JP6576823B2 - 固体撮像素子のクリーニング方法および放射線検出装置 - Google Patents
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Description
冷却して使用される固体撮像素子のクリーニング方法であって、
前記固体撮像素子を加熱しつつ、前記固体撮像素子を加熱することによって発生したガスを排気する工程を含み、
前記工程では、前記固体撮像素子を、加熱用媒体によって加熱する。
は、固体撮像素子のクリーニングの際に、固体撮像素子の急激な温度上昇に起因して固体撮像素子が壊れる可能性を低減できる。また、このような固体撮像素子のクリーニング方法では、固体撮像素子を加熱するためのヒーターを配置する必要がない。
前記加熱用媒体は、水であってもよい。
前記加熱用媒体の温度は、前記固体撮像素子の表面温度を50度以上にする温度であってもよい。
前記固体撮像素子は、CCDイメージセンサーまたはCMOSイメージセンサーであってもよい。
前記固体撮像素子は、放射線検出器を構成していてもよい。
試料に一次線を照射することにより前記試料から発生する放射線を検出する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を冷却するための冷却素子と、を備えた放射線検出器における、前記固体撮像素子のクリーニング方法であって、
前記固体撮像素子を加熱しつつ、前記固体撮像素子を加熱することによって発生したガスを排気する工程を含み、
前記固体撮像素子の動作時には、熱媒体を冷却することによって、前記冷却素子を冷却
し、
前記工程では、前記熱媒体を加熱することによって、前記固体撮像素子を加熱する。
試料に一次線を照射することにより前記試料から発生する放射線を検出する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子を冷却する冷却素子と、
前記冷却素子を冷却するための熱媒体と、前記固体撮像素子を加熱するための熱媒体とを選択的に生成する熱媒体生成部と、
前記冷却素子と熱的に接続され、前記固体撮像素子の動作時に前記熱媒体生成部から供給される熱媒体により前記冷却素子を冷却する冷却部と、
前記固体撮像素子が配置された空間に接続された排気装置と、
を含む。
前記熱媒体生成部を制御する制御部と、
前記固体撮像素子が配置された空間の圧力を測定する真空計と、
を含み、
前記制御部は、前記真空計の測定結果に基づいて、前記熱媒体生成部に前記固体撮像素子を加熱するための熱媒体の生成を停止させる制御を行ってもよい。
前記熱媒体生成部を制御する制御部を含み、
前記制御部は、時間を計測するタイマーを有し、前記タイマーが所定時間を計測した場合に、前記熱媒体生成部に前記固体撮像素子を加熱するための熱媒体の生成を停止させる制御を行ってもよい。
1.1. X線検出システム
まず、第1実施形態に係るX線検出システム(放射線検出装置の一例)について図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係るX線検出システム100を模式的に示す図である。なお、図1では、X線検出システム100において、X線検出器40が動作している状態、すなわち、X線検出器40が冷却され、かつX線の検出が可能となっている状態を図示している。
射レンズ系で構成されている。電子線照射部10は、試料Sに電子線を照射する。X線検出システム100は、例えば、走査電子顕微鏡像を取得するための走査電子顕微鏡としての機能を有している。
御部48は、固体撮像素子42および冷却素子44に電源を供給する。また、撮像素子制御部48は、固体撮像素子42の出力信号を外部(例えば波形分析装置)に出力する処理を行う。
撮像素子42の表面に付着した汚れを除去するため、例えば溶剤によって固体撮像素子42の表面に付着した汚れを除去する場合と比べて、固体撮像素子42をX線検出器40から取り外す必要がなく、また固体撮像素子42が壊れる可能性を低減できる。したがって、容易に固体撮像素子42の表面に付着した汚れを除去することができる。
2.1. X線検出システム
次に、第2実施形態に係るX線検出システムについて説明する。なお、第2実施形態に係るX線検出システムの構成は、図1に示す第1実施形態に係るX線検出システム100の構成と同じであり、図示を省略する。
度の水)を加熱して、指定された温度(例えば固体撮像素子42の表面温度が50度以上となる温度)の温水F4とする。これにより、温水F4は、配管52を介して冷却部46とチラー50との間を循環し、固体撮像素子42が加熱される。このとき、排気装置60は動作しており、試料室12を排気している。そのため、固体撮像素子42を加熱することによって発生したガスが排気される。
3.1. X線検出システム
次に、第3実施形態に係るX線検出システムについて図面を参照しながら説明する。図4は、第3実施形態に係るX線検出システム300を模式的に示す図である。なお、図4では、X線検出システム300において、X線検出器40が動作している状態を図示している。
器40の動作時の試料室12の圧力以下)となった場合に、チラー50に水の加熱を停止させる制御を行う。これにより、チラー50は、水の加熱を停止する。
4.1. X線検出システム
次に、第4実施形態に係るX線検出システムについて図面を参照しながら説明する。図6は、第4実施形態に係るX線検出システム400を模式的に示す図である。なお、図6では、X線検出システム400において、X線検出器40が動作している状態を図示している。
5.1. X線検出システム
次に、第5実施形態に係るX線検出システムについて図面を参照しながら説明する。図8は、第5実施形態に係るX線検出システム500を模式的に示す図である。なお、図8では、X線検出システム500において、X線検出器40が動作している状態を図示している。
固体撮像素子42の動作期間中の試料室12の圧力が所定圧力以上となった時間が所定時間以上となった場合に、上述したユーザーに固体撮像素子42のクリーニングを促すため処理を行ってもよい。
Claims (9)
- 冷却して使用される固体撮像素子のクリーニング方法であって、
前記固体撮像素子を加熱しつつ、前記固体撮像素子を加熱することによって発生したガスを排気する工程を含み、
前記工程では、前記固体撮像素子を、加熱用媒体によって加熱する、固体撮像素子のクリーニング方法。 - 請求項1において、
前記加熱用媒体は、水である、固体撮像素子のクリーニング方法。 - 請求項1または2において、
前記加熱用媒体の温度は、前記固体撮像素子の表面温度を50度以上にする温度である、固体撮像素子のクリーニング方法。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記固体撮像素子は、CCDイメージセンサーまたはCMOSイメージセンサーである、固体撮像素子のクリーニング方法。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記固体撮像素子は、放射線検出器を構成している、固体撮像素子のクリーニング方法。 - 試料に一次線を照射することにより前記試料から発生する放射線を検出する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を冷却するための冷却素子と、を備えた放射線検出器における、前記固体撮像素子のクリーニング方法であって、
前記固体撮像素子を加熱しつつ、前記固体撮像素子を加熱することによって発生したガスを排気する工程を含み、
前記固体撮像素子の動作時には、熱媒体を冷却することによって、前記冷却素子を冷却し、
前記工程では、前記熱媒体を加熱することによって、前記固体撮像素子を加熱する、固体撮像素子のクリーニング方法。 - 試料に一次線を照射することにより前記試料から発生する放射線を検出する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子を冷却する冷却素子と、
前記冷却素子を冷却するための熱媒体と、前記固体撮像素子を加熱するための熱媒体とを選択的に生成する熱媒体生成部と、
前記冷却素子と熱的に接続され、前記固体撮像素子の動作時に前記熱媒体生成部から供給される熱媒体により前記冷却素子を冷却する冷却部と、
前記固体撮像素子が配置された空間に接続された排気装置と、
を含む、放射線検出装置。 - 請求項7において、
前記熱媒体生成部を制御する制御部と、
前記固体撮像素子が配置された空間の圧力を測定する真空計と、
を含み、
前記制御部は、前記真空計の測定結果に基づいて、前記熱媒体生成部に前記固体撮像素子を加熱するための熱媒体の生成を停止させる制御を行う、放射線検出装置。 - 請求項7において、
前記熱媒体生成部を制御する制御部を含み、
前記制御部は、時間を計測するタイマーを有し、前記タイマーが所定時間を計測した場合に、前記熱媒体生成部に前記固体撮像素子を加熱するための熱媒体の生成を停止させる制御を行う、放射線検出装置。
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