JP6571316B2 - 電車車体運搬車 - Google Patents
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Description
このような電車車体運搬車は、トラクタ1台とトレーラ1台とで構成されており、当該電車車体運搬車を2台用意し、トレーラの後端部を向かい合せて配置することにより、前後2台のトレーラに車体を跨って乗せて操舵して自走行している。
トラクタとトレーラは、自在に回転できる旋回軸で結合し、トラクタの足回りは旋回小回りのできる1軸配置とし、エンジンを駆動源としトルクコンバータ、減速機、ディファレンシャルギア、車輪等を備えた駆動装置を備えている。
また、トラクタは、例えば特許文献3に示すように、駆動源のエンジンで油圧ポンプを作動させ油圧をブースターに送り運転手のハンドル操作により制御弁を介してブースターピストンを出し入れして、ピストンに繋がる操舵用ラックによりトラクタとトレーラを結合する旋回軸を回転させて行う操舵装置を備えている。
このとき、後位側のトラクタのエンジンは駆動しているので、油圧ポンプは作動しハンドル操舵ができるため、後位側のトラクタは、前位側のトラクタに牽引されながらハンドル操舵して追従走行する。
この際に車輪の回転速さとハンドル操舵による旋回軸の回転速さとが合わないことがあり、このため車輪が横滑りして、運搬路の壁面等の他の物体に電車車体が衝突することがあった。
(1)ハンドルの操舵角とアクセルペダルの踏み角とに応じて最適な車輪の回転速度を左右で独立に制御することができることから、旋回時の車輪の横滑りが無くなり、電車車体が運搬路の壁面等の他の物体に衝突することなく走行できる。
(2)駆動源に一対の駆動モータを用いたため、車輪を回転させるための駆動装置から排気ガスを排出せず、作業者や運転者の健康を害するおそれがない。
図1は、本発明の電車車体運搬車を用いて、実際に車体を載置及び運搬している様子を示す側面図である。ここで、説明の都合上、図1において車体は紙面左方向に前進するものとする。
本発明の電車車体運搬車は、運搬される車体Wの前後に配置されるものであって、図1に示すように、車体の前側(前位側)に配置される電車車体運搬車は、前位側のトラクタ1aと前位側のトレーラ2aとを、トレーラ2aに固定された旋回軸3aで旋回自由に取付けることにより構成されている。すなわち、トラクタ1aは旋回軸3aに対して旋回自由に取付けられている。
また、車体の後側にも後位側のトラクタ1bとトレーラ2bとをトレーラ2bに固定された旋回軸3bで旋回自由に取付けられた電車車体運搬車が配置される。
前位側のトラクタ1aは、一対の車輪7aを左右に有しており、それぞれ駆動回転軸8a、アクスルチューブ9a、減速機10a、及び駆動モータ11a等を備えている。
図2に示すように、これらの構成はそれぞれ左右で独立しており、その結果、一対の車輪7aはそれぞれ独立して回転制御することができる。
図3に示すように、車輪7aはリム12a及びホイールハブ13aを備え、駆動回転軸8aの一端に締結ボルト等で固着されている。またホイールハブ13aは、軸受20aを介してアクスルチューブ9aにより支持されている。
駆動回転軸8aは、アクスルチューブ9aの内部を貫通するように配置され、その他端がスプライン等で減速機10a内の歯車軸14aに接続されている。
減速機10aは、内部に歯車14a〜17aを備えており、上述のとおり歯車14aは駆動回転軸8aと接続されており、歯車17aはフランジ等を介して駆動モータ11aの回転軸と取付けられている。
また、アクスルチューブ9aは、支持脚19aでトラクタ1aの下部にボルト等で結合固着されている。
さらに、一対の駆動モータ11aは、運転者が切替スイッチ(図示せず)を操作することにより、駆動モータ11aの回転力を駆動回転軸8aに伝達するモード(オンモード)と伝達しないモード(オフモード)とを切り替えることができるように構成されている。
また、図1〜図3に示す一対の車輪7aは、トラクタ1aにその回転軸が同一軸心となるように固定されており、当該一対の車輪7aにそれぞれ接続されている駆動モータ11aの回転数が同一の場合には直進動作を行う。
一方、一対の駆動モータ11aの回転数に差異を設ければ、上記一対の車輪7aの回転速度が異なるため、トラクタ1aはトレーラ2aと結合するための旋回軸3aを中心に旋回することになる。
本発明の電車車体運搬車は、車輪7aを回転させる駆動装置の駆動源に駆動モータ11aを用いているため、従来のエンジン駆動の駆動装置と異なり、排気ガスを噴出することなく、運転者の健康を害するおそれがない。
図4に示すとおり、前位側のトラクタ1aの運転席には、操舵用のハンドル21a、操舵角検出装置22a、及びアクセルペダル23aが取付けてある。
操舵角検出装置22aは、ハンドル21aの操舵角を電気的に検出可能な機構を備えた装置であり、例えばパルスカウンタの変化又は抵抗値の変化又は電圧の変化等を電気的に検出して、ハンドルの回転角(操舵角)を電気信号化するものである。
アクセルペダル23aは、その踏み角(アクセル開度)を電気信号として出力できる機能を有しており、上記操舵角検出装置22a及びアクセルペダル23aは、それぞれ演算装置24aに接続されている。
また、一対の駆動モータ11aには、それぞれ駆動モータ制御装置25aが接続されており、当該駆動モータ制御装置25aは、演算装置24からの指令信号を受信して一対の駆動モータ11aがそれぞれどのような回転速度(回転数)で回転するかを対応する駆動モータ11aに指令する。
このような構成を用いることにより、ハンドル21aの操舵角とアクセルペダル23aの踏み角とに応じて最適な車輪7aの回転速度を左右で独立に制御することができ、結果として、旋回時の車輪の横滑りを防止できる。
図5に示すように、トラクタ1aは旋回軸3aを介してトラクタ2aと結合されている。
トラクタ1aには、ステアリングモータ31aが設けられており、当該ステアリングモータ31aの出力軸にはスプロケット32aが取り付けられている。
また、ステアリングモータ31aは、図4に示す演算装置24aと電気的に接続されており、演算装置24aは、ハンドル21aの操舵角に応じてステアリングモータ31aの駆動を指令する信号を出力する。
演算装置24aの指令信号に基づいてステアリングモータ31aが回転駆動すると、スプロケット32a及び33aと回転伝達手段34aとを介して回転力が旋回軸3aをトラクタ1aに対して相対的に回転させるため、トラクタ1aはトレーラ2aに対して旋回軸3aを中心に相対回転することができる。
図1に示すように、2台の電車車体運搬車が車体Wの前後に配置され、それぞれのトレーラ2a及び2bが車体Wの床面を支持するように固定保持する。
これらのモードを選択することにより、トラクタ1aの運転者は、ハンドル21a及びアクセルペダル23aを操作してトラクタ1aを自走走行させる。
一方、後位側のトラクタ1bに乗車する運転者は、同様に切替スイッチを操作して、駆動モータ11bを「オフモード」、ステアリングモータ31aを「オンモード」に選択する。
これらのモードを選択することにより、後位側の電車車両運搬車は前位側の電車車両運搬車に牽引されることとなり、トラクタ1bの運転者は、トラクタ1aの動きに合わせてハンドル21bを操作して追従走行を行う。
2a トレーラ
3a 旋回軸
7a 車輪
10a 減速機
11a 駆動モータ
21a ハンドル
22a 操舵角検出装置
23a アクセルペダル
24a 演算装置
25a 駆動モータ制御装置
31a ステアリングモータ
Claims (2)
- 電車車体を支持するトレーラと、前記トレーラに対して前記トレーラに固定された旋回軸を介して回転自在に結合されたトラクタと、からなる電車車体運搬車であって、
前記トラクタは、ハンドル及びアクセルペダルを有する運転席と、一対の車輪と、前記一対の車輪を回転させる一対の駆動モータ及び前記一対の駆動モータの回転力を前記一対の車輪に伝達する一対の伝達機構と、前記ハンドルの操舵角及び前記アクセルペダルの踏み角に応じて前記一対の駆動モータのそれぞれの指令値を演算する演算装置と、前記トレーラに対して前記トラクタを前記旋回軸を中心に相対回転させる相対回転機構と、を備え、
前記演算装置は、前記ハンドルの操舵角に応じて前記相対回転機構の回転制御を行う
ことを特徴とする電車車体運搬車。 - 前記一対の駆動モータは、回転力の出力軸への伝達をオンオフする機能を有し、
前記相対回転機構は、前記相対回転をオンオフする機能を有し、
前記トラクタは、前記一対の駆動モータのオンオフする機能と前記相対回転機構のオンオフする機能とをそれぞれ個別に切り替える切替スイッチを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電車車体運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014125079A JP6571316B2 (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 電車車体運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014125079A JP6571316B2 (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 電車車体運搬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016005381A JP2016005381A (ja) | 2016-01-12 |
JP6571316B2 true JP6571316B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=55224300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014125079A Active JP6571316B2 (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 電車車体運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (5)
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JP3166245B2 (ja) * | 1991-12-05 | 2001-05-14 | 松下電器産業株式会社 | 長尺重量物の搬送装置 |
JP4541201B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2010-09-08 | 本田技研工業株式会社 | 自動車 |
JP2008048528A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の駆動装置 |
JP6042163B2 (ja) * | 2012-10-05 | 2016-12-14 | Ntn株式会社 | モータ搭載自動車の低温時駆動制御装置 |
-
2014
- 2014-06-18 JP JP2014125079A patent/JP6571316B2/ja active Active
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