JP2003259334A - 映像音声番組配信システム - Google Patents

映像音声番組配信システム

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JP2003259334A
JP2003259334A JP2002059159A JP2002059159A JP2003259334A JP 2003259334 A JP2003259334 A JP 2003259334A JP 2002059159 A JP2002059159 A JP 2002059159A JP 2002059159 A JP2002059159 A JP 2002059159A JP 2003259334 A JP2003259334 A JP 2003259334A
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program
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Masaaki Sakka
正明 属
Toshimi Kimoto
利美 木元
Manabu Ogasawara
学 小笠原
Katsuteru Minoya
勝輝 三野谷
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Original Assignee
TCJ KK
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンドユーザに特段の設備を必要とすることな
しに、効率的に多様な映像音声番組の配信を行うことを
可能とする。 【解決手段】ローカル局システム1のユーザは番組購入
部11で、映像音声番組をセンタシステム3の番組販売
部32から購入する。購入された番組は、センタシステ
ム3の番組配信部33によって、衛星通信によるマルチ
キャストの形態で、映像音声番組を購入した各ローカル
局システム1の番組受信部12に配信される。ローカル
局システム1において、番組受信部12で受信した映像
音声番組は、ユーザ配信部13において、LAN5を介
して、ユーザ端末4にマルチキャストの形態でストリー
ミング配信され、ユーザ端末4において再生される。一
方、ローカル局システム1において、ローカル番組制作
部14を用いてローカルな映像音声番組が製作され、ユ
ーザ配信部13からユーザ端末4にマルチキャストの形
態でストリーミング配信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像と音声とより
構成される映像音声番組を、ネットワークを介して配信
する映像音声番組配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像と音声とより構成される映像音声番
組の配信形態としては、地上波テレビ放送もしくは衛星
テレビ放送として知られる無線放送による形態が最も一
般的である。また、映像音声番組の配信形態としては、
ケーブルテレビとして知られる有線伝送による形態も知
られている。
【0003】一方で近年のインターネットの普及や、ラ
ストワンマイルと呼ばれるエンドユーザとインターネッ
トとの接続区間のブロードバンド化に伴い、IPマルチ
キャストによって、映像音声番組を各ユーザに配信する
ことが模索されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記インターネットを
用いた映像音声番組の配信形態は、限られた物理資源で
ある無線帯域を使用しないことより特段の免許を要せ
ず、また、既存のインタネット設備を利用して実現こと
ができることより、ユーザが、少ない負担で放送局を開
設できる可能性を開くものである。
【0005】しかしながら、IPマルチキャストの技術
は、配信元から配信先までの間のネットワーク区間の全
てがIPマルチキャストに対応している必要があるとこ
ろ、現状では、IPマルチキャストに対応しているネッ
トワークは限定されている。このため、IPマルチキャ
ストによって広範囲に映像音声番組を配信することには
問題がある。
【0006】一方、近年では、衛星通信を用いて地上装
置間をIPマルチキャスト接続する技術が実現されてい
る。このような技術によれば、広範囲に映像音声番組を
放送することが可能となるが、エンドユーザ側にも映像
音声番組を衛星から受信するための特別の設備が必要と
なってしまう。また、地域を限定したローカルな放送を
行いたい場合にも、広範囲についての共通の資源である
無線帯域を消費してしまうことになると共に、そのよう
なローカルな放送を行うローカルな放送局にも、映像音
声番組を衛星を介して送信するための比較的大規模な設
備が必要となってしまう。
【0007】そこで、本発明は、エンドユーザに特段の
設備を必要とすることなしに、効率的に多様な映像音声
番組の配信を行うことのできる映像音声番組配信システ
ムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために本
発明は、センタシステムと、前記センタシステムと衛星
通信を介して接続する複数のローカル局システムと、前
記ローカル局システムのうちのいずれかとローカルなネ
ットワークを介して接続する複数のユーザ端末とを有す
る映像音声番組配信システムであって、前記センタシス
テムは、衛星通信を介して複数のローカル局システムに
映像音声番組データファイルをマルチキャストファイル
転送するファイル配信手段を有し、前記ローカル局シス
テムは、前記センタシステムからファイル転送された映
像音声番組データファイルを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された映像音声番組データファイルの映
像音声番組の配信スケジュールを作成する配信スケジュ
ール手段と、前記配信スケジュール手段が作成した配信
スケジュールに従って、前記記憶手段に記憶された映像
音声番組データファイルの映像音声番組を、前記ローカ
ルなネットワークを介して前記ユーザ端末にマルチキャ
スト形式でストリーミング配信するユーザ配信手段とを
有することを特徴とする映像音声番組配信システムを提
供する。
【0009】このような映像音声番組配信システムによ
れば、ユーザ端末に特段の設備は必要なく、また、各ロ
ーカル局システムも衛星通信に関しては受信のみを行え
る設備を備えれば足りる。また、センタシステムから、
各ローカル局システムへの映像番組の配信をマルチキャ
スト形式で行うので無線帯域を有効活用することができ
る。また、ローカルな、したがって、限定されたネット
