JP6559350B2 - 制御装置及び制御方法 - Google Patents
制御装置及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6559350B2 JP6559350B2 JP2018525910A JP2018525910A JP6559350B2 JP 6559350 B2 JP6559350 B2 JP 6559350B2 JP 2018525910 A JP2018525910 A JP 2018525910A JP 2018525910 A JP2018525910 A JP 2018525910A JP 6559350 B2 JP6559350 B2 JP 6559350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- csmw
- information
- auxiliary device
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 67
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 21
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 claims description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 109
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 27
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 15
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 4
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 3
- 238000002716 delivery method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/10—Program control for peripheral devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
このため、従来例では、新たにセンサ等の補助機器を設置する場合に、この補助機器を使用することができるようにするために、多くの労力が必要となる。
図1は、実施の形態1〜4に係る車両制御システム100の構成の一例を示すブロック図である。
車両制御システム100は、補助機器1と、フロントエンドボード(以下、F/Eボードという)110と、車両の挙動判断等を行うバックエンドボード(以下、B/Eボードという)140と、GPS(Global Positioning System)13からの入力データに基づいて動作するナビボード150とを備える。
そして、F/Eボード110及びB/Eボード140により、車両の制御を行う制御装置105が構成される。制御装置105は、補助機器1を接続し、補助機器1から得られる情報に基づいて制御を行う。
側方ソナー4は、車体の側方から15m程度の遠距離までの間で、他車等の障害物が近づいて来るか否かを判断するため、アナログオーディオ(音波)を用いて計測する。なお、側方ソナー4とF/Eボード110との間には、データのやり取りを行うために必要なアナログデジタル変換器(以下、AD/DAという)8が設けられている。
ミリ波レーダ5は、電波を自動車周囲に向けて発射し障害物からの反射波を測定することで障害物までの距離及び方向を測り、この障害物までの距離及び方向等の情報を取得する。なお、ミリ波レーダ5は、図示してはいないが、データを取得するミリ波レーダ本体と、そのデータをやり取りするミリ波レーダECUとを備える。
ソナー6は、音波を用いて車両周辺の障害物を検知する。
LIDAR7は、レーザー光を用いて車両周辺の障害物を検知する。
INS12は、地上の航法援助施設からの電波又は地磁気等に頼らずに、移動する自動車の加速度から、移動方向、速度及び距離を求め、位置を特定するための搭載用航法装置である。
単眼カメラ2及びステレオカメラ3は、LVDS(Low Voltage Differentian Signaling)で映像データをF/Eボード110のカスタマイザブルミドルウェア(以下、CSMWという)111を介して、センサフュージョン112に伝送する。LVDSは、短距離用のデジタル有線伝送技術で、小振幅及び低消費電力で比較的高速な差動インタフェースである。LVDSは、グラフィックスカードからビデオモニタへの映像データ等のデータの伝送に使用される。
側方ソナー4における計測結果は、AD/DA8でデジタル変調され、CSMW111を介してセンサフュージョン112に伝送される。
なお、CSMW111をミドルウェア部ともいう。
そして、CSMW111は、補助機器1が接続された際に、ドライバ部106からCFGファイルを取得するとともに、ドライバ部106からのシンボル情報を参照して、CFGファイルとシンボル情報との整合性を確認する。例えば、CFGファイルに記載されている変数及びAPI名に対応する全てのアドレスがシンボル情報に記載されているか否かを確認する。CFGファイルとシンボル情報との整合性が確認できた場合、言い換えると、CFGファイルに記載されている変数及びAPI名に対応する全てのアドレスがシンボル情報に記載されている場合に、CSMW111は、シンボル情報に記載された変数及びAPIを使用して、補助機器1を動作させる。
ミリ波レーダ5は、障害物までの距離及び方向等の情報を、CAN101及びCSMW111を介して、センサフュージョン112に伝送する。
ソナー6からの情報は、CAN101及びCSMW111を介して、センサフュージョン112に伝送される。
V2Pモジュール9は、路側器情報を、CAN101及びCSMW111を介して、座標変換部113に伝送する。
V2Iモジュール10は、歩行者動向情報を、CAN101及びCSMW111を介して、ダイナミックマップ部114に伝送する。
LIDAR7からの情報は、イーサネット102及びCSMW111を介して、センサフュージョン112に伝送される。
HMI151は、ユーザからの指示の入力を受け付ける入力部である。
ナビゲーション部152は、GPS13からのシリアル信号と、HMI51からの情報に基づいて動作し、F/Eボード110とデータのやり取りを行っている。
GPS13からの信号は、シリアル通信ケーブル104を介して、ナビボード150上のナビゲーション部152に伝送される。
V2Iモジュール10からCSMW111を介してダイナミックマップ部114に伝送されたデータは、ダイナミックマップ部114から地図情報としてマップ生成部116及びレーンレベルルート生成部117に伝送される。
単眼カメラ2の映像データは、LVDS及びCSMW111を介して、ロケータ部115にも入力され、また、GPS受信機11及びINS12からのデータもロケータ部115に入力される。さらに、マップ生成部116からの道路障害物情報が、ロケータ部115に入力される。これらロケータ部115に伝送されたデータは、自車位置情報として、マップ生成部116、レーンレベルルート生成部117及びナビゲーション部152に伝送される。
マップ生成部116からは、3Dマップ情報が、リスクマップ生成部119の死角検出部119a、移動予測部120に伝送され、また、3Dマップ情報は、イーサネット102を介して、ナビボード150のHMI151に伝送される。
移動予測部120は、マップ生成部116からの3Dマップ情報と運動モデルデータベース121からの運動モデル情報とから移動予測情報を生成し、これをリスクマップ生成部119のリスク推定部119bに入力する。
運転操作特性部118は、運転操作特性データベース124と運転操作特性情報をやり取りし、更新された運転操作特性情報をパス生成部123に入力する。
パス生成部123は、パス情報を、イーサネット102を介して、ナビボード150のHMI151に入力する。また、パス生成部123は、パス情報をSPI通信経路103経由で、B/Eボード140の判断部141に入力する。
HMI151は、CAN101からF/E故障情報及びB/E故障情報を取得すると共に、CAN101に運転モード及び緊急停止情報を送信する。
車両制御判断部142は、CAN101から運転モード及びF/E故障情報を取得すると共に、CAN101からセンシング情報を取得した緊急制御部143から緊急制御情報を取得する。
自動車MOには、車両制御システム100が搭載されている。
単眼カメラ2は、自動車MOの前方中央と後方中央に取り付けられており、夫々前方及び後方の物体を認識する。
ステレオカメラ3は、自動車MOのフロントガラス上部に取り付けられ、前方の物体を認識する。
側方ソナー4は、自動車MOの側方に取り付けられ、夫々右側方及び左側方を認識する。
ミリ波レーダ5は、自動車MOの前方左右に取り付けられ、夫々前方の左右を走査する。
ソナー6は、自動車MOの前方左右に取り付けられ、夫々前方の左右を走査する。
LIDAR7は、自動車MOの屋根中央に取り付けられ、自動車MOの周囲全てを走査する。
図4では、単眼カメラ2、ステレオカメラ3、ミリ波レーダ5、ソナー6及びLIDAR7がF/Eボード110に接続されているものとして説明する。
ステレオカメラ3の映像データは、LVDS経由でステレオ測距部3aに入力される。ステレオ測距部3aからの情報は、CSMW111を介して第1物体抽出部3bと、カメラベースでの第1道路特徴抽出部3cに入力される。
ソナー6からの情報は、CAN101経由で第2測距部6aに入力される。第2測距部6aからの情報は、CSMW111を介して、第3物体抽出部6bに入力される。
