JP6567932B2 - 通信制御装置、通信制御方法及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯通信端末の通信を制御する通信制御装置、通信制御方法、及びそのためのプログラムに関する。
通信接続する携帯通信端末の紛失時の捜索を容易にする通信制御装置が知られている。この通信制御装置は、通信接続する携帯通信端末の現在位置情報と時刻情報を記録する。この現在位置情報と時刻情報を参照することで、利用者は携帯通信端末を紛失した時間と場所を推測し、携帯通信端末を捜索する。
通信制御装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されたロケータシステムの携帯情報端末は、専用であるロケータ用プロトコルを用いてロケータと通信する。また、携帯情報端末は、定期的にロケータを呼出す動作をするとともにGPSによる位置情報演算を行って、自己位置データと時刻情報と呼出しに対するロケータからの応答信号を正常に受信したか否かを記憶部に保存する。
特開2014−120799号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術は、ロケータからの応答信号を正常に受信したか否かにかかわらず、定期的に自己位置データと時刻情報を記憶部に保存する。したがって、特許文献1に記載された技術は、大容量の記憶装置が必要という問題点がある。
本発明の目的の一例は、上述した問題点を解決できる通信制御装置、通信制御方法およびプログラムを提供することにある。具体的には、本発明の目的の一例は、携帯通信端末を捜索するための情報の量を削減し、コストダウンや小型化が可能な通信制御装置等を提供することである。
本発明の一形態における第1の通信制御装置は、通信制御装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、時刻情報を取得する時刻情報取得部と、携帯通信端末との通信を接続した場合、または携帯通信端末との通信が切断された場合、位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部と時刻情報取得部より受信し、記憶する制御部とを備える。
本発明の一形態における第1の通信制御装置の通信制御方法は、携帯通信端末との通信を接続した場合、または携帯通信端末との通信が切断された場合、制御部が、通信制御装置の位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部と時刻情報取得部より受信し、記憶する。
本発明の一形態における第1のプログラムは、コンピュータに、携帯通信端末との通信を接続した場合、または携帯通信端末との通信が切断された場合、通信制御装置の位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部と時刻情報取得部より受信し、記憶する処理を実行させる。
本発明によれば、携帯通信端末を捜索するための情報の量を削減し、コストダウンや小型化が可能となるという効果が得られる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100の構成と携帯通信端末200との接続を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態における制御部130が記憶する接続情報の一例を示す表である。 図3は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100をコンピュータ装置で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、第1の実施の形態における通信制御装置100での携帯通信端末200の接続情報更新の動作の概要を示すフローチャートである。 図5は、変形例における制御部130が記憶する接続情報の一例を示す表である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る通信制御装置101の構成を示すブロック図である。 図7は、第2の実施形態に係る通信制御装置101が受信するWPS規格に基づく接続要求(Association Requestフレーム)の概要の一例を示す図である。 図8は、第2の実施の形態における通信制御装置101での携帯通信端末200の通信確立済の接続情報更新の動作の概要を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施の形態における通信制御装置101での携帯通信端末200の通信切断の接続情報更新の動作の概要を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100の構成と携帯通信端末200との接続を示すブロック図である。図1を参照すると、通信制御装置100は、位置情報取得部110と時刻情報取得部120と制御部130と、を備える。また、通信制御装置100は、1つないし複数の携帯通信端末200と無線通信により接続する。また、説明の簡略化のため、本実施形態では通信制御装置100は、1つの携帯通信端末200と無線通信により接続することとする。
通信制御装置100は、携帯通信端末200のユーザが図示しない所定のネットワークとの通信を実施するために携帯している装置(デバイス)である。たとえば、通信制御装置100は、1つないし複数の携帯通信端末200を所定のネットワークに接続するモバイルルータの機能の一つとして実現可能である。しかし、本来のモバイルルータの機能である1つないし複数の携帯通信端末200をネットワークに接続する機能の説明は、本実施形態の動作の説明の範囲外であるため省略する。
本発明の実施の形態の前提として、ユーザは、携帯通信端末200を紛失する可能性があるが、ユーザはその紛失時に、通信制御装置100を携帯しているものとする。
次に、第1の実施の形態における通信制御装置100の構成について説明する。
