JP6568177B2 - カーシェアリングシステムおよびカーシェアリング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カーシェアリングシステムおよびカーシェアリング方法に関する。
複数の利用者が車両を共用する利用形態の一例として、例えば、特開2004−178385号公報に開示されているように、車両たる複数の自動車を複数の会員が共同で利用する、所謂、カーシェアリングシステムが知られている。
こうしたカーシェアリングシステムでは、システムを運用する事業者(システム運用者)が車載器を搭載した車両たる自動車を準備し、当該事業者が当該車両を会員登録済みの複数の利用者に提供するものである。
ここで、車載器とは、カーシェリングシステムにより車両を管理するために当該車両に搭載した管理装置であり、携帯電話網やインターネットなどの通信回線を介してシステム運用者のシステムサーバーと通信可能に接続されている。
また、車両には、車載器に接続されたカードリーダーが搭載されており、車両を利用する利用者は会員登録済みのICカードを当該カードリーダーに読み込ませる。
カードリーダーに読み込まれたICカードの情報は、車載器を介してシステムサーバーへ送られ、システムサーバーにおいて当該情報の処理が行われた後に、車両のドアが解錠されてイグニッションキーの取り出しが可能となり、利用者への車両の受け渡しが行われる。
上記したような従来のカーシェアリングシステムにおいては、車両は駐車場などの予め設定されたカーシェアリング利用の際の起点となる場所(本明細書ならびに本特許請求の範囲においては、「カーシェアリング利用の際の起点となる場所」を「ステーション」と適宜に称する。)に駐車されており、当該ステーションを出発地としてカーシェアリングシステムによる車両の利用が開始されることになる。
一般に、カーシェアリングシステムにおいては、それぞれ異なる場所に位置するステーションが複数箇所設けられており、各車両はこれら複数のステーションのうちのいずれかのステーションに配置されている。
システムサーバーは、各車両と当該車両に設定されたステーションとを紐付けして管理している。
従来のカーシェアリングシステムによれば、複数のステーションのいずれのステーションと複数の車両のいずれの車両とを紐付けるかは、各車両毎に予め固定的に設定されており、各車両に設定されたステーションを容易に変更することができないため融通性に欠けるという問題点があった。
特開2004−178385号公報
本発明は、上記したような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各車両毎に設定されたステーションを簡単に変更することが可能なカーシェアリングシステムおよびカーシェアリング方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、ステーション変更の許可を示す識別情報を記憶したICカード(ICカードには、ICチップを内蔵した運転免許証(IC運転免許証)も含まれる。)をカードリーダーに読み込ませた後(例えば、車両の利用開始のための当該ICカードの1回目の読み込みの後である。)に、当該ICカードをカードリーダーに再度読み込ませる(例えば、当該車両の利用終了のための当該ICカードの2回目の読み込みである。)を行うと、当該2回目にICカードを読み込んだときに当該車両が存在する場所が予め設定されたステーションのいずれかである場合には、当該車両に設定されたステーションの情報を、当該2回目にICカードを読み込んだときに当該車両が存在する場所のステーションの情報に更新するようにしたものである。
また、本発明は、ステーション変更の許可を示す識別情報を記憶したICカードをカードリーダーに読み込ませた後(例えば、車両の利用開始のための当該ICカードの1回目の読み込みの後である。)に、当該車両の利用を予約した際に用いたICカード(予約時ICカード)をカードリーダーに読み込ませる(例えば、当該車両の利用の予約に基づき当該車両の利用のために行う当該予約時ICカードの1回目の読み込みである。)を行うと、当該1回目に予約時ICカードを読み込んだときに当該車両が存在する場所が予め設定されたステーションのいずれかである場合には、当該車両毎に設定されたステーションの情報を、当該1回目に予約時ICカードを読み込んだときに当該車両が存在する場所のステーションの情報に更新するようにしたものである。
従って、本発明によれば、ステーション変更の許可を示す識別情報を記憶したICカードをカードリーダーに読み込ませるのみで、簡単にステーションを変更することができるようになる。
即ち、本発明によるカーシェアリングシステムは、複数の利用者により車両を共用するカーシェアリングシステムにおいて、ステーション変更識別情報を記憶した第1のICカードと、上記第1のICカードを認識可能であるとともに、予め設定された複数のステーションを記憶し、かつ、車両と上記ステーションとの関係を書き換え可能に紐付けして記憶したシステム運用者のシステムサーバーと、上記システムサーバーと通信可能に接続されるとともに上記車両に搭載された車載器と、上記車載器に接続されるとともに上記車両に搭載されたカードリーダーとを有し、上記システムサーバーは、上記第1のICカードを上記カードリーダーに読み込ませた後に、上記ICカードを上記カードリーダーに再度読み込ませると、上記再度読み込ませたときに上記車両が存在する場所が上記予め設定された複数のステーションのうちのいずれかである場合に、上記車両に紐付けして記憶された上記ステーションを、上記再度読み込ませたときに上記車両が存在する場所のステーションに変更するようにしたものである。
また、本発明によるカーシェアリングシステムは、複数の利用者により車両を共用するカーシェアリングシステムにおいて、ステーション変更識別情報を記憶した第1のICカードと、ステーション変更識別情報を記憶していない第2のICカードと、上記第1のICカードを認識可能であるとともに、予め設定された複数のステーションを記憶し、かつ、車両と上記ステーションとの関係を書き換え可能に紐付けして記憶したシステム運用者のシステムサーバーと、上記システムサーバーと通信可能に接続されるとともに上記車両に搭載された車載器と、上記車載器に接続されるとともに上記車両に搭載されたカードリーダーとを有し、上記システムサーバーは、上記第1のICカードを上記カードリーダーに読み込ませた後に、上記車両の利用を予約した際に用いた上記第2のICカードを上記カードリーダーに再度読み込ませると、上記第2のICカードを読み込ませたときに上記車両が存在する場所が上記予め設定された複数のステーションのうちのいずれかである場合に、上記車両に紐付けして記憶された上記ステーションを、上記第2のICカードを読み込ませたときに上記車両が存在する場所のステーションに変更するようにしたものである。
また、本発明によるカーシェアリングシステムは、上記した本発明によるカーシェアリングシステムにおいて、上記第1のICカードと上記第2のICカードとには、ICチップを内蔵した運転免許証が含まれるようにしたものである。
また、本発明によるカーシェアリング方法は、複数の利用者により車両を共用するカーシェアリング方法において、ステーション変更識別情報を記憶した第1のICカードと、上記第1のICカードを認識可能であるとともに、予め設定された複数のステーションを記憶し、かつ、車両と上記ステーションとの関係を書き換え可能に紐付けして記憶したシステム運用者のシステムサーバーと、上記システムサーバーと通信可能に接続されるとともに上記車両に搭載された車載器と、上記車載器に接続されるとともに上記車両に搭載されたカードリーダーとを有するカーシェアリング方法であって、上記システムサーバーは、上記第1のICカードを上記カードリーダーに読み込ませた後に、上記ICカードを上記カードリーダーに再度読み込ませると、上記再度読み込ませたときに上記車両が存在する場所が上記予め設定された複数のステーションのうちのいずれかである場合に、上記車両に紐付けして記憶された上記ステーションを、上記再度読み込ませたときに上記車両が存在する場所のステーションに変更するようにしたものである。
また、本発明によるカーシェアリング方法は、複数の利用者により車両を共用するカーシェアリング方法において、ステーション変更識別情報を記憶した第1のICカードと、
ステーション変更識別情報を記憶していない第2のICカードと、上記第1のICカードを認識可能であるとともに、予め設定された複数のステーションを記憶し、かつ、車両と上記ステーションとの関係を書き換え可能に紐付けして記憶したシステム運用者のシステムサーバーと、上記システムサーバーと通信可能に接続されるとともに上記車両に搭載された車載器と、上記車載器に接続されるとともに上記車両に搭載されたカードリーダーとを有するカーシェアリング方法であって、上記システムサーバーは、上記第1のICカードを上記カードリーダーに読み込ませた後に、上記車両の利用を予約した際に用いた上記第2のICカードを上記カードリーダーに再度読み込ませると、上記第2のICカードを読み込ませたときに上記車両が存在する場所が上記予め設定された複数のステーションのうちのいずれかである場合に、上記車両に紐付けして記憶された上記ステーションを、上記第2のICカードを読み込ませたときに上記車両が存在する場所のステーションに変更するようにしたものである。
また、本発明によるカーシェアリング方法は、上記した本発明によるカーシェアリング方法において、上記第1のICカードと上記第2のICカードとには、ICチップを内蔵した運転免許証が含まれるようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、簡単にステーションを変更することが可能なカーシェアリングシステムおよびカーシェアリング方法を提供することができるようになるという優れた効果を奏する。
図1(a)(b)は、本発明の実施の形態の一例によるカーシェアリングシステムを模式的に示す説明図である。 図2(a)(b)は、本発明の他の実施の形態によるカーシェアリングシステムを模式的に示す説明図である。 図3は、システムサーバーに記憶されているデータベースを構築するステーションテーブルと車両テーブルとを模式的に示す説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるカーシェアリングシステムおよびカーシェアリング方法の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
図1(a)(b)には、本発明によるカーシェアリングシステムの実施の形態の一例を模式的に示す説明図があらわされている。
この図1(a)(b)に示すカーシェアリングシステム10は、カーシェアリングシステム10において車両14の利用予約などの各種の処理に使用するために各会員に配布されたICカードと、システム運用者のシステムサーバー12と、携帯電話網やインターネットなどの通信回線を介してシステムサーバー12と通信可能に接続されるとともに車両14に搭載された車載器16と、車載器16に接続されるとともに車両14に搭載されたカードリーダー18とを有して構成されている。
次に、ICカードについて説明すると、各ICカードにはそれぞれICカード製造番号が予め格納(記憶)されている。
本発明はこのICカード製造番号を利用して、予めシステムサーバー12に登録されている所定のICカード製造番号についてのみ、システムサーバー12は各車両14のステーションを示す情報(本明細書ならびに本特許請求の範囲においては、「車両のステーションを示す情報」を「車両ステーション識別情報」と適宜に称する。)の変更を許可するための識別情報(本明細書ならびに本特許請求の範囲においては、「車両ステーション識別情報の変更を許可するための識別情報」を「ステーション変更識別情報」と適宜に称する。)として認識するように設定されている。
説明の便宜上、ステーション変更識別情報(即ち、予めシステムサーバー12に登録されている所定のICカード製造番号である。)を格納(記憶)したICカードを「ICカード20a」として説明し、ステーション変更識別情報(即ち、予めシステムサーバー12に登録されている所定のICカード製造番号である。)を記憶していないICカードを「ICカード20b」として説明する。
ここで、ステーション変更識別情報を記憶しているICカード20aをカードリーダー18に読み込ませた場合には、車両14の利用予約状況に関係なく、即ち、車両14の利用予約がない場合も利用予約がある場合も、システムサーバー12は当該車両14を移動可能な状態にする。
即ち、ステーション変更識別情報を記憶しているICカード20aは、車両14の利用予約情報に関係なく、即ち、車両14に利用予約がなされていない場合や他の会員の利用予約情報が入っている場合でも、車両14の移動を可能な状態にするICカードである。
システム運用者のシステムサーバー12のデータベースには、図3に模式的に示すように、ステーションとして予め場所の異なる複数のステーションを管理するためのステーションテーブル120と、各車両14にそれぞれ設定されているステーションを管理するための車両テーブル122とが設けられている。
ステーションテーブル120は、各ステーション(例えば、ステーション名がステーション1、ステーション2、・・・、ステーションN−1、ステーションN(但し、Nは正の整数である。)である。)毎にステーション識別番号(例えば、1、2、・・・、N−1、N(但し、Nは正の整数である。)である。)が付与されていて、各ステーションの位置を特定するための緯度経度情報(例えば、A、B、・・・、G、Hである。)がステーション識別番号に紐付けられて記憶されている。
また、車両テーブル122は、各車両14(例えば、車両名が14−1、14−2、・・・、14−N−1、14Nである。)毎に車両識別番号(例えば、1、2、・・・、N−1、N(但し、Nは正の整数である。)である。)が付与されていて、各車両14に設定されているステーションのステーション識別番号(例えば、1、2、・・・、N−1、N(但し、Nは正の整数である。)である。)が車両識別番号に紐付けられて記憶されている。車両テーブル122において車両識別番号に紐付けられ記憶されているステーション識別番号が、上記した車両ステーション識別情報に相当する。
従って、システムサーバー12は、ステーションテーブル120と車両テーブル122とを参照することにより、各車両14に設定されているステーションおよび当該ステーションの緯度経度情報を取得することができる。
システムサーバー12は、車両テーブル122において車両識別番号に紐付けられて記憶されているステーション識別番号を書き換え可能に設定されている。
車載器16は、車両14のドアの解錠ならびに施錠を含む、車両14に関する各種の処理を制御する。
また、システムサーバー12ならびに車載器16はGPS機能を備えており、システムサーバー12がGPS機能により取得する緯度経度情報に基づき、車両14が存在する位置を特定できるように構成されている。
カードリーダー18は、ICカード20a、20bに格納(記憶)されている情報(例えば、ICカード製造番号などである。)を読み込む。例えば、ICカード20a、20bをカードリーダー18に翳すことにより、カードリーダー18はICカード20a、20bに記憶されている情報を読み込み、カードリーダー18が読み込んだICカード20a、20bに記憶されている情報は、車載器16を介してシステムサーバー12へ送信される。
なお、システムサーバー12は、車載器16を介して送られたICカード20a、20bの情報を処理した後に、各種の情報を車載器16へ出力する。なお、こうした各種の情報には、車両14のドアの解錠ならびに施錠を含む処理を行うための情報などが含まれる。
以上の構成において、カーシェアリングシステム10においては、システムサーバー12は、車両14の利用予約に基づくICカード20bによる処理が開始されていない場合には、ICカード20bに基づく車両14の利用予約の処理よりも、ICカード20aによる処理を優先して実行する。
従って、ICカード20aが読み込まれたカードリーダー18を搭載した車両14に対して、ICカード20bに基づく利用予約の情報(利用予約情報)が存在していても、当該利用予約情報を無視してICカード20aによる処理を行う。
具体的には、ステーション1に駐車されている車両14(例えば、車両識別番号1である。)のカードリーダー18がICカード20aに記憶されている情報を読み込んで、車載器16を介してシステムサーバー12へ送られると、システムサーバー12はICカード20aに記憶されているステーション変更識別情報により、カードリーダー18に読み込まれたICカードがICカード20aであると認識する。
システムサーバー12は、ICカード20aのステーション変更識別情報を認識して、車両14に搭載されたカードリーダー18に翳されたICカードがICカード20aであると判断した場合(ICカード20aの1回目の読み込み)には、当該車両14の利用予約情報が入っているか否かに関わらず当該車両14をステーション1から移動可能な状態とする(図1(a)を参照する。)。
従って、ICカード20aを車両14のカードリーダー18に読み込ませた人は、当該車両14を運転して所望の場所(例えば、ステーション2である)へ移動することが可能となる。
次に、システムサーバー12がICカード20aのステーション変更識別情報を認識して、車両14に搭載されたカードリーダー18に翳されたICカードがICカード20aであると判断した場合(ICカード20aの2回目の読み込み)には、システムサーバー12は、システムサーバー12ならびに車載器16のGPS機能により特定された当該車両14(例えば、車両識別番号1である。)の現在位置(緯度経度情報)とステーションテーブル120とを照合して、当該車両14(例えば、車両識別番号1である。)の現在位置(緯度経度情報)がステーションテーブル120に記憶されているいずれかのステーションの緯度経度情報と一致するか否かを判定する。
この判定結果において、当該車両14(例えば、車両識別番号1である。)の現在位置(緯度経度情報)が、ステーションテーブル120に記憶されている各ステーションの緯度経度情報(例えば、緯度経度情報Bである。)と一致した場合には、車両テーブル122に設定されている当該車両14(例えば、車両識別番号1である。)のステーション識別番号を、当該一致したステーションの緯度経度情報(例えば、緯度経度情報Bである。)に対応するステーション識別番号(例えば、ステーション識別番号2である。)に書き換える更新処理を行う(図1(b)および図3の車両テーブル122を参照する。)。
