JP6561032B2 - 微細中空突起物の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の製造方法は、内部が中空の微細中空突起物の製造方法である。図1には、第1実施態様の微細中空突起物の製造方法で製造される一実施形態の微細中空突起物1が示されている。微細中空突起物1は、シート状の基底部2と、基底部2の上面上に立設する1個の円錐状の突起部3とを有する。微細中空突起物1は、図2に示すように、内部が中空に形成されている。具体的には、中空の空間が、基底部2を貫通して、突起部3の内部にまで亘って形成されている。微細中空突起物1においては、突起部3の内部の空間が、突起部3の外形形状に対応した円錐状に形成されている。尚、突起部3は、微細中空突起物1においては、円錐状であるが、円錐状の形状以外に、円錐台状、円柱状、角柱状、角錐状、角錐台状等であってもよい。
中空突起物1の先端部を、走査型電子顕微鏡(SEM)もしくはマイクロスコープを用いて所定倍率拡大した状態で、例えば、図3に示すSEM画像のように観察する。次に、図3に示すように、両側辺1a,1bの内の一側辺1aにおける直線部分に沿って仮想直線ILaを延ばし、他側辺1bにおける直線部分に沿って仮想直線ILbを延ばす。そして、先端側にて、一側辺1aが仮想直線ILaから離れる箇所を第1先端点1a1として求め、他側辺1bが仮想直線ILbから離れる箇所を第2先端点1b1として求める。このようにして求めた第1先端点1a1と第2先端点1b1とを結ぶ直線の長さLを、走査型電子顕微鏡(SEM)又はマイクロスコープを用いて測定し、測定した該直線の長さを、微細中空突起物1の先端径とする。
凸型部11の凸型110は、その根本径D2が、好ましくは0.1mm以上、更に好ましくは0.2mm以上であり、そして、好ましくは5mm以下であり、更に好ましくは3mm以下であり、具体的には、好ましくは0.1mm以上5mm以下であり、更に好ましくは0.2mm以上3mm以下である。凸型部11の凸型110は、十分な強度が得られ易くなる観点から、その先端角度αが、好ましくは1度以上、更に好ましくは5度以上である。そして、先端角度αは、適度な角度を有する突起部3を得る観点から、好ましくは60度以下であり、更に好ましくは45度以下であり、具体的には、好ましくは1度以上60度以下であり、更に好ましくは5度以上45度以下である。凸型部11の先端角度αは、以下のようにして測定する。
凸型部11の凸型110の先端部を、走査型電子顕微鏡(SEM)もしくはマイクロスコープを用いて所定倍率に拡大した状態で観察する。次に、図5に示すように、両側辺11a,11bの内の一側辺11aにおける直線部分に沿って仮想直線ILcを延ばし、他側辺11bにおける直線部分に沿って仮想直線ILdを延ばす。そして、先端側にて、一側辺11aが仮想直線ILcから離れる箇所を第1先端点11a1として求め、他側辺11bが仮想直線ILdから離れる箇所を第2先端点11b1として求める。このようにして求めた第1先端点11a1と第2先端点11b1とを結ぶ直線の長さD1を、走査型電子顕微鏡(SEM)又はマイクロスコープを用いて測定し、測定した該直線の長さを、凸型110の先端径とする。
凸型部11の凸型110の先端部を、走査型電子顕微鏡(SEM)もしくはマイクロスコープを用いて所定倍率拡大した状態で、例えば、図5に示すSEM画像のように観察する。次に、図5に示すように、両側辺11a,11bの内の一側辺11aにおける直線部分に沿って仮想直線ILcを延ばし、他側辺11bにおける直線部分に沿って仮想直線ILdを延ばす。そして、仮想直線ILcと仮想直線ILdとのなす角を、走査型電子顕微鏡(SEM)又はマイクロスコープを用いて測定し、測定した該なす角を、凸型部11の凸型110の先端角度αとする。
また、前記「基材シートの軟化温度」についてもガラス転移温度(Tg)と同様であり、即ち、基材シートの構成樹脂が複数種存在する場合においてそれら複数種の軟化温度が互いに異なる場合、前記加熱手段による基材シートの加熱温度は、少なくともそれら複数の軟化温度のうち最も低い軟化温度以上であることが好ましく、それら複数の軟化温度のうち最も高い軟化温度以上であることがさらに好ましい。
また、基材シートが融点の異なる2種以上の樹脂を含んで構成されている場合、前記加熱手段による基材シートの加熱温度は、それら複数の融点のうち最も低い融点未満であることが好ましい。
DSC測定器を使用して熱量の測定を行い、ガラス転移温度を求める。具体的に、測定器はPerkin Elmer社製の示差走査熱量測定装置(Diamond DSC)を使用する。基材シートから試験片10mgを採取する。測定条件は20℃を5分間等温した後に、20℃から320℃まで、5℃/分の速度で昇温させ、横軸温度、縦軸熱量のDSC曲線を得る。そして、このDSC曲線からガラス転移温度Tgを求める。
上記第1実施態様に用いる第1実施形態の製造装置100においては、凸型部11の加熱手段(不図示)は、加熱ヒーター装置であったが、第2実施態様に用いる第2実施形態の製造装置100では、これに代えて超音波振動装置を用いている。
<1> 内部が中空の微細中空突起物の製造方法であって、熱可塑性樹脂を含んで形成された基材シートの一面側から、加熱手段を備える凸型部を当接させて、該基材シートにおける該当接部分を熱により軟化させながら、該凸型部を該基材シートに刺してゆき該基材シートの他面側から突出する突起部を形成する突起部形成工程と、前記突起部の内部に前記凸型部を刺した状態で該突起部を冷却する冷却工程と、前記冷却工程の後に、前記突起部の内部から前記凸型部を抜いて前記微細中空突起物を形成するリリース工程とを備え、前記突起部形成工程では、前記基材シートの他面側に前記凸型部に嵌合する凹部を用いない微細中空突起物の製造方法。
<2> 前記突起部形成工程は、前記凸型部を前記基材シートに刺してゆく際に該基材シートを支持する支持部材を用いて行い、前記支持部材は、前記基材シートの他面側に配されており、前記基材シートにおける前記支持部材で支持されていない部分の一面側から前記凸型部を当接させて前記突起部を形成する前記<1>に記載の微細中空突起物の製造方法。
<3> 前記支持部材として、前記凸型部における凸型を挿入可能な開口部を有する開口プレートを用いる、前記<2>記載の微細中空突起物の製造方法。
<4> 前記開口プレートが、複数の前記開口を備えている、前記<3>に記載の微細中空突起物の製造方法。
<5> 前記開口プレートの1つの前記開口部に対して1つの前記凸型が挿入される、前記<3>又は<4>に記載の微細中空突起物の製造方法。
<6> 前記開口プレートの前記開口部に複数の前記凸型が挿入される、前記<3>又は<4>に記載の微細中空突起物の製造方法。
<7> 前記突起部形成工程における前記凸型部の加熱条件、前記基材シートの前記当接部分の軟化時間、及び前記凸型部の前記基材シートへの刺入速度、並びに冷却工程における冷却条件の何れか1つを制御して、前記微細中空突起物の形状をコントロールする前記<1>〜<6>の何れか1に記載の微細中空突起物の製造方法。
<8> 前記基材シートとして、帯状の基材シートを用い、該帯状の基材シートの前記他面側に前記微細中空突起物を連続的に形成する前記<1>〜<7>の何れか1に記載の微細中空突起物の製造方法。
<9> 前記凸型部の加熱による前記基材シートの加熱温度は、該基材シートのガラス転移温度以上溶融温度未満である<1>〜<8>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<10> 凸型部の加熱による基材シートの加熱温度は、基材シートの軟化温度以上溶融温度未満である前記<1>〜<9>の何れか1に記載の微細中空突起物の製造方法。
<11> 前記加熱温度は、30℃以上300℃以下である前記<9>又は<10>記載の微細中空突起物の製造方法。
<12> 前記凸型部の備える前記加熱手段が加熱ヒーター装置である、前記<1>〜<11>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<13> 前記凸型部の備える前記加熱手段が超音波振動装置であり、該超音波振動装置により該凸型部を超音波振動させ、前記当接部分に摩擦による熱を発生させて該当接部分を軟化させる前記<1>〜<11>の何れか1に記載の微細中空突起物の製造方法。
<14> 前記超音波振動の周波数が10kHz以上50kHz以下であり、更に好ましくは15kHz以上40kHz以下である前記<13>記載の微細中空突起物の製造方法。
<15> 前記超音波振動の振幅が1μm以上60μm以下であり、更に好ましくは5μm以上50μm以下である前記<13>又は<14>記載の微細中空突起物の製造方法。
<16> 前記突起部形成工程において、加熱手段は前記凸型部の加熱手段以外に設けない、前記<1>〜<15>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<17> 前記凸型部が差し入れられた前記基材シートの部分及びその近傍の領域のみに該基材シートの軟化温度以上の温度が加えられ、前記基材シートのそれ以外の領域には成り行きの昇温のみが付与され得るようにする、前記<1>〜<16>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<18> 前記凸型部の高さが、製造される微細中空突起物の高さと同じか或いは若干高く形成されている、前記<1>〜<17>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<19> 前記凸型部の高さは、0.01mm以上30mm以下であり、更に好ましくは0.02mm以上20mm以下である、前記<1>〜<18>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<20> 前記凸型部は、その先端径が、0.001mm以上1mm以下であり、更に好ましくは0.005mm以上0.5mm以下である、前記<1>〜<19>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<21> 前記凸型部は、その根本径が0.1mm以上5mm以下であり、更に好ましくは0.2mm以上3mm以下である、前記<1>〜<20>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<22> 前記凸型部は、その先端角度が、1度以上60度以下であり、更に好ましくは5度以上45度以下である、前記<1>〜<21>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<23> 前記冷却工程では、突起部の内部に凸型部を刺した状態で、冷風送風装置による冷却を施す、前記<1>〜<22>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<24> 前記冷風の温度は-50℃以上26℃以下であり、好ましくは-40℃以上10℃以下である、前記<23>に記載の微細中空突起物の製造方法。
<25> 前記冷風を吹き付けて冷却する冷却時間は0秒以上60秒以下であり、更に好ましくは0.5秒以上30秒以下である、前記<23>又は<24>記載の微細中空突起物の製造方法。
<26> 前記冷却工程では、冷風送風装置による冷却を行わず、自然冷却を行う、前記<1>〜<25>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<27> 前記突起部形成工程において、前記凸型部が基材シートの異なった位置に刺し入れられることにより複数個の突起部を形成する、複数の突起部を有する<1>〜<26>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<28> 前記突起部形成工程において、アレイ状に整列した複数個の凸型部が前記基材シートに刺し入れられ、アレイ状に複数個の突起部を有する微細中空突起物形成する、前記<27>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<29> 前記突起部がマイクロニードルである、<1>〜<28>の何れか1つに記載の微細中空突起物の製造方法。
<30> 前記微細中空突起物が、複数の前記突起部が基材シート上に配列しているマイクロニードルアレイである、<29>に記載の微細中空突起物の製造方法。
凸型部11としては、その材質がステンレス鋼であるSUS304で形成されており、先端部が円錐状のものを用意した。凸型部11は、その高さ(テーパー部の高さ)H2が2.5mmであり、その先端径D1が15μmであり、その根本径D2が0.5mmであった。
基材シート2Aとしては、ポリ乳酸(PLA)で形成された厚み0.3mmの帯状のシートを用意した。
図6に示す手順に従って微細中空突起物1を製造した。具体的には、凸型部11の加熱手段が加熱ヒーター装置であった。製造条件としては、表1に示すように、加熱温度が140℃であり、刺入高さが1.0mmであり、刺入速度が1mm/秒であり、軟化時間が10秒であり、冷却時間が10秒であった。
図7に示す手順に従って微細中空突起物1を製造した。具体的には、凸型部11の加熱手段が超音波振動装置であった。製造条件としては、表1に示すように、超音波振動の周波数が20kHzであり、超音波振動の振幅が40μmであり、刺入高さが1.0mmであり、刺入速度が10mm/秒であり、軟化時間が0.5秒であり、冷却時間が2秒であった。
実施例1〜2の微細中空突起物について、上述した方法に従って微細中空突起物の先端径を測定し、微細中空突起物の根本径を測定した。それらの結果を下記表1に示す。また、製造された実施例1〜2の微細中空突起物の写真も併せて示す。
2 基底部
3 突起部
10 突起部形成部
11 凸型部
12 支持部材
12A 開口プレート(パンチングプレート)
20 冷却部
21 冷風送風装置
22 送風口
30 リリース部
40 裁断部
41 カッター部
42 アンビル部
50 リピッチ部
51 ローラ
52 搬送ベルト
53 サクションボックス
100 製造装置
Claims (13)
- 内部が中空の微細中空突起物の製造方法であって、
熱可塑性樹脂を含んで形成された基材シートの一面側から、加熱手段を備える凸型部を当接させて、該基材シートにおける該当接部分を熱により軟化させながら、該凸型部を該基材シートに刺してゆき該基材シートの他面側から突出する突起部を形成する突起部形成工程と、
前記突起部の内部に前記凸型部を刺した状態で該突起部を冷却する冷却工程と、
前記冷却工程の後に、前記突起部の内部から前記凸型部を抜いて前記微細中空突起物を形成するリリース工程とを備え、
前記突起部形成工程では、前記基材シートの他面側に前記凸型部に嵌合する凹部を用いず、
前記突起部形成工程において用いる加熱手段は、前記凸型部の前記加熱手段のみであり、
前記凸型部の備える前記加熱手段がヒーター装置である、微細中空突起物の製造方法。 - 前記突起部形成工程は、前記凸型部を前記基材シートに刺してゆく際に該基材シートにおける前記突起部の形成される領域以外の領域を支持する、支持部材を用いて行い、
前記支持部材は、前記基材シートの他面側に配されており、
前記基材シートにおける前記支持部材で支持されていない部分の一面側から前記凸型部を当接させて前記突起部を形成する請求項1に記載の微細中空突起物の製造方法。 - 前記支持部材として、前記凸型部における凸型を挿入可能な開口部を有する開口プレートを用いる、請求項2に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記開口プレートが、複数の前記開口部を備えている、請求項3に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記開口プレートの1つの前記開口部に対して1つの前記凸型が挿入される、請求項3又は4に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記突起部形成工程における、前記凸型部の備える前記加熱手段の条件、前記凸型部の前記基材シートへの刺入高さ、前記基材シートの前記当接部分の軟化時間、前記凸型部の前記基材シートへの刺入速度、前記凸型部の形状及び冷却工程における冷却条件の少なくとも1つを制御して、前記微細中空突起物の形状をコントロールする請求項1〜5の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記基材シートとして、帯状の基材シートを用い、該帯状の基材シートの前記他面側に前記微細中空突起物を連続的に形成する請求項1〜6の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記凸型部の加熱による前記基材シートの加熱温度は、該基材シートのガラス転移温度以上溶融温度未満である請求項1〜7の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記凸型部の加熱による基材シートの加熱温度は、基材シートの軟化点以上溶融温度未満である請求項1〜8の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記凸型部が差し入れられた前記基材シートの部分及びその近傍の領域のみに該凸型部の加熱による熱が加えられ、前記基材シートのそれ以外の領域には成り行きの熱のみが付与される、請求項1〜9の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記開口プレートの1つの前記開口部に複数の前記凸型が挿入される、請求項3又は4に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記冷却工程では、冷風送風装置による冷却を行わず、自然冷却を行う、請求項1〜11の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
- 前記突起部形成工程は、複数個の凸型部を用いて、アレイ状に複数個の突起部を有する微細中空突起物を形成する、請求項1〜12の何れか1項に記載の微細中空突起物の製造方法。
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