JP2002104325A - パウチ袋の供給装置 - Google Patents

パウチ袋の供給装置

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JP2002104325A
JP2002104325A JP2000292299A JP2000292299A JP2002104325A JP 2002104325 A JP2002104325 A JP 2002104325A JP 2000292299 A JP2000292299 A JP 2000292299A JP 2000292299 A JP2000292299 A JP 2000292299A JP 2002104325 A JP2002104325 A JP 2002104325A
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pouch bag
pouch
bag
chute
magazine
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Shigeyoshi Yamada
重良 山田
Nobuhiro Sugimoto
信博 杉本
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Seiko Corp
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Seiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、パウチ袋をセットする作業を簡素化
することができ、その作業の作業能率の向上を図ること
ができるパウチ袋の供給装置を提供することを最も主要
な特徴とする。 【解決手段】パウチ袋1の束をマガジン3に横向き状態
でセットした後、マガジン3の下部のパウチ袋取出し部
7からパウチ袋1を1枚ずつ取出し、取出されたパウチ
袋1の注入口体の位置を光センサによって検出する。続
いて、パウチ袋1をパウチ袋の受け入れ部29から落下
させる。このとき、光センサの検出結果に応じて左右の
操作ロッド32a,32bの一方を突出させ、シュート
14に沿って落下する横向きのパウチ袋1の一側部を当
接させてパウチ袋1を縦向きに回転させ、注入口体を上
向に揃えた状態でパウチ袋受け取り部30に落下させる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のパウチ袋を
積み重ねた状態でダンボールなどに箱詰めされて供給さ
れる多数のパウチ袋の束からパウチ袋を1枚ずつ取出し
て次の工程に供給するパウチ袋の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば詰め替え用の液体洗剤な
どを収容するパウチ袋が広く使用されている。この種の
パウチ袋は通常は多数のパウチ袋がダンボールなどに箱
詰めされて出荷される。
【0003】そして、このパウチ袋に液体洗剤などを袋
詰めした商品を自動的に生産する生産ラインではダンボ
ールなどに箱詰めされているパウチ袋を1枚ずつ取出し
て液体洗剤などを充填する作業を行う充填ラインに供給
するようになっている。
【0004】また、パウチ袋には略矩形状のパウチ袋本
体の一つの角部に注入口体(スパウト)が形成されてい
る。この注入口体の部分はパウチ袋内に液体洗剤などを
注ぎやすいように略チューブ状に成形されている。その
ため、この注入口体の部分はパウチ袋の本体の部分の厚
さよりも大きな厚さになっているため、注入口体の向き
を同一方向に揃えた状態で多数のパウチ袋を束ねた場合
には注入口体の部分を積み重ねた部分の厚さがパウチ袋
本体側に比べて大きくなり、バランスが悪くなる。そこ
で、ダンボールなどに箱詰めされるパウチ袋は複数枚、
例えば5〜7枚程度の比較的少数のパウチ袋を注入口体
の向きを同一方向に揃えた状態で1束に束ねたのち、各
パウチ袋の束の注入口体の位置を反対側に向けた状態
で、交互に積層されるようになっている。
【0005】そして、液体洗剤などの充填ラインにパウ
チ袋を供給する従来のパウチ袋の供給装置では、ダンボ
ールなどに箱詰めされたパウチ袋の束を取出して注入口
体の向きを同一方向に揃えた状態でパウチ袋の供給装置
にセットする作業は作業者が行っているのが一般的であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パウチ
袋の供給装置にパウチ袋の束を取出してセットする際に
多数のパウチ袋を並べた場合には注入口体の部分を積み
重ねた部分の厚さがパウチ袋本体側に比べて大きくな
り、バランスが悪く、不安定になるので、1度にパウチ
袋の供給装置にセットできるパウチ袋の数が比較的少な
い問題がある。そのため、液体洗剤などを袋詰めした商
品を自動的に生産する生産ラインの稼動中はパウチ袋の
束をパウチ袋の供給装置にセットする面倒な作業を繰り
返し行う必要があるので、その作業の作業能率が低い問
題がある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、パウチ袋をセットする作業を簡素化す
ることができ、その作業の作業能率の向上を図ることが
できるパウチ袋の供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、略矩
形状のパウチ袋本体の一つの角部に注入口体が配置され
たパウチ袋を横向き状態で複数枚収容するマガジンと、
このマガジンから前記パウチ袋を1枚ずつ取出すパウチ
袋取出し部と、このパウチ袋取出し部に取出されるパウ
チ袋の前記注入口体の位置を検出する位置検出部と、上
部に前記パウチ袋取出し部から取出されたパウチ袋の受
け入れ部、下部に前記パウチ袋の受け取り部がそれぞれ
配置され、前記パウチ袋受け入れ部から前記パウチ袋受
け取り部まで前記パウチ袋を落下させるシュートと、こ
のシュートの上部側における前記パウチ袋の落下軌道内
に突没可能に設けられた左右一対の操作ロッドと、前記
位置検出部の検出結果に応じて前記左右の操作ロッドの
一方を突出させ、前記シュートに沿って落下する横向き
状態の前記パウチ袋の一側部を当接させて前記パウチ袋
を縦向きに回転させ、前記注入口体を上向に揃えた状態
で前記パウチ袋受け取り部に落下させる前記パウチ袋の
姿勢制御部とを具備したことを特徴とするパウチ袋の供
給装置である。そして、本請求項1の発明では、ダンボ
ールなどに箱詰めされたパウチ袋の束を取出してそのま
まマガジンに横向き状態でセットする。その後、マガジ
ンの下部のパウチ袋取出し部によってマガジンからパウ
チ袋を1枚ずつ取出す。このとき、パウチ袋取出し部に
よって取出されたパウチ袋の注入口体の位置を位置検出
部によって検出する。続いて、取出されたパウチ袋をシ
ュートの上部のパウチ袋の受け入れ部から落下させる。
このとき、パウチ袋の姿勢制御部によって位置検出部の
検出結果に応じて左右の操作ロッドの一方を突出させ、
シュートに沿って落下する横向き状態のパウチ袋の一側
部を当接させてパウチ袋を縦向きに回転させ、注入口体
を上向に揃えた状態でパウチ袋受け取り部に落下させる
ようにしたものである。
【0009】請求項2の発明は、前記マガジンは、前記
パウチ袋の束が縦に重ねた状態でセットされるパウチ袋
収容部と、このパウチ袋収容部の最下部に配置され、前
記パウチ袋収容部の最下部のパウチ袋を係脱可能に係止
する係止部とを有し、前記パウチ袋取出し部は、前記マ
ガジンの係止部で係止されたパウチ袋と対向する位置か
ら前記パウチ袋を水平方向に送り出す送り出し位置まで
揺動可能な揺動部材と、この揺動部材に固定され、前記
パウチ袋を吸着する吸着パッドと、前記揺動部材が前記
パウチ袋の送り出し位置まで揺動した状態で前記パウチ
袋を前記シュートのパウチ袋の受け入れ部に搬送する搬
送機構とを有し、前記位置検出部は、前記送り出し位置
で前記パウチ袋の前記注入口体の位置を検出するもので
あることを特徴とする請求項1に記載のパウチ袋の供給
装置である。そして、本請求項2の発明では、ダンボー
ルなどに箱詰めされたパウチ袋の束を取出してそのまま
マガジンのパウチ袋収容部に横向き状態で、かつ縦に重
ねた状態でセットする。このとき、パウチ袋収容部の最
下部のパウチ袋は係止部によって係脱可能に係止され
る。この状態で、パウチ袋取出し部の揺動部材が揺動駆
動される。そして、マガジンの係止部で係止されたパウ
チ袋と対向する位置に揺動部材が揺動された状態で、吸
着パッドによってパウチ袋を吸着する。続いて、揺動部
材が送り出し位置まで揺動される。このとき、吸着パッ
ドによって吸着されているパウチ袋が1枚だけマガジン
から取出され、パウチ袋の送り出し位置にセットされ
る。さらに、送り出し位置では位置検出部によってパウ
チ袋の注入口体の位置が検出される。その後、この送り
出し位置から水平方向に送り出されるパウチ袋が搬送機
構によってシュートのパウチ袋の受け入れ部に搬送され
るようにしたものである。
【0010】請求項3の発明は、前記位置検出部は、前
記パウチ袋本体の前記注入口体の周囲の切欠部の有無又
は形状差を検出する光センサによって形成され、前記姿
勢制御部は、前記パウチ袋本体の切欠部の検出時には前
記切欠部の検出側の操作ロッドを突出させ、前記パウチ
袋本体の切欠部が検出されない場合には他方の操作ロッ
ドを突出させるものであることを特徴とする請求項1に
記載のパウチ袋の供給装置である。そして、本請求項3
の発明では、位置検出部の光センサによってパウチ袋本
体の注入口体の周囲の切欠部の有無又は形状差を検出
し、パウチ袋本体の切欠部の検出時には姿勢制御部によ
って切欠部の検出側の操作ロッドを突出させ、パウチ袋
本体の切欠部が検出されない場合には他方の操作ロッド
を突出させるようにしたものである。
【0011】請求項4の発明は、前記左右の各操作ロッ
ドは、前記シュートの上部側の前記パウチ袋の落下軌道
内における中心線の両側位置にそれぞれ配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のパウチ袋の供給装置
である。そして、本請求項4の発明では、パウチ袋本体
の切欠部の検出時には姿勢制御部によってシュートの上
部側のパウチ袋の落下軌道内における中心線の片側の切
欠部の検出側の操作ロッドを突出させ、パウチ袋本体の
切欠部が検出されない場合にはシュートの上部側のパウ
チ袋の落下軌道内における中心線の反対側の操作ロッド
を突出させるようにしたものである。
【0012】請求項5の発明は、前記姿勢制御部は、前
記位置検出部の検出結果に応じて前記左右一対の操作ロ
ッドの一方のみを選択的に突出させる状態に切換える切
換え機構を有することを特徴とする請求項1に記載のパ
ウチ袋の供給装置である。そして、本請求項5の発明で
は、位置検出部の検出結果に応じて姿勢制御部の切換え
機構によって左右一対の操作ロッドの一方のみを選択的
に突出させる状態に切換えるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1(A),(B)は例え
ば詰め替え用の液体洗剤などを収容するパウチ袋1の供
給装置2全体の構成を示すものである。ここで、パウチ
袋1には図3に示すように略矩形状のパウチ袋本体1a
の一つの角部に略チューブ状の注入口体(スパウト)1
bが形成されている。なお、パウチ袋1にはこの注入口
体1bの部分が栓付きのタイプと、栓無しのタイプとが
ある。そして、本実施の形態のパウチ袋1の供給装置2
ではどちらのタイプのパウチ袋1でも使用可能である。
【0014】また、本実施の形態のパウチ袋1の供給装
置2の上部にはパウチ袋1を横向き状態で複数枚収容す
るマガジン3が配設されている。このマガジン3には、
パウチ袋1の束が縦に重ねた状態でセットされるパウチ
袋収容部4が設けられている。なお、図1(B)に示す
ようにマガジン3の中心線は鉛直方向に対して斜めに傾
けた状態で設置されている。
【0015】さらに、図2に示すようにパウチ袋収容部
4の最下部にはパウチ袋収容部4の最下部のパウチ袋1
を係脱可能に係止する係止部5が設けられている。この
係止部5には図5に示すようにパウチ袋収容部4の内壁
面に内方向に向けて突設された複数の係止爪6が設けら
れている。これらの係止爪6によってパウチ袋収容部4
の最下部のパウチ袋1の受部が形成されている。そし
て、パウチ袋収容部4の最下部のパウチ袋1の周縁部位
がこれらの係止爪6の上に載った状態で係脱可能に係止
されるようになっている。
【0016】また、マガジン3の下には図2に示すよう
にこのマガジン3からパウチ袋1を1枚ずつ取出すパウ
チ袋取出し部7が配設されている。このパウチ袋取出し
部7にはパウチ袋1の供給装置2の筐体8に揺動軸9を
中心に揺動自在に連結された揺動部材10が設けられて
いる。この揺動部材10にはパウチ袋1を吸着する吸着
パッド11が固定されている。そして、揺動部材10は
マガジン3の係止部5に係止された最下部のパウチ袋1
と対向する位置からパウチ袋1を水平方向に送り出す送
り出し位置まで揺動可能に支持されている。なお、この
揺動部材10の揺動角度は図示しないエンコーダによっ
て検出されるようになっている。
【0017】さらに、揺動部材10がマガジン3の係止
部5に係止された最下部のパウチ袋1と対向する位置に
揺動した状態で、吸着パッド11にバキューム力が作用
するようになっている。これにより、マガジン3の係止
部5に係止された最下部のパウチ袋1が1枚だけ吸着パ
ッド11に吸着されるようになっている。そして、この
状態で、揺動部材10がパウチ袋1を水平方向に送り出
す送り出し位置まで揺動されることにより、吸着パッド
11に吸着されているマガジン3の最下部のパウチ袋1
が1枚だけ取り出されるようになっている。
【0018】また、パウチ袋取出し部7で取り出された
パウチ袋1は搬送機構12によってパウチ袋1の供給装
置2の前面側に搬送されるようになっている。この搬送
機構12には常に駆動されている送りベルト13が設け
られている。この送りベルト13は3つのプーリ13a
〜13c間に掛け渡されている。ここで、第1のプーリ
13aは揺動部材10が送り出し位置まで揺動された際
に吸着パッド11に吸着されているパウチ袋1と当接す
る位置に配置されている。さらに、第2のプーリ13b
は後述するシュート14の上方位置に配置され、第3の
プーリ13cは第1のプーリ13aの下方位置に配置さ
れている。そして、第3のプーリ13cからの駆動力に
よって送りベルト13が常に駆動状態で保持されるよう
になっている。
【0019】さらに、搬送機構12にはパウチ袋1の送
り駆動用のパウチ押え機構15と、押えローラー16と
が設けられている。ここで、パウチ押え機構15には駆
動アーム17によって移動操作されるシャフト18と、
このシャフト18の先端部に取付けられた支持ブラケッ
ト19に支軸20を介して回転自在に軸支された転動ロ
ーラー21とが設けられている。これにより、パウチ押
え機構15の転動ローラー21は駆動アーム17によっ
てシャフト18を介して送りベルト13に対して接離す
る方向に移動可能に支持されている。そして、このパウ
チ押え機構15の転動ローラー21は送りベルト13に
当接する方向に移動された状態で送りベルト13を第1
のプーリ13aとの間で挟持するようになっている。そ
のため、揺動部材10がパウチ袋1の送り出し位置まで
揺動した時点で、パウチ押え機構15の転動ローラー2
1が送りベルト13に当接する方向に移動されることに
より、パウチ袋1はパウチ押え機構15の転動ローラー
21と送りベルト13との間に挟まれた状態で、押えロ
ーラー16側に向けて搬送されるようになっている。
【0020】また、押えローラー16はパウチ袋1の移
動を案内するガイドプレート22に支軸23を介して回
転自在に軸支されている。さらに、この押えローラー1
6は送りベルト13を第2のプーリ13bとの間で挟持
する位置に配置されている。そして、パウチ押え機構1
5の転動ローラー21と送りベルト13との間に挟まれ
た状態で、送られたパウチ袋1は続いて押えローラー1
6と送りベルト13との間に挟まれた状態で、シュート
14側に搬送されるようになっている。
【0021】また、パウチ押え機構15のシャフト18
を軸方向に移動可能に支持する軸受24のブラケット2
5にはパウチ袋取出し部7に取出されるパウチ袋1の注
入口体1bの位置を検出する位置検出部を構成する光セ
ンサ26が取付けられている。ここで、搬送機構12上
のパウチ袋1の移動軌道を挟んで光センサ26と対向す
る位置には投光器27がブラケット28を介して取付け
られている。そして、揺動部材10が送り出し位置まで
揺動された時点で、投光器27と光センサ26との間の
光により、パウチ袋本体1aの注入口体1bの周囲の切
欠部1cの有無を検出し、これによりパウチ袋1の注入
口体1bの位置を検出するようになっている。例えば、
揺動部材10が送り出し位置まで揺動された時点で、図
7(A)に示すように横向き状態のパウチ袋1の注入口
体1bが左下に配置されている場合にはパウチ袋本体1
aの切欠部1cが光センサ26によって検出されるよう
になっている。また、揺動部材10が送り出し位置まで
揺動された時点で、図7(B)に示すように横向き状態
のパウチ袋1の注入口体1bが右上に配置されている場
合にはパウチ袋本体1aの切欠部1cが光センサ26に
よって検出されない未検出の状態になっている。
【0022】また、図1(A)に示すようにパウチ袋1
の供給装置2における上下方向の略中央位置には略V字
状のシュート14が配設されている。このシュート14
の上部にはパウチ袋取出し部7から搬送機構12を介し
て搬送されるパウチ袋1の受け入れ部29、下部にはパ
ウチ袋1の受け取り部30がそれぞれ配置されている。
【0023】さらに、シュート14には左右一対のガイ
ドプレート31a,31bが設けられている。そして、
このシュート14ではパウチ袋受け入れ部29からパウ
チ袋受け取り部30までパウチ袋1を落下させるように
なっている。
【0024】また、両側のガイドプレート31a,31
b間の間隔はパウチ袋1の受け入れ部29からパウチ袋
1の受け取り部30側に向かうにしたがって徐々に小さ
くなる状態に傾斜されている。ここで、パウチ袋1の受
け入れ部29は図3に示すように横向き状態のパウチ袋
1の幅寸法w1よりも大きくなるように形成されてい
る。さらに、パウチ袋1の受け取り部30の近傍位置で
は両側のガイドプレート31a,31b間の間隔は縦向
きに回転させたパウチ袋1の幅寸法w2と略等しくなる
程度に狭まるようになっている。
【0025】また、シュート14の上部側におけるパウ
チ袋1の落下軌道内には左右一対の操作ロッド32a,
32bが突没可能に設けられている。ここで、左右の各
操作ロッド32a,32bは、シュート14の上部側の
パウチ袋1の落下軌道内における中心線の両側位置にそ
れぞれ配置されている。
【0026】さらに、左右の各操作ロッド32a,32
bは、図6に示すように流体圧シリンダ33a、33b
のピストンロッドによって形成されている。各流体圧シ
リンダ33a、33bには2つのポート33a1,33
a2、33b1,33b2(操作ロッド32a,32b
の突出端側のポート33a1,33b1と、他端側のポ
ート33a2,33b2)がそれぞれ設けられている。
そして、一方の流体圧シリンダ33aにおける操作ロッ
ド32aの突出端側のポート33a1と他方の流体圧シ
リンダ33bの他端側のポート33b2との間、および
流体圧シリンダ33aの他端側のポート33a2と流体
圧シリンダ33bにおける操作ロッド32bの突出端側