なお、ICカード20aを2回目に読み込んだときにおける当該車両14の現在位置(緯度経度情報)と一致する緯度経度情報がステーションテーブル120にない場合には、エラー処理として当該車両14に関するステーション識別番号の更新処理は行わない。
また、ICカード20aが読み込まれたカードリーダー18を搭載した車両14に対して、ICカード20bに基づく利用予約情報が存在している場合には、当該予約情報の処理は、ICカード20aの2回目の読み込みに伴う上記した処理が終了するまで待機状態となる。
また、ICカード20bに基づく利用予約情報に基づく車両14の利用が開始された後は、ICカード20bによる車両14の利用の終了処理(車両14の返却処理)が終わるまで、ICカード20aがカードリーダー18に読み込まれても、ICカード20aに基づく処理が行われないようにしてもよい。
次に、上記したカーシェアリングシステム10の動作例について、図1(a)(b)および図3を参照しながら説明する。
この動作例においては、車両識別番号1の車両14のステーションとして、ステーション識別番号1のステーション1が設定されており、車両識別番号1の車両14がステーション1に駐車されているものとする。
そして、ICカード20bを用いた車両識別番号1の車両14の利用予約処理により、車両識別番号1の車両14をステーション2から予約時間8時〜9時で利用する利用予約情報が入っているものとする。
ここで、ICカード20aの所持者が、7時にICカード20aを車両識別番号1の車両14のカードリーダー18に読み込ませると(1回目の読み込み)、車両識別番号1の車両14は移動可能状態となる。
ICカード20aの所持者は、移動可能状態の車両識別番号1の車両14をステーション2に移動する。そして、ICカード20aの所持者は、7時30分にICカード20aを車両識別番号1の車両14のカードリーダー18に読み込ませると(2回目の読み込み)、システムサーバー12は、車両テーブル122における車両識別番号1の車両14のステーション識別番号をステーション識別番号2に更新して変更する。
ICカード20bの所持者は、予約時間になったならば、ICカード20bを用いて車両識別番号1の車両14の利用を開始する。
以上において説明したように、本発明によるカーシェアリングシステム10によれば、カードリーダー18にICカード20aを読み込ませることにより、車両14に設定されているステーションが変更される。
従って、本発明によるカーシェアリングシステム10においては、車両14に設定されているステーションを極めて簡単に変更することが可能となり、融通性のあるカーシェアリングシステムを提供することができる。
なお、上記した各実施の形態は例示に過ぎないものであり、本発明は他の種々の形態で実施することができる。即ち、本発明は、上記した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。
例えば、上記した各実施の形態は、以下の(1)乃至(4)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、2回目の読み込みのときにICカード20aを用いたが、これに代えて利用予約を行った際に用いたICカード20bを用いるようにしてもよい。
即ち、図2(a)(b)に示すように、カードリーダー18にICカード20aの1回目の読み込みを行って車両14を移動した後において、ICカード20aの2回目の読み込みに代えて、当該車両14の利用予約を行ったICカード20bをカードリーダー18に読み込ませて、システムサーバー12に認識させてもよい。
この場合にも、システムサーバー12は、ICカード20aの2回目の読み込みが行われた場合と同様に、当該車両14に設定されているステーションの変更を行い、その後にICカード20bに基づく当該車両14の利用の開始させる。
