JP6568171B2 - プログラム及び情報配信装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、インターネットなどにおける動画配信に関連するプログラム及び情報配信装置に関する。
ユーザ端末には、OS又はブラウザなどの機能制限として、Webページ内に組み込まれたインライン動画の再生を制限するものがある。たとえば、そのようなユーザ端末は、インライン動画のサムネイルを表示し、サムネイルがクリックされた場合には専用のアプリケーションで動画を再生する。
そのようなユーザ端末に対して、Canvasタグを用いてWebページ内でインライン動画を再生させることがある。しかしながら、従来、Canpasタグ内で動画を再生する場合、ユーザ端末にインライン動画に設定されるイベントが発生したことを外部装置に通知させることができないという課題がある。
特開2014−203410号公報
上記の課題を解決するために、インライン動画の再生が制限されているユーザ端末にインライン動画に設定されるイベントが発生したことを外部装置に通知させるプログラム及び情報配信装置を提供する。
実施形態によれば、Webページに組み込まれるインライン動画の再生がブラウザ上で制限されている端末で実行されるプログラムは、プロセッサに、前記インライン動画を取得させ、Canvasタグを生成させ、所定の間隔で前記インライン動画の再生時間を進めながらフレームをキャプチャさせ、前記Canvasタグにキャプチャされた前記フレームを描写させ、前記インライン動画に設定されるイベントが発生したことを検知させ、前記イベントが発生したことを外部装置へ通知させる。
実施形態によれば、動画管理プログラムは、インライン動画を非表示のVideoタグ内に設定してキャプチャし、Canvasタグにキャプチャしたフレームを描写させる。
また、動画管理プログラムは、以上の動作をインライン動画の再生時間を進めながら連続して行わせる。その結果、動画管理プログラムは、Canvasタグ内に仮想的にインライン動画を表示させることができる。したがって、動画管理プログラムは、インライン動画の再生に制限がある場合であっても、仮想的にインライン動画を表示させることができる。
また、動画管理プログラムは、インライン動画に設定されるイベントが発生したかを判定させる。また、動画管理プログラムは、イベントが発生したと判定した場合に、当該イベントが発生したことを外部装置へ通知させることができる。その結果、インライン動画の再生に制限がある場合であっても、インライン動画に設定されるイベントの発生を外部装置に通知させることができる。
図1は、実施形態に係る動画配信システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るCDNの構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る動画配信システムの動作例を示すシーケンス図である。 図5は、実施形態に係るユーザ端末の動作例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係るユーザ端末の動作例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係るユーザ端末の動作例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係るユーザ端末の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、動画配信システム100の構成例を示す図である。
動画配信システム100は、ユーザ端末4のブラウザが表示するWebページ内で再生される動画(インライン動画)を配信する。ここでは、動画配信システム100は、インライン動画として広告動画を配信するものとする。また、動画配信システム100は、ユーザ端末4からの通信に基づいて、インライン動画に設定されるイベントが発生したことを検知する。
図1が示すように、動画配信システム100は、アドサーバ1、Webサーバ2、CDN(Contents Delivery Network)3及びユーザ端末4などを備える。動画配信システム100は、インターネットなどの通信網5を通じて、アドサーバ1、Webサーバ2、CDN3及びユーザ端末4を互いに接続する。
アドサーバ1は、通信網5を通じて、インライン動画(広告動画)をダウンロードするためのリンク先及び当該インライン動画に設定されるイベントの通知先を示す動画情報をユーザ端末4へ配信する。アドサーバ1は、インライン動画に対応する動画情報を予め格納する。アドサーバ1は、ユーザ端末4から動画情報のリクエストを受け付ける。アドサーバ1は、リクエストに対するレスポンスとして動画情報をユーザ端末4へ送信する。なお、アドサーバ1は、複数個の動画情報を格納してもよい。また、アドサーバ1は、適宜動画情報を更新してもよい。動画情報については、後に詳述する。
また、アドサーバ1は、ユーザ端末4からイベントが発生したことを示す通知などを受信する。ここでは、アドサーバ1は、ユーザ端末4から所定のURLに対するリクエストを受け付けると、当該URLに対応するイベントが発生したことを認識するものとする。
アドサーバ1は、たとえば、VAST(Video Ad−Serving Template)に従って、ユーザ端末4にVAST XMLを送信する。また、アドサーバ1は、たとえば、VASTに従って、ユーザ端末4からイベントの発生の通知を受け付ける。
Webサーバ2は、通信網5を通じて、ユーザ端末4にWebページ(html及び画像など)を送信する。Webサーバ2は、Webページを予め格納する。Webサーバ2は、ユーザ端末4からWebページのリクエストを受け付ける。Webサーバ2は、ユーザ端末4へリクエストに対するレスポンスとしてWebページを送信する。
CDN3(情報配信装置)は、インライン動画をユーザ端末4へ送信する。また、CDN3は、インライン動画を表示しイベントの発生を通知するためのプログラム(動画管理プログラム)をユーザ端末4へ送信する。CDN3の構成については後に詳述する。
ユーザ端末4は、一般の利用者が所持する端末である。ユーザ端末4は、利用者の操作(入力)に基づいてブラウザを起動する。ユーザ端末4は、ブラウザ上でURLの入力を受け付け、当該URLに対応するWebページを表示する。ユーザ端末の構成については、後に詳述する。
通信網5は、アドサーバ1、Webサーバ2、CDN3及びユーザ端末4を互いに通信可能に接続する。通信網5は、たとえば、インターネットである。アドサーバ1、Webサーバ2、CDN3及びユーザ端末4は、有線又は無線で通信網5にアクセスする。
なお、アドサーバ1、Webサーバ2及びCDN3は、1つの情報処理装置から構成されてもよい。また、アドサーバ1、Webサーバ2及びCDN3のいずれかの2つは、1つの情報処理装置から構成されてもよい。
次に、CDN3について説明する。
図2は、CDN3の構成例を示すブロック図である。
図2が示す構成例において、CDN3は、基本的な構成として、CPU11、ROM12、RAM13、NVM14、及び、通信部15などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続されている。なお、CDN3は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
CPU11は、CDN3全体の動作を制御する機能を有する。CPU11は、内部キャッシュおよび各種のインターフェースなどを備えても良い。CPU11は、内部メモリ、ROM12あるいはNVM14に予め記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
なお、CPU11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであっても良い。この場合、CPU11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM12は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、予めCDN3の仕様に応じて組み込まれる。ROM12は、たとえば、CDN3の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納している。
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、CPU11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納している。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、例えば、ハードディスク、SSD、EEPROM(登録商標)又はフラッシュメモリなどにより構成される。NVM14は、CDN3の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション、及び種々のデータを格納する。
また、NVM14は、インライン動画を格納する記憶領域14a及び動画管理プログラムを格納する記憶領域14b(記憶部)を備える。
記憶領域14aは、予めインライン動画を格納する。また、記憶領域14aは、複数個のインライン動画を格納してもよい。また、インライン動画は、適宜更新されてもよい。

記憶領域14bが格納する動画管理プログラムについては、後に詳述する。
通信部15は、通信網5を通じてユーザ端末4などとデータを送受信するためのインターフェースである。通信部15は、たとえば、LAN接続をサポートするインターフェースである。
なお、CDN3は、操作部又は表示部などの他の構成をさらに備えてもよい。また、CDN3は、不要な構成を削除してもよい。
CPU11は、通信部15を通じて動画管理プログラムをユーザ端末4に送信する(送信処理部)。たとえば、CPU11は、ユーザ端末4からのリクエストに対するレスポンスとして、動画管理プログラムをユーザ端末4に送信する。
次に、ユーザ端末4について説明する。
図3は、ユーザ端末4の構成例を示すブロック図である。
図3が示す構成例において、ユーザ端末4は、基本的な構成として、CPU21(プロセッサ)、ROM22、RAM23、NVM24、通信部25、操作部26、及び、表示部27などを備える。これらの各部は、データバスを介して互いに接続される。なお、ユーザ端末4は、図3が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。
CPU21は、ユーザ端末4全体の動作を制御する機能を有する。CPU21は、各種の機能を実現するコードからなるプログラムを実行する。
ROM22は、予め制御用のプログラム及び制御データなどが記憶された不揮発性のメモリである。
RAM23は、揮発性のメモリである。
NVM24は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。
通信部25は、通信網5を通じて、アドサーバ1、Webサーバ2又はCDN3などの外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。
操作部26は、ユーザ端末4の操作者によって、種々の操作指示が入力される。操作部26は、操作者に入力された操作指示の信号をCPU21へ送信する。操作部26は、たとえば、キーボード、テンキー、及び、タッチパネルなどである。
表示部27は、CPU21の制御により種々の情報を表示する表示装置である。表示部27は、たとえば、液晶モニタなどである。なお、操作部26がタッチパネルなどで構成される場合、表示部27は、操作部26と一体的に形成されてもよい。
ユーザ端末4は、たとえば、ディスクトップPC、ノートPC、スマートフォン、タブレットPC又はウェアラブル端末などである。
CPU21は、OS又はブラウザなどの機能制限によりWebページ内でインライン動画を再生することができない。たとえば、CPU21は、Webページ内においてインライン動画が表示される領域にインライン動画のサムネイルなどを表示する。たとえば、CPU21は、操作部26を通じてサムネイルへのタッチなどを検知すると、所定の動画再生用のアプリケーションを起動し、当該アプリケーションで当該動画を再生する。
次に、動画情報について説明する。
動画情報は、インライン動画に設定されるイベントに対応する通知先を設定する情報である。即ち、動画情報は、イベントごとに通知先を設定する。ここでは、通知先は、イベントが発生したことが通知されるURLである。また、URLは、アドサーバ1へのリンクであるものとする。また、インライン動画は、広告動画であるため、イベントは、広告動画に設定される。
たとえば、インライン動画に対応するイベントは、インライン動画の再生時間に同期するイベント(同期イベント)又はインライン動画の再生時間に同期しないイベント(非同期イベント)などがある。
たとえば、同期イベントは、所定の割合まで再生時間が経過したことである。たとえば、同期イベントは、インライン動画が0%(即ち、再生の開始)、25%、50%、75%又は100%再生されたことである。この場合、動画情報は、たとえば、動画再生のパーセンテージと通知先としてのURLとを対応付けたリストを示す。
たとえば、非同期イベントは、ユーザの操作に関連するイベントである。たとえば、非同期イベントは、インライン動画の一時停止、再開、ミュート、ミュート解除又はフルスクリーンなどである。この場合、動画情報は、たとえば、ユーザの操作と通知先としてのURLとを対応付けたリストを示す。
ここでは、同期イベント及び非同期イベントは、VASTで定義されるイベントであるものとする。たとえば、動画情報は、VASTで定義されるイベントとURLとを対応付けたリストを示す。また、動画情報は、VAST XMLなどに組み込まれるものとする。
なお、イベントは、VASTで定義されるものでなくともよい。イベントは、特定の内容に限定されるものではない。
また、動画情報は、インライン動画(広告動画)をダウンロードするためのリンク先を設定する。
次に、動画管理プログラムについて説明する。
動画管理プログラムは、ユーザ端末4のCPU21に、インライン動画を表示させ、アドサーバ1にイベントが発生したことを通知させる。たとえば、動画管理プログラムは、JavaScript(登録商標)で記述される。
動画管理プログラムは、以下の機能をユーザ端末4のCPU21に実現させる。
CPU21は、動画管理プログラムに従って、インライン動画をWebページ内で再生する機能(再生機能)を実現する。まず、CPU21は、非表示のVideoタグを生成する。CPU21は、さらにCanvasタグを生成する。また、CPU21は、CDN3からインライン動画を取得する。CPU21は、Videoタグ内に取得されたインライン動画を設定する。
CPU21は、Videoタグを用いて所定の再生時間におけるインライン動画のフレームをキャプチャする。CPU21は、Canvasタグにキャプチャした画像を表示する。CPU21は、Canvasタグに画像を表示すると、所定の間隔で、再生時間を所定の時間、進める。CPU21は、上記の動作を繰り返すことでCanvasタグ内に再生時間をずらしたインライン動画のフレームを連続して表示し、インライン動画を再生しているように見せることができる。
また、CPU21は、動画管理プログラムに従って、イベントが発生したことを検知する機能(検知機能)を実現する。たとえば、CPU21は、同期イベントが発生したかを判定する。たとえば、CPU21は、Canvasタグにキャプチャしたフレームの再生時間から、インライン動画が再生された割合(パーセンテージ)を算出する。CPU21は、算出された割合が同期イベントごとの所定の閾値を超えたかを判定する。CPU21は、算出された割合がある同期イベントの閾値を超えたと判定した場合に、当該イベントが発生したと判定する。
また、たとえば、CPU21は、非同期イベントが発生したかを判定する。たとえば、CPU21は、ユーザの操作に関連するイベントが発生したかを判定する。即ち、CPU21は、インライン動画の一時停止、再開、ミュート、ミュート解除又はフルスクリーンなどのイベントが発生したか判定する。
また、CPU21は、動画管理プログラムに従って、イベントが発生したことをアドサーバ1に通知する機能(通知機能)を実現する。たとえば、CPU21は、イベントの検出を開始する前に、動画情報(たとえば、VAST XML)をアドサーバ1から受信する。
CPU21は、イベントが発生したかを判定する。CPU21は、イベントが発生したと判定すると、動画情報に基づいて、当該イベントが発生したことをアドサーバ1に通知する。即ち、CPU21は、動画情報を参照して、発生したイベントに対応するURLを取得し、取得されたURLに所定のリクエストを送信する。
動画管理プログラムは、再生機能、検知機能及び通知機能を同時並行してCPU21に実現させる。即ち、動画管理プログラムは、インライン動画のフレームをCanvasタグにキャプチャしながら、イベントの発生を検知し、検知されたイベントが生じたことをアドサーバ1に通知させる
なお、動画管理プログラムは、CPU21に、その他の機能をさらに実現させるものであってもよい。また、動画管理プログラムは、JavaScript以外の言語で記述されるものであってもよい。
次に、動画配信システム100の動作例について説明する。
図4は、動画配信システム100の動作例を示すシーケンス図である。
ここでは、ユーザ端末4のユーザは、ユーザ端末4のブラウザにURLを入力し、又は、所定のリンクをクリックして、所定のWebページを閲覧しようとするものとする。また、当該Webページは、インライン動画(広告動画)を含むものとする。
まず、ユーザ端末4は、Webサーバ2にWebページのリクエストを送信する(S11)。Webサーバ2は、Webページのリクエストをユーザ端末4から受信すると、リクエストに対するレスポンスとして、ユーザ端末4にWebページ(htmlなど)を送信する(S12)。ここでは、Webページのhtmlは、動画管理プログラムをCDN3から取得させるスクリプトを含むものとする。
ユーザ端末4は、Webページを受信すると、Webページのスクリプトに従って動画管理プログラムのリクエストをCDN3に送信する(S13)。CDN3は、動画管理プログラムのリクエストを受信すると、リクエストに対するレスポンスとして動画管理プログラムをユーザ端末4に送信する(S14)。
ユーザ端末4は、動画管理プログラムを受信すると、動画管理プログラムに従って動画情報(たとえば、VAST XML)のリクエストをアドサーバ1に送信する(S15)。アドサーバ1は、動画情報のリクエストを受信すると、リクエストに対するレスポンスとして動画情報をユーザ端末4に送信する(S16)。
ユーザ端末4は、動画情報を受信すると、動画管理プログラムに従ってVideoタグ及びCanvasタグを生成する(S17)。なお、Videoタグ及びCanvasタグの生成タイミングは、このタイミングだけに限定されるものではなく、動画管理プログラムの受信後の任意のタイミングにすることができる。Videoタグ及びCanvasタグを生成すると、ユーザ端末4は、動画情報に基づいて、インライン動画のリクエストをCDN3に送信する(S18)。CDN3は、インライン動画のリクエストを受信すると、リクエストに対するレスポンスとしてインライン動画をユーザ端末4に送信する(S19)。
ユーザ端末4は、インライン動画を受信すると、Videoタグ内にインライン動画を設定し、Canvasタグにインライン動画のフレームのキャプチャを描写する(S20)。ユーザ端末4は、Videoタグ内のインライン動画の再生時間を進めながら、Canvasタグにインライン動画のフレームを描写し続ける。
キャプチャを描写すると、ユーザ端末4は、イベントが発生したかを判定する。ユーザ端末4は、イベントが発生したことを検知すると(S21)、動画情報に基づいて当該イベントに対応するURLに対してリクエストを送信する(S22)。
次に、ユーザ端末4の動作例について説明する。
図5は、ユーザ端末4の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザ端末4のCPU21は、操作部26などを通じてWebページのURLを取得する(S31)。WebページのURLを取得すると、CPU21は、Webサーバ2からWebページを取得する(S32)(S11及びS12に対応)。
Webページを取得すると、CPU21は、インライン動画を表示する(S33)(S13乃至S22に対応)。インライン動画を表示すると、CPU21は、Webページを表示する(S34)。
Webページを表示すると、CPU21は、動作を終了する。
なお、CPU21は、Webページを表示した後も、S33を継続する。即ち、CPU21は、インライン動画のキャプチャを継続し、Canvasタグに描写する。また、CPU21は、イベントの発生の検知動作も継続する。また、CPU21は、Webページにおける、インライン動画以外のコンテンツを先に表示してもよい。
