JP7332434B2 - 情報管理システム - Google Patents

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本発明は、情報管理システムに関する。
従来、車両に搭載される車載機と、携帯情報端末とを備え、携帯情報端末が車両内に位置するときに、車載機と携帯情報端末とを近距離無線通信方式により通信可能に接続する車両用通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そのような車両用通信システムでは、携帯情報端末が車載機と通信可能な範囲に入ると、自動的に通信を開始するように構成されている。
特開2017-208727号公報
特許文献1に記載の車両用通信システムのように、携帯情報端末が車載機と自動的に通信を開始するには、携帯情報端末に対応する端末情報を車載機に記憶させる必要がある。
しかるに、車両を不特定多数のユーザが使用するカーシェアリングなどの車両貸出事業が知られている。そのような車両貸出事業では、不特定多数のユーザが車両を使用するので、車載機に端末情報を記憶させると、ユーザの個人情報が漏えいするおそれがある。
本発明は、ユーザによる車両の使用中に車載機が有するメモリに端末情報を格納させても、ユーザによる車両の使用終了後にメモリに格納される端末情報を消去できる情報管理システムを提供する。
本発明[1]は、不特定多数のユーザに使用される車両と、前記車両内に配置され、前記車両の使用中および前記車両の使用終了を検知する第1制御部と、前記車両内に配置され、前記第1制御部と通信可能な車載機と、前記車載機と通信可能な携帯端末と、を備え、前記車載機は、前記携帯端末に対応する端末情報を格納可能なメモリを有し、前記車両の使用状態では、前記端末情報が前記メモリに格納され、前記車載機は、前記第1制御部が前記車両の使用終了を検知した後、前記メモリに格納される前記端末情報を消去する、情報管理システムを含んでいる。
このような構成によれば、第1制御部が車両の使用終了を検知した後、車載機は、メモリに格納される前記端末情報を消去する。
そのため、ユーザによる車両の使用中に車載機が有するメモリに端末情報を格納させても、ユーザによる車両の使用終了後にメモリに格納される端末情報を消去できる。その結果、ユーザの個人情報が漏えいすることを抑制できる。
本発明[2]は、前記第1制御部および前記携帯端末のそれぞれと通信可能な第2制御部を備え、前記携帯端末は、ID情報を有し、前記ID情報を前記第2制御部に送信可能であり、前記第2制御部は、前記ID情報を前記携帯端末から受信した後、受信した前記ID情報を前記第1制御部に送信し、前記第1制御部は、受信した前記ID情報を、前記携帯端末と前記車載機との通信接続を認証するための認証情報として前記メモリに格納し、前記携帯端末は、前記車両内に位置した状態で、前記ID情報を前記車載機に送信し、前記車載機は、前記ID情報を受信したときに、前記認証情報を前記メモリから抽出して、前記ID情報と前記認証情報とを比較し、前記ID情報が前記認証情報と一致したときに、前記携帯端末の前記車載機に対する接続を許可し、前記ID情報が前記認証情報と一致しないときに、前記携帯端末の前記車載機に対する接続を許可しない、上記[1]に記載の情報管理システムを含んでいる。
このような構成によれば、第2制御部が、ID情報を携帯端末から受信した後、ID情報を第1制御部に送信し、第1制御部は、受信したID情報を、認証情報としてメモリに格納する。そのため、携帯端末が車両内に位置する前に、車載機のメモリに認証情報を格納することができる。
そして、携帯端末が、車両内に位置し、ID情報を車載機に送信すると、車載機は、ID情報と認証情報とを比較して、ID情報が認証情報と一致したときに、携帯端末の車載機に対する接続を許可する。
その結果、携帯端末が車両内に位置したときに、車載機と携帯端末との接続を直ちに確立することができる。
本発明の情報管理システムによれば、ユーザによる車両の使用中に車載機が有するメモリに端末情報を格納させても、ユーザによる車両の使用終了後にメモリに格納される端末情報を消去できる。
図1は、本発明の情報管理システムの一実施形態を示す概略構成図である。
図1を用いて、本発明の一実施形態としての情報管理システム1について説明する。