LIDAR7からの情報は、イーサネット102経由で第3測距部7aに入力される。第3測距部7aからの情報は、CSMW111を介して、第4物体抽出部7bとレーザーベースの第2道路特徴抽出部7cに入力される。
属性判別部2aは、CSMW111を介して、物体属性情報をセンサフュージョン112内の同一物体合成部112aに入力する。
第1物体抽出部3bは、CSMW111を介して、相対位置情報、サイズ情報及び相対速度情報をセンサフュージョン112内の同一物体合成部112aに入力する。
第1道路特徴抽出部3cは、CSMW111を介して、自車位置情報及び自車姿勢情報をセンサフュージョン112内の協調センシング部112bに入力する。
第2物体抽出部5bは、CSMW111を介して、相対位置情報、サイズ情報及び相対速度情報をセンサフュージョン112内の同一物体合成部112aに入力する。
第4物体抽出部7bは、CSMW111を介して、相対位置情報、サイズ情報及び相対速度情報をセンサフュージョン112内の同一物体合成部112aに入力する。
第2道路特徴抽出部7cは、CSMW111を介して、自車位置情報及び自車姿勢情報をセンサフュージョン112内の協調センシング部112bに入力する。
また、センサフュージョン112内の協調センシング部112bは、下位の機能部から収集した自車位置情報及び自車姿勢情報をセンサフュージョン112の上位アプリ130に渡す。
F/Eボード110に接続する1つの補助機器1に対して1つのCFGファイルが必要である。図5に示されているCFGファイル170は、ミリ波レーダ5を接続する際のものである。
CFGファイル170は、セクションと呼ばれるデータ領域で幾つかのブロックに区切られる。セクションは[]で括られた文字列で定義され、予め名称が規定された機能セクションと、任意の名称を持つデータ内容定義セクションがある。機能セクションは、どの補助機器1が接続されても共通して使用される名称を有する。例えば、図5に示された例では、[INTERFACE]、[STRUCTURE]及び[DATA_SPEC]が機能セクションである。データ内容定義セクションは、接続された補助機器1毎にコーディングする必要があり、そのコード上に表れる変数の名称を示す。例えば、図5に示された例では、[Timestamp]、[Velocity]及び[RangeDistance]がデータ内容定義セクションである。
「SensorName」は、接続される補助機器1の名称を示す。ここでは、ミリ波レーダ5の名称「MW−Rader」が定義されている。
「UpIndMode」は、補助機器1のドライバ部が上位機能部にデータを渡す際のデータ通知方式を示す。例えば、データ通知方式は、「0」〜「2」の整数で定義されている。図5の例では、「0」が選択され、データが生成されたら、逐一、上位機能部に通知することが示されている。上位機能部は、例えば、CSMW111である。
「CanMsgID」は、補助機器1のドライバ部がデータをフィルタリングする際に使用する「Can ID」を示す。なお、「CanMsgID」は、「IFType」で「CAN」が選択されたために定義されており、「IFType」で別の種別が選択された場合には、選択された種別に応じた項目で値が定義される。
「DnApiClose」は、ドライバ部が使用する伝送路のClose処理の関数名を示す。
「DnApiRead」は、ドライバ部が使用する伝送路の読み込み処理の関数名を示す。
「DnApiWrite」は、ドライバ部が使用する伝送路の書き込み処理の関数名を示す。
「DnApiioctrl」は、ドライバ部が使用する伝送路のプロパティ設定処理の関数名を示す。
「DnApiSeek」は、ドライバ部が使用する伝送路のSeek処理の関数名を示す。
「DnApiOpen」、「DnApiClose」、「DnApiRead」、「DnApiWrite」、「DnApiioctrl」及び「DnApiSeek」では、ドライバコード上の関数名(API名)が定義されている。CSMW111は、「DnApiOpen」、「DnApiClose」、「DnApiRead」、「DnApiWrite」、「DnApiioctrl」又は「DnApiSeek」のフォーマットにより、その後に続く「ドライバコード上の関数名」を認識する。その後に、CSMW111は、フィルタ設定でシンボル情報からその関数名とそれに割り当てられているアドレスを認識する。これにより、CSMW111は、ドライバ部における関数をコールすることができる。
図5では、補助機器1からCSMW111に渡すデータのメンバとして、「Timestamp(タイムスタンプ)」、「Velocity(速度)」、「RangeDistance(物体距離)」、「RangeRate(物体速度)」及び「Angle(物体角度)」が含まれており、それぞれ、32ビットで構成されている。