のポート33b1との間がそれぞれ連通管34a,34
bを介して連結されている。
【0027】また、各連通管34a,34bは管路切換
え用のソレノイドバルブ35のAポート35a、Bポー
ト35bにそれぞれ連結されている。このソレノイドバ
ルブ35のCポート35cには図示しない流体圧供給源
側の流体圧供給管36が連結されている。そして、ソレ
ノイドバルブ35はCポート35cとAポート35aと
の間が接続されたAポート接続状態、またはCポート3
5cとBポート35bとの間が接続されたBポート接続
状態のいずれか一方に切換え制御されるようになってい
る。ここで、Aポート接続状態では流体圧供給管36か
ら供給される流体圧は連通管34a側に流入され、図6
中で右側の操作ロッド32bが突出されるようになって
いる。このとき、連通管34b側の流体管路は図示しな
いリリーフポートを介して圧力が開放されるようになっ
ている。同様に、Bポート接続状態では流体圧供給管3
6から供給される流体圧は連通管34b側に流入され、
図6中で左側の操作ロッド32aが突出されるようにな
っている。このとき、連通管34a側の流体管路は図示
しないリリーフポートを介して圧力が開放されるように
なっている。したがって、シュート14の上部側におけ
るパウチ袋1の落下軌道内には左右の操作ロッド32
a,32bのうちのいずれか一方のみが選択的に突出さ
れるようになっている。
【0028】さらに、ソレノイドバルブ35はコントロ
ーラ(パウチ袋の姿勢制御部)37に接続されている。
このコントローラ37には光センサ26が接続されてい
る。そして、光センサ26の検出結果に応じてこのコン
トローラ37によってソレノイドバルブ35が切換え操
作されるようになっている。このとき、コントローラ3
7は左右の操作ロッド32a,32bの一方を突出さ
せ、シュート14に沿って落下する横向き状態のパウチ
袋1の一側部を当接させてパウチ袋1を縦向きに回転さ
せ、注入口体1bを上向に揃えた状態でパウチ袋受け取
り部30に落下させるように制御するようになってい
る。
【0029】例えば、光センサ26によるパウチ袋本体
1aの切欠部1cの検出時(図7(A)に示すように横
向き状態のパウチ袋1の注入口体1bが左下に配置され
ている)には切欠部1cの検出側(図3中で左側)の操
作ロッド32aを突出させるようになっている。このと
き、図7(A)中に実線で示すように横向き状態で落下
するパウチ袋1がこの操作ロッド32aに当接すること
により、同図中に矢印Aで示すようにこの操作ロッド3
2aを中心に回転し、同図中に仮想線で示すようにパウ
チ袋本体1aの注入口体1bを上向にした縦向き状態に
姿勢を変化させた状態で落下させるようになっている。
【0030】また、光センサ26によるパウチ袋本体1
aの切欠部1cの未検出の場合(図7(B)に示すよう
に横向き状態のパウチ袋1の注入口体1bが右上に配置
されている)には他方の操作ロッド32bを突出させる
ようになっている。このとき、図7(B)中に実線で示
すように横向き状態で落下するパウチ袋1がこの操作ロ
ッド32bに当接することにより、同図中に矢印Bで示
すようにこの操作ロッド32bを中心に回転し、同図中
に仮想線で示すようにパウチ袋本体1aの注入口体1b
を上向にした縦向き状態に姿勢を変化させた状態で落下
させるようになっている。
【0031】また、パウチ袋受け取り部30には図示し
ない横送り機構が配設されている。そして、シュート1
4に沿ってパウチ袋受け取り部30に落下したパウチ袋
1はこの横送り機構によってパウチ袋本体1aの注入口
体1bを上向にした縦向きの姿勢の状態で横送りされて
次の工程に搬送されるようになっている。
【0032】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態のパウチ袋1の供給装置2の使用時にはダ
ンボールなどに箱詰めされているパウチ袋1の束がマガ
ジン3のパウチ袋収容部4にセットされる。このとき、
パウチ袋収容部4にセットされるパウチ袋1の束は図7
(A)に示すように横向き状態のパウチ袋1の注入口体
1bが左下に配置されている状態、或いは図7(B)に
示すように横向き状態のパウチ袋1の注入口体1bが右
上に配置されている状態であってもよい。
【0033】また、パウチ袋収容部4にセットされるパ
ウチ袋1の束の最下部のパウチ袋1の周縁部位はパウチ
袋収容部4の内壁面に内方向に向けて突設された複数の
係止爪6の上に載った状態で係止される。この状態で、
パウチ袋取出し部7によってマガジン3からパウチ袋1
が1枚ずつ順次取出される。
【0034】このパウチ袋1の取出し作業時には揺動部
材10が揺動軸9を中心に揺動される。そして、揺動部
材10がマガジン3の係止部5に係止された最下部のパ
ウチ袋1と対向する位置に揺動した状態で、吸着パッド
11にバキューム力を作用させる。これにより、マガジ
ン3の係止部5に係止された最下部のパウチ袋1が1枚
だけ吸着パッド11に吸着される。そして、この状態
で、揺動部材10がパウチ袋1を水平方向に送り出す送
り出し位置まで揺動されることにより、吸着パッド11
に吸着されているマガジン3の最下部のパウチ袋1が1
枚だけ取り出される。なお、この揺動部材10の揺動動
作にともないマガジン3内のパウチ袋1が1枚ずつ順次
同様に取り出される。
【0035】また、揺動部材10が送り出し位置まで揺
動された時点で、投光器27と光センサ26との間の光
により、パウチ袋本体1aの注入口体1bの周囲の切欠
部1cの有無が検出され、これによりパウチ袋1の注入
口体1bの位置が検出される。
【0036】続いて、パウチ袋取出し部7で取り出され
たパウチ袋1は搬送機構12によってパウチ袋1の供給
装置2の前面側に搬送される。このとき、揺動部材10
がパウチ袋1の送り出し位置まで揺動した時点で、パウ
チ押え機構15の転動ローラー21が送りベルト13に
当接する方向に移動される。そして、パウチ押え機構1
5の転動ローラー21が送りベルト13に当接すること
により、パウチ袋1はパウチ押え機構15の転動ローラ
ー21と送りベルト13との間に挟まれた状態で、押え
ローラー16側に向けて送り出される。
【0037】このとき送り出されたパウチ袋1は続いて
ガイドプレート22に案内されて押えローラー16と送
りベルト13との間に挿入される。そして、この押えロ
ーラー16と送りベルト13との間に挟まれた状態で、
シュート14の上部側のパウチ袋1の受け入れ部29に
搬送される。
【0038】また、シュート14ではパウチ袋受け入れ
部29からパウチ袋受け取り部30までパウチ袋1が落
下される。このとき、光センサ26の検出結果に応じて
コントローラ37によってシュート14の上部側におけ
るパウチ袋1の落下軌道内の左右の操作ロッド32a,
32bのうちのいずれか一方のみが選択的に突出され
る。
【0039】例えば、光センサ26によるパウチ袋本体
1aの切欠部1cの検出時には切欠部1cの検出側(図
3中で左側)の操作ロッド32aを突出させる。このと
き、図7(A)中に実線で示すように横向き状態で落下
するパウチ袋1がこの操作ロッド32aに当接すること
により、同図中に矢印Aで示すようにこの操作ロッド3
2aを中心に回転し、同図中に仮想線で示すようにパウ
チ袋本体1aの注入口体1bを上向にした縦向き状態に
姿勢を変化させた状態で落下させる。
【0040】また、光センサ26によるパウチ袋本体1
aの切欠部1cの未検出の場合には他方の操作ロッド3
2bを突出させる。このとき、図7(B)中に実線で示
すように横向き状態で落下するパウチ袋1がこの操作ロ
ッド32bに当接することにより、同図中に矢印Bで示
すようにこの操作ロッド32bを中心に回転し、同図中
に仮想線で示すようにパウチ袋本体1aの注入口体1b
を上向にした縦向き状態に姿勢を変化させた状態で落下
させる。したがって、パウチ袋受け取り部30ではパウ
チ袋本体1aの注入口体1bを上向にした縦向き状態に
姿勢を変化させた状態で全てのパウチ袋1が受け取られ
る。
【0041】その後、シュート14に沿ってパウチ袋受
け取り部30に落下したパウチ袋1は横送り機構によっ
てパウチ袋本体1aの注入口体1bを上向にした縦向き
の姿勢の状態で横送りされて次の工程に搬送される。
【0042】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではパウチ袋1の
供給装置2の使用時にはマガジン3の下部のパウチ袋取
出し部7からパウチ袋1を1枚ずつ取出し、取出された
パウチ袋1の注入口体1bの位置を光センサ26によっ
て検出するとともに、続いて、パウチ袋1をパウチ袋の
受け入れ部29から落下させる際に、光センサ26の検
出結果に応じて左右の操作ロッド32a,32bの一方
を突出させ、シュート14に沿って落下する横向きのパ
ウチ袋1の一側部を当接させてパウチ袋1を縦向きに回
転させ、注入口体1bを上向に揃えた状態でパウチ袋受
け取り部30に落下させるようにしたものである。その
ため、ダンボールなどに箱詰めされているパウチ袋1の
束をマガジン3のパウチ袋収容部4に横向き状態でセッ
トする際に、パウチ袋収容部4にセットされるパウチ袋
1の束は図7(A)に示すように横向き状態のパウチ袋
1の注入口体1bが左下に配置されている状態、或いは
図7(B)に示すように横向き状態のパウチ袋1の注入
口体1bが右上に配置されている状態であってもよいの
で、パウチ袋1をセットする作業を簡素化することがで
き、その作業の作業能率の向上を図ることができる。
【0043】さらに、本実施の形態ではパウチ袋取出し
部7の揺動部材10が送り出し位置まで揺動された時点
で、投光器27と光センサ26との間の光により、パウ
チ袋本体1aの注入口体1bの周囲の切欠部1cの有無
を検出し、これによりパウチ袋1の注入口体1bの位置
を検出するようにしたので、揺動部材10が送り出し位
置まで揺動されて停止した状態でパウチ袋1の注入口体
1bの位置を安定に検出することができる。そのため、
移動中のパウチ袋1に対して光センサ26による位置検
出を行う場合に比べて安定した位置検出を行うことがで
きるので、高精度な検出結果を得ることができる。
【0044】また、シュート14の上部側におけるパウ
チ袋1の落下軌道内には左右の操作ロッド32a,32
bのうちのいずれか一方のみが選択的に突出されるよう
にしたので、左右の操作ロッド32a,32bが同時に
パウチ袋1の落下軌道内に突出されてパウチ袋1の詰ま
りが発生するおそれがない。そのため、パウチ袋1の供
給装置2を常に安定に運転することができる。
【0045】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ダンボールな
どに箱詰めされたパウチ袋の束を取出してそのままマガ
ジンに横向き状態でセットした後、マガジンの下部のパ
ウチ袋取出し部によってマガジンからパウチ袋を1枚ず
つ取出す。このとき、パウチ袋取出し部によって取出さ
れたパウチ袋の注入口体の位置を位置検出部によって検
出する。続いて、取出されたパウチ袋をシュートの上部
のパウチ袋の受け入れ部から落下させる。このとき、パ
ウチ袋の姿勢制御部によって位置検出部の検出結果に応
じて左右の操作ロッドの一方を突出させ、シュートに沿
って落下する横向き状態のパウチ袋の一側部を当接させ
てパウチ袋を縦向きに回転させ、注入口体を上向に揃え
た状態でパウチ袋受け取り部に落下させるようにしたの
で、パウチ袋をセットする作業を簡素化することがで
き、その作業の作業能率の向上を図ることができる。
【0047】請求項2の発明によれば、ダンボールなど
に箱詰めされたパウチ袋の束を取出してそのままマガジ
ンのパウチ袋収容部に横向き状態で、かつ縦に重ねた状
態でセットした際に、パウチ袋収容部の最下部のパウチ
袋は係止部によって係脱可能に係止され、この状態で、
パウチ袋取出し部の揺動部材が揺動駆動される。そし
て、マガジンの係止部で係止されたパウチ袋と対向する
位置に揺動部材が揺動された状態で、吸着パッドによっ
てパウチ袋を吸着し、続いて、揺動部材が送り出し位置
まで揺動される際に、吸着パッドによって吸着されてい
るパウチ袋が1枚だけマガジンから取出され、パウチ袋
の送り出し位置にセットされる。さらに、送り出し位置
では位置検出部によってパウチ袋の注入口体の位置が検
出される。その後、この送り出し位置から水平方向に送
り出されるパウチ袋が搬送機構によってシュートのパウ
チ袋の受け入れ部に搬送されるようにしたので、パウチ
袋をセットする作業を簡素化することができ、その作業
の作業能率の向上を図ることができる。
【0048】請求項3の発明によれば、位置検出部の光
センサによってパウチ袋本体の注入口体の周囲の切欠部
の有無又は形状差を検出し、パウチ袋本体の切欠部の検
出時には姿勢制御部によって切欠部の検出側の操作ロッ
ドを突出させ、パウチ袋本体の切欠部が検出されない場
合には他方の操作ロッドを突出させるようにしたので、
シュートの下のパウチ袋受け取り部でパウチ袋本体の注
入口体を上向にした縦向き状態に姿勢を変化させた状態
で全てのパウチ袋を安定に受け取ることができる。
【0049】請求項4の発明によれば、パウチ袋本体の
切欠部の検出時には姿勢制御部によってシュートの上部
側のパウチ袋の落下軌道内における中心線の片側の切欠
部の検出側の操作ロッドを突出させ、パウチ袋本体の切
欠部が検出されない場合にはシュートの上部側のパウチ
袋の落下軌道内における中心線の反対側の操作ロッドを
突出させるようにしたので、シュートの下のパウチ袋受
け取り部でパウチ袋本体の注入口体を上向にした縦向き
状態に姿勢を変化させた状態で全てのパウチ袋を確実に
受け取ることができる。
【0050】請求項5の発明によれば、位置検出部の検
出結果に応じて姿勢制御部の切換え機構によって左右一
対の操作ロッドの一方のみを選択的に突出させる状態に
切換えるようにしたので、左右の操作ロッドが同時にパ
ウチ袋の落下軌道内に突出されてパウチ袋の詰まりが発
生するおそれがなく、常に安定に運転することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のパウチ袋の供給装
置全体の内部構成を示すもので、(A)は正面図、
(B)は側面図。
【図2】第1の実施の形態のパウチ袋の供給装置におけ
るパウチ袋の取出し部の内部構成を示す側面図。
【図3】第1の実施の形態のパウチ袋の供給装置におけ
る上部側のパウチ袋受け入れ部とパウチ袋受け取り部と
の間のシュートの部分を示す正面図。
【図4】第1の実施の形態のパウチ袋の供給装置におけ
る上部側のパウチ袋受け入れ部とパウチ袋受け取り部と
の間のシュートの部分を示す側面図。
【図5】第1の実施の形態のパウチ袋の供給装置におけ
るマガジンのパウチ袋受部を示す平面図。
【図6】第1の実施の形態のパウチ袋の供給装置におけ
る操作ロッドの駆動機構部を示す概略構成図。
【図7】第1の実施の形態のパウチ袋の供給装置におけ
るパウチ袋の姿勢制御部の動作を説明するもので、
(A)は左側の操作ロッドが突出された場合のパウチ袋
の回転状態を示す正面図、(B)は右側の操作ロッドが
突出された場合のパウチ袋の回転状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 パウチ袋 1a パウチ袋本体 1b 注入口体 1c 切欠部 3 マガジン 7 パウチ袋取出し部 14 シュート 26 光センサ(位置検出部) 29 パウチ袋の受け入れ部 30 パウチ袋受け取り部 37 コントローラ(パウチ袋の姿勢制御部) 32a,32b 操作ロッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状のパウチ袋本体の一つの角部に
    注入口体が配置されたパウチ袋を横向き状態で複数枚収
    容するマガジンと、 このマガジンから前記パウチ袋を1枚ずつ取出すパウチ
    袋取出し部と、 このパウチ袋取出し部に取出されるパウチ袋の前記注入
    口体の位置を検出する位置検出部と、 上部に前記パウチ袋取出し部から取出されたパウチ袋の
    受け入れ部、下部に前記パウチ袋の受け取り部がそれぞ
    れ配置され、前記パウチ袋受け入れ部から前記パウチ袋
    受け取り部まで前記パウチ袋を落下させるシュートと、 このシュートの上部側における前記パウチ袋の落下軌道
    内に突没可能に設けられた左右一対の操作ロッドと、 前記位置検出部の検出結果に応じて前記左右の操作ロッ
    ドの一方を突出させ、前記シュートに沿って落下する横
    向き状態の前記パウチ袋の一側部を当接させて前記パウ
    チ袋を縦向きに回転させ、前記注入口体を上向に揃えた
    状態で前記パウチ袋受け取り部に落下させる前記パウチ
    袋の姿勢制御部とを具備したことを特徴とするパウチ袋
    の供給装置。
  2. 【請求項2】 前記マガジンは、前記パウチ袋の束が縦
    に重ねた状態でセットされるパウチ袋収容部と、このパ
    ウチ袋収容部の最下部に配置され、前記パウチ袋収容部
    の最下部のパウチ袋を係脱可能に係止する係止部とを有
    し、 前記パウチ袋取出し部は、前記マガジンの係止部で係止
    されたパウチ袋と対向する位置から前記パウチ袋を水平
    方向に送り出す送り出し位置まで揺動可能な揺動部材
    と、この揺動部材に固定され、前記パウチ袋を吸着する
    吸着パッドと、前記揺動部材が前記パウチ袋の送り出し
    位置まで揺動した状態で前記パウチ袋を前記シュートの
    パウチ袋の受け入れ部に搬送する搬送機構とを有し、 前記位置検出部は、前記送り出し位置で前記パウチ袋の
    前記注入口体の位置を検出するものであることを特徴と
    する請求項1に記載のパウチ袋の供給装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出部は、前記パウチ袋本体の
    前記注入口体の周囲の切欠部の有無又は形状差を検出す
    る光センサによって形成され、 前記姿勢制御部は、前記パウチ袋本体の切欠部の検出時
    には前記切欠部の検出側の操作ロッドを突出させ、 前記パウチ袋本体の切欠部が検出されない場合には他方
    の操作ロッドを突出させるものであることを特徴とする
    請求項1に記載のパウチ袋の供給装置。
  4. 【請求項4】 前記左右の各操作ロッドは、前記シュー
    トの上部側の前記パウチ袋の落下軌道内における中心線
    の両側位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載のパウチ袋の供給装置。
  5. 【請求項5】 前記姿勢制御部は、前記位置検出部の検
    出結果に応じて前記左右一対の操作ロッドの一方のみを
    選択的に突出させる状態に切換える切換え機構を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパウチ袋の供給装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347585A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 General Packer Co Ltd 包装袋供給装置への包装袋の補給方法
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JP7305525B2 (ja) 2019-11-29 2023-07-10 Pacraft株式会社 向き矯正システム

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