図1に示すように、情報管理システム1は、不特定多数のユーザに使用される車両に搭載される車載機に格納される情報を管理するシステムである。
情報管理システム1は、車両2と、第1制御部3と、車載機の一例としてのディスプレイ付きのオーディオやナビ機能を有した通信機器である車載機4(以下、車載機4とする。)と、読取部6と、携帯端末7と、サーバ8とを備える。
車両2は、車両貸出事業者(例えば、カーシェアリング事業者、レンタカー事業者など)によって管理され、不特定多数のユーザに使用される。車両2は、図示しないが、駆動源(例えば、エンジン、モータなど)と、ドアと、ドアをロックするドアロック機構とを有する。また、車両2のキーは、ユーザによる使用開始前において、車両2内に位置する。
第1制御部3は、車両2内に配置され、車両2における電気的な制御を実行する。第1制御部3は、車両2のキーが車両2から所定範囲内に位置するときに、図示しない駆動源の駆動および駆動停止を切り替え可能である。また、第1制御部3は、ドアロック機構によるドアロックおよびドアロック解除を切り替え可能である。第1制御部3は、ECU(Electronic Control Unit)であって、中央処理装置(CPU)、RAMおよびROMなどを備える。第1制御部3は、詳しくは後述するが、ユーザによる車両2の使用中およびユーザによる車両2の使用終了を検知する。
車載機4は、車両2内に配置される。車載機4は、有線および/または無線により第1制御部3に接続されて、第1制御部3と通信可能である。車載機4は、図示しないディスプレイ付きオーディオ制御部と、図示しないディスプレイと、メモリ40とを備える。
図示しないディスプレイ付きオーディオ制御部は、CPUであって、図示しないディスプレイの動作を制御する。図示しないディスプレイは、画像データおよび動画データを表示可能であり、例えば、タッチパネルディスプレイである。
メモリ40は、詳しくは後述するが、携帯端末7に対応する端末情報を格納可能である。
読取部6は、車両2内に配置される。読取部6は、例えば、車両2の窓を介して、車両2外から見えるように配置される。読取部6は、詳しくは後述するが、ユーザが車両2の使用を開始するときに、車両2外に位置するユーザからユーザ情報を読み取り可能である。
ユーザ情報は、車両2の貸出を希望するユーザを特定するための情報であり、例えば、ユーザが所有する携帯端末7のID情報、ユーザが所有するICカードのカード情報などが挙げられる。読取部6として、例えば、QRコード(登録商標)リーダ、ICカードリーダなどが挙げられる。
携帯端末7は、情報管理システム1を利用するユーザに所有されている。携帯端末7は、ユーザにより携帯可能であって、車両2の内外に持ち運び可能である。携帯端末7は、ユーザによる車両2の使用中において、車両2内に位置する。
携帯端末7は、車両2内に位置する状態で、有線および/または無線、好ましくは、近距離無線通信であるBluetooth(登録商標)により車載機4に接続され、車載機4と通信可能である。また、携帯端末7は、通信ネットワークNを介してサーバ8と通信可能である。
携帯端末7として、例えば、スマートフォン、タブレット型パソコン、スマートウォッチ、スマートグラスなどが挙げられる。
携帯端末7は、図示しないが、メモリと、プロセッサと、アプリケーションソフトウェア(以下、アプリとする。)とを備える。
メモリは、携帯端末7を識別するためのID情報を格納している。言い換えれば、携帯端末7は、ID情報を有する。プロセッサは、アプリを実行する。詳しくは後述するが、アプリは、ユーザの操作に応じて、ID情報および貸出希望情報をサーバ8に送信する。また、アプリは、携帯端末7がサーバ8から貸出可否情報を受信したときに、その結果をユーザに提供する。
サーバ8は、車両2の貸出および返却を管理する。サーバ8は、第2制御部80と、データベース81とを備える。
第2制御部80は、通信ネットワークNを介して、第1制御部3および携帯端末7のそれぞれと通信可能である。第2制御部80は、中央処理装置(CPU)、RAMおよびROMなどを備える。詳しくは後述するが、第2制御部80は、携帯端末7からの貸出希望情報を受信したときに、貸出希望情報に応じて貸出可能な車両2の有無を判断する。
データベース81は、車両情報と、登録情報とを格納する。車両情報および登録情報は、事前にデータベース81に格納されている。
