JP6576076B2 - 容器の製造方法 - Google Patents
容器の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6576076B2 JP6576076B2 JP2015074560A JP2015074560A JP6576076B2 JP 6576076 B2 JP6576076 B2 JP 6576076B2 JP 2015074560 A JP2015074560 A JP 2015074560A JP 2015074560 A JP2015074560 A JP 2015074560A JP 6576076 B2 JP6576076 B2 JP 6576076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- inner plug
- container body
- manufacturing
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 40
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sealing Of Jars (AREA)
Description
図1は容器の正面図、図2は容器の分解図、図3は容器本体の平面図、図4は中栓の平面図(a)、底面図(b)及びC−C断面図(c)である。図1及び図2に示すように、この容器は、上端部に開口11が形成された取付部12を有する容器本体1と、この容器本体1の取付部12に取付けられる中栓2と、この中栓2を覆うように容器本体1に取付けられる蓋部材3と、を備えている。
次に、上記のように構成された容器の製造方法について、図5を参照しつつ説明する。ここでは、まず、この製造方法を実施する製造装置について説明し、その後、製造方法について説明する。なお、以下では、説明の便宜のため、図5の左右方向を前後方向ということがある。
次に、容器の使用方法について説明する。内容物を排出するには、容器本体1を押圧して内容物を押し出す。まず、中栓2の案内部24を内容物の排出面に対して当接する。そして、この状態で、容器本体1を押圧し、内容物を押し出す。案内部24は周方向に所定間隔をおいて配置されているため、内容物は、隣接する案内部24の間から径方向外方に排出される。このとき、内容物がゲル状のものであれば、内容物は、花びらのような形状となって排出面に排出される。
以上のように、本実施形態に係る製造方法によれば、中栓2による容器本体1の押圧によって容器本体1を一旦変形させた後、中栓2の貫通孔21及び容器本体1の開口11から空気を注入し、容器本体1を変形から復元させる過程で、容器本体1の取付部12を中栓2に対して固定するようにしている。したがって、容器本体1が中栓2による押圧によって変形したとしても、容器本体1が復元すると共に、中栓2を容器本体1に対して適切に固定することができる。特に、内容物の押出を容易に行えるようにするためには、容器本体1を薄く可撓性の高いものとする必要があるが、そのようにすると、容器本体1が中栓2の押圧によって、より変形しやすくなる。したがって、本実施形態に係る製造方法では、そのような容器本体1に対して、特に有利である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
上記実施形態では、取付部12を基準固定位置Sから長さLだけ押し込んでいるが、圧入に係る力が大きくない場合には、基準固定位置Sまで中栓2を押し込み、それ以上は押し込まないようにすることもできる。すなわち、圧入に係る力が大きくなければ、空気の注入による容器本体1の復元だけで固定壁15を固定溝27に圧入することができるからである。一方、上記実施形態のように、中栓2を基準固定位置Sからさらに下方へ押圧すると、中栓2を容器本体1に対して強く押圧することができるため、容器本体1の復元前に、固定壁15の固定溝27に対する圧入をある程度進めることができる。よって、容器本体の復元時には、固定壁15が固定溝27に対して確実に圧入され、正しい固定位置に配置される。
上記製造装置5において、固定部52の構成は特に限定されず、吸着以外の方法で中栓2を固定することもできる。例えば、アームで中栓2を把持できるようにしてもよい。その他、支持体51、搬送装置53の構成も特には限定されず、少なくとも中栓2を容器本体1に対して押圧でき、且つ、中栓2の貫通孔21及び容器本体1の開口11を介して、容器本体1の内部空間に空気を供給できればよい。
上記実施形態では、容器本体1の取付部12に雄ネジ14が形成されているが、これに限定されるものではない。すなわち、雄ネジ14が形成されていると、変形しやすいが、雄ネジ14が形成されていなくても、容器本体1は可撓性のある材料で形成されているため、変形する。したがって、雄ネジが形成されていない容器本体1に対しても、本発明に係る製造方法を適用することができる。
中栓2が容器本体1の取付部12に対して押圧することで取付けられるのであれば、その態様は特には限定されない。すなわち、上記実施形態では、取付部12の固定壁15を、中栓2の固定溝27に圧入するようにしているが、これ以外であっても、力を作用させて押し込むことで取付部12と中栓2とを固定するようなものであれば、特には限定されない。例えば、取付部12に固定溝を設け、中栓2に固定壁を設けるような態様であってもよい。あるいは、中栓2を筒状に形成し、中栓2の外壁の内周面に、取付部12の固定壁15を圧入するようにしてもよい。また、案内部24も必要に応じて設けられていればよく、用途によっては設けられない。
容器本体1の形状は特には限定されず、種々の形状にすることができる。すなわち、上記のような円筒状以外でも、角筒状、多角筒状、異形状など、種々の形態が可能である。また、圧入のための態様は、上記実施形態に限定されず、上記実施形態では、固定壁15に突部16を設けているが、例えば、突部を設けず、固定壁15自体の厚みを、固定溝27の幅よりも大きくしてもよい。
中栓2の材料は特には限定されないが、押圧により取付部12と固定されるため、樹脂材料などが好ましい。但し、その他の金属材料などでもよい。また、蓋部材3は、取付部12を覆い、内容物の漏れを防止できるのであれば、樹脂材料、金属など種々の材料が可能である。
内容物は、特には限定されず、容器本体1の押圧によって外部に排出されるようなものとすることができ、液状、ゲル状などの食品、薬剤などとすることができる。
2 :中栓
3 :蓋部材
11 :開口
12 :取付部
14 :雄ネジ
15 :固定壁(凸部)
21 :貫通孔
27 :固定溝(凹部)
S :基準固定位置
Claims (6)
- 開口が形成された取付部を有し、前記開口を通じて内部空間に内容物を収容可能であり、可撓性を有する容器本体と、
貫通孔を有するとともに、前記容器本体の取付部に、前記開口と前記貫通孔を対応させるように、押圧によって取り付けられる中栓と、
を備えた容器の製造方法であって、
前記容器本体を変形させるように、前記中栓を前記容器本体の取付部に押圧する第1ステップと、
前記中栓の貫通孔及び開口を通じて、前記内部空間に空気を注入することで、前記容器本体を変形から復元させ、これに伴って前記取付部を、所定の位置に配置された前記中栓側に移動させて、前記取付部と前記中栓とを固定する第2ステップと、
を備えている、容器の製造方法。 - 変形前の前記容器本体の前記取付部に、完全に取り付けられたときの前記中栓の、前記容器本体における高さ方向の位置を、基準固定位置と規定し、
前記第1ステップにおいては、前記基準固定位置よりも、さらに前記中栓を前記取付部側に向けて押圧し、
前記第2ステップにおいては、前記容器本体の復元と対応するように、前記中栓を前記押圧とは反対方向に前記基準固定位置まで移動させる、請求項1に記載の容器の製造方法。
- 前記容器には、前記中栓を覆うように、前記容器本体の取り付けられる蓋部材が設けられ、
前記容器本体の取付部には、雄ネジが形成されており、
前記蓋部材は、前記雄ネジと螺合する雌ネジが形成されており、
前記容器本体における前記雄ネジの形成部分は、当該雄ネジの軸方向に沿って、伸縮可能となっている、請求項1または2に記載の容器の製造方法。 - 前記取付部は、前記開口の周囲に形成される筒状の凸部を有しており、
前記中栓は、前記貫通孔の周囲に形成され、前記凸部が圧入される凹部を有している、請求項1から3のいずれかに記載の容器の製造方法。 - 前記容器本体は、樹脂材料で形成されている、請求項1から4のいずれかに記載の容器の製造方法。
- 前記中栓の貫通孔を通じて、前記内部空間に内容物を注入するステップ、をさらに備えている、請求項1から5のいずれかに記載の容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015074560A JP6576076B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015074560A JP6576076B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 容器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016193750A JP2016193750A (ja) | 2016-11-17 |
JP6576076B2 true JP6576076B2 (ja) | 2019-09-18 |
Family
ID=57323386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015074560A Active JP6576076B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6576076B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0729667B2 (ja) * | 1990-08-24 | 1995-04-05 | 杏林製薬株式会社 | 充填容器への中栓自動装着方法とその装置 |
JP3056663U (ja) * | 1998-08-11 | 1999-02-26 | サンスター技研株式会社 | 高粘調液充填容器 |
US6739781B2 (en) * | 2002-04-22 | 2004-05-25 | Seaquist Closures Foreign, Inc. | Scrubbing structure |
JP4255431B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2009-04-15 | ポーラ化成工業株式会社 | 中栓取付確認装置、中栓取付確認方法 |
JP2006182427A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Pola Chem Ind Inc | 中栓嵌合装置及び中栓嵌合方法 |
JP5259290B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-08-07 | サントリーホールディングス株式会社 | 容器加圧装置 |
-
2015
- 2015-03-31 JP JP2015074560A patent/JP6576076B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016193750A (ja) | 2016-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11369742B2 (en) | Pharmaceutical syringe piston | |
KR101714650B1 (ko) | 화장품 용기 | |
JP4869762B2 (ja) | 塗布容器 | |
US20170006915A1 (en) | Liquid injecting container | |
US10773316B2 (en) | Fixing device for securing thin-walled component, and method of manufacturing elastic member for use in the fixing device | |
CN102256881B (zh) | 药物容器的闭塞装置 | |
KR102047319B1 (ko) | 장착이 용이한 주사기용 니들허브 이탈방지캡 | |
CN106794916B (zh) | 层积剥离容器 | |
KR102588410B1 (ko) | 블록에의 개스킷의 장착 구조 | |
US20170355124A1 (en) | Liquid blow molding apparatus and preform | |
JP5154439B2 (ja) | 流体ディスペンサノズル、および該ノズルを含んだディスペンサ装置ならびにその製造方法 | |
CN106170278A (zh) | 药液容器 | |
US20040253126A1 (en) | Hub assembly | |
JP6576076B2 (ja) | 容器の製造方法 | |
TWI624412B (zh) | 內袋複合容器及分配裝置 | |
JP6410667B2 (ja) | 付け替え容器 | |
JP2013079096A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP5264275B2 (ja) | 二重容器 | |
JP3197623U (ja) | タイヤバルブコア | |
JP5264295B2 (ja) | 内容器及び二重容器、並びに内容器の製造方法 | |
JP6484526B2 (ja) | 金属製ドラム缶の製造方法 | |
JP7475792B2 (ja) | 吐出具及び吐出容器 | |
CN111203908B (zh) | 隔膜输送装置及液体封入式防振支座的制造方法 | |
JP7330614B2 (ja) | スポイト容器 | |
JP5471753B2 (ja) | 燃料タンク製造方法及び燃料タンク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190205 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6576076 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |