JP6568390B2 - 収容ボックス - Google Patents
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Description
より詳しくは、計器類、特に水道メータ用の収容ボックスにおいて、蓋体に形成される開口部から、虫(害虫)や小動物などが、内部に侵入することを確実に防止することのできる収容ボックスに関するものである。
このような収容ボックスとしては、地中に埋設するタイプのものが一般的であるが、地域によっては、住宅などの外壁面に埋設するタイプのものがある。
しかしながら、前記指挿入部は、ボックス本体の内部と外部とを連通するものであるため、この指挿入部を通って、外部からゴキブリやハエなどの虫、さらには小型のカエルなど小動物などが収容ボックス内に侵入し、内部を汚損するとともに、場合によっては内蔵した計器の働きを阻害するなどの問題を引き起こす。
したがって、両者ともコストが高くなるとともに、付設した取っ手が表面に顕出しているので、当該取っ手に身体の一部や被服を引っ掛け易く、怪我や被服の損傷が発生し易いという問題があった。
前面部に開口部を有するボックス本体と、前記開口部を閉止する蓋体とで構成され、
前記ボックス本体は、
その開口部の下部に指挿入部を形成するとともに、その先端部を、水平状態で内方に所要幅で延出させたのち、上方に起立させて防御壁を形成し、
前記蓋体は、
前記開口部と相対する裏面下方に、先端部が前記防御壁と当接し、かつ少なくとも前記指挿入部の上部および左右の一部を、それぞれ覆うことのできる閉止部材を有し、
前記指挿入部からボックス本体内に侵入しようとする害虫などを、前記閉止部材で阻止するよう構成したこと
を特徴とする収容ボックスである。
請求項1に記載の収容ボックスにおいて、
前記ボックス本体は、
その開口部上縁に、前記蓋体を回動自在に保持する支軸を有する蓋装着部が設けられ、
前記蓋体は、
その上縁部に、前記支軸を支点として上下方向に回動可能に保持する支軸保持部が、前記ボックス本体側に開口させて設けられていること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の収容ボックスにおいて、
前記防御壁は、
前記ボックス本体の開口部下部の全域に亘って形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の収容ボックスにおいて、
前記指挿入部は、
前記開口部の下縁のほぼ中央部に形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の収容ボックスにおいて、
前記閉止部材は、
先端部が前記防御壁と当接するとともに、横幅が前記指挿入部の横幅と対応し、その裏面の左右端部に、前記防御壁よりも低い高さの側面板を垂設した板状体の基端部を、前記ボックス本体の指挿入部と相対する、前記蓋体の裏面に突設させて構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の収容ボックスにおいて、
前記閉止部材は、
前記ボックス本体の指挿入孔の左右の側面に形成された、それぞれ高さが前記防御壁よりも低い高さの側壁に対して、前記各側壁の頂部と当接するよう前記蓋体の裏面に突設された板状体として構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の収容ボックスにおいて、
前記閉止部材は、
前記ボックス本体の指挿入孔の左右の側面に、それぞれ高さが前記防御壁より低い高さの側壁を形成し、前記側壁の内側面と当接する側面板を、その裏面側に垂設した板状体を前記蓋体の裏面に突設させて構成されていること
特徴とするものである。
よって、前記ボックス本体内が汚損されることがなく、収蔵された計器類も損傷されることがない。
なお、この発明の収容ボックスは、図示の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲内で改良を加えることができるものである。
なお、この実施例においては、前記収容ボックス1はFRP製であるが、素材については特段の制限はないので、他の樹脂素材や金属素材(例えばステンレス)などで構成してもよい。
前記開口部2aの上縁部には、前記蓋体8を装着するための所要の深さの切欠きからなる蓋装着部3,3が形成されるとともに、各蓋装着部3にはそれぞれ支軸4,4が設けられている。
この支軸保持部9は、その底部を前記支軸4の太さの1/2程度深く掘り下げて形成しているので、前記蓋体8を上方に持上げても、前記支軸4が前記連結部10から離脱するおそれがない。
