JP6561545B2 - 製袋パウチ角部切り落とし装置 - Google Patents

製袋パウチ角部切り落とし装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6561545B2
JP6561545B2 JP2015078316A JP2015078316A JP6561545B2 JP 6561545 B2 JP6561545 B2 JP 6561545B2 JP 2015078316 A JP2015078316 A JP 2015078316A JP 2015078316 A JP2015078316 A JP 2015078316A JP 6561545 B2 JP6561545 B2 JP 6561545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
making
pouch
corner
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015078316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016198884A (ja
Inventor
信二 村上
信二 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2015078316A priority Critical patent/JP6561545B2/ja
Publication of JP2016198884A publication Critical patent/JP2016198884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6561545B2 publication Critical patent/JP6561545B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Description

本発明は、製袋パウチを複数枚重ね合わせた製袋パウチ束の、角部を切り落として、面取りをする製袋パウチ角部切り落とし装置に関する。
製袋パウチは一般的に、製袋機で連続的に大量に生産され、その多くは袋状に熱シールされ、製袋機最終工程で個別に断裁されて排出されるが、この断裁だけされて排出されるパウチは多くの場合長方形であり、角部の面取りは施されていない。
一般的に製袋パウチは、柔らかい素材で作られており、パウチ角部が、他パウチを破損させたりパウチ角部により人の怪我に繋がる心配はなく、面取りを施さずに出荷されている。
しかしながら、剛性のある丈夫な材料で作られた製袋パウチの場合は、製袋機で製袋された後、他の製袋パウチを破損してしまうといった、悪影響を取り除くため、角丸抜き装置と呼ばれる面取りする装置で、製袋パウチの4角部を面取りすることが行われている。
本件の技術的背景は、オフライン別工程での角丸抜きであり、世の中には製袋機の中にインラインで角丸抜き工程を組み込んである製袋機もあるが、本発明は、オフライン装置であるため説明は省略する。
この面取りの形状の多くは、R形状とC面取り形状であり、断裁刃はこの形状の刃型をした打ち抜き刃を用いている。
この面取りに用いられる装置は、一般に角丸抜き装置と呼ばれ、パウチを適度な枚数だけ手で揃えて機械にセットし、揃えられた角部一箇所あるいは二箇所を、面取り形状に合わせた刃物で切り落とす構造となっている。
これらの従来からある角丸抜き装置は、パウチを平積みでセットするタイプのものと、パウチを立てて(角部を下向きに)セットするタイプの二通りのものがあり、それぞれ特徴がある。
図3は、現在、国内で広く使われている、製袋パウチ束6(100〜250枚)を平積みにして二箇所の角部を一度に切り落とす角丸抜き装置であり、製袋パウチをセットする際、手で製袋パウチを掴み製袋パウチ束の二面を平らな板の上でできるだけ揃えて、手で持ったまま装置にセットする。
この方式では、揃えられた面を含む二箇所の角部を同時に切り落とすことができるため、一束二回の作業で終了できる(特許文献1)。
この装置は、製袋パウチ束6をセットする際、手で製袋パウチを掴みパウチ束の二面を平らな板の上でできるだけ揃えて、手で持ったまま装置にセットするが、この時、揃えた一面を奥に突き当ててセットし、そのあと左右両側を当て板などで叩いて幅方向を揃える。
製袋パウチ束6がセットされた後、製袋パウチ束6が動かない様押えた後、刃物1が移動し、角部10が切り落とされる。この角丸抜き工程に供される製袋パウチは、ほとんど
が上流の製袋機により製造されるもので、樹脂フィルムを二枚重ねて熱シールされ、個別に断裁されてできあがるものである。
製袋パウチが製袋機の、最終工程で断裁される際には、ほとんどの場合各製袋パウチ上に印刷されたセンサーマーク、あるいは特徴的な絵柄などの濃淡を光学センサーで検知し、送りを停止させて、刃物でカット、という間欠送りをして断裁している。
そのため、断裁時の製袋パウチの寸法精度は、製袋機の間欠送り時の精度によるもので、この精度はさらに、パウチの送り精度、停止精度、さらには印刷精度や、ヒーター加熱時のパウチの伸縮も影響する。実際のパウチの外形寸法のばらつきを調べると、おおよそ±0.5mmほどあり、最大のものと最小のものでは1.0mmほどの差が生じている。
製袋パウチ100枚から200枚を、手で束ねて揃えて、製袋パウチ束6とし、角丸抜き装置にセットし、さらに両側に当て板を突き当てて揃えようとしても、±0.5mmの誤差は修正することはできない。積層された製袋パウチ束6の、隣り合う二面だけは揃えられても反対側の二面は、パウチの寸法誤差がそのまま発生し、製袋パウチ各々の、角丸部の断裁形状にもそのままパウチの寸法誤差が反映されてしまう。
図4は、製袋パウチ束の一角部だけを揃えて、その一角部だけを切り落とす装置を示しているが、製袋パウチの寸法誤差は、切り落とされた角丸部には表れないことになり、誤差の少ない角丸形状が供される。
しかしながら、この方式では、一回に切り落とされる角部は一か所のみであるため、四隅を切り落とすためには、四回の機械操作が必要となり、二角切り落とす装置に比べ二倍の時間がかかってしまう。また、手作業で、角部4箇所の位置を変更することが必要であり、大きな手間となっている。
特開平8−244143号公報
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、断裁時に生じる製袋パウチの寸法精度の低下がなく、大きな手間となっている角部の位置変更を、自動的に行うことのできる、製袋パウチ角部切り落とし装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、製袋パウチの角部を切り落とすための、製袋パウチ角部切り落とし装置であって、
前記製袋パウチの複数枚からなる束を装着する、2枚からなる揃えガイドを備え、
前記揃えガイドは、前記複数枚の製袋パウチ束が45度傾く様にV字に形成され、下端部には開口部を備えており、
前記開口部により、露出されている前記製袋パウチ束の角部を突き上げる、突き上げ部材を備え、
前記開口部により露出されている製袋パウチ束の角部を、前記突き上げ部材により、前記揃えガイドの一方のガイドと並行に、角部を押し上げて移動させることで、製袋パウチ束のみを90度回転させる機構を備え、
前記製袋パウチ束の角部を下に向けた状態で、刃物により、パウチ束の一角を切り落とす機構を備えたことを特徴とする製袋パウチ角部切り落とし装置である。
また、請求項2に記載の発明は、前記V字に形成された2枚の揃えガイドに、製袋パウチ束を揺り動かす機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の製袋パウチ角部切り落とし装置である。
本発明により、製袋パウチ束を、手で入れ替える作業を無くすとともに、断裁時に生じる製袋パウチの寸法精度の低下を生じさせない製袋パウチ角部切り落とし装置を提供できる。
本発明の製袋パウチ角部切り落とし装置を示した概念図である。 本発明の、製袋パウチ束6が、突き上げ部材9により、90度回転する工程を示した概念図である。 一般的な、二角を一度に切り落とす製袋パウチの角丸抜き装置の構成を示した概念図である。 一般的な、一角部だけを切り落とす製袋パウチの角丸抜き装置の構成を示した概念図である。
以下本発明を実施するための形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の、製袋パウチ角部切り落とし装置20を示しており、2枚の揃えガイドは、装着される製袋パウチ束6が、45度傾く様V字形に設けられている。
2枚の揃えガイド7、8の下端部には、開口部を備えており、さらに、刃物1、製袋パウチ押さえ4、突き上げ部材9から構成される。
製袋パウチ束6の角部を切り落とす刃物1は刃取付け台3にとりつけられ、刃物1の駆動は、二本の直動ガイド2に支持されて、滑らかに、精度良く可動する構造である。
突き上げ部材9は、製袋パウチ束6のみを90度回転させるためのものであり、突き上げ部材9は、揃えガイド1(V字)7に沿って、移動できる様になっている。V字型の揃え部の開口部から、シリンダ等の駆動手段により突き上げ部材9を駆動させることにより、製袋パウチ束6を突き上げて、製袋パウチ束6を回転させる。
図2は、製袋パウチ束6を、突き上げ部材9により90度回転させる工程を示しており、装置の上部から製袋パウチ束6が投入されると、下製袋パウチ束6は、四隅の内、どこか一つの角部が重力方向となりセットされる。
この角を挟む製袋パウチ束の二辺は、±45度に傾いており、1箇所の角部10を基準に揃えられ、真下に向けて収納され(図2(a))、この状態で製袋パウチ束6が倒れ出ない様に正面ガイド2で押さえながら、偏芯カム5などで揃え動作が行われる。
その後上面、側面、正面の3面のパウチ押え4が動作し、さらにパウチの断裁部(角部)近傍を押えて、最後に刃物1ユニットが動作して、パウチ角部を切り落とし、切り落とした後、刃物1ユニットが戻り、次にパウチ押え4が戻り、一角目の断裁が完了する。その後、刃物1やパウチ押え4は製袋パウチ束6の回転の邪魔にならない様に退避させる。
突き上げ部材9が、開口部から駆動手段により揃えガイド1(V字)7に沿って、上昇するときに、製袋パウチ束6の角部を持ち上げ、角部10は斜面1に沿って押し上げられ
、逆に、角部11は斜面2に沿って下がっていき、(a)から(b)と進み、(c)において、角部10と角部11が平行になり、さらに進み(d)、製袋パウチ束6が徐々に回転し、(e)の時点で90度回転することになる。
製袋パウチ束6の角部近傍をシリンダ等の駆動手段により、揃えガイド7に沿って移動できる突き上げ部材9によって、押し上げていくと、前記動作説明の通りに、製袋パウチ束6は90度回転を起こし、次の二角目の加工へ移る。
90度回転させた状態で、製袋パウチ押さえ4を用いて、製袋パウチ束6を固定した後、刃取付け台を駆動させ、刃物1により、製袋パウチ束の一角を切り落とす。四つの角部を加工するためには、さらに3回の入替えが必要となる。この時、製袋パウチ束6の、一角部だけはパウチの寸法公差によらず、角部は整列する。
突き上げ部材9は、製袋パウチを、1袋残らず、押し上げるために、製袋パウチ正面押さえ背面との幅よりも大きくなければならない。
この、製袋パウチ束6の角部10を、90度V字型の壁面に沿わせて整列させるとき、揃え状態を改善するために、偏芯カム5などで製袋パウチ束6の端面を揺すり動かすことで、整列させると、効果的であり、整列効果を上げるために、振動アクチュエーター等を用いて、揃えガイド7、8を一定時間振動させて、整列効果を促すことも可能である。
製袋パウチ束6の角部を切り落とす際に、製袋パウチを固定するために製袋パウチ押え4があり、刃物1による切り落とし動作の直前に、上面、側面、正面の3面の押えをエアーシリンダーより駆動して、製袋パウチ束6を押える。
これを動かす手段として、エアーシリンダーを記載したが、他に電動アクチュエーターやモーターで駆動してよい。
本発明の製袋パウチ角部切り落とし装置20を用いることで、四角部とも精度のよい角丸形状が得られる。そのため、角丸形状不良による不良が少なくなる。また、一角ずつ切り落とす精度の良い方式に比べ、同じく精度が良いのに加え、パウチ束の手作業による入れ替え作業を三回短縮できる。
1・・・刃物(ポンチ)
2・・・直動ガイド
3・・・刃取り付け台
4・・・製袋パウチ押さえ(正面)
5・・・偏芯カム
6・・・製袋パウチ束
7・・・揃えガイド1(V字)
8・・・揃えガイド2(V字)
9・・・突き上げ部材
10・・・角部1
11・・・角部2
20・・・製袋パウチ角部切り落とし装置

Claims (2)

  1. 製袋パウチの角部を切り落とすための、製袋パウチ角部切り落とし装置であって、
    前記製袋パウチの複数枚からなる束を装着する、2枚からなる揃えガイドを備え、
    前記揃えガイドは、前記複数枚の製袋パウチ束が45度傾く様にV字に形成され、下端部には開口部を備えており、
    前記開口部により、露出されている前記製袋パウチ束の角部を突き上げる、突き上げ部材を備え、
    前記開口部により露出されている製袋パウチ束の角部を、前記突き上げ部材により、前記揃えガイドの一方のガイドと並行に、角部を押し上げて移動させることで、製袋パウチ束のみを90度回転させる機構を備え、
    前記製袋パウチ束の角部を下に向けた状態で、刃物により、製袋パウチ束の一角を切り落とす機構を備えたことを特徴とする製袋パウチ角部切り落とし装置。
  2. 前記V字に形成された2枚の揃えガイドに、製袋パウチ束を揺り動かす機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の製袋パウチ角部切り落とし装置。
JP2015078316A 2015-04-07 2015-04-07 製袋パウチ角部切り落とし装置 Expired - Fee Related JP6561545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015078316A JP6561545B2 (ja) 2015-04-07 2015-04-07 製袋パウチ角部切り落とし装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015078316A JP6561545B2 (ja) 2015-04-07 2015-04-07 製袋パウチ角部切り落とし装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016198884A JP2016198884A (ja) 2016-12-01
JP6561545B2 true JP6561545B2 (ja) 2019-08-21

Family

ID=57422294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015078316A Expired - Fee Related JP6561545B2 (ja) 2015-04-07 2015-04-07 製袋パウチ角部切り落とし装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6561545B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104325A (ja) * 2000-09-26 2002-04-10 Seiko Corp パウチ袋の供給装置
JP2006263923A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Za Suzuki:Kk 包装袋製造装置
JP5357591B2 (ja) * 2009-03-25 2013-12-04 北越紀州製紙株式会社 丸抜き装置
DE102010056576B8 (de) * 2010-12-30 2015-05-07 Paprima Industries Inc. Papierherstellungsmaschine und Verfahren zum Herstellen von Papier

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016198884A (ja) 2016-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6286633B2 (ja) 包装機における包装袋供給装置
CN102300794B (zh) 用于在加工机的进料台中定位板状件的设备
US10639809B2 (en) Method for operating a device for carrying out cutting operations on open format edges of a printed product
US7658378B2 (en) Apparatus and method for aligning sheet stacks and sheet processing machine having the apparatus
JP4487201B2 (ja) 基板の切断方法およびその装置
RU2540407C1 (ru) Устройство изготовления упакованного электрода и способ изготовления упакованного электрода
JP6137651B2 (ja) 2つのツール間の半径方向間隙を調整するための方法、支持物を加工するための装置、これを装備したカセット、ユニット及び機械
US11279056B2 (en) Device for carrying out cutting operations on open format edges of a printed product
JP6235047B2 (ja) 廃物を切断して排出するための装置、カセット、ユニット、及びこれらを備えた機械
JP2008200804A (ja) 断裁装置
JP6561545B2 (ja) 製袋パウチ角部切り落とし装置
JP2010205658A (ja) 搬送装置および搬送方法
JP2019149955A (ja) 海苔束の端面削り装置
JP6196884B2 (ja) レーザ加工装置
CN210173931U (zh) 一种石膏板垛规格切边机
CN204221211U (zh) 锂电芯自动点焊机
CN105904080A (zh) 一种贯流风扇叶轮全自动超声波焊接机
JP2017197270A (ja) 製袋パウチ束の面取り装置
EP3819131A1 (en) Book block feed device
JP2002346983A (ja) 積載シートの断裁装置
CN221391174U (zh) 一种包装纸裁剪堆叠装置
JP2016144904A (ja) パウチの積層体の角部断裁装置および角部断裁方法
CN203752220U (zh) 一种导光板裁切辅助治具
JP2018015905A (ja) 製本装置
CN214524584U (zh) 一种纸箱生产用快速打包装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6561545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees