JP6580474B2 - 顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント、当該容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置 - Google Patents

顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント、当該容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置 Download PDF

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Description

本発明は、顕微鏡観察用培養装置の収容ユニットに細胞等の観察対象物を入れる容器を収容するのに使用する容器用アタッチメント、顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置に関するものである。
特許文献1に開示された顕微鏡観察用培養装置は、顕微鏡ステージに設置して使用するようになっており、収容ユニットとその上側開口を閉鎖する蓋体とで構成されている。収容ユニット内にはその内側縁側に沿って水槽部が設けられ、それより内方が細胞等の観察対象を入れる容器の収容部になっている。
この収容部に、容器であるディッシュを容器用アタッチメントに上側から嵌め込んで装着し、一対の押えバネを回動させ、ディッシュの蓋を押えることで、ディッシュを固定している。
また、ディッシュを収容部から外す際には、押えバネを回動させて、押えバネによるディッシュに対する固定を解除する。
しかしながら、上記のように押えバネを回動させて蓋を押える位置まで移動させたり、蓋から外れる位置まで移動させたりする作業は意外と面倒であるという問題がある。
また、蓋を押える押えバネが観察対象に対向する位置にきてしまうと、顕微鏡観察に支障が生じることになるため、押えバネの位置を微妙に調整しなければならないという不都合もある。
特開2008−259430号公報
本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為されたものであり、容器を収容部に固定したり、固定を解除したりする作業を極めて簡単に行うことができ、しかも顕微鏡観察に支障をきたすのを防止するための調整作業を行う必要が全くない顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント、当該容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、顕微鏡観察用培養装置の収容ユニットに細胞等の観察対象物を入れる容器を収容するのに使用する容器用アタッチメントにおいて、前記収容ユニットの下側開口部に嵌め込まれ、透光部が形成されたベース部と、前記ベース部に収められ、前記ベース部の上面から露出しかつ前記上面から僅かに低い位置に備えられた一対のマグネットと、前記ベース部に設置される前記容器の上部に載置され、透光部が形成された押え部と、前記押え部と一体に成形されて設けられ、前記押え部の側方へ突出し、かつその突出基部を支点として弾性変形可能になった一対のアーム部と、前記アーム部の先端部にそれぞれ収められ、前記アーム部の底面から露出しかつ前記底面から僅かに高い位置に備えられた一対のマグネットを具備し、前記押え部を前記容器の上部に載置した状態で、前記アーム部を湾曲させて、前記アーム部に収められたマグネットが前記ベース部に収められたマグネットに対向して吸着することで、前記アーム部の弾性力によって前記押え部が前記容器を押えて前記ベース部に固定することを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントである。
請求項2の発明は、請求項1に記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、押え部とアーム部は合成樹脂によって一体に成形されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、押え部は、容器の観察対象物を収容する部分に対応する部位が透明材料によって構成されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントである。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、押え部は、容器の観察対象物を収容する部分に対応する部位に開口が形成されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントである。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、押え部の下面側には容器の上端部に嵌る形状の凹部が形成されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントである。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、押え部が平面視ほぼ真円形に形成され、アーム部が前記押え部の外周に沿って円弧状に湾曲していることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントである。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかの顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントを備えたことを特徴とする顕微鏡観察用培養装置である。
本発明の顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント、当該容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置によれば、容器を収容部に固定したり、固定を解除したりする作業を極めて簡単に行うことができる。しかも、顕微鏡観察に支障をきたすのを防止するための調整作業を行う必要が全くなくなる。
本発明の実施の形態1に係る容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置の斜視図である。 図1の容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置の構成部材の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る容器用アタッチメントの斜視図である。 図3の容器用アタッチメントの構成部材の一つである押え部の斜視図である。 図4の容器用アタッチメントを構成する押え部の底面を上にした状態の斜視図である。 図3の容器用アタッチメントによるディッシュの固定が解除された状態の平面図である。 図6の正面図である。 図3の容器用アタッチメントによりディッシュが固定された状態の平面図である。 図8の正面図である。 本発明の実施の形態2に係る容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置の斜視図である。 図10の容器用アタッチメントを構成する押え部の底面が側方を向く状態の斜視図である。 図10の容器用アタッチメントによるディッシュの固定が解除された状態の平面図である。 図12の正面図である。 図10の容器用アタッチメントによりディッシュが固定された状態の平面図である。 図14の正面図である。
本発明の実施の形態1に係る顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント33を図1から図9にしたがって説明する。
容器用アタッチメント33が備えられる顕微鏡観察用培養装置1は、収容ユニット3、蓋体23、容器用アタッチメント33等によって構成されている。
収容ユニット3の構造について説明する。
符号5はほぼ長方形の枠状に形成された本体部を示し、この本体部5には上端側開口7と下面側開口9とがそれぞれ形成されている。図1に示すように、下面側開口9側には内方フランジ11が形成されており、下面側開口9は上端側開口7より小さくなっている。
本体部5の下面側開口9の4つの隅角部に設けられた支持部10にアダプター13の隅角部が支持される。このアダプター13もほぼ長方形の枠状に形成されており、その開口15の下端側には一対の内方フランジ17が形成されている。内方フランジ17にはそれぞれ2つずつ、連結手段としての合計4つの永久磁石から成るマグネット12が設けられている。マグネット12は、その上面が内方フランジ17の上面より僅かに低い位置となるように内方フランジ17の凹部に収容されている。また、アダプター13の一対の対角部分には上方に向かって突出する棒状の摘み部14が設けられている。
上記した構造の収容ユニット3に相対して、その上端側開口7を閉鎖するよう蓋体23が設けられている。
この蓋体23はほぼ長方形を為しており、その枠体25に長方形の透明な透光部27が形成されている。この透光部27にはガラス板等から成る透明なトップヒーター29が配置され、このトップヒーター29は透明導電膜を有している。この透明導電膜に電気コード31を介して通電することにより発熱するようになっている。
容器用アタッチメント33の構成を説明する。
符号35は下側ベースを示し、この下側ベース35はアダプター13の開口15にぴったり嵌る外形の板状を為している。図3に示すように下側ベース35の中央には丸穴37が形成されている。丸穴37の周囲には凹部39が形成されており、この凹部39は円形部41と、大小一対ずつのほぼ半円形の延出部43、45とから成る。小さい方の延出部45の底部は円形部41の底部より僅かに高くなっている。延出部45の底部には永久磁石から成るマグネット47が備えられ、このマグネット47は延出部45の底部より僅かに低い位置に備えられている。下側ベース35の底面には、アダプター13のマグネット12に対応する永久磁石からなる図示しないマグネットが設けられている。また、下側ベース35の一対の対角部分には上方に向かって突出する棒状の摘み部49が設けられている。
符号51は上側ベースを示し、円板部55と一対の円弧部57とから成る。円板部55の中央にはディッシュDの収容部となる浅い凹部52が設けられ、この凹部52の中央には丸穴53が形成されている。
一対の円弧部57は円板部55の上面に設けられ、凹部52を挟んで互いに対向して配置されている。一対の円弧部57の時計回りの方向の端部外側に延出部59が形成され、この延出部59には永久磁石から成るマグネット61が収容されている。マグネット61は延出部59の下面から露出し、かつ下面から僅かに高い位置に備えられている。
また、一対の円弧部57の反時計回りの方向寄りの途中部分には、マグネット58が収容されている。マグネット58は一対の円弧部57の上面から露出し、かつ上面から僅かに低い位置に備えられている。
円板部55の底面には下側ベース35の丸穴37にぴったり嵌る凸部62が形成されている。
上記下側ベース35、上側ベース51によってベース部が構成され、丸穴37、53によって透光部が構成されている。
符号63は押え部を示し、この押え部63は平面視がほぼ真円形に形成されている。図5に示すように押え部63の底面側には浅い凹部65が形成されており、この浅い凹部65の内側には凹部67が形成されている。凹部65の中央部分に透光部となる丸穴68が形成されている。
符号69は一対のアーム部を示し、アーム部69は押え部63の側方へ突出し、かつ押え部63の底面より下方に位置している。アーム部69は押え部63と共に合成樹脂によって一体に成形され、その基部を支点として弾性変形可能となっている。一対のアーム部69が押え部63の外周に沿って円弧状に湾曲しており、先端部の凹部に連結手段としての永久磁石から成るマグネット71が収容されている。マグネット71は凹部から一部が露出し、かつアーム部69の底面より僅かに高い位置に備えられている。