ワーク内において、マルチキャスト配信に対応すれば、
ローカル局システムから、各ユーザ端末への映像音声番
組のマルチキャスト配信を行うことができるるので、イ
ンターネット上でマルチキャスト未対応区間の存在によ
り生じているような問題は比較的容易に解消することが
できる。
【0010】ここで、このような映像音声番組配信シス
テムにおいて、前記ローカル局システムに、衛星通信を
介して複数のローカル局システムに映像音声番組データ
をマルチキャストストリーミング転送するストリーミン
グ配信手段を備え、前記配信スケジュール手段は、前記
センタシステムからマルチキャストストリーミング転送
される映像音声番組の配信スケジュールも作成し、前記
ユーザ配信手段は、前記配信スケジュール手段が作成し
た配信スケジュールに従って、前記センタシステムから
マルチキャストストリーミング転送される映像音声番組
を、前記ローカルなネットワークに中継することによ
り、前記ユーザ端末にマルチキャスト形式でストリーミ
ング配信するようにすれば、ライブ形式の映像音声番組
についても、リアルタイムに、センタシステムからユー
ザ端末に配信することができるようになる。
【0011】また、センタシステムから配信する映像音
声番組や配信先のローカル局システムの選択は、センタ
システムに、インターネットを介して、映像音声番組の
前記ローカル局システムへの配信の要求を受け付ける配
信要求受付手段を設け、配信の要求を受け付けた映像音
声番組を、配信を要求したローカル局システム、一括し
てマルチキャストストリーミング転送することにより行
うのが良い。 また、各ローカル局システムはセンタシ
ステムから配信された映像番組と、そのローカル局シス
テムにおいて製作等したローカルな映像音声番組とを組
み合わせた配信スケジュールを作成し、ローカルな映像
音声番組についても前記ローカルなネットワークを介し
て、前記ユーザ端末にマルチキャスト形式で、ストリー
ミング配信するようにして良い。
【0012】これらのようにすることにより、各ローカ
ル局システム毎に、センタシステムの所望の映像音声番
組や、ローカルに作成した映像音声番組を組み合わせた
独自性のある番組構成による、ユーザ端末への映像音声
番組の配信を行うことが可能となる。
【0013】また、このようなローカルな映像音声番組
を、インターネットを介して、センタシステムに転送
し、センタシステムより他のローカル局システムに衛星
通信を介してマルチキャスト転送できるようにすること
が好ましい。このようにすることにより、あるローカル
局システムのローカルな映像音声番組についても、他の
ローカル局システムにおいて自己の番組構成に含めるこ
とができるようになる。また、前記ローカル局システム
において、前記ユーザ端末への映像番組の配信の履歴を
収集し、収集した映像番組の配信の履歴を前記センタシ
ステムに前記インターネットを介して報告したり、前記
ローカル局システムにおいて、前記ローカルなネットワ
ークと前記ユーザ端末を介して当該ユーザ端末のユーザ
に対するアンケートを実施し、前記ユーザ端末と前記ロ
ーカルなネットワークを介してユーザからアンケートの
回答を収集し、収集したアンケートの回答を前記センタ
システムに前記インターネットを介して報告するように
してもよい。
【0014】このようにすることにより、センタシステ
ムにおいて、統一的に映像音声番組の視聴の程度や評価
を管理することができるようになる。また、前記課題達
成のために、本発明は、広域のネットワークを介して接
続した複数のローカル局システムと、前記ローカル局シ
ステムのうちのいずれかとローカルなネットワークを介
して接続する複数のユーザ端末とを有する映像音声番組
配信システムであって、前記各ローカル局システムは、
前記広域のネットワークを介して映像音声番組の、他の
ローカル局システムへの配信の要求を受け付ける配信要
求受付手段と、配信の要求を受け付けた映像音声番組
を、当該配信の要求を受け付けた各ローカル局システム
に、前記広域のネットワークを介して、一括してマルチ
キャストファイル転送する配信手段と、他のローカル局
システムから転送された映像音声番組を、前記ローカル
なネットワークを介して前記ユーザ端末にマルチキャス
ト形式でストリーミング配信するユーザ配信手段とを有
することを特徴とする映像音声番組配信システムを提供
する。
【0015】このようにすることにより、複数のローカ
ル局システムより構成される相互に他ローカル局システ
ムの映像音声番組の利用も可能な分散型の広域配信シス
テムを構築することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に、本実施形態に係る映像音声番組配信
システムの構成を示す。図示するように、本映像音声番
組配信システムは、複数のローカル局システム1と、各
ローカル局システム1に映像音声番組を衛星2による衛
星通信を介してIPマルチキャスト配信するセンタシス
テム3、ローカル局システム1からローカルなTCP/
IPネットワークやケーブルテレビネットワークなどの
LAN5を介して映像音声番組の配信を受けるユーザ端
末4を有している。また、ローカル局システム1とセン
タシステム3は、直接またはLAN5を介してインター
ネット6に収容されている。ここで、ローカル局システ
ム1と衛星2との間は下り回線のみが設定される。すな
わち、ローカル局システム1は、衛星2からの受信を行
うことができる。
【0017】まず、このような映像音声番組システムに
おける映像音声番組配信の流れの概要について説明す
る。図2に、センタシステム3、ローカル局システム1
の概要構成を示す。センタシステム3において、ユーザ
は番組制作部31を用いて映像音声番組を製作する。ロ
ーカル局システム1のユーザは番組購入部11で、セン
タシステム3において製作された映像音声番組をセンタ
システム3の番組販売部32から購入する。ローカル局
システム1に購入された番組は、センタシステム3の番
組配信部33によって、衛星通信によるマルチキャスト
の形態で、映像音声番組を購入したローカル局システム
1の番組受信部12に配信される。ローカル局システム
1において、番組受信部12で受信された映像音声番組
は、ユーザ配信部13において、LAN5を介して、ユ
ーザ端末4にマルチキャストの形態でストリーミング配
信され、ユーザ端末4において再生される。
【0018】一方、ローカル局システム1においては、
ユーザはローカル番組制作部14を用いてローカルな映
像音声番組を製作することもできる。また、製作された
ローカルな映像音声番組も、ユーザ配信部13におい
て、LAN5を介して、ユーザ端末4にマルチキャスト
の形態でストリーミング配信され、ユーザ端末4におい
て再生される。
【0019】ここで、このようにして製作されたローカ
ルな映像音声番組は、ローカル番組販売部15から、イ
ンターネット6を介して、センタシステム3に販売され
る。センタシステム3において、オペレータはローカル
番組購入部34を用いてローカルな映像音声番組を購入
し、これをセンタシステム3で製作した映像音声番組同
様に他のローカル局システム1に販売したり、配信した
りすることができる。
【0020】ここで、ユーザ端末4における、ローカル
局システム1から配信された映像音声番組の視聴の履歴
などは、ローカル局システム1の配信ログ取得部16に
よって視聴ログとして取得される。そして、各ローカル
局システム1において取得された配信ログは、インター
ネット6を介して、センタシステム3の配信ログ収集部
35によって収集される。
【0021】ここで、以上のように最終的にユーザ端末
4に配信される映像音声番組は、センタシステム3で製
作されたかセンタシステム3によって購入されセンタシ
ステム3を経由して配信される映像音声番組と、ローカ
ル局システム1で製作された映像音声番組であるセンタ
システム3を経由しない映像音声番組とに分類できる。
また、映像音声番組は、リアルタイムに配信されるライ
ブ形式の映像音声番組と、一旦蓄積された後に配信され
る録画形式の映像音声番組とにも分類できる。
【0022】図3に、これらの映像音声番組の、それぞ
れの分類についての配信のシーケンスを示す。図3a
は、センタシステム3を経由して配信される、録画形式
の映像音声番組の配信シーケンスを示すものである。図
示するように、この場合、映像音声番組は、センタシス
テム3で製作(または購入)された後に、コンテンツフ
ァイルとして、センタシステム3に蓄積され、ローカル
局システム1によって購入される。そして、その後、適
当な時期、たとえば衛星通信のトラフィックが小さい深
夜などに、このコンテンツファイルは、この映像音声番
組を購入した各ローカル局システム1に衛星通信を介し
てマルチキャストFTPによって転送される。コンテン
ツファイルを受信したローカル局システム1では、これ
を一旦蓄積し、所望の時間帯に、コンテンツファイルの
データを、ユーザ端末4にLAN5を介してストリーミ
ング配信する。ここで、ユーザ端末4へのストリーミン
グ配信とは、ユーザ端末4に映像音声番組のデータを受
信しながら映像音声番組を再生出力させる形式での配信
を指す。本実施形態では、ケーブルテレビネットワーク
における映像音声番組の配信の形態も、このストリーミ
ング配信に含まれるものとしている。
【0023】次に、図3bは、センタシステム3を経由
して配信される、ライブ形式の映像音声番組の配信シー
ケンスを示すものである。図示するように、この場合
は、映像音声番組の製作に先だって映像音声番組が送局
システムによって購入される。そして、その後、その映
像音声番組の対象とするライブが行われるときに、その
映像音声番組の収録と並行して、この映像音声番組を購
入した各ローカル局システム1への衛星通信を介したI
Pマルチキャストの形式でのストリーミング配信が行わ
れる。配信を受けたローカル局システム1では、これを
LAN5に中継することにより、ユーザ端末4にストリ
ーミング配信する。
【0024】次に、図3cは、センタシステム3を経由
しないで配信される、録画形式の映像音声番組の配信シ
ーケンスを示すものである。図示するように、この場
合、映像音声番組は、ローカル局システム1で製作され
た後に、コンテンツファイルとして蓄積され、その後、
そのデータが、所望の時間帯に、ユーザ端末4にLAN
5を介してストリーミング配信される。最後に、図3d
は、センタシステム3を経由しないで配信される、ライ
ブ形式の映像音声番組の配信シーケンスを示すものであ
る。この場合には、その映像音声番組の対象とするライ
ブが行われるときに、その映像音声番組の収録と並行し
て、LAN5を介したユーザ端末4へのストリーミング
配信が行われる。以上、本映像音声番組配信システムの
概要について説明した。以下、その詳細について説明す
る。図4に、センタシステム3の構成を示す。図示する
ように、センタシステム3は、センタWebサーバシス
テム301、販売管理システム302、配信スケジュー
ラ303、マルチキャストFTPサーバ304、マルチ
キャストストリーミングサーバ305、送信制御部30
6、無線設備307、コンテンツ管理システム308、
番組購入処理部309、視聴ログ管理部310、番組編
集システム311、ライブ中継システム312を有す
る。また、センタシステム3は、コンテンツライブラリ
321、コンテンツ管理データベース322、配信スケ
ジュールテーブル323、販売情報データベース324
を有している。
【0025】次に、図5に、ローカル局システム1の構
成を示す。図示するように、ローカル局システム1は、
ローカル局Webサーバシステム101、ローカルマル
チキャストストリーミングサーバ102、マルチキャス
トFTPクライアント103、ストリーミング中継部1
04、IPルータ105、無線受信設備106、受信制
御部107、番組管理システム108、ユーザ配信スケ
ジュール作成システム109、ローカル番組編集システ
ム110、ローカルライブ中継システム111、コンテ
ンツ購入処理部112、ユーザ管理部113、視聴ログ
送信部114、ローカル販売管理システム115、We
b/FTPサーバシステム116を有している。また、
ローカル局システム1は、番組データベース121、番
組管理データベース122、ユーザ配信スケジュールテ
ーブル123、ユーザ管理データベース124、視聴ロ
グデータベース125、ローカル販売情報データベース
126を有している。
【0026】以下、このような映像音声番組配信システ
ムの動作の詳細について説明する。まず、センタシステ
ム3からローカル局システム1への映像音声番組の販売
と配信について説明する。図4において、番組制作者は
番組編集システム311を用いて映像音声番組を製作
し、コンテンツファイルとしてコンテンツライブラリ3
21に登録する。また、このときに、併せてコンテンツ
管理システム308より、コンテンツ管理データベース
322にコンテンツライブラリ321に登録した映像音
声番組の管理情報を登録する。一方、ライブ形式で配信
予定の映像音声番組については、オペレータが、その映
像音声番組の管理情報を、映像音声番組の製作に先立
ち、コンテンツ管理データベース322にその映像音声
番組の管理情報を登録する。
【0027】ここで図6aに示すように、このコンテン
ツ管理データベース322には、コンテンツライブラリ
321に登録された映像音声番組とライブ形式で配信予
定の映像音声番組それぞれについての管理情報が記録さ
れる。また、各映像音声番組の管理情報は、映像音声番
組の識別子であるコンテンツID、コンテンツライブラ
リ321に登録された映像音声番組であるかライブ形式
で配信予定の映像音声番組であるかの識別を示すタイプ
を有する。また、映像音声番組がコンテンツライブラリ
321に登録された映像音声番組である場合に、その映
像音声番組のコンテンツファイルのコンテンツライブラ
リ321上のロケーションを示し、映像音声番組がライ
ブ形式で配信予定の映像音声番組である場合に、その映
像音声番組の中継を行うライブ中継システム312のロ
ケーションを示すリソースロケーションを有する。ま
た、その映像音声番組がライブ形式で配信予定の映像音
声番組である場合に、その配信予定時間帯を表すストリ
ーミング配信時間、その映像音声番組の内容が属するド
ラマ、プロ野球、バラエティなどの分類を示すカテゴ
リ、その映像音声番組の内容を説明する説明情報、その
映像音声番組の販売価格である料金が登録される。
【0028】図4に戻り、センタWebサーバシステム
301は、コンテンツ管理データベース322の内容に
従って、映像音声番組の購入を受け付けるWebページ
をインターネット6上に公開する。ここで、センタWe
bサーバシステム301は、WebサーバとWebアプ
リケーションサーバなどから構成されるサーバシステム
である。
【0029】ここで、この映像音声番組の購入を受け付
けるWebページの構成例を図7に示す。図7aは、ラ
イブ形式で配信予定の映像音声番組の購入受付用のWe
bページの構成例であり、図示するように、タイムテー
ブル上に、各映像音声番組の題名や説明などの説明情報
や配信予定時間を配置したものである。また、図7bは
コンテンツライブラリ321にコンテンツファイルとし
て登録された映像音声番組の購入受付用のWebページ
の構成例であり、カテゴリ毎に、各映像音声番組の、題
名や出演者や説明や再生時間などの説明情報を配置した
ものである。
【0030】さて、図5のローカル局システム1のコン
テンツ購入処理部112を介して、このWebページに
アクセスしたユーザは、チェックボックスをチェック
し、購入ボタンを押すことにより、センタWebサーバ
システム301との間で、適当な手順による認証、課金
処理を行って、その映像音声番組を購入し、また、必要
な場合には、その映像音声番組の不正受信利用を排除す
るためのセキュリティを解除するためのキーとなる制御
情報を、センタWebサーバシステム301から入手し
ておく。また、ローカル局システム1において、コンテ
ンツ購入処理部1112は、購入した映像音声番組につ
いての入手した制御情報を管理情報を含む管理情報を、
番組管理システム108を介して番組管理データベース
122に登録するようにする。
【0031】図4に戻り、センタシステム3において、
販売管理システム302は、センタWebサーバシステ
ム301による映像音声番組の販売の情報を受け取り、
販売情報データベース324に登録する。販売情報デー
タベース324には、たとえば、販売した映像音声番組
のコンテンツID毎に、その映像音声番組を販売したロ
ーカル局システム1の識別を登録する。
【0032】次に、配信スケジューラ303は、販売情
報データベース324、コンテンツ管理システム308
が管理するコンテンツ管理データベース322を参照し
て、各映像音声番組の配信のスケジュールを決定し、配
信スケジュールテーブル323に登録する。
【0033】図6bに示すように配信スケジュールテー
ブル323には、配信する映像音声番組のコンテンツI
Dと、その配信予定時間と、配信先とするマルチキャス
トIPアドレスが登録される。配信予定時間は、ライブ
形式で配信する映像音声番組についてはコンテンツ管理
データベース322に登録されたストリーミング配信時
間をそのまま登録し、コンテンツファイルとして登録さ
れている映像音声番組については適当な時間、たとえ
ば、深夜を配信開始時間として登録する。また、マルチ
キャストIPアドレスは、その映像音声番組を購入した
ローカル局システム1のグループに対して設定したマル
チキャストIPアドレスを登録する。
【0034】図4に戻り、配信スケジューラ303は、
配信スケジュールテーブル323に従って、マルチキャ
ストFTPサーバ304と、マルチキャストストリーミ
ングサーバ305を制御し、映像音声番組の配信を行わ
せる。すなわち、コンテンツファイルとして登録された
映像音声番組については、配信スケジュールテーブル3
23に登録された配信開始時間となったならば、マルチ
キャストFTPサーバ304に、配信スケジュールテー
ブル323に登録されたコンテンツIDに対してコンテ
ンツ管理データベース322に登録されたリソースロケ
ーションが示すコンテンツライブラリ321上のロケー
ションからコンテンツファイルを読み出して、配信スケ
ジュールテーブル323に登録されたマルチキャストア
ドレスを送信先として送信制御部306、無線設備30
7を介して衛星通信によりファイル転送させる。一方、
ライブ形式で配信する映像音声番組については、マルチ
キャストストリーミングサーバ305に、配信スケジュ
ールテーブル323に登録されたコンテンツIDに対し
てコンテンツ管理データベース322に登録されたリソ
ースロケーションが示すライブ中継システム312から
入力する映像音声を、配信スケジュールテーブル323
に登録された配送予定時間の期間中、配信スケジュール
テーブル323に登録されたマルチキャストアドレスを
送信先として送信制御部306、無線設備307を介し
て衛星通信によりストリーミング配信させる。
【0035】以上、センタシステム3からローカル局シ
ステム1への映像音声番組の販売と配信について説明し
た。次に、ローカル局システム1から各ユーザ端末4へ
の映像音声番組の配信と、ローカル局システム1とセン
タシステム3における映像音声番組の視聴の履歴の収集
について説明する。図5に示すローカル局システム1に
おいて、ローカル番組編集システム110を用いてロー
カルな映像音声番組を製作し、コンテンツファイルとし
て番組データベース121に登録する。また、このとき
に、併せて番組管理システム108より、番組管理デー
タベース122に番組データベース121に登録した映
像音声番組の管理情報を登録する。一方、ローカルライ
ブ中継システム111よりライブ形式で配信予定の映像
音声番組については、オペレータが、その映像音声番組
の管理情報を、映像音声番組の製作に先立ち、番組管理
データベース122にその映像音声番組の管理情報を登
録する。
【0036】一方、センタシステム3から購入した映像
音声番組については次のように取り扱う。すなわち、番
組管理システム108は、コンテンツ購入処理部112
で映像音声番組を購入したときに、その映像音声番組に
ついての管理情報を、番組管理データベース122に登
録する。ここで、図8aに番組管理データベース122
の内容を示す。図示するように、番組管理データベース
122には、ローカル編集システムで製作し番組データ
ベース121に登録した録画形式のローカルな映像音声
番組、ローカルライブ中継システム111からライブ形
式で配信予定の映像音声番組、センタシステム3から購
入した録画形式の映像音声番組、センタシステム3から
購入したライブ形式の映像音声番組のそれぞれについて
管理情報が登録される。
【0037】また、各映像音声番組の管理情報には、各
映像音声番組に与えたIDであるコンテンツIDが登録
される。また、管理情報には、その映像音声番組が、ロ
ーカル編集システムで製作し番組データベース121に
登録した録画形式のローカルな映像音声番組、ローカル
ライブ中継システム111からライブ形式で配信予定の
映像音声番組、センタシステム3から購入した録画形式
の映像音声番組、センタシステム3から購入したライブ
形式の映像音声番組のいずれであるかの識別を示すタイ
プが登録される。また、管理情報には、映像音声番組の
リソースロケーションが登録される。リソースロケーシ
ョンは、録画形式の映像音声番組については、その映像
音声番組のコンテンツファイルの番組データベース12
1上のロケーションが、ローカルライブ中継システム1
11から中継するライブ形式の映像音声番組については
ローカルライブ中継システム111の識別を示すロケー
ションが、センタ装置から購入したライブ形式の映像音
声番組についてはセンタシステム3のマルチキャストス
トリーミングサーバ305の識別を示すロケーションが
記述される。ただし、センタシステム3から購入した録
画形式の映像音声番組については、後述のように、実際
にその映像音声番組のコンテンツファイルの配信を受け
て、番組データベース121に記憶した時点で、リソー
スロケーションを登録する。また、管理情報には、その
映像音声番組がライブ形式で配信される映像音声番組で
ある場合に登録されるその配信予定時間帯を示すライブ
時間、その映像音声番組の内容のカテゴリ、その映像音
声番組の内容の説明、その映像音声番組がセンタシステ
ム3から購入した映像音声番組である場合に登録される
購入時にセンタWebサーバシステム301から入手し
たその映像音声番組を受信利用するための制御情報、そ
の映像音声番組がセンタシステム3から購入した録画形
式の映像音声番組である場合に登録される既にその映像
音声番組のコンテンツファイルを受信したかどうかを表
す受信済が登録される。
【0038】さて、図5に戻り、マルチキャストFTP
クライアント103は、センタシステム3から購入した
録画形式の映像音声番組の、衛星通信を介したマルチキ
ャストFTPによる配信を無線受信設備106、IPル
ータ105を介して受け、受信したコンテンツファイル
を番組データベース121に格納し、格納したロケーシ
ョンを、その映像音声番組に対応する番組管理データベ
ース122の管理情報に登録し、その映像音声番組に対
応する番組管理データベース122の管理情報の受信済
みを済みに変更する。ここで、センタシステム3から配
信される映像音声番組自体、もしくは、センタシステム
3からの映像音声番組の配信に、不正受信や利用を阻止
するためのセキュリティが設定されている場合には、受
信制御部107が、コンテンツ購入処理部112が映像
音声番組購入時にセンタシステム3から入手し番組管理
データベース122に登録しておいたセキュリティー解
除のキーとなる制御情報を用いてIPルータ105やマ
ルチキャストFTPサーバ304に所定の処理を行わせ
ることにより、この映像音声番組を受信、利用可能とす
る。なお、後述するストリーミング中継部104におけ
る、センタシステム3からマルチキャストストリーミン
グ配信される映像音声番組の受信と利用についても同様
である。
【0039】次に、ローカル局システム1において、オ
ペレータはユーザ配信スケジュール作成システム109
を用いて、番組管理データベース122に登録された管
理情報を利用しながら、ユーザ端末4への映像音声番組
配信のスケジュールを作成し、ユーザ配信スケジュール
テーブル123に登録する。
【0040】図8bに示すようにユーザ配信スケジュー
ルテーブル123には、配信する映像音声番組のコンテ
ンツIDと、その映像音声番組の配信予定時間帯を示す
配信予定時間と、その映像音声番組を配信するチャネル
が登録される。ローカルマルチキャストストリーミング
サーバ102は、ユーザ配信スケジュールテーブル12
3に従って、ユーザ端末4へのLAN5を介した映像音
声番組のマルチキャストストリーミング配信を行う。す
なわち、録画形式の映像音声番組を配信すべき時間帯と
なったならば、その映像音声番組のコンテンツファイル
を番組管理データベース122を参照して求め、求めた
コンテンツファイルを番組データベース121より読み
出し、LAN5に、ユーザ配信スケジュールテーブル1
23に登録されたチャネル(URL)のストリームとし
て、マルチキャストストリーミング配信する。一方、ロ
ーカルライブ中継システム111からライブ形式で中継
される映像音声番組を配信すべき時間帯となったなら
ば、その映像音声番組を中継するローカルライブ中継シ
ステム111を番組管理データベース122を参照して
求め、求めたローカルライブ中継システム111から入
力する映像音声を、LAN5に、ユーザ配信スケジュー
ルテーブル123に登録されたチャネルのストリームと
して、マルチキャストストリーミング配信する。一方、
センタから購入したライブ形式で配信される映像音声番
組を配信すべき時間帯となったならば、ストリーミング
中継部104にセンタシステム3からマルチキャストス
トリーミング配信される映像音声番組の無線受信設備1
06、IPルータ105を介した受信を行わせ、ストリ
ーミング中継部104が受信した映像音声番組ストリー
ムを、その受信と並行して、LAN5に、ユーザ配信ス
ケジュールテーブル123に登録されたチャネルのスト
リームとして、マルチキャストストリーミング配信す
る。
【0041】さて、ここで、このようにLAN5にマル
チキャストストリーミング配信された映像音声番組のユ
ーザ端末4による視聴は、たとえば、Web技術を利用
して行う場合には、次のような形態で行うことができ
る。すなわち、ローカル局Webサーバシステム101
は、ユーザ配信スケジュールテーブル123と番組管理
データベース122を参照して、図9aに示すようなユ
ーザ配信スケジュールテーブル123を表したWebペ
ージをLAN5もしくはLAN5およびインターネット
6上に公開する。視聴者ユーザは、ユーザ端末4上のW
ebブラウザよりこのWebページにアクセスし、各チ
ャンネルの配信スケジュールを把握する。そして、映像
音声番組の視聴を行う場合には、視聴したい映像音声番
組のチャネルの表示をクリックする。Webブラウザ
は、このクリックを受けると、Webページ内のリンク
の記述に応じて、ローカル局Webサーバシステム10
1がLAN5上に公開している、図9bに示すようなク
リックされたチャネル用の映像音声番組配信ページにア
クセスする。
【0042】図9bに示すように、各チャネル用の映像
音声番組配信ページは、Webページ中にローカルマル
チキャストストリーミングサーバ102がマルチキャス
トストリーミング配信している、そのチャネルの映像音
声番組の映像がWebブラウザまたはそのプラグインに
よりインライン表示され、映像音声番組の音声がWeb
ブラウザまたはそのプラグインにより出力されるように
構成されている。また、この映像音声番組配信ページに
は、視聴者ユーザより、その映像音声番組についてのア
ンケートの回答を受け付けるためのフォームなどが設け
られている。ただし、このアンケートのフォームは、ポ
ップアップ形式で別ウインドウで表示するようにするこ
ともできる。いずれにしても、アンケートの内容を適宜
ローカル局Webサーバシステム101側から更新でき
るように、プッシュ形式で、Webブラウザまたはその
プラグインに表示させるようにするのがよい。
【0043】さて、図5に戻り、ローカルマルチキャス
トストリーミングサーバ102とローカル局Webサー
バシステム101は、以上のような視聴ユーザの各We
bページや各チャネルの映像音声番組ストリームへのア
クセスの履歴を視聴ログデータベース125に蓄積す
る。また、必要な場合には、ユーザ管理部113がユー
ザ管理データベース124で管理している視聴ユーザの
管理情報を参照して、個々の視聴ユーザのアクセスの制
限や、個々の視聴ユーザへの映像音声番組視聴に対する
課金処理などを行う。また、図9bに示す映像音声番組
配信ページにおける視聴ユーザのアンケートへの回答入
力は、Webブラウザまたはそのプラグインによって、
映像音声番組配信ページ内の記述に従って、ローカル局
Webサーバシステム101に伝えられ、ローカル局W
ebサーバシステム101は受け取ったアンケートの回
答を視聴ログデータベース125に格納する。
【0044】ここで、この視聴ログデータベース125
の内容は、適宜、所望の範囲内で、視聴ログ送信部11
4によって、インターネット6を介した要求に応じてセ
ンタシステム3の視聴ログ管理部310に送られる。以
上、ローカル局システム1から各ユーザ端末4への映像
音声番組の配信と、ローカル局システム1とセンタシス
テム3における映像音声番組の視聴の履歴の収集につい
て説明した。以下、ローカル局システム1からセンタシ
ステム3へのローカルな映像音声番組の販売について説
明する。ローカル局システム1のWeb/FTPサーバ
システム116は、番組管理データベース122の内容
を参照して、ローカル番組編集システム110で作成し
番組データベース121に登録したローカルな映像音声
番組の購入を受け付けるためのWebページをインター
ネット6上に公開する。このWebページは、図7bに
示したものと同様であってよい。
【0045】センタシステム3のオペレータは、番組購
入処理部309を介して、このWebページにアクセス
し、所望の映像音声番組を選択し、ローカル局システム
1のWeb/FTPサーバシステム116との間で、所
定の購入手続きを行う。この購入手続きが完了すると、
Web/FTPサーバシステム116は購入されたロー
カルな映像音声番組のコンテンツファイルを番組データ
ベース121から読み出し、インターネット6を介して
センタシステム3にユニキャストFTP転送する。ま
た、ローカル局システム1のローカル販売管理システム
115は、この映像音声番組の販売の情報をローカル販
売情報データベース126に登録する。
【0046】一方、センタシステム3において、番組購
入処理部309は、FTP転送されたコンテンツファイ
ルをコンテンツライブラリ321に格納し、オペレータ
はコンテンツ管理システム308を介して、この映像音
声番組の管理情報をコンテンツ管理データベース322
に登録する。以降、このローカル局システム1から購入
した映像音声番組は、番組編集システム311で作成し
た映像音声番組と同様に取り扱われる。したがって、こ
のローカル局システム1から購入した映像音声番組を、
他のローカル局システム1にセンタシステム3から販売
することもできる。
【0047】以上、ローカル局システム1からセンタシ
ステム3へのローカルな映像音声番組の販売について説
明した。以上、本発明の一実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態において、ローカル局システ
ム1はセンタシステム3と一体として構成するようにし
てもよい。このようにすることにより、図10に示すよ
うに、個々のローカル局システム1が相互に他ローカル
局システム1に対してはセンタシステム3として、映像
音声番組をマルチキャストにより配信することができる
ようになる。また、この場合には、各ローカル局システ
ム1が販売する映像音声番組の取引を統一的に行うため
のWebサーバシステム9をインターネット6上に設
け、各ローカル局システム1が販売したい映像音声番組
の登録と、映像音声番組の購入手続きを、Webサーバ
システム9に対して統一的に行えるようにするのがよ
い。なおこの場合にも、映像音声番組の他ローカル局シ
ステムへの配信は、Webサーバシステム9から映像音
声番組の販売の通知を受けた個々のローカル局システム
1が行うようにしてよい。
【0048】また、以上ではセンタシステム3から各ロ
ーカル局システム1への映像音声番組の配信を衛星通信
を用いたマルチキャスト送信により行ったが、これは衛
星通信以外の適当な通信を用いたマルチキャスト送信に
より実現するようにすることもできる。
【0049】また、LAN5がブロードキャストに対し
て閉塞できる場合には、ローカル局システム1よりブロ
ードキャスト形式で映像音声番組をユーザ端末4にスリ
ーミング配信するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、エンド
ユーザに特段の設備を必要とすることなしに、効率的に