なお、前記ボックス本体2の下縁前面部に、円弧状の傾斜面2bを形成することによって、前記蓋体8の閉操作に際し、蓋体8の下部前縁部が前記傾斜面2bにガイドされ、円滑に蓋体8を閉方向に導くことができる。
反面、前記蓋体8の開操作に際しては、当該蓋体8の下縁部の先端が、前記段部2d方向に移動するにしたがって、前記下り傾斜面2eの基端側と当接するため摩擦が大きくなって、蓋体8の急激な開放を阻止することができる。
なお、前記防御壁7は、この実施例においては、開口部2aの下部前縁部の全域に形成されているが、少なくとも前記指挿入部6の幅と同程度の幅を有するものであればよい。
したがって、前記閉止部材12は、前記板状体12aの先端縁を防御壁7に当接させることで、左右の側面板12b,12bが指挿入部6の左右端部を閉止するので、害虫などがボックス本体2内に侵入することを確実に防止することができる。
さらに、前記ボックス本体2に指挿入部6が形成されていても、前記指挿入部6あるいは防御壁7と蓋体8の当接する部位から害虫などが侵入するおそれがない。
図中、(A)に示す閉止部材12は、前記ボックス本体2の指挿入部6の左右に、先端部が前記防御壁7と当接し、高さが、閉止部材12を構成する板状体12aの板厚分だけ低い防御壁7よりも低い側面板SW,SWを立設し、前記側面板SW,SWの頂部と当接する板状体12aの基端部を、蓋体8の裏面の所要位置に突出形成して閉止部材としたものである。
したがって、指挿入部6の上部および左右の側面部は、閉止部材12によって指挿入部6の開口部以外の3辺が完全に閉止され、害虫などがボックス本体2内に侵入することがない。
なお、前記ボックス本体2の開口部2aを蓋体8で閉止する場合は、その逆である。
2 ボックス本体
2a 開口部
2b 傾斜面
2c 係合突部
2d 段部
2e 下り傾斜面
3 蓋装着部
4 支軸
5 前面板
6 指挿入部
7 防御壁
8 蓋体
8a 係合部
9 支軸保持部
9a 保持溝
10 蓋体の連結部
11 指掛部
12 閉止部材
12a 板状体
12b 側面板
SW 側面板
Claims (7)
- 前面部に開口部を有するボックス本体と、前記開口部を閉止する蓋体とで構成され、
前記ボックス本体は、
その開口部の下部に指挿入部を形成するとともに、その先端部を、水平状態で内方に所要幅で延出させたのち、上方に起立させて防御壁を形成し、
前記蓋体は、
前記開口部と相対する裏面下方に、先端部が前記防御壁と当接し、かつ少なくとも前記指挿入部の上部および左右の一部を、それぞれ覆うことのできる閉止部材を有し、
前記指挿入部からボックス本体内に侵入しようとする害虫などを、前記閉止部材で阻止するよう構成したこと
を特徴とする収容ボックス。 - 前記ボックス本体は、
その開口部上縁に、前記蓋体を回動自在に保持する支軸を有する蓋装着部が設けられ、
前記蓋体は、
その上縁部に、前記支軸を支点として上下方向に回動可能に保持する支軸保持部が、前記ボックス本体側に開口させて設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の収容ボックス。 - 前記防御壁は、
前記ボックス本体の開口部下部の全域に亘って形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の収容ボックス。 - 前記指挿入部は、
前記開口部の下縁のほぼ中央部に形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の収容ボックス。 - 前記閉止部材は、
先端部が前記防御壁と当接するとともに、横幅が前記指挿入部の横幅と対応し、その裏面の左右端部に、前記防御壁よりも低い高さの側面板を垂設した板状体の基端部を、前記ボックス本体の指挿入部と相対する、前記蓋体の裏面に突設させて構成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の収容ボックス。 - 前記閉止部材は、
前記ボックス本体の指挿入孔の左右の側面に形成された、それぞれ高さが前記防御壁よりも低い高さの側壁に対して、前記各側壁の頂部と当接するよう前記蓋体の裏面に突設された板状体として構成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の収容ボックス。 - 前記閉止部材は、
前記ボックス本体の指挿入孔の左右の側面に、それぞれ高さが前記防御壁より低い高さの側壁を形成し、前記側壁の内側面と当接する側面板を、その裏面側に垂設した板状体を前記蓋体の裏面に突設させて構成されていること
特徴とする請求項1又は2に記載の収容ボックス。
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