例えば、図5の例では、[Timestamp]セクションでは、「F」は変数そのものを示し、ここでは、「_TIMESTAMP_」という変数名の値がタイムスタンプの値であることを示している。
[Velocity]セクションでは、「IdF」は、データを取得するインタフェースの種別を示し、図5の例では、CAN101からデータを取得することが示されている。「Id」は、CAN IDを示し、「Ox730」のCAN IDで送られてきたデータが速度を格納していることを示している。「F」は、上述のように変数そのものを示し、「#2」は、データの2バイト目の1バイトが変数の値であることを示している。
補助機器1のドライバ部106は、補助機器1が接続された際に、CSMW111にCFGファイル170を与える。CSMW111は、CFGファイル170を参照することで、上位機能部131が補助機器1を制御できるようにする。
なお、ここでの下位機能部133は、図6に示したドライバ部106に相当する。
CSMW111は、このシンボル情報を取得して(S15)、取得されたシンボル情報とロードされたCFGファイル170とを比較して、機器動作に必要なメンバ変数及びAPIを把握することが可能となる。例えば、CSMW111は、CFGファイル170で把握された変数及びAPI名と、シンボル情報に含まれている変数及びAPI名とを比較し、これらが一致した場合には、対応するアドレスから変数及びAPIを呼び出すことができるようになる。
(1)実施の形態では、車両制御システム100は、自動車MOに搭載された単眼カメラ2、ステレオカメラ3、ミリ波レーダ5、ソナー6又はLIDAR7といった各種補助機器1、これら各種補助機器1を動作させる機能部、及び、下位の機能部から上位の機能部へデータを受け渡すCSMW111から構成される。各種補助機器1は、自動車MOに搭載されているが、常に同じ機器に置換されるとは限らず、異なるバージョンの機器又は仕様の異なる他社の機器に置換されることもある。例えば、ミリ波レーダ5が他社製のミリ波レーダに置き換えられることもある。この場合、この補助機器1のCFGファイルに、この補助機器1を動作させるための構造体及びAPIを定義すれば、CSMW111は、起動時にそのCFGファイルを読み込むだけで、CSMW111及びその上位のセンサフュージョン112を変更することなく、上位機能部は下位機能部からの機器データを、同期方式で取得することができる。なお、この場合、この補助機器1のドライバ部に相当する下位機能部のみを改修するだけで、補助機器1の置換ができ、CSMW111の上位アプリケーションは変える必要がないため、様々な開発現場でドライバ部に相当する機能部のみを開発するだけで済む。このため、車両制御システム100は、アプリケーションサポートパッケージとして製品化することが可能である。
以下、実施の形態2における車両制御システム100の説明を行う。実施の形態2における車両制御システム100は、F/Eボード110と、F/Eボード110に接続された各種補助機器1と、B/Eボード140と、ナビボード150とを備え、実施の形態1と同様に構成されている。
但し、実施の形態2における車両制御システム100は、その処理において、実施の形態1と異なっている。
CSMW111は、機能部及びデバイスドライバとの間で機器制御データの入出力を行う。具体的には、上位機能部131から機器制御データを受け取って下位機能部133に渡す「制御データ受信」と、CSMW111内部で共通データフォーマット変換した機器制御データを機能部又はデバイスドライバ抽象化層に出力する「制御データ出力」の2つがあるが機能は同じである。APIとしては、CSMW111は、上位機能部131には非同期方式を、下位機能部133には同期方式及び非同期方式の両方を提供するが、実施の形態2では同期方式で機器制御データを上位機能部131から下位機能部133へ渡す例を説明する。また、機器制御データは機器データの場合と異なり少量かつ低頻度であることが想定されるため、データ受け渡し方式はデータ保証方式のみとなる。
CSMW111は、このシンボル情報を取得して(S35)、取得されたシンボル情報とロードされたCFGファイル170とを比較して、機器動作に必要なメンバ変数及びAPIを把握することが可能となる。
(2)実施の形態2では、各種補助機器1は、自動車MOに搭載されているが、常に同じ機器に置換されるとは限らず、異なるバージョンの機器又は仕様の異なる他社の機器に置換されることもある。この場合、置換された機器のCFGファイル170にその機器を制御させるための構造体及びAPIを定義すれば、CSMW111は、起動時にこのCFGファイルを読み込むだけで、CSMW111及びその上位のセンサフュージョン112を変更することなく、下位機能部133は、上位機能部131からの機器制御データを、同期方式で取得することができる。なお、この場合、補助機器1のドライバ部に相当する下位機能部133のみを改修するだけで、補助機器1の置換ができ、CSMW111の上位アプリケーションは変える必要がないため、様々な開発現場でドライバ部に相当する機能部のみを開発するだけで済む。このため、車両制御システム100は、アプリケーションサポートパッケージとして製品化することが可能である。
