JP6558206B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、液透過性の表面シートと液不透過性の裏面シートとの間に配された吸収体を備える吸収性物品に関する。
近年、高吸水性樹脂(Super Absorbent Polymer、以下「SAP」という。)や不織布を使用した、使い捨ておむつ等の吸収性物品の需要が拡大している。
使い捨ておむつ等の吸収性物品においては、さまざまな改良が行われ、その機能や着用感の向上が図られている。
液透過性の表面シート(トップシート)と液不透過性の裏面シート(バックシート)との間に吸収体を介在させた吸収性本体を備える各種吸収性物品には、例えば子供用または大人用のおむつ、女性用生理用品、軽中度失禁パッド、ペット用排泄処理用品等が知られている。これら吸収性物品に使用される吸収体は、尿などの液体を吸収および保持するため、主にフラッフ状パルプとSAPとの混合体である吸収性コアと、この吸収性コアを包むティッシュなどのコア被覆材とで構成されている。
このような吸収性物品に対し、省資源化、物流コストの削減、小売店などでの収納効率の改善などの観点から、超薄型などと呼称される軽量かつコンパクトなものが要求され、これが主流になりつつある。このような超薄型の吸収性物品は、吸収性物品の重量および体積の大部分を占める吸収体の重量を下げ、かつコンパクトにすることで実現し得る。すなわち、フラッフ状パルプとSAPとの混合体で構成された吸収体コアの薄型化は、SAPの相対含有率を高めたり、混合体に代えてシート状のSAPを用いたりすることで実現化されている。
しかしながら、吸収体中のSAPの相対含有率を高めたり、混合体に代えてシート状SAPを用いることによって、吸収体の薄型化を達成したりしたものであっても、SAPの含有率を50〜60%程度よりも高くすることは困難である。その理由は、SAPのゲルブロック現象や吸収特性にあり、特に問題となるのは、SAPは吸収保持性が高いものの、その吸収速度、特に吸収の立ち上がり速度が遅いという特性に起因するためである。例えば、尿などの排出速度は個人差、性差、年齢差などによって異なるが、最も早い例では100ccの尿が10秒前後で排出される。これに対し、SAPはその吸収速度が改善されたものであっても、液体が接してから吸収能力を十分に発揮する状態に至るまで、少なくとも30秒以上の時間を必要とする。このような尿の排出速度と吸収体の一部を構成するSAPによる液体の吸収速度との間に存在する大きな速度差によって、尿の排出直後の段階では、尿の大部分が未吸収のまま吸収性本体に滞留することとなる。そして、この未吸収の尿の吸収性本体内での自由な移動が、吸収性物品からの尿の漏れの大きな原因となる。
このような原因に対し、例えば、特許文献1では、溝状に窪んだ凹部を有する細長い吸収体であって、股下部の凹部が吸収体の長手方向に配され、腹部および背部の凹部がそれぞれ長手方向に対して斜め方向に配される吸収体が提案されている。特許文献1に記載の吸収体は、上記構成により、腹部および背部における液体の拡散性が優れているとされている。
さらに、特許文献1では、腹部および背部の凹部それぞれの底部の吸収体の坪量が、股下部凹部の底部の吸収体の坪量よりも大きい吸収体が提案されている。これにより、股下部に取り込まれた液体が、腹部および背部に引き込まれやすくなることから、排せつ液体の取り込み量を多くすることができ、吸収体の吸収量を向上させることができるとされている。
特開2012−143535号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような凹部の配列では、股下部において液体が吸収体の幅方向へ拡散しにくく、さらに、股下部から腹部および背部の端部まで液体がすばやく拡散しにくいという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、吸収体の液体の拡散性を高めつつ、吸収体全体の吸収性を向上させる吸収性物品を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の吸収性物品は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に配された吸収体と、を備える吸収性物品であって、吸収体には、表面シート側の面に複数の凹部が形成され、複数の凹部は、吸収体の中心部から吸収体の周囲方向へ放射状に延在する溝を形成するように配列し、中心部を含む中央領域の吸収体の吸収量は、中央領域を挟む両端領域の吸収体の吸収量よりも低いことを特徴とする。
ここで、吸収体の中央領域とは、例えば排尿などの液体と最初に接触する領域およびその付近の領域のことをいう。なお、吸収体の中央領域は、吸収性物品の着用者の体格や性別等によって変化させることが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、吸収体の液体の拡散性を高めつつ、吸収体全体の吸収性を向上させる吸収性物品を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品を応用したパンツ型使い捨ておむつの外観を示す立体投影図である。 本発明の一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの展開図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつを展開して分解状態で示す立体投影図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの断面図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの吸収体を示す図である。 本発明の一実施形態に係る使い捨ておむつの吸収体の部分断面図である。 本発明の一実施形態に係る吸収体の溝部分を示す拡大図である。 本発明の他の実施形態に係る使い捨ておむつの吸収体を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る使い捨ておむつの吸収体を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施形態のみに限らず、本発明の概念に帰属する他の吸収性物品も包含するものである。なお、以下の実施形態1ないし3の吸収性物品の形態は、互いに組み合わせることも可能である。
[実施形態1]
まず、本発明の実施形態1に係る吸収性物品を応用したパンツ型使い捨ておむつの全体形状について、図1から図4を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る吸収性物品を応用したパンツ型使い捨ておむつの正面側から見た外観を示す立体投影図である。図2は、本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの展開図である。
本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ10は、前身頃領域10Fと、後身頃領域10Rと、前身頃領域10Fおよび後身頃領域10Rをつなぐ股下領域10Cとを有する。また、着用時に前身頃領域10Fと後身頃領域10Rとで着用者のウエストの部分を取り囲むウエスト周り開口部10Wが形成されている。同様に、前身頃領域10Fおよび後身頃領域10Rの下端部と股下領域10Cとで着用者の両脚の付け根から太ももあたりに至る領域のいずれかを取り囲む左右一対の脚周り開口部10Lが形成されている。
使い捨ておむつ10の着用時に、前身頃領域10Fは着用者の腹側に位置し、後身頃領域10Rは着用者の背側に位置する。そして、股下領域10Cは、着用者の股下を覆い、左右一対の脚周り開口部10Lに、着用者の脚がそれぞれ通された形となる。
使い捨ておむつ10は、股下領域10Cと共に前身頃領域10Fおよび後身頃領域10Rを覆うようにカバーシート11が設けられ、カバーシート11の左右両側縁部が相互に接合されて閉じ合わせ部10Jを形成している。これにより、ウエスト周り開口部10Wと左右一対の脚周り開口部10Lとが画成されている。
本実施形態に係る使い捨ておむつ10では、使い捨ておむつ10の幅方向の中央またはその付近において腹側から背側に向かって、股下領域10Cを通って延びる仮想線Pを想定している。具体的には、仮想線Pは、例えば、使い捨ておむつ10の着用時のウエスト側を上、股下側を下とすると、使い捨ておむつ10の腹側表面に沿って、かつ上下方向に延びると共に、股下領域10Cを経由して、背側においてもおむつ10の表面に沿って上下方向に延びるものである。
図2に示すように、カバーシート11の長手方向の左右両側縁部の中央には、それぞれ図1の脚周り開口部10Lとなる半円弧状をなす一対の切欠き部11Aが形成されている。カバーシート11の着用者の肌に接触する面には、前身頃領域10F、股下領域10Cおよび後身頃領域10Rにわたるように、細長い矩形の形状をした吸収体13が配されている。吸収体13は、その形状を保持するために、例えば、端部同士が糊づけで接合されたコアラップ15(ティシュ)で包まれている。コアラップ15は親水性の薄いシートである。コアラップ15で包まれた吸収体13は、バックシート12と接合される。コアラップ15で包まれた吸収体13と接合したバックシート12は、その長手方向が仮想線Pと略平行となる方向であって、その幅方向の中央またはその付近を仮想線Pが通る位置となるようにカバーシート11上に接合される。コアラップ15で包まれた吸収体13の表面上には、着用者の肌に触れる液透過性のトップシート14が接合されている。
カバーシート11には、脚周りギャザーを形成するための糸ゴム16と、ウエスト周りギャザーを形成するための糸ゴム17とがそれぞれ伸長状態で接合されている。
また、トップシート14の幅方向の左右両側縁部には、立体ギャザーを形成する一対のサイドシート18が備えられている。一対のサイドシート18は、外側端縁部がカバーシート11の一対の切欠き部11Aと同様の形状に形成されている、着用時に吸収体13の両側縁部に沿って起立し、着用者が排泄した尿の横漏れを防止するための部材である。サイドシート18のそれぞれには、その内側端縁部を吸収体13側に折り返して把持させる形で立体ギャザー伸縮材としての糸ゴム19が配置されており、糸ゴム19が収縮した際に、着用者の肌当接方向に向かって立ち上がる。立体ギャザーは従来の使い捨ておむつに用いられている公知の構成を採用することができる。例えば、撥水性シートの層間に伸張状態の立体ギャザー伸縮材を挟み込んで固定することにより、形成することができる。
図3は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10を破断展開した分解状態を示す立体投影図である。図3を用いて、使い捨ておむつ10の積層構造について説明する。
図3に示すように、使い捨ておむつ10は、着用者の肌側から見て、最も外側から順にカバーシート11と、液不透過性のバックシート12と、コアラップ15で包まれる吸収体13と、トップシート14とを順に重ねて接合している。なお、バックシート12、コアラップ15で包まれた吸収体13およびトップシート14で、下着等に接合させて液体を吸収する吸収性本体を形成することもできる。
カバーシート11は、両側縁部に一対の切欠き部11Aが形成され、バックシート12に接合されている。
吸収体13は、親水性の薄いシートであるコアラップ15(ティシュ)で包まれ、コアラップ15で包まれた吸収体13は、バックシート12とトップシート14との間に配される。トップシート14は、コアラップ15で包まれた吸収体13を介してバックシート12に接合される。なお、本実施形態では、コアラップ15で包まれた吸収体13を用いているが、本発明における吸収体は、コアラップで包まれていなくてもよい。
カバーシート11は、良好な手触りを得るために薄い不織布で形成されている。また、カバーシート11の一対の切欠き部11Aに隣接した位置およびカバーシート11の両端部には、糸ゴム16および17がそれぞれ伸長状態で接合されている。また、トップシート14の幅方向の左右両側縁部には、立体ギャザーを形成する一対のサイドシート18が備えられている。一対のサイドシート18は、外側端縁部がカバーシート11の一対の切欠き部11Aと同様の形状に形成されている、着用時に吸収体13の両側縁部に沿って起立し、着用者が排泄した尿の横漏れを防止するための部材である。サイドシート18のそれぞれには、その内側端縁部を吸収体13側に折り返して把持させる形で立体ギャザー伸縮材としての糸ゴム19が配置されている。
図4は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10を図2のIV−IV断面線で切断した断面図である。図4を用いて、使い捨ておむつ10の吸収体13の断面形状について説明する。
トップシート14の表面には、間欠的なエンボス加工により、コアラップ15で包まれた吸収体13およびトップシート14を圧縮して、これらを一体として四辺形状の複数の凹部401が形成される。複数の凹部401は、間隔を空けて配列されることにより、尿などの液体を通過させる溝402を形成している。溝402は、コアラップ15で包まれた吸収体13のトップシート14側の面から、バックシート12側の面に向かってその深さを有するものである。コアラップ15で包まれた吸収体13の表面に形成した溝402で取り囲まれた部分を型崩れ抑制部403と称する。型崩れ抑制部403の詳細については後述する。なお、凹部401の上部の稜線は、断面で切断した際に見える、溝402でない部分の輪郭線404を示している。
次に、本実施形態に係る使い捨ておむつ10の吸収体13について、図5および図6を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10の吸収体13のトップシート14側の面を上とした上面図である。図5を用いて、吸収体13の表面形状について説明する。
吸収体13は、主にパルプとSAPからなるものである。吸収体13は、前身頃領域10F、股下領域10Cおよび後身頃領域10Rにわたるように、細長い矩形の形状をしている。吸収体13は、長手方向に、前身頃部分M1、股下部分M2および後身頃部分M3に三区分されている。股下部分M2には、両脚の太股部分を取り囲む左右一対の脚周り開口部10Lに合わせて、円弧状をなす一対の切欠き部13aが形成されている。本実施形態の吸収体13は、切欠き部13aが設けられており、中央領域の幅が前後端に比べて狭い砂時計型のものであるが、本発明の吸収体の形状はこれに限らない。吸収体13は、股下部分M2から前身頃部分M1の方向を前(上)方向とし、股下部分M2から後身頃部分M3の方向を後(下)方向とし、前後方向(長手方向)に直交する方向を左右方向(幅方向)とする。例えば、吸収体の形状は、前後(上下)端の角が丸く落とされているもの、前後(上下)に延びる楕円形のもの、円形のもの、前後(上下)左右の長さが同程度の矩形のものなど、さまざまな形状を含む。なお、この切欠き部13aは、吸収体13の大きさによっては形成しなくてもよい。
ここで、本発明の吸収体13の中央領域とは、例えば排尿などの液体と最初に接触する領域およびその付近の領域のことをいう。特に、股下部分M2における仮想線P上(長手方向)の中点を吸収体13の中心点Oとし、中心点O周辺の排尿などの液体と最初に接触する領域を中心部MOとする。なお、吸収体13の中央領域および中心部は、吸収性物品の着用者の体格や性別等によって変化させることが可能である。
さらに、吸収体13には、吸収体13の中心部MOから吸収体13の周囲方向へ放射状に延在する溝501が形成されている。ただし、溝501は、吸収体13の周囲の上下端部までは到達していない。これは、体液が溝501を伝ってウエスト周り開口部10Wから漏れることを防ぐためである。
本実施形態の溝501は、トップシート14およびコアラップ15と一体として、吸収体13の表面に四辺形状の複数の圧縮した凹部502を形成し、これら複数の圧縮した凹部502が間隔を空けて不連続に配列されることによって形成されている。なお、溝501は、凹部502の間隔および深さなどにより間欠的である場合であっても連続している場合であってもよく、両者の混合であってもよい。
図5に示すように、本実施形態では、股下部分M2にある中心部MOの中心点O付近には、凹部502が形成されていない。この凹部502が形成されていない部分の吸収体13の長手方向の幅H1は、15mmであり、10〜40mmの範囲が好ましい。これにより、中心部MOが凹部502によって硬くなるのを防ぎ、吸収体のしなやかさおよびおむつ10の着用感を良好にすることができる。
ここで、仮想線Pに対して、図5中の幅方向右側に形成された溝を溝501aとし、図5中の幅方向左側に形成された溝を溝501bとする。このとき、仮想線Pに最も隣接した溝501aは、仮想線Pに対して傾斜角度α1で傾斜している。一方、仮想線Pに最も隣接した溝501bは、仮想線Pに対して傾斜角度β1で傾斜している。なお、傾斜角度α1およびβ1は、7°であり、5°〜20°の範囲が好ましい。本実施形態では、傾斜角度α1およびβ1は同じ角度であるが、本発明はこれに限らず、各溝501の傾斜角度が異なるものであってもよい。
また、本実施形態の吸収体13は、股下部分M2の吸収量が前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収量よりも低く形成されている。具体的には、股下部分M2の吸収体13の吸収量は、0.8g/cm2であり、前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収体13の吸収量は、2.0g/cm2である。なお、股下部分M2の吸収体13の吸収量は、0.5〜1.5g/cm2が好ましく、前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収体13の吸収量は、1.5〜3.5g/cm2が好ましい。なお、吸収量は、各領域の吸収体をとりだし、200メッシュのナイロン袋に入れたものを30℃に温度調整した生理食塩水に10分間浸漬し、1分間水切りした後の吸収量を測定し、(吸収後の重量−吸収前の重量)/測定した領域の面積=吸収量(g/cm2)として表される。
このように、股下部分M2の吸収体13の吸収量を前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収体13の吸収量よりも低くすることにより、排泄された尿等の体液を股下部分M2から素早く前身頃部分M1および後身頃部分M3に拡散させることができる。また、吸収量勾配を2区分とすることで、比較的小さいサイズの吸収体13であっても容易に製造することができる。
さらに、吸収体13には、溝501aおよび溝501bが、いずれも複数本形成されているが、中心部MOから吸収体13の周囲方向へ放射状に延在する溝501が形成されているものであれば溝の本数は限定されない。
なお、吸収体13は、その幅方向の中心線である仮想線Pを含む領域であって、かつ、仮想線Pの延在方向に向かって帯状に延びている領域の溝形成領域N1を有している。また、吸収体13は、溝形成領域N1の両側に溝非形成領域N2を有している。これは、体液が溝501を伝って脚周り開口部10Lから漏れることを防ぐためである。
図6は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10の図5のVI−VI断面線による部分断面図である。
溝501は、コアラップ15で包まれた吸収体13のトップシート14側の面から、所定の溝パターンが形成された部材で、コアラップ15で包まれた吸収体13を場合によっては熱を加えつつ、トップシート14と一体として圧縮することによって形成される。そして、各溝501の幅および深さは、均一であってもよいし、隣接する溝との間隔、溝の位置などに応じて変化してもよい。また、溝501の側壁は、図6に示すように、吸収体13表面から斜めに傾斜したV字状であってもよいし、略垂直に延びるものであってもよい。なお、凹部502の上部の稜線は、断面で切断した際に見える、溝501でない部分の輪郭線601を示している。
溝501を形成するための上記圧縮により、コアラップ15で包まれた吸収体13の溝501部分および場合によってはその近傍は、それら周辺の非圧縮部分に比べて圧縮され、吸収体13の密度が高められている。最も圧縮された溝501部分の圧縮率は、約4倍から7倍程度が好ましいが、吸収体13の材質や吸収する液体に応じて、他の圧縮率の範囲も含むものである。また、圧縮された溝501部分の吸収体密度は、その周辺の非圧縮部分に比べて2倍以上となっている。吸収体密度は、主にパルプの密度である。圧縮された凹部502は、密度が高くなるため、吸収体13の毛細管力で溝501に流れてきた尿などの液体を吸い上げることができる。
上述したように、吸収体13における溝501部分は、吸収体13が圧縮されて形成されたものである。したがって、溝501部分および場合によってはその近傍は、吸収体13のそれら周辺の非圧縮部分よりも吸収体13が圧縮されて硬くなっている。
また、型崩れ抑制部403は、溝501によって型崩れ抑制部403内の吸収体13が押さえられているため、変形しづらいものとなっている。したがって、吸収体13の長手方向に対して斜め方向に引っ張り力が発生しても、吸収体13は、溝501の剛性で斜めにしわがよりにくい上に、型崩れ抑制部403は変形しづらいので、結果として斜め方向に関する変形が抑制されることとなる。故に、脚の前後運動によっても、吸収体13が大きくよれて型崩れすることがない。吸収体13がよれないので、股下へのフィット性を維持でき、体液漏れが起こりにくい。また、変形によって、吸収体13が切れてしまうことも抑制できるので、吸収性を維持できる。
なお、本実施形態では、溝形成領域N1は、吸収体13の前身頃部分M1から後身頃部分M3に渡って延びるものであるが、本発明はこれに限らない。すなわち、溝形成領域N1は、股下部分M2のみに形成されているものであってもよい。また、溝形成領域N1は、吸収体13の長手方向端部に形成されないものであってもよい。ウエスト部分に近い部分は、ウエストギャザーによって皮膚と密着するので、溝501の硬い部分が皮膚に当たらないようにすることで、着用感が向上する。
本実施形態に係る使い捨ておむつ10は、コアラップ15で包まれた吸収体13の表面にトップシート14を積層した構成で、吸収体13、トップシート14およびコアラップ15を一体として圧縮し、溝501を形成するものである。すなわち、トップシート14は溝501に密着した状態で強固に固定されることとなる。このように、トップシート14も共に圧縮することにより、トップシート14にも型崩れ抑制部403が形成され、歩行時の動きに対し、吸収体13のよれや偏りが抑制される。
図7は、本実施形態に係る吸収体13上面の溝501の一部(図5中の破線楕円Qで取り囲んだ吸収体13の溝501)を表す拡大図である。
溝501は、複数の凹部502が間隔L1を空けて配列されることにより構成されることができる。凹部502は例えば四辺形状であり、同形状のエンボス型で吸収体13を圧縮することにより形成される。間隔L1は、約2mmである。また、凹部の長さL2は約2.4mmである。また凹部の幅L3は、約2mmである。L1、L2およびL3は、それぞれ1mm≦L1≦5mm、1mm≦L2≦50mm、および1mm≦L3≦5mmの範囲が好ましい。なお、凹部502は模式的に示したものであり、その数や大きさは、この範囲に従う。
凹部502は間隔L1を空けて配列されているが、隣接する凹部502間の隙間701は、溝501で挟まれた型崩れ抑制部403よりも凹んでいる。すなわち、凹部502を形成する際の圧縮に伴って、この隙間701部分の吸収体13が引っ張られ、凹部502は型崩れ抑制部403に比べて凹むこととなる。したがって、凹部502と隙間701との間に高低差はあるが、いずれも非圧縮部分に比べて低く、全体として型崩れ抑制部403よりも低い溝501を形成することとなる。
このような、間欠的なエンボス加工により構成される溝501において、圧縮率は、凹部502の部分で、その周辺の非圧縮部分と比べて約4から7倍程度が好ましいが、この範囲に限定されるものではなく、吸収体13の材質や吸収する液体に応じて、他の範囲も含むものである。
このように、溝501は、間欠的なエンボス加工によって構成することができる。これにより、脚の前後運動等に起因する吸収体のよれや変形を抑制することができる。加えて、溝501のエンボス加工が間欠的である場合は、溝501自身も曲がりやすくなり、より身体にフィットするとともに、身体の動きに追従しやすくなり、ごわつき感を抑制することができる。
次に、図5ないし図7を用いて、本実施形態に係る使い捨ておむつ10で尿を補足するときの尿の吸収の仕方について説明する。
まず、吸収体13の中央領域に多量の尿が出てくると、尿の一部が吸収体13の中央領域で吸収される。そして、吸収体13の中央領域で尿が吸収されると同時に、吸収体13の中央領域の溝501aおよび溝501bを通って放射状に尿が拡散する。
一例として、図5の吸収体13の股下部分M2から前身頃部分M1に延在する線分ABで表す溝501b上において、中心点O周辺に接した尿が、点Aから股下部分M2および前身頃部分M1の境界線上の点Cを通って点Bの方向へ尿が拡散する。このとき、股下部分M2の吸収量が前身頃部分M1の吸収量よりも低いため、股下部分M2に取り込まれた尿が前身頃部分M1に引き込まれやすくなっている。
このように、吸収体13の表面に、股下部分M2から吸収体13の周囲方向へ放射状に延在する溝501が形成され、かつ、股下部分M2の吸収量が前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収量よりも低く形成されていることにより、吸収体13の尿の拡散性を高めつつ、吸収体13全体の吸収性を向上させることができる。また、溝501は、吸収体13の周囲の上下端部および左右両側縁部まで到達していないため、体液が溝501を伝ってウエスト周り開口部10Wおよび脚周り開口部10Lから漏れることを防ぐことができる。
本実施形態では、吸収体13の中央領域とは、吸収体13の長手方向では、着用時の股下領域10Cに位置する股下部分M2を表し、吸収体13の幅方向では、長手方向に平行な中心線である仮想線Pを挟む溝形成領域N1を表すが、この領域に限られない。
これにより、使い捨ておむつ10の尿等の体液の拡散性を高め、吸収体13全体として体液の吸収効率および吸収体の利用率を高めることができる。そして、理論上吸収体13表面の10割近くを使用することが可能となる。なお、本実施形態では、複数の凹部502が間欠的に配列されて溝501を形成しているが、1本の溝501が1つの連続的に連なった凹部から形成されていてもよい。
[実施形態2]
図8は、本発明の実施形態2に係る使い捨ておむつ10の吸収体13のトップシート14側の面を上とした上面図である。本実施形態の吸収体13の形状が実施形態1の吸収体13の形状と相違する点は、吸収体13の吸収量勾配が中心点Oから周囲方向に向かって3段階に変化し、吸収体13表面の溝501が吸収体13の周囲の上下端部および左右両側縁部まで到達している点である。
本実施形態の吸収体13は、股下部分M2内の中心部MOから前身頃部分M1および後身頃部分M3の方向へ吸収量勾配がつけられている。具体的には、中心部MOの吸収体13の吸収量は、0.5g/cm2であり、股下部分M2の吸収体13の吸収量は、1.2g/cm2であり、前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収体13の吸収量は、3g/cm2である。なお、中心部MOの吸収体13の吸収量は、0.5〜1.0g/cm2が好ましく、股下部分M2の吸収体13の吸収量は、1.0〜1.5g/cm2が好ましく、前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収体13の吸収量は、1.5〜3.5g/cm2が好ましい。
本実施形態の吸収体13は、実施形態1の吸収体13と同様の構成を備えることにより、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、股下部分M2内の中心部MOの吸収量が股下部分M2の吸収量よりもさらに低く形成されていることにより、中心部MOから前身頃部分M1および後身頃部分M3の方向へ吸収量勾配を細かくつけることで、排泄された尿を中心部MOから素早く前身頃部分M1および後身頃部分M3に拡散させることができる。
一例として、図8の吸収体13の股下部分M2内の中心部MOから前身頃部分M1に延在する線分ABで表す溝501b上において、中心点O周辺に接した尿が、点Aから中心部MOおよび股下部分M2の境界線上の点Dを通り、股下部分M2および前身頃部分M1の境界線上の点Cを通って点Bの方向へ尿が拡散する。
さらに、本実施形態の吸収体13は、吸収体13表面の溝501が吸収体13の周囲の上下端部および左右両側縁部まで到達していることにより、吸収体13の上下端部および左右両側縁部の周辺まで有効に利用することができる。
[実施形態3]
図9は、本発明の実施形態3に係る使い捨ておむつ10の吸収体13のトップシート14側の面を上とした上面図である。本実施形態の吸収体13の形状が実施形態1および2の吸収体13の形状と特に相違する点は、吸収体13の表面に、中心点Oから半径R1の円周状の溝903を形成している点である。
図9に示すように、本実施形態の吸収体13は、実施形態1および2と同様に、中心部MOから吸収体13の周囲方向へ延在する溝901が形成されている。
ここで、仮想線Pに対して、図9中の幅方向右側に形成された溝を溝901aとし、図9中の幅方向左側に形成された溝を溝901bとし、図9中の仮想線P上に形成された溝を溝901cとする。このとき、仮想線Pに最も隣接した溝901aは、仮想線Pに対して傾斜角度α2で傾斜している。一方、仮想線Pに最も隣接した溝901bは、仮想線Pに対して傾斜角度β2で傾斜している。なお、傾斜角度α2およびβ2は、15°であり、10°〜40°の範囲が好ましい。本実施形態では、傾斜角度α2およびβ2は同じ角度であるが、本発明はこれに限らず、各溝901の傾斜角度が異なるものであってもよい。
溝903の中心点Oからの半径R1は、12mmであり、10〜40mmの範囲が好ましい。そして、溝903は、複数の溝901と中央部MOで連通されている。これにより、中心部MOに排泄された尿等の体液が溝903を通って、複数の溝901に流れるため、より拡散性を高めることができる。
本実施形態の吸収体13は、吸収体13の表面に、股下部分M2から吸収体13の周囲方向へ放射状に延在する溝901が形成され、かつ、股下部分M2の吸収量が前身頃部分M1および後身頃部分M3の吸収量よりも低く形成されていることにより、実施形態1および2と同様に、吸収体13の尿の拡散性を高めつつ、吸収体13全体の吸収性を向上させることができる。
また、本実施形態では、吸収体13の中心部MOに円周状の溝903を形成し、溝903と中心部MOから放射状に延在する溝901とが連通していることにより、中心部MOに排泄された尿等の体液が溝903を通って複数の溝901に流れるので、複数の溝901を有効に活用することができる。さらに、本実施形態の吸収体13は、実施形態2と同様に、吸収体13表面の溝901が吸収体13の周囲の上下端部および左右両側縁部まで到達していることにより、吸収体13の上下端部および左右両側縁部の周辺まで有効に利用することができる。
本発明の放射状の溝は、上記実施形態で表した本数に限らないが、6〜30本が好ましく、吸収体の周囲の上下端部および左右両側縁部まで到達しているものであっても到達してないものであってもよい。また、本発明の凹部の形状は、四辺形状に限らず、様々な形を用いてよい。例えば、円、楕円、正方形、三角形などである。これら、いずれの形においても、溝を吸収体の表面に形成することができればよい。なお、上記実施形態では、各凹部の幅や深さ等の数値は、各凹部中においてその幅や深さが最大値近傍となる中央付近を基準として測定したものである。このように、各凹部の幅や深さ等の数値は、各凹部の中心付近を基準として測定した値を用いるのが原則であるが、各凹部の形状が複雑である場合などにおいては、各凹部の他の部分を、幅や深さ等数値の測定基準としてもよい。
本発明の使い捨ておむつの構造は、上述したようなパンツ型に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に規定された吸収性物品の構成を含むおむつであれば、どのような構成であってもよい。例えば、周知の展開型の使い捨ておむつや、尿漏れパッドなどであっても本発明を適用可能である。
加えて、本発明は、乳幼児向けのおむつに限らず、成人向けおむつ、尿漏れパッドなど、各種の吸収性物品および吸収性本体に適用可能である。
10 使い捨ておむつ
10F 前身頃領域
10R 後身頃領域
10C 股下領域
10W ウエスト周り開口部
10L 脚周り開口部
10J 閉じ合わせ部
11 カバーシート
11A 切欠き部
12 バックシート(裏面シート)
13 吸収体
13a 吸収体の切欠き部
14 トップシート(表面シート)
15 コアラップ
16、17、19 糸ゴム
18 サイドシート
401、502 凹部
402、501(501a、501b)、901(901a、901b、901c)、
903 溝
403 型崩れ抑制部
404、601 輪郭線
701 隙間
M1 前身頃部分
M2 股下部分
M3 後身頃部分
MO 中心部
H1 中心部の幅
R1 中心部の半径

Claims (7)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配された吸収体と、を備える吸収性物品であって、
    前記吸収性物品には、前記吸収体および前記表面シートを共に圧搾することで複数の凹部が形成され、
    前記複数の凹部は、前記吸収体の中心部から前記吸収体の周囲方向へ放射状に延在する溝を形成するように、且つ前記中心部から前記吸収体の長手方向端部まで直線状に延在する溝を含んで形成するように、間欠的に配列し、
    前記中心部を含む中央領域の前記吸収体の吸収量は、前記中央領域を挟む両端領域の前記吸収体の吸収量よりも低いことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記中心部の前記吸収体の吸収量は、前記中央領域の前記吸収体の吸収量よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記複数の凹部は、前記吸収体の周囲方向の端部まで到達する溝を形成するように配列していることを特徴とする請求項1または2項に記載の吸収性物品。
  4. 前記複数の凹部は、前記吸収体の中心部に円周状の溝をさらに形成するように配列し、
    前記円周状の溝と前記放射状に延在する溝とが連通していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記複数の凹部は、前記中心部に前記凹部が存在しないように配列していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記複数の凹部は、互いに重ならないように配列していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記吸収体は、前記凹部の底部と前記裏面シートとの間に介在していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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