JP6580834B2 - 電子キーシステム - Google Patents
電子キーシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6580834B2 JP6580834B2 JP2015012434A JP2015012434A JP6580834B2 JP 6580834 B2 JP6580834 B2 JP 6580834B2 JP 2015012434 A JP2015012434 A JP 2015012434A JP 2015012434 A JP2015012434 A JP 2015012434A JP 6580834 B2 JP6580834 B2 JP 6580834B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- electronic key
- control unit
- wireless communication
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
この種の電子キーシステムでは、車両側から定期的にIDコードを要求するリクエスト信号が、電子キー側からリクエスト信号に対する応答としてIDコードを含むレスポンス信号が、それぞれ無線送信される。車両に設けられる制御部は、受信するIDコードの照合を行い、当該照合が成立する場合に、例えば車両のドアの施解錠やエンジンの始動等を許可又は実行する。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両がノイズ環境下にあっても車載機器を作動させることができる電子キーシステムを提供することにある。
上記システムにおいて、ユーザの感覚に訴える報知部を備え、前記通信制御部は、試みた前記無線通信が成立しない場合に、その旨示す情報を前記報知部を通じてユーザの感覚に訴えることが好ましい。
このシステムによれば、車載機器を作動させているのが、第3者と推定できる場合には車載機器の作動が継続されないのでセキュリティ性が良い。
上記システムの前記車載機器は、車両の走行用の駆動源であることが好ましい。
図1に示すように、電子キーシステム1は、電子キー10と車両20との間の無線通信を通じて各種の車両制御を行う。
電子キー10は、電子キー制御部11と、LF受信部12と、UHF送信部13とを備える。LF受信部12及びUHF送信部13は、それぞれ電子キー制御部11に電気的に接続され、当該電子キー制御部11によって統括的に制御される。
UHF送信部13は、電気信号をUHF(Ultra High Frequency)帯に変調するとともに、変調した無線信号を送信する。
電子キー制御部11は、LF受信部12を通じて後述のリクエスト信号を受信すると、リクエスト信号の受信を示す情報及びメモリ11aに記憶されたIDコードを含ませたレスポンス信号を生成する。当該生成されたレスポンス信号は、UHF送信部13において変調された後、無線送信される。
図1に示すように、車両20は、通信制御部30と、ハイブリッド制御部40と、ボデー制御部50と、バッテリ制御部60と、メータ制御部70と、を備えている。これら各制御部30,40,50,60,70は、バス型ネットワーク通信線であるバス21を介して相互通信が可能とされている。
UHF受信部32は、UHF帯の無線信号を受信するとともに、受信した信号を電気信号に復調する。
通信制御部30は、IDコードの送信を要求する情報を含ませたリクエスト信号を定期的に生成する。当該リクエスト信号は、LF送信部31により変調され、無線送信される。
次に、電子キーシステム1の作用について説明する。なお、説明の前提として、車両20は、ハイブリッドシステム44が停止状態であるものとする。また、図2に示すように、車両20に隣接して駐車してある車両100が非接触給電されているものとする。このような場合、車両20は、車両100の非接触給電に伴い発生する電磁波により電子キー10との間の無線通信(ID照合)の成立が困難なノイズ環境下にある。
車両20が移動すると、当該車両20の周囲における電磁波が弱まる。
メータ制御部70は、第1の照合不成立信号を認識すると、電子キー10との間のID照合が成立していない旨示す情報をメータディスプレイ71に表示させる。これにより、ユーザは、電子キー10の位置を変更する等の対応が促される。ユーザの対応により、ID照合が成立する場合、通信制御部30は、照合成立信号を生成する。そして、ハイブリッドシステム44の駆動を継続する。
(1)車両20に、電子キー10との間のID照合が成立するとき、ハイブリッドシステム44の作動を許可する照合成立信号を生成する通信制御部30と、電子キー10との間の無線通信にノイズとして作用する信号を受信するノイズ作用信号受信部33を設けた。そして、通信制御部30は、ノイズ作用信号受信部33を通じてノイズ判断強度基準37を超える信号を受信するとき、電子キー10との間のID照合が成立しなくてもハイブリッドシステム44の作動を許可するノイズ環境下信号を生成するようにした。
・上記実施形態では、通信制御部30は、ノイズ作用信号受信部33を通じて受信する信号の信号強度がノイズ判断強度基準37を超える状態から下回る状態に変化したことを契機に電子キー10との間のID照合を試みたが、ID照合を試みるタイミングはこれに限らない。例えば、所定の時間間隔でID照合を試みてもよい。
・上記実施形態において、ID照合が成立しない旨示す情報は、メータディスプレイ71に限らず、ナビゲーション画面等に表示してもよい。また、当該情報は、表示に限らず例えば音響装置から音によって報知してもよい。
Claims (6)
- 車両と電子キーとの間で行う無線通信が成立するとき、車載機器の作動を許可する通信制御部と、
前記無線通信に用いられる帯域の電磁波を検出する電磁波検出部と、を車両に備え、
前記通信制御部は、前記電磁波検出部を通じて受信した信号が、自身のリクエスト信号か否かを判断し、自身のリクエスト信号でない場合には、その信号強度がノイズ判断強度基準を超えているか否かを判断し、あらかじめ設定される基準レベルを超える強度の電磁波が検出されるとき、前記無線通信の成立の有無にかかわらず前記車載機器の作動を許可する電子キーシステム。 - 請求項1に記載の電子キーシステムにおいて、
前記通信制御部は、前記電磁波検出部を通じて検出される電磁波の強度が基準レベルを超える状態から基準レベルを下回る状態に変化したことを契機に前記無線通信を試み、当該試みによって前記無線通信が成立する場合には前記車載機器の作動の継続を許可する電子キーシステム。 - 請求項2に記載の電子キーシステムにおいて、
ユーザの感覚に訴える報知部を備え、
前記通信制御部は、試みた前記無線通信が成立しない場合に、その旨示す情報を前記報知部を通じてユーザの感覚に訴える電子キーシステム。 - 請求項2又は3に記載の電子キーシステムにおいて、
車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
外部装置に情報を無線送信する情報送信部と、を備え、
前記通信制御部は、前記位置情報取得部を通じて取得される車両の位置情報を、前記情報送信部を通じて外部装置に無線送信する電子キーシステム。 - 前記車載機器は、車両の走行用の駆動源である請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の電子キーシステム。