車両情報は、情報管理システム1が管理する複数の車両2に関する情報であって、例えば、車両2の位置情報、車両2の乗車可能人数、車両2の車種、車両2の貸出状況、車両2の返却予定日時などを含む。
登録情報は、情報管理システム1に利用登録されるユーザを特定するための情報であって、例えば、ユーザが所有する携帯端末7のID情報などを含む。
<情報管理システムの処理>
次いで、情報管理システム1の処理の詳細について説明する。
情報管理システム1では、まず、ユーザの操作により、携帯端末7のアプリが、貸出希望情報および携帯端末7のID情報を、第2制御部80に送信する。つまり、携帯端末7は、ID情報を第2制御部80に送信可能である。
貸出希望情報は、例えば、車両2の貸出希望日時および返却予定日時、車両2の貸出希望位置、車両2の希望車種などを含む。
第2制御部80は、貸出希望情報およびID情報を受信すると、データベース81から、登録情報および車両情報を抽出する。そして、第2制御部80は、公知のアルゴリズムにより、抽出した登録情報と受信したID情報とを比較する。
抽出した登録情報のなかに受信したID情報が含まれない場合(つまり、ID情報が登録情報と一致しない場合)、第2制御部80は、携帯端末7を所有するユーザが情報管理システム1に利用登録されていないと判断して、携帯端末7に、貸出可否情報としての未登録情報を送信する。
未登録情報は、ユーザが情報管理システム1に利用登録されていないことを示す。そして、携帯端末7のアプリは、ユーザが情報管理システム1に利用登録されていない旨を携帯端末7に表示する。
一方、抽出した登録情報のなかに受信したID情報が含まれる場合(つまり、ID情報が登録情報と一致する場合)、第2制御部80は、携帯端末7を所有するユーザが情報管理システム1に利用登録されていると判断する。そして、第2制御部80は、公知のアルゴリズムにより、車両情報から貸出希望情報を満たす車両2の有無を判断する。
貸出希望情報を満たす車両2がない場合、第2制御部80は、携帯端末7に、貸出可否情報としての貸出不可情報を送信する。
貸出不可情報は、貸出希望情報を満たす車両2がないことを示す。そして、携帯端末7のアプリは、貸出希望情報を満たす車両2がない旨を携帯端末7に表示する。
一方、貸出希望情報を満たす車両2がある場合、第2制御部80は、携帯端末7に、貸出可否情報としての貸出可能情報を送信する。
貸出可能情報は、貸出希望情報を満たす車両2があることを示し、例えば、貸出可能な車両2のリストなどを含む。車両2のリストは、例えば、複数の車両2の位置情報を含む。
これによって、携帯端末7のアプリは、貸出可能な車両2のリストを携帯端末7に表示する。
その後、ユーザの操作により、車両2のリストから特定車両2が選択されると、携帯端末7は、第2制御部80に車両2の選択結果を送信する。
次いで、第2制御部80は、車両2の選択結果を受信した後、公知のアルゴリズムにより、特定車両2の車両情報に携帯端末7のID情報を関連付けて、データベース81に格納するとともに、車両情報に含まれる貸出状況を更新する。
また、第2制御部80は、選択された特定車両2の第1制御部3に、携帯端末7のID情報を送信する。つまり、第2制御部80は、ID情報を携帯端末7から受信した後、車両2の貸出可否を判断し、貸出可能な車両2が有する第1制御部3に携帯端末7のID情報を送信する。
次いで、第1制御部3は、受信したID情報を車載機4のメモリ40に、携帯端末7と車載機4との通信接続を認証するための認証情報として格納する。つまり、メモリ40には、ユーザによる車両2の使用開始前に、携帯端末7のID情報が格納される。
そして、ユーザが特定車両2の使用(貸出)を開始するときに、読取部6はユーザ情報を読み取る。例えば、読取部6がQRコード(登録商標)リーダである場合、アプリは、携帯端末7のID情報に対応するQRコード(登録商標)を、携帯端末7に表示する。そして、読取部6は、携帯端末7に表示されるQRコード(登録商標)を読み取り、読取結果を第1制御部3に送信する。
すると、第1制御部3は、読取部6の読取結果を第2制御部80に送信する。そして、第2制御部80は、読取結果と、特定車両2の車両情報に関連付けられたID情報とが一致するか否かを判断する。
読取結果と特定車両2に関連付けられたID情報とが一致しない場合、第2制御部80は、車両2のドアロックを解除しない。
一方、読取結果と特定車両2に関連付けられたID情報とが一致する場合、第2制御部80は、第1制御部3を介して、車両2のドアロックを解除する。このとき、第2制御部80は、公知のアルゴリズムにより、車両情報に含まれる貸出状況を更新する。
また、第1制御部3は、車両2のドアロックの解除により、ユーザの使用開始を検知する。
そして、ユーザは、特定車両2に対する乗車が可能となる。これによって、ユーザは、特定車両2内に位置するキーにアクセス可能となり、特定車両2の使用が可能となる。
ユーザが特定車両2に乗車して、ユーザの携帯端末7が特定車両2内に位置すると、携帯端末7は、ID情報を車載機4に送信する。
そして、車載機4は、ID情報を受信したときに、認証情報をメモリ40から抽出して、受信したID情報と認証情報とを比較する。
車載機4は、ID情報が認証情報と一致したときに、携帯端末7の車載機4に対する接続を許可する。これによって、携帯端末7を携帯したユーザが特定車両2に乗車したときに、携帯端末7は、自動的に車載機4に接続される。
また、車載機4は、ID情報が認証情報と一致しないときに、携帯端末7の車載機4に対する接続を許可しない。なお、ID情報が認証情報と一致しない場合であっても、車載機4および/または携帯端末7をユーザが操作することにより、車載機4と携帯端末7とを接続させることができる。
その後、ユーザは、特定車両2のキーを用いて、第1制御部3により特定車両2の駆動源の駆動を開始させる。これにより、特定車両2がユーザに使用される。なお、ユーザの特定車両2の使用中(貸出開始から返却までの間)において、認証情報は、メモリ40に格納された状態が維持される。そのため、ユーザの特定車両2の使用中において、特定車両2が一時的に停車(駐車)しても、認証情報は、メモリ40から消去されない。
その結果、携帯端末7を携帯するユーザが、特定車両2から降車し、携帯端末7と車載機4との接続が一旦切断されても、再度特定車両2に乗車したときに、上記と同様にして、携帯端末7と車載機4との接続が直ちに確立される。
さらに、メモリ40には、ユーザの特定車両2の使用中において、携帯端末7の動作に応じた端末情報(例えば、携帯端末7の操作履歴、音楽再生情報、カーナビゲーション情報など)が格納される。つまり、車両2の使用状態では、認証情報および端末情報が、車載機4のメモリ40に格納される。
また、ユーザが特定車両2の使用終了(返却)する場合、特定車両2の駆動源が停止され、ユーザが特定車両2から降車した後、車両2のドアが閉められる。そして、読取部6が、上記と同様にしてユーザ情報を読み取る。
第1制御部3は、特定車両2のドアが閉められた後、読取部6から読取結果を受信したときに、特定車両2が返却されたと判断する。これによって、第1制御部3は、ユーザの使用終了を検知する。
そして、第1制御部3は、返却信号を第2制御部80に送信し、第2制御部80は、返却信号に基づいて、車両情報に含まれる貸出状況を更新する。また、第1制御部3は、特定車両2のドアをロックする。
その後、第1制御部3は車載機4に情報消去信号を送信し、車載機4は、メモリ40に格納される端末情報および認証情報を消去する。
<作用効果>
このような情報管理システム1では、第1制御部3がユーザによる車両2の使用終了を検知した後、車載機4は、メモリ40に格納される端末情報を消去する。
そのため、ユーザによる車両2の使用中に車載機4が有するメモリ40に端末情報を格納させても、ユーザによる車両2の使用終了後にメモリ40に格納される端末情報を消去できる。その結果、ユーザの個人情報が漏えいすることを抑制できる。
また、第2制御部80が、ID情報を携帯端末7から受信した後、ID情報を第1制御部3に送信し、第1制御部3は、受信したID情報を、認証情報としてメモリ40に格納する。そのため、ユーザによる車両2の使用開始前に、車載機4のメモリ40に認証情報を格納することができる。
そして、携帯端末7が、車両2内に位置し、ID情報を車載機4に送信すると、車載機4は、ID情報と認証情報とを比較して、ID情報が認証情報と一致したときに、携帯端末7の車載機4に対する接続を許可する。
その結果、携帯端末7が車両2内に位置したときに、車載機4と携帯端末7との接続を直ちに確立することができる。
<変形例>
上記した実施形態では、読取部6がQRコード(登録商標)リーダであるが、読取部6は、これに限定されない。例えば、読取部6は、ICカードリーダであってもよい。この場合、ユーザには、予めICカードが送付されている。データベース81は、登録情報として、ICカードに対応するカード情報を、携帯端末7のID情報と関連付けて格納している。
本変形例では、第2制御部80は、上記のように携帯端末7から車両2の選択結果を受信した後、特定車両2の車両情報にカード情報を関連付けて、データベース81に格納する。
また、ユーザによる車両2の使用開始時において、読取部6はICカードを読み取り、第2制御部80は、読取結果と、特定車両2に関連付けられたカード情報とが一致するか否かを判断する。
また、上記した実施形態では、ユーザによる車両2の使用開始前に、メモリ40に携帯端末7のID情報が格納されるが、ユーザによる車両2の使用開始後に、ユーザの操作により、メモリ40に携帯端末7のID情報を格納してもよい。
また、上記した実施形態では、ユーザが特定車両2の使用終了(返却)するときに、ユーザが特定車両2から降車してドアを閉めた後、読取部6がユーザ情報を読み取って、第1制御部3が、特定車両2が返却されたと判断するが、本発明は、これに限定されない。
例えば、車両2は、キーセンサを備えてもよい。キーセンサは、車両2のキーが車両2内の特定位置に位置しているか否かを検知する。キーセンサは、第1制御部3に接続されており、検知結果を第1制御部3に送信可能である。
そして、ユーザが特定車両2の使用終了(返却)する場合、車両2のキーを特定位置に位置させる。すると、キーセンサが、車両2のキーを検知して、検知結果を第1制御部3に送信する。その後、第1制御部3は、検知結果を受信した後、ユーザが特定車両2から降車して、特定車両2のドアが閉められたときに、特定車両2が返却されたと判断する。
このような変形例によっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 情報管理システム
2 車両
3 第1制御部
4 車載機
7 携帯端末
40 メモリ
80 第2制御部

Claims (2)

  1. 不特定多数のユーザに使用される車両と、
    前記車両内に配置され、前記車両の使用中および前記車両の使用終了を検知する第1制御部と、
    前記車両内に配置され、前記第1制御部と通信可能な車載機と、
    前記車両外から見えるように前記車両内に配置され、前記ユーザを特定するためのユーザ情報を読み取り可能な読取部と、
    前記車載機と通信可能な携帯端末と、を備え、
    前記車載機は、前記携帯端末に対応する端末情報を格納可能なメモリを有し、
    前記車両の使用状態では、前記端末情報が前記メモリに格納され、
    前記車載機は、前記第1制御部が前記車両の使用終了を検知した後、前記メモリに格納される前記端末情報を消去し、
    前記消去では、前記車両のドアが閉められ、前記車載機が前記読取部から読取結果を受信した後に、前記車載機は、前記端末情報を消去する
    ことを特徴とする、情報管理システム。
  2. 前記第1制御部および前記携帯端末のそれぞれと通信可能な第2制御部を備え、
    前記携帯端末は、
    ID情報を有し、
    前記ID情報を前記第2制御部に送信可能であり、
    前記第2制御部は、前記ID情報を前記携帯端末から受信した後、受信した前記ID情報を前記第1制御部に送信し、
    前記第1制御部は、受信した前記ID情報を、前記携帯端末と前記車載機との通信接続を認証するための認証情報として前記メモリに格納し、
    前記携帯端末は、前記車両内に位置した状態で、前記ID情報を前記車載機に送信し、
    前記車載機は、
    前記ID情報を受信したときに、前記認証情報を前記メモリから抽出して、前記ID情報と前記認証情報とを比較し、
    前記ID情報が前記認証情報と一致したときに、前記携帯端末の前記車載機に対する接続を許可し、
    前記ID情報が前記認証情報と一致しないときに、前記携帯端末の前記車載機に対する接続を許可しないことを特徴とする、請求項1に記載の情報管理システム。
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