多様な映像音声番組の配信を行うことのできる映像音声
番組配信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る映像音声番組配信シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る映像音声番組配信シス
テムの概略構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る映像音声番組配信シス
テムの配信シーケンスを示す図である
【図4】本発明の実施形態に係るセンタシステムの構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係るローカル局システムの
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態に係るセンタシステムのコン
テンツ管理データベースと配信スケジュールテーブルの
内容を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るセンタシステムが公開
する購入受付用Webページを示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るローカル局システムの
番組管理データベースとユーザ配信スケジュールテーブ
ルの内容を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るローカル局システムが
公開する配信用Webページを示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係る映像音声番組配信シ
ステムの他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:ローカル局システム、2:衛星、3:センタシステ
ム、4:ユーザ端末、5:LAN、6:インターネッ
ト、11:番組購入部、12:番組受信部、13:ユー
ザ配信部、14:ローカル番組制作部、15:ローカル
番組販売部、16:配信ログ取得部、31:番組制作
部、32:番組販売部、33:番組配信部、34:ロー
カル番組購入部、35:配信ログ収集部、101:ロー
カル局Webサーバシステム、102:ローカルマルチ
キャストストリーミングサーバ、103:マルチキャス
トFTPクライアント、104:ストリーミング中継
部、105:IPルータ、106:無線受信設備、10
7:受信制御部、108:番組管理システム、109:
ユーザ配信スケジュール作成システム、110:ローカ
ル番組編集システム、111:ローカルライブ中継シス
テム、112:コンテンツ購入処理部、113:ユーザ
管理部、114:視聴ログ送信部、115:ローカル販
売管理システム、116:Web/FTPサーバシステ
ム、121:番組データベース、122:番組管理デー
タベース、123:ユーザ配信スケジュールテーブル、
124:ユーザ管理データベース、125:視聴ログデ
ータベース、126:ローカル販売情報データベース、
301:センタWebサーバシステム、302:販売管
理システム、303:配信スケジューラ、304:マル
チキャストFTPサーバ、305:マルチキャストスト
リーミングサーバ、306:送信制御部、307:無線
設備、308:コンテンツ管理システム、309:番組
購入処理部、310:視聴ログ管理部、311:番組編
集システム、312:ライブ中継システム、321:コ
ンテンツライブラリ、322:コンテンツ管理データベ
ース、323:配信スケジュールテーブル、324:販
売情報データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 学 神奈川県藤沢市藤沢976ヒロタビル3F 株式会社スラスト内 (72)発明者 三野谷 勝輝 神奈川県藤沢市藤沢976ヒロタビル3F 株式会社スラスト内 Fターム(参考) 5C061 BB03 CC05 5C064 BA01 BC06 BC18 BC23 BD08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタシステムと、前記センタシステムと
    衛星通信を介して接続する複数のローカル局システム
    と、前記ローカル局システムのうちのいずれかとローカ
    ルなネットワークを介して接続する複数のユーザ端末と
    を有する映像音声番組配信システムであって、 前記センタシステムは、 衛星通信を介して複数のローカル局システムに映像音声
    番組データファイルをマルチキャストファイル転送する
    ファイル配信手段を有し、 前記ローカル局システムは、 前記センタシステムからファイル転送された映像音声番
    組データファイルを記憶する記憶手段と、 前記ユーザ端末への、前記記憶手段に記憶された映像音
    声番組データファイルの映像音声番組の配信スケジュー
    ルを作成する配信スケジュール手段と、 前記配信スケジュール手段が作成した配信スケジュール
    に従って、前記記憶手段に記憶された映像音声番組デー
    タファイルの映像音声番組を、前記ローカルなネットワ
    ークを介して前記ユーザ端末にマルチキャスト形式でス
    トリーミング配信するユーザ配信手段とを有することを
    特徴とする映像音声番組配信システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の映像音声番組配信システム
    であって、 前記センタシステムと前記各ローカル局システムはイン
    ターネットで接続されており、 前記センタシステムは、複数の映像番組データファイル
    を蓄積した映像番組ライブラリと、前記インターネット
    を介して前記映像番組ライブラリに蓄積された映像音声
    番組の前記ローカル局システムへの配信の要求を受け付
    ける配信要求受付手段とを有し、 前記ファイル配信手段は、配信の要求を受け付けた映像
    音声番組の映像音声番組データファイルを、前記映像番
    組ライブラリから読み出し、当該配信の要求を受け付け
    た各ローカル局システムに、当該配信の要求とは非同期
    に、一括してマルチキャストファイル転送することを特
    徴とする映像音声番組配信システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の映像音声番組配信
    システムであって、 前記ローカル局システムは、衛星通信を介して複数のロ
    ーカル局システムに映像音声番組データをマルチキャス
    トストリーミング転送するストリーミング配信手段を有
    し、 前記配信スケジュール手段は、前記ユーザ端末への、前
    記センタシステムからマルチキャストストリーミング転
    送される映像音声番組の配信スケジュールも作成し、 前記ユーザ配信手段は、前記配信スケジュール手段が作
    成した配信スケジュールに従って、前記センタシステム
    からマルチキャストストリーミング転送される映像音声
    番組を、前記ローカルなネットワークに中継することに
    より、前記ユーザ端末にマルチキャスト形式でストリー
    ミング配信することを特徴とする映像音声番組配信シス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の映像音声番組配信システム
    であって、 前記センタシステムと前記各ローカル局システムはイン
    ターネットで接続されており、 前記センタシステムは、前記映像音声番組をライブ中継
    するセンタライブ中継システムと、前記インターネット
    を介して、ライブ配信予定の映像音声番組の前記ローカ
    ル局システムへの配信の要求を受け付ける配信要求受付
    手段とを有し、 前記ストリーミング配信手段は、前記ライブ配信予定の
    映像音声番組の配信の要求を受け付けた各ローカル局シ
    ステムに、当該ライブ配信を行う期間に、前記センタラ
    イブ中継システムによってライブ中継されている当該配
    信の要求を受け付けた映像音声番組の映像音声番組デー
    タを、一括してマルチキャストストリーミング転送する
    ことを特徴とする映像音声番組配信システム。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の映像音声
    番組配信システムであって、 前記ローカル局システムは、前記センタシステムから転
    送された映像音声番組ではない、ローカルな映像音声番
    組を前記記憶手段に記憶するローカル番組処理手段を有
    し、 前記配信スケジュール手段は、前記ユーザ端末への、前
    記記憶手段に記憶された前記ローカルな映像音声番組の
    配信スケジュールも作成し、 前記ユーザ配信手段は、前記配信スケジュール手段が作
    成した配信スケジュールに従って、前記記憶手段より前
    記ローカルな映像音声番組を読み出し、前記ローカルな
    ネットワークを介して、前記ユーザ端末にマルチキャス
    ト形式でストリーミング配信することを特徴とする映像
    音声番組配信システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の映像音声番組配信システム
    であって、 前記センタシステムと前記各ローカル局システムはイン
    ターネットで接続されており、 前記ローカル局システムは、前記インターネットを介し
    て、前記記憶手段に記憶した前記ローカルな映像音声番
    組の映像番組データファイルの、前記センタシステムへ
    の配信の要求を受け付け、配信の要求を受け付けた前記
    ローカルな映像音声番組の映像番組データファイルを前
    記インターネットを介して前記センタシステムにファイ
    ル転送する番組転送手段とを有することを特徴とする映
    像音声番組配信システム。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    映像音声番組配信システムであって、 前記ローカル局システムは、映像音声番組をライブ中継
    する中継システムを有し、 前記配信スケジュール手段は、前記ユーザ端末への、前
    記中継システムからライブ中継される映像音声番組の配
    信スケジュールも作成し、 前記ユーザ配信手段は、前記配信スケジュール手段が作
    成した配信スケジュールに従って、前記中継システムか
    らライブ中継された映像音声番組を前記ローカルなネッ
    トワークを介して、前記ユーザ端末にマルチキャスト形
    式でストリーミング配信することを特徴とする映像音声
    番組配信システム。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載の映像音声番組配信システムであって、 前記センタシステムと前記各ローカル局システムはイン
    ターネットで接続されており、 前記ローカル局システムは、前記ユーザ端末への映像番
    組の配信の履歴を収集する履歴収集手段と、収集した映
    像番組の配信の履歴を前記センタシステムに前記インタ
    ーネットを介して報告する配信履歴報告手段とを有する
    ことを特徴とする映像音声番組配信システム。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載の映像音声番組配信システムであって、 前記センタシステムと前記各ローカル局システムはイン
    ターネットで接続されており、 前記ローカル局システムは、前記ローカルなネットワー
    クと前記ユーザ端末を介して当該ユーザ端末のユーザに
    対するアンケートを実施し、前記ユーザ端末と前記ロー
    カルなネットワークを介してユーザからアンケートの回
    答を収集するアンケート手段と、収集したアンケートの
    回答を前記センタシステムに前記インターネットを介し
    て報告するアンケート報告手段とを有することを特徴と
    する映像音声番組配信システム。
  10. 【請求項10】広域のネットワークを介して接続した複
    数のローカル局システムと、前記ローカル局システムの
    うちのいずれかとローカルなネットワークを介して接続
    する複数のユーザ端末とを有する映像音声番組配信シス
    テムであって、 前記各ローカル局システムは、 前記広域のネットワークを介して映像音声番組の、他の
    ローカル局システムへの配信の要求を受け付ける配信要
    求受付手段と、 配信の要求を受け付けた映像音声番組を、当該配信の要
    求を受け付けた各ローカル局システムに、前記広域のネ
    ットワークを介して、一括してマルチキャストファイル
    転送する配信手段と、 他のローカル局システムから転送された映像音声番組
    を、所定の配信スケジュールに従って、前記ローカルな
    ネットワークを介して前記ユーザ端末にマルチキャスト
    形式でストリーミング配信するユーザ配信手段とを有す
    ることを特徴とする映像音声番組配信システム。
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