位置情報取得部110は、通信制御装置100の現在位置を示す情報を取得する。現在位置を示す情報の取得方法はどのような方法でもよい。たとえば現在位置を示す情報は、GPS(Global Positioning System)衛星から電波を受信し現在位置を示す情報を取得してもよいし、移動体通信の基地局の位置情報、あるいは無線LANの位置情報を取得してもよい。
時刻情報取得部120は、現在の時刻情報を取得する。時刻情報の取得の方法は、通信制御装置100内の図示しない時刻情報管理部から取得してもよいし、外部の時刻管理サーバに通信し時刻情報を取得する方法でもよい。
制御部130は、携帯通信端末200の接続状況に基づき、接続情報を記憶する。具体的には、携帯通信端末200が通信制御端末100との接続を確立した場合、制御部130は、現在位置を示す情報と現在の時刻情報を、それぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120から受信し、図示しない記憶部に記憶する。同様に、携帯通信端末200が通信制御端末100との接続を切断した場合も、制御部130は、現在位置を示す情報と現在の時刻情報を受信し、図示しない記憶部に記憶する。このように、制御部130は、携帯通信端末200との通信が確立もしくは切断された場合に、通信制御装置100の現在位置を示す情報と時刻情報を受信し記憶部に記憶することで、記憶部に記憶される情報量を制限することができる。
図2は、第1の実施の形態における制御部130が記憶する接続情報の一例を示す表である。図2を参照すると、「項番」と「端末情報」と「接続状況」と「時間」と「位置」が記録されている。本実施形態では通信制御装置100は、1つの携帯通信端末200と無線通信により接続することとするため、接続情報は1列しか記録されていない。複数の携帯通信端末200と無線通信により接続する場合、接続情報は、接続する携帯通信端末200の台数だけの列が記録される。「項番」は、通信制御端末100に接続する携帯通信端末200が複数であった場合に、所定のルールで振る番号である。所定のルールとは時系列順でも携帯通信端末200の機種別でも何でもよい。「端末情報」は、通信制御端末100に接続する携帯通信端末200をネットワーク上で認識する情報であり、例えば携帯通信端末200のMAC(Media Access Control)アドレスである。複数の携帯通信端末200同士の判別のため、「端末情報」の他に別途個々に端末名を設定し、接続情報の一つとして記憶してもよい。「接続状況」は、当該携帯通信端末200が通信制御装置100と通信確立しているか否か(通信切断しているか)を示す情報である。「時間」は、当該携帯通信端末200が「接続状況」に示す状態になった時点の時間情報である。また、「位置」は、当該携帯通信端末200が「接続状況」に示す状態になった、通信制御端末100の位置を示す位置情報である。
以上、要約すると、本発明の実施の形態の通信制御装置100は、通信制御装置の位置情報を取得する位置情報取得部110と、時刻情報を取得する時刻情報取得部120と、制御部130とを含む。制御部130は、携帯通信端末200との通信を接続した場合、または携帯通信端末200との通信が切断された場合、位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120より受信し、記憶する。
図3は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100をコンピュータ装置で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。図3に示されるように、通信制御装置100は、それぞれ通信インタフェース10、CPU11、主記憶装置14、および二次記憶装置15を含む。
通信インタフェース10は、処理装置および周辺端末との通信のための入出力インタフェースを構成する。また通信インタフェース10は、通信制御装置100に接続する携帯通信端末200や図示しないネットワークとの接続制御のためのインタフェースも含む。
CPU11は、オペレーティングシステムを動作させて本発明の第1の実施の形態に係る通信制御装置100の全体を制御する。また、CPU11は、例えば二次記憶装置15から主記憶装置14にプログラムまたはデータを読み出す。具体的には、通信制御装置100のCPU11は、第1の実施の形態における位置情報取得部110と時刻情報取得部120と制御部130として動作し、それぞれプログラム制御に基づいて各種の処理を実行する。また、通信制御装置100のCPU11は、1つに限らず2つ以上備えていてもよい。
主記憶装置14は、CPU11の制御に基づく作業用メモリである。
二次記憶装置15は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、または半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する。二次記憶装置15は、通信制御装置100が実行するためのコンピュータプログラムを一時的に記憶するまたは非一時的に記憶する。したがって、CPU11は、二次記憶装置15に記録されているコンピュータプログラムを読み込み、そのプログラムにしたがって、位置情報取得部110と時刻情報取得部120と制御部130として動作してもよい。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされてもよい。
なお、第1の実施の形態の説明において利用されるブロック図(図1)には、機能単位のブロックが示されている。これらの機能ブロックは、図3に示すコンピュータ装置に限らず、各部がハードウェア回路によって実現されてもよい。ただし、通信制御装置100が備える各部の実現手段は特に限定されない。すなわち、通信制御装置100は、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線または無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
以上のように構成された通信制御装置100の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
図4は、第1の実施の形態における通信制御装置100での携帯通信端末200の接続情報更新の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理は、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図4に示すように、まず、携帯通信端末200との通信が確立した場合、もしくは携帯通信端末200との通信が切断された場合、制御部130は、通信制御装置100の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を受信する(ステップS101)。通信制御装置100の現在位置を示す情報と現在の時刻情報は、それぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120から受信する。
次に、携帯通信端末200との通信が確立した場合(ステップS102でYES)かつ図示しない記憶部に記憶する接続情報(図2)に携帯通信端末200の接続情報が登録されていない場合(ステップS103でNO)、制御部130は、次のように動作する。すなわち、制御部130は、「接続状況」を通信確立済として携帯通信端末200の端末情報とステップS101で受信した通信制御装置100の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を、記憶部に記憶する接続情報に追加し、処理を終了する(ステップS104)。携帯通信端末200の接続情報が登録されている場合(ステップS103でYES)、制御部130は、当該列の「接続状況」を通信確立済としてステップS101で受信した通信制御装置100の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を上書きすることによって更新し、処理を終了する(ステップS105)。
次に、携帯通信端末200との通信が切断された場合(ステップS106でYES)、制御部130は、当該列の「接続状況」を通信切断としてステップS101で受信した通信制御装置100の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を上書きすることによって更新する(ステップS107)。
以上で、通信制御装置100は、携帯通信端末200の接続情報更新の動作を終了する。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における通信制御装置100は、装置内の記憶装置の容量を小型化し、通信制御装置のコストダウンや小型化が可能である。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、携帯通信端末200との通信が確立もしくは切断された場合、制御部130は、通信制御装置100の位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120から受信し、記憶するからである。このため、通信制御装置100は、装置内の記憶装置に記憶する接続情報が限られ、記憶装置の容量を増やすことなく、通信制御装置のコストダウンや小型化が可能となるという効果が得られる。
また、通信制御装置100の位置情報と時刻情報をそれぞれ記憶するときには、すでに記憶されている内容を更新することで、上記の効果を高めることができる。また、接続情報が登録されていない携帯通信端末200との通信が確立した場合、すなわち通信制御装置100と初めて通信する場合、制御部130は、携帯通信端末200の接続情報を追加する。これにより、制御部130は、接続した携帯通信端末200の数の接続情報を扱うことができる。したがって、通信制御装置100が扱う情報量をさらに限定することができ、通信制御装置のコストダウンや小型化にさらに寄与するという効果が得られる。
なお、変形例として、制御部130は、図示しない記憶部に記憶する接続情報の現在位置を示す情報に基づき地図を取得してもよい。図5は、変形例における制御部130が記憶する接続情報の一例を示す表である。具体的には、接続情報は、図2に示す接続情報の他に、新たに地図情報を備える。制御部130が地図情報を取得する方法は以下のとおりである。まず、携帯通信端末200の接続情報更新の動作を行った場合、制御部130は、Google(登録商標)マップなどの地図表示サービスに更新した現在位置を示す情報を送信する。制御部130は、地図表示サービスから現在位置を示す情報に対応付けられた地図情報を取得し、接続情報の要素の1つとして記憶する。取得した地図情報を記憶部の所定の領域に記憶し、その領域を示すアドレスを接続情報の要素の1つとして記憶してもよい。また、制御部130は、記憶した地図情報を所定の表示手段に表示して利用者に通知してもよい。このような変形例における通信制御装置100は、位置情報を利用者に直感的に理解しやすい地図情報として提供可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る通信制御装置101の構成を示すブロック図である。
図6を参照すると、本実施形態における通信制御装置101は、第1の実施形態のそれと比べて、制御部130の代わりに制御部131を備える。
通信制御装置101は、携帯通信端末200と無線LAN(Local Area Network)、たとえばWPS(Wi−Fi Protected Setup(登録商標))規格に基づいて通信接続を行う。
制御部131は、通信制御装置101が携帯通信端末200との接続を確立する際に、情報エレメントを付加されたWPS規格に基づく接続要求(Association Requestフレーム)を受信した場合、携帯通信端末200に対してWPS規格に基づく接続応答(Association Responseフレーム)を送信し、接続の処理を開始する(ただしこの処理は、携帯通信端末200の接続情報更新の処理には関わらないため、以降は割愛する)。この処理と同時に、第1の実施形態と同様、制御部131は、現在位置を示す情報と現在の時刻情報を、それぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120から受信し、図示しない記憶部に記憶する。情報エレメントを付加された接続要求とは、具体的にはData領域のビットのうち、所定のビットを“1”に設定され、携帯通信端末200から通信制御装置101に送信されるAssociation Requestフレームのことである。また、無線電波状況の悪化等により通信制御装置101と携帯通信端末200との間で通信ができなくなった場合、通信制御装置101は携帯通信端末200にWPS規格に基づく切断通知(Deauthenticationフレーム)を送信する。Deauthenticationフレームの送信をもって、制御部131は、通信制御装置101が携帯通信端末200との通信が切断されたと判断する。
図7は、第2の実施形態に係る通信制御装置101が受信するWPS規格に基づく接続要求(Association Requestフレーム)の概要の一例を示す図である。図7を参照すると、Association Requestフレームは、1オクテットのElement IDフィールドと、1オクテットのLengthフィールドと、4オクテットのOUI(Organizationally Unique Identifier)フィールドと、それ以降の可変長のオクテットのDataフィールドで構成される。本実施形態では、Association RequestフレームのDataフィールドの最上位ビットを“1”に設定することで、接続要求に情報エレメントが付加された状態とする。制御部131は、通信制御装置101がこのような接続要求を受信した場合、現在位置を示す情報と現在の時刻情報を受信し、図示しない記憶部に記憶する。
図8は、第2の実施の形態における通信制御装置101での携帯通信端末200の通信確立済の接続情報更新の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理は、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図8に示すように、まず、携帯通信端末200からWPS規格に基づく接続要求(Association Requestフレーム)を受信した場合(ステップS201でYES)、制御部131は、接続要求に情報エレメントが付加されているか確認する(ステップS202)。もし、情報エレメントが付加されていない場合(ステップS202でNO)、制御部131は、処理を終了する(WPS規格に基づく接続の処理は続行するが、前述のとおり本実施形態では割愛する)。情報エレメントが付加されている場合(ステップS202でYES)、次に、制御部131は、通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を受信する(ステップS203)。通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報は、それぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120から受信する。
次に、図示しない記憶部に記憶する接続情報の表に携帯通信端末200の接続情報が登録されていない場合(ステップS204でNO)、制御部131は、「接続状況」を通信確立済として携帯通信端末200の端末情報とステップS203で受信した通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を追加し終了する(ステップS205)。携帯通信端末200の接続情報が登録されている場合(ステップS204でYES)、制御部131は、当該列の「接続状況」を通信確立済としてステップS203で受信した通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を上書きし更新し終了する(ステップS206)。
以上で、通信制御装置101は、携帯通信端末200の通信確立済の接続情報更新の動作を終了する。
図9は、第2の実施の形態における通信制御装置101での携帯通信端末200の通信切断の接続情報更新の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理も、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図9に示すように、まず、携帯通信端末200との通信の切断を検知した場合(ステップS301でYES)、通信制御装置101は携帯通信端末200にWPS規格に基づく切断通知(Deauthenticationフレーム)を送信する(ステップS302)。
次に、制御部131は、通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を受信する(ステップS303)。通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報は、それぞれ位置情報取得部110と時刻情報取得部120から受信する。
次に、制御部131は、当該列の「接続状況」を通信切断としてステップS303で受信した通信制御装置101の現在位置を示す情報と現在の時刻情報を上書きし更新し終了する(ステップS304)。
以上で、通信制御装置101は、携帯通信端末200の通信切断の接続情報更新の動作を終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における通信制御装置101は、通信機器が対応する汎用的なプロトコルで適用可能なため、追加開発規模の低減が可能である。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に通信制御装置101は、携帯通信端末200とWPS(Wi−Fi Protected Setup(登録商標))規格に基づいて通信接続を行う。第2に、制御部131は、携帯通信端末200からWPS規格に基づく接続要求(Association Requestフレーム)を受信した場合、携帯通信端末200の通信確立済の接続情報更新の動作を実施する。また、制御部131は、携帯通信端末200との通信の切断を検知した場合、携帯通信端末200にWPS規格に基づく切断通知(Deauthenticationフレーム)を送信する。WPS規格は通信機器が対応する汎用的なプロトコルである。そのため、通信制御装置101は、本実施形態における上述した特許文献1のような専用であるロケータ用プロトコルよりも安価に開発できる。したがって、通信制御装置101は、通信機器が対応する汎用的なプロトコルで適用可能なため、追加開発規模の低減が可能という効果が得られる。
以上説明した、本発明の各実施形態における各構成要素は、その機能をハードウェア的に実現することはもちろん、プログラム制御に基づくコンピュータ装置、ファームウェアで実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどのコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られる。この読み取られたプログラムは、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態における構成要素として機能させる。
以上、各実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しえる様々な変更をすることができる。
たとえば、以上の各実施形態で説明した各構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はない。例えば、各構成要素は、複数の構成要素が1個のモジュールとして実現されたり、一つの構成要素が複数のモジュールで実現されたりしてもよい。また、各構成要素は、ある構成要素が他の構成要素の一部であったり、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していたり、といったような構成であってもよい。
また、以上説明した各実施形態では、複数の動作をフローチャートの形式で順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、各実施形態を実施するときには、その複数の動作の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
10 通信インタフェース
11 CPU
14 主記憶装置
15 二次記憶装置
100、101 通信制御装置
110 位置情報取得部
120 時刻情報取得部
130、131 制御部
200 携帯通信端末

Claims (9)

  1. 通信制御装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    時刻情報を取得する時刻情報取得部と、
    WPS(Wi−Fi Protected Setup(登録商標))規格に基づいて携帯通信端末との通信接続を行い、前記携帯通信端末から、所定の情報が付加された接続要求を受信した場合、前記位置情報と前記時刻情報をそれぞれ前記位置情報取得部と前記時刻情報取得部より受信し、記憶する制御部と
    を備える通信制御装置。
  2. 前記制御部は、所定の手段により記憶する位置情報の地図情報を要求された場合、前記位置情報に基づき地図情報を取得する請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記制御部は、前記携帯通信端末との通信が切断された場合、前記位置情報と前記時刻情報をそれぞれ前記位置情報取得部と前記時刻情報取得部より受信し、記憶する請求項1または2に記載の通信制御装置。
  4. WPS(Wi−Fi Protected Setup(登録商標))規格に基づいて携帯通信端末との通信接続を行い、
    前記携帯通信端末から、所定の情報が付加された接続要求を受信した場合、制御部が、通信制御装置の位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部と時刻情報取得部より受信し、記憶する
    通信制御装置の通信制御方法。
  5. 所定の手段により記憶する位置情報の地図情報表示を要求された場合、制御部が、前記位置情報に基づき地図情報を取得する請求項4に記載の通信制御装置の通信制御方法。
  6. 前記携帯通信端末との通信が切断された場合、前記制御部が、前記通信制御装置の前記位置情報と前記時刻情報をそれぞれ前記位置情報取得部と前記時刻情報取得部より受信し、記憶する請求項4または5に記載の通信制御装置の通信制御方法。
  7. WPS(Wi−Fi Protected Setup(登録商標))規格に基づいて携帯通信端末との通信接続を行い、
    前記携帯通信端末から、所定の情報が付加された接続要求を受信した場合、通信制御装置の位置情報と時刻情報をそれぞれ位置情報取得部と時刻情報取得部より受信し、記憶する処理
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 所定の手段により記憶する位置情報の地図情報表示を要求された場合、前記位置情報に基づき地図情報を取得する処理をコンピュータに実行させる請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記携帯通信端末との通信が切断された場合、前記通信制御装置の前記位置情報と前記時刻情報をそれぞれ前記位置情報取得部と前記時刻情報取得部より受信し、記憶する処理
    をコンピュータに実行させる請求項7または8に記載のプログラム。
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