- 車両と電子キーとの間で行う無線通信が成立するとき、車載機器の作動を許可する通信制御部と、
前記無線通信に用いられる帯域の電磁波を検出する電磁波検出部と、を車両に備え、
前記通信制御部は、前記電磁波検出部を通じて受信した信号が、自身のリクエスト信号か否かを判断し、自身のリクエスト信号でない場合には、その信号強度がノイズ判断強度基準を超えているか否かを判断し、あらかじめ設定される基準レベルの電磁波が検出されるとき、前記無線通信の成立の有無にかかわらず前記車載機器の作動を許可するとともに、
前記通信制御部は、前記電磁波検出部を通じて検出される電磁波の強度が基準レベルを超える状態から基準レベルを下回る状態に変化したことを契機に前記無線通信を試み、当該試みによって前記無線通信が成立する場合には前記車載機器の作動の継続を許可し、
前記通信制御部は、試みた前記無線通信が成立しない場合に、前記車載機器の作動の継続を許可しないとともに、当該車両が停車したことを契機に前記車載機器の作動を停止させる電子キーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015012434A JP6580834B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 電子キーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015012434A JP6580834B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 電子キーシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016138374A JP2016138374A (ja) | 2016-08-04 |
JP6580834B2 true JP6580834B2 (ja) | 2019-09-25 |
Family
ID=56558998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015012434A Expired - Fee Related JP6580834B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | 電子キーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6580834B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022079326A (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車両、及び、制御装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006103355A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Mazda Motor Corp | スマートキーレス制御装置 |
JP5502284B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2014-05-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電子キーシステム |
JP5343552B2 (ja) * | 2008-12-19 | 2013-11-13 | マツダ株式会社 | キーレスエントリーシステム |
JP5467534B2 (ja) * | 2011-04-05 | 2014-04-09 | 株式会社デンソー | スマートエントリーシステムにおける車載機 |
-
2015
- 2015-01-26 JP JP2015012434A patent/JP6580834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016138374A (ja) | 2016-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2019004310A1 (ja) | カーシェアリングシステム及びカーシェアリング用プログラム | |
US11491953B2 (en) | Mobile device and electronic key system for wireless communication with vehicle device | |
JP6733539B2 (ja) | 車両用認証システム | |
US9377764B2 (en) | Plug lock device | |
JP5522115B2 (ja) | 充電制御装置 | |
JP5082729B2 (ja) | 無線装置、その制御方法、およびプログラム | |
JP2013048517A (ja) | 車載携帯端末充電装置 | |
JP2010093957A (ja) | 車両の充電システム | |
US20140159857A1 (en) | Lock controller and electronic key system for vehicle | |
US20140200757A1 (en) | Onboard system, electronic key system, and control unit | |
JP2009038872A (ja) | 電気自動車の充電装置 | |
JP2013106504A (ja) | 電動車両充電システムおよび車載警報装置 | |
JP4587064B2 (ja) | スマートキーレス制御装置 | |
JP6453587B2 (ja) | 電子キーシステム | |
JP2012161235A (ja) | 車両用通信システム | |
JP5152011B2 (ja) | 電子キーシステム及び車両制御用携帯機 | |
JP5925448B2 (ja) | 車載機器 | |
JP6580834B2 (ja) | 電子キーシステム | |
JP2019105026A (ja) | 車両用電子キーシステム | |
JP2009197508A (ja) | 電子制御装置、及び車両制御システム | |
JP4539285B2 (ja) | 情報通信システム | |
JP2014097677A (ja) | 制御システム、インフラストラクチャ | |
KR20140082208A (ko) | 차량의 무선충전장치 및 그 방법 | |
JP6287673B2 (ja) | 制御システム | |
US20100052881A1 (en) | Emergency starting system of vehicle and method thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180717 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180914 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190612 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6580834 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |