JP6558624B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状部材を搬送しながら洗浄する洗浄装置に関する。
ロールtoロールにて搬送されるシート状部材を洗浄する洗浄装置が利用されている。典型的な洗浄装置としては、搬送中のシート状部材に洗浄液を噴射してシート状部材に付着した異物を除去するスプレー式洗浄装置と、搬送中のシート状部材にディップ槽を通過させシート状部材に付着した異物を除去するディップ式洗浄装置(例えば特許文献1参照)と、が知られている。
図5に、スプレー式洗浄装置200を模式的に示す。図5に示すスプレー式洗浄装置200は、シート状部材2の幅方向に並べられた複数のノズル230を有し、各ノズル230から搬送中のシート状部材2の表面に洗浄液が噴射されるようになっている。
一方、図6及び図7に、特許文献1に記載のディップ式洗浄装置300を模式的に示す。図6及び図7に示すディップ式洗浄装置300は、搬送中のシート状部材2が洗浄液303を貯留したディップ槽320内を通過するようになっている。ディップ槽320の側面には、超音波発生装置350が設けられており、超音波発生装置350により生成されたキャビテーションを利用してシート状部材2から異物4を除去するようになっている。
特開2006−181515号公報
しかしながら、図5に示すスプレー式洗浄装置200では、各ノズル230からシート状部材2に洗浄液3が勢いよく吹き付けられる。このため、シート状部材2の剛性が低い場合、吹き付けによるシート状部材2への局所的な負荷により、シート状部材2に折れや凹みによる塑性変形や損傷を引き起こしてしまう、という問題があった。
一方、図6及び図7に示すディップ式洗浄装置300では、シート状部材2から除去された異物4がディップ槽320内で滞留してしまう。このため、シート状部材2から除去された異物4がシート状部材2に再び付着してしまう、という問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、搬送するシート状部材を変形させることなく、異物を効果的に除去することが可能な洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明による洗浄装置は、搬送経路に沿ってシート状部材を搬送する搬送手段と、第1開口と第2開口との間を前記搬送経路に沿って延び、前記第2開口から進入するシート状部材を前記第1開口から退出させる洗浄通路が形成された洗浄液流動槽と、前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記洗浄液流動槽に取り付けられ、前記洗浄通路内を進行するシート状部材に付着した異物を洗浄液内で除去する異物除去手段と、を備え、
前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内を流動する洗浄液は、前記第2開口から前記洗浄通路外に流出するようになっている。
本発明による洗浄装置において、前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材と間隔を開けて配置され当該シート状部材の幅方向に沿って延びる第1本体部を有し、前記第1本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられていてもよい。
本発明による洗浄装置において、前記第1本体部は、前記シート状部材の搬送方向における上流側を向き前記吐出口が設けられた対向面と、前記対向面よりも前記シート状部材の搬送方向における下流側となる位置で前記対向面に対向して設けられた裏面と、を含み、前記洗浄液供給手段は、前記裏面に向けて洗浄液を放出する供給ノズルを前記第1本体部内に有していてもよい。
本発明による洗浄装置において、前記洗浄液供給手段は、前記第1本体部内で前記供給ノズルよりも前記対向面に近接した位置に配置された整流部材をさらに有していてもよい。
本発明による洗浄装置において、前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材を基準として前記第1本体部の反対側に設けられ、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる第2本体部を有し、前記第2本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられていてもよい。