以下、実施の形態3における車両制御システム100の説明を行う。実施の形態3における車両制御システム100は、F/Eボード110と、F/Eボード110に接続された各種補助機器1と、B/Eボード140と、ナビボード150とを備え、実施の形態1と同様に構成されている。
但し、実施の形態3における車両制御システム100は、その処理において、実施の形態1と異なっている。
CSMW111は、このシンボル情報を取得して(S55)、取得されたシンボル情報とロードされたCFGファイル170とを比較して、機器動作に必要なメンバ変数及びAPIを把握することが可能となる。
(3)各種補助機器1は、自動車MOに搭載されているが、常に同じ機器に置換されるとは限らず、異なるバージョンの機器又は仕様の異なる他社の機器に置換されることもある。この場合、置換された補助機器1のCFGファイル170にこの補助機器1を動作させるための構造体及びAPIを定義すれば、CSMW111は、起動時にCFGファイル170を読み込むだけで、CSMW111及びその上位のセンサフュージョン112を変更することなく、上位機能部131は、下位機能部133からの機器データを、非同期方式で取得することが可能となる。なお、この場合、この補助機器1のドライバ部に相当する下位機能部133のみを改修するだけで補助機器1の置換ができ、CSMW111の上位アプリケーションは変える必要がないため、様々な開発現場でドライバ部に相当する機能部のみを開発するだけで済む。このため、車両制御システム100は、アプリケーションサポートパッケージとして製品化することが可能である。
以下、実施の形態4における車両制御システム100の説明を行う。実施の形態4における車両制御システム100は、F/Eボード110と、F/Eボード110に接続された各種補助機器1と、B/Eボード140と、ナビボード150とを備え、実施の形態1と同様に構成されている。
但し、実施の形態4における車両制御システム100は、その処理において、実施の形態1と異なっている。
CSMW111は、機能部及びデバイスドライバとの間で機器制御データの入出力を行う。具体的には、CSMW111は、機能部から機器制御データを受け取って機能部に渡す「制御データ受信」と、CSMW111内部で共通データフォーマット変換した機能制御データを機能部やデバイスドライバ抽象化層に出力する「制御データ出力」の2つがあるが機能は同じである。CSMW111は、APIとしては上位機能部131には非同期方式を、下位機能部133には同期方式及び非同期方式の両方を提供するが、実施の形態4では非同期方式で機器制御データを上位機能部131から下位機能部133へ渡す例を説明する。また、機器制御データは、機器データの場合と異なり少量かつ低頻度であることが想定されるため、データ受け渡し方式は、非同期方式についても逐次型のみとなる。
CSMW111は、このシンボル情報を取得して(S75)、取得されたシンボル情報とロードされたCFGファイル170とを比較して、機器動作に必要なメンバ変数及びAPIを把握することが可能となる。
(4)各種補助機器1は、自動車MOに搭載されているが、常に同じ機器に置換されるとは限らず、異なるバージョンの機器又は仕様の異なる他社の機器に置換されることもある。この場合、置換された補助機器1のCFGファイル170にこの補助機器1を制御させるための構造体及びAPIを定義すれば、CSMW111は、起動時にCFGファイル170を読み込むだけで、CSMW111及びその上位のセンサフュージョン112を変更することなく、下位機能部133は、上位機能部131からの機器制御データを、非同期方式で取得することが可能となる。なお、この場合、補助機器1のドライバ部に相当する下位機能部133のみを改修するだけで補助機器1の置換ができ、CSMW111の上位アプリケーションは変える必要がないため、様々な開発現場でドライバ部に相当する機能部のみを開発するだけで済む。このため、車両制御システム100は、アプリケーションサポートパッケージとして製品化することが可能である。
Claims (5)
- 補助機器を接続し、当該補助機器から得られる情報に基づいて制御を行う制御装置であって、
前記補助機器を動作させるための変数及びAPI名を示すコンフィギュレーションファイルを有するとともに、前記補助機器を動作させるために必要な変数及びAPIのシンボルが記載されたシンボル情報を生成するドライバ部と、
前記補助機器が接続された際に、前記ドライバ部から前記コンフィギュレーションファイルを取得するとともに、前記ドライバ部からの前記シンボル情報を参照して、前記コンフィギュレーションファイルと前記シンボル情報との整合性を確認し、前記コンフィギュレーションファイルと前記シンボル情報との整合性が確認できた場合に、前記シンボル情報に記載された変数及びAPIを使用して、前記補助機器を動作させるミドルウェア部と、を備えること
を特徴とする制御装置。 - 前記補助機器から得られる情報を用いて処理を行う上位機能部をさらに備え、
前記ミドルウェア部は、
前記補助機器が接続された際に、前記ドライバ部から前記コンフィギュレーションファイルを取得し、
前記上位機能部からの登録命令に応じて、前記ドライバ部から前記シンボル情報を参照して、前記コンフィギュレーションファイルと前記シンボル情報との整合性を確認し、
前記コンフィギュレーションファイルと前記シンボル情報との整合性が確認できた場合に、前記上位機能部からの開始命令に応じて、前記シンボル情報に記載された変数及びAPIを使用して、前記補助機器を動作させて、前記補助機器から得られた情報を前記上位機能部に与えること
を特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記ミドルウェア部は、前記上位機能部からの書き込み命令に応じて、前記上位機能部からの制御情報を前記ドライバ部に与えること
を特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 前記コンフィギュレーションファイルには、前記補助機器の実行ファイルのパスが含まれており、
前記ミドルウェア部は、前記コンフィギュレーションファイルに含まれているパスから前記実行ファイルを読み込むこと
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の制御装置。 - 接続された補助機器を制御する制御方法であって、
前記補助機器が接続された際に、前記補助機器を動作させるための変数及びAPI名を示すコンフィギュレーションファイルを取得し、
前記補助機器を動作させるために必要な変数及びAPIのシンボルが記載されたシンボル情報を生成し、
前記コンフィギュレーションファイルと前記シンボル情報との整合性を確認し、
前記コンフィギュレーションファイルと前記シンボル情報との整合性が確認できた場合に、前記シンボル情報に記載された変数及びAPIを使用して、前記補助機器を動作させること
を特徴とする制御方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/070249 WO2018008145A1 (ja) | 2016-07-08 | 2016-07-08 | 制御装置及び制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018008145A1 JPWO2018008145A1 (ja) | 2019-03-07 |
JP6559350B2 true JP6559350B2 (ja) | 2019-08-14 |
Family
ID=60912488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018525910A Active JP6559350B2 (ja) | 2016-07-08 | 2016-07-08 | 制御装置及び制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6559350B2 (ja) |
WO (1) | WO2018008145A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018212083A1 (ja) * | 2017-05-17 | 2019-11-07 | 三菱電機株式会社 | 制御装置及び制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001090405A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-04-03 | Honda Motor Co Ltd | 車両セキュリティシステム及びその方法 |
JP3903734B2 (ja) * | 2001-05-09 | 2007-04-11 | 株式会社日立製作所 | 車両データアクセス方法および車載端末 |
CN107077435B (zh) * | 2014-09-19 | 2020-03-31 | 株式会社艾拉博 | 设备驱动器注册装置以及使用该设备驱动器注册装置的设备驱动器的注册方法 |
-
2016
- 2016-07-08 WO PCT/JP2016/070249 patent/WO2018008145A1/ja active Application Filing
- 2016-07-08 JP JP2018525910A patent/JP6559350B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018212083A1 (ja) * | 2017-05-17 | 2019-11-07 | 三菱電機株式会社 | 制御装置及び制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2018008145A1 (ja) | 2019-03-07 |
WO2018008145A1 (ja) | 2018-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6894471B2 (ja) | 自動運転車(adv)のサブシステムによるパトロールカーのパトロール | |
US11299168B2 (en) | Time synchronization scheme between different computation nodes in autonomous driving system | |
EP3620959B1 (en) | Image data acquisition logic of an autonomous driving vehicle for capturing image data using cameras | |
JP2022546397A (ja) | 自律運転アプリケーションのためのマップ作成及びローカリゼーション | |
JP6757442B2 (ja) | 自動運転車における車線後処理 | |
JP2019182404A (ja) | 自動運転車両のためのセンサー集約フレームワーク | |
EP3757587B1 (en) | Flexible test board to improve sensor i/o coverage for autonomous driving platform | |
JP6632765B2 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
JP2018079916A (ja) | 自律走行車(adv)用のビジュアルコミュニケーションシステム | |
JP2018083610A (ja) | 自律走行車の車両交通行動を予測して運転決定をするための方法及びシステム | |
KR20180092314A (ko) | 모션 계획에 기초한 자율 주행 차량의 운행 방법 및 시스템 | |
JP2019079397A (ja) | 車載装置、情報処理システム、及び情報処理方法 | |
JP2009083815A (ja) | ドライブレコーダ装置および事故解析シミュレーション装置 | |
US11338823B2 (en) | Multiple sensor data storage with compressed video stream in autonomous driving vehicles | |
Kessler et al. | Bridging the gap between open source software and vehicle hardware for autonomous driving | |
JP6831474B2 (ja) | センサ間でデータを伝送するためのデータ伝送ロジック並びに自動運転車の計画及び制御 | |
US20210009145A1 (en) | Automated factory testflow of processing unit with sensor integration for driving platform | |
JP6559350B2 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
US20240007532A1 (en) | Data transmission method, apparatus, and system | |
JP2020147148A (ja) | 情報処理装置及び情報処理装置を備える自動走行制御システム | |
CN217435657U (zh) | 自动驾驶车辆的电气系统和自动驾驶车辆 | |
CN111857117B (zh) | 用于在自动驾驶期间解码gps消息的gps消息解码器 | |
CN113767376B (zh) | 用于在车辆部件之间传送信息的消息缓存器 | |
US12086090B2 (en) | Uniform virtual bus for system-to-system connectivity in an autonomous driving vehicle | |
CN115035239B (zh) | 用于构建虚拟环境的方法、装置、计算机设备及车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6559350 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |