JP6560979B2 - 被搬送物の検査方法 - Google Patents
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Description
本発明は、シート自体が対向して搬送されているシート中に、対向して配された検査対象物の相互の位置関係を検出することを可能にした被搬送物の検査方法に関する。
前記第1、第2シート間に反射板を挿入した状態で、前記第1シートの外側から前記第1シートおよび前記第1検査対象物に第1照射光を照射する第1光照射工程と、
前記第2シートの外側から前記第2シートおよび前記第2検査対象物に第2照射光を照射する第2光照射工程と、
前記第1照射光が、前記反射板および前記第1シートにて反射されて得た第1反射光を受光して光量を検出する第1光検出工程と、
前記第2照射光が、前記反射板および前記第2シートにて反射されて得た第2反射光を受光して光量を検出する第2光検出工程と、
前記第1、第2反射光の光量から、前記各シートの幅方向の前記第1、第2検査対象物端部の位置を求める位置検出工程と、
を有する被搬送物の検査方法を提供する。
シート50は、好ましくは波長が500nm以上800nm以下の光を透過するものであり、表面シート50Aと裏面シート50Bの2層にされている。2層の積層シートであるシート50の二つ折りにされた一方は第1シート51であり、他方は第2シート52である。第1シート51と第2シート52とは、対向した状態にて搬送されている。例えば、第1シート51の幅方向端部51Aと第2シート52の幅方向端部52Aとが対向するように上端側に配されていて、シート50の二つ折り端部50Cが下端側に配されている。シート50の二つ折り端部50Cが、上下方向が逆向きに搬送されていてもよい。
第1シート51には、表面シート50Aと裏面シート50Bとの間に第1検査対象物61が配されている。第2シート52には、表面シート50Aと裏面シート50Bとの間に第2検査対象物62が配されている。第1検査対象物61と第2検査対象物62とは、互いに対向する位置にされている。すなわち、第1、第2検査対象物61、62の上端部61A,62Aのシート幅方向の位置は同一高さになっていることが好ましい。
第1、第2光照射部11、12は、第1、第2シート51、52の幅方向に線状に、第1、第2照射光L1、L2を照射するものである。例えばシート50を含めて第1、第2検査対象物61、62の上端部61A、62Aを中心に照射する。第1、第2照射光L1、L2には、シート50表面の反射の影響を抑え、透過しやすくなるという観点から、波長が500nm以上800nm以下の光を用いる。
第1、第2照射光L1、L2は、波長が500nm以上であり、好ましくは波長が600nm以上であり、さらに好ましくは波長が650nm以上である。そして、波長が800nm以下であり、好ましくは波長が750nm以下であり、さらに好ましくは波長が700nm以下である。具体的には、波長が500nm以上800nm以下であり、好ましくは波長が600nm以上750nm以下であり、さらに好ましくは波長が650nm以上700nm以下である。波長が短すぎると、照射光がシート50を透過しにくくなる。一方、波長が長すぎると照射位置が見えなくなり、照射光の位置合わせが容易にできなくなる。
第1、第2光照射部11、12には、例えば、第1、第2照射光L1、L2の波長が660nmである半導体レーザ光を用いることが好ましい。本明細書でいう第1、第2照射光L1、L2の発光波長は、光強度が最も強くなるピーク波長をいう。
上記照度は、第1、第2照射光L1、L2の照射距離Dによっても適宜調整される。照射距離Dが短い場合には照度を低くし、照射距離Dが長い場合には照度を強くする。この照射距離Dは、第1、第2光照射部11、12から射出される第1、第2照射光L1、L2の光軸C1、C2上における第1、第2光照射部11、12の射出端とシート50表面との距離とする。またシート50表面に対して第1、第2照射光L1、L2の光軸が、例えば照射面に対して垂直方向となるように照射することが好ましい。上記照度の測定は、市販の照度計を用いて測定した。具体的には、ミノルタ社製、デジタル照度計 T−1Hを使用した。
反射板21の厚みは、搬送される第1、第2シート51、52に接触することなく挿入可能な厚みであることが好ましい。例えば、剛性を確保する点から、2mm以上が好ましく、4mm以上がより好ましく、5mm以上がさらに好ましい。そして第1、第2シート51、52との接触を避ける観点から、10mm以下が好ましく、8mm以下がより好ましく、6mm以下がさらに好ましい。具体的には、2mm以上10mm以下が好ましく、4mm以上8mm以下がより好ましく、5mm以上6mm以下がさらに好ましい。
また反射板21は、両面において第1、第2照射光L1、L2を反射する板材であることが好ましい。板材としては、樹脂、金属等が挙げられる。樹脂としては、ポリアミド系樹脂、ふっ素系樹脂、ポリアセタール系樹脂等が挙げられる。具体的には、ポリアミド樹脂、ふっ素樹脂、ポリアセタール樹脂が挙げられ、例えば、MCナイロン(登録商標)、テフロン(登録商標)、ジュラコン(登録商標)等が挙げられる。
板材の場合、表面が鏡面加工されていることが好ましい。または板材に反射率が高くなる反射膜コーティングを両面に施したものを用いても好ましい。
そのために、予め、光量による第1検査対象物61の位置を算出するための検量線を求めておく。
第1センサ部31が受光する第1反射光Lr1は、第1照射光L1の照射領域の全域が、仮に第1シート51の第1検査対象物61を含まない領域の場合(図2(a)参照)、反射板21に反射された反射光Lr1が最も光量が多くなる。この状態が、後述する検量線の光量100の状態に相当する。
第1照射光L1の照射領域に占める、第1検査対象物61と重なっている第1シート51の領域の面積が減少するに従い(図2(b)参照)、その面積減に比例して光量が多くなる。言い換えれば、第1検査対象物61が第1照射光L1の照射領域に重なる面積が増えるに従い、その面積増に比例して第1反射光Lr1の光量が少なくなる。この状態が、後述する検量線の光量50から100の中間状態に相当する。
第1シート51に対する第1照射光L1の照射領域の全域が、第1検査対象物61が配された第1シート51の領域と重なった場合(図2(c)参照)には、第1検査対象物61に吸収されるため、第1反射光Lr1は最も光量が少なくなる。この状態が、後述する検量線の光量50の状態に相当する。すなわち、検量線の光量は、反射光Lr1が最も多くなる光量を100とし、反射光Lr1が最も少なくなる光量を50とした相対的な光量である。
ここで、光量が最小から最大になるまでの距離は第1照射光L1のシート50面に照射されたときの照射領域のシート幅方向の幅Wである。幅Wの単位は例えばmmとする。第1照射光L1の光軸C(C1)は、例えば反射板21面に対して垂直に設定される。また、第1センサ部31がより多くの反射光を受光できるように、第1照射光L1の照射角度に傾きをつけてもよい。すなわち、光軸Cが傾くように第1光照射部11を配してもよい。第2光照射部12についても、第1光照射部11と同様のことがいえる。
このように、各第1、第2センサ部31、32ごとに検量線を求めることによって、各第1、第2センサ部31、32に対応した検量線となる。これによって、より正確に、第1、第2検査対象物61、62の上端61A、62Aの位置を示す距離P1、P2を求めることができる。P1、P2の単位は例えばmmとする。
被搬送物の検査方法は、前記図1を参照して説明した検査装置10を用いて行う。
図4(a)に示すように、被搬送物1は、光透過性のシート50と、その幅方向に第1、第2検査対象物61、62を配したものである。第1、第2検査対象物61、62は、シート50の長手方向(搬送方向)に複数配置されている。図4(b)に示すように、そのようなシート50の幅方向を長手方向にそって二つ折りにしたものである。
通常、不織布に可視光線を照射した場合、不織布を構成する繊維表面での反射と繊維間の隙間の通過を繰り返して不織布を透過する光と、その不織布を透過する光の一部が繊維内を通過して不織布を透過する光がある。要するに、不織布に照射された光は、繊維内を通過する光、繊維表面で反射される光、および繊維間を進む光が、複雑に組み合わされて、照射された一部の光が不織布を厚み方向に透過する。それ以外の光は、繊維表面で反射散乱され、また繊維中に吸収される。また、不織布の坪量が少ない場合には、繊維間を直進して透過する光がある。したがって、通常、不織布は坪量が大きくなり過ぎなければ、可視光線を透過するものである。坪量が大きくなり過ぎると、繊維表面での反射が多くなって、透過光量が少なくなり、光透過率が極端に減少することになる。光透過量が少なくなっても、被搬送物の検査方法を実施することは可能ではあるが、ノイズ等により検査精度が低下する場合がある。したがって、不織布からなるシート50の坪量には好ましくは上限がある。シート50の坪量については後述する。
また、ポリエチレンテレフタレートの可視光線域の光透過特性が、例えば、インターネット http://www.zeon.co.jp/business/enterprise/speplast/optes2_1.html で検索されるグラフに記載されている(検索日:平成27年12月21日)。この光透過特性のグラフによれば、厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの光透過特性として、波長300nmから800nmまでの光透過率がグラフに記載されている。この場合の可視光線域における光透過率は80%以上となっている。
図5を参照してその結果を説明する。図5は、縦軸に光透過率を示し、横軸に坪量を示す。
図5に示すように、坪量が増加するとともに光透過率が急激に低下したが、坪量が800g/cm2であっても光透過が認められた。このことから、不織布であれば、測定光を少なくとも透過することがわかった。
具体的には、一例として、表面シート50Aには坪量が80g/m2のポリプロピレンのスパンレース不織布を用いる。また裏面シート50Bには坪量が70g/m2のポリプロピレンのスパンレース不織布を用いる。なお、不織布としては、スパンレース不織布以外の不織布を用いてもよい。例えば、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等を好ましく用いることができる。
上記の坪量80g/m2、厚み0.66mmのポリプロピレンのスパンレース不織布からなる表面シート50Aの波長660nmの光の透過率は9.0%であった。また、上記の坪量70g/m2、厚み0.59mmのポリプロピレンのスパンレース不織布からなる裏面シート50Bの波長660nmの光の透過率は20.0%であった。このように、不織布状態であっても、シート50は上記の光を十分に透過することがわかっている。
0.05kPaの圧力がかかるように荷重を加えた状態にして、厚み測定器を用いて測定した。厚み測定器にはオムロン社製のレーザー変位計を用いた。厚み測定は、10点測定し、それらの平均値を算出して厚みとした。
測定器にキーエンス社製の透過型センサ、型式:LV−NH110を用いた。この透過型センサの半導体レーザ光の発振波長は660nmである。またアンプには、キーエンス社製の型式:LV−N11Nを用いた。上記センサの発光ヘッドと受光ヘッドとの間隔を200mmに設定し、その中間部である発光部からの距離が100mmの位置に、光軸に対して直角になるように、光透過率を測定する不織布を配した。透過率の測定は、波長660nmの0.2mWのレーザ光を照射し、その透過光量を測定した。また照射光量は不織布を配さない状態で測定した。透過率は式[透過光量]/[照射光量]×100(%)を用いて求めた。
第1光照射工程は、第1照射部31から射出された第1照射光L1を、第1シート51の外側から第1シート51および第1検査対象物61に照射する。第1シート51の外側とは、第2シート52側とは反対側のことをいう。
続いて第1光検出工程を行う。この光検出工程では、照射された第1照射光L1の一部が、第1シート51表面や第1検査対象物61表面において反射される。残りの第1照射光L1が、第1検査対象物61が配されている部分を除く第1シート51を透過して反射板21に照射される。反射板21では照射された第1照射光L1が反射され、再び第1シート51を透過する。これらの反射光が第1反射光Lr1として第1センサ部31に受光される。
なお、図面にいて光を示す矢印は、垂直入射の照射光に対して反射光は同一光路上を通るが、わかり易くするため、少しずらして示した。
上記第2光照射工程は、第1光照射工程と同時に行うことが好ましい。同時に行うことによって、反射板21を挟んで対向する第1、第2検査対象物61、62の位置をより正確に検出することができる。
続いて第2光検出工程を行う。この光検出工程では、照射された第2照射光L2の一部が第2シート52表面や第2検査対象物62表面において反射される。残りの第2照射光L2が、第2検査対象物62が配されている部分を除く第2シート52を透過して反射板21に照射される。反射板21では照射された第2照射光L2が反射され、再び第2シート52を透過する。これらの反射光が第2反射光Lr2として第2センサ部32に受光される。
なお、第1、第2検査対象物61、62に照射された第1、第2照射光L1、L2は、その表面において反射された以外、第1、第2検査対象物61、62に吸収される。また、第1、第2シート51、52の光吸収はわずかであるとして省略した。
第1、第2照射光L1、L2の上端を基準位置として位置0とし、第1、第2照射光L1、L2の下端を位置PWとする。したがって、位置0からPWまでは照射光の幅Wになる。距離P1、P2は、基準位置P0(位置0)からの第1、第2検査対象物61、62の上端61A、62Aまでの距離である。
上記のような場合には、第1、第2検査対象物61、62の位置検出が不能となる。したがって、第1、第2照射光L1、L2は、シート50と第1、第2検査対象物61、62との境界部分に照射されている必要がある。
また、第1、第2照射光L1,L2は、シート50の幅方向に長さが長い光であるが、これをシート50の搬送方向に長さが長い光としてもよい。この場合、シート50と第1、第2検査対象物61、62との境界をまたぐように、第1、第2照射光L1,L2が照射される。これによって、第1、第2検査対象物61、62のシート搬送方向に隣接する別の第1、第2検査対象物61、62との位置関係を検出することができる。
図7に示すように、シート50は、好ましくは波長が500nm以上800nm以下の光を透過するものであり、表面シート50Aと裏面シート50Bの2層にされている。二つ折りにされたシート50の一方側の第1シート51と他方側の第2シート52とは、対向した状態を維持して搬送されている。例えば、第1シート51の幅方向端部51Aと第2シート52の幅方向端部52Aとが対向するように上端側に配されていて、シート50の二つ折り端部50Cが下端側に配されている。搬送される二つ折りにされたシート50は、幅方向において上下方向が逆向きになっていてもよい。
第1シート51には、表面シート50Aと裏面シート50Bとの間に第1検査対象物61が配されている。第2シート52には、表面シート50Aと裏面シート50Bとの間に第2検査対象物62が配されている。第1検査対象物61と第2検査対象物62とは、互いに対向する位置にされている。
続いて、第1照射光L1が第1シート51を透過した第1透過光Lt1を第1センサ部31により受光して光量を検出する第1光検出工程を行う。同時に、第2照射光L2が第2シート52を透過した第2透過光Lt2を第2センサ部32により受光して光量を検出する第2光検出工程を行う。
次いで第1および第2透過光Lt1、Lt2の光量から、各シートの幅方向の第1、第2検査対象物61、62の端部61A、62Aの位置を求める位置検出工程を行う。位置検出工程は前述の位置検出工程と同様である。
第1シート51側、第2シート52側それぞれの反射光量から、検量線を基に、基準位置から第1、第2検査対象物61、62(例えば発熱体)端部位置をそれぞれ算出する。算出したそれぞれの位置の差分|P1−P2|から、発熱体のズレ量(mm)を算出する。
図1に示した検査装置10を用いて検査を行った。第1、第2光照射部11、12および第1、第2センサ部31、32には、キーエンス社製、反射帰還型センサの型式:LV−NH42を用いた。この半導体レーザ光の発振波長は660nmである。
信号処理部には、キーエンス社製の型式:LV−N11MNを用いた。
第1、第2照射光L1、L2の光軸を照射面に対して垂直方向に設定し、照射距離Dを60mmに設定した。
10 検査装置
11 第1光照射部
12 第2光照射部
21 反射板
25 発光部
31 第1センサ部
32 第2センサ部
50 シート
50A 表面シート
50B 裏面シート
50C シートの二つ折り端部
51 第1シート
51A 第1シートの幅方向端部
52 第2シート
52A 第2シートの幅方向端部
61 第1検査対象物
61A 第1検査対象物の上端部
62 第2検査対象物
62A 第2検査対象物の上端部
C,C1,C2 光軸
D,D1,D2 照射距離
L1 第1照射光
L2 第2照射光
Lr1 第1反射光
Lr2 第2反射光
Lt1 第1透過光
Lt2 第2透過光
W 照射領域の幅
P1,P2 基準位置からの距離
Claims (7)
- 対向して搬送されている光透過性の第1、第2シートのそれぞれに対向して配された第1、第2検査対象物の位置を検出する被搬送物の検査方法であって、
前記第1、第2シート間に反射板を挿入した状態で、前記第1シートの外側から前記第1シートおよび前記第1検査対象物に第1照射光を照射する第1光照射工程と、
前記第2シートの外側から前記第2シートおよび前記第2検査対象物に第2照射光を照射する第2光照射工程と、
前記第1照射光が、前記反射板および前記第1シートにて反射されて得た第1反射光を受光して光量を検出する第1光検出工程と、
前記第2照射光が、前記反射板および前記第2シートにて反射されて得た第2反射光を受光して光量を検出する第2光検出工程と、
前記第1、第2反射光の光量から、前記各シートの幅方向の前記第1、第2検査対象物端部の位置を求める位置検出工程と、
を有する被搬送物の検査方法。 - 前記第1照射光および前記第2照射光の波長が500nm以上800nm以下である請求項1記載の被搬送物の検査方法。
- 前記第1シートと前記第2シートとは1枚のシートからなり、前記1枚のシートを幅方向中央で折り返して、折り返した一方のシートを前記第1シートとし、折り返した他方のシートを前記第2シートとする請求項1または2に記載の被搬送物の検査方法。
- 前記第1光照射工程と前記第2光照射工程とを同時に行う請求項1から3のいずれか1項に記載の被搬送物の検査方法。
- 前記検査対象物は光不透過性である請求項1から4のいずれか1項に記載の被搬送物の検査方法。
- 前記位置検出工程は、予め、シートの幅方向に対して検査対象物の位置と、その位置における反射光の光量との関係から検量線を求めておいて、測定された反射光の光量から前記検量線に基づいて前記検査対象物の位置を求める、請求項1から5のいずれか1項に記載の被搬送物の検査方法。
- 対向して搬送されている光透過性の第1シートおよび第2シートのそれぞれに対向して配された光不透過性の第1、第2検査対象物の位置を検出する被搬送物の検査方法であって、
前記第1、第2シート間に両面発光する発光部を挿入した状態で、前記発光部から前記第1シートおよび前記第1検査対象物に第1照射光を照射する第1光照射工程と、
前記発光部から前記第2シートおよび前記第2検査対象物に第2照射光を照射する第2光照射工程と、
前記第1照射光が前記第1シートを透過した第1透過光を受光して光量を検出する第1光検出工程と、
前記第2照射光が前記第2シートを透過した第2透過光を受光して光量を検出する第2光検出工程と、
前記第1および第2透過光の光量から、前記各シートの幅方向の前記検査対象物端部の位置を求める位置検出工程と、
を有する被搬送物の検査方法。
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