号ケーブル2112の複数のケーブルと超音波振動子2116の各圧電素子とを電気的に接続する。基板2114には、後述する基板支持部2115の凸部2115aが挿通される孔2114aが形成されている。
基板支持部2115は、平板状をなしており、その主面で基板2114を支持する。基板支持部2115には、主面と直交する方向に突起している円柱状の凸部2115aが形成されている。
図4は、図3を上方から見た側面図である。図4に示すように、超音波振動子2116は、複数の圧電素子が配列方向Dに沿って円弧状に配列されており、各圧電素子が被検体内の体壁に向けて超音波パルスを送信すると共に被検体にて反射された超音波エコーを受信してエコー信号を出力する。ここで、凸部2115aは、円弧状に配列された圧電素子の曲率中心に配置されており、かつ圧電素子の配列方向Dと直交する方向に突起している。
サイドボード2117には、サイドボード2117と基板支持部2115の凸部2115aとが干渉しないよう切欠部2117aが形成されている。
図5は、図2のハウジングの拡大斜視図である。図5に示すように、ハウジング2111には、振動子部2110を収容する開口部2111aが形成されている。開口部2111aの内壁面2111aaは、凸部2115aと直交し、かつ凸部2115aと対向しており、さらに、圧電素子の配列方向Dに沿って延在している。また、内壁面2111aaには、基板支持部2115の凸部2115aを支持する支持部2111abが形成されている。
この超音波振動子ユニット211では、基板支持部2115の凸部2115aがハウジング2111の支持部2111abに回転可能に支持され、ハウジング2111に対する振動子部2110の位置決めを行った後に、振動子部2110とハウジング2111とを位置決めした状態で固定する。図6は、振動子部のハウジングに対する位置決めの様子を説明するための図である。図6は、基板支持部2115の凸部2115aがハウジング2111の支持部2111abに回転可能に支持された状態の断面図を表している。図6に示すように、振動子部2110とハウジング2111との間には、隙間S1及び隙間S2ができる。そして、振動子部2110を凸部2115aが回転中心となるように回転させることにより、隙間S1及び隙間S2を厚さが保証された厚さゲージ等を用いて等しい厚さに調整する。これにより、振動子部2110のハウジング2111に対する位置決めを正確に行うことができる。位置決めを行った後、隙間S1及び隙間S2の厚さがずれないように接着剤等で振動子部2110とハウジング2111とを固定する。
以上説明したように、超音波振動子ユニット211は、ハウジングに対して振動子部が正確に位置決めされている超音波振動子ユニットである。
なお、隙間S1と隙間S2とを異なる厚さに調整することで振動子部2110のハウジング2111に対する位置決めが行われる構成であってもよい。
(変形例1−1)
図7は、変形例1−1に係る超音波振動子ユニットの振動子部の斜視図である。変形例1−1に係る超音波振動子ユニットの振動子部2110Aは、振動子部2110Aの圧電素子の両端側の側面に形成された基板支持部2115Aが設けられている。そして、各基板支持部2115Aには、外側に向かって突起している円柱状の凸部2115Aa(図7の裏面側の凸部2115Aaは不図示)が形成されている。同様に、不図示のハウジングの開口部の各凸部2115Aaと直交し、かつ各凸部2115Aaと対向している内壁面には、各凸部2115Aaをそれぞれ支持する支持部が形成されている。
(実施の形態2)
図8は、実施の形態2に係る超音波振動子ユニットの振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。図8に示すように、超音波振動子ユニット211Bは、振動子部2110Bと、ハウジング2111Bと、を備える。振動子部2110Bの音響レンズ2113Bの圧電素子の両端側の側面には、円柱状の凸部2113Ba(図8の裏面側の凸部2113Baは不図示)が形成されている。ハウジング2111Bに形成され、振動子部2110Bを収容する開口部2111Baの各凸部2113Baと直交し、かつ各凸部2113Baと対向している内壁面2111Baaには、音響レンズ2113Bの各凸部2113Baとそれぞれ嵌合して支持する支持部2111Bab(図8の手前側の支持部2111Babは不図示)が形成されている。なお、音響レンズ2113Bは、シリコーン等の弾性部材からなるため、振動子部2110Bをハウジング2111Bに嵌合する際には、凸部2113Baが弾性変形する。そして、凸部2113Baと支持部2111Babとの位置が合うと、凸部2113Baが支持部2111Babに嵌まる。また、凸部2113Baと支持部2111Babとは、圧電素子の両端側の側面のいずれか一方の側面のみに形成されていてもよい。
(変形例2−1)
図9は、変形例2−1に係る超音波振動子ユニットの振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。図9に示すように、超音波振動子ユニット211Cは、振動子部2110Cと、ハウジング2111Cと、を備える。ハウジング2111Cに形成され、振動子部2110Cを収容する開口部2111Caには、圧電素子の配列方向に沿って延在する一対の内壁面2111Caaに円柱状の凸部2111Cab(図9の手前側の凸部2111Cabは不図示)が形成されている。振動子部2110Cの超音波振動子の外表面に設けられた音響レンズ2113Cの圧電素子の両端側の側面には、ハウジング2111Cの各凸部2111Cabとそれぞれ嵌合して支持する支持部2113Cab(図9の裏面側の支持部2113Cabは不図示)が形成されている。なお、音響レンズ2113Cは、シリコーン等の弾性部材からなるため、振動子部2110Cをハウジング2111Cに嵌合する際には、凸部2111Cabに押圧された音響レンズ2113Cが弾性変形する。そして、凸部2111Cabと支持部2113Cabとの位置が合うと、凸部2111Cabが支持部2113Cabに嵌まる。また、凸部2111Cabと支持部2113Cabとは、圧電素子の両端側の側面のいずれか一方の側面のみに形成されていてもよい。
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3に係る超音波振動子ユニットの断面図である。図11は、図10の振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。図12は、図10のハウジングの拡大斜視図である。図10〜図12に示すように、超音波振動子ユニット211Dは、振動子部2110Dと、ハウジング2111Dと、を備える。振動子部2110Dは、アレイ状に配列された超音波振動子2116と反対側に突起している円筒形状の突起部2115Daが形成されている基板支持体2115Dを有する。基板支持体2115Dは、突起部2115Daと、突起部2115Daを支持する支持板2115Dbと、支持板2115Dbの両端に接続され、平板状をなしており、その主面で基板2114を支持する基板支持部2115Dcと、を有する。ハウジング2111Dに形成され、振動子部2110Dを収容する開口部2111Daには、突起部2115Daと嵌合する凹部2111Daaが形成されている。この超音波振動子ユニット211Dでは、突起部2115Daと凹部2111Daaとが嵌合することにより、振動子部2110Dとハウジング2111Dとの位置決めがなされる。従って、超音波振動子ユニット211Dは、ハウジングに対して振動子部が正確に位置決めされている超音波振動子ユニットである。
(変形例3−1)
図13は、変形例3−1に係る超音波振動子ユニットの断面図である。図14は、図13の振動子部をハウジングから取り外した状態を表す斜視図である。図15は、図13のハウジングの拡大斜視図である。図13〜図15に示すように、超音波振動子ユニット211Eは、振動子部2110Eと、ハウジング2111Eと、を備える。ハウジング2111Eに形成され、振動子部2110Eを収容する開口部2111Eaには、アレイ状に配列された超音波振動子2116の方向に向かって突起している円筒形状の突起部2111Eaaが形成されている。振動子部2110Eは、突起部2111Eaaと嵌合する凹部2115Eaが形成されている基板支持体2115Eを有する。基板支持体2115Eは、凹部2115Eaと、凹部2115Eaを支持する支持板2115Ebと、支持板2115Ebの両端に接続され、平板状をなしており、その主面で基板2114を支持する基板支持部2115Ecと、を有する。この超音波振動子ユニット211Eでは、突起部2111Eaaと凹部2115Eaとが嵌合することにより、振動子部2110Eとハウジング2111Eとの位置決めがなされる。従って、超音波振動子ユニット211Eは、ハウジングに対して振動子部が正確に位置決めされている超音波振動子ユニットである。
なお、上述した実施の形態1では、被検体の体内に挿入する挿入部に超音波振動子ユニットが配置されている内視鏡について説明したがこれに限られない。上述した構成を超音波プローブ一般に適用することができる。例えば、上述した構成を、被検体内の体表から体内に向けて超音波パルスを送信すると共に被検体の体内で反射された超音波エコーを受信してエコー信号を出力する機能を有する体外型の超音波プローブに対して適用してもよい。
また、上述した実施の形態1では、直線状の圧電素子が円形状に配列されたコンベックス型の超音波振動子を有する超音波振動子ユニットについて説明したがこれに限られない。振動子部とハウジングとの位置決めを必要とする構成であれば、リニア型やラジアル型の超音波振動子に対して上述した構成を適用してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 内視鏡システム
2 内視鏡
3 超音波観測装置
4 内視鏡観察装置
5 表示装置
6 光源装置
21 挿入部
22 操作部
23 ユニバーサルケーブル
24 コネクタ
31 超音波ケーブル
41 ビデオケーブル
61 光ファイバケーブル
211、211B、211C、211D、211E 超音波振動子ユニット
212 硬性部材
213 湾曲部
214 可撓管部
221 湾曲ノブ
222 操作部材
223 処置具挿入口
241 第1コネクタ部
242 第2コネクタ部
243 第3コネクタ部
2110、2110A、2110B、2110C、2110D、2110E 振動子部
2111、2111B、2111C、2111D、2111E ハウジング
2111a、2111Ba、2111Ca、2111Da、2111Ea 開口部
2111aa、2111Baa、2111Caa 内壁面
2111ab、2111Bab、2113Cab 支持部
2111Daa、2115Ea 凹部
2111Eaa、2115Da 突起部
2112 信号ケーブル
2113、2113B、2113C 音響レンズ
2114 基板
2114a 孔
2115、2115A、2115Dc、2115Ec 基板支持部
2115a、2115Aa、2113Ba、2111Cab 凸部
2115D、2115E 基板支持体
2115Db、2115Eb 支持板
2116 超音波振動子
2117 サイドボード
2117a 切欠部
D 配列方向
S1、S2 隙間

Claims (10)

  1. 複数の圧電素子が円弧状かつアレイ状に配列されている超音波振動子を有する振動子部と、
    前記振動子部を前記圧電素子の配列方向に沿って回転可能に収容するハウジングと、
    円弧状に配列された前記圧電素子の曲率中心に配置されており、前記振動子部と前記ハウジングとを位置決めした状態で固定する固定部と、
    を備えることを特徴とする超音波振動子ユニット。
  2. 前記固定部は、
    前記振動子部に設けられており、前記圧電素子の両端側の側面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、前記配列方向と直交する方向に突起している円柱状の凸部と、
    前記ハウジングに設けられており、前記凸部を支持する支持部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波振動子ユニット。
  3. 前記振動子部に設けられており、前記圧電素子の両端側の側面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、前記配列方向と直交する方向に突起している円柱状の凸部を支持する支持部と、
    前記ハウジングに設けられている前記凸部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波振動子ユニット。
  4. 前記支持部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記凸部と直交し、かつ前記凸部と対向する内壁面に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の超音波振動子ユニット。
  5. 前記凸部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記圧電素子の前記配列方向に沿って延在する一対の内壁面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、
    前記支持部は、前記振動子部の前記圧電素子の両端側の側面のうち、前記凸部と対向する面に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の超音波振動子ユニット。
  6. 前記凸部は、前記超音波振動子の外表面に設けられた音響レンズの前記圧電素子の両端側の側面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、
    前記支持部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記凸部と直交し、かつ前記凸部と対向する内壁面に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の超音波振動子ユニット。
  7. 前記凸部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記圧電素子の前記配列方向に沿って延在する一対の内壁面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、
    前記支持部は、前記超音波振動子の外表面に設けられた音響レンズの前記圧電素子の両端側の側面のうち、前記凸部と対向する面に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の超音波振動子ユニット。
  8. 請求項1に記載の超音波振動子ユニットを備えることを特徴とする超音波プローブ。
  9. 複数の圧電素子が円弧状かつアレイ状に配列されている超音波振動子を含む振動子部と、前記振動子部を収容するハウジングとのいずれか一方に形成され、円弧状に配列された前記圧電素子の曲率中心に配置されており、かつ前記圧電素子の配列方向と直交する方向に突起している円柱状の凸部を、前記振動子部と前記ハウジングとの他方に形成され、前記凸部を支持する支持部に、回転可能に支持させる支持ステップと、
    前記ハウジングに対して前記振動子部を回転させて位置決めする位置決めステップと、
    前記振動子部と前記ハウジングとを位置決めした状態で固定する固定ステップと、
    を含むことを特徴とする超音波振動子ユニットの製造方法。
  10. 前記凸部は、前記振動子部の前記圧電素子の両端側の側面の少なくともいずれか一方の面に形成されており、
    前記支持部は、前記ハウジングに形成され、前記振動子部を収容する開口部の内壁面のうち、前記凸部と直交し、かつ前記凸部と対向する内壁面に形成されていることを特徴とする請求項に記載の超音波振動子ユニットの製造方法。
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