本発明による洗浄装置において、前記第1開口及び前記第2開口は、鉛直方向における上方を向き、前記第2開口は、前記第1開口よりも鉛直方向における下方に位置していてもよい。
本発明による洗浄装置は、前記第2開口から流出する洗浄液を受け止めるオーバーフロータンクと、前記オーバーフロータンクに受け止められた洗浄液を前記洗浄液供給手段に導く循環手段と、をさらに備えてもよい。
本発明による洗浄装置において、前記循環手段は、当該循環手段内を流動する洗浄液を濾過するフィルターと、前記オーバーフロータンクから前記洗浄液供給手段に向けて洗浄液を送り出すポンプと、を有していてもよい。
本発明によれば、洗浄液が流動する洗浄通路内をシート状部材が通過するため、シート状部材に局所的な負荷をかけることなく、シート状部材から異物を除去することができる。また、洗浄通路内で洗浄液がシート状部材の搬送方向における上流側に向かうため、シート状部材から除去された異物が洗浄液と共にシート状部材の上流側に向かっていく。このため、シート状部材から除去された異物がより下流側で再びシート状部材に付着することを抑制することができる。その上、洗浄液と共に運ばれる異物は、シート状部材の上流側に位置する第2開口から流出していくため、シート状部材から除去された異物が洗浄通路内に溜まることもない。このため、洗浄液内に留まった異物が再びシート状部材に付着することも抑制することができる。
以上のことから、本発明によれば、搬送するシート状部材を変形させることなく、異物を効果的に除去することが可能となる。
一実施の形態による洗浄装置を示す概略側面図。 図1に示す洗浄装置を構成する洗浄液供給手段を示す正面図。 図2に示す洗浄液供給手段の他の例を示す正面図。 図1に示す洗浄装置の作用を説明するための側面図。 従来のスプレー式洗浄装置を模式的に示す斜視図。 特許文献1に記載のディップ式洗浄装置を模式的に示す斜視図。 図6に示すディップ式洗浄装置の平面図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。図1乃至図5は、一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1は、一実施の形態による洗浄装置1を示す概略側面図である。
図1に示す洗浄装置1は、搬送中のシート状部材2を洗浄する洗浄装置である。とりわけ、剛性の低い材料からなるシート状部材2を洗浄する場合、シート状部材2に局所的な負荷を与えると、シート状部材2に塑性変形を生じさせたり損傷を与えてしまうおそれがある。そこで、本実施の形態の洗浄装置1は、シート状部材2に局所的な負荷をかけることを避けるべく、洗浄液3が流動する洗浄通路23内をシート状部材2が通過するようになっている。ただし、洗浄通路23内にシート状部材2から除去された異物4(図4参照)が溜まってしまうと、除去された異物4がシート状部材2に再度付着してしまうおそれが高まる。そこで、本実施の形態による洗浄装置1では、洗浄通路23内に除去された異物4が再びシート状部材2に付着することがないよう、洗浄液3の流動方法について工夫が施されている。
なお、洗浄装置1にて洗浄及び搬送されるシート状部材2は、シート状の部材であれば特に限定されない。一例として、紙や樹脂製のシート、薄い金属製のシートが挙げられる。また、本明細書において、「板」、「シート」、「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「シート」は板やフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。
図1に示すように、洗浄装置1は、搬送経路psに沿ってシート状部材2を搬送する搬送手段10と、搬送経路psの一部に沿って延び、シート状部材2及び洗浄液3がその内部を通る洗浄通路23をもつ洗浄液流動槽20と、を有している。
図1に示す搬送手段10は、搬送経路psに沿って配置された複数のローラ11を有している。各ローラ11を通るようにシート状部材2が掛け渡されており、各ローラ11によってシート状部材2が搬送経路psに沿って案内されるようになっている。とりわけ、複数のローラ11のうちのいくつかは、洗浄液流動槽20の洗浄通路23内に設けられている。したがって、複数のローラ11によって案内されるシート状部材2は、洗浄液流動槽20の洗浄通路23内を通過するようになっている。
図1に示す例では、シート状部材2は、略U字状の搬送経路psに沿って搬送手段10により搬送されている。具体的には、紙面の右側から進入したシート状部材2は、鉛直方向vdにおける下方に向かった後に水平方向hdに移動し、その後、鉛直方向vdにおける上方に向かった後に紙面の左側に進行していく。
この搬送経路psの一部に沿って洗浄通路23が設けられている。洗浄通路23の両端に第1開口21及び第2開口22が形成され、各開口21、22は外部に開放している。本実施の形態では、第1開口21及び第2開口22は、いずれも鉛直方向vdにおける上方を向き、第1開口21は、第2開口22よりも鉛直方向vdにおける上方に位置している。そして、洗浄通路23は、第1開口21と第2開口22との間を搬送経路psに沿って延び、略J字状の形状を規定している。
このような洗浄通路23は、洗浄液流動槽20の壁面によってその境界を規定されている。本実施の形態の洗浄液流動槽20は、透明な中空の薄肉部材にて構成され、中空の薄肉部材の内面にて洗浄通路23を規定している。
図1に示すように、第1開口21の周りに位置する洗浄液流動槽20の壁面に、洗浄液供給手段30が取り付けられている。洗浄液供給手段30は、洗浄通路23内に洗浄液3を供給する。洗浄液供給手段30から供給される洗浄液3は、第1開口21側から第2開口22側に向かう流動方向fdに沿って洗浄通路23内を流動する。図1において、洗浄通路23は、流動する洗浄液3によって満たされている。なお、洗浄液供給手段30の構成については、図2を参照して後述する。
洗浄液3が洗浄通路23内を流動方向fdに進行するのに対し、シート状部材2は、流動方向fdとは反対側となる搬送方向adに沿って進行する。具体的には、シート状部材2は、第2開口22から洗浄通路23内に進入して第1開口21から洗浄通路23外に出て行く。
また、図1に示すように、シート状部材2の搬送方向adにおける上流側すなわち流動方向fdにおける下流側に、異物除去手段50が設けられている。異物除去手段50は、洗浄通路23内を進行するシート状部材2に付着した異物4を洗浄液3内に除去するためのものである。本実施の形態の異物除去手段50は、第2開口22付近となる位置で洗浄液流動槽20に取り付けられている。
図1に示す異物除去手段50は、超音波発生装置51を有している。超音波発生装置51は、超音波によるキャビテーションを利用してシート状部材2から異物4を除去するよう構成されている。ここでいうキャビテーションとは、超音波の振動によって洗浄通路23内の洗浄液3の圧力を局所的に急変させ、短時間に多くの気泡の発生と消滅とを発生させる現象をいう。すなわち、キャビテーションによる気泡の発生と消滅とを利用することで、洗浄通路23内のシート状部材2から異物4を除去することが可能となっている。
本実施の形態では、異物除去手段50は、一対の超音波発生装置51を有しており、一対の超音波発生装置51の間をシート状部材2が通過するようになっている。このため、シート状部材2の表裏両面から、異物除去手段50によって異物4を除去することが可能となる。なお、各超音波発生装置51から発せられる超音波の周波数は、ノイズの観点から、例えば、20kHz〜50kHz程度に設定され得る。
次に、上述した洗浄液供給手段30の構成をさらに詳細に説明する。図1に示すように、洗浄液供給手段30は、シート状部材2と間隔を開けて配置された第1本体部31と、シート状部材2を基準として第1本体部31の反対側に設けられた第2本体部41と、を有している。この場合、第1本体部31と第2本体部41との間を、シート状部材2が通過するようになっている。また、第1本体部31及び第2本体部41は、洗浄通路23内で、洗浄液流動槽20の壁面に固定されている。
図2に、第1本体部31及び第2本体部41の構成を拡大して示す。なお、第1本体部31及び第2本体部41は、シート状部材2を基準として対称に構成することができるため、以下の説明では、第1本体部31及び第2本体部41に共通の構成については、符号を付した状態で単に本体部31、41と表記する。
本体部31、41は、シート状部材2の幅方向wdにむらなく洗浄液3を提供するために設けられている。図2に示すように、本体部31、41は、シート状部材2の幅方向wdに沿った長手方向をもつ。本実施の形態の本体部31、41は、略直方体状に成形されている。直方体状の本体部31、41は、シート状部材2の搬送方向adにおける上流側を向く対向面31a、41aと、対向面31a、41aに対向しシート状部材2の搬送方向adにおける下流側を向く裏面31b、41bと、を含んでいる。そして、裏面31b、41bは、対向面31a、41aよりもシート状部材2の搬送方向adにおける下流側となる位置に配置されている。