次に、インライン動画の表示(S33)について説明する。
図6は、インライン動画の表示(S33)の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、CPU21は、Webページのhtmlに従って、動画管理プログラムをCDN3から取得する(S41)(S13及びS14に対応)。動画管理プログラムを取得すると、CPU21は、取得された動画管理プログラムを実行する(S42)(S15乃至S22に対応)。
動画管理プログラムを実行すると、CPU21は、動作を終了する。
次に、動画管理プログラムに従って動作するCPU21の動作例(S42)について説明する。
図7及び図8は、動画管理プログラムに従って動作するCPU21の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、CPU21は、掲載箇所情報を取得する(S51)。掲載箇所情報は、Webページにおいて掲載箇所を特定するID又は掲載箇所のサイズなど、動画の制御に関する設定を示す。たとえば、掲載箇所情報は、Webページのhtmlに組み込まれる。
掲載箇所情報を取得すると、CPU21は、掲載箇所情報が示す掲載箇所に対応する動画情報を取得するためのURL(たとえば、VAST URL)を生成する(S52)。
URLを生成すると、CPU21は、生成されたURLから動画情報を取得する(S53)。なお、S53は、S15及びS16に対応する。
動画情報を取得すると、CPU21は、当該掲載箇所にインライン動画(広告動画)があるかを判定する(S54)。
インライン動画があると判定すると(S54、YES)、CPU21は、Videoタグを生成する(S55)。Videoタグを生成すると、CPU21は、Canvasタグを生成する(S56)。なお、S55及びS56は、S17に対応する。
Canvasタグを生成すると、CPU21は、動画情報に基づいて、CDN3からインライン動画を取得する(S57)(S18及びS19に対応)。インライン動画を取得すると、CPU21は、所定の再生時間(最初であれば、開始時間)におけるインライン動画のフレームをキャプチャする(S58)。インライン動画のフレームをキャプチャすると、CPU21は、キャプチャされたフレームをCanvasタグに描写する(S59)。なお、S58及びS59は、S20に対応する。
フレームをCanvasタグに描写すると、CPU21は、非同期イベントが発生したか判定する(S60)。非同期イベントが発生したと判定すると(S60、YES)、CPU21は、動画情報に基づいて、当該非同期イベントが発生したことをアドサーバ1に通知する(S61)。
非同期イベントが発生していないと判定した場合(S60、NO)、又は、非同期イベントが発生したことをアドサーバ1に通知した場合(S61)、CPU21は、同期イベントが発生したかを判定する(S62)。同期イベントが発生したと判定すると(S62、YES)、CPU21は、動画情報に基づいて、当該同期イベントが発生したことをアドサーバ1に通知する(S63)。
なお、S60及びS62は、S21に対応する。また、S61及びS63は、S22に対応する。
同期イベントが発生していないと判定した場合(S62、NO)、又は、同期イベントが発生したことをアドサーバ1に通知した場合(S63)、CPU21は、Videoタグ内のインライン動画の再生時間を所定の時間進める(S64)。
再生時間を進めると、CPU21は、インライン動画の再生が終了したか判定する(S65)。たとえば、CPU21は、再生時間がインライン動画の長さ以上になったか判定する。
インライン動画の再生が終了していないと判定すると(S65、NO)、CPU21は、S58に戻る。
インライン動画の再生が終了したと判定すると(S65、YES)、CPU21は、再生完了のイベント(動画が100%再生されたこと)をアドサーバ1に通知する(S66)。インライン動画がないと判定した場合(S54、NO)、又は、再生完了のイベントを通知した場合(S66)、CPU21は、動作を終了する。
なお、アドサーバ1は、イベントの通知に対してレスポンスをユーザ端末4に送信してもよい。
また、動画管理プログラムは、Webサーバ2などによって配信されてもよい。また、インライン動画は、Webサーバ2などによって配信されてもよい。
また、動画管理プログラムは、Webページのhtmlに組み込まれてもよい。この場合、ユーザ端末4のCPU21は、CDN3などから動画管理プログラムを取得しなくともよい。
また、動画情報が示すイベントの通知先は、アドサーバ1でなくともよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
Webページに組み込まれるインライン動画を管理するプログラムであって、
プロセッサに、
前記インライン動画を取得させ、
所定の間隔で前記インライン動画の再生時間を進めながらフレームをキャプチャさせ、
キャプチャされた前記フレームを表示させ、
前記インライン動画に設定されるイベントが発生したことを検知させ、
前記イベントが発生したことを外部装置へ通知させる、
プログラム。
[C2]
前記プロセッサに、さらに、
イベントの通知先を示す動画情報を取得させ、
前記通知させることは、前記動画情報に基づいて、前記イベントが発生したことを前記外部装置へ通知させることである、
前記C1に記載のプログラム。
[C3]
前記動画情報は、イベントとURLとを対応付けて格納し、
前記通知させることは、前記動画情報を参照して、発生を検知されたイベントに対応するURLにリクエストを送信させることである、
前記C2に記載のプログラム。
[C4]
発生が検知されるイベントは、再生時間に同期する同期イベントを含む、
前記C1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
[C5]
前記同期イベントは、所定の割合まで再生時間が経過したことである、
前記C4に記載のプログラム。
[C6]
発生が検知されるイベントは、前記インライン動画に対する操作に関連する非同期イベントを含む、
前記C1乃至5の何れか1項に記載のプログラム。
[C7]
前記非同期イベントは、前記インライン動画の一時停止、再開、ミュート、ミュート解除又はフルスクリーンの少なくとも1つを含む、
前記C6に記載のプログラム。
[C8]
発生が検知されるイベントは、VASTで定義されるイベントを含み、
前記動画情報は、VAST XMLに含まれる、
前記C2に記載のプログラム。
[C9]
前記プロセッサに、さらに、
非表示のVideoタグと、Canvasタグとを生成させ、
前記インライン動画を前記Videoタグに設定させ、
前記キャプチャすることは、前記Videoタグにおいて前記フレームをキャプチャすることであり、
前記表示することは、前記Canvasタグに前記フレームを描写することである、前記C1乃至8の何れか1項に記載のプログラム。
[C10]
前記インライン動画は、広告動画である、
前記C1乃至9の何れか1項に記載のプログラム。
[C11]
端末と通信する通信部と、
前記C1乃至10の何れか1項に記載のプログラムを格納する記憶部と、
前記通信部を通じて前記端末に、前記記憶部が格納する前記プログラムを送信する送信処理部と、
を備える情報配信装置。
1…アドサーバ、2…Webサーバ、3…CDN、4…ユーザ端末、5…通信網、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…NVM、14a及び14b…記憶領域、15…通信部、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…NVM、25…通信部、26…操作部、27…表示部、100…動画配信システム。

Claims (10)

  1. Webページに組み込まれるインライン動画の再生がブラウザ上で制限されている端末で実行されるプログラムであって、
    プロセッサに、
    前記インライン動画を取得させ、
    Canvasタグを生成させ、
    所定の間隔で前記インライン動画の再生時間を進めながらフレームをキャプチャさせ、
    前記Canvasタグにキャプチャされた前記フレームを描写させ、
    前記インライン動画に設定されるイベントが発生したことを検知させ、
    前記イベントが発生したことを外部装置へ通知させる、
    プログラム。
  2. 前記プロセッサに、さらに、
    イベントの通知先を示す動画情報を取得させ、
    前記通知させることは、前記動画情報に基づいて、前記イベントが発生したことを前記外部装置へ通知させることである、
    前記請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記動画情報は、イベントとURLとを対応付けて格納し、
    前記通知させることは、前記動画情報を参照して、発生を検知されたイベントに対応するURLにリクエストを送信させることである、
    前記請求項2に記載のプログラム。
  4. 発生が検知されるイベントは、再生時間に同期する同期イベントを含む、
    前記請求項1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
  5. 前記同期イベントは、所定の割合まで再生時間が経過したことである、
    前記請求項4に記載のプログラム。
  6. 発生が検知されるイベントは、前記インライン動画に対する操作に関連する非同期イベントを含む、
    前記請求項1乃至5の何れか1項に記載のプログラム。
  7. 前記非同期イベントは、前記インライン動画の一時停止、再開、ミュート、ミュート解除又はフルスクリーンの少なくとも1つを含む、
    前記請求項6に記載のプログラム。
  8. 発生が検知されるイベントは、VASTで定義されるイベントを含み、
    前記動画情報は、VAST XMLに含まれる、
    前記請求項2に記載のプログラム。
  9. 前記プロセッサに、さらに、
    非表示のVideoタグを生成させ、
    前記インライン動画を前記Videoタグに設定させ、
    前記キャプチャすることは、前記Videoタグにおいて前記フレームをキャプチャすることである、
    前記請求項1乃至8の何れか1項に記載のプログラム。
  10. 前記インライン動画は、広告動画である、
    前記請求項1乃至9の何れか1項に記載のプログラム。
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