JP6565619B2 - 雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法 - Google Patents

雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6565619B2
JP6565619B2 JP2015221274A JP2015221274A JP6565619B2 JP 6565619 B2 JP6565619 B2 JP 6565619B2 JP 2015221274 A JP2015221274 A JP 2015221274A JP 2015221274 A JP2015221274 A JP 2015221274A JP 6565619 B2 JP6565619 B2 JP 6565619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raindrop
vehicle
edge
raindrops
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015221274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017090271A (ja
Inventor
翔 鷹野
翔 鷹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015221274A priority Critical patent/JP6565619B2/ja
Publication of JP2017090271A publication Critical patent/JP2017090271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6565619B2 publication Critical patent/JP6565619B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法に関するものである。
近年、車両ワイパ装置としては、雨滴検出装置にて雨滴を検出し、ワイパを自動的に駆動させるものが開発されている。このような雨滴検出装置としては、車両内部から車両ウィンドを撮像して得られた画像データに基づいて雨滴の有無を判定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−142353号公報
ところで、車両ウィンドに付着した雨滴は、例えば、走行風の影響等によって、ちらついて見えることがあり、撮像するタイミングによっては背景と雨滴との境目が判別不能となり、雨滴を精度良く検出することが困難となる。例えば、順次(例えば1秒間に30フレーム)撮像される画像データ中のエッジを抽出し、画像データの過去の数回(数フレーム)で同じ位置にエッジが存続していることに基づいて雨滴が存在していると判定するような処理では、ちらつきによってエッジが断続的に検出されることで雨滴が付着していても雨滴が存在していないと判定される虞がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、雨滴の存在を精度良く検出することができる雨滴検出装置、車両ワイパ装置、及び雨滴検出方法を提供することにある。
上記課題を解決する雨滴検出装置は、車両内部から車両ウィンドを撮像して画像データを取得するウィンド面検出センサと、前記画像データに基づいて雨滴の有無を判定する雨滴判定部とを備えた雨滴検出装置であって、前記雨滴判定部は、順次撮像される前記画像データ中のエッジを抽出するエッジ抽出処理を行い、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あると、エッジが存続したと判定する存続判定処理をq段階(但しqは複数)繰り返して、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無を判定する。
同構成によれば、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あるとエッジが存続したと判定する存続判定処理がq段階(但しqは複数)繰り返されて、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無が判定される。このようにすると、例えば、走行風の影響等により雨滴がちらついて見えるような場合でも、そのちらつきを考慮して雨滴が存在していることを精度良く検出することができる。
上記雨滴検出装置において、前記雨滴判定部は、前記m、p、qの値を車両状況に応じて、雨滴のちらつきの要素が除去されるように設定することが好ましい。
同構成によれば、雨滴判定部は、前記m、p、qの値を車両状況に応じて、雨滴のちらつきの要素が除去されるように設定するため、車両状況に応じて雨滴が存在していることをより精度良く検出することができる。
上記雨滴検出装置において、前記雨滴判定部は、抽出されたエッジのデータに基づいて、直線性の高いエッジの群は雨滴の判定から除去する直線除去処理を行うことが好ましい。
同構成によれば、雨滴判定部は、抽出されたエッジのデータに基づいて、直線性の高いエッジの群は雨滴の判定から除去する直線除去処理を行うため、例えば、背景における車線のような人工物に基づいたエッジの群を雨滴として誤判定してしまうことを回避することができる。
上記雨滴検出装置において、前記ウィンド面検出センサは、撮像素子とレンズとを有し、前記撮像素子の撮像面と前記レンズの主面とは、前記撮像面を含む平面と前記主面を含む平面と前記車両ウィンドの外表面を含む平面とが一直線上で交わるように、傾けて設けられることが好ましい。
同構成によれば、撮像素子の撮像面とレンズの主面とは、撮像面を含む平面と主面を含む平面と車両ウィンドの外表面を含む平面とが一直線上で交わるように、傾けて設けられるため、シャインプルーフの原理によって、焦点(ピント)を車両ウィンドの外表面に沿った広い範囲に合わせることができる。よって、例えば、車両ウィンドと正対しない位置であって搭乗者の視界の邪魔にならない位置に配置しても、車両ウィンドの外表面に焦点が合うとともに背景には焦点が合っていない(背景がぼけた)画像データを得ることができる。そして、背景についてはエッジが抽出され難くなり、雨滴についてはエッジが抽出され易くなるため、以後の判定で、雨滴の存在を精度良く検出することができるようになる。
上記課題を解決する車両ワイパ装置は、上記雨滴検出装置と、前記雨滴判定部による雨滴の有無の判定に基づいて、ワイパモータを駆動制御するワイパ制御部とを備える。
同構成によれば、雨滴検出装置にて雨滴が存在していることを精度良く検出して、ワイパ制御部にて精度良くワイパモータを駆動制御させることができ、良好に車両ウィンドを払拭することができる。
上記課題を解決する雨滴検出方法は、車両内部から車両ウィンドを撮像して画像データを取得し、前記画像データに基づいて雨滴の有無を判定する雨滴検出方法であって、順次撮像される前記画像データ中のエッジを抽出するエッジ抽出処理を行い、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あると、エッジが存続したと判定する存続判定処理をq段階(但しqは複数)繰り返して、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無を判定することを特徴とする雨滴検出方法。
同方法によれば、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あるとエッジが存続したと判定する存続判定処理がq段階(但しqは複数)繰り返されて、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無が判定される。このようにすると、例えば、走行風の影響等により雨滴がちらついて見えるような場合でも、そのちらつきを考慮して雨滴が存在していることを精度良く検出することができる。
本発明の雨滴検出装置、車両ワイパ装置、及び雨滴検出方法では、雨滴の存在を精度良く検出することができる。
一実施形態における車両の模式断面図。 一実施形態における雨滴判定部が行う処理のフローチャート。 一実施形態におけるカメラにて撮像された画像。 一実施形態における複数段階の存続判定処理を説明するための説明図。
以下、雨滴検出装置を備えた車両ワイパ装置の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、車両Cには、ルーフパネル1の車両前方側端部から車両前方側に向かって斜め下方に延びるように車両ウィンドとしてのフロントガラス2が設けられている。又、車両Cにおけるルーフパネル1の下面には、運転席3から後方を確認するためのバックミラー4が支持されている。
又、車両Cには、車両Cの内部からフロントガラス2を撮像してカラーの画像データを順次(例えば1秒間に30フレーム)得るためのウィンド面検出センサとしてのカメラ11が設けられている。カメラ11は、筐体12と、筐体12内に収容保持された撮像素子としてのCMOS(イメージ)センサ13と筐体12から外部に露出するように保持されたレンズ14とを有する。カメラ11は、バックミラー4の車両前方側に配置されるように、本実施形態ではルーフパネル1に固定されている。
そして、CMOSセンサ13の撮像面13aとレンズ14の主面14aとは、前記撮像面13aを含む平面と前記主面14aを含む平面とフロントガラス2の外表面2aを含む平面とが一直線L上で交わるように、傾けて設けられている。尚、フロントガラス2の外表面2aは、実際は湾曲しており平面ではないが、その湾曲面に最も近い平面を用いて、CMOSセンサ13の撮像面13aとレンズ14の主面14aとの傾きが設定されている。又、図1は、車両Cを側方(車両幅方向)から見た模式断面図であって、前記撮像面13aを含む平面を直線S1として図示し、前記主面14aを含む平面を直線S2として図示し、フロントガラス2の外表面2aを含む平面を直線S3として図示し、一直線Lは紙面直交方向に延びるため、点で図示している。
又、車両Cには、カメラ11に接続された制御回路21が設けられている。制御回路21は、前記画像データに基づいて雨滴の有無を判定する雨滴判定部22と、雨滴判定部22による雨滴の有無の判定に基づいて、ワイパモータMを駆動制御するワイパ制御部23とを有する。
次に、雨滴判定部22が行う処理について説明する。
図2に示すように、制御回路21の雨滴判定部22は、ステップS101において、カラーの画像データをカメラ11から取得し、ステップS102に移行する。
ステップS102において、雨滴判定部22は、取得したカラーの画像データをグレースケールの画像データに変換するグレースケール演算を行い、ステップS103に移行する。尚、図3は、グレースケールの画像の例である。
ステップS103において、雨滴判定部22は、各画素に関する微分演算を行い、ステップS104に移行する。
ステップS104において、雨滴判定部22は、前記ステップS103における微分演算の結果を用いて、予め記憶していた閾値を越えるか否かを判定することで、画像データ中のエッジ(明るさが鋭敏に変化している箇所)を抽出し、ステップS105に移行する。
ステップS105において、雨滴判定部22は、抽出されたエッジのデータに基づいて、直線性の高いエッジの群は雨滴の判定から除去する直線除去処理を行い、ステップS106に移行する。即ち、ここでは、抽出された多数のエッジの中から、雨滴の可能性が低く、車線31(図3参照)や建物のような人工物である可能性が高い直線性を有するエッジの群を、雨滴であると誤判定しないように、抽出したエッジの中から除去する。
ステップS106において、雨滴判定部22は、車速等の車両状況の情報Zを図示しない車両ECU等から取得し、ステップS107に移行する。
ステップS107において、雨滴判定部22は、取得した車速等の車両状況の情報Zに応じて、後述するm、p、qの値を、雨滴のちらつきの要素が除去されるように(最適な値に)設定し、ステップS108に移行する。尚、このm、p、qの値は、予め記憶させておいたマップや演算式等を用いて決定する値であって、mは複数、pはm未満の整数、qは複数である。
ステップS108において、雨滴判定部22は、前記直線性の高いエッジの群が除去されたエッジのデータに基づいて、同じ位置におけるエッジが過去m回中にp回あるとエッジが存続したと判定する存続判定処理を行い、ステップS109に移行する。
具体的には、例えば、図4に示すように、mが「3」でpが「2」に設定された場合、(1段階目の)存続判定処理では、同じ位置におけるエッジが過去3回中(最新を含む過去3フレーム中)に2回あると、エッジが存続した(図4中、「有」)と判定し、エッジが過去3回中に2回ないと、エッジが存続していない(図4中、「無」)と判定する。
ステップS109において、雨滴判定部22は、前記存続判定処理をq段階行ったか否かを判定し、q段階行っていないとステップS108に移行し、q段階行っているとステップS110に移行する。
具体的には、例えば、図4に示すように、qが「3」に設定された場合、前述したように1段階目の存続判定処理を行って得た結果から、2段階目の存続判定処理を行い、更にその結果から、3段階目の存続判定処理を行って、次のステップS110に移行する。
ステップS110において、雨滴判定部22は、前記存続判定処理の結果であって、最終的に(q段階の存続判定処理を行って)存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無を判定し、その判定結果を前記ワイパ制御部23に送信して処理を終了する。
すると、ワイパ制御部23は、雨滴判定部22による雨滴の有無の判定に基づいて、ワイパモータMを駆動制御する。具体的には、本実施形態のワイパ制御部23は、例えば、雨滴判定部22にて判定された雨滴の量に応じたモード(低速モードや高速モードや間欠モード等)でワイパモータMを駆動させる。
次に、上記のように構成された車両ワイパ装置の作用について説明する。
例えば、車内に設けられたレバースイッチSWがオート位置に操作されていると、カメラ11によって車両Cの内部からフロントガラス2が定期的に撮像される。尚、図1では、カメラ11による撮像範囲(角度)を破線で図示している。そして、雨滴判定部22によって、撮像した画像データに基づいてフロントガラス2上に雨滴等が付着していると判定されると、ワイパ制御部23によってワイパモータMが駆動されて図示しないワイパによってフロントガラス2が払拭され、自動的に雨滴等が除去される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)雨滴判定部22によって、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あるとエッジが存続したと判定する存続判定処理がq段階(但しqは複数)繰り返されて、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無が判定される。このようにすると、例えば、走行風の影響等により雨滴がちらついて見えるような場合でも、そのちらつきを考慮して雨滴が存在していることを精度良く検出することができる。
(2)雨滴判定部22は、前記m、p、qの値を車両状況(車速等)に応じて、雨滴のちらつきの要素が除去されるように設定するため、車両状況に応じて雨滴が存在していることをより精度良く検出することができる。
(3)雨滴判定部22は、抽出されたエッジのデータに基づいて、直線性の高いエッジの群は雨滴の判定から除去する直線除去処理を行うため、例えば、背景における車線31のような人工物に基づいたエッジの群を雨滴として誤判定してしまうことを回避することができる。
(4)カメラ11は、バックミラー4の車両前方側に配置されるため、搭乗者の視界の邪魔になることが防止される。又、CMOSセンサ13の撮像面13aとレンズ14の主面14aとは、撮像面13aを含む平面と主面14aを含む平面とフロントガラス2の外表面2aを含む平面とが一直線L上で交わるように傾けて設けられるため、シャインプルーフの原理によって、焦点(ピント)をフロントガラス2の外表面2aに沿った広い範囲Xに合わせることができる。尚、図1では、焦点の合う範囲Xを模式的に2点鎖線で図示している。よって、フロントガラス2と正対しない位置であって搭乗者の視界の邪魔にならない位置に配置しても、フロントガラス2の外表面2aに焦点が合うとともに背景には焦点が合っていない(背景がぼけた)画像データを得ることができ、フロントガラス2の外表面2aの情報(雨滴の輪郭等)を高精細に得ることができる。そして、背景についてはエッジが抽出され難くなり、雨滴についてはエッジが抽出され易くなるため、以後の判定で、雨滴の存在を精度良く検出することができるようになる。その結果、例えば、フロントガラス2上に雨滴等が付着しているか否かの判定を高精度に行うことができ、ワイパ制御部23にて精度良くワイパモータMを駆動制御させることができ、良好にフロントガラス2を払拭することができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態のm、p、qの値は、複数段階の存続判定処理にて雨滴のちらつきの要素が除去される(ちらつきの影響を排除できる)ように設定されればよく、車両状況の情報Zは、例えば、車速の他に操舵角度や車両周囲の明るさ等がある。例えば、車速が速いときには、短時間でちらつきが発生する虞が高いため、分母となるmを大きな値に設定することで、雨滴のちらつきの要素が除去されるようにすることができる。また、その他の車両状況に応じても雨滴のちらつきの要素が除去されるように(理論的に、又は実験から導き出して最適な値に)前記m、p、qの値を設定すればよい。即ち、m、p、qの値は、雨滴が存在しているのに存在していないと判定される誤判定や、雨滴が存在していないのに存在していると判定される誤判定を減らすことができる値に設定すればよい。また、例えば、m、p、qの値は、車両状況(情報Z)に関わらず一定としてもよい。尚、勿論、m、p、qの値は、カメラ11のフレームレートに応じて設定を変更してもよい。
・上記実施形態では、抽出されたエッジのデータに基づいて、直線性の高いエッジの群は雨滴の判定から除去する直線除去処理を行うとしたが、これに限定されず、直線除去処理を省略してもよい。
・上記実施形態では、CMOSセンサ13の撮像面13aとレンズ14の主面14aとは、撮像面13aを含む平面と主面14aを含む平面とフロントガラス2の外表面2aを含む平面とが一直線L上で交わるように傾けて設けられるとしたが、これに限定されず、前記撮像面13aと前記主面14aとが正対したカメラ11を用いてもよい。尚、この場合、例えば、カメラ11(詳しくは前記撮像面13aと前記主面14a)をフロントガラス2に正対させることが好ましい。勿論、カメラ11は、ルーフパネル1以外の他の位置に固定してもよい。また、カメラ11(詳しくは前記撮像面13aと前記主面14a)をフロントガラス2に正対させる場合、撮像する範囲は小さくしてもよい。
・上記実施形態では、カメラ11は、車両Cの内部からフロントガラス2を撮像するとしたが、リヤガラス等、他の車両ウィンドを撮像するようにしてもよい。
・上記実施形態では、撮像素子をCMOSセンサ13としたが、これに限定されず、例えばCCD(イメージ)センサ等の他の撮像素子に変更してもよい。
・上記実施形態では、雨滴判定部22による雨滴の有無の判定に基づいて、ワイパモータMを駆動制御するとしたが、判定の結果を他の用途に用いるようにしてもよい。
・上記実施形態では、カメラ11は、単純に外部に露出したレンズ14だけを備えたように記載したが、これに限定されず、筐体12の内部にもレンズを備えたカメラとしてもよく、それらのレンズ(主面)と撮像面13aとを傾けて、シャインプルーフの原理によって、焦点をフロントガラス2の外表面2aに沿った広い範囲Xに合わせてもよい。
2…フロントガラス(車両ウィンド)、11…カメラ(ウィンド面検出センサ)、13…CMOSセンサ(撮像素子)、13a…撮像面、14…レンズ、14a…主面、22…雨滴判定部、23…ワイパ制御部、C…車両、L…一直線、M…ワイパモータ。

Claims (6)

  1. 車両内部から車両ウィンドを撮像して画像データを取得するウィンド面検出センサと、
    前記画像データに基づいて雨滴の有無を判定する雨滴判定部と
    を備えた雨滴検出装置であって、
    前記雨滴判定部は、順次撮像される前記画像データ中のエッジを抽出するエッジ抽出処理を行い、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あると、エッジが存続したと判定する存続判定処理をq段階(但しqは複数)繰り返して、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無を判定することを特徴とする雨滴検出装置。
  2. 請求項1に記載の雨滴検出装置であって、
    前記雨滴判定部は、前記m、p、qの値を車両状況に応じて、雨滴のちらつきの要素が除去されるように設定することを特徴とする雨滴検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の雨滴検出装置であって、
    前記雨滴判定部は、抽出されたエッジのデータに基づいて、直線性の高いエッジの群は雨滴の判定から除去する直線除去処理を行うことを特徴とする雨滴検出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の雨滴検出装置であって、
    前記ウィンド面検出センサは、撮像素子とレンズとを有し、
    前記撮像素子の撮像面と前記レンズの主面とは、前記撮像面を含む平面と前記主面を含む平面と前記車両ウィンドの外表面を含む平面とが一直線上で交わるように、傾けて設けられたことを特徴とする雨滴検出装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の雨滴検出装置と、
    前記雨滴判定部による雨滴の有無の判定に基づいて、ワイパモータを駆動制御するワイパ制御部と
    を備えたことを特徴とする車両ワイパ装置。
  6. 車両内部から車両ウィンドを撮像して画像データを取得し、前記画像データに基づいて雨滴の有無を判定する雨滴検出方法であって、
    順次撮像される前記画像データ中のエッジを抽出するエッジ抽出処理を行い、同じ位置におけるエッジが過去m回(但しmは複数)中にp回(但しpはm未満の整数)あると、エッジが存続したと判定する存続判定処理をq段階(但しqは複数)繰り返して、最終的に存続したと判定されたエッジに基づいて雨滴の有無を判定することを特徴とする雨滴検出方法。
JP2015221274A 2015-11-11 2015-11-11 雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法 Active JP6565619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015221274A JP6565619B2 (ja) 2015-11-11 2015-11-11 雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015221274A JP6565619B2 (ja) 2015-11-11 2015-11-11 雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017090271A JP2017090271A (ja) 2017-05-25