本体部31、41の対向面31a、41aには、シート状部材2の幅方向wdに沿って並べられた複数の吐出口32、42が設けられている。この吐出口32、42は、洗浄通路23内に洗浄液3を吐出するためのものである。各吐出口32、42は、シート状部材2の幅方向wdに沿って偏りなく洗浄液3を流動させるよう、その大きさ及び配置が決定されている。
図2に示すように、本体部31、41内に、対向面31a、41a側から裏面31b、41b側に向かって、整流部材35、45及び供給ノズル33、43がこの順で収容されている。
このうち、供給ノズル33、43は、本体部31、41内に洗浄液3を供給するためのものである。供給ノズル33、43には、シート状部材2の幅方向wdに沿って並べられた複数の供給口34、44が設けられている。本実施の形態の供給口34、44は、対向面31a、41a側ではなく、裏面31b、41b側を向いている。ゆえに、供給口34、44は、本体部31、41内から対向面31a、41aに向けてではなく、裏面31b、41bに向けて洗浄液3を放出する。
仮に、各供給口34、44から対向面31a、41aに向けて洗浄液3を直接的に放出する場合、各供給口34、44からの放出圧や放出方向の影響により、対向面31a、41aに設けられた吐出口32、42から吐出される洗浄液3に偏りが生じてしまいやすい。吐出口32、42から吐出される洗浄液3に偏りが生じてしまうと、洗浄液3で満たされた洗浄通路23内に洗浄液3の流れの滞留が生じ易くなり、この滞留によりシート状部材2をむらなく洗浄することができなくなるおそれが高まる。
これに対して、各供給口34、44から裏面31b、41bに向けて洗浄液3を放出する場合、放出される洗浄液3は、裏面31b、41bでの反射や本体部31、41内での拡散を経た後に、対向面31a、41aの吐出口32、42に到達する。このため、吐出口32、42に到達する洗浄液3は、ある程度分散され、偏りなく各供給口34、44から放出され易い。ゆえに、洗浄通路23内に洗浄液3の流れの滞留が生じ難くなり、結果としてシート状部材2をむらなく洗浄することに寄与する。
その上、供給口34、44から供給される洗浄液3は、整流部材35、45を通過した後に吐出口32、42に到達するようになっている。整流部材35、45は、供給口34、44から供給される洗浄液3を整流して吐出口32、42に送るべく設けられている。図2に示す整流部材35、45は、第1整流層35a、45aと、当該第1整流層35a、45aとは異なる第2整流層35b、45bと、を含んでいる。図2に示す例では、第1整流層35a、45aが相対的に裏面31b、41b寄りに配置され、第2整流層35b、45bが相対的に対向面31a、41a寄りに配置されている。異なる2層の整流層を組み合わせることにより、洗浄液3をより効果的に整流することが可能となる。
本実施の形態では、第1整流層35a、45a及び第2整流層35b、45bは、いずれも多孔質の層として構成されている。ただし、第1整流層35a、45aと第2整流層35b、45bとは、その空隙率や空隙の分布が異なっている。このような多孔質の層として、いわゆるハニカム構造が挙げられる。
このようにして、本実施の形態の洗浄液供給手段30によれば、シート状部材2の幅方向wdに偏りなく、洗浄液3を供給することが可能となる。なお、図2に示す例では、複数の吐出口32、42が、シート状部材2の幅方向wdに沿って並べられた例を示したが、吐出口32、42の形態は、このような例に限定されない。図3に、吐出口32、42の他の例を示す。図3に示す例では、対向面31a、41aに形成された単一の吐出口32、42が、シート状部材2の幅方向wdに沿って延びている。また、供給ノズル33、43に形成された単一の供給口34、44も、シート状部材2の幅方向wdに沿って延びている。
さて、図1に戻って、第1開口21側から第2開口22側に向かって洗浄通路23内を流動する洗浄液3は、第2開口22から洗浄通路23外に流出するようになっている。すなわち、洗浄通路23内を流動する洗浄液3は、第2開口22からオバーフローする。洗浄通路23内を流動する洗浄液3が第2開口22からオバーフローすることにより、シート状部材2から除去された異物4が洗浄通路23内に溜まることを抑制することができる。
第2開口22から溢れ出た洗浄液3は、オーバーフロータンク60によって受け止められる。オーバーフロータンク60は、洗浄液流動槽20の下方に配置されている。本実施の形態のオーバーフロータンク60は、当該オーバーフロータンク60の底を形成する底部61と、底部61の上方を環状に取り囲んだ胴部62と、を有している。底部61と胴部62とによって囲まれる空間内に、溢れ出た洗浄液3を受け止める受容空間Sが規定されている。
図1に示すように、オーバーフロータンク60に受け止められた洗浄液3は、循環手段70を介して洗浄液供給手段30に戻される。すなわち、循環手段70は、オーバーフロータンク60に受け止められた洗浄液3を洗浄液供給手段30に戻すためのものである。本実施の形態の循環手段70は、オーバーフロータンク60から洗浄液供給手段30に洗浄液3を導く配管71と、配管71内に設けられたフィルター72と、配管71内の洗浄液3を洗浄液供給手段30に向けて送り出すポンプ73と、を有している。
図1に示す例では、配管71は、オーバーフロータンク60の底部61と、洗浄液供給手段30の供給ノズル33、43と、に接続されている。一方、配管71内に設置されたフィルター72は、当該循環手段70内を流動する洗浄液3を濾過する。フィルター72は、洗浄液3を透過させると共に異物4を除去できるものであれば、特に限定されない。
また、本実施の形態のポンプ73は、フィルター72と洗浄液供給手段30の供給ノズル33、43との間に設けられている。ポンプ73がフィルター72よりも下流側に設けられていることにより、ポンプ73に異物が堆積することによる誤作動を軽減することができる。なお、ポンプ73としては、洗浄液を流動させるために用いられるそれ自体既知のポンプを用いることができる。
次に、以上のような構成からなる本実施の形態の作用について、図4を参照して説明する。図4は、図1に示す洗浄装置1の作用を説明するための側面図である。
図4に示すように、シート状部材2が、第2開口22から洗浄通路23内に進入して第1開口21から洗浄通路23外に出て行くように、搬送経路psに沿って搬送されていく。これに対し、洗浄液供給手段30から供給される洗浄液3は、シート状部材2の搬送方向adとは反対側となる流動方向fdに沿って、第1開口21側から第2開口22側に流動していく。とりわけ、洗浄液供給手段30から供給される洗浄液3は、洗浄通路23内で満たされシート状部材2の周りに洗浄液3の流れを形成する。
とりわけ、シート状部材2の搬送方向adにおける上流となる第2開口22の周りには、一対の超音波発生装置51が設けられている。このため、シート状部材2は、一対の超音波発生装置51の間を通過する際に、超音波発生装置51からの超音波によるキャビテーションの作用によって、異物4を除去される。除去された異物4は、流動方向fdに沿って流動する洗浄液3と共に第2開口22側に運ばれていく。このため、除去された異物4は、シート状部材2の搬送方向adの下流側となる第1開口21側には運ばれ難い。
また、流動方向fdに沿って流動する洗浄液3は、第2開口22から洗浄通路23外に流出していく。このため、シート状部材2から除去された異物4は、洗浄通路23内に溜まることなく洗浄通路23外に運ばれることとなる。とりわけ、本実施の形態では、第1開口21及び第2開口22は、鉛直方向vdにおける上方を向き、第2開口22は、第1開口21よりも鉛直方向vdにおける下方に位置している。このような形態によれば、洗浄液3よりも比重の小さい異物4が第2開口22側に浮力の作用で向かって行き易くなる。このため、異物4をさらに効率よく洗浄通路23内から排出することができる。
他方で、異物除去手段50によって異物4を除去されたシート状部材2は、第1開口21側に向かっていく。上述のように、洗浄液3はシート状部材2の搬送方向adとは反対(上流)側に向かうため、シート状部材2の搬送方向adの下流側となる第1開口21側には異物4は存在し難い。このため、異物4を除去されたシート状部材2に、搬送方向adの下流側となる第1開口21側で再び異物4が付着する、ということは起こり難い。したがって、シート状部材2は、効果的に異物4を除去された状態で第1開口21から洗浄通路23外に出て行くこととなる。
以上のように、本実施の形態によれば、搬送経路psに沿ってシート状部材2を搬送する搬送手段10と、第1開口21と第2開口22との間を搬送経路psに沿って延び、第2開口22から進入するシート状部材2を第1開口21から退出させる洗浄通路23が形成された洗浄液流動槽20と、シート状部材2の搬送方向adにおける上流側に向かって第1開口21側から第2開口22側に向かって洗浄通路23内に洗浄液3を供給する洗浄液供給手段30と、洗浄液流動槽20に取り付けられ、洗浄通路23内を進行するシート状部材2に付着した異物4を洗浄液3内に除去する異物除去手段50と、を備え、シート状部材2の搬送方向adにおける上流側に向かって洗浄通路23内を流動する洗浄液3は、第2開口22から洗浄通路23外に流出するようになっている。
このような形態によれば、洗浄液3が流動する洗浄通路23内をシート状部材2が通過するため、シート状部材2に局所的な負荷をかけることなく、シート状部材2から異物4を除去することができる。また、洗浄通路23内で洗浄液3がシート状部材2の搬送方向adにおける上流側に向かうため、シート状部材2から除去された異物4が洗浄液3と共にシート状部材2の搬送方向adにおける上流側に向かっていく。このため、シート状部材2から除去された異物4が、より搬送方向adにおける下流側で再びシート状部材2に付着する、ということを抑えることができる。その上、洗浄液3と共に運ばれる異物4は、シート状部材2の上流側に位置する第2開口22から流出していくため、シート状部材2から除去された異物4が洗浄通路23内に溜まることもない。このため、洗浄液3内に留まった異物4が再びシート状部材2に付着することも抑制することができる。以上のことから、本実施の形態によれば、搬送するシート状部材2を変形させることなく、異物4を効果的に除去することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、洗浄液供給手段30は、シート状部材2と間隔を開けて配置され当該シート状部材2の幅方向wdに沿って延びる第1本体部31を有し、第1本体部31には、シート状部材2の幅方向wdに沿って延びる吐出口32、または、シート状部材2の幅方向wdに沿って並べられた複数の吐出口32が設けられている。この場合、吐出口32から吐出する洗浄液3をシート状部材2の幅方向wdに偏りなく流動させることに寄与する。この結果、洗浄通路23内に洗浄液3の流れの滞留が生じ難くなり、結果としてシート状部材2をむらなく洗浄することに寄与する。
さらに、本実施の形態によれば、第1本体部31は、シート状部材2の搬送方向adにおける上流側を向き吐出口32が設けられた対向面31aと、対向面31aよりもシート状部材2の搬送方向adにおける下流側となる位置で対向面31aに対向して設けられた裏面31bと、を含み、洗浄液供給手段30は、裏面31bに向けて洗浄液3を放出する供給ノズル33を第1本体部31内に有している。このような形態によれば、各供給口34、44から裏面31b、41bに向けて洗浄液3を放出するため、放出される洗浄液3は、裏面31bでの反射や本体部31内での拡散を経た後に、対向面31aの吐出口32に到達する。このため、吐出口32に到達した洗浄液3は、ある程度分散され、偏りなく供給口34から放出され易い。ゆえに、洗浄通路23内に洗浄液3の流れの滞留が生じ難くなり、結果としてシート状部材2をさらにむらなく洗浄することに寄与する。
さらに、本実施の形態によれば、洗浄液供給手段30は、第1本体部31内で供給ノズル33よりも対向面31aに近接した位置に配置された整流部材35をさらに有している。この場合、供給ノズル33から供給される洗浄液3は、整流部材35によって整流された後に吐出口32に到達する。このため、吐出口32から吐出する洗浄液3をシート状部材2の幅方向wdに偏りなく流動させることに寄与する。この結果、洗浄通路23内に洗浄液3の流れの滞留が生じ難くなり、結果としてシート状部材2をさらにむらなく洗浄することに寄与する。
また、本実施の形態によれば、洗浄液供給手段30は、シート状部材2を基準として第1本体部31の反対側に設けられ、シート状部材2の幅方向wdに沿って延びる第2本体部41を有し、第2本体部41には、シート状部材2の幅方向wdに沿って延びる吐出口42、または、シート状部材2の幅方向wdに沿って並べられた複数の吐出口42が設けられている。このような形態によれば、異物除去手段50によって、シート状部材2の表裏両面から異物4を除去することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1開口21及び第2開口22は、鉛直方向vdにおける上方を向き、第2開口22は、第1開口21よりも鉛直方向vdにおける下方に位置している。このような形態によれば、洗浄通路23内の洗浄液3は、重力の作用によって、第1開口21側から第2開口22側に送られ易くなる。このため、洗浄液3を洗浄通路23内で流動させるための動力を節約することができ、省エネルギーに貢献する。また、洗浄液3よりも比重の小さい異物4が第2開口22側に浮力の作用によって向かって行き易くなるため、異物4を効率よく洗浄通路23内から排出することができる。
また、本実施の形態によれば、第2開口22から流出する洗浄液3を受け止めるオーバーフロータンク60と、オーバーフロータンク60に受け止められた洗浄液3を洗浄液供給手段30に導く循環手段70と、をさらに備える。このような形態によれば、循環手段70によって、第2開口22から流出した洗浄液3を洗浄液供給手段30に再び戻すことができる。すなわち、洗浄液3を繰り返し使用することができる点で効率的である。
さらに、本実施の形態によれば、循環手段70は、当該循環手段70内を流動する洗浄液3を濾過するフィルター72と、オーバーフロータンク60から洗浄液供給手段30に向けて洗浄液3を送り出すポンプ73と、を有している。このような形態によれば、フィルター72によって、循環手段70内を流動する洗浄液3から異物4を除去することができる。このため、洗浄液3を有効に活用した上で、シート状部材2に異物4が再付着することも効果的に抑制することができる。
なお、上述した洗浄装置1において、洗浄通路23内の洗浄液3の流速を調整するためには、ポンプ73から送り出される洗浄液3の流速を変化させることが考えられる。また、洗浄通路23の大きさを変更することにより、洗浄通路23内の洗浄液3の流速を変化させてもよい。ただし、シート状部材2の表裏方向に沿った洗浄通路23の幅が1cm以下になると、洗浄通路23内にローラ11を配置することが困難になることに留意すべきである。
1 洗浄装置
2 シート状部材
3 洗浄液
4 異物
10 搬送手段
20 洗浄液流動槽
21 第1開口
22 第2開口
23 洗浄通路
30 洗浄液供給手段
31 第1本体部
41 第2本体部
31a、41a 対向面
31b、41b 裏面
32、42 吐出口
33、43 供給ノズル
34、44 供給口
35、45 整流部材
50 異物除去手段
60 オーバーフロータンク
70 循環手段
72 フィルター
73 ポンプ
ps 搬送経路
ad 搬送方向
wd シート状部材の幅方向

Claims (11)

  1. 搬送経路に沿ってシート状部材を搬送する搬送手段と、
    第1開口と第2開口との間を前記搬送経路に沿って延び、前記第2開口から進入するシート状部材を前記第1開口から退出させる洗浄通路が形成された洗浄液流動槽と、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    前記洗浄液流動槽に取り付けられ、前記洗浄通路内を進行するシート状部材に付着した異物を前記洗浄液内で除去する異物除去手段と、
    を備え、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内を流動する洗浄液は、前記第2開口から前記洗浄通路外に流出するようになっており、
    前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材と間隔を空けて配置され当該シート状部材の幅方向に沿って延びる第1本体部を有し、
    前記第1本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられ、
    前記第1本体部は、前記シート状部材の搬送方向における上流側を向き前記吐出口が設けられた対向面と、前記対向面よりも前記シート状部材の搬送方向における下流側となる位置で前記対向面に対向して設けられた裏面と、を含み、
    前記洗浄液供給手段は、前記裏面に向けて洗浄液を放出する供給ノズルを前記第1本体部内に有している、洗浄装置。
  2. 搬送経路に沿ってシート状部材を搬送する搬送手段と、
    第1開口と第2開口との間を前記搬送経路に沿って延び、前記第2開口から進入するシート状部材を前記第1開口から退出させる洗浄通路が形成された洗浄液流動槽と、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    前記洗浄液流動槽に取り付けられ、前記洗浄通路内を進行するシート状部材に付着した異物を前記洗浄液内で除去する異物除去手段と、
    を備え、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内を流動する洗浄液は、前記第2開口から前記洗浄通路外に流出するようになっており、
    前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材と間隔を空けて配置され当該シート状部材の幅方向に沿って延びる第1本体部を有し、
    前記第1本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられ、
    前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材を基準として前記第1本体部の反対側に設けられ、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる第2本体部を有し、
    前記第2本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられている、洗浄装置。
  3. 搬送経路に沿ってシート状部材を搬送する搬送手段と、
    第1開口と第2開口との間を前記搬送経路に沿って延び、前記第2開口から進入するシート状部材を前記第1開口から退出させる洗浄通路が形成された洗浄液流動槽と、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    前記洗浄液流動槽に取り付けられ、前記洗浄通路内を進行するシート状部材に付着した異物を前記洗浄液内で除去する異物除去手段と、
    を備え、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内を流動する洗浄液は、前記第2開口から前記洗浄通路外に流出するようになっており、
    前記第1開口及び前記第2開口は、鉛直方向における上方を向き、
    前記第2開口は、前記第1開口よりも鉛直方向における下方に位置している、洗浄装置。
  4. 搬送経路に沿ってシート状部材を搬送する搬送手段と、
    第1開口と第2開口との間を前記搬送経路に沿って延び、前記第2開口から進入するシート状部材を前記第1開口から退出させる洗浄通路が形成された洗浄液流動槽と、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
    前記洗浄液流動槽に取り付けられ、前記洗浄通路内を進行するシート状部材に付着した異物を前記洗浄液内で除去する異物除去手段と、
    前記第2開口から流出する洗浄液を受け止めるオーバーフロータンクと、
    前記オーバーフロータンクに受け止められた洗浄液を前記洗浄液供給手段に導く循環手段と、
    を備え、
    前記シート状部材の搬送方向における上流側に向かって前記洗浄通路内を流動する洗浄液は、前記第2開口から前記洗浄通路外に流出するようになっている、洗浄装置。
  5. 前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材と間隔を空けて配置され当該シート状部材の幅方向に沿って延びる第1本体部を有し、
    前記第1本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられている、請求項3又は4に記載の洗浄装置。
  6. 前記第1本体部は、前記シート状部材の搬送方向における上流側を向き前記吐出口が設けられた対向面と、前記対向面よりも前記シート状部材の搬送方向における下流側となる位置で前記対向面に対向して設けられた裏面と、を含み、
    前記洗浄液供給手段は、前記裏面に向けて洗浄液を放出する供給ノズルを前記第1本体部内に有している、請求項5に記載の洗浄装置。
  7. 前記洗浄液供給手段は、前記第1本体部内で前記供給ノズルよりも前記対向面に近接した位置に配置された整流部材をさらに有している、請求項1又は6に記載の洗浄装置。
  8. 前記洗浄液供給手段は、前記シート状部材を基準として前記第1本体部の反対側に設けられ、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる第2本体部を有し、
    前記第2本体部には、前記シート状部材の幅方向に沿って延びる吐出口、または、前記シート状部材の幅方向に沿って並べられた複数の吐出口が設けられている、請求項1、5、6又は7に記載の洗浄装置。
  9. 前記第1開口及び前記第2開口は、鉛直方向における上方を向き、
    前記第2開口は、前記第1開口よりも鉛直方向における下方に位置している、請求項1、2、4、5、6、7又は8に記載の洗浄装置。
  10. 前記第2開口から流出する洗浄液を受け止めるオーバーフロータンクと、
    前記オーバーフロータンクに受け止められた洗浄液を前記洗浄液供給手段に導く循環手段と、をさらに備える、請求項1、2、5、6、7、8又は9に記載の洗浄装置。
  11. 前記循環手段は、当該循環手段内を流動する洗浄液を濾過するフィルターと、前記オーバーフロータンクから前記洗浄液供給手段に向けて洗浄液を送り出すポンプと、を有している、請求項4又は10に記載の洗浄装置。
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