(2)上記した実施の形態において、ICカード20aの1回目の読み込みのときの車両14に紐付けられているステーション識別番号の緯度経度情報と、ICカード20aの1回目の読み込みのときの車両14の位置を示す緯度経度情報との比較処理を行い、異なる場合のみ当該車両14に設定されているステーション識別番号を変更するようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態においては、車両テーブル122において、車両識別番号に紐付けされたステーション識別番号を更新するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。例えば、ステーションテーブル120において、ステーション識別番号に紐付けして車両14の車両識別番号を記憶するようにしておき、車両14のステーションを変更する際には、ステーション識別番号に紐付けする車両識別番号を更新するようにしてもよい。
(4)上記した各実施の形態ならびに上記した(1)乃至(3)に示す各実施の形態は、適宜に組み合わせるようにしてもよいことは勿論である。
本発明は、複数の利用者により車両を共用するカーシェアリングシステムに利用することができる。
10 カーシェアリングシステム
12 システムサーバー
14 車両
16 車載器
18 カードリーダー
20a ステーション変更識別情報を記憶しているICカード
20b ステーション変更識別情報を記憶していないICカード
120 ステーションテーブル
122 車両テーブル

Claims (4)

  1. 複数の利用者により車両を共用するカーシェアリングシステムにおいて、
    ステーション変更識別情報を記憶した第1のICカードと、
    ステーション変更識別情報を記憶していない第2のICカードと、
    前記第1のICカードおよび前記第2のICカードを認識可能であるとともに、予め設定された複数のステーションを記憶し、かつ、車両と前記ステーションとの関係を書き換え可能に紐付けして記憶したシステム運用者のシステムサーバーと、
    前記システムサーバーと通信可能に接続されるとともに前記車両に搭載された車載器と、
    前記車載器に接続されるとともに前記車両に搭載されたカードリーダーと
    を有し、
    前記システムサーバーは、前記第1のICカードを前記カードリーダーに読み込ませた後に、前記車両の利用を予約した際に用いた前記第2のICカードを前記カードリーダーに読み込ませると、前記第2のICカードを読み込ませたときに前記車両が存在する場所と前記予め設定された複数のステーションとを照合し、前記第2のICカードを読み込ませたときに前記車両が存在する場所が前記予め設定された複数のステーションのうちのいずれかである場合に、前記車両に紐付けして記憶された前記ステーションを、前記第2のICカードを読み込ませたときに前記車両が存在する場所のステーションに変更する
    ことを特徴とするカーシェアリングシステム。
  2. 請求項1に記載のカーシェアリングシステムにおいて、
    前記第1のICカードと前記第2のICカードとには、ICチップを内蔵した運転免許証が含まれる
    ことを特徴とするカーシェアリングシステム。
  3. 複数の利用者により車両を共用するカーシェアリング方法において、
    ステーション変更識別情報を記憶した第1のICカードと、
    ステーション変更識別情報を記憶していない第2のICカードと、
    前記第1のICカードおよび前記第2のICカードを認識可能であるとともに、予め設定された複数のステーションを記憶し、かつ、車両と前記ステーションとの関係を書き換え可能に紐付けして記憶したシステム運用者のシステムサーバーと、
    前記システムサーバーと通信可能に接続されるとともに前記車両に搭載された車載器と、
    前記車載器に接続されるとともに前記車両に搭載されたカードリーダーと
    を有するカーシェアリング方法であって、
    前記システムサーバーは、前記第1のICカードを前記カードリーダーに読み込ませた後に、前記車両の利用を予約した際に用いた前記第2のICカードを前記カードリーダーに読み込ませると、前記第2のICカードを読み込ませたときに前記車両が存在する場所と前記予め設定された複数のステーションとを照合し、前記第2のICカードを読み込ませたときに前記車両が存在する場所が前記予め設定された複数のステーションのうちのいずれかである場合に、前記車両に紐付けして記憶された前記ステーションを、前記第2のICカードを読み込ませたときに前記車両が存在する場所のステーションに変更する
    ことを特徴とするカーシェアリング方法。
  4. 請求項に記載のカーシェアリング方法において、
    前記第1のICカードと前記第2のICカードとには、ICチップを内蔵した運転免許証が含まれる
    ことを特徴とするカーシェアリング方法。
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