JP6565619B2 true JP6565619B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=58770422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015221274A Active JP6565619B2 (ja) 2015-11-11 2015-11-11 雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6565619B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10049284B2 (en) * 2016-04-11 2018-08-14 Ford Global Technologies Vision-based rain detection using deep learning

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10111249A (ja) * 1996-10-09 1998-04-28 Fujitsu Ten Ltd 視界状態検出装置
JPH10142353A (ja) * 1996-11-15 1998-05-29 Mitsuba Corp 雨滴検出方法
DE19909989B4 (de) * 1999-03-06 2006-09-28 Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Detektieren von auf einer durchsichtigen Scheibe befindlichen Objekten
JP4257627B2 (ja) * 1999-11-19 2009-04-22 日本精機株式会社 雨滴検出装置
JP4862766B2 (ja) * 2007-07-03 2012-01-25 株式会社デンソー ワイパー制御装置
DE102012205012A1 (de) * 2011-07-12 2013-01-17 Robert Bosch Gmbh Kamerasystem für den Einsatz in einem Fahrzeug sowie Fahrzeug mit einem derartigen Kamerasystem
JP5812343B2 (ja) * 2011-12-29 2015-11-11 株式会社デンソー ワイパ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017090271A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353127B2 (ja) レインセンサ
EP2351351B1 (en) A method and a system for detecting the presence of an impediment on a lens of an image capture device to light passing through the lens of an image capture device
JP4248558B2 (ja) 道路区画線検出装置
JP4539415B2 (ja) 画像処理装置
JP6364797B2 (ja) 画像解析装置、および画像解析方法
US9224052B2 (en) Method for in-image periodic noise pixel inpainting
JP5759950B2 (ja) 車載カメラ装置
CN110612718B (zh) 照相装置
WO2016056088A1 (ja) 車載カメラ制御装置
JP4211043B2 (ja) 雨滴検出装置
JP4760089B2 (ja) 車載画像処理装置、および画像処理方法
JP4257627B2 (ja) 雨滴検出装置
JP4798945B2 (ja) 撮像装置
JP6565619B2 (ja) 雨滴検出装置、車両ワイパ装置及び雨滴検出方法
JP6672202B2 (ja) 車載カメラシステム、付着物検出装置、付着物除去方法、及び付着物検出プログラム
JP6701327B2 (ja) グレア検出方法及び装置
US20050232464A1 (en) Vehicle running state judging apparatus
CN110611772B (zh) 车用取像装置及其曝光参数设定方法
JP6003396B2 (ja) 撮像装置、車載用監視装置および対象物検知方法
JP4821348B2 (ja) 道路区間線検出装置及び方法並びにプログラム
EP3200445B1 (en) Image capture device, vehicle, and fluctuation detecting method
EP3336748A1 (en) Detection of heavy rain by temporally measuring blur from edges
JP2019099008A (ja) 雨滴検出装置及びワイパ制御装置
EP2542453B1 (en) Method and device of raindrop detection on a windscreen
JP4710437B2 (ja) 対象物探索装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180501

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190715

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6565619

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250