符号73は灌流培養を行う場合に使用するホースホルダを示し、中心部分に丸穴75が形成されている。また、ホースホルダ73の底面には押え部63の丸穴68に嵌る凸部(図示せず)が形成されている。
培養容器としてのディッシュDは本体Daと蓋Dbとから成り、透明な合成樹脂によって構成されている。
次に容器用アタッチメント33の使用方法を説明する。
顕微鏡観察用培養容器1は図示しない顕微鏡のステージに設置して使用し、容器用アタッチメント33は顕微鏡観察用培養容器1に備えられる。
本体部5の支持部10に支持されたアダプター13の内方フランジ17に容器用アタッチメント33の下側ベース35を載置すると、下側ベース35は、その底面側に備えられたマグネットとマグネット12の吸着によってアダプター13に固定される。
上側ベース51は、その凸部62が丸穴37に嵌り、かつ下側ベース35の凹部39の底部に載置される。更に、円弧部57の延出部59が凹部43の延出部45に嵌り、マグネット61がマグネット47に吸着する。これにより、上側ベース51は下側ベース35に固定される。
次いで、培養液と細胞等の観察対象を入れたディッシュDの本体Daを上側ベース51の凹部52に嵌める。そして、図6、図7に示すように押え部63を蓋Dbに被せて、凹部65を蓋Dbに嵌める。そして、ホースホルダ73を押え部63に設置し、ホースホルダ73の凸部(図示せず)を丸穴68に嵌める。
図6、図7に示すように一対のアーム部69のマグネット71と上側ベース51のマグネット58とが対向しない状態から、押え部63を反時計回りの方向へ回動させる。そして、図8、図9に示すようにマグネット71とマグネット58が対向すると、マグネット71とマグネット58の吸引力によって一対のアーム部69が弾性変形して湾曲してマグネット71がマグネット58に吸着する。これにより、ディッシュDが上側ベース51に固定される。すなわち、湾曲する一対のアーム部69の弾性力によって押え部63がディッシュDを押えて、上側ベース51に固定する。
また、押え部63を時計回りの方向へ回動させれば、マグネット71がマグネット58から外れて、一対のアーム部69は自らの弾性力によって図6、図7に示す状態に復帰し、押え部63のディッシュDに対する固定が解除される。
このように、容器用アタッチメント33によれば、ディッシュDを凹部52に固定したり、固定を解除したりする作業を極めて簡単に行うことができる。
また、一対のアーム部69はディッシュDの側方に位置することになるので、ディッシュDに入れられた細胞等の顕微鏡観察に支障をきたすことはなく、従来のようにディッシュの蓋の上面を板バネによって押える場合と異なり、顕微鏡観察に支障をきたすのを防止するための調整作業を行う必要が全くなくなる。
本発明の実施の形態2に係る顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント75を説明する。
この容器用アタッチメント75は実施の形態1に示した顕微鏡観察用培養装置1に備えられるので、実施の形態1で用いた符号を引用して説明する。
符号77はベース部を示し、アダプター13の開口15に備えられ、内方フランジ17に載置されマグネット12によって吸着される。
ベース部77には凹部79が形成され、この凹部79はほぼ矩形の矩形部81、この矩形部の右寄りに形成された延出部83とから成る。延出部83は半円形を為しており、前後方向へ延出している。
矩形部81には透光部となる矩形穴85が形成されている。また、ベース部77の矩形部81を挟んで前後方向の両側部分には永久磁石から成るマグネット87が収容され、このマグネット87はベース部77の上面から露出し、且つ上面から僅かに低い位置に備えられている。
ベース部77の一対の対角部分には上方に向かって突出する棒状の摘み部89が設けられている。
ベース部77の底面には、アダプター13のマグネット12に対応する永久磁石からなる図示しないマグネットが設けられている。
符号91は押え部を示し、この押え部91は平面視がほぼ矩形に形成されている。図11に示すように押え部91の底面側には浅い凹部93が形成されており、この凹部93には矩形穴95が形成されている。また、押え部91の底面側には一対の凸部97が形成されている。一対の凸部97は凹部93を挟んで配置されている。
符号99は一対のアーム部を示し、アーム部99は押え部91の前後の側方へ突出し、かつ押え部91の底面より下方に位置している。アーム部99は押え部91と共に合成樹脂によって一体に成形され、その基部を支点として弾性変形可能となっている。一対のアーム部99は押え部91の前後の側面に対し平行に延びており、先端部の凹部に連結手段としての永久磁石から成るマグネット101が収容されている。マグネット101は凹部から一部が露出し、かつアーム部99の底面より僅かに高い位置に備えられている。
容器としてのウェルWは本体Waと蓋Wbとから構成され、本体Waはガラスプレートと複数室に区分けされた収容部とから成る。スライドガラスプレートGは押え部91の上面に載置されて穴95を閉鎖する。
次に容器用アタッチメント75の使用方法を説明する。
容器用アタッチメント75は実施の形態1の容器用アタッチメント33と同様に顕微鏡観察用培養容器1に備えられる。
すなわち、本体部5の支持部10に支持されたアダプター13の内方フランジ17にベース部77が載置される。そして、ベース部77は、その底面側に備えられたマグネットとマグネット12の吸着によってアダプター13に固定される。
次いで、培養液と細胞等の観察対象を入れたウェルWの本体Waをベース部77に設けられた凹部79の矩形部81に嵌める。そして、図12、図13に示すように押え部91を蓋Wbに被せて、凹部93を蓋Wbに嵌める。
図14、図15に示すようにマグネット101とマグネット87とが対向すると、マグネット101とマグネット87の吸引力によって一対のアーム部99が弾性変形して湾曲してマグネット101がマグネット87に吸着する。これにより、ウェルWがベース部77に固定される。すなわち、湾曲する一対のアーム部99の弾性力によって押え部91がウェルWを押えて、ベース部77に固定する。
また、押え部91を少し持ち上げれば、マグネット101がマグネット87から外れて、一対のアーム部99は自らの弾性力によって図12、図13に示す状態に復帰し、押え部91のウェルWに対する固定が解除される。
このように、容器用アタッチメント75によれば、ウェルWを凹部79に固定したり、固定を解除したりする作業を極めて簡単に行うことができる。
また、一対のアーム部99はウェルWの側方に位置することになるので、ウェルWに入れられた細胞等の顕微鏡観察に支障をきたすことなく、従来のようにウェルWの蓋Wbの上面を板バネによって押える場合と異なり、顕微鏡観察に支障をきたすのを防止するための調整作業を行う必要が全くなくなる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では一対のアーム部を備えた容器用アタッチメントを示したが、本発明はこれに限定されず、3つ以上のアーム部を備えてもよい。
また、上記実施の形態ではディッシュ、ウェルは蓋を備え、この蓋の上面に押え部を備えたが、本発明はこれに限定されず、蓋を備えない容器に適用することも可能である。この場合には押え部を本体の上面に備えるようにする。
本発明の顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント、当該容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置は、理化学機器製造業において利用可能性を有する。
1…顕微鏡観察用培養装置 3…収容ユニット 5…本体部
7…上端側開口 9…下面側開口 10…支持部
11…内方フランジ 12…マグネット 13…アダプター
14…摘み部 15…開口 17…内方フランジ
21…水槽 23…蓋体 25…(蓋体の)枠体
27…(蓋体の)透光部 29…トップヒーター 31…電気コード
33…容器用アタッチメント 35…下側ベース 37…丸穴
39…凹部 41…(凹部の)円形部
43…(凹部の)延出部 45…(凹部の)延出部 47…マグネット
49…摘み部 51…上側ベース 52…凹部
53…丸穴 55…円板部 57…円弧部
59…延出部 61…マグネット 63…押え部
65…凹部 67…凹部 68…丸穴
69…アーム部 71…マグネット 73…ホースホルダ
D…ディッシュ Da…本体 Db…蓋
75…容器用アタッチメント 77…ベース部 79…凹部
81…矩形部 83…延出部 85…矩形穴
87…マグネット 89…摘み部 91…押え部
93…凹部 97…凸部 99…アーム部
101…マグネット
G…スライドガラスプレート W…ウェル Wa…本体
Wb…蓋

Claims (7)

  1. 顕微鏡観察用培養装置の収容ユニットに細胞等の観察対象物を入れる容器を収容するのに使用する容器用アタッチメントにおいて、
    前記収容ユニットの下側開口部に嵌め込まれ、透光部が形成されたベース部と、前記ベース部に収められ、前記ベース部の上面から露出しかつ前記上面から僅かに低い位置に備えられた一対のマグネットと、
    前記ベース部に設置される前記容器の上部に載置され、透光部が形成された押え部と、前記押え部と一体に成形されて設けられ、前記押え部の側方へ突出し、かつその突出基部を支点として弾性変形可能になった一対のアーム部と、前記アーム部の先端部にそれぞれ収められ、前記アーム部の底面から露出しかつ前記底面から僅かに高い位置に備えられた一対のマグネットを具備し
    前記押え部を前記容器の上部に載置した状態で、前記アーム部を湾曲させて、前記アーム部に収められたマグネットが前記ベース部に収められたマグネットに対向して吸着することで、前記アーム部の弾性力によって前記押え部が前記容器を押えて前記ベース部に固定することを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント。
  2. 請求項1に記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、
    押え部とアーム部は合成樹脂によって一体に成形されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント。
  3. 請求項1または2に記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、
    押え部は、容器の観察対象物を収容する部分に対応する部位が透明材料によって構成されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント。
  4. 請求項1または2に記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、
    押え部は、容器の観察対象物を収容する部分に対応する部位に開口が形成されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、
    押え部の下面側には容器の上端部に嵌る形状の凹部が形成されていることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントにおいて、
    押え部が平面視ほぼ真円形に形成され、アーム部が前記押え部の外周に沿って円弧状に湾曲していることを特徴とする顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント。
  7. 請求項1から6のいずれかの顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメントを備えたことを特徴とする顕微鏡観察用培養装置。
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