JP6556398B1 - 診断装置および閾値作成方法 - Google Patents

診断装置および閾値作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6556398B1
JP6556398B1 JP2019500689A JP2019500689A JP6556398B1 JP 6556398 B1 JP6556398 B1 JP 6556398B1 JP 2019500689 A JP2019500689 A JP 2019500689A JP 2019500689 A JP2019500689 A JP 2019500689A JP 6556398 B1 JP6556398 B1 JP 6556398B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
mechanical device
unit
degree
measurement data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019500689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019186663A1 (ja
Inventor
大記 角田
大記 角田
今中 晶
晶 今中
覚 寺島
覚 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6556398B1 publication Critical patent/JP6556398B1/ja
Publication of JPWO2019186663A1 publication Critical patent/JPWO2019186663A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

本発明は、機械装置(1)を駆動するモータ(12)の劣化度を診断する診断装置(20)であって、機械装置(1)に取り付けられたセンサ(13,14)による測定結果を示す測定データを解析するデータ解析部(22)と、加工条件を調整して劣化させたモータである加工モータにより機械装置(1)を駆動させた場合のデータ解析部(22)における解析結果に基づいて、診断対象のモータの劣化度の診断で使用する、加工条件に対応した閾値を作成する閾値作成部(23)と、を備える。

Description

本発明は、モータの診断を行う診断装置および閾値作成方法に関する。
モータによって駆動される機械装置の異常を診断するためには、定期的な点検および監視を数年、場合によっては数十年という時間を掛けて、機械装置の音または振動といった物理量を、作業者が識別することで判断する必要があった。すなわち、作業者は、かなりの時間をかけ、定期的な点検で得られる音または振動といった物理量の変化を確認し、主観的な判断基準によって異常判定を行っていた。
例えば、モータの異常を判定する発明が特許文献1で開示されている。特許文献1に記載された発明は、使用初期におけるモータから得られるデータと、使用開始から一定期間経過して劣化が進んだモータから得られるデータとに基づいて決定した閾値を使用して、異常を判定する。
特開平10−288546号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、使用開始から一定期間経過してある程度劣化したモータが必要となるため、異常判定に用いる閾値を作成するのに長い時間を要する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動作の診断に用いる閾値の作成に要する時間を短縮することが可能な診断装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、機械装置を駆動するモータの劣化度を診断する診断装置であり、機械装置に取り付けられたセンサによる測定結果を示す測定データを解析するデータ解析部を備える。また、診断装置は、加工条件を調整して劣化させたモータであり劣化度が既知の加工モータ機械装置を駆動させた場合にセンサから出力される測定データをデータ解析部が解析した結果に基づいて、診断対象のモータの劣化度の診断で使用する、加工条件に対応した閾値を作成する閾値作成部を備える。また、診断装置は、診断対象のモータにより機械装置を駆動させた場合のデータ解析部における解析結果と閾値とに基づいて、診断対象のモータの劣化度を診断する動作診断部を備える。機械装置には複数種類のセンサが取り付けられ、データ解析部は、異なる加工程度のモータのそれぞれ機械装置を駆動させた場合の複数の測定データであって、機械装置に取り付けられたセンサのうち、ユーザにより指定された種類のセンサから出力される測定データを解析する。閾値作成部は、複数の測定データそれぞれについての解析結果に基づいて、それぞれが異なる加工程度のモータのいずれか一つに対応する複数の閾値、を作成する。
本発明にかかる診断装置は、動作の診断に用いる閾値の作成に要する時間を短縮できる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる機械装置の構成例を示す図 実施の形態にかかる診断装置を実現するハードウェアの構成例を示す図 測定データを生成するセンサの取付位置を決定する手順の一例を示すフローチャート 実施の形態にかかる診断装置が機械装置の動作の診断に用いる閾値を作成する動作の一例を示すフローチャート 実施の形態にかかる診断装置が機械装置の動作を診断する動作の一例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる診断装置および閾値作成方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる機械装置の構成例を示す図である。実施の形態にかかる機械装置1は、制御部11、モータ12および本実施の形態にかかる診断装置20を備える。また、機械装置1にはセンサ13および14が取り付けられる。センサ13および14が測定を行って得られる測定データは診断装置20に入力される。なお、本実施の形態では機械装置1が診断装置20を含む構成例について説明を行うが、機械装置1の外部に診断装置20が存在する構成としても構わない。
センサ13および14は、振動、音、機械装置1が有する駆動軸の偏心、駆動軸の位相の振れ、駆動軸の速度リップル、モータ12に流れる電流などの物理量を検出するために取り付けられる。センサ13および14としては、振動を検出する加速度センサ、音を検出するマイクロフォン、駆動軸の偏心および位相の振れを検出するレーザードップラ、駆動軸の速度リップルを検出するエンコーダ、電流を検出する電流計などが例示できる。すなわち、センサ13および14は、振動を電気信号に変換する圧電型等の公知の接触式及び非接触式の各種検出器を使用することができ、振動の検出形式も、加速度式、速度式、変位式等の適宜形式のものが採用可能である。また、振動を検出する装置としては、ほかにも、AE(Acoustic Emission)センサ、超音波センサ、ショックパルスセンサ等の振動に起因して発生する物理量を電気信号化できるものを用いることもできる。これらのセンサの中から使用するセンサを選択できるよう、機械装置1を構成してもよい。センサを選択可能とする場合のメリットは、コスト、外乱ノイズの耐性およびセンサ応答が選択可能となり、顧客の機械装置に柔軟に対応できるようになることである。
制御部11は、機械装置1の駆動装置であるモータ12を制御する。モータ12は、制御部11からの指示に従い機械装置1を駆動する。なお、機械装置1は、モータ12の交換が可能に構成されている。
診断装置20は、データ処理部21および表示部26を備える。データ処理部21は、機械装置1の動作によるモータの診断に用いる閾値の作成、および、作成した閾値を使用して機械装置1の動作診断を行う。データ処理部21は、データ解析部22、閾値作成部23、記憶部24および動作診断部25を備える。データ処理部21を構成する各部の説明については後述する。表示部26は、データ処理部21で機械装置1の動作診断が行われると、機械装置1の動作診断結果を表示する。
データ処理部21を構成する各部の動作を説明する。データ解析部22には、センサ13および14から測定データが入力され、データ解析部22は、入力された各測定データを解析する。データ解析部22は、解析結果を閾値作成部23または動作診断部25に出力する。データ解析部22は、閾値作成部23で閾値が作成済ではない状態のときは解析結果を閾値作成部23に出力し、閾値作成部23で閾値が作成済の状態のときは解析結果を動作診断部25に出力する。
ここで、測定データの解析結果とは、センサ13あるいは14により検出された測定データから求められた振動の大きさ、振動の周波数成分に関する情報が挙げられる。
閾値作成部23は、データ解析部22から入力された解析結果に基づいて、機械装置1の動作の診断で使用する閾値を作成する。閾値作成部23は、使用初期の劣化していないモータである第1のモータがモータ12として取り付けられ、駆動しているときに得られた測定データの解析結果である第1の解析結果と、使用を開始する前の劣化していないモータを加工して劣化させたモータである第2のモータがモータ12として取り付けられ、駆動しているときに得られた測定データの解析結果である第2の解析結果とを用いて閾値を作成する。
記憶部24は、閾値作成部23で作成された閾値、第1のモータの情報および第2のモータの情報等を保持する。ここで、第1あるいは第2のモータの情報とは、加工状況に関する情報である。例えば、第1のモータの情報としては、使用初期であることの情報が挙げられる。また、例えば、第2のモータの情報としては、第2のモータの加工の程度、すなわち劣化の程度が挙げられる。また、第1あるいは第2のモータの情報として、第1あるいは第2のモータがモータ12として取り付けられ、機械装置が駆動しているときに得られた測定データまたは解析結果が挙げられる。
動作診断部25は、データ解析部22から入力された解析結果と、閾値作成部23で作成された閾値とに基づいて、機械装置1が正常に動作するか否かを診断する。
次に、診断装置20を実現するハードウェアの構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる診断装置20を実現するハードウェアの構成例を示す図である。診断装置20は、プロセッサ101、メモリ102および表示装置103により実現される。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)等である。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等である。メモリ102は、プロセッサ101によって実行されるプログラムおよびプロセッサ101が使用する各種データを保持する。メモリ102は、プロセッサ101が各種処理を実行する際のワーク用メモリとしても使用される。また、メモリ102は、記憶部24を構成する。表示装置103は、液晶モニタ、ディスプレイなどであり、表示部26を実現する。
図2に示したプロセッサ101およびメモリ102を用いて診断装置20のデータ解析部22、閾値作成部23および動作診断部25を実現する場合、これら各部の機能を実現するためのプログラムをメモリ102が記憶しておき、メモリ102が記憶しているプログラムをプロセッサ101が読み出して実行する。
上述したように、機械装置1に取り付けられるモータ12は交換が可能であり、大きく分けて3種類のモータがモータ12として取り付けられる。1種類目のモータは、使用初期の劣化していないモータであり上述した第1のモータである。2種類目のモータは、劣化していないモータを加工して人為的に劣化させたモータであり上述した第2のモータである。これらの劣化していないモータおよび劣化させたモータは、閾値作成部23が閾値を作成する際に必要な解析結果を得る場合に機械装置1に取り付けられる。3種類目のモータは、劣化しているか否かが分からない診断対象のモータである。
ここで、加工を行い劣化させたモータ(以下、加工モータとする)について説明する。加工モータは、予め振動量等が大きくなるように異常の程度を制御しながら加工されたモータである。加工モータは、例えば、過去に故障したモータのデータ分析結果より故障モードを分類し、分類ごとに適合した故障モードを持つモータであり、加工の程度をモータ製造メーカで調整したものである。このため、加工モータは劣化の程度すなわち異常の度合いが明確となるので閾値を作成するにあたり精度を保証することが可能となる。
予め振動量等が大きくなるように加工した加工モータは、電食、ベアリングへの異物混入や異物を混入したグリスの使用、ベアリング切削、ドリルによるベアリングの外輪及び内輪への穴あけ、軸受当たり面のブラケットの切削といった加工により作成する。実際のモータ駆動環境においては、故障モードとして最も多いのがベアリングの異常であり、ベアリング異常の原因としては、電食の他にもグリス漏れ、フレーキングなどが挙げられる。
例えば、電食によって加工された加工モータは、外部電源を用いて回転しているモータの軸からモータのフレームに対して電流を流してベアリングを劣化させることにより作成する。加工の程度の規定は、モータの工場出荷試験における基準値として設定された振動量等を基準として例えば3段階程度に分類し、電流の通電時間とモータ振動量の大きさとの関係から決定する。一例として、加工程度の規定を‘大’、‘中’および‘小’の3段階の異常度とする場合、異常度‘小’のモータは1時間の電流通電により加工された結果、モータ振動量が基準の2倍となるようなものを指し、異常度‘中’のモータは2時間の電流通電により加工された結果、モータ振動量が基準の3倍となるようなものを指し、異常度‘大’のモータは3時間の電流通電により加工された結果、モータ振動量が基準の4倍となるようなものを指す。
上述した電食によって加工された加工モータについては、異常度および振動量が規定値として銘板および仕様書に記載される。ただし、この規定値はモータごとに使用されるベアリングが異なるので変化させる必要があり固定値ではない。また、加工の程度を3段階としたが、3段階に限る必要はなく、2段階であってもよいし、3段階より大きくてもよいことは言うまでもない。さらに、予め振動量等が大きくなるように加工したモータを例として記載したがこれに限定されない。加工モータは、振動量の他に、騒音量、軸の偏心量、軸の位相の振れ、軸の速度リップル、電流の大きさといった、センサ13および14で検出される値が異常値となるように加工したモータとすることも可能である。電食によって加工された加工モータ以外の加工モータの例を以下に示す。
異物または異物を混入したグリスによって加工された加工モータは、ベアリングに異物が混入した状態、または、グリスに異物が混入した状態でモータを回すことによりベアリングを劣化させて作成する。この場合、ベアリングよりも硬い異物の荒さまたは細かさを示す粒度、異物の数、グリスのちょう度、および異物が混入した状態でモータを回す時間といった加工条件の中の少なくとも1つを変えた加工を行うことにより、加工程度が異なる複数種類の加工モータを作成する。加工程度の規定は、モータの工場出荷試験における基準値として設定された振動量等を基準として例えば3段階程度に分類し、異物の粒度とモータ振動量の大きさとの関係から決定する。一例として、加工程度の規定を‘大’、‘中’および‘小’の3段階の異常度とする場合、異常度‘小’の加工モータは粒度1mmの異物が混入した状態で一定時間モータを回して加工を行った結果、モータ振動量が基準の2倍となるようなものを指し、異常度‘中’の加工モータは粒度2mmの異物が混入した状態で一定時間モータを回して加工を行った結果、モータ振動量が基準の3倍となるようなものを指し、異常度‘大’の加工モータは粒度3mmの異物が混入した状態で一定時間モータを回して加工を行った結果、モータ振動量が基準の4倍となるようなものを指す。
また、ベアリング切削によって加工された加工モータは、切削面積、切削の深さ、および加工する場所といった加工条件の中の少なくとも1つを変えた加工を行うことにより、劣化程度の異なる複数の加工モータを作成することができる。加工程度の規定は、モータの工場出荷試験における基準値として設定された振動量等を基準として例えば3段階程度に分類し、加工面積とモータ振動量の大きさとの関係から決定する。一例として、加工程度の規定を‘大’、‘中’および‘小’の3段階の異常度とする場合、異常度‘小’の加工モータは加工面積3cm2の加工を行った結果、モータ振動量が基準の2倍となるようなものを指し、異常度‘中’の加工モータは加工面積4cm2の加工を行った結果、モータ振動量が基準の3倍となるようなものを指し、異常度‘大’の加工モータは加工面積5cm2の加工を行った結果、モータ振動量が基準の4倍となるようなものを指す。
また、ドリルによるベアリングの外輪及び内輪への穴あけによって加工された加工モータは、穴の数、穴の偏りおよび穴の幅といった加工条件の中の少なくとも1つを変えた加工を行うことにより作成する。加工程度の規定は、モータの工場出荷試験における基準値として設定された振動量等を基準として例えば3段階程度に分類し、穴の数とモータ振動量の大きさとの関係から決定する。一例として、加工程度の規定を‘大’、‘中’および‘小’の3段階の異常度とする場合、異常度‘小’の加工モータは穴の数10個とする加工を行った結果、モータ振動量が基準の2倍となるようなものを指し、異常度‘中’の加工モータは穴の数40個とする加工を行った結果、モータ振動量が基準の3倍となるようなものを指し、異常度‘大’の加工モータは穴の数100個とする加工を行った結果、モータ振動量が基準の4倍となるようなものを指す。
また、軸受当たり面のブラケットの切削によって加工された加工モータは、切削面積、切削の深さ、および加工する場所といった加工条件の中の少なくとも1つを変えた加工を行うことにより作成する。加工程度の規定は、モータの工場出荷試験における基準値として設定された振動量等を基準として例えば3段階程度に分類し、加工面積とモータ振動量の大きさとの関係から決定する。一例として、加工程度の規定を‘大’、‘中’および‘小’の3段階の異常度とする場合、異常度‘小’の加工モータは加工面積3cm2の加工を行った結果、モータ振動量が基準の2倍となるようなものを指し、異常度‘中’の加工モータは加工面積4cm2の加工を行った結果、モータ振動量が基準の3倍となるようなものを指し、異常度‘大’の加工モータは加工面積5cm2の加工を行った結果、モータ振動量が基準の4倍となるようなものを指す。
上記の加工以外に通常の製品作成工程にないことを行った場合も加工とみなすことができる。すなわち、加工条件としては上記の加工方法以外であってもよい。
上述した加工により、例えばモータ製造メーカは、加工条件を調整することによってモータの劣化を制御し、モータの振動量等の劣化特性を把握することができる。
ここで、製造されたモータを購入したユーザは、モータを単独で使用するのではなく、例えば工場の製造ラインに設けられる機械装置に組み込んで使用する。そのため、モータの劣化診断を機械装置から取り出して実施する必要があると、モータ劣化の診断工程にコストおよび時間がかかってしまう。したがって、ユーザは機械装置にモータを組み込んだ状態でモータ劣化の診断を実施することが望ましい。
そこで、本実施の形態では、モータ12が組み込まれた機械装置1の振動などの動作を測定することによって、モータ12の劣化を診断する。
本実施の形態では、モータ12の異常度が大きく、モータの振動量が大きい場合であっても、機械装置1に異常度の大きいモータ12が組み込まれた状態での機械装置1の振動量が大きいとは限らない。また、機械装置1のどこにセンサ13あるいは14が取り付けられるかによって、センサ13あるいは14が検出する機械装置1の振動量は異なる。そこで、本実施の形態では、以下に示す方法でセンサ13および14の取付位置を決定する。
診断装置20のデータ処理部21が機械装置1の動作の診断に用いる閾値の作成、および、機械装置1の動作診断を行う際に使用する測定データは、機械装置1に設けられたモータ12が劣化しているか否かを高精度に判定できるよう、モータ12が劣化する前に得られる正常時の測定データとモータ12が劣化した後に得られる異常時の測定データとの違いが顕著に現れることが望ましい。すなわち、測定データを出力するセンサ13および14は、機械装置1が正常動作している時に得られる測定データと機械装置1が異常動作している時に得られる測定データとの差が顕著に現れる位置に取り付けられることが望ましい。測定データを出力するセンサ13および14の取付位置は、例えば以下に示す手順で決定する。
図3は、測定データを生成するセンサの取付位置を決定する手順の一例を示すフローチャートである。図3は、診断装置20のデータ処理部21が1つのセンサから得られる測定データを使用して機械装置1の動作診断に用いる閾値の作成および機械装置1の動作診断を行う場合のセンサの取付位置を決定する手順の例を示している。
図3に示したように、診断装置20を使用する作業者は、まず、上述した加工方法にて劣化させた加工モータをモータ12として機械装置1に取り付け(ステップS11)、次に、2つ以上のセンサを機械装置1に取り付ける(ステップS12)。取り付ける2つ以上のセンサは同一種類のセンサとし、例えば加速度センサとする。センサの取付位置は、例えば、モータ12が駆動した状態で得られる測定データの値が大きくなると予測される位置とする。次に、作業者は、モータ12を駆動させて機械装置1を動作させる(ステップS13)。そして、作業者は、異常が最も顕著に現れる測定データを出力するセンサを特定してセンサの取付位置に決定する(ステップS14)。異常が最も顕著に現れる測定データとは、値が最も大きな測定データである。一般的に、測定データの値が大きい場合、正常時の測定データと異常時の測定データとの差が大きくなる。各センサから出力される測定データの比較は、例えば、各測定データを表示部26に表示させる機能を診断装置20に持たせ、表示部26に表示された各測定データの中から作業者が特定してもよいし、複数の測定データの中の最大値を特定して表示部26に表示させる機能を診断装置20に持たせてもよい。
なお、センサの取付位置は、機械装置1が正常動作しているか否かを判別可能な測定データが得られる位置であればよく、図3に示した手順で決定することが必須ではない。また、診断装置20のデータ処理部21が2つのセンサから得られる測定データを使用して動作診断を行う場合、上記のステップS14において、値が最大の測定データが得られるセンサの取付位置および値が2番目に大きな測定データが得られるセンサの取付位置を特定すればよい。
次に、診断装置20が機械装置1の動作の診断に用いる閾値を作成する動作、および、機械装置1の動作を診断する動作について説明する。本実施の形態では、センサ13から得られる測定データがセンサ14から得られる測定データよりも大きく、診断装置20はセンサ13から得られる測定データを使用して閾値の作成および機械装置1の動作診断を行うものとする。
図4は、本実施の形態にかかる診断装置20が機械装置1の動作の診断に用いる閾値を作成する動作の一例を示すフローチャートである。
まず、初期状態のモータ、すなわち、製造されてから使用を開始する前の劣化していない状態のモータをモータ12として機械装置1に取り付ける(ステップS21)。その後、制御部11がモータ12を動作させるための駆動電圧を出力して機械装置1を動作させる(ステップS22)。このとき、制御部11は、例えば、ユーザが頻繁に運転することが想定される運転条件で機械装置1を動作させるための駆動電圧を生成して出力する。
この結果、初期状態のモータによって機械装置1が動作している状態でのセンサ13による測定結果を示す測定データがデータ解析部22に入力され、データ解析部22が測定データを解析する(ステップS23)。このとき、データ解析部22は、測定データの解析結果を閾値作成部23へ出力し、閾値作成部23は、データ解析部22から受け取った解析結果を保持する。なお、センサ13からデータ解析部22に入力される測定データはアナログデータであってもよいしデジタルデータであってもよい。
ここで、センサ13が例えば加速度センサの場合、例えば、データ解析部22は、測定データが示す振動の大きさ(振動OA(Over All)値)を算出し、算出した大きさを解析結果として閾値作成部23に出力する。または、データ解析部22は、測定データを周波数解析し、得られた機械装置特有の周波数を解析結果として閾値作成部23に出力する。
次に、作業者が、上記のステップS21で取り付けた初期状態のモータを取り外し、上述した加工モータをモータ12として機械装置1に取り付ける(ステップS24)。その後、制御部11がモータ12を動作させるための駆動電圧を出力して機械装置1を動作させる(ステップS25)。このステップS25において、制御部11は、上述したステップS22で生成した駆動電圧と同じ駆動電圧を生成して出力する。
この結果、加工モータによって機械装置1が動作している状態でのセンサ13による測定結果を示す測定データがデータ解析部22に入力され、データ解析部22が測定データを解析する(ステップS26)。このとき、データ解析部22は、上述したステップS23と同様に、測定データの解析結果を閾値作成部23へ出力する。閾値作成部23は、ステップS26を実行したデータ解析部22から解析結果を受け取ると、受け取った解析結果と、上記のステップS23が実行された時に受け取って保持しておいた解析結果とに基づいて、機械装置1の動作診断で使用する閾値を作成する(ステップS27)。例えば、データ解析部22による解析結果が振動の大きさを示す振動OA値の場合、閾値作成部23は、ステップS23においてデータ解析部22が作成した第1の振動OA値とステップS26においてデータ解析部22が作成した第2の振動OA値との差分を算出して閾値とする。閾値作成部23は、第1の振動OA値と第2の振動OA値の平均値を閾値としてもよい。閾値作成部23は、作成した閾値を記憶部24に出力し、記憶部24は閾値作成部23から受け取った閾値を保持する。また、閾値作成部23が作成した閾値に補正をかけることができるようにしてもよい。診断装置20は、例えば、作業者が補正係数の入力を行うための入力部などを備え、作業者から補正係数の入力があった場合、上記のステップS27で作成した閾値に補正係数を掛けて補正を行う。
本実施の形態では、加工条件を調整しながら加工された加工モータが複数種類存在するため、複数種類の加工モータの各々を使用して上述したステップS21〜S27を実行し、各加工モータに対応する複数種類の閾値を作成してもよい。診断装置20は、複数種類の閾値を使用して機械装置1の動作診断を行うため、動作異常の程度を判別することができる。
図5は、本実施の形態にかかる診断装置20が機械装置1に設けられたモータの動作を診断する動作の一例を示すフローチャートである。
動作診断に用いるモータは、劣化しているかどうかが不明の診断対象のモータである。すなわち、診断対象のモータは、使用初期の劣化していない状態のモータおよび加工モータのいずれにも該当しない第3のモータであり、ユーザが機械装置1に取り付けた状態で使用しているうちに、経時的に劣化している可能性のあるモータ、あるいは何らかの異常により劣化している可能性のあるモータである。まず、制御部11がモータ12を動作させるための駆動電圧を出力して機械装置1を動作させる(ステップS31)。制御部11は、上述した閾値作成動作のステップS22およびS25で生成した駆動電圧と同じ駆動電圧を生成して出力する。
この結果、動作診断に用いるモータによって機械装置1が動作している状態でのセンサ13による測定結果を示す測定データがデータ解析部22に入力され、データ解析部22が測定データを解析する(ステップS32)。このとき、データ解析部22は、上述した閾値作成動作のステップS23およびS26と同様の解析を行い、解析結果を動作診断部25に出力する。
動作診断部25は、データ解析部22による解析結果が入力されると、解析結果と記憶部24で保持されている閾値とに基づいて、第3のモータを使用する場合の機械装置1の動作を診断する(ステップS33)。例えば、動作診断部25は、解析結果と記憶部24で保持されている複数の閾値とを比較し、解析結果がいずれの閾値よりも小さい場合、機械装置1の動作が正常、すなわち、機械装置1に設けられた第3のモータが劣化していないと判定する。動作診断部25は、解析結果と記憶部24で保持されている複数の閾値とを比較し、解析結果がいずれの閾値よりも大きい場合、機械装置1の動作が異常、すなわち、機械装置1に設けられた第3のモータが劣化していると判定する。また、動作診断部25は、解析結果と記憶部24で保持されている複数の閾値とを比較し、解析結果が一部の閾値よりも大きい場合、機械装置1の動作が異常である可能性、すなわち、機械装置1に設けられた第3のモータが劣化している可能性があると判定する。動作診断部25は、例えばコンパレータを用いて解析結果と閾値とを比較する。
また、動作診断部25は、解析結果がいずれかの閾値よりも大きい場合、該当する閾値が示すモータの異常の程度から、第3のモータの異常の程度を判定することが可能である。例えば、記憶部24が異常度大、中、小の第2のモータを用いて作成された閾値を保持している場合に、第3のモータの解析結果が、異常度小の閾値および異常度中の閾値よりも大きく、異常度大の閾値よりも小さいとする。この場合、第3のモータの異常度が中程度であることが判定できる。
尚、異常度大、中、小に対するユーザの対応としては、例えば予めモータ製造メーカがモータ交換までの目安を示すことができ、この目安に沿って交換時期のスケジュールをユーザが計画することができる。
動作診断部25は、機械装置1に設けられたモータの診断結果である機械装置1の動作の診断結果を表示部26に出力し、表示部26は診断結果を表示する(ステップS34)。動作診断部25は、機械装置1の動作が異常である可能性があると判定した場合、解析結果と各閾値との比較結果に基づいて診断結果を異常度毎に複数の段階に分け、複数段階の診断結果を表示部26に出力し、表示部26は機械装置1の動作が異常である可能性を複数段階で表示するようにしてもよい。
例えば、作業者は、機械装置1の動作が異常である可能性があることを示す診断結果を表示部26が表示した場合、機械装置1の点検作業を実施し、機械装置1に設けられたモータが劣化していないかどうかを確認する。
上記の例では、診断装置20は、複数種類の加工モータを使用して複数の閾値を作成し、複数の閾値を使用して動作診断を行う場合について説明したが、動作診断で使用する閾値が1つであってもよい。
例えば、機械装置1の所有者であるユーザが、機械装置1の性能などに基づいて、製造メーカで加工された複数種類の加工モータの中の1つを選択し、診断装置20は、選択された加工モータを使用して閾値を作成して保持する。そして、診断装置20は、診断対象のモータが取り付けられた状態の機械装置1を動作させたときに得られる測定データを、保持している閾値と比較することにより機械装置1の動作診断を行い、モータの診断結果を表示する。診断装置20は、測定データが閾値を超えた場合、異常、すなわちモータが劣化していると判断する。
また、例えば、製造メーカが異常度を5段階に分けた加工モータを作製しているとする。異常度1が最も異常度が低く、すなわち加工モータの劣化の程度を表す劣化度が低いとし、異常度5が最も異常度が高い、すなわち加工モータの劣化度が高いとする。ユーザはそのうち、異常度3の加工モータと異常度5の加工モータを用いて、閾値を2つ作成する。異常度3の加工モータを用いて作成した閾値Aと、異常度5の加工モータを用いて作成した閾値Bとを、記憶部24に保持しておく。ユーザは、機械装置1の駆動のための第3のモータを購入し、機械装置1に組み込んで使用する。定期的な劣化診断等において、第3のモータを組込んだ機械装置1の動作を診断し、閾値Aに到達すると、交換モータの発注を開始する。さらに、閾値Bに到達すると、モータの交換作業を実施する。
以上のように、本実施の形態にかかる診断装置20は、加工を行って劣化させた状態のモータである加工モータを使用して機械装置1を動作させた場合にセンサが検出する測定データに基づいて、機械装置1に組み込まれたモータの診断で使用する閾値を作成する。これにより、機械装置1に組み込まれたモータの診断で使用する閾値の作成に要する時間を短縮化することができる。
また、機械装置1の動作診断で使用する閾値を作成する際に使用する加工モータは、加工の程度を制御しながら作製されたモータであるため、どの程度の劣化状態であるのかが明らかである。よって、動作異常か否かを診断するための閾値をモータの劣化状態を考慮して作成することが可能となる。診断装置20は劣化状態を考慮して作成した閾値を使用して機械装置1に組み込まれたモータが正常か否かを判定するため、判定精度を高めることができる。
本実施の形態では、モータ製造メーカが加工モータを作製し、モータを購入するユーザが劣化判断を実施するための閾値を作成し、劣化判断をユーザが実施するとして説明したが、ユーザが実施するとした工程は、ユーザによるものには限られない。例えば、モータ製造メーカのサービスマンが実施してもよい。
本実施の形態では、閾値作成のためのセンサ取付位置は、劣化していない使用初期の第1のモータを取り付けた場合と、劣化加工された第2のモータを取り付けた場合とで、機械装置1の振動の差が最も大きくなる位置を選択する例を示したが、この限りではない。例えば、モータの振動が検出されると予め推測される位置にセンサを取り付けてもよい。また、劣化加工された第2のモータを取り付けてモータを駆動した場合に、振動が検出できる位置にしてもよい。すなわち、第1のモータを必ずしも使用する必要はない。
本実施の形態では、閾値作成の際に、劣化していない使用初期の第1のモータを取り付けた場合と、劣化加工された第2のモータを取り付けた場合の差を閾値とする例を示した。この場合、診断対象の第3のモータを取り付けて検出された測定データの解析結果と、第1のモータを取り付けた場合の解析結果との差を閾値と比較することによって、劣化の診断を行うことになる。
しかしながら、劣化加工された第2のモータを取り付けた場合の解析結果から閾値を求め、診断対象の第3のモータを取り付けて検出された測定データの解析結果を当該閾値と比較することによって劣化診断を行ってもよい。すなわち、閾値作成および劣化診断の際に、第1のモータを取り付けた場合の解析結果を用いる必要はない。
従来、モータの劣化度を判断するためには、モータを機械装置から取り外し、製造メーカ等にモータを送付し、製造メーカが劣化診断を実施する等の方法がとられていた。本実施の形態では、モータを機械装置に組み込んだ状態で、モータの劣化度を診断することが可能なため、モータが使用されている現場でのモータ劣化判断が可能となる。さらに、モータを機械装置から取り外す必要がなく、モータの劣化診断の作業工程を少なくすることが可能となる。
本実施の形態では、機械装置にセンサを取り付けて機械装置の振動などからモータの劣化を判断したが、モータに直接センサを取り付けられる場合には、モータに取り付けてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 機械装置、11 制御部、12 モータ、13,14 センサ、20 診断装置、21 データ処理部、22 データ解析部、23 閾値作成部、24 記憶部、25 動作診断部、26 表示部。

Claims (3)

  1. 機械装置を駆動するモータの劣化度を診断する診断装置であって、
    前記機械装置に取り付けられたセンサによる測定結果を示す測定データを解析するデータ解析部と、
    加工条件を調整して劣化させたモータであり劣化度が既知の加工モータ前記機械装置を駆動させた場合に前記センサから出力される測定データを前記データ解析部が解析した結果に基づいて、診断対象のモータの劣化度の診断で使用する、前記加工条件に対応した閾値を作成する閾値作成部と、
    前記診断対象のモータにより前記機械装置を駆動させた場合の前記データ解析部における解析結果と前記閾値とに基づいて、前記診断対象のモータの劣化度を診断する動作診断部と、
    を備え、
    前記機械装置には複数種類のセンサが取り付けられ、
    前記データ解析部は、異なる加工程度のモータのそれぞれ前記機械装置を駆動させた場合の複数の測定データであって、前記機械装置に取り付けられたセンサのうち、ユーザにより指定された種類のセンサから出力される測定データを解析し、
    前記閾値作成部は、前記複数の測定データそれぞれについての解析結果に基づいて、それぞれが前記異なる加工程度のモータのいずれか一つに対応する複数の閾値、を作成する、
    ことを特徴とする診断装置。
  2. 前記動作診断部による診断結果を表示する表示部、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の診断装置。
  3. 診断装置が、機械装置を駆動するモータの劣化度の診断に用いる閾値を前記機械装置に取り付けられたセンサによる測定結果に基づいて作成する閾値作成方法であって、
    加工条件を調整して劣化させたモータである加工モータにより前記機械装置を駆動させた場合の前記センサによる測定結果を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップで取得した測定結果に基づいて前記閾値を作成する第2のステップと、
    を含み、
    前記機械装置には複数種類のセンサが取り付けられ、
    前記第1のステップでは、異なる加工程度のモータのそれぞれを使用して前記機械装置を駆動させた場合の複数の測定データであって、前記機械装置に取り付けられたセンサのうち、ユーザにより予め指定された種類のセンサによる測定結果を示す測定データを取得し、
    前記第2のステップでは、前記複数の測定データに基づいて、それぞれが前記異なる加工程度のモータのいずれか一つに対応する複数の閾値、を作成する、
    ことを特徴とする閾値作成方法。
JP2019500689A 2018-03-26 2018-03-26 診断装置および閾値作成方法 Active JP6556398B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/012213 WO2019186663A1 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 診断装置および閾値作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6556398B1 true JP6556398B1 (ja) 2019-08-07
JPWO2019186663A1 JPWO2019186663A1 (ja) 2020-04-30

Family

ID=67539817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019500689A Active JP6556398B1 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 診断装置および閾値作成方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6556398B1 (ja)
WO (1) WO2019186663A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021260764A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30 三菱電機株式会社 空気調和機および空気調和システム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61164138A (ja) * 1985-01-17 1986-07-24 Yoneken:Kk 機械作動部の異常検知方法
JPH03269221A (ja) * 1990-03-19 1991-11-29 Hitachi Ltd 回転機器の異常音診断装置
JP3333494B2 (ja) * 2000-05-10 2002-10-15 東京電力株式会社 装置の異常診断方法
JP2004063040A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Toshiba Corp 故障予報装置、故障予報機能を備えたディスク装置、故障予報方法、および故障予報プログラム
JP3966500B2 (ja) * 2002-01-29 2007-08-29 ダイハツ工業株式会社 異音による不良検査装置
WO2016175322A1 (ja) * 2015-04-30 2016-11-03 日本精工株式会社 異常診断システム
JP6192413B2 (ja) * 2013-08-01 2017-09-06 Ntn株式会社 軸受装置の振動解析方法、軸受装置の振動解析装置、および転がり軸受の状態監視装置
JP6246380B2 (ja) * 2014-09-11 2017-12-13 三菱電機株式会社 樹脂製緩衝器の点検方法および点検装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61164138A (ja) * 1985-01-17 1986-07-24 Yoneken:Kk 機械作動部の異常検知方法
JPH03269221A (ja) * 1990-03-19 1991-11-29 Hitachi Ltd 回転機器の異常音診断装置
JP3333494B2 (ja) * 2000-05-10 2002-10-15 東京電力株式会社 装置の異常診断方法
JP3966500B2 (ja) * 2002-01-29 2007-08-29 ダイハツ工業株式会社 異音による不良検査装置
JP2004063040A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Toshiba Corp 故障予報装置、故障予報機能を備えたディスク装置、故障予報方法、および故障予報プログラム
JP6192413B2 (ja) * 2013-08-01 2017-09-06 Ntn株式会社 軸受装置の振動解析方法、軸受装置の振動解析装置、および転がり軸受の状態監視装置
JP6246380B2 (ja) * 2014-09-11 2017-12-13 三菱電機株式会社 樹脂製緩衝器の点検方法および点検装置
WO2016175322A1 (ja) * 2015-04-30 2016-11-03 日本精工株式会社 異常診断システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019186663A1 (ja) 2020-04-30
WO2019186663A1 (ja) 2019-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5738711B2 (ja) 回転機械状態監視装置、回転機械状態監視方法及び回転機械状態監視プログラム
JP5039508B2 (ja) 回転機械装置の監視診断システム
WO2017168796A1 (ja) 回転機械系の異常検知方法、その異常検知方法を用いた回転機械系の異常監視方法、及びその異常監視方法を用いた回転機械系の異常監視装置
EP2538184A2 (en) Rule-based diagnostics apparatus and method for rotating machinery
JP2009109350A (ja) 回転機械装置の監視診断システム
JP2007010415A (ja) 軸受異常診断システム、軸受異常診断装置及び軸受異常診断方法
EP2538183A2 (en) Vibration severity analysis apparatus and method for rotating machinery
JP7185247B2 (ja) 機械の診断システム及び診断プログラム
WO2018025634A1 (ja) 送り軸の異常診断方法及び異常診断装置
JP6714806B2 (ja) 状態監視装置及び状態監視方法
JP2000513097A (ja) 電気モータ用のモデル・ベースの故障検出システム
JP6572955B2 (ja) 異常診断装置、異常診断方法、及び異常診断プログラム
KR101498527B1 (ko) 진동 주파수 분석 프로그램에 의한 발전소 회전설비상태 진단 시스템
EP2538182A2 (en) Severity analysis apparatus and method for shafts of rotating machinery
JP2019095346A (ja) 送り軸の異常診断方法及び異常診断装置
JP2018017689A (ja) 送り軸の異常判定方法
JP2016223788A (ja) 冷却ファン用音響診断装置
JP6556398B1 (ja) 診断装置および閾値作成方法
EP1227382A2 (en) Rolling stock diagnostic condition monitoring and on-line predictive maintenance
JP4031745B2 (ja) 歯車診断方法及び歯車診断装置
JP7361573B2 (ja) 送り軸装置の異常診断方法及び異常診断装置
JP4253104B2 (ja) 回転機械の異常診断方法
CN116352760A (zh) 晶圆机器人的机械性能诊断方法、装置、终端、介质及晶圆机器人
JP6744342B2 (ja) 工作機械の制御装置
US11897146B2 (en) Examination method for examining robot apparatus, control apparatus, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190109

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